JPS61242256A - 滑り止めタイルおよびその製法 - Google Patents
滑り止めタイルおよびその製法Info
- Publication number
- JPS61242256A JPS61242256A JP8330285A JP8330285A JPS61242256A JP S61242256 A JPS61242256 A JP S61242256A JP 8330285 A JP8330285 A JP 8330285A JP 8330285 A JP8330285 A JP 8330285A JP S61242256 A JPS61242256 A JP S61242256A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip
- tile
- tile base
- weight
- base
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、吹付は模様の滑り止め用突起を有する。該突
起とタイル素地とが溶着一体化した滑り止めタイル、お
よびその製法に関する。
起とタイル素地とが溶着一体化した滑り止めタイル、お
よびその製法に関する。
従来の技術
従来のすべり止めタイルは、比較的硬い粗粒状の滑り止
め材5を使用し、これをタイル表面上に突出させたもの
である。従来の該タイルには、■タイル素地2中に粗粒
状の滑り止め材5をあらかじめ混入して成形することに
より、タイル表面に該滑り止め材5を突出させたもの(
第2図);■タイル素地2表面に樹脂6で滑シ止め材5
を固着したもの(第3図);■タイル素地2表面に滑り
止め拐5を釉薬7で固着したもの(第4図);■釉薬7
中に滑り止め材5をあらかじめ混入し、これをタイル素
地2表面に施釉し、焼成したもの(第5図);および■
滑9止め突起用の凹部を有する金型な用いて、タイル素
地をプレス成形したもの等が知られている。
め材5を使用し、これをタイル表面上に突出させたもの
である。従来の該タイルには、■タイル素地2中に粗粒
状の滑り止め材5をあらかじめ混入して成形することに
より、タイル表面に該滑り止め材5を突出させたもの(
第2図);■タイル素地2表面に樹脂6で滑シ止め材5
を固着したもの(第3図);■タイル素地2表面に滑り
止め拐5を釉薬7で固着したもの(第4図);■釉薬7
中に滑り止め材5をあらかじめ混入し、これをタイル素
地2表面に施釉し、焼成したもの(第5図);および■
滑9止め突起用の凹部を有する金型な用いて、タイル素
地をプレス成形したもの等が知られている。
発明の解決しようとする問題点
上記■の従来の滑り止めタイルにおいては、成形時に粗
粒状の滑り止め材によって、タイル素地の強度の低下お
よび金型の摩耗が生じる。上記■の従来例においては、
樹脂が耐候性、耐火性に劣るため、滑り止め材が離脱又
は剥離し、滑シ止めの機能が失われ易い。上記■の従来
例においては。
粒状の滑り止め材によって、タイル素地の強度の低下お
よび金型の摩耗が生じる。上記■の従来例においては、
樹脂が耐候性、耐火性に劣るため、滑り止め材が離脱又
は剥離し、滑シ止めの機能が失われ易い。上記■の従来
例においては。
滑り止め材を釉薬層表面に塗布するので、耐着性に劣り
また硬い粗粒状の滑り止め材により塗布装置の摩耗が生
じ易い。上記■の従来例においては。
また硬い粗粒状の滑り止め材により塗布装置の摩耗が生
じ易い。上記■の従来例においては。
滑り止め材により施釉装置に摩耗が生じ易く、また施釉
層に貫通孔が生じ易い。上記■の場合には金型が摩耗し
易くまた滑り止め用の突起が必然的に粗大なものとなる
。
層に貫通孔が生じ易い。上記■の場合には金型が摩耗し
易くまた滑り止め用の突起が必然的に粗大なものとなる
。
従って本発明の目的は、タイル製造用の装置を損傷させ
ることなく製造し得、且つ長期間の使用によっても滑り
止めの機能が消失されない、スプレー模様の突起を有す
る滑シ止めタイルを提供することにある。本発明の他の
目的は、かかる滑り止めタイルの製法を提供することに
ある。
ることなく製造し得、且つ長期間の使用によっても滑り
止めの機能が消失されない、スプレー模様の突起を有す
る滑シ止めタイルを提供することにある。本発明の他の
目的は、かかる滑り止めタイルの製法を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段
本発明者は、適度の間隔にて定位置に泥漿をスプレーす
るガンを用いて、粉体状のセラミック材料をタイル素地
表面に凹凸状に適用できることを見出し、更にタイル素
地と焼成一体化し得ることを見出した。
るガンを用いて、粉体状のセラミック材料をタイル素地
表面に凹凸状に適用できることを見出し、更にタイル素
地と焼成一体化し得ることを見出した。
本発明の滑り止めタイルは、セラミック系タイル素地の
表面上に一体化された凹凸状のスプレー模様を有するこ
とを特徴とする。
表面上に一体化された凹凸状のスプレー模様を有するこ
とを特徴とする。
上記の滑り止めタイルは、タイル素地成形体上に、該セ
ラミックタイル素地と熔着性の良いタイル素地系粉状材
料の泥漿を凹凸模様にスプレー塗布し、その後焼成する
ことにより製造し得る0なお、吹付は塗装された該突起
は、釉薬の場合とは異なり、焼成によって実質的に変形
することなく溶着一体化することが見出された。
ラミックタイル素地と熔着性の良いタイル素地系粉状材
