JPS61255368A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPS61255368A
JPS61255368A JP9764485A JP9764485A JPS61255368A JP S61255368 A JPS61255368 A JP S61255368A JP 9764485 A JP9764485 A JP 9764485A JP 9764485 A JP9764485 A JP 9764485A JP S61255368 A JPS61255368 A JP S61255368A
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JP
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area
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scale
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Application number
JP9764485A
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English (en)
Inventor
Mitsutoyo Kikuno
菊野 充豊
Masayuki Shinada
品田 政幸
Tatsuya Murai
達也 村井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61255368A publication Critical patent/JPS61255368A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/04018Image composition, e.g. adding or superposing informations on the original image

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■発明の分野 本発明は、原稿の光像を感光体に投影して静電潜像を形
成し、これを現像する形式の複写装置に関し、特に、原
稿画像のコピーに付加情報のプリントを行なう複写装置
に関する。
■従来の技術 通常の電子写真複写装置においては、イレーザを用いて
感光体上に形成される静電潜像を部分的に抽出したり消
去したりできる。またデジタル式の電子写真複写装置に
おいては、デジタル信号に変換された画像情報を処理す
ることにより1画像の一部を抽出したり消去したりでき
る。このような、原稿領域の抽出あるいは編集処理を行
なうため、イレーズ装置が備わっている。従来の最も単
純な態様では、複写設定し得る記録紙サイズおよび又は
原稿サイズと複写倍率で定まる感光体上原稿像領域(サ
イズ)に予め対応付けた複数個のシャッタをイレーズ光
源と感光体の間に配置し、設定記録紙サイズおよび又は
原稿サイ′ズと複写倍率に基づいて、1個又は2・個以
上のシャッタを選択的にイレーズ光源と感光体の間に進
入させて、シャッタ部は非露光として非露光部を原稿像
光で露光することが行なわれている。これにおいては、
記録紙サイズ、原稿サイズ、複写倍率が限られる。また
、原稿上の任意の領域を消去したコピーを得て。
消去部にもう一度のコピー(今度は該消去部対応領域を
摘出し他部を消去)で他の原稿の画像を形成する編集コ
ピーは困難である。
そこで最近は、イレーズ光源を発光ダイオードアレイと
することが行なわれている(例えば、特願昭60−00
8710号)、このように、発光ダイオードアレイをイ
レーズ光源として用いれば、各々の発光ダイオードの付
勢を制御することにより、例えば、3mm角の矩形領域
を最小単位として所望の領域の画像抽出(又は消去)コ
ピーが可能である。
一方、コピーへの、日付は入れ、頁付は等の要求がある
。これに対して、イレーザを利用して文字キャラクタ等
をプリント(静電潜像の形成)することが提案されてい
るが、発光ダイオードアレイで設定し得る最小単位、例
えば、3I1m角では、大きすぎて文字キャラクタ等の
形成には不向きである。また、発光ダイオードアレイの
