JPS61239259A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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Publication number
JPS61239259A
JPS61239259A JP8116885A JP8116885A JPS61239259A JP S61239259 A JPS61239259 A JP S61239259A JP 8116885 A JP8116885 A JP 8116885A JP 8116885 A JP8116885 A JP 8116885A JP S61239259 A JPS61239259 A JP S61239259A
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JP
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image
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Pending
Application number
JP8116885A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Murai
達也 村井
Masayuki Shinada
品田 政幸
Mitsutoyo Kikuno
菊野 充豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61239259A publication Critical patent/JPS61239259A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/04018Image composition, e.g. adding or superposing informations on the original image

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■発明の分野 本発明は、原稿の光像に応じた光を感光体に投影して静
電潜像を形成しこれを現像する複写装置に関し、特に、
これらに限定する意図ではないが。
原稿領域外の感光体領域を露光して余分な領域の現像を
消去したり、原稿像の一部のみを記録し他は消去する1
画像編集用の消去処理を行なうイレース装置の改良に関
する。
■従来の技術 通常の電子写真複写装置においては、イレーザを用いて
感光体上に形成される静電潜像を部分的に抽出したり消
去したりできる。またデジタル式の電子写真複写装置に
おいては、デジタル信号に変換された画像情報を処理す
ることにより、画像の一部を抽出したり消去したりでき
る。このような、原稿領域の抽出あるいは編集処理を行
なうため、イレース装置が備わっている。従来の最も単
純な態様では、複写設定し得る記録紙サイズおよび又は
原稿サイズと複写倍率で定まる感光体上原稿像領域(サ
イズ)に予め対応付けた複数個のシャッタをイレース光
源と感光体の間に配置し、設定記録紙サイズおよび又は
原稿サイズと複写倍率に基づいて、1個又は2個以上の
シャッタを選択的にイレース光源と感光体の間に進入さ
せて、シャッタ部は非露光として非露光部を原稿像光で
露光することが行なわれている。これにおいては、記録
紙サイズ、i稿すイズ、複写倍率が限られる。また、原
稿上の任意の領域を消去したコピーを得て、消去部にも
う一度のコピー(今度は該消去部対応領域を摘出し他部
を消去)で他の原稿の画像を形成する編集コピーは困難
である。そこで最近は、イレース光源を発光ダイオード
アレイとすることが行なわれている(例えば特願昭60
−008710号)0発光ダイオードアレイを用いると
きには、例えば3m+s角の矩形領域を最小単位として
所望の領域の画像抽出(又は消去)コピーが可能である
しかしながら発光ダイオードアレイで設定し得る最小単
位たとえば3mm角でも、任意倍率のコピーでの原稿像
外のイレース処理や画像抽出(消去)編集の領域設定に
は大き過ぎる場合があるし、例えばイレーザを利用して
文字等のキャラクタをプリントしようとする積極的なイ
レース装置の利用においては最小単位が大き過ぎるとい
う問題がある。また、発光ダイオードアレイの配線接続
が多く複雑であるという問題がある。
ところで、コピーを行なった後で、その時の原稿とコピ
ーとの変倍率を正確に知りたいことがある。例えば、1
枚の原稿からその互いに異なる一部を互いに異なる倍率
で複写した2枚の第2原稿が存在する場合に、第2原稿
から第1の原稿を再現するには、コピ一時の倍率の逆数
の変倍を各々の第2M稿について行ない、それらのコピ
ーを合成する必要がある。
また1寸法が正確でその縮尺(図面と実際の物との縮尺
)も記入されているが、寸法の数値の記入がない図面を
原稿として変倍コピーをとった場合、その時の変倍率が
分かれば、コピー図面からでも実物の寸法が分かる。従
来の4複写機では、変倍率の調整がせいぜい4段階程度
のため、コピー図面上の目盛等の大きさから、正確な変
倍率を知ることが可能であった。しかし、最近の複写機
においては、ズーム変倍機能が備わっており、例えば1
%単位で倍率調整が可能になっているため、正確な変倍
率を知ることができない。
■発明の目的 本発明は、コピー像にその正確なコピー倍率の情報を付
加することを目的とする。
■発明の構成 上記目的を達成するために本発明においては、原稿露光
手段の一部の領域の露光を禁止する選択露光手段を設け
るとともに、帯電後現像前の感光体表面を露光する、感
光体の幅方向に配列されたイレース光源と、感光体との
の間に、該幅方向に光透過制御電極が分割配列された液
晶シャッタを介挿し、液晶付勢手段で光透過制御電極の
それぞれに、複写倍率の情報に応じた光透過設定電圧お
よび光不透過設定電圧を選択的に与える構成とする。
これによれば1通常のコピー処理と同時に、あるいは通
常のコピーを行なった後で、自動的に変倍率の情報がコ
ピー紙上に記録されるので、コピーを見るだけで、すぐ
に正確な原稿上のサイズを知ることができる。液晶ユニ
ットを用いてこの記録を行なうので、高密度の記録がで
きる。従って、変倍率の情報を極力小さくして原稿像領
域から離れた位置に位置決めすることにより、それが画
像の妨げになるのを防ぐとともに1画像と変倍率情報と
が重なるのを防ぐことができる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
説明より明らかになろう。
第1図に本発明の一実施例の外観を示し、第2a図に内
部の機構概略を示し、さらに第2b図に感光体ドラム周
りの要素を拡大して示す。まず第1図を参照すると、1
が原稿を載せるためのコンタクトガラス、2が原稿を上
方から押圧する圧板、42が操作ボードである。コンタ
クトガラス■の端部には、オペレータに座標原点とX、
Y軸方向の概要を示すために、原稿走査方向Xに沿った
X目盛(1mmが最小単位)41xと、Y軸方向に沿っ
たY目盛(1m+nが最小単位)417とが配置されて
いる。X目盛41x及びY目盛41yには。
共にコンタクトガラス1の一角40を基準点(零点)と
して各軸方向に数値の大きくなる数値を付しである。
第2a図および第2b[を参照すると、コンタクトガラ
ス1の下方には照明ランプ3.第1ミラー4.第2ミラ
ー5.第3ミラー6、レンズ7゜第4ミラー8等々でな
る光学走査系が備わっている。この光学走査系は、矢印
X方向およびそれと反対方向に往復走査駆動される。な
お、光路長が変わらないように、照明ランプ3.第1ミ
ラー4等が搭載された第1キヤリツジ(99)は、第2
ミラー5.第3ミラー6等が搭載された第2キヤリツジ
の2倍の速度で移動する。
原稿からの反射光は、第2ミ°ラー5.第3ミラー6、
レンズユニット7および第4ミラー8で構成される光学
系を通って感光体ドラム9の表面に導かれる。第4ミラ
ー8と感光体ドラム9の間には画像露光シャッタ200
が配置されている。このシャッタ200は、後述する文
字プリントモードの複写で、イレース装置(イレーザ)
24による文字プリントモードのイレース露光領域の1
画像光による露光を防止するために備えられている。
感光体ドラム9の周囲には、帯電用チャージャ23、イ
レーザ24.現像器ユニット10.転写用チャージャ1
92分離用チャージャ20.クリーニングユニット22
等々が備わっている。感光体ドラム9は、この例では時
計方向に回転する。
感光体ドラム9の表面は、まず帯電用チャージャ23に
よって均一な高電位に帯電される。その高電位面に原稿
からの光が照射されると、照射光の強度に応じてその面
の電位が変化し、これによって感光体ドラム9の表面に
画像に応じた電位分布、すなわち静電潜像が形成される
。照射光の強い部分つまり画像の白に対応する部分は電
位が低く。
光の弱い部分つまり画像の黒に対応する部分は電位が高
い。
イレーザ24は、後述するようにこの例では棒状の陰p
i線管および液晶シャッタでなっており、対応する感光
体ドラム9表面の非画像領域や消去すべき画像領域に選
択的に光を照射することにより、その部分の電位を下げ
て自レベルの電位にする。
従って、感光体ドラム9の、イレーザ24で消去された
領域に、仮に原稿の黒画像により得られた光を照射して
も、その部分の電位は自レベルであり、その部分に黒画
像は再生されない。イレーザ24は1文字キャラクタプ
リントモードではそれに加えて、原稿上の指定された領
域に文字キャラクタを加えるべく文字キャラクタ部を黒
レベルとし、その周りの限られた領域を白レベルとする
文字プリント処理を行なう。
感光体ドラム9上の静電潜像は、現像ユニット10によ
フて現像される。つまり、現像ユニット10の部分を通
ると、電位の高い部分に現像ユニット10内の黒色トナ
ー粒子が吸着し、電位の低い部分にはそれが吸着しない
ので、静電潜像の電位分布に応じた黒白画像が、感光体
ドラム9上に再生される。
この例では、記録シートは2つの給紙カセット11及び
12に格納されており、いずれか選択されたものから給
紙される。13及び15が給紙コロ、14,16及び1
8がブイ−トローラ、17がレジストローラである。給
紙された記録シートは、その先端がレジストローラ17
に当接した状態で一担停止され、感光体ドラム9の回転
と原稿像走査に同期した所定のタイミングで、レジスト
ローラ17によって、感光体ドラム9表面の可視像(ト
ナー像)と重なるように送り込まれる。
記録シートが転写チャージャ19の位置を通ると。
感光体ドラム9上の可視像は記録シートに転写される。
その記録シートが分離チャージャ20の位置を通ると、
記録シートは感光体ドラム9から分離されて搬送経路に
導かれる。感光体ドラム9の下流側の搬送経路に配置さ
れた定着ユニット21を通ると、その熱により、記録シ
ート上のトナー像が記録シートに定着される。
定着ユニット21の下流側の搬送経路は、3つに分岐し
ている。上側の搬送経路は、記録シートを反転させるた
めに利用され、下側の搬送経路は。
複数回のコピープロセスを行なうための帰還経路として
利用される。中央の搬送経路が排紙経路である。いずれ
の搬送経路を通るかは、その分岐点に設けた搬送方向制
御機構31の状態によって定まる。帰還経路が選択され
た場合、記録シートは搬送ローラ32および搬送ベルト
33によって中間トレイ34まで搬送され、所定の給紙
タイミングになると、給紙コロ35.フィードローラ3
6および18を介して、レジストローラ17の位置まで
給紙される0反転経路は、両面コピーを行なったり、排
紙する記録シートの面を揃えるのに利用される。
第2C図に、照明灯3を載置した第1キャリッジ99部
をやや詳細に示す。第1キヤリツジ99には、スケール
受はアームSAが2側面着されている。これらのアーム
SAは、照明灯3の端部より外側に位置する。キャリッ
ジ99が待機位置(ホームポジション:HP)&こある
とき、アームSAの上方に位置する関係に透光性のY軸
スケール100が配置されている。このスケール100
は前後2個の支持アーム101で複写機上面板に押し付
けられている。支持アーム101は軸102に枢着され
ている。支持アーム101の下端にピンが固着されてお
り、このピンが引張コイルスプリング104で右方に引
かれ、このスプリング力によりアーム101に反時計方
向の回転力が加わり、アーム101がスケール100を
上方に持上げている。
スプリング104が係合した前記ピンにはソレノイド1
03のプランジャが係合している。ソレノイド103は
、通電されるとプランジャを左方に引き、これにより、
