JPS6124057Y2 - - Google Patents
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- JPS6124057Y2 JPS6124057Y2 JP1981056150U JP5615081U JPS6124057Y2 JP S6124057 Y2 JPS6124057 Y2 JP S6124057Y2 JP 1981056150 U JP1981056150 U JP 1981056150U JP 5615081 U JP5615081 U JP 5615081U JP S6124057 Y2 JPS6124057 Y2 JP S6124057Y2
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Landscapes
- Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、畜舎の水道用配管等に取付けて豚そ
の他の家畜に飲水を与えるための家畜用給水器に
関するものである。
の他の家畜に飲水を与えるための家畜用給水器に
関するものである。
通常、豚などの家畜を飼育する場合、水道など
の配管に連結した給水器を畜舎に設置して家畜が
いつでも水を飲めるようにしている。
の配管に連結した給水器を畜舎に設置して家畜が
いつでも水を飲めるようにしている。
従来、この種の給水器には、給水器本体と配管
の取付位置などの内部に網を設け、この網で配管
内の水垢、ゴミ等を濾過し、給水に不都合をきた
さないようにしているとともに家畜が清浄な水を
飲めるように配慮してある。
の取付位置などの内部に網を設け、この網で配管
内の水垢、ゴミ等を濾過し、給水に不都合をきた
さないようにしているとともに家畜が清浄な水を
飲めるように配慮してある。
しかし、給水器を使用し続けると、配管内に水
垢、ゴミ等が滞留するばかりでなく、前記した網
にゴミ等が詰まつて給水能力が著るしく低下し、
家畜が必要量の水を飲むことができなくなるた
め、網に付着しているゴミ等をしばしば除去しな
ければならない。このような場合は、先ず配管よ
り給水器を取り外して網を取り換えるか、又はゴ
ミ等を除去した網を給水器に取付け、その後配管
と給水器を接続する等の面倒な作業をしていた。
垢、ゴミ等が滞留するばかりでなく、前記した網
にゴミ等が詰まつて給水能力が著るしく低下し、
家畜が必要量の水を飲むことができなくなるた
め、網に付着しているゴミ等をしばしば除去しな
ければならない。このような場合は、先ず配管よ
り給水器を取り外して網を取り換えるか、又はゴ
ミ等を除去した網を給水器に取付け、その後配管
と給水器を接続する等の面倒な作業をしていた。
その他、上記の網を装着しない給水器もある
が、これも構造上、水垢やゴミが濾過作用の孔に
詰まつた場合、依然としてゴミ等を除去できない
問題を有しており、これらの問題を解決した家畜
用給水器の出現が要望されていた。
が、これも構造上、水垢やゴミが濾過作用の孔に
詰まつた場合、依然としてゴミ等を除去できない
問題を有しており、これらの問題を解決した家畜
用給水器の出現が要望されていた。
そこで、本考案は上記の要望に応えるべく開発
した新規有用な給水器であつて、管内の水垢、ゴ
ミ等を簡単に除去でき、常時、清浄な水を供給で
きるようにすることを目的としている。
した新規有用な給水器であつて、管内の水垢、ゴ
ミ等を簡単に除去でき、常時、清浄な水を供給で
きるようにすることを目的としている。
本考案は、上記の問題点を解決するために、次
のような構成とした。
のような構成とした。
即ち、本考案は、筒体内の飲口部側に設けた弁
孔に栓棒を傾動操作自在に設け、かつ栓棒が弁孔
の軸芯方向に位置しているとき筒体内に取付けた
ばねの弾発力を、止着部によりこのばねの伸縮方
向にガイドされたばね受部に付与し、このばね受
部を介して栓棒を弁孔閉塞状態に復帰させるよう
にした家畜用給水器において、上記ばね受部がば
ねに抗して筒体の基端側に位置したときに止着部
とばね受部との接触位置が大きな流路となるよう
にばね受部の外周面に大きな切欠部を設けるとと
もに、前記ばね受部がばねの弾発力により復帰し
た位置にあるとき、ばね受部の基端側外周面と止
着部の内周面との接触位置のばね受部の一部に、
小さな流路となる小さな切欠部を形成し、この小
さな切欠部は、前記した大きな切欠部とばね受部
の軸芯方向に連結させる構成を採用した。
