JPS6124141A - 白熱電球の製造方法 - Google Patents

白熱電球の製造方法

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JPS6124141A
JPS6124141A JP14367284A JP14367284A JPS6124141A JP S6124141 A JPS6124141 A JP S6124141A JP 14367284 A JP14367284 A JP 14367284A JP 14367284 A JP14367284 A JP 14367284A JP S6124141 A JPS6124141 A JP S6124141A
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bulb
reflective film
infrared reflective
film
infrared
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近藤 敬三
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は白熱電球の製造方法に関するものである。
従来例の構成とその問題点 ゛ 従来、石英ガラスからなるバルブの表面にT 10
2 +8102等の可視光透過・赤外線反射の赤外線反
射膜を多層に形成したハロゲン電球が知られている。
この赤外線反射膜は、フィラメン)1接続した導体等を
有するフィラメント構体をバルブ内に設け、このバルブ
端部を封着した後、このバルブ表面を清浄して、塗布、
焼付けを繰り返す方法で形成されている。
前記赤外線反射膜の赤外線反射効果は、膜の厚さ一焼付
温度・焼付時間で決まる。バルブの表面に赤外線反射膜
を形成する製造上の重要な点は、前記の焼付温度と焼付
時間である。焼付温度は600〜SOO″C1焼付時間
は2〜3時間が適している。
そこで、前記の焼付温度および焼付時間の条件で赤外線
反射膜をバルブ表面に形成することになるが、この場合
には次のような問題点が発生する。
すなわち、バルブの封着部から外部に導出されたモリブ
デンからなる外部導体が焼付時に高温度にさらされて酸
化して、外部導体自体の強度低下はもとより、酸化によ
る膨張係数の増大化に伴い、封着部の石英ガラスの歪み
が大きくなって封着部に破損を生じる。
したがって、この問題を解決するために、外部導体を空
気に触れさせないように、気密性に豊む耐熱性物質で完
全に被覆した状態で、バルブ表面−1の赤外線反射膜の
形成が行なわれる。しかし、気密性に富み、かつ耐熱性
の物質の選択が難しく、また高価であるため、膜の厚さ
を薄く、焼付温度を低く、かつ焼付時間を短くするとい
う製造条件とすることにより、前記封着部の破損を防止
するようにしている。しかし、赤外線反射効果が小さく
、かつ膜の付着強度も弱いために、点灯中にバルブ表面
から赤外線反射膜が剥離しやすいという欠点があった。
一方、あらかじめ赤外線反射膜を表面に形成した石英ガ
ラスバルブを用いて、封着加工をすることも考えられる
。この場合において、赤外線反射膜をバルブ表面に形成
する際には、導体が全くないので、膜の高い焼付温度、
長い焼付時間かつ膜の厚さを厚くできるという条件を満
たすことができ、したがって品質の良い膜、すなわち赤
外線反射効率が高く、付着強度が大きい膜が得られると
考えられる。
ところが、実際にこのような赤外線反射膜付きバルブを
用いて封着加工を行なうと、次の問題が発生する。すな
わち、石英ガラスを加熱溶融して封着する際に、その成
分であるS 102の一部が蒸発し、この蒸発物が封着
部以外のバルブ表面に付着して白濁の汚染を生じさせて
、外観はもとより、可視光線量も減少させるという悪影
響を及ぼす。
また、この白濁の汚染物は、石英ガラスの溶融温度17
00〜1900’Cより高温度でバルブ表面に焼付けら
れるため、バルブに対する付着強度がきわめて強固であ
るが、バーナ等を用いてバルブを1oOo″Cぐらい加
熱して蒸発させれば除去することができる。しかしなが
ら、その加熱の時に赤外線反射膜も一緒に蒸発してしま
うという欠点が生じる。
発明の目的 本発明は、あらかじめ表面に赤外線反射膜を形成した両
端形バルブを用いて、高品質の赤外線反射膜を容易に得
ることのできる白熱電球の製造方法を提供するものであ
る。
発明の構成 本発明はあらかじめ表面に赤外線反射膜が形成された石
英ガラスからなる両端形のバルブ内に、フィラメント構
体を設け、前記赤外線反射膜の少なくとも一部を分離自
在の遮蔽体で覆った状態で前記バルブ端部を加熱封着す
る会無碍着ヰ4白熱電球の製造方法を特徴とするもので
ある。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する
第1図は本発明の一実施例である白熱電球の製造方法を
説明するための図、第2図は第1図のA−A線に沿って
切断した断面図、第3図は第2図と同位置における遮蔽
体の開放状態を示す断面図である。
第1図に示すように、まずTiO2,Sio2 等の赤