スプリング104に抗してアーム101を時計方向に回
転させる。
第1キヤリツジ99がホームポジション(第2c図状態
)にあるときにソレノイド103が付勢されると、アー
ム101が時計方向に回転し、これによりスケール10
0が降下してアームSA上に乗る。この状態でキャリッ
ジ99を走査方向Xに駆動すると、キャリッジ99と共
にスケール100が移動する。この実施例では、部分消
去処理のとき、ソレノイド103を通電し照明灯3を低
照度点灯として、オペレータの走査指示に応じてキャリ
ッジ99を走査方向Xに低速度駆動するようにしている
スケール100には、第2d図に示すように2組の目盛
100aおよび100bが付されている。
第1の目盛は画像原点から300m5の長さくA3サイ
ズ短辺長相当)に、目盛線(区分線)を入れ、■目盛(
1区分)を1 (2mm)として、0,10,20.・
・・290の数値が5目盛毎に付されており、この第1
目盛を付した領域にr9消」との印字が付され、第1目
盛を付した領域は、指定領域内の画像消去のために使用
することを意味付ける「青色」とされている。
第2の目盛100bは、第1の目盛100aと同じ単位
区分であるが、原点を300とし、5目盛毎に310,
320.・・・・600の数値が付されており、この第
2目盛を付した領域に「外消」との印字が付され、第2
目盛を付した領域は、指定領域の外側の画像消去(指定
領域内の画像摘出)のために使用することを意味する「
赤色」とされている。
イレーザ24の横断面を第4a図に示す。イレーザ24
は1紙面と垂直な方向に長い棒状の陰極線管240.断
面が楕円の略半分の形状の反射鏡242、投射光のスペ
クトル分布を感光体の特性スペクトルに合せるフィルタ
243.液晶板(液晶シャッタ)244および液晶ドラ
イバ245で構成されている。
陰極線管240は、中心に極細径のフィラメントワイヤ
(陰極)を張りその周りを円筒状の金網(加速グリッド
)で覆い、これらを、管内面に透光性電極膜をその上に
蛍光膜を接合したガラス管に封入した蛍光発光管である
液晶シャッタ244は、4ドツト/mmで透光性セグメ
ント電極(透光、非透光制御電極)を感光体ドラム9の
軸に沿う方向すなわち感光体の幅方向に2列(A列およ
びB列)に配列した、キャラクタ表現用のものであり、
セグメント電極およびそれに一体連続のリード電極が透
光基板上にプリントされている。数セグメント分の長さ
を有するグループ電極を同様に、感光体の幅方向に配列
した透光基板が、液晶膜を間にしてセグメント電極に対
向している。セグメント電極と一体連続のリード電極な
らびにグループ電極はフレキシブルプリント基板を介し
て液晶ドライバ基板に接続されている。液晶ドライバ基
板には液晶ドライバ245が装着されている。
Y軸スケール100をアームSA上に載せたとき、液晶
シャッタ244のセグメント電極列の端部に、スケール
100の第1目盛100aおよび第2目盛100bの目
盛線の端部(0,300)が、合致するように、アーム
SAに円錐状の突起5Aa2が形成されており(アーム
SAは前後に2個であり、それぞれに突起がある)、ま
た、Y軸スケールの両端に、表面側は小径で裏側が大径
の截頭円錐状の穴100c 1および100c2が開け
られている。ソレノイド103に通電したとき、Y軸ス
ケール100がアームSA上に降下するが、このとき突
起5Aa2が穴100c2に進入し、Y軸スケール10
0のY方向の位置決めが行なわれる。これにより、Y軸
スケールが、イレーザ24のイレース領域に正確に合致
する。
第3図に、操作ボード42を示す。第3図を参照すると
、操作ボード42には、プリントスタートキー43.テ
ンキー44.クリア&ストップキ45、’yJキー44
′、セット枚数表示器46、コピ一枚数表示器472割
込キー489割込表示器49.給紙力セット選択キー5
09紙サイズ表示器51,53.給紙選択表示器52゜
54、倍率調整キー55U、55D、倍率表示器56、
複写モードB(文字プリントモード)選択キー57S、
モードB表示器57L、複写モードA(2つの原稿の組
合せコピーモード)選択キー58S、モードA表示器5
8L2分数頁(全体頁数の中の第・・頁)プリント指定
キー59S2分数頁プリント表示器59L9頁プリント
指定キー60S、頁プリント表示器60L1頁プリント
位置指定キー61S9頁プリント位置表示器61L1〜
61L4y頁プリント姿勢指定キー62S2頁プリント
姿勢表示器62Lt t 62L2 yスケールプリン
ト倍率指定キー63S9倍率指定表示器63L、スケー
ルプリント指定キー64S、スケールプリント指定表示
器64L2文字プリント情報選択キー65S、情報選択
表示器65L、折印プリント指定キー66S、折印プリ
ント指定表示器66L2倍率プリント指定キー67S2
倍率プリント指定表示器67L、移動指定キー70 +
 X #70−X、70+yおよび7O−yt移動量表
示器71 XI 71 )’+ トナーエンド表示器7
2.ジャム表示器73.ペーパエンド表示器74および
領域読取のためのスケール走査指定用のスキャン指定キ
ー105Sおよびスキャン指定表示器105Lが備わっ
ている。
モードA指定キー58SでモードAを指定した状態では
、第1回目の複写では、定着を終了した記録シートが帰
還経路に搬送され、中間トレイ34に蓄えられ、第2回
目の複写では、中間トレイが給紙トレイとして自動選択
され、前回の記録シートに再度記録が行なわれる。モー
ドA(多重転写)の指定は2回のコピーサイクルを終了
する毎にクリアされるので、1回それを指定するだけで
は。
2回のコピーサイクルを実行した後、記録シートは排紙
される。
画像編集処理(モードAで第1原稿の一領域を消去し、
そこに第2g稿の一領域をはめ込む合成コピー)を必要
とする場合には、モードA指定キー58Sを利用する。
キー58Sを押し、スキャン指定キー105を押すと、
領域指定が可能になる。その入力モードでは、詳細は後
述するが、オペレータは、移動指定キー70+xおよび
70−Xでスケール100を露光走査方向およびリター
ン方向に駆動し、指定しようとするX位置で停止して、
指定しようとするY位置をスケール100の第1目盛(
中清しのとき)又は第2目盛(外消しのとき)で読み、
読んだ値をテンキー44で入力し、テンキー人力後「、
」キー44′を押す。
この操作を、指定しようとする領域の対角2点(X軸上
2位置)について行う・ この場合、第1目盛を利用したときには、指定領域内の
画像消去が自動的に設定され、第2目盛を利用したとき
には指定領域外側の画像消去が自動的に設定される。テ
ンキーから入力される数値情報は、各3桁であり、設定
枚数表示器46およびコピ一枚数表示器47に表示され
る。
文字プリントモード(モードBで原稿の一領域を消去し
、そこに所定の文章をはめ込む合成コピー)を必要とす
る場合には、モードB指定キー57Sを利用する。これ
においても、領域指定は前述の画像編集処理の場合と同
様に行なう。
モードAおよびBの指定がない通常のコピーモードでは
、これらの移動指定キー70 + x y 70X+7
0+yおよび70−yは、記録紙サイズ領域単位での画
像領域を外れる領域(イレース領域)の調整に利用され
る。
移動量表示器71xおよび71yには、移動指定キーの
操作によって得られる積算偏移量が数値で表示される。
頁プリント指定キー60Sはページ数をプリントする指
定に用いる。
分数頁プリント指定キー59Sは1分数の形での頁プリ
ントの指定に用いる。このキー598を押した状態でテ
ンキー44を操作すると、テンキー44で入力した数が
分数の分母となり、原稿取替え回数が分数の分子となっ
た頁プリントが行なわれる。
頁プリント位置指定キー61Sは、頁プリント位置を、
記録紙の4コーナの内どれかに指定するものであり、1
回操作する毎に表示器61L1〜61L4の1つから次
の1つに表示(点灯)が移り1表示している位置(下右
、下左、上右、上左)への頁プリントが指定される。
頁プリント姿勢キー62Sは頁数プリントの向きを指定
するものであり、縦姿勢および横姿勢の1つを選択し得
る。
スケールプリント指定キー648は記録紙への目盛のプ
リントを指定するものである。このキー648でスケー
ルのプリントが指定され、次に説明するスケールプリン
ト倍率指定キー63Sが入力されない時には、プリント
されるスケールは。
基準サイズのものに対し、設定複写倍率に変倍さ1.、
       れてプリントされる。この変倍は、後述
するように、ROMに予め格納したスケール用パターン
データの一部を間引いたデータを生成することにより行
なう。
スケールプリント倍率指定キー63Sはプリントするス
ケールの倍率を入力するためのキーであり。
このキーを押したままテンキー44で倍率を入力すると
、テンキー44人力値が、プリントされるスケールの大
きさく倍率)として設定される。
折開プリント指定キー66Sは記録紙の中央に折マーク
をプリント指定するものである。折印プリントを指定し
ていると、記録紙の、送り方向で中央部の上下余白相当
部にそれぞれ「+」がプリントされる。
文字情報選択キー65Sは、イレーザ24に接続したイ
レーザ制御ユニット(第4b図の241)に予め格納さ
れている複数の文章の内の1つを選択するためのもので
ある。キー658を押したままテンキー44を操作する
と、テンキー44で入力した数値で特定される文章がプ
リントされる。
第4b図に、イレーザ制御ユニット241の構成を示す
。制御ユニット241は、制御ユニット全体をコントロ
ールするマイクロプロセッサ24LA、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)241D、記入文字情報や制御情報
をあらかじめ記憶させた読み出し専用メモリ(ROM)
241 E。
入出力インターフエイス241G、241H,2411
、これらを結合するデータバス、前記入出力インターフ
ェイスからのデータから液晶セグメント電極付勢信号を
発生するデコーダ241G。
主制御部(第5図)のマイクロプロセッサ80とのイン
ターフェイスのための双方向バッファ241F、同期回
路241Bで構成されている。
イレーザ24の液晶シャッタ244は、−列当り4ドツ
ト/mmのピッチで最大複写幅に渡って透光制御セグメ
ント電極を配列した二剤(A列およびB列)のセグメン
ト電極アレイを有する。各セグメント電極に非透光付勢
電圧を印加するとその部分の液晶が非透光となり、陰極
線管240から感光体ドラム9への光を遮断する。主制
御部(第5図の80〜88)からの情報によって、2つ
の制御モードで付勢される。
まず通常のイレースモード(原稿領域外のイレースおよ
び原稿領域内の指定領域のイレース)では。
第4d図に示すように1選択したセグメント電極をA列
およびB列共に同時に付勢する。付勢時間2Tは感光体
ドラム表面が1ドツト(4ドツト/1IIII+)分移
動する時間である6文字情報をプリントするモードの場
合には、第4c図に示すように、A列よりも下流側に位
置するB列をA列の付勢タイミングよりT時間遅らせて
付勢する。
文字(夏用の数字も含む)の1個には、縦mドツト横m
ドツトが割り尚てられるが、前述の、第4c図および第
4d図に示すセグメント電極付勢電圧は、感光体表面の
半ドツト分の移動(T)につき1パルスで現われるドラ
ム同期パルスに同期して発生される。文字情報をプリン
トするモードの場合にはA列書込情報は同期パルスの2
個毎に次のラインのものに更新され、B列書込情報はA
列のものをTだけ遅延したものとされる。イレースモー
ドの場合には、A列の書込情報もB列書込情報も同じも
のとされ、同期パルスの2個毎に次のラインのものに更
新される。
画像露光シャッタ200もイレーザ24の液晶シャッタ
244と全く同じ構成であり、このシャッタ200は第
6a図に示す液晶ドライバ77に接続され、この液晶ド
ライバ77は制御ユニット82(第6a図)に接続され
ている。この画像露光シャッタ200は、原稿画像の設
定領域の光の。
感光体ドラムへの投射を遮断する目的のものであるので
、液晶シャッタ244のイレースモードと同様に付勢さ
れる。文字情報プリントモードのような付勢制御は無い
ので、′この画像露光シャッタ200の制御ユニット8
2は、文字キャラクタ情報や文章情報は保有していない
、その全構成および制御動作が簡単になっている。なお
この制御ユニット82は、主制御ユニット(第5図の8
0〜88)よりのデータに基づいてドライバ77を制御
する。制御動作等は後述する。
画像露光シャッタ200は原稿走査光の光路中に設置さ
れており、主制御部(80〜88)からの情報により液
晶セグメント電極を選択付勢し、原稿走査光を選択的に
遮断する。例えば、第7a図に示すSL、T2−82.