配線接続が多く複雑であるという問題がある。
そこで、従来の複写装置では、原稿を載置するコンタク
トガラスに液晶による7セグメントキヤラクタデイスプ
レイを備えて、このディスプレイによる画像(文字キャ
ラクタ等)に原稿を重ねて照明走査し、コピーに日付は
入れ、頁付は等を行なっている。しかしながら、この種
の従来の複写装置では、コピーにプリントできる付加情
報は、該7セグメントキヤラクタデイスプレイで表現で
きる情報、すなわち、数字に限定される。この場合、セ
グメントを微細にしてさらに複雑な文字キャラクタ等を
ドツト表現するようにもできるが、いずれにしても、こ
の種のディスプレイはコンタクトガラスに固定して備わ
っており、そのコンタクトガラスに原稿を載置して照明
走査するので、原稿画像と該ディスプレイによる文字キ
ャラクタ等との重複を防止し得す、特に原稿の黒画像と
の重なりにより、コピーへの付加情報が潰れて、コピー
が汚なくなるという問題がある。
また、コピーに付加情報をプリントする位置の設定に任
意性がない。
■発明の目的 本発明は、原稿画像との重複なしに、コピーに任意の付
加情報をプリントし得る複写装置を提供することを第1
の目的とし、イレーズ領域をより細かい単位で設定し得
る。付加情報をプリントするための配線接続が簡単でコ
ンパクト設計が可能なイレーズ装置を提供することを第
2の目的とする。
■発明の構成 上記目的を達成するために本発明においては、感光体を
帯電し、帯電面を露光して静電潜像を形成し、この静電
潜像を現像する複写装置において: 原稿画像上の領域を入力するための領域入力手段;帯電
後現像前の感光体表面を露光する、感光体の幅方向に配
列されたイレーズ光源;イレーズ光源と感光体の間にあ
って、該幅方向に光透過制御電極が分割配列された液晶
シャッタ;光透過制御電極のそれぞれに光透過設定電圧
および光不透過設定電圧を選択的に与える液晶付勢手段
;液晶付勢手段に、イレーズ付勢情報、および前記領域
入力手段で入力された領域のプリント情報を与える液晶
シャッタ制御手段:帯電された感光体に原稿画像対応の
光を照射するための原稿像露光用の光源;原稿像露光用
の光源を発光付勢する光源付勢手段;および、原稿像対
応の光を感光体に投影する1露光サイクルにおいて、設
定領域で光源付勢手段にオフ指示を与える露光制御手段
:を備える構成とする。
これによれば、コピーに対して任意の付加情報を任意の
領域にプリントすることができると共に。
付加情報画像(文字キャラクタ等)形成部を遮光で、そ
の地肌部をイレーズで行なうので、感光体上に該情報に
応する静電潜像が形成され、現像されると、原稿画像と
重複することなく、付加情報画像はポジ(文字キャラク
タ等の成分が黒)で明確に現われる。この場合、感光体
の付加情報に応する静電潜像が形成されている部位に対
し、原稿像露光用の光源をオフとして原稿像対応の光の
照射を阻止すれば、該静電潜像が露光により消滅するこ
とはない。
なお、液晶シャッタは1通常の液晶板製造技術で光透過
、非透過を制御する制御電極を、文字キャラクタ等の表
現が可能なドツトセグメント分割で形成できるので、各
制御電極を選択的に付勢して遮光し、文字キャラクタ等
を形成するドツト単位でイレーズ領域を設定し得る。し
かも、この制御電極は、引出しリードと一体に形成し得
て配線接続が簡単なので、製造工数が少なくなり、かつ
、電気接続点数が大幅に少ないので、装置の信頼性が高
くなる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
説明より明らかになろう。
第1図に本発明の一実施例の外観を示し、第2a図に内
部の機構概略を示し、さらに第2b図に感光体ドラム周
りの要素を拡大して示す、まず第1図を参照すると、1
が原稿を載せるためのコンタクトガラス、2が原稿を上
方から押圧する圧板、42が操作ボードである。コンタ
クトガラス1の端部には、オペレータに座標原点とX、
Y軸座標の概要を示すために、原稿走査方向Xに沿った
X目盛(III+1が最小単位)41xと、これと垂直
な方向Yに沿ったY目盛(1m+aが最小単位)41y
とが配置されている。X目盛41x及びY目盛41yに
は、コンタクトガラス1上の任意の点が第1象限の座標
となるように、コーナ40を基準点(零点)として、X
