JPS6124081Y2 - - Google Patents

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JPS6124081Y2
JPS6124081Y2 JP2308280U JP2308280U JPS6124081Y2 JP S6124081 Y2 JPS6124081 Y2 JP S6124081Y2 JP 2308280 U JP2308280 U JP 2308280U JP 2308280 U JP2308280 U JP 2308280U JP S6124081 Y2 JPS6124081 Y2 JP S6124081Y2
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JP
Japan
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rubber
sole
felt
toe
core
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JP2308280U
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JPS56125705U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、消火作業や人命救助作業時に用いる
ゴム長ぐつの改良に関するものである。
従来のゴム長ぐつは、くつ底に踏抜き防止用の
鉄板を中敷きしたものであるが、当該長ぐつの使
用にかかわる足部の負傷事故例を見ると、釘や鋭
利な突起物等による踏抜きと甲の側方部分の刺傷
が大部分を占め、次が落下物や倒壊物に起因した
つま先の挫傷であつた。
受傷した理由としては、つま先と甲の側方部分
に対する特別の補強が施されていないこと、くつ
底に鉄板を中敷きしているが柔軟性の保持と重量
を軽くするため薄肉の鉄板を用いなければなら
ず、受傷を防ぐための補強が十分にできなかつた
ことなどによるものであつた。
本考案は、以上のような欠点を改め足部を強化
する手段として、耐熱性にすぐれた強力な合成繊
維である芳香族ポリアミド繊維(商品名ケプラ
ー)のフエルト状のものを足底部ならびに立上り
部に、ケプラー(登録商標)を不飽和ポリエステ
ル樹脂で成型したものをつま先部に入れ、つま先
とくつ底及びくつ周囲の立上り部分までの保護を
図つたものである。
以上図面に従つて従来のゴム長ぐつと本考案に
よるゴム長ぐつの改良の実施例を比較説明する。
第1図は従来品及び考案品のゴム長ぐつの全体の
外観を表わしたもので、第2図は従来のゴム長ぐ
つの断面を表わしてものである。第3図及び第4
図は従来のゴム長ぐつのつま先部とくつ底部の断
面・詳細図である。つまり、胴ゴム1の外面につ
ま先ゴム2を、同じく内面に下貼ゴム3を貼つた
つま先の部分と、胴ゴム1と下貼ゴム3を貼つた
甲及びかかとの部分とで形成する長ぐつの上体
と、第4図に示す底芯ゴム6の外面に本底ゴム5
を、同じく内面に中底ゴム7を貼り、さらにその
内側に上ゴム10と下ゴム8を貼つた鉄板9を中
敷きに入れて貼りつけたくつ底とを併せて全体を
形成し、内面にメリヤス11を貼り、成型加硫し
たものである。
第5図は本考案によるゴム長ぐつの断面を表わ
したもので、第6及び第7図は本考案によるゴム
長ぐつのつま先部とくつ底部の断面詳細図であ
る。第8図はつま先部に入れるケプラー(登録商
標)を不飽和ポリエステル樹脂で押出し成型した
フエルト先芯(厚さ約2mm)で、第9図は底部及
び立上り部に入れるケプラー(登録商標)繊維の
フエルト中芯(フエルト4枚重ね、厚さ約5mm)
である。
つまり、くつ底及びくつ底周囲の立上り部分に
ついては、底芯ゴム6′と中底ゴム7′との間、及
び胴ゴム1′と下貼ゴム3′の間にフエルト中芯1
2を入れ(第6図及び第7図格子線部分)、つま
先部については、フエルト中芯12の上面に不飽
和ポリエステル樹脂で成型したフエルト先芯11
を入れ(第6図斜線部分)、外面につま先ゴム
2′を貼つた胴ゴム1′を貼り、内面に下貼ゴム
3′を貼つて全体を形成し、内面にメリヤス4′を
貼り、成型加硫することによつて受傷を防止する
ための補強を完全にしたものである。
従つて前述の芳香族ポリアミド繊維製の芯材の
採用によつて、釘の踏抜き、落下物による足の防
護が向上するとともに、断熱性と柔軟性を高め、
熱に強いしかもはき心地の良い軽量なゴム長ぐつ
の提供を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来型及び本考案によるゴム長ぐつの
平面図及び立面図、第2図は従来のゴム長ぐつの
断面図で、第3及び第4図は従来のゴム長ぐつの
つま先部とくつ底部の詳細断面図である。第5図
は本考案によるゴム長ぐつの断面図、第6図及び
第7図は本考案によるゴム長ぐつのつま先部とく
つ底部の詳細断面図である。第8図はフエルト先
芯の平面、立面及び側面図、第9図はフエルト中
芯の平面、立面及び側面図である。 1,1′……胴ゴム、2,2′……つま先ゴム、
3,3′……下貼ゴム、4,4′……メリヤス、
5,5′……本底ゴム、6,6′……底芯ゴム、
7,7′……中底ゴム、8……下ゴム、9……鉄
板、10……上ゴム、11……フエルト先芯、1
2……フエルト中芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム長ぐつのくつ底にあたる、底芯ゴム6′と
    中底ゴム7′の間、及びくつ底立上がり部周囲と
    つま先部分の胴ゴム1と下貼ゴム3の間に芳香族
    ポリアミド繊維で作られたフエルト中芯を入れ、
    さらにつま先部には、フエルト中芯の上面に不飽
    和ポリエステル樹脂で成型したフエルト先芯12
    を入れ、足部の保護を強化したことを特徴とする
    ゴム長ぐつ。
JP2308280U 1980-02-26 1980-02-26 Expired JPS6124081Y2 (ja)

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JP2308280U JPS6124081Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26

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JP2308280U JPS6124081Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26

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Publication Number Publication Date
JPS56125705U JPS56125705U (ja) 1981-09-25
JPS6124081Y2 true JPS6124081Y2 (ja) 1986-07-19

Family

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JPS56125705U (ja) 1981-09-25

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