T5の座標で定まる記録領域の中のPI、T3−P2.
T5の座標で定まる領域への文字プリントが操作部で設
定された場合、複写幅方向においてはPL−P2の区間
に相当するセグメント電極を選択して不透光付勢し、走
査方向においては、T3−T4区間のみそれらのセグメ
ント電極の不透光付勢を行なうことにより、PL、T3
−P2.T5の座標で定まる領域の画像露光が遮断され
ることになる。なおこの領域には、イレーザ24で所要
文字がプリントされることになる。したがフて画像露光
シャッタ200はプリントモード(倍率プリント、頁プ
リント、スケールプリント、文字プリント)で付勢制御
される。
第5WIに、第1図の複写装置の電気回路の概略を示す
。第5図を参照する。主制御部は、マイクロコンピュー
タ(CPU)801システムコントローラ81.カウン
タ82.読み出し専用メモリ(ROM)83.読み書き
メ−[−1J(RAM)84゜不揮発性読み書きメモリ
(NRAM)85.入出力ポート(Ilo)87.88
等でなっている。
不揮発性読み書きメモリ85の電源ラインには、バック
アップ回路86を介して、バッテリー90が接続されて
いる。電源ユニット89からの電源ラインは、ダイオー
ドを介して、バッテリー90に並列に接続されている。
入出力ポート87には、前述のイレーザ制御ユニット2
41および画像露光シャッタの制御ユニット82が接続
されている。
入出力ポート87には、他に、分離ジャムセンサ。
重送検知センサ、Pセンサ、トナーセンサ、キャリッジ
99のホームポジションセンサ、その他のセンサおよび
スイッチユニット、ジャム表示器。
操作ボード(操作パネル)42等々が接続されている。
入出力ポート88には、各種モータを駆動するドライバ
、照明ランプ3を制御するランプレギュレータ、定着ヒ
ータ制御ユニット、高圧電源ユニット、ドラムヒータ制
御ユニット、各種サーボモータを駆動するサーボモータ
制御ユニット、クラッチ&ソレノイドドライバ等々が接
続されている。
カウンタ82は、ここでは画像露光シャッタ200の制
御タイミングを生成するために使用される。
第6a図に、カウンタ82と画像露光シャッタドライバ
77を含む回路の具体的な構成を示す。
第6a図を参照する。
カウンタ82には、マイクロコンピュータ(以下。
CPUと略す)94、プログラマブルインターバルタイ
マ93等々が備わっている。ここで用いているタイマ9
3は、インテル社製の8253(8254でもよい)で
ある、このカウンタは、簡単にいうと%3つの16ビツ
トカウンタを内蔵しており、内部のコントロールレジス
タにセットされるデータの内容に応じて、6種類のモー
ドのいずれか指定されたモードで動作する。各々のモー
ドは、次のとおりである。
モード0:ターミナルカウント モードセット後のカウンタ出力状態は低レベルLである
。カウンタに値をセットすると、クロック入力の計数を
開始する。そしてターミナルカウントになると出力状態
が高レベルになり、その状態を保持する。
モードl:プログラマブルヮンショット各タイマのゲー
ト入力はこのモードではトリガ入力として機能する。ト
リガ入力があると、その次のクロックから始まる、予め
設定されたクロック長のワラショットパルス(Lアクテ
ィブ)が出力に現われる。
モード2:レートジェネレータ レジスタに予め設定した値nによフてクロック入力n個
に1回の割合で1クロック間隔のパルス(Lアクティブ
)を出力する。
モード3:矩形波のレートジェネレータモード2と同様
であるが、設定レート値の1/2のカウント数の矩形波
を出力する。
モード4:ソフトウェアトリガのストローブモードセッ
ト時は出力が高レベルHであるが、カウントレジスタに
値をセットすることによりクロック入力のカウントを開
始し、カウントアツプによって1クロック間隔のパルス
(Lアクティブ)を1回だけ出力する。
モード5ニハードウエアトリガのストローブゲート端子
がトリガの機能を果たし、トリガ入力の立ち上がりによ
ってカウントを開始する。ターミナルカウント時に1回
だけ1クロック間隔だけ出力が低レベルLになる。
プログラマブルインターバルタイマ(以下、タイマと略
す)93の3つのカウンタ(0,1,2)の計数入力端
子CLKO,CLKI及びCLK2には、所定周期のク
ロックパルスを発生する発振器oSCの出力端子が接続
されている。
CPU94の出力ポートPGIがタイマ93のカウンタ
0のゲート端子GATEOに接続され、オアゲー)−G
3の出力端子がタイマ93のカウンタ2のゲート端子G
ATE2に接続され、オアゲートG4の出力端子がタイ
マ93のカウンタ1のゲート端子GATEIに接続され
ている。オアゲートG3の2つの入力端子には、アンド
ゲートG1の出力端子およびCPU94の出力ポートP
G3が接続され、オアゲートG4の2つの入力端子には
、アンドゲートG2の出力端子およびCPU94の出力
ポートPG5が接続されている。
アンドゲートGlの2つの入力端子には、タイマ93の
出力端子○UTIおよびCPUの出力ポートPG2が接
続され、アンドゲートG2の2つの入力端子には、タイ
マ93の出力端子0UT2およびCPU94の出力ポー
トPG4が接続されている。タイマ93のデータライン
DO〜D7及び図示しない制御ラインに、CPU94の
多数の出力ポートが接続されている。
発振器○SCの出力端子が、インバータINVIを介し
てドライバ77のクロック入力端子CLOCKに接続さ
れ、タイマ93のカウンタ0の出力端子○UTOが、イ
ンバータINV2を介して、ドライバ77のラッチ制御
入力端子LATCHに接続され。
タイマ93のカウンタ2の出力端子0UT2が信号出力
端子(S−OUT)として、ドライバ77の信号(デー
タ)入力端子5−INに接続されている。
ドライバ77には、同一構成の19個の集積回路(来夏
製T D62802P)  I C1〜IC19が備わ
っている。
各々の集積回路は、第6b図に示すように、8ビツトの
シフトレジスタ、8ビツトのラッチ、ゲートおよびドラ
イバでなフており、出力イネーブル制御端子ENABL
E、ラッチ制御端子LATC)!、信号入力端子5−I
N、クロック入力端子CLOCK、リセット制御端子R
ESET、信号出力端子5−OUTおよび8ビツトのド
ライバ出力端子が備わっている。なお、図中にオーバラ
インを付した記号は、その信号ラインがLアクティブで
あることを示す。
各集積回路のラッチ制御端子LATCHはドライバ77
の入力端子(LATCH)に互いに共通に接続され。
各集積回路のクロック入力端子はドライバ77の入力端
子(CLOCK)に互いに共通に接続されている。
ドライバ77の入力端子(S −I N)は集積回路工
C1の信号入力端子5−INに接続され、各集積回路I
C2,IC3,IC4,IC5,・・・・。
ICI 8およびICI 9の信号入力端子5−INは
、それぞれ各集積回路ICI、IC2,IC3゜IC4
,・・・、IC17およびICI 8の信号出力端子5
−OUTに接続されている。
つまり、集積回路ICI〜IC19は互いに直列に接続
され、それによって、全体で複写最大幅分のビット数の
シフトレジスタを構成している。各ビットの出力端子に
、それぞれ抵抗器を介して、画像露光シャッタ200の
セグメント電極が接続されている。
従って、ラッチ信号が現われた時点で、高レベルH(ド
ライバの出力では反転される)を保持しているビットは
、セグメント電極を付勢し、低レベルLを保持している
ビットはセグメント電極を消勢するから、信号ライン5
−INに、遮光情報を複写最大幅分のビット数のシリア
ルデータとして入力し、それが完了した時点でラッチパ
ルスを与えれば、複写最大幅の任意の領域を選択的に非
露光とすることができる。
1回のコピーサイクルにおける。感光体ドラム9表面上
の複写可能領域を、第7a図に展開して示す。感光体ド
ラム9は定速で回転するので、固定位置から見ると、感
光体ドラム9表面の走査方向(図に原稿走査方向として
示す:X)の位置は、時間で示すことができる。図の縦
方向が、幅方向すなわちY方向である。
例えばA3サイズの複写が可能な装置において、B4サ
イズの原稿像を複写する場合、第7a図のように、原稿
像複写領域は、複写可能領域よりも小さくなる。この場
合、複写可能領域の先端から原稿像の先端までの領域(
時間T1〜T2)では先端イレース(全幅イレース)を
行ない、原稿像の存在する領域(時間T2〜T5)では
サイトイレース(原稿幅以外をイレース)を行ない、原
稿像の後端から複写可能領域の後端までの領域(時間T
5〜T6)では後端イレース(全幅イレース)を行なう
。これは従来の一般の複写機でもほとんど行なわれてい
る。
画像の編集(合成コピー)のため、原稿像の特定の領域
を消去又は抽出する場合、原稿像の領域内において、更
にイレース(静電潜像の消去)を行なう必要がある。つ
まり、第7a図においては、領域の消去の場合を示して
あり、時間T3〜T4で特定される走査方向(X方向)
位置で、幅方向(Y方向)のP1〜P2の領域を消去す
る。イレーザ24は幅方向の軸に沿ってO−Mの位置の
全領域をカバーするように配置しであるので、イレーザ
24のどの領域のセグメント電極を付勢/消勢するか、
を制御することによって、幅方向のイレース領域が定ま
る。
文字情報プリント、頁プリント、倍率プリント。
折開プリント、あるいはスケールプリントの場合には、
プリント領域を非露光(画像光遮断)するために画像露
光シャッタ200の制御が、イレーザ24のイレース制
御と同様に行なわれる。但し、イレーザ24の場合には
、消去領域ではセグメント電極を光透過に制御するが1
画像露光シャッタ200では、非露光領域ではセグメン
ト電極を光非透過に制御する。画像露光シャッタ200
にも。
どの領域のセグメント電極を付勢するかを示す情報を与
えるので、N方向の露光遮断領域も時間で表わすことが
できる。この例では、第6a図に示したカウンタ82に
所定の制御データを与えることにより、カウンタ82が
、イレーザドライバ77を付勢するためのシリアル信号
を自動的に生成する。
具体的には、CPU80がCPU94に送る制御データ
は、イレーザの付勢/消勢および消勢/付勢の切り変わ
りの位置情報を含んでいる。例えば、イレーザのセグメ
ント電極の1〜20,40〜60及び100〜150の
各領域を付勢し、その他の電極21〜39及び61〜9
9を消勢する場合。
21.40.61及び100が制御データになる。
CPU94は、この制御データを順次タイマ93にセッ
トすることにより、信号(S−OUT)を生成する。