目盛41xでは右方向を。
Y目盛41yでは上方向を正として数値を付しである。
第2a図および第2b図を参照すると、コンタクトガラ
ス1の下方には照明ランプ3.第1ミラー4.第2ミラ
ー5.第3ミラー6、レンズユニット7、第4ミラー8
等々でなる光学走査系が備わっている。この光学走査系
は、矢印X方向およびそれと反対方向に往復走査駆動さ
れる。なお、光路長が一定となるように、照明ランプ3
および第1ミラー4等が搭載されている第1キヤリツジ
(99;第2c図)は、第2ミラー5.第3ミラー6等
が搭載された第2キヤリツジ(図示せず)の2倍の速度
で移動する。
原稿からの画像光は、第1ミラー4.第2ミラー5、第
3ミラー6、レンズユニット7および第4ミラー8で構
成される光学系を通って感光体ドラム9の表面に導かれ
る。第4ミラー8と感光体ドラム9の間には画像露光シ
ャツタ板200が配置されている。このシャッタ仮20
0は、後述するが、スケールプリントモードまたは折開
プリン1〜モードで、イレーズ装置(イレーザ)24に
よるイレーズ露光で形成されたXスケールまたは折開(
「+」印)の静電潜像の、画像光による露光消滅を防止
するために備えられている。
感光体ドラム9の周囲には、帯電用チャージャ23、イ
レーザ24.現像ユニット10.転写用チャージャ19
1分離用チャージャ20.クリーニングユニット22等
々が備わっている。感光体ドラム9は、この例では時計
方向に回転する。
感光体ドラム9の表面は、まず帯電用チャージャ23に
よって均一な高電位に帯電される。その高電位面に原稿
の画像光が照射されると、光電製現象により照射光の強
度に応じてその面の電位が変化し、これによって感光体
ドラム9の表面に画像の濃淡に応じた電位分布、すなわ
ち静電潜像が形成される。照射光の強い部分つまり画像
の白に対応する部分は電位が低く、光の弱い部分つまり
画像の黒に対応する部分は電位が高い。
イレーザ24は、後述するようにこの例では棒状の陰極
線管および液晶シャッタ等でなっており、対応する感光
体ドラム9表面の非画像領域や消去すべき画像領域に選
択的に光を照射することにより、その部分の電位を下げ
て白レベルの電位にする。従って、感光体ドラム9の、
イレーザ24で消去された領域に、仮に原稿の黒画像に
より得られた光を照射しても、その部分の電位は白レベ
ルであり、その部分に黒画像は再生されない。イレーザ
24は、文字キャラクタ等の付加情報をプリントするプ
リントモードではそれに加えて、原稿上の指定された領
域に文字キャラクタ等を加えるべくイレーズ光の透過を
制御して文字キャラクタ等の成分(画像形成部)を黒レ
ベルとし、その周りの限られた領域(背景部)を白レベ
ルとするプリント処理を行なう。
感光体ドラム9上の静電潜像は、現像ユニット10によ
って現像される。つまり、現像ユニット10の部分を通
ると、電位の高い部分に現像ユニット10内の黒色トナ
ー粒子が吸着し、電位の低い部分にはそれが吸着しない
ので、静電潜像の電位分布に応じた黒白画像が、感光体
ドラム9上に再生される。
この例では、記録シートは2つの給紙カセット11及び
12に格納されており、いずれか選択されたものから給
紙される。これらの給紙カセットには、自身が収容する
記録シートサイズを示す検知マークが備わっており。装
着時にサイズ検知が行なわれる。13および15が給紙
コロ、14゜16および18がフィードローラ、17が
レジストローラである。これらの給紙カセットの一方が
選択されて、給紙される記録シートは、その先端がレジ
ストローラ17に当接した状態で一担停止され、感光体
ドラム9の回転と原稿像走査に同期した所定のタイミン
グで、レジストローラ17によって、感光体ドラム9表
面の可視像(トナー像)と重なるように送り込まれる。
記録シートが転写チャージャ19の上を通ると、感光体
ドラム9上の可視像(トナー像)は記録シートに転写さ
れる。その記録シートが分離チャージャ20の位置を通
ると、記録シートは感光体ドラム9から分層されて搬送
経路に導かれる。感光体ドラム9の下流側の搬送経路に
配置された定着ユニット21はヒータを内蔵したローラ
対であり、ここを通過するとき、その熱により、記録シ
ー1へ上のトナー像が記録シートに定着される。
定着ユニット21の下流側の搬送経路は、3つに分岐し
ている。上側の搬送経路は、記録シートを反転させるた