料の泥漿を凹凸模様にスプレー塗布し、その後焼成する
ことにより製造し得る0なお、吹付は塗装された該突起
は、釉薬の場合とは異なり、焼成によって実質的に変形
することなく溶着一体化することが見出された。
本発明で使用するセラミックタイル素地の材料は1代表
的には、せっ器質(例えば重量基準でタルク63%、長
石30%、粘土7%)、磁器質(例えば重量基準で長石
70%、粘土30%、)又は陶器質(例えば重量基準で
ろう石45%、粘土45チ2石灰10%)であり得る。
的には、せっ器質(例えば重量基準でタルク63%、長
石30%、粘土7%)、磁器質(例えば重量基準で長石
70%、粘土30%、)又は陶器質(例えば重量基準で
ろう石45%、粘土45チ2石灰10%)であり得る。
上記の凹凸状の模様は、上記のタイル素地の材料と実質
的に同じ材料又は該タイル素地の材料と熔着性の良い他
のタイル素地材料又は化粧土から成シ得る。タイル素地
との熔着性の観点からは。
的に同じ材料又は該タイル素地の材料と熔着性の良い他
のタイル素地材料又は化粧土から成シ得る。タイル素地
との熔着性の観点からは。
一般的にタイル素地の材料と実質的に同種類の材料を使
用するのが好ましい。
用するのが好ましい。
また凹凸状の模様は、有効な滑シ止め作用を発揮する程
度の凹凸状の高さの差があることが必要である。一般に
、この高さの差は約0.3■以上であシ、好ましくは約
0.5〜約2.0 mである。凹凸状の該模様が化粧土
以外のタイル素地材料から成る場合には、該模様上にマ
ット釉等を施釉するのが外観および耐摩耗性の点から好
ましい。なお、施釉後に凸部表面の釉薬をふき取り焼成
して、タイル素地の凸部表面を露出させたタイルを得る
こともできる。
度の凹凸状の高さの差があることが必要である。一般に
、この高さの差は約0.3■以上であシ、好ましくは約
0.5〜約2.0 mである。凹凸状の該模様が化粧土
以外のタイル素地材料から成る場合には、該模様上にマ
ット釉等を施釉するのが外観および耐摩耗性の点から好
ましい。なお、施釉後に凸部表面の釉薬をふき取り焼成
して、タイル素地の凸部表面を露出させたタイルを得る
こともできる。
作用および効果
■タイル素地成形体と一体化された凹凸状のスプレー模
様により、滑り止め作用が発揮される。
様により、滑り止め作用が発揮される。
■該スプレー模様はタイル素地と同−材料又は該タイル
素地の材料と熔着性の良い他の材料から成るため、長期
間の使用後でも剥離することはない。
素地の材料と熔着性の良い他の材料から成るため、長期
間の使用後でも剥離することはない。
■従来のように粗粒子状の滑り止め材が表面に突出して
いるのではなく、スプレー模様が表面に現われているた
め、意匠的にも優れている。特にスプレー模様が化粧土
から成るか或いは該模様上に施釉層を設けた態様におい
ては、優れた外観の滑シ止めタイルとなる。■本発明の
製法によると。
いるのではなく、スプレー模様が表面に現われているた
め、意匠的にも優れている。特にスプレー模様が化粧土
から成るか或いは該模様上に施釉層を設けた態様におい
ては、優れた外観の滑シ止めタイルとなる。■本発明の
製法によると。
凹凸形状の特殊な金型を使用する必要がなく、任意の模
様を形成できる。■特殊な滑り止め材を必要としない。
様を形成できる。■特殊な滑り止め材を必要としない。
■タイル素地材料又は化粧土の泥漿をスプレー塗布して
模様を形成するため、従来のように特殊な滑シ止め材の
吹付けにおいて生じた吹付は装置等の摩耗が生じない。
模様を形成するため、従来のように特殊な滑シ止め材の
吹付けにおいて生じた吹付は装置等の摩耗が生じない。
具体的な態様
上記の凹凸状の突起を有する吹付は模様は、スプレーガ
ン等を用いて泥漿をタイル素地表面に吹付けして容易に
形成し得る。工業的には、1〜2個程度のスプレーガン
をコンベヤーの上方に配置し、これと直交する方向にコ
ンベヤーにてタイル素地を移動させ、タイル素地の位置
に同調して該スプレーガンの操作を制御することによっ
て、能率的に実施できる。なお、スプレーガンな定周期
にて首振り運動させることも可能でろる0以下に具体例
によって2本発明を更に説明する。
ン等を用いて泥漿をタイル素地表面に吹付けして容易に
形成し得る。工業的には、1〜2個程度のスプレーガン
をコンベヤーの上方に配置し、これと直交する方向にコ
ンベヤーにてタイル素地を移動させ、タイル素地の位置
に同調して該スプレーガンの操作を制御することによっ
て、能率的に実施できる。なお、スプレーガンな定周期
にて首振り運動させることも可能でろる0以下に具体例
によって2本発明を更に説明する。
例じ
成形されたタイル素地2 (材料組成:タルク63重量
係、長石30重量%、粘土7重量%・寸法:10100
x1ooの表面上に、該素地2と同一材料の泥漿(水分
:50重量%)2.9をスプレーガンにより高さ0.5
〜1.0簡の凹凸模様状に吹き付けた。その後膣素地表
面に通常のマット釉4を施釉して焼成した。焼成により
該凹凸模様3は焼結して該タイル素地2に溶着し、第1
図に示すような一体化された滑シ止めタイルが得られた
。
係、長石30重量%、粘土7重量%・寸法:10100
x1ooの表面上に、該素地2と同一材料の泥漿(水分
:50重量%)2.9をスプレーガンにより高さ0.5
〜1.0簡の凹凸模様状に吹き付けた。その後膣素地表
面に通常のマット釉4を施釉して焼成した。焼成により
該凹凸模様3は焼結して該タイル素地2に溶着し、第1