第6c図に、カウンタ82内の各部の信号タイミングの
一例を示す。第6c図を参照する。CPU80からCP
U94にデータがセットされると。
まずタイマ93のカウンタ0及び1のモードセット(計
数値セット含む)を行なう。具体的な設定動作について
は後で詳細に説明する。
次いで、出力ポートPGI及びPO2にそれぞれパルス
を1つ出力する。これによって、タイマ93のカウンタ
0及び1がトリガされる。カウンタlの出力端子0UT
Iはその次のクロックパルス(CL K)の立ち下がり
で低レベルLにセットされ、このカウンタ1は計数を開
始する。この後で、CPU94はカウンタ2のモードセ
ット(計数値セットを含む)を行なう。
カウンタ1に予めセットした値の計数が完了すると、出
力端子0UT1が高レベルHに反転する。
この信号がゲートGl及びG3を介してカウンタ2のゲ
ート端子GATE2に印加され、それによってカウンタ
2がトリガされる。このため1次のクロックパルスの立
ち下がりで、カウンタ2の出力端子0UT2が低レベル
Lにセットされ、カウンタ2が計数を開始する。この後
で、CPU94はカウンタ1のモードセットを再び行な
う。
カウンタ2に予めセットした値の計数が完了すると、出
力端子0UT2が高レベルHに反転する。
この信号が、ゲートG2及びG4を介してカウンタ1の
ゲート端子GATEIに印加され、これによって再びカ
ウンタlがトリガされる。
上記動作を繰り返すことにより、カウンタ2の出力端子
すなわちカウンタ82のデータ出力端子5−OUTには
、CPU80によってセットされたデータに応じたタイ
ミングでレベルが反転する信号が得られる。この信号は
、イレーザドライバ77の内部では、クロックパルスに
同期して、順次シフトレジスタ内に取り込まれるので、
カウンタ82の動作開始から300パルスを経過した時
点では、シフトレジスタの全ビットに、イレーザ付勢用
のデータがセットされている。最初のモードセットの時
点で、タイマ93のカウンタOには、最大値M(=30
0)がセットされ、これによって、アータセットが完了
した時に、ラッチパルス(LATCH)’が生成される
。このラッチパルスによって、シフトレジスタ内のデー
タがラッチされ、そのデータに応じてセグメント電極の
付勢が制御される。
信号5−OUTのレベルH及びLが、それぞれセグメン
ト電極のオン及びオフすなわち露光遮断の有無を示すの
で、このような制御を行なうことにより、感光体ドラム
幅方向の任意の位置の露光遮断を制御することができる
。なお、第7a図においては最も簡単な矩形パターンの
領域消去を示しているが、この実施例の構成では、カウ
ンタ82が高速で信号生成を制御するので、複雑な形状
の領域を消去の対象として設定することが可能である。
ここで、タイマ93のカウンタ1と2を交互に動作させ
るのは1時間的な余裕を持たせるためである。つまり、
光学系走査の1mm毎に領域指定を可能にするには、感
光体ドラム表面の移動速度が1 m m / m se
eであると仮定すれば、1m5ec以内に、イレーザ付
勢情報の更新を完了する必要がある・多数個の全てのセ
グメント電極のデータを1m5ec以内にセットするに
は、発振器O8Cが出力するクロックパルスの周期を約
5μsecに設定しなければならない。しかし、タイマ
93のモードセットには少なくとも数10.4secを
要するので、モードセットを行なう毎に、タイミングに
かなりの制御誤差が生ずる。そこで、この実施例では、
カウンタ1が動作している時にカウンタ2のモードセッ
トを行ない、カウンタ2が動作している時にカウンタ1
のモードセットを行なうようにしている。
この例では、CPU80がCPU94に制御データをセ
ットするのは、感光体ドラム表面が1mm移動する毎で
あり、こ九は同期パルス発生器107が出力するパルス
に同期して行なっている。
第8図に示すように、コンタクトガラスエ上に載置され
る原稿91の所定の領域92を、2つのX座標情報xi
、x2と2つのY座標情報71+y2の指定により特定
する場合、各座標毎に領域の抽出/消去(イレーザ24
による)の指定を行ない、2つの座標系の論理積(AN
D)および論理和(OR)の組み合せを考えると、第9
a図。
第9b図、第10a図、第10b図、第11a図。
第11b図、第12a図および第12b図に示す8種類
の領域指定パターンが存在する。すなわち、第9a図お
よび第9b図は、それぞれ、x1〜X2の領域消去とy
1〜y2の領域消去との、消去に関する論理積および論
理和で得られるパターンを示し、第10a図および第1
0b図は、それぞれ、x1〜x2の領域消去とy1〜y
2の領域抽出との、消去に関する論理積および論理和で
得られるパターンを示し、第11a図および第11b@
は、それぞれ、x1〜X2の領域抽出とy1〜y2の領
域消去との、消去に関する論理積および論理和で得られ
るパターンを示し、第12a図および第12b図は、そ
れぞれ、xl”x2の領域抽出とy1〜y2の領域抽出
との、消去に関する論理積および論理和で得られるパタ
ーンを示している。
パターンの組み合せは、他にも考えられる。
しかしながら、特殊なパターンが使用される確率は小さ
く、しかもパターンの種類が多いとオペレータが操作を
誤る可能性もあるので、この実施例においては、第9a
図に示されるパターンと第12brMに示されるパター
ンの2つのみを採用し・領域消去(指定領域内の消去)
の指定の場合には第9a図のパターンを利用し、領域抽
出(指定領域外側の消去)の場合には第12b図のパタ
ーンを利用する。
画像の編集を行なう場合、特定の領域の画像を任意の位
置に移動させる必要が生ずる。この種の画像移動は、大
容量のメモリを備えたデジタル式の複写装置であれば、
データ処理により簡単に行なうことが可能である。しか
し普通の複写機ではそれができないので、この実施例で
は次のような手段を用いている。
X@力方向移動 感光体ドラムの回転が基準になるので、それと同期した
標準的なタイミングに対して、光学走査系の走査開始タ
イミングおよび/又はレジストローラ17のシー(−供
給タイミングをずらす。つまり、光学走査系の走査開始
タイミングを早めれば、感光体ドラム9上に形成される
画像の位置は。
第7a図の原稿走査方向(X)に対して負の方向(図の
左側ンに移動し、走査開始タイミングを遅らせれば、画
像の位置は原稿走査方向に対して正の方向(図の右側)
に移動する。
また、レジストローラのシート供給タイミングを早めれ
ば、記録シートが感光体上の像の通常の位置よりも先の
位置にずれることになり、原稿走査開始タイミングを遅
らせる場合と同様の、画、像の移動が行なおれ、レジス
トローラのシート供給タイミングを遅れさせれば、原稿
走査開始タイミングを早める場合と同様に、画像の移動
が行なわれる。この例では、比較的小さな距離で画像の
移動を行なう場合には原稿走査開始タイミングのみをず
らし、移動距離が大きくなる場合に、原稿走査開始タイ
ミングとレジストローラのシート供給タイミングの両者
をずらすようにしている。
Y方向の移動   ゛ この例では、光学走査系に備わったレンズ7の位置をY
軸に沿って動かすことにより行なっている。この移動の
原理°を第7b図に示す。すなわち第7b図において、
レンズが実線の位置にある場合、原稿の各部A、B及び
Cから出た光は、感光体上のA、B及びCの位置にそれ
ぞれ達するが。
レンズが2点鎖線の位置に移動すると、原稿の各部A、
B及びCから出た光は、2点鎖線の光路を通り、それぞ
れ感光体上のA’、 B’及びC′の位置に達する。つ
まり、レンズを移動させることにより、原稿上の像と感
光体上の像との位置関係がY軸方向にずれる。
変倍に関しては、従来と同様に、レンズとミラーとの位
置関係を変え、光学系走査系全体の倍率を調整したうえ
で、倍率の逆数と等倍の時の光学走査系の走査速度との
乗算を行ない、その結果に応じた速度で光学走査系の走
査を行なう。なお、Y軸方向の画像移動を行なう場合の
、コピー画像の移動量りは、レンズの移動量をd、変倍
率をmとすると次のようになる。
D=  (1+m)  d 第13a図、第13b図、第13e図、第13d図、第
13e@、第13f図、第13g図および第13h図に
、マイクロコンピュータ(CPU)80の1文字等のプ
リントおよび画像合成のための設定動作を中心とした概
略動作を示す。各回を参照して動作を説明する。なお、
説明する処理ステップの番号は、括弧内に示す。
電源がオンすると、各部の初期化(1)を行ない、各入
力ポートの状態読取(2)を行ない、動作可能か否かを
判定する(3)、レディでなければ、異常の有無をチェ
ックをしく4)、異常があれば異常を示す表示をセット
する(5)。この後、レディになるまでは、(2)−(
3)−(4)−(2)−・・・、又は(2)−(3)−
(4)−(5)−(2)−・・・・と、ループ状に処理
を行なう。
レディを検出すると(3)、異常を示す表示のリセット
を行ない(6)、標準モードにおける各種パラメータを
所定のレジスタに初期セットしく7)、複写レディの表
示をセットしく8)、操作ボード42の各部(キースイ
ッチ類)の状態を読取る(9)。操作ボード42のプリ
ントスタートキー43の状態をチェックしく10)、ス
タート指示がないと、次にテンキー44の状態をチェッ
クする(21 a)。
テンキー44に対する入力操作がなければ、第13b図
に進み、スイッチ58S(モードA)オンフラグおよび
スイッチ57S(モードB)オンフラグをチェックする
(24)、このフラグは初期状態ではクリアされている
ので、いずれかのオンオンフラグがあると、編集(モー
ドA)又は文字プリント(モードB)が指示されている
のでステップ(25)に進み、スキャンキーオンプラグ
をチェックする。このフラグも初期状態ではクリアされ
ているので、スキャンキーオンフラグがあると、ai俟
領領域指定指示されているので、第13e図の指定領域
読取制御に進む。
しかし1編集キーオンフラグが無いと編集が指示されて
いないので、移動指定キー70 + x s 70X+
70+yおよび70−yのチェック(第13b図の90
,92,94および96)を行ない、いずれの移動指定
キーもオンでなければ、他のキーの状態をチェック(9
8)L、、それもオンでなければ、操作ボード42の状
態読取(9)に戻り、この処理を繰り返す。つまり、い
ずれのキーも操作されない状態では、(8)−(9)−
−(96) −(98) −(8)−・・・・と、ルー
プ状に同一の処理を繰り返し、キーが押されるのを待っ
ている。