めの反転搬送路として利用され、下側の搬送経路は、複
数回のコピープロセスを行なうための帰還経路として利
用される。中央の搬送経路が排紙経路である。いずれの
搬送経路を通るかは、その分岐点に設けた搬送方向制御
機構31の状態によって定まる。帰還経路が選択された
場合、記録シートは搬送ローラ32および搬送ベルト3
3によって中間トレイ34まで搬送され、所定の給紙タ
イミングになると、給紙コロ35.フィードローラ36
および18を介して、レジストローラ17の位置まで給
紙される。反転経路は、両面コピーを行なったり、排紙
する記録シートの面を揃えるのに利用される。
第2c図に、照明ランプ3を載置した第1キャリッジ9
9部をやや詳細に示す。第1キヤリツジ99には、スケ
ール受はアームSAが紙面に垂直な方向に2個固着され
ている。こ九らのアームSAは、照明ランプ3の端部よ
り外側に位置している。キャリッジ99が待機位置(ホ
ームポジション:HP)にあるとき、アームSAの上方
に位置する関係に透光性のY軸スケール100が配置さ
れている。このY@スケール100は前後2個(第2c
図の紙面に垂直方向)の支持アーム101で複写機上面
板に押し付けられている。支持アーム101は軸102
に枢着されている。支持アーム101の下端にビンが固
着されており、このピンが引張コイルスプリング104
で右方に引かれ、このスプリング力によりアーム101
に反時計方向の回転力が加わり、アーム101がY軸ス
ケール100を上方に持上げている。
スプリング104が係合した前記ビンにはソレノイド1
03のプランジャが係合している。ソレノイド103は
、通電されるとプランジャを左方に引き、これにより、
スプリング104に抗してアーム101を時計方向に回
転させる。
第1キヤリツジ99がホームポジション(第2C図の状
態:HP)にあるときにソレノイド103が付勢される
と、アーム101が時計方向に回転し、二九によりY軸
スケール100が降下してアームSA上に乗る。この状
態でキャリッジ99を走査方向Xに駆動すると、キャリ
ッジ99と共にY軸スケール100が移動する。この実
施例では位置データを入力するとき、ソレノイド103
を通電し照明ランプ3を低照度点灯として、オペレータ
の走査指示に応じてY軸スケール100を載置した第1
キヤリツジ99を走査方向Xに低速度駆動するようにし
ている。
Y軸スケール100には、第2d図に示すように2組の
目盛100aおよび100bが付されている。第1の目
盛は画像原点から300ml11の長さくA3サイズ短
辺長相当)に、2ml11間隔の目盛線を入れ、5目盛
毎に0.10,20.  ・・290の数値が付されて
いる。この第1目盛は、指定領域内の画像消去のために
使用されるので、これを明確に区別できるようにスケー
ル基準線の第1目盛側の領域が「青色」に着色さ九て「
中潮」との印字が付されている。
第2の目盛100bは、第1の目盛100aと同じ単位
区分であるが、原点の値を300とし、5目盛毎に31
0,320.  ・・・600の数値が付されている。
この第1目盛は、指定領域の外側、  の画像消去(指
定領域内の画像抽出)のために使用されるので、これを
明確に区別できるようにスケール基準線の第2目盛側の
領域が「赤色」に着色されて「外消」との印字が付され
ている。
イレーザ24の横断面を第4a図に示す。イレーザ24
は1紙面と垂直な方向に延びる長い棒状の陰極線管24
0.断面が放物線形状の反射鏡242、投射光(イレー
ズ光)のスペクトル分布を感光体の特性スペクトルに合
せるフィルタ243゜液晶板(液晶シャッタ)244お
よび液晶ドライバ245等で構成されている。
陰極線管240は、中心に極細径のフィラメントワイヤ
(陰極)を張りその周りを円筒状の金網(加速グリッド
)で覆い、これらを、管内面に透光性電極膜をその上に
蛍光膜を接合したガラス管に封入した蛍光発光管である
液晶シャッタ244は、4 [dat、/m+*]密度
で透光性セグメント電極(透光、非透光制御電極)を感
光体ドラム9の軸に沿う方向すなわち感光体の幅方向に
2列(A列およびB列)に配列した1文字キャラクタ等
の付加情報プリント用並びにイレーズ領域制御用のもの
であり、セグメント電極およびそれに一体連続のリード
電極が透光性基板上にプリントされている。このセグメ
