JPS6124224A - 絶縁スリ−ブの拡張装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は絶縁スリーブとコンデンサに確実に挿入するた
めの絶縁スリーブの拡張装置に関する。

電解コンデンサ等の円筒形コンデンサには熱収縮性の絶
縁スリーブが被覆されている。この絶縁スリーブは潰さ
れた状態でリールに巻取られていて、リールから所定長
さを引出し、カッターで切断し、コンデンサケースに挿
入している。このチューブの厚みがうづいものは拡げる
のも容易で、自動供給がすでに行われているが、チュー
ブが厚手で、大型コンデンサのケースに用いられるもの
については、あらかじめ所定長に切断したチューブをコ
ンデンサケースに手作業で挿入り”るようにしているの
が実情である。

本発明のチコーブ拡張装置は、チューブが厚手のもので
も円筒形ケースに自動挿入が確実に行える装置を提供し
ようとするもので、円筒形コンデンサケースを外装する
絶縁性スリーブを予備的に間口するだめの真空パットと
、この真空パットで開口したスリーブ内に挿入される割
り芯金と、この割り芯金のテーパーに沿って移動するテ
ーパーブロックと、このテーパーブロックを移動する移
動装置とからなる装置である。

本発明の実施例を図面に基づき説明すると、１は熱収縮
性の絶縁スリーブリールであり、このリール１から絶縁
スリーブ２は繰り出しローラ３゜４で繰り出される。Ｓ
り出されたスリーブ２はカッター５で切断され、切断さ
れたスリーブ２はホルダー６．７に取着された真空パッ
ト８．９により保持されている。この真空パット８，９
は切断された絶縁スリーブ２の長手方向に対し上下にず
れた位置に配設され、スリーブの開口を容易にしている
。このホルダー６．７はエアシリンダー１０で前後にホ
ルダーベース１１内をスライドするようになっている。

２０は絶縁スリーブ拡張芯金装置であり、４分割された
割り芯金２１は内面にデーバ一部２２を有し、ホルダー
２３内の’ａ　２４に嵌合するフランジ２５を有してい
る。２６は溝２４内の隙間である。このテーパー２２に
接触するテーパーブロック２７は中心軸２８に固着され
、エアシリンダー２９に接続されている。３５はスリー
ブ拡張芯金装置２０をスイング自在に保持する保持軸で
ある。

３６は絶縁スリーブ２をコンデンサケース４０に押入れ
るためのフォークであり、このフォーク３６はエアシリ
ンダー３７で駆動されている。

４１はコンデンサ治具であり、コンデンサ４０の端子が
下向きの状態で挿入され、所定間隔をもって搬送されて
いる。

本発明の作用について説明すると、第３図において、絶
縁スリーブ２はカッター５で切断され、切断されたスリ
ーブ２はホルダー６．７に設けられた真空バラｉ−８，
９で保持され、このホルダー６．７がエアシリンダー１
０により（イ）→（ロ）へ移動する間に、絶縁スリーブ
２はパット８，９の吸引により半間き状態になる（第５
図）。この半間きスリーブ２Ａ内にスリーブ拡張芯金装
置２０の割り芯金２１が挿入される（第６図）。この芯
金２１の挿入時には芯金２１の外径Ｄ１はテーパーブロ
ック２７の作用により最小径を維持しており（第９図）
、スリーブ２Ａ内に芯金２１が挿入され芯金２１の先端
部２．１　Ａがスリーブ２Ａより突出させた後、エアシ
リンダー２９を作動し中心軸２８を弓トヒげるとテーパ
ーブロック２７により芯金２１が拡張され芯金２１の外
径Ｄ２は最大径となり、半間き状のスリーブ２Ａ゛はほ
ぼ円径の本開き２Ｂ状態になる（第６図、第１１図〉。

このスリーブ２Ｂを芯金２１に挿入した状態で、芯金装
置２０は保持軸３５を上昇し、スイングして（ロ）から
（ハ）にスイング移動する。この（ハ）の位置へコンデ
ンサ治Ｒ４１にセットされたコンデンサ４０が移動して
きて停止している。

コンデンサ４０と芯金２１の位冒カ一致しているので、
芯金装置２０が下降し１、芯金２１とコンデンサ４０と
が接触した位置でフォーク３６によりスリーブ２Ｂを押
し下げ、芯金２１からコンデンサ４０に乗り移る。その
後スリーブの高さを一定にするための高さ取揃え装置５
０、及び熱風発生装ｗ１５１で仮収縮してスリーブ２Ｂ
をコンデンサに仮固定する。その後コンデンサ冶具４１
からコンデンサを取出し収縮炉内を通過すれば完全にス
リーブは熱収縮する。

本発明の装置は、厚くて長い絶縁スリーブであっても、
先ず割り芯金が挿入できる程度に真空パットでスリーブ
を半間き状態し、割り芯金をスリーブに挿入した後、コ
ンデンサケースの外径にほぼ等しい径になる迄、割り芯
の径を拡張するもので、この拡張に際しては割り芯内の
テーパ一部にテーパーブロックが移動しながら均等に拡
張されるので、絶縁スリーブに無理な負荷が加わらず、
かつ確実に拡張することができるようになり、コンデン
サへのスリーブ挿入率を高めることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の斜視図、第２図は平面図、第３
図は正面図、第４図は切断されたスリーブが真空パット
で保持されている状態を示す正面図、第５図はスリーブ
が半間きとなり、割り芯金が挿入されようとしている斜
視図、第６図は芯金が挿入された斜視図、第７図は芯金
が拡張された斜視図、第８図はコンデンサにスリーブを
挿入しようとする斜視図、第９図は芯金が最小径である
縦断面図、第１０図は同横断面図、第１１図は芯金が拡
張された縦断面図、第１２図は同横断面図である。 図面において、２は絶縁スリーブ、 ８．９は真空パット、２１は割り芯金、２７はテーパー
ブロック、３６はフォーク、４０はコンデンサ。 特許出願人　日立コンデンリ株式会社 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンデンサを外装する絶縁スリーブと、この絶縁
   スリーブを予備的に半間きするためホルダーに設けられ
   た真空パットと、この真空パットで開口されたスリーブ
   内に挿入しスリーブを拡張するための内部にテーパーを
   有した割り芯金と、この割り芯金に接触し、中心軸に固
   着されたテーパーブロックと、この中心軸を移動させる
   移動装置とを有した絶縁スリーブの拡張装置。