移動キー70+xが押されると、ステップ(9o)の次
で、パラメータT2およびT5の値をそれぞれ1ずつ増
加させ(91) 、微小時間dT1  (例えば0.5
秒間)の時間待ち(99)を行なった後でステップ(9
)に戻る。同様に、移動キー70− xが押されると、
ステップ(92)の次で、パラメータT2およびT5の
値をそれぞれ1づつ減小させ(93) 、微小時間dT
jの時間待ち(99)を行なった後でステップ(9)に
戻る。移動キー70 + yが押されると、ステップ(
94)の次で、パラメータS1およびS2の値をそれぞ
れ1ずつ増加させ(95) 、微小時間dT1の時間待
ち(99)を行なった後でステップ(9)に戻る。移動
キー70−yが押されると、ステップ(96)の次で、
パラメータS1およびS2の値をそれぞれ1ずつ減小さ
せ(97) 、微小時間dT1の時間待ち(99)を行
なった後でステップ(9)に戻る。
つまり、この場合(編集、プリント非指示状態)に移動
指定キーを操作すると、パラメータT2゜T5.SLお
よびS2の値を更新することができる。これらのパラメ
ータは、第7a図を参照すると、原稿像複写領域に対応
するものである。従って、移動指定キーのいずれかを操
作することにより、先端イレース、サイトイレース及び
後端イレースの行なわれる領域が調整される。
また、図面には示されていないが、これらのパラメータ
T2およびT5の更新に伴ない、同時に、X方向の画像
移動、すなわち光学走査系の走査開始タイミングの更新
が行なわれる。また、パラメータS1およびS2の更新
に伴ない、同時に、Y方向の画像移動、すなわちレンズ
7のY方向移動が行なわれる。移動量は、操作ボード4
2上の移動量表示器71xおよび71yに数値で表示さ
れる。
*モードA指定キー58Sが押されると、第13f図の
(116)に進み、スイッチ588オンフラグの状態が
変化する(117〜119)。
すなわち、初期状態でキー58Sが押された場合にはス
イッチ583オンフラグがセットされ(117,119
)、オンフラグがセットされている時にキー583が押
された場合には、オンフラグがクリアされる(117,
118)。
スイッチ588オンフラグがセットされると、ステップ
(24)の次にステップ(25)に進み、スキャンキー
オンフラグがチェックされる。スイッチ588オンフラ
グがセットされた状態において、スキャンキー105が
押されると、ステップ116〜119と同様なステップ
(図示省略)でスキャンキーオンフラグがセットされる
。スキャンキーオンフラグがあるときにスキャンキー1
05が押されると該フラグがクリアされる)。
申*モードB指定キー57Sが押されると、第13f図
の(120)に進み、スイッチ578オンフラグの状態
が変化する(121〜123)。
すなわち、初期状態でキー57Sが押された場合にはス
イッチ578オンフラグがセットされ(121,122
)、オンフラグがセットされぞいる時にキー578が押
された場合には、オンフラグがクリアされる(121,
123)。
スイッチ578オンフラグがセットされると、ステップ
(24)の次にステップ(25)に進み、スキャンキー
オンフラグがチェックされる。
**スイッチ588オンフラグ又はスイッチ588オン
フラグがあって、スキャンキーオンフラグが立つと、ス
テップ(24) −(25) (第13b図)を経て第
13c図のステップ(26)と(36)で移動指定キー
70+xと70−xのオンがチェックされる。ここで移
動指定キー70+xがオンになると、ステップ(27)
〜(32)の、スケール走査駆動制御を行ない、移動指
定キー70−Kがオンになるとステップ(37)〜(4
0)のスケールリターン駆動制御を行なう。
すなわち、移動指定キー70+xがオンになると、まず
スケール走査位置カウンタの内容を参照しく27) 、
その内容が走査方向限界値(例えばA3サイズ長辺相当
値) LMP以上であるか否を見て、否であると走査駆
動し得るので、ソレノイド103を付勢セットしくこれ
によりスケール100がキャリッジ99(第2byJ)
上のアームSA上に乗る)、ランプ3を低照度点灯にセ
ットする(39)。次にソレノイド103の通電により
スケール100がアームSA上に乗るまでの時間dTi
の経過を待ち(30)、キャリッジ99走査モーター0
6(第5図)を低速正転付勢にセットし、キャリッジ9
9の移動に連動して電気パルスを発生する同期パルス発
生器107(第5図)の発生パルスのアップカウントを
開始する(31)。次にキャリッジ走査フラグをセット
する(32)。このようにキャリッジ99の走査駆動を
開始した後は、移動指定キー70+λがオンの間、ステ
ップ(27) −(2B)と進む。カウント値がリミッ
ト値LMPに達するとステップ(34)に進んでモータ
106を停止しキャリッジ走査フラグをクリアする(3
5)。移動指定キー70+xがオンからオフに変わると
、ステップ(26) −(33) −(34)−(35
)と進んで同様にモータ106を停止する・移動指定キ
ー70−xがオンになると、スケール走査位置検出用の
カウンタの内容を参照し、それがホームポジション(0
)を示すものであるとモータ106は付勢しないが、そ
うでないと、モータ106を低速逆転付勢にセットしダ
ウンカウントを開始しく39)、キャリッジリターンフ
ラグをセットする(40)、このようにキャリッジ99
のリターン駆動を開始した後は、移動指定キー70−x
がオンの間、ステップ(37) −(38−■)と進む
。カウント値がホームポジションHPの値(0)に達す
るとステップ(42)に進んでモータ106を停止しキ
ャリッジリターンフラグをクリアする(43)、移動指
定キー70−xがオンからオフに変わると、ステップ(
36)−(37) −(42) −(43)と進んで同
様にモータ106を停止する。
以上に説明したスケール駆動制御により、オペレータが
スイッチ588又は578を押してモードA (gl集
モード)又はモードB(文字プリントモード)をセット
し、スキャンキーを押してスケール駆動モードをセット
し、次に移動指定キー70+Xを押すとキャリッジ99
にスケール100が支持されて照明灯が低輝度点灯して
スケール100の目盛をコンタクトガラス上の原稿に投
影して、露光走査方向に移動し始める。移動指定キー7
0+Xを離す(オフ)とそこでスケールが停止する。移
動指定キー70−xを押すとスケール100がリターン
方向に移動し、移動指定キー70−xを離す(オフ)と
そこでスケールが停止する。いずれにしても、一度移動
指定キ−70+xを押したときから、スキャンキー10
5を再度押してスケール走査モードを解除するまでソレ
ノイド103が通電され、照明灯3が低輝度点灯してい
るので、オペレータは原稿上のスケール投影像が見える
今ここでオペレータの消去領域(モードA)入力および
プリント領域(モードB)の所要操作を要約すると次の
通りである。
1、スイッチ58S又は578オン。
2、スキャン指定キー105オン。
3゜移動指定キー70+xオン(その後必要に応じて7
0−xオン)でスケールを、所要領域の1コーナに停止
させる。
4、モードAで指定領域内消去のときは第1目盛100
aの目盛値での、また指定領域外側消去のときには第2
目盛100bの目盛値での、該コーナのY、PnII値
をテンキー44で入力し、次に「、」キー44′をオン
。モードBでは目盛のいずれを使用しても同じ結果とな
る。
5、上記3.と同様にスケールを所要領域のもう1つの
対角コーナに停止させる。
6、上記4と同様に入力。
7、スキャン指定キー105を再度オンしてスケール走
査モード解除。
*中**次に、オペレータの上記4.の操作に応答した
領域データ入力処理を説明する。オペレータがテンキー
44を操作すると、第13a図のステップ(22)で押
されたキーに割り当てられている数値が数値レジスタに
読み込まれる。次に「、」キー44’をオンすると、第
13e図のステップ(44)からステップ(45)に進
む。ここで上記4.の操作まではi = Oであるので
、ステップ(46)に進んで数値レジスタの内容をYf
レジスタに、またスケール走査カウント値(走査位置検
出値)をXfレジスタに格納し、ステップ(47)でt
 = 1をセットし、ステップ(48)でdTlの時間
経過を待ってまた操作ボード読取(9)に戻る。すなわ
ち、オペレータが、スケール100を所望位置に移動さ
せてテンキーでスケールの目盛値を入力し、「、」キー
44′を押すと、テンキー人力値がYfレジスタに、ま
た、そのときのスケール位置がXfレジスタにセットさ
れる。
次に同様に、上記5.の通リスケールを次の位置に移動
させて、上記6.で目盛値入力を行なうと、今度は、i
 = 1であるので、ステップ(45)からステップ(
49)に進んで、数値レジスタの内容をY、/レジスタ
に、スケール位置をXルジスタにセットしく49)、i
をOにリセットしく50 a)、1領域の入力を終了し
たことを示すリード終了フラグをセットする(50 b
)。
以上で、原稿の所望領域の対角コーナの座標がマイクロ
プロセッサ80に読み込まれたことになる。
*****オペレータが上記7.の通リスキャン指定キ
ー105を押すと、これがステップ(9)で読み取られ
てスキャンキーオンフラグがクリアされ、これに対応し
て、制御は第13b図のステップ(25)からステップ
(58)に進み、スケール走査終了処理ステップ(5g
) −(59) −(60) −(61)で、スケール
100をホームポジションHPに戻してソレノイド10
3を消勢し、ランプ3を消灯する。そして次に第13d
図に示すイレース領域の設定、又は、第1.3 a図に
示すプリント領域の設定を行なう。
まずイレース領域の設定を第13d図を参照して説明す
る。まずスイッチ588オンフラグがあると(モードA
が設定されていると:62)イレースセットフラグ(イ
レース領域設定ニステップ71〜81b:を実行したこ
とを示すフラグ)の有無を参照しく63)、それがない
(未設定である)とリード終了フラグ(50b)の有無
を参照する。リード終了フラグがないと、領域座標デー
タがまだ入力されていないので、第13f図以下のキー
イン処理に進む。リード終了フラグがあると、領域座標
データがすでに入力されているので。
ステップ71で、レジスタYfの内容を300と比較す
る。Yfレジスタの内容Yfが300未満であると、ス
ケール100の第1目盛100aに基づいて数値が入力
されているので、r9消」が指示されているとして、ス
テップ(72)〜(77)の領域判定を経て、ステップ