孔に栓棒を傾動操作自在に設け、かつ栓棒が弁孔
の軸芯方向に位置しているとき筒体内に取付けた
ばねの弾発力を、止着部によりこのばねの伸縮方
向にガイドされたばね受部に付与し、このばね受
部を介して栓棒を弁孔閉塞状態に復帰させるよう
にした家畜用給水器において、上記ばね受部がば
ねに抗して筒体の基端側に位置したときに止着部
とばね受部との接触位置が大きな流路となるよう
にばね受部の外周面に大きな切欠部を設けるとと
もに、前記ばね受部がばねの弾発力により復帰し
た位置にあるとき、ばね受部の基端側外周面と止
着部の内周面との接触位置のばね受部の一部に、
小さな流路となる小さな切欠部を形成し、この小
さな切欠部は、前記した大きな切欠部とばね受部
の軸芯方向に連結させる構成を採用した。
豚舎などに設けた水道の配管に筒体を連結した
状態において水を供給すると、配管から供給され
た水は、小さな切欠部で濾過されながら弁室内に
入り、弁体で遮断される。この場合、ばねの弾発
力がばね受部を介して弁体を押圧し、この弁体
は、弁孔を閉止しており、更に、ばねの先端はば
ね受部に係止し、かつ後端は止着部に嵌合保持さ
れている。
状態において水を供給すると、配管から供給され
た水は、小さな切欠部で濾過されながら弁室内に
入り、弁体で遮断される。この場合、ばねの弾発
力がばね受部を介して弁体を押圧し、この弁体
は、弁孔を閉止しており、更に、ばねの先端はば
ね受部に係止し、かつ後端は止着部に嵌合保持さ
れている。
上記の状態において、家畜が飲口部の先端部を
唇でくわえるようにして、栓棒を傾動させると、
栓棒にもうけた弁体が弁孔を開放するとともにば
ね受部を介してばねを圧縮させ、弁室内の水は弁
室より弁孔を通過して飲口部に流出するので、家
畜は栓棒を唇で押圧していれば、必要な量の水を
飲料することができる。
唇でくわえるようにして、栓棒を傾動させると、
栓棒にもうけた弁体が弁孔を開放するとともにば
ね受部を介してばねを圧縮させ、弁室内の水は弁
室より弁孔を通過して飲口部に流出するので、家
畜は栓棒を唇で押圧していれば、必要な量の水を
飲料することができる。
次いで、家畜が栓棒より唇を離すと、止着部に
ガイドされたばね受部を介して弁体を押圧してい
るばねの弾発力で弁体を押圧し、弁体を弁座部に
強力に押し当てるので、栓棒は復帰するとともに
弁体で弁孔を確実に閉塞保持し、完全に水の供給
を遮断する。
ガイドされたばね受部を介して弁体を押圧してい
るばねの弾発力で弁体を押圧し、弁体を弁座部に
強力に押し当てるので、栓棒は復帰するとともに
弁体で弁孔を確実に閉塞保持し、完全に水の供給
を遮断する。
一方、給水器を使用していると、配管内に水
垢、ゴミ等が滞留し、この水垢等が小さな切欠部
で形成された流路に詰る状態が生じる場合があ
る。この場合は、栓棒を筒体の軸方向に人為的に
押し込む操作によつて簡単に解消される。
垢、ゴミ等が滞留し、この水垢等が小さな切欠部
で形成された流路に詰る状態が生じる場合があ
る。この場合は、栓棒を筒体の軸方向に人為的に
押し込む操作によつて簡単に解消される。
以下に本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。図面は本考案の一実施例を示したもので、第
1図は本考案における給水器の平面図、第2図は
同上における弁体の閉止状態を示した拡大縦断面
図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
第2図のB−B線断面図、第5図は第2図におけ
る弁体の開放状態を示した拡大縦断面図、第6図
は栓棒を軸方向に押し込んだ状態を示す拡大縦断
面図である。
る。図面は本考案の一実施例を示したもので、第
1図は本考案における給水器の平面図、第2図は
同上における弁体の閉止状態を示した拡大縦断面
図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
第2図のB−B線断面図、第5図は第2図におけ
る弁体の開放状態を示した拡大縦断面図、第6図
は栓棒を軸方向に押し込んだ状態を示す拡大縦断
面図である。
図面において、1はステンレス鋼等の材料で形
成した円筒状の筒体であつて、この筒体1の基端
側には、水道などの配管に継手(図示しない)を
介して連結するねじ部2と六角形状のスパナ掛け
締付部3を形成し、筒体1の先端部には、傾斜面
を有し、かつ筒体1の内径寸法の略1/6程度に底