ント電極と液晶膜を挟んで対向する透光性基板には、数
セグメント分の長さを有するグループ電極(透光性)が
、同様に感光体の幅方向に配列されている。セグメント
電極と一体連続のリード電極ならびにグループ電極はフ
レキシブルプリント基板を介して液晶ドライバ基板に接
続されている6液晶ドライバ基板には液晶ドライバ24
5が装着されている。
Y軸スケール100をアームSA上に載せたとき、液晶
シャッタ244のセグメント電極列の端部に、Y軸スケ
ール100の第1目盛100aおよび第2目盛100b
の目盛線の端部(0,300)が1合致するように、ア
ームSAに円錐状の突起5Aa2が形成されており(ア
ームSAは第1キャリッジ両端部に2個で、それぞれに
突起がある)。
また、Y軸スケール100の両端には、表側は小径で裏
側が大径の截頭円錐状の穴100+4および100c2
が開けられている。ソレノイド103に通電したとき、
支持アーム101が回動してY軸スケール100がアー
ムSA上に降下するが、このとき突起5Aa2が穴10
0c2に進入し、Y軸スケール100のY方向の位置決
めが行なわれる。
これにより、Y軸スケールが、イレーザ24のイレーズ
領域に正確に合致する。
第5図に、第1図の複写装置の電気回路の概略を示す。
第5図を参照する。主制御部は、マイクロコンピュータ
(CPU)80.システムコントローラ81.読み出し
専用メモリ(ROM)83゜読み書きメモリ(RAM)
84.不揮発性読み書きメモリ(NRAM)85.入出
力ポート(Ilo)87.88等で構成されている。不
揮発性読み書きメモリ85の電源ラインには、バックア
ップ回路86を介して、バッテリー90が接続されてい
る。バッテリー90には、ダイオードを介して電源ユニ
ット89からの電源ラインが並列に接続されており、通
常はフローティングされている。
入出力ポート87には、前述の液晶シャッタ244の光
透過/非透過を制御するイレーサ制御ユニット241お
よび、画像露光シャツタ板200を駆動するソレノイド
204を付勢するソレノイドドライバ205が接続され
ている他に1分離ジャムセンサ、重送検知センサ、Pセ
ンサ、トナーセンサ、キャリッジ99のホームポジショ
ンセンサ。
その他のセンサおよびスイッチユニット、ジャム表示器
、操作ボード42等が接続されている。
入出力ポート88には、各種モータを駆動するドライバ
、照明ランプ3の露光量を制御するランプレギュレータ
300.定着ヒータ制御ユニット。
高圧電源ユニット、ドラムヒータ制御ユニット。
各種サーボモータを駆動するサーボモータ制御ユニット
、クラッチ及ソレノイドドライバ等が接続されている。
第3図に、操作ボード42を示す。第3図を参照すると
、操作ボード42には、プリントスタートキー43.テ
ンキー44.クリア及ストップキー45.r、」キー4
4′、セット枚数表示器46、コピ一枚数表示器47.
ライトキー48Q。
ダークキー48d、濃度表示器49.給紙カセット選択
キー50.シートサイズ表示器51および53、給紙選
択表示!152および542倍率調整キー55U、55
D、倍率表示器56.複写モードB(文章等のプリント
モード)選択キー57S。
モードB表示器57L、複写モードA(合成コピーモー
ド)選択キー58S、モードA表示!58L2分数頁(
全体頁数の中の第・・頁)プリント指定キー59S2分
数頁プリント表示器59L。
頁プリント指定キー60S、頁プリント表示器60L、
頁プリント位置指定キー61S1頁プリント位置表示器
61L1〜61 L4.頁プリント姿勢指定キー62S
1頁プリント姿勢表示器62L1および62L2.スケ
ールプリント倍率指定キー63S2倍率指定表示器63
L、スケールプリント指定キー64S、スケールプリン
ト指定表示器64L、プリント情報選択キー’65S、
情報選択表示器65L、折開プリント指定キー66S。
折開プリント指定表示器66L2両面コピー指定キー6
7S2両面コピー指定表示器67L、全潰指定キー68
S、全消指定表示器68L、移動指定キー70+x、7
0−x、70+yおよび7゜−y、移動量表示器71 
X、 71 V+ トナーエンド表示$72.ジャム表
示器73.ペーパエンド表示器74および領域読取のた
めのスケール走査指定用のスキャン指定キーt oss