図に示すような一体化された滑シ止めタイルが得られた
。
例2:
例1のタイル素地材料および凹凸模様用の材料の代りに
、■長石70重量%および粘土30%重量係から成る磁
器質タイル素地材料、および■長石40重量係、陶石3
0重量%および粘土30重量%から成るせっ脂質タイル
素地材料を使用して2例1と同様の操作を行った。■お
よび■のいずれの場合も例1と同様の一体化された滑り
止めタイルが得られた。
、■長石70重量%および粘土30%重量係から成る磁
器質タイル素地材料、および■長石40重量係、陶石3
0重量%および粘土30重量%から成るせっ脂質タイル
素地材料を使用して2例1と同様の操作を行った。■お
よび■のいずれの場合も例1と同様の一体化された滑り
止めタイルが得られた。
例3:
例1と同一のタイル素地成形体上に、化粧±(長石85
重量部、粘土15重量部、乳白剤10重量部)を粉砕混
合し水を加えて調製した泥漿(水分=50重量%)2N
を例1と同様にスプレーし、そして焼成して、一体化さ
れた滑り止めタイルを得た0
重量部、粘土15重量部、乳白剤10重量部)を粉砕混
合し水を加えて調製した泥漿(水分=50重量%)2N
を例1と同様にスプレーし、そして焼成して、一体化さ
れた滑り止めタイルを得た0
第1図は本発明による滑り止めタイルの一具体例の縦断
面略図である。第2〜5図は、粗粒子状の滑り止め材を
使用した従来の滑り止めタイルの縦断面略図である。 1.11・・・滑り止めタイル、2・・・タイル素地、
3・・・凹凸状模様、4・・・マット釉、5・・・滑り
止め材。 6・・・樹脂、7・・・釉薬。 第1図 〜2 〜2 〜6 へ2 1、丁:嘴り止めタイ1し 2: タイ1v素地 3: 凹凸状視楳 4: マット輻 5:3骨り止め材。
面略図である。第2〜5図は、粗粒子状の滑り止め材を
使用した従来の滑り止めタイルの縦断面略図である。 1.11・・・滑り止めタイル、2・・・タイル素地、
3・・・凹凸状模様、4・・・マット釉、5・・・滑り
止め材。 6・・・樹脂、7・・・釉薬。 第1図 〜2 〜2 〜6 へ2 1、丁:嘴り止めタイ1し 2: タイ1v素地 3: 凹凸状視楳 4: マット輻 5:3骨り止め材。
Claims (2)
- (1)セラミック系タイル素地の上表面に吹付け模様状
の多数個の滑り止め用セラミック系突起を一体化して有
することを特徴とする、滑り止めタイル。 - (2)セラミック系タイル素地の上表面に、該素地と熔
着性の良好な粉状のセラミック系材料の泥漿を吹付け塗
装して多数個の滑り止め用突起を形成し、次いで焼成す
ることを特徴とする、滑り止めタイルの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8330285A JPS61242256A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 滑り止めタイルおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8330285A JPS61242256A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 滑り止めタイルおよびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61242256A true JPS61242256A (ja) | 1986-10-28 |
Family
ID=13798612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8330285A Pending JPS61242256A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 滑り止めタイルおよびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61242256A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016187307A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | Toto株式会社 | ペット用床材 |
CN112408794A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-02-26 | 江西唯美陶瓷有限公司 | 细砂防滑陶瓷岩板的制备方法及制备的细砂防滑陶瓷岩板 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP8330285A patent/JPS61242256A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016187307A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | Toto株式会社 | ペット用床材 |
CN112408794A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-02-26 | 江西唯美陶瓷有限公司 | 细砂防滑陶瓷岩板的制备方法及制备的细砂防滑陶瓷岩板 |
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