面筒部分を一体に延設した飲口部4を形成し、こ
の飲口部4の先端部には堰5を設けて水溜部6を
形成している。
成した円筒状の筒体であつて、この筒体1の基端
側には、水道などの配管に継手(図示しない)を
介して連結するねじ部2と六角形状のスパナ掛け
締付部3を形成し、筒体1の先端部には、傾斜面
を有し、かつ筒体1の内径寸法の略1/6程度に底
面筒部分を一体に延設した飲口部4を形成し、こ
の飲口部4の先端部には堰5を設けて水溜部6を
形成している。
7は筒体1の飲口部4側の内側に設けた弁座部
であつて、この弁座部7には弁孔8を設けてい
る。9は円柱状の栓棒であつて、この栓棒9は弁
孔8に間隙部10を有して遊嵌状態に挿入し、栓
棒9の一端を飲口部4に突出させるように設け、
栓棒9の他端には、外側面に突起部11を有する
弁体12を設け、この弁体12は、環状のバツキ
ン13を介して弁座部7に押圧して弁孔8を開閉
するように設けている。14は筒体1の基端側内
部に螺合して固着した止めねじ等の止着部であつ
て、この止着部14には、配管内の水が流入する
案内孔15を形成し、更に、止着部14の外面に
は止着部14を着脱するための係止溝16を設け
ている。17は弁体12を押圧して弁孔8を閉塞
保持するための圧縮ばねであつて、このばね17
の後端は、止着部14に形成した保持部18に嵌
合保持し、圧縮ばね17の先端は案内孔15にガ
イドされた筒状のばね受部19の鍔20に係止
し、圧縮ばね17の弾発力をばね受部19を介し
て弁体12の突起部11に付与し、弁体12を押
圧している。
であつて、この弁座部7には弁孔8を設けてい
る。9は円柱状の栓棒であつて、この栓棒9は弁
孔8に間隙部10を有して遊嵌状態に挿入し、栓
棒9の一端を飲口部4に突出させるように設け、
栓棒9の他端には、外側面に突起部11を有する
弁体12を設け、この弁体12は、環状のバツキ
ン13を介して弁座部7に押圧して弁孔8を開閉
するように設けている。14は筒体1の基端側内
部に螺合して固着した止めねじ等の止着部であつ
て、この止着部14には、配管内の水が流入する
案内孔15を形成し、更に、止着部14の外面に
は止着部14を着脱するための係止溝16を設け
ている。17は弁体12を押圧して弁孔8を閉塞
保持するための圧縮ばねであつて、このばね17
の後端は、止着部14に形成した保持部18に嵌
合保持し、圧縮ばね17の先端は案内孔15にガ
イドされた筒状のばね受部19の鍔20に係止
し、圧縮ばね17の弾発力をばね受部19を介し
て弁体12の突起部11に付与し、弁体12を押
圧している。
21は弁体12で筒体1内に区画形成した弁室
であつて、筒体1の基端側と弁室21とは案内孔
15にガイドされたばね受部19の基端側接触位
置の適宜位置に小さな切欠部22(例えば切欠面
0.3mm程度)を設け、配管の水垢、ゴミ等は、こ
の小さな切欠部22で形成された小さな流路で濾
過されて清浄な水のみが弁室21内に供給される
ようになつている。
であつて、筒体1の基端側と弁室21とは案内孔
15にガイドされたばね受部19の基端側接触位
置の適宜位置に小さな切欠部22(例えば切欠面
0.3mm程度)を設け、配管の水垢、ゴミ等は、こ
の小さな切欠部22で形成された小さな流路で濾
過されて清浄な水のみが弁室21内に供給される
ようになつている。
23は、ばね受部19の基端側接触位置に形成
した大きな切欠部であつて、この大きな切欠部2
3は、栓棒9を軸心方向に押し込んだときに、ば
ね受部19と案内孔15との接触位置に大きな流
路を形成して水が急激に流入するように設けてあ
る。この場合、小さな流路は、大きな流路の一部
をなしている。
した大きな切欠部であつて、この大きな切欠部2
3は、栓棒9を軸心方向に押し込んだときに、ば
ね受部19と案内孔15との接触位置に大きな流
路を形成して水が急激に流入するように設けてあ
る。この場合、小さな流路は、大きな流路の一部
をなしている。
使用中に配管内に滞留している水垢、ゴミ等が
小さな切欠部22に詰つた場合は、第6図に示す
ように栓9を筒体1の軸方向に人為的に押し込む
と、ばね受部19と筒体1の基端側に移動してば
ね受部19の大きな切欠部23が案内孔15の内
周面に位置し大きな流路を形成するので、配管内
の水が急激に筒体1内へ流入し、小さな切欠部2
2に付着していた水垢、ゴミ等は水圧による流入
力によつて洗い流されて弁孔8より流出し、同時
に弁室21内に滞留した水垢なども押し出され