およびスキャン指定表示器105Lが備わっている。
複写モードA選択キー58SでモードA(合成コピーモ
ード:多重転写)を指定すると、第1回目の複写で、定
着を終了した記録シートが帰還経路に搬送されて中間ト
レイ34に蓄えられ、第2回目の複写において、中間ト
レイ34が給紙トレイとして自動選択されて前回のコピ
ー(記録シート)に重ねて再度記録が行なわれる。この
ように、モードAは2段階になっており、1回目のコピ
ー終了で第1段が解除され、2回目のコピー終了で第2
段が解除される(モードAの指定なし)。これにおいて
、1回目のコピー終了時(第1段解除:第2段)に、こ
のキー58Sを操作すると再度第1段が設定され、定着
を終了した記録シートが再び帰還経路に搬送されて中間
トレイ34に蓄えられる。したがって、第2段の状態で
キー58Sを操作することにより任意の数の画像を重ね
合せることができる。このためモードA表示器58Lは
、「白ランプ点灯」、「赤ランプ点灯」および「いずれ
も消灯」の3状態により、モードAの、第1段、第2段
およびモードA指定なしの3状態を表示している。なお
、モードAの指定なし状態では複写モードA選択キー5
8Sの操作毎に第1段と指定なし状態とが繰り返される
ので、随時モードAを解除することができる。
画像編集処理(モードAで第1原稿の一領域を消去し、
そこに第2原稿の一領域をはめ込む合成コピー)を必要
とする場合には、複写モードA選択キー58Sをキーオ
ンしてモードAを指定し、スキャン指定キー105Sを
キーオンすると、領域指定が可能になる。その入力モー
ドでは、詳細は後述するが、オペレータは、移動指定キ
ー70+xおよび70−xで第1キヤリツジ99に載置
されるY軸スケール100を露光走査方向およびリター
ン方向に駆動し、指定しようとするX位置で停止して、
指定しようとするY位置をY軸スケール100の第1目
盛(中消しのとき:画像消去)または第2目盛(外消し
のとき:画像抽出)で読み。
読んだ値をテンキー44で入力し、テンキー人力後「、
」キー44′を押す。この操作を、指定しようとする矩
形の領域の対角2点(頂点)について行う。
この場合、第1目盛を利用したときには、指定領域内の
画像消去が自動的に設定され、第2目盛を利用したとき
には指定領域外側の画像消去が自動的に設定される。テ
ンキーから入力される数値情報は、各3桁であり、設定
枚数表示器46およびコピ一枚数表示器47に表示され
る。
複写モードB選択キー57SでモードB(文章等のプリ
ントモード:原稿の一領域を消去し、そこに文章、マー
ク等、予め記憶している付加情報をはめ込む、はめ込み
合成コピー)を指定した場合についても、上記画像編集
処理の場合と同様に領域指定を行なう。モードBでは、
さらに、プリント情報選択キー65Sとテンキー44を
併用してプリントを要するする付加情報(ROM241
Eに記憶:第4b図)を指定する。
複写モードB選択キー57Sはオルタネートスイッチで
あり、操作1回ごとにモードBの指定(モードB表示器
57L点灯)と解除(モードB表示器57L消灯)が繰
り返される。
本実施例では、このモードBは、文章等の付加情報のプ
リントと原稿のコピーを同一プロセスで実行するので、
詳細は後述するが、感光体に形成された付加情報の静電
潜像が消去されないように、原稿のプリント領域対応の
領域の走査時に照明ランプをオフとする(他のプリント
モードについても同様となる:後述)。このため、原稿
の幅方向(Y軸方向)の該領域外の画像のコピーを残し
たいときには、モードAとモードBの併用モードで余情
指定キー68Sを操作して照明ランプ3の全消しを設定
(詳細は後述)する、このような複合モードを設定する
と、モードAの第1段では、照明ランプ3は点灯されず
に記録シートの指定領域に所定の付加情報のみプリント
されて中間トレー34に収容される(付加情報の画像成
分を残して他はイレーズ)0次に、モードAの第2段で
、該領域の画像消去を指定してプリントスタートすると
、中間トレーから該記録シートが給紙されて指定された
領域外の画像がコピー(指定領域がイレーズ)されるの
で、原稿の、指定領域の画像の代すに所定の付加情報を
プリントしたはめ込み合成コピーが得られる。また、こ
のとき1画像消去を指定しなければ、例えば、写真画像
あるいは絵画像等に模様入れを行なう場合などように、