(78a)〜(81a)で、指定領域内の画像消去(イ
レース領域設定)を行なう。これにおいて、ステップ(
72)で念のためY!レジスタの内容Y!も300と比
較して、第1目盛100aに基づいた入力値であるか否
かを見る。Yfが300未満であると、2点入力のいず
れも第1目盛100aに基づいたものであるので、演算
値AYfおよびA Y tをそれぞれYfおよびY7と
する。Yfが300以上であると、後で入力された座標
が第2目盛100b (外消)に基づいて入力されたも
のであるが、この場合先に入力されたものを優先して見
て、演算値AYfおよびA Y tをそれぞれYfおよ
びYノー300とする。すなわち後に入力された値を第
1目盛100aに基づく値に更新する(ステップ72〜
74)。次にステップ(75)〜(76)で、イレーザ
24対応の指定領域範囲を判定し、画像消去領域を設定
する(78a)〜(81a)。すなわち、レジスタXf
の内容とレジスタXiの内容で示される範囲内のX座標
上の位置とAYfとAYlで示される範囲内のY座標上
の位置とで特定される矩形領域内に対して、イレースが
行なわれるようにイレーサ制御用のデータをセットする
前述のステップ(71)で、レジスタYfの内容を30
0と比較した結果、Yfが3400以上であると、スケ
ール100の第2目盛100bに基づいて数値が入力さ
れているので、「外消」が指示されているとして、ステ
ップ(83)〜(88)の領域判定を経て、ステップ(
78b)〜(81b)で、指定領域外の画像消去(イレ
ース領域設定)を行なう。これにおいて、ステップ(8
3)で念のためY/レジスタの内容Y7も300と比較
して、第2目盛100bに基づいた入力値であるか否か
を見る。Ylが300以上であると、2点入力のいずれ
も第2目盛100bに基づいたものであるので、演算値
AYfおよびA Y tをそれぞれYf−300および
Yノー300とする。
Yfが300未満であると、後で入力された座標が第1
目盛100a(中潮)に基づいて入力されたものである
が、この場合先に入力されたものを優先して見て、演算
値AYfおよびA Y tをそれぞれYf−300およ
びYfとする(ステップ72〜74)。
次にステップ(75)〜(76)で、イレーザ24対応
の指定領域範囲を判定し、画像消去領域を設定する(7
8b)〜(81b)。
このように画像消領域を設定すると、第13f図以下の
他のキーイン処理を経てステップ(9)の操作ボード読
取に戻る。
第1’3d図のステップ62で、スイッチ58Sオンフ
ラグがない(モードAでない)と、あるいはイレースセ
ットフラグがある(モードAのイレース領域の設定を終
了している)と、ステップ66に進んで次の域領設定を
可能とするため、イレースセットフラグをクリアし、ス
イッチ575オンフラグをチェックする(67)。この
フラグがあると、モードBが設定されているので、第L
3eUgiのプリント領域設定に進む。このプリント領
域設定は、前述のイレース領域の設定と同様である。但
し、プリント領域の設定では、指定領域内消去(文字入
れ)であるので、スケール100の第1目盛の数値に基
づいた座標入力はそのままレジスタに書込み、第2目盛
の数値に基づいた入力は、その値より300を自動的に
減算した値、つまり第1目盛に基づいた値に変更する。
このようにプリント領域を設定すると、プリント複写(
モードB)において、画像露光シャッタ200がプリン
ト領域の画像光を遮断し、イレーザ24がその領域に文
字情報を書込む。
以上に説明したオペレータの操作およびマイクロプロセ
ッサ80の制御により編集(モードA)用のイレース領
域設定および又は文字書込領域の設定(モードB)が行
なわれることになる。モードAでの領域設定において、
指定4角領域の内側を消去するか、外側を消去するかは
、該4角領域の1コーナを最初に指定するときの、テン
キー人力値によって定まる点に注目されたい。スケール
100の第1目盛100aと第2目盛100bとは互に
異なった目盛値となっていて、異なった処理モード(中
漬、外消)に割り当てられているので、テンキー人力値
により自動的番;処理モードが設定される。オペレータ
はモード指定(中漬、外消)のためのキー操作をする必
要がない。
プリントスタートキー43が押されると、ステップ(1
0) −(11) −(12) −(13) −(14
) −(15) −(16) −(17) −(ts)
 −(19) −(20)−(8) −(9)−・・・
、又はステップ(10)−(14)−・・・、と進み、
コピープロセスを行なう。「スタートサイクル処理J 
 (12)では、コピープロセスを開始するのに必要な
処理を行なう。
イレーザ24の制御を含むコピープロセスの大部分は、
「1コピー処理J  (13)において行なわれる。す
なわち、感光体ドラム9の微小回転毎に出力されるタイ
ミングパルス(図示せず)を常時計数し、その値をチェ
ックすることによりタイミングを把握し、各々のタイミ
ングに応じた制御を行なう。イレーザ24の制御は、先
端イレースのタイミングT1から開始される。イレース
の領域が変化する毎に、つまりモードAでは第7a図に
おけるタイミングTI、T2.T3.T4.T5及びT
6において、イレーザドライバ245にセットされるデ
ータが更新される。
プリントモード(モードB)の場合には、仮に第7a図
の斜線小4角がプリント領域に設定されている場合、イ
レースの領域が変化する毎に、つまり第7a図における
タイミングTI、T2.T3゜T4.T5及びT6にお
いて、イレーザドライバ245にセットされるデータが
更新され、タイミングT3〜T4の間では、斜線小4角
内で文字情報部を遮光とし他部を透光とするイレースを
かねる文字記録が行なわれる。
制御ユニット241 (第4b図)のROM241Eに
は、番号別に文章情報が格納されている。1つの文章情
報を特定する番号入力は第13a図のステップ21dお
よび21eで読み取られる。
すなわち、スイッチ65Sを押した状態でテンキー44
が操作されると、このテンキー人力が文章No、レジス
タに格納され、モードBのときの1コピー処理(13)
に入ったときにマイクロプロセッサ80で読み出されて
制御ユニット241に与えられる。制御ユニット241
は、走査がプリント領域に入ったときにこの情報に基づ
いて文章情報の1ライン毎の画情報(ピクセル)を液晶
ドライバ245に与える。
頁プリントスイッチ583オンフラグがあるときには、
マイクロプロセッサ80は、lコピー処理(13:第1
3a図)において、スイッチ618で指定された位置に
、スイッチ62Sで指定された姿勢の頁数(yK稿取替
回数)をプリントする。
これは、露光走査が頁プリント位置まで進んだときに1
画像露光シャッタ200の制御ユニット82に頁プリン
ト領域の遮光をするデータを与え。
かつイレース制御ユニット241に頁プリント領域デー
タおよびプリント文字データ(姿勢データも含む)を与
えることにより行なう。
分数頁プリントスイッチ598オンフラグがあるときの
処理も前述の頁プリント処理と同様であるが、プリント
情報を原稿取替回数/設定原稿枚数とする点が異なる。
なお、頁プリントと分数頁プリントは択一的に行なうた
め、第13f図および第13g図のステップ124〜1
27およびステップ128〜130に示すように、頁プ
リントをセットするとスイッチ608オンフラグをセッ
トしてスイッチ598オンフラグはクリアし、分数頁プ
リントをセットするとスイッチ593オンフラグをセッ
トしてスイッチ608オンフラグはクリアするようにし
ている。
スケールプリントの設定は第13gのステップ141〜
143で行なわれ、スイッチ648オンフラグのセット
で完了する。このフラグがセットされた状態で1コピー
処理(13)に進むと、マイクロプロセッサ80は、記
録紙の下余白相当部と右余白相当部に、スケールをプリ
ントする領域データとスケール倍率を制御ユニット24
1に送る。また、制御ユニット82には、該領域データ
で特定される領域の画像光遮断情報を与える。制御ユニ
ット241は、領域データが示す領域に、ROM241
Dに格納している縦スケールデータおよび横スケールデ
ータを指定された倍率でプリントする情報を作成してド
ライバ245に与える。
制御ユニット82は、与えられた画像光遮断情報に基づ
いて、スケール書込領域の露光を遮断する。
折開プリントの設定は、第13g1!!!Iのステップ
149〜151で行なわれ、スイッチ663オンフラグ
を設定して終了する。このフラグがある−ときには、1
コピー処理(13)において、マイクロプロセッサ80
はイレース制御ユニット241に折開位置データと折部
プリント指示データを与。
え、画像露光シャッタ制御ユニット82には、折開位置
データで特定される領域を遮光とする情報を与える。制
御ユニット241は、折開位置データが示す領域に、R
OM241.0に格納している折開「+」をプリントす
る情報を作成してドライバ245に与える。制御ユニッ
ト82は、与えられた画像光遮断情報に基づいて、折開
書込領域の露光を遮断する。
倍率プリントの設定は、第13h図のステップ157〜
160で行なわれる。スイッチ678オンフラグを設定
して終了する。このフラグがあるときには、1コピー処
理(13)において、マイクロプロセッサ80はイレー
ス制御ユニット241に倍率プリント指示データを与え
、画像露光シャッタ制御ユニット82には、予め複写倍
率情報プリント用に割り当てた領域を遮光とする情報を
与える。
キーインに基づいた各種フラグの設定は第13f図、第
13g図および第13h図に示す。なお、これらの図面
には、本発明の実施に関連する部分のみを示した。たと
えば制御フローの図示を省略した1両面コピー指示スイ
ッチ67Sの押下に応答した処理、では、このスイッチ
が押下されると、スイッチ673オンフラグの有無を参
照して、それがないと該フラグをセットして表示器68
Sを点灯とする。スイッチ678オンフラグがあったと
きには、それをクリアして表示器688を消灯する。ス
イッチ678オンフラグがある状態で1コピー処理(1
3)に進むと、マイクロプロセッサ80は、第1原稿の
コピーのときには、イレース領域(第13d図のフロー
で設定されたもの)を消去し、第2原稿コピーのときに
は該イレース領域外を消去する指示データをイレース制
御ユニット241に与える。また、第1原稿コピーのと
きには記録紙を中間トレイに送る紙搬送制御をし、第2
原稿コピーのときには記録紙を中間トレイから供給して