る。次いで押出操作を解除すると、ばね17の弾
発力によつて第2図に示す状態に復帰し、家畜が
飲料できる通常の状態に戻る。
小さな切欠部22に詰つた場合は、第6図に示す
ように栓9を筒体1の軸方向に人為的に押し込む
と、ばね受部19と筒体1の基端側に移動してば
ね受部19の大きな切欠部23が案内孔15の内
周面に位置し大きな流路を形成するので、配管内
の水が急激に筒体1内へ流入し、小さな切欠部2
2に付着していた水垢、ゴミ等は水圧による流入
力によつて洗い流されて弁孔8より流出し、同時
に弁室21内に滞留した水垢なども押し出され
る。次いで押出操作を解除すると、ばね17の弾
発力によつて第2図に示す状態に復帰し、家畜が
飲料できる通常の状態に戻る。
次に上記した実施例の作用について説明する。
豚舎などに設けた水道の配管の継手を介して筒体
1のねじ部2を連結した状態において水を供給す
ると、配管から供給された水は、小さな切欠部2
2で濾過されながら弁室21内に入り、第2図に
示すように弁体12で遮断される。この場合、圧
縮ばね17の弾発力がばね受部19を介して弁体
12を押圧し、この弁体12は、パツキン13を
介して弁座部7に押し当てられ弁孔8を閉止して
おり、更に、圧縮ばね17の先端はばね受部19
の鍔20に係止し、かつ後端は止着部14の保持
部18に嵌合保持されている。
豚舎などに設けた水道の配管の継手を介して筒体
1のねじ部2を連結した状態において水を供給す
ると、配管から供給された水は、小さな切欠部2
2で濾過されながら弁室21内に入り、第2図に
示すように弁体12で遮断される。この場合、圧
縮ばね17の弾発力がばね受部19を介して弁体
12を押圧し、この弁体12は、パツキン13を
介して弁座部7に押し当てられ弁孔8を閉止して
おり、更に、圧縮ばね17の先端はばね受部19
の鍔20に係止し、かつ後端は止着部14の保持
部18に嵌合保持されている。
上記の状態において、家畜が飲口部4の先端部
を唇でくわえるようにして栓棒9を第5図に示す
位置に傾動させると、栓棒9にもうけた弁体12
が弁孔8を開放するとともにばね受部19を介し
て圧縮ばね17を圧縮させ、弁室21内の水は弁
室21より弁孔8を通過して飲口部4に流出する
ので、家畜は栓棒9を唇で押圧していれば、必要
な量の水を飲料することができる。
を唇でくわえるようにして栓棒9を第5図に示す
位置に傾動させると、栓棒9にもうけた弁体12
が弁孔8を開放するとともにばね受部19を介し
て圧縮ばね17を圧縮させ、弁室21内の水は弁
室21より弁孔8を通過して飲口部4に流出する
ので、家畜は栓棒9を唇で押圧していれば、必要
な量の水を飲料することができる。
次いで、家畜が栓棒9より唇を離すと、止着部
14の案内孔15にガイドされたばね受部19を
介して弁体12を押圧している圧縮ばね17の弾
発力で弁体12の突起部11を押圧し、弁体12
の周面をパツキン13を介して弁座部7に強力に
押し当てるので、栓棒9は第2図に示す位置に復
帰するとともに弁体12で弁孔8を確実に閉塞保
持し、完全に水の供給を遮断する。
14の案内孔15にガイドされたばね受部19を
介して弁体12を押圧している圧縮ばね17の弾
発力で弁体12の突起部11を押圧し、弁体12
の周面をパツキン13を介して弁座部7に強力に
押し当てるので、栓棒9は第2図に示す位置に復
帰するとともに弁体12で弁孔8を確実に閉塞保
持し、完全に水の供給を遮断する。
一方、給水器を使用していると、配管内に水
垢、ゴミ等が滞留し、この水垢等が小さな切欠部
22で形成された流路に詰る状態が生じる場合が
ある。この場合は、栓棒9を筒体の軸方向に人為
的に押し込む操作によつて簡単に解消されること
になる。即ち、栓棒9を第6図に示すようにに筒
体1の軸方向に押し込むと、ばね受部19の大き
な切欠部23が案内孔15の内周面に位置し、当
該位置は、大きな流路を形成するようになるの
で、配管内の水は、水圧に伴つて大きな切欠部2
3より急激に弁室21に入り、この弁室21から
弁孔8を通つて給水器の外部に流出し、この流出
力によつて配管内域は小さな切欠部22に付着し
ている水垢、ゴミ等を洗に流し、同時に弁室21
内に滞留しているゴミ等も外部に押し流される。
栓棒9の押込操作を解除すると、ばね17の弾発
力によつてばね受部19を介して弁体を押圧し、
第2図の状態に復帰する。
垢、ゴミ等が滞留し、この水垢等が小さな切欠部
22で形成された流路に詰る状態が生じる場合が