背景を消さずに原稿画像と文字キャラクタ等(固定パタ
ーン)を重ね合せた(画像成分の論理和)重ね合せ合成
コピーが得られる。なお、これらの順序は、いずれが先
になっても良い。
モードAおよびモードBの指定がない通常のコピーモー
ドでは、これらの移動指定キー70+x。
70−x、70+yおよび70−yは、記録シートサイ
ズ領域単位での画像領域を外れる領域(イレーズ領域)
の調整に利用される。
移動量表示器71xおよび71yには、移動指定キーの
操作によって得られる積算偏移量が数値で表示される。
頁プリント指定キー60Sはページ数をプリントする指
定に用いる。このキー60Sを押した状態でテンキー4
4を操作すると、テンキー44で入力した数を開始頁と
して、原稿取替えで更新される頁プリントが行なわれる
分数頁プリント指定キー59Sは、分数の形での頁プリ
ントの指定に用いる。このキー59Sを押した状態でテ
ンキー44を操作すると、テンキー44で入力した数が
分数の分母となり、原稿取替え回数が分数の分子となっ
た頁プリントが行なわれる。
頁プリント位II定キー61Sは、頁プリント位置を、
記録シートの4コーナの内どれかに指定するものであり
、1回操作する毎に表示器61L1〜61L4の1つか
ら次の1つに表示(点灯)が移り、表示している位置(
下布、下左、上右、上左)への頁プリントが指定される
頁プリント姿勢指定キー62Sは頁数プリントの向きを
指定するものであり、縦姿勢および横姿勢の1つを選択
し得る。なお、この頁数のプリントの向きは、Y軸方向
を縦としている。
スケールプリント指定キー64Sは記録シートの右端お
よび下端(コンタクトガラス1のそれに対応する部位)
の余白相当部へのX目盛およびY目盛のプリントを指定
するものである。このキー64Sでスケールのプリント
が指定され、次に説明するスケールプリント倍率指定キ
ー63Sが入力されない時には、コピーへプリントされ
るスケールの尺度は設定複写倍率となる。
スケールプリント倍率指定キー63Sはプリントするス
ケールの倍率を入力するためのキーであり、このキーを
押したままテンキー44で倍率を入力すると、テンキー
44人力値がスケール倍率として設定される。
折開プリント指定キー66Sは記録シートの中央に折マ
ークをプリント指定するものである。折開プリントを指
定していると、記録シートの、送り方向で中央部の下辺
の余白相当部に「+」印がプリントされる。
プリント情報選択キー65Sは、イレーザ24に接続し
たイレーザ制御ユニット(第4b図の241)に予め格
納されている複数の文章等の付加情報から1つを選択す
るためのものである。キー65Sを押したままテンキー
44を操作すると、テンキー44で入力した数値で特定
される文章等が読み出されてプリントされる。
このような原稿にない文章9頁、スケール等の付加情報
のプリントは、イレーザ24の光透過/非透過制御によ
ってなされる。
第4b図に、イレーザ制御ユニット241の構成を示す
。イレーザ制御ユニット241は、制御ユニット全体を
コントロールするマイクロプロセッサ241A、一時記
憶用のRAM241 D、記入する文字キャラクタ、文
章等の付加情報や制御情報をあらかじめ記憶させたRO
M241 E、入出力インターフェイス241G、24
 LH,241I。
これらを結合するデータバス、前記入出力インターフェ
イスからのデータから液晶セグメント電極付勢信号を発
生するデコーダ241C,主制御部(第5図)のマイク
ロコンピュータ80とのインターフェイスのための双方
向バッファ241Fおよび同期回路241B等で構成さ
れている。
イレーザ24の液晶シャッタ244は、−列当り4 [
dot/!1mコのピッチで最大複写幅(300mm)
に亘って光の透過/非透過を制御する透光性セグメント
電極を配列した二列(A列およびB列:各列1ドツト幅
)のセグメント電極アレイを有する。
各セグメント電極に光不透過設定電圧を印加するとその
部分の液晶が光非透過となり、陰極線管240から感光
体ドラム9への光(イレーズ光)が遮断される。各セグ
メント電極は、感光体表面が1ドツト分(1/4 [+
oml )の移動にっき1パルスで現われるドラム同期
パルス(間隔T)に同期して主制御部(第5図)のマイ
クロコンピュータ80からの情報によって、2つの制御
モードで付勢される。