排紙トレイに送り出す紙搬送制御を行なう。
スイッチ578オンフラグおよびスイッチ588オンフ
ラグがない状態でのコピープロセスでは、第13b図の
ステップ(91) 、 (93) 、 (95) 、 
(97)で調整された記録紙領域((51,T2)、 
(S2.T5) :調整がない場合は記録紙サイズに対
する標準領域〕外のイレースが行なわれる。
第14図に、カウンタ82内のCPU94の動作を示す
。第14図を参照して説明する。電源がオンすると、初
期設定を行ない、CPU80からのデータ到来を待つ。
データが到来すると、その1ライン分のデータを読み、
その内容に応じて、以下のように動作する。
まず、タイマ93のカウンタ0をモード5にセットし、
タイマ93のカウンタ1をモード1にセットし、タイマ
93のカウンタ2をモード1にセットする。次に、タイ
マ93のカウンタ0のカウントレジスタに最大値Mをセ
ットし、カウンタフラグTFをクリアし、入力されたデ
ータの第1番目のデータを読む。そのデータをタイマ9
3のカウンタ1のカウントレジスタにセットし、出力ボ
ートPGIおよびPO2に短周期のパルスを1つ出力す
る。
この時点で、タイマ93のカウンタ0及び1は動作を開
始する。
CPU94は1次のデータを読み、フラグTFの状態を
反転する。以降の処理は、入力ポートPG6が低レベル
Lになるまで、即ち、タイマ93のカウンタ0が先に設
定した最大値Mの計数を終了するまで、ループ状に繰り
返し行なう。
まずフラグTFをチェックし、それが0であれば読んだ
データをタイマ93のカウンタ1のカウントレジスタに
セットし、フラグTFが1であれば。
読んだデータをタイマ93のカウンタ2のカウントレジ
スタにセットする。次のデータがあれば、それを読んで
、フラグTFの状態を反転し1以上の処理を繰り返す。
つまり、このループ状処理においては、タイマ93のカ
ウンタ1とカウンタ2のモードセットを交互に繰り返す
。このモード設定制御によって、第6c図に示すような
信号が得られる。
なお、カウンタ82にセットすべき露光遮断データは、
主制御ユニットのRAM84の中のビットマツプメモリ
として割り当てた領域に、コピー動作が始まる前に全て
セットされる。コピー動作が始まると、各走査ライン毎
に、CPU80は、ビットマツプメモリの中の、その時
の走査ラインに応じたアドレスから1ライン分のデータ
を読んで。
CPU94に与える。
第15a図及び第15b図に、制御ユニット241のC
PU241Aの概略動作を示す。各回を参照する。電源
がオンすると、初期設定を行ない、CPU80からのデ
ータの到来を待つ。データを受信すると、そのデータを
識別し、その結果に応じて以下のような処理を行なう。
なお、制御ユニット241のRAM 2410の一部に
は、画像露光シャッタ200の各セグメント電極の各行
タイミングでの付勢/消勢に各々1対1に対応付けられ
たメモリ、すなわちビットマツプメモリが備わっている
。このビットマツプメモリの各アドレスは、複写最大領
域の各微小点の位置に対応する。
イレース領域の指定なら、バッファメモリの内容をクリ
アした後、そのバッファメモリの、記録シートのサイズ
に応じたイレース領域、およびオペレータの領域指定と
複写倍率とによって定まるイレース領域、に対応するア
ドレスに、セグメント電極の付勢、即ちイレースを示す
データをセットする。
情報記録の指定なら、文章指定N o 、に応じた一連
のパターンデータを、ROM 241Hの所定アドレス
から読み出し、バッファメモリの、領域情報に応じたア
ドレスに格納する。なお、ここでバッファメモリにセッ
トするキャラクタパターンの各データは、記録ドツト(
黒)がセグメント電極の消勢に対応し、その他のドツト
(白)がセグメント電極の付勢に対応する。
倍率プリントの指定なら、その時に設定されている複写
倍率の情報を入力し、その数値を示す各キャラクタのパ
ターンデータを、ROM241Eから読み出して、倍率
データプリント用に予め割り当てられた位置(この例で
は、記録シートの右上端)に対応する、バッファメモリ
内の所定メモリアドレスにセットする。これによって、
バッファメモリ内の所定領域に、例えば“M=0.76
”と、複写倍率を示す情報(0,76倍)がセットされ
る。
折部プリントの指定なら、まず記録シートのサイズを読
み、折開を記録すべき位置を定める。この位置は、記録
シートの長手方向の中央位置で、かつ幅方向の両端部か
ら内側に例えば3mmの2つの位置、として定める。そ
して、折開II + ##のキャラクタパターンデータ
を、ROM 241Eから読み出し、それをバッファメ
モリの、先に定めた2つの位置に対応するアドレスのメ
モリの各々にセットする。
頁プリントの指定なら、現在の頁情報を読み、その数値
の文字に対応するパターンデータを、 ROM 241
Eから読み出す。そして、予め指定された位置情報(記
録シートの右上端、左上端、右下端及び左下端のいずれ
かを示す)に応じたアドレスのバッファメモリに、前記
パターンデータをセットする。そして1頁フラグをセッ
トする。
分数頁プリントの指定なら、上記頁プリントの処理の他
に1次の処理が追加される。11/n及び最大頁数M(
予めテンキー44で指定される)の数値の文字パターン
データをROM 241Eから読み出し、それをバッフ
ァメモリの所定アドレスにセットする。なお、II /
 H及びMが記録される位置は、頁を記録する位置の右
隣りである。
頁更新の指定(原稿が変更される毎に出力される)なら
、頁フラグをチェックする。頁フラグがあれば、頁プリ
ント指定時と同一の処理を行なう。頁更新の指定がある
前に、CPU80側の頁カウンタは更新されるので、頁
更新指示がある毎に、バッファメモリ(241D)の頁
の位置の内容が新しいパターンデータに更新される。
スケールプリントの指定なら、次にスケール倍率指定の
有無をチェックする。638オンフラグがなければ、ス
ケールの記録倍率が指定されてないので、その時の複写
倍率を読んで、それをスケール倍率レジスタにセットす
る。つまり、スケール倍率を指定しないと、自動的に複
写倍率がスケール倍率として設定される。
次に、スケール倍率レジスタの内容を最大倍率(複写倍
率及びスケール倍率の最大値)で割る。
この例では最大倍率を1.5に設定しである。従って、
その演算を行なった後は、スケール倍率レジスタの内容
は最大倍率を1とした値に変換される。
次に、記録シートのサイズを読み、スケールを記録すべ
き位置を決定する。更に、スケールのキャラクタパター
ン(目盛りと数字を含む)をROM241Eから読み出
して、バッファメモリの所定アドレスにセットする。
但し、バッファメモリに格納する前に、パターンデータ
の一部を、スケール倍率レジスタの内容に応じて間引く
処理を行なう。この例では、予め最大倍率に応じた大き
さで、スケールのパターンデータをROM 241Eに
格納しである。従って、最大倍率を100%として設定
倍率に応じた間引きを行なうことで、所定倍率のスケー
ルのパターンデータが得られる。
スタートの指定があった場合、まずアドレスポインタを
バッファメモリの先頭アドレスの値にセットし、スター
トタイミング(感光体上の露光開始位置がイレーザ24
と一致する時)になるのを待つ、スタートタイミングに
なったら、アドレスポインタを参照し、1ライン分のデ
ータをバッファメモリから読み出して、それをイレーザ
24の付勢/消勢制御データにセットする。次に、アド
レスポインタの値を、次ラインの先頭アドレスの値に更
新し、ラインカウンタを+1する。ラインカウンタを参
照して、その値が最終ラインを越えてなければ、次ライ
ンのタイミングになるのを待って、再度、アドレスポイ
ンタで示される1ライン分のデータをバッファメモリか
ら読んで、それをイレーザ24の制御データにセットす
る。以後。
ラインカウンタの値が最終ラインを越えるまで、この処
理を繰り返す。
従って、複写倍率2頁、スケール、折開などのキャラク
タパターン情報を含むラインでは、イレース情報とキャ
ラクタパターン情報とを含む制御データが、イレーザ2
4に印加され、それによってイレース制御とキャラクタ
プリント制御とが行なわれる。
次に、オペレータの操作とそれに対応して得られるコピ
ーとの関係を要約して示す。
1゜通常のコピーモード: 第3図に示す両面コピー指定表示器68Sおよびそれよ
り右側の表示器がすべて非点灯の状態で、オペレータが
プリントキー43を押すと、テンキー44で設定された
枚数の、倍率調整キー55U、55Dで設定された倍率
のコピーが行なわれる。この複写制御動作は公知のもの
であるので詳細な説明は省略する。
2、両面モード: オペレータがスイッチ67Sを押すと表示器67Lが点
灯する0表示器67Lが点灯した状態でプリントキーを
押し第1原稿のコピーをする。
コピーは裏返しで中間トレイに収納される。次にオペレ
ータは、第2原稿をセットしてプリントキーを押す、第
2原稿を、第1原稿のコピーの裏面に記録したコピーが
得られる。
3、モードBのコピーモード: オペレータがスイッチ57Sを押すと表示器57Lが点
灯する(モードBの設定)0表示器57Lが点灯してか
らスキャンキー105Sを押すと表示器105Lが点灯
する(スキャンモードの設定)、オペレータはこの状態
でスイッチ70±x、70±yを操作してスケール10
0を所要の位置に駆動し、テンキー44でy、!!II
I(スケール目盛)を入力しスイッチ44″を押す、こ
れによりプリント領域の第1コーナの座標が複写機に読
み込まれる。次にオペレータはまたスイッチ70±x、
70±yを操作してスケール100を所要の位置に駆動
し、テンキー44でy座It(スケール目盛)を入力し
スイッチ44′を押す。これによりプリント領域の第2
コーナ(対角コーナ)の座標が複写機に読み込まれる。
次にオペレータがスキャンキー105Sを押すと表示器
105Lが消灯し、キャリッジ99がホームポジション
に戻る。オペレータが情報入力スイッチ65Sを押した
ままテンキー44で数値を入力するとそれがプリント文
章指定データとして複写機に読み込まれる。オペレータ
がプリントキー43を押すと。
原稿の指定領域に指定文章を、複写設定倍率で書込んだ
コピーが得られる。
4、モードAのコピーモード: オペレータがスイッチ58Sを押すと表示器58Lが点
灯する(モードAの設定)、消去領域(又は抽出領域)
の設定は上記3.と同様に行なう。但し、この領域設定
では、スケール100の第1目盛を使用するか、第2目
盛を使用するかで、設定領域の内部を消去するか外部を