ある。この場合は、栓棒9を筒体の軸方向に人為
的に押し込む操作によつて簡単に解消されること
になる。即ち、栓棒9を第6図に示すようにに筒
体1の軸方向に押し込むと、ばね受部19の大き
な切欠部23が案内孔15の内周面に位置し、当
該位置は、大きな流路を形成するようになるの
で、配管内の水は、水圧に伴つて大きな切欠部2
3より急激に弁室21に入り、この弁室21から
弁孔8を通つて給水器の外部に流出し、この流出
力によつて配管内域は小さな切欠部22に付着し
ている水垢、ゴミ等を洗に流し、同時に弁室21
内に滞留しているゴミ等も外部に押し流される。
栓棒9の押込操作を解除すると、ばね17の弾発
力によつてばね受部19を介して弁体を押圧し、
第2図の状態に復帰する。
従つて、本考案によれば、ばね17の弾発力が
止着部14の案内孔15にガイドされたばね受部
19を介して弁体12に効率的に機能して弁孔8
を確実に閉塞保持するため、本考案における給水
器はいかなる取付状態においても水圧に全く影響
を受けることなく、たとえ低水圧の場合でも水漏
れ現象を完全に防止でき、畜舎の衛生的管理は、
従来に比して著るしく向上する。更に、ばね17
は、筒体1に固定された止着部14と、止着部1
4によりばね17の伸縮方向にガイドされたばね
受部19の間で、圧縮または伸張するのみで無理
な力が加わつたり、無理な形にされることがない
ので、長期間の使用によつてもばね17が外れた
り、折れ曲がるおそれがなく、耐久性の点におい
ても優れている。
止着部14の案内孔15にガイドされたばね受部
19を介して弁体12に効率的に機能して弁孔8
を確実に閉塞保持するため、本考案における給水
器はいかなる取付状態においても水圧に全く影響
を受けることなく、たとえ低水圧の場合でも水漏
れ現象を完全に防止でき、畜舎の衛生的管理は、
従来に比して著るしく向上する。更に、ばね17
は、筒体1に固定された止着部14と、止着部1
4によりばね17の伸縮方向にガイドされたばね
受部19の間で、圧縮または伸張するのみで無理
な力が加わつたり、無理な形にされることがない
ので、長期間の使用によつてもばね17が外れた
り、折れ曲がるおそれがなく、耐久性の点におい
ても優れている。
又、本考案は栓棒9を軸方向に押込操作するの
みで、配管内の水垢、ゴミ等を洗い流すことがで
きるばかりでなく小さな切欠部22に詰まつた水
垢、ゴミ等も簡単に除去できるため、従来のよう
に配管から給水器を取り外してゴミ等を除去する
といつた面倒な作業を完全に要せず、簡単にかつ
迅速に作業を行うことができ、常に衛生的な水を
供給できるとともに供水器としての実用的価値は
極めて大きいものである。
みで、配管内の水垢、ゴミ等を洗い流すことがで
きるばかりでなく小さな切欠部22に詰まつた水
垢、ゴミ等も簡単に除去できるため、従来のよう
に配管から給水器を取り外してゴミ等を除去する
といつた面倒な作業を完全に要せず、簡単にかつ
迅速に作業を行うことができ、常に衛生的な水を
供給できるとともに供水器としての実用的価値は
極めて大きいものである。
本考案は、実施例について詳細に説明したよう
に、次のような優れた効果を有する。
に、次のような優れた効果を有する。
(1) 濾過機能を有する小さな切欠部から水が供給
され、配管内の水垢、ゴミ等が流出することな
く、家畜は常に清浄な水を飲用することができ
る。
され、配管内の水垢、ゴミ等が流出することな
く、家畜は常に清浄な水を飲用することができ
る。
(2) 給水器内に詰まつたゴミ等を、給水器を配管
から外すことなく、簡単に除去でき、同時に給
水器内の清掃ができる。特に、濾過するための
小さい流路の清掃は、給水器内の清掃と同時に
かつ確実に行うことができる。
から外すことなく、簡単に除去でき、同時に給
水器内の清掃ができる。特に、濾過するための
小さい流路の清掃は、給水器内の清掃と同時に
かつ確実に行うことができる。
(3) 上記のゴミ除去及び給水器内の清掃後の復帰
が飲水した後の復帰と共に、確実で、無理がな
い。
が飲水した後の復帰と共に、確実で、無理がな
い。
このため、次の効果を得られる。
(4) 畜舎の衛生的管理ができる。
(5) 給水設備の維持管理が容易である。
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は本考案における給水器の平面図、第2図は同
上における弁体の閉止状態を示した拡大縦断面
