JPS6124047A - カセツト収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカセット式磁気記録再生装置に用いることがで
きるカセット収納装置に関するものであるＯ 従来例の構成とその問題点 近年軽薄短小という時流の中にあって、磁気記録再生装
置についても小型軽量化が進められている。カセット式
磁気記録再生装置の中にあって重量、大きさを決定する
要素の１つとしてカセット収納装置があり、従来軽比重
材料や部品の小型化等で対応して小型軽量化が果されて
いたが、カセットの装着軌跡という制限のために大幅な
小型。

軽量化に達し得なかった。

第１図に従来例を示しており、以下これについて説明す
る。矢印入方向からカセット（υが挿入されて仮装着さ
れ、その後支点＋２１を中心にカセット（１）が矢印Ｂ
方向に回動される。このとき図示していないが、シャー
シ（３）に植立された蓋あけ部材に保護蓋（４）ρτ当
接して保護蓋（４）が厄けられ且つシャーシ（３）に植
立されたカセット位置決めポスト（５）　（５）にカセ
ット（１）が嵌合抑圧されてカセット（１）の正装着が
なされる。

この方式では、 〔１〕カセツト（υが挿入されるとき、記録再生ヘッド
を有する回転シリンダ（６）に当たらないようにするた
めに、カセット収納部の仮装着位置を前記回転シリンダ
（６）よりも高い位置に配置せねばならない。

［２）正装着位置にカセット（１）が移動する際に、回
転シリンダ（６）と磁気テープ（７）張架位置が非常に
近接するため、ａステープ（７）の下端（７ａ）が回転
シリンダ（６目ト引っ掛かる恐れがある。

〔８〕テープの始終端検出用の部材（８）をカセット（
υ内に設けられた凹部（９）に挿入するために、カセッ
ト（１］の軌跡が（２〕の項目を含めて限定され、〔１
〕の項目に関してはカセット収納装置の回動角が大きい
ため、カセット（υを収納する筐体と支点１２１を結ぶ
アーム部が外装部ＱＯにより制限され、装置を薄型化す
るとアームが細（なりカセット収納装置として強度不足
となり、又アームの強度を増すには装置の薄型化が計れ
ない。

〔４〕上記［２）　［８〕の項目に関して満足な軌跡を
得るためには１回転シリンダ（６）とカセット（１）と
の距離を大きくするか、もしくは支点（２）迄のアーム
の長さを極力長くすることが必要であるが、装置を小型
化することができな（なると共にアームの強度を増すこ
とも必要となる。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、小型、軽量
化に大きく寄与し且つ部品点数を減らし。

安価なカセット収納装置を提供することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明のカセット収納装置は
、記録媒体を収納し且つ記録媒体を保護すべく保護蓋を
有するカセットを挿入装着す−る仮装着位置と磁気記録
再生装置にカセットを装着完了する正装着位置との間で
動作するカセット収納装置であって、カセットが挿入さ
れる本体部に前記保護蓋をカセットの挿入、取り出しに
応じて開閉する部材を設けてカセットの仮装着位置にて
正装着時に必要な保護蓋の開口量を得るようにしたもの
である。更に記録媒体を収納するカセットを挿入する本
体部をこの本体部に設けたアーム部に形成した長孔に支
軸を係合させて往復移動自在に構成し、前記アーム部に
は従動ピンを設けて、この従動ピンに係合し前記本体部
を長孔の長手方向に往復移動を可能ならしめる一対のカ
ム部材を具備し、前記本体部のカセット仮装着位置とカ
セット正装着位置との間の昇降時のカセット昇降軌跡を
前記カム部材により設定するようにしたものである。

′＃ご施例の説明 以下１本発明の一実施例について１図面（第２図〜第６
図）に基づいて説明する。

図において、同はカセット収納装置の本体部で。

両側に夫々アーム部四を有し、各アーム部四の先端には
長孔Ｑを有し、夫々支持部材■の支軸に）に回動自在に
係合している。前記各アーム部四にはフック部（至）が
形成され、このフック部（ホ）にばね弼が掛けられて本
体部（財）を一方向に付勢している。