消去するかが定まる。第1原稿をセットしてプリントキ
ー43を押すと、原稿の設定領域内(又は設定領域外)
を消去したコピーが中間トレイに収納される。第2原稿
をセットしてプリントキー43を押すと。
第1原稿の設定領域内(又は設定領域外)を消去した中
間トレイのコピーに更に、第2g稿の該設定領域の外(
又は内)を消去した像を合成したコピーが得られる。
5、モードBおよびAの併用モード: オペレータは、上記3.の入力操作と上記4゜の入力操
作を行なってからプリントキー43を押す。そして第1
原稿のコピーを終了してからスイッチ57Sを操作して
表示灯57Lを消灯して第2原稿のコピーを行なう。あ
るいは、上記4.の入力操作をして第1原稿のコピーを
し、次に上記3゜の入力操作をして第2原稿のコピーを
する。
6、上記2.と3.の併用モード: オペレータは上記2.の入力操作と上記3゜の入力操作
をしてからプリントキー、を押す。表裏に同一文章をプ
リントしたコピーが得られる。第1yK稿のコピーの後
に、また3、の操作を行なうと第2原稿のコピー(裏面
)には別の文章がプリントされる。
7、上記2.と4.の併用モード: 表面に2枚の原稿(第1.第2原稿)の合成コピーを、
また裏面に2枚の原稿(第3.第4原稿)の合成コピー
をするモードであるが、これは、両面モードの表面のコ
ピーをモードAで行ない。
また裏面のコピーをモードAで行なうことになるだけで
1表裏面のコピーのそれぞれにおいて、3゜の入力操作
を要する。表面、裏面の一方はモードA解除とし得る。
8、上記2.と5.の併用モード: 両面モードのコピーにおいて、表面コピーおよび裏面コ
ピーのそれぞれにおいて上記5.の入力操作を行なう。
9、頁プリントモード: オペレータは、上記1.〜8.のモード設定操作に加え
て、スイッチ60Sを押して表示器60Lを点灯させ、
スイッチ61Sを操作して所要位置を示す表示器61L
1〜61L4を点灯させる。また、スイッチ62Sを操
作して所要の頁数プリント姿勢を示す表示器62 L 
1又は62L2を点灯させる。プリントキー43を押す
と、設定位置に原稿取替回数が、設定した姿勢でプリン
トされかつ、上記1.〜8.のモードで定まる画像が記
録されたコピーが得られる。
10、分数頁プリントモード: オペレータは、上記1.〜8.のモード設定操作に加え
て、スイッチ59Sを押して表示器60Lを点灯させか
つスイッチ59Sを押したままでテンキー44を操作し
て原稿枚数を入力し。
スイッチ618を操作して所要位置を示す表示器61L
1〜61L4を点灯させる。また、スイッチ62Sを操
作して所要の頁数プリント姿勢を示す表示器62L1又
は62L2を点灯させる。プリントキー43を押すと、
設定位置に〔原稿取替回数/入力原稿枚数〕が設定した
姿勢でプリントされかつ、上記1.〜8.のモードで定
まる画像が記録されたコピーが得られる。
11、スケールプリントモード: オペレータは、上記16〜10.のモード設定操作に加
えて、スイッチ64Sを押して表示器60Lを点灯させ
る。設定複写倍率のスケールプリントで良いときには、
そのままプリントキー43を押す、スケールの倍率を変
更したいときには、スイッチ63Sを押して表示器63
Sを点灯させ、スイッチ63Sを押したままでテンキー
44を操作してスケール記録倍率を入力する。プリント
キー43を押すと、記録紙の右端と下端に。
その時の複写倍率又は指定した倍率の大きさで。
スケールをプリントした、上記1.〜10.のモードで
定まる画像が記録されたコピーが得られる。
12、折開プリントモード: オペレータは、上記1.〜11.のモード設定操作に加
えて、スイッチ66Sを押して表示器66Lを点灯させ
る。プリントキー43を押すと。
記録紙の、露光走査方向の中央の上、下余白相当部にそ
れぞれ「+j印がプリントされかつ、上記1゜〜11.
のモードで定まる画像が記録されたコピーが得られる。
13、複写倍率プリントモード: オペレータは、上記1.〜12.のモード設定操作に加
えて、スイッチ678を押して表示器67Lを点灯させ
る。プリントキー43を押すと記録紙の余白部の所定位
置に、その時の複写倍率が、例えばrM==o、76J
のように1%単位でプリントされ、かつ上記1.〜12
.のモードで定まる画像が記録されたコピーが得られる
なお、以上に説明した実施例においては、露光走査キャ
リッジ99にスケール100を載置して。
このスケール100を露光走査方向に駆動して希望の露
光走査位置で停止させて、テンキー44およびコンマキ
ー44′で1軸の座標情報を入力しもう1つの軸の座標
はキャリッジの位置情報として読込むことにより、領域
指定のためのコーナ座標入力を行なうようにしているが
、コンタクトガラス板の縁に付したスケール41Xおよ
び41Yを参照して、2軸共に座標データをテンキー4
4等で入力するようにしてもよい。
また、上記実施例では1画像露光シャッタとしても液晶
シャッタ200を用いているが、−個又は複数個のシャ
ツタ板を選択的に所望位置に駆動して画像露光を部分的
に遮断するようにしてもよい。
■効果 いずれにしても本発明では、イレーザ24をイレース光
@241と液晶シャッタ244として、液晶シャッタ2
44を光透過制御電極すなわちセグメント電極を感光体
の幅方向に配列したものとして、各セグメント電極に選
択的に透光制御電圧を印加し、感光体幅方向のイレース
制御と複写倍率情報のプリント制御を行なっているので
、コピー上に数値により正確な複写倍率を記録すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の外観を示す斜視図である
。 第2a図は、第1図に示す複写装置の縦断面図、第2b
図は感光体ドラム周りの要素を拡大して示す拡大断面図
、第2c図は第1図に示す照明灯3の部分の詳細を示す
部分拡大断面図、第2d図は第2c図に示すスケール1
00の平面図である。 第3図は、第1図に示す複写装置の操作パネル42を示
す部分拡大平面図である。 第4a図はイレーザ24の横断面図、第4b図はイレー
ザ24に接続された電気要素を示すブロック図である。 第4c図はイレーザ24を文字プリントモードで付勢す
る場合の、1ドツト当りの付勢信号を示すタイムチャー
ト、第4d図はイレーザ24をイレースモードで付勢す
る場合の、1ドツト当りの付勢信号を示すタイムチャー
トである。 第5図は、第1図に示す複写装置の電気回路構成を示す
ブロック図である。 第6a図は、第5図に示すカウンタ82と画像露光シャ
ッタドライバ77の具体的な構成を示すブロック図、第
6b図は、第6a図の集積回路ICIの電気回路構成を
示すブロック図、第6c図は、カウンタ82の各部の信
号状態の一例を示すタイミングチャートである。 第7a図は、感光体ドラム上の複写可能領域とそれに含
まれる領域との関係を示す平面図である。 第7b図は、原稿、レンズ及び感光体の光学的な位置関
係を示す平面図である。 第8図は、コンタクトガラス1上の原稿とその一部の領
域の座標を示す平面図である。 第9a図、第9b図、第10aQ!j、第10b図。 第11a図、第11b図、第12a図および第12b図
は、指定領域とイレース領域との組み合せでなるそれぞ
れ異なるパターンを示す模式図である。 第13al!l、第13b図、第13c図、第13d図
、第13a図、第13f図、第13g図および第13h
図は、第5図に示すマイクロコンピュータ80の概略動
作を示すフローチャートである。 第14図は、第6a図に示すマイクロコンピュータ94
の概略動作を示すフローチャートである。 第15a図及び第15b図は、第4b図に示すマイクロ
コンピュータ241Aの概略動作を示すフローチャート
である。 1:コンタクトガラス  2:圧板 3:照明ランプ     4:第1ミラー5:第2ミラ
ー     6:第3ミラー7:レンズ       
8:第4ミラー9:感光体ドラム    10:]i像
器ユニット11.12:給紙カセット 13.15:給紙コロ 14.16,18:フィードローラ 17:レジストローラ  19:転写用チャージャ20
:分離用チャージャ 21:定着ユニット20:分離用
チャージャ 21:定着ユニット22:クリーニングユ
ニット 23:帯電用チャージャ 24:イレーザ 241:陰極線管(イレース光源) 244:液晶シャッタ 245:液晶ドライバ(液晶付勢手段)31:搬送方向
制御機構 32:搬送ローラ    33:搬送ベルト34:中間
トレイ 41x:X目盛       41y:Y目盛42:操
作ボード 43ニブリントスタートキー 44:テンキー 46二セツト枚数表示器 47:コピ一枚数表示器 70+x、70−x、70+y、70−y :移動指定
キー71 +x、 70+y :移動量表示器77:画
像露光シャッタドライバ 80:マイクロコンピュータ 82:カウンタ 93:プログラマブルインターバルタイマ94:マイク
ロコンピュータ 99:第1キヤリツジ 100ニスケール    100a:第1目盛100b
:第2目盛 101、SAニスケール支持アーム 102:軸       103:ソレノイド104:
引張コイルスプリング 105ニスキヤン指示キー 106:第1キャリッジ駆動モータ 107:同期パルス発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体を一様に帯電する荷電手段;帯電した面に
    原稿の光像に対応した光を投影して静電潜像を形成する
    露光手段;および静電潜像を現像する現像手段;を備え
    る複写装置において; 帯電後現像前の感光体表面を露光する、感光体の幅方向
    に配列されたイレース光源;イレース光源と感光体の間
    にあって、該幅方向に光透過制御電極が分割配列された
    液晶シャッタ;前記露光手段の光源と感光体との間にあ
    って、感光体の露光をその幅方向の少なくとも一部につ
    いて禁止する選択露光手段;および、前記選択露光手段
    を制御して感光体上の一部の露光を禁止し、複写倍率情
    報に応じて、前記液晶シャッタの光透過制御電極のそれ
    ぞれに光透過設定電圧および光不透過設定電圧を選択的
    に与える液晶付勢手段;を備えたことを特徴とする複写
    装置。
  2. (2)イレース光源は、感光体幅方向に延びた1個の陰
    極線管である前記特許請求の範囲第(1)項記載の複写
    装置。
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