外線反射膜1が多層に形成された石英ガラスからなるバ
ルブ2を、セラミック、石英ガラス等の耐熱性材料から
なる分離自在の遮蔽体3の中を貫通させて、マウントピ
ン4に突き当てる。次に、バルブ2の中に、フィラメン
ト50両端に導体6が接続され、これらの導体6が金属
箔7を介してモリブデンからなる外部導体8に接続され
てなるフィラメント構体を挿入し、外部導体8をマウン
トビン4に立てる。
上記の状態において、バルブ2の一端部をプロパンと酸
素との混合ガス炎のノ(−す9で加熱溶融した後、ピン
チングして封着部10を形成する。
この加熱溶融の際に、外部導体8は高温度にさらされ、
空気中であると酸化して不良となるので、酸化防止のた
めにアルゴン、窒素等の不活性ガス11を排気管12全
通して)(ルプ2内部に流しながら封着加工をする0ま
た、他端部が開放されたままであると、不活性ガス11
を流しても空気が入ってくるため、外部導体8が入る最
小限度の孔ヲアけたキャップ13で゛バルブ2の他端を
閉じて′Al o    お 次に、封着時ピiるバルブ2と遮蔽体3との隙間は0.
5〜1.0−に保たれ、封着時に発生する石英ガラスの
蒸発物による白濁汚染が、(ルプ2表面の赤外線反射膜
1上に生じないようになっている0しかし、封着後にお
ける封着部10はバルブ2の外径より1〜2賜大きくな
るため、封着時における遮蔽体3の状態であると、封着
部12がつかえてバルブ2の離脱ができない。そこで、
遮蔽体3はエアーシリンダ14に連結されて、分離自在
に開閉できる機構になっている。すなわち、封着後は第
3図に示すように、遮蔽体3を開いて、封着部10が遮
蔽体3を容易に通過できるようになっている。
上記のようにして、バルブ2の一端部に封着部10が形
成さnるが、バルブ2の一端部に嵌合したキャップ13
を外し、バルブ2i180°回転させて、他方の外部導
体8をマウントビン4に立て、かつエアーシリンダ14
の作動により遮蔽体3を閉じて上記と同様にしてバルブ
2の他端部を封着加工する。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、外部導線の酸化か
ら発生する封着部の破損のおそれがなく、また赤外線反
射膜の焼付温度の高温度化、および焼付時間の長時間化
が容易に実現可能となり、したがってすぐれた赤外線反
射効果を有し、しかも模本はがれのない高品質の赤外線
反射膜を石英ガラスからなる両端形のバルブ表面に備え
た白熱電球の製造方法を提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である白熱電球の製造方法を
説明するための図、第2図は第1図のA−A線に沿って
切断した断面図、第3図は第2図と同位置における遮蔽
体の開放状態を示す断面図である。 1・・・・・・赤外線反射被膜、2・・・・バルブ、3
・・・・・・遮蔽体、6・・・・・・フィラメント、6
・・・・・・導体、8・・・・・・外部導体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. あらかじめ表面に赤外線反射膜が形成された石英ガラス
    からなる両端形のバルブ内に、フィラメント構体を設け
    、前記赤外線反射膜の少なくとも一部を分離自在の遮蔽
    体で覆った状態で前記バルブ端部を加熱封着することを
    特徴とする白熱電球の製造方法。
JP14367284A 1984-07-11 1984-07-11 白熱電球の製造方法 Expired - Lifetime JPH067478B2 (ja)

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JPS6124141A true JPS6124141A (ja) 1986-02-01
JPH067478B2 JPH067478B2 (ja) 1994-01-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519155A (ja) * 2007-02-20 2010-06-03 ヘレーウス ノーブルライト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 不透明な反射器を備えた赤外線発光器、並びにこの赤外線発光器を製造するための方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010519155A (ja) * 2007-02-20 2010-06-03 ヘレーウス ノーブルライト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 不透明な反射器を備えた赤外線発光器、並びにこの赤外線発光器を製造するための方法

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JPH067478B2 (ja) 1994-01-26

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