図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
第2図のB−B線断面図、第5図は第2図におけ
る弁体の開放状態を示した拡大縦断面図、第6図
は栓棒を軸方向に押し込んだ状態を示す拡大断面
図である。 1……筒体、4……飲口部、7……弁座部、8
……弁孔、9……栓棒、12……弁体、14……
止着部、15……案内孔、17……圧縮ばね、1
9……ばね受部、21……弁室、22……小さな
切欠部、23……大きな切欠部。
図は本考案における給水器の平面図、第2図は同
上における弁体の閉止状態を示した拡大縦断面
図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
第2図のB−B線断面図、第5図は第2図におけ
る弁体の開放状態を示した拡大縦断面図、第6図
は栓棒を軸方向に押し込んだ状態を示す拡大断面
図である。 1……筒体、4……飲口部、7……弁座部、8
……弁孔、9……栓棒、12……弁体、14……
止着部、15……案内孔、17……圧縮ばね、1
9……ばね受部、21……弁室、22……小さな
切欠部、23……大きな切欠部。
Claims (1)
- 筒体内の飲口部側に設けた弁孔に栓棒を傾動操
作自在に設け、かつ栓棒が弁孔の軸芯方向に位置
しているとき筒体内に取付けたばねの弾発力を、
止着部によりこのばねの伸縮方向にガイドされた
ばね受部に付与し、このばね受部を介して栓棒を
弁孔閉塞状態に復帰させるようにした家畜用給水
器において、上記ばね受部がばねに抗して筒体の
基端側に位置したときに止着部とばね受部との接
触位置が大きな流路となるようにばね受部の外周
面に大きな切欠部を設けるとともに、前記ばね受
部がばねの弾発力により復帰した位置にあると
き、ばね受部の基端側外周面と止着部の内周面と
の接触位置のばね受部の一部に、小さな流路とな
る小さな切欠部を形成し、この小さな切欠部は、
前記した大きな切欠部とばね受部の軸芯方向に連
結させたことを特徴とする家畜用給水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056150U JPS6124057Y2 (ja) | 1981-04-18 | 1981-04-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056150U JPS6124057Y2 (ja) | 1981-04-18 | 1981-04-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169060U JPS57169060U (ja) | 1982-10-25 |
JPS6124057Y2 true JPS6124057Y2 (ja) | 1986-07-18 |
Family
ID=29852665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981056150U Expired JPS6124057Y2 (ja) | 1981-04-18 | 1981-04-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124057Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752158B2 (ja) * | 1980-03-11 | 1982-11-05 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937454U (ja) * | 1972-07-15 | 1974-04-02 | ||
JPS617557Y2 (ja) * | 1980-09-11 | 1986-03-07 |
-
1981
- 1981-04-18 JP JP1981056150U patent/JPS6124057Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752158B2 (ja) * | 1980-03-11 | 1982-11-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169060U (ja) | 1982-10-25 |
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