四は前記アーム部四に植立した回転自在の従動ローラ翰
を係合させる溝カム部■を有する案内部材である。前記
溝カム部に）は前記本体部ゆが長孔（イ）の長手方向の
範囲内で移動するシフト量を有している。６）は前記本
体部？υに設けられカセット■の保護無勢の蓋あけ部材
となるレバーで、軸■によって本体部ゆ側面に回動自在
に取付けられ、一端部（２）はばね曽により一方向に付
勢され、他端部は保護蓋（至）のコーナ一部を引っ掛け
る折曲部■を有し且つ本体部（ロ）の底板曽に形成され
た切欠孔（至）に当接して位置決めされている。（至）
は軸（６）によって回動自在に取り付けられ、一端がば
ね簡によって一方向に付勢され、他端の突出部−がカセ
ット正装着時にカセットに）を位置決めポストθ◆に押
圧するようにしたレバーで、これはカセット（２）の上
面左右両側に対応して一対設けられている。カセットに
）のない状態では本体部四重に設けられたストッパー四
に当接して位置決めされている。ストッパー四は本体部
（ハ）内でカセットに）を規制する役目も果す。

今、第４図にて矢印Ｃ方向よりカセット（２）が挿入さ
れてレバーＬａηの折曲部（至）にカセットに）の保護
蓋に）が係合し、レバーＯｐが時計方向に回動する。

同時に保護蓋（至）が軸に）を中心に回動し、カセット
に）の前面が本体部底板（至）の一対のストッパーθη
に当接する迄挿入され、第５図に示すように保護蓋（至
）が所定の開口量迄あけられ仮装着が完了する。

通常、カセット（財）の保護蓋−は始めはロックされて
おり、第４図に示すようにカセットに）の前部がレバー
ＣＩ＋）に当接する時点ではロックが解除されている。

前記仮装着後、カセット（至）は第６図矢印り方向に回
動され、前記溝カム部曽に沿った軌跡でシャーシ（財）
に植立した位置決めポスト（財）に押圧されてカセット
（２）の正装着がなされる。■は回転シリンダである。

発明の効果 以上のように本発明によれｉ１次の効果を得ることがで
きる。

即ち仮装着位置にてカセットの蓋あけが完了するため、
カセット収納装置の回動角を減らすことができ、正装着
への移行時に磁気テープを１ｉｆｆ１転シリンダに引掛
けるという問題を防出でき、且つ回動角が少ないために
スペース的にアームの強度も確保される。又カム部材に
よってカセットの適切な軌跡を選ぶことにより回転シリ
ンダと磁気テープの距離をとりカセットと回転シリンダ
の距離を近づけることを可能ならしめ、小型、軽量化に
大きく寄与し且つ部品点数を減することも可能で。

コストダウンを計ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のカセット装着軌跡を示す説明図。 第２図〜＠６図は本発明の一実施例を示し、第２図（ａ
）及び（ｂ）はカセット収納装置の一部切欠平面図及び
側面図、第８図は要部拡大斜視図、第４図及び第６図は
動作説明図、第６図はカセット装着軌跡を示す説明図で
ある。 （２）°°°本体部、＠・・・アーム部、瞬・・・長孔
、（ハ）・・・支持部材、＠・・・支軸、に）・・・フ
ック部、＠・・・ばね、（財）・・・案内部材、ｒＸＪ
−・・従動ローラ、に）・・・溝カム部、＠・・・レバ
ー、に）・・・カセット、（至）・・・保護蓋、（財）
・Ｍ。 （７）・・・ばね、＠・・・折曲部、（イ）・・・レバ
ー、（ロ）・・・軸、四・・・ばね、（財）・・・突出
部、（ロ）・・・位置決めポスト、に）・・・ストッパ
ー、−・・・軸、（ロ）・・・ストツバ−２−・・・回
転シリンダ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録媒体を収納し且つ記録媒体を保護すべく保護蓋
   を有するカセットを挿入装着する仮装着位置と磁気記録
   再生装置にカセットを装着完了する正装着位置との間で
   動作するカセット収納装置であつて、カセットが挿入さ
   れる本体部に前記保護蓋をカセットの挿入、取り出しに
   応じて開閉する部材を設けてカセットの仮装着位置にて
   正装着時に必要な保護蓋の開口量を得るようにしたカセ
   ット収納装置。 ２、記録媒体を収納するカセットを挿入する本体部をこ
   の本体部に設けたアーム部に形成した長孔に支軸を係合
   させて往復移動自在に構成し、前記アーム部には従動ピ
   ンを設けて、この従動ピンに係合し前記本体部を長孔の
   長手方向に往復移動を可能ならしめる一対のカム部材を
   具備し、前記本体部のカセット仮装着位置とカセット正
   装着位置との間の昇降時のカセット昇降軌跡を前記カム
   部材により設定するようにしたカセット収納装置。