第1は、通常のイレーズモード(原稿領域外のイレーズ
および、原稿領域内の1画像消去では指定領域のイレー
ズ1画像抽出では指定領域外のイレーズ)であり、例え
ば、選択したセグメント電極を付勢する場合には、概略
を第4d図に示すように、同−書き込み情報(イレーズ
データ)でA列およびB列共に付勢する。すなわち、書
き込み情報の更新を2パルス(2T)ごとにして処理の
負担を軽くしている。
第2は、付加情報のプリントモード(モードB。
頁プリント等)であり、この場合には、文字キャラクタ
等のプリントに、高い解像度が要求されるのでA列とB
列とは異なる書き込み情報(プリントデータ)で光透過
/非透過が制御される。すなわち、各書き込み情報は1
ドツト単位となるが、B列は、A列よりも1ドツト分下
流側に位置しており、A列により感光体に書き込まれた
文字キャラクタ等の潜像は、感光体ドラム9の回転でT
時間後にB列位置に移動するので、この潜像をイレーズ
しないようにB列の書き込み情報はA列の書き込み情報
を7時間遅らせたものとなる。これは、例えば、付勢ド
ツトが2ドツト連続する場合には、概略第4c図に示す
如くなる。
次に、イレーザ24の光透過/非透過制御の詳細を説明
する。
第7a図は、1回のコピーサイクルにおける、感光体ド
ラム9表面上の複写可能領域を、展開して示したもので
ある。感光体ドラム9は定速で回転するので、固定位置
から見ると、感光体ドラム9表面の走査方向(図に原稿
走査方向として示す)の位tl(X座′JfA)は、時
間で示すことができる。
第7a図は、例えば、A3サイズの複写が可能な装置に
おいて、B4サイズの原稿像を複写するときのように、
原稿像複写領域は、複写可能領域よりも小さくなる場合
を示している。この場合、複写可能領域の先端から原稿
像の先端までの領域(時間T1〜T2)では先端イレー
ズ(全幅イレーズ)を行ない、原稿像の存在する領域(
時間T2〜T5)ではサイトイレーズ(原稿幅以外をイ
レーズ)を行ない、原稿像の後端から複写可能領域の後
端までの領域(時間T5〜T6)では後端イレーズ(全
幅イレーズ)を行なう。これは従来の一般の複写機でも
ほとんど行なわれている。
画像の編集(はめ込み合成コピー等)のため、原稿像の
特定の領域を消去又は抽出する場合、原稿像の領域内に
おいて、更にイレーズ(電荷の消去:静電潜像形成を阻
止)を行なう必要がある。つまり、第7a図においては
、領域の消去の場合を示してあり、時間T3〜T4で特
定される走査方向の位置(X座標相当)で1幅方向の範
囲P1〜P2(Y座標相当)の領域を消去する。イレー
ザ24は幅方向の軸(Y軸)に沿ってO−M(この例で
は300mm)の位置の全領域をカバーするように配置
しであるので、イレーザ24のどの領域を光透過/非透
過とするか(セグメント電極を選択して光不透過電圧を
印加:以下付勢)、を制御することによって、イレーズ
の幅(領域)が定まる。これにおいては、サイトイレー
ズを指示する信号と指定領域イレーズを指示する信号が
合成される(イレーズデータ)。逆に、指定領域の抽出
の場合には、指定領域外のイレーズを指示する信号(イ
レーズデータ)のみとなり、サイトイレーズを指示する
信号はなくなる6 領域を指定して文章等の付加情報をプリントするモード
Bでは、上記指定領域においてROM241Eから読み
出ししたプリントデータによりイレーザ24の光透過/
非透過が制御される。
第6a図に、イレーザ制御ユニット241のデコーダ2
41Cと、液晶ドライバ245を含む回路の具体的な構
成を示す。第6a図を参照する。
″デコーダ241Cには、2つのプログラマブルインタ
ーバルタイマ93および94が備わっている。
ここで用いているタイマ93および94は、インテル社
製の8253 (8254でもよい)である。
このタイマは、簡単にいうと、3つの16ビツトカウン
タを内蔵しており、内部のコントロールレジスタにセッ
トされるデータの内容に応じて、6種類のモードのいず
れか指定されたモードで動作する。各々のモードは1次
のとおりである。
モード0:ターミナルカウント モードセット後のカウンタ出力状態は低レベルしてある
。カウンタに値をセットすると。
クロック入力の計数を開始する。そしてターミナルカウ
ントになると出力状態が高レベルになり、その状態を保
持する。
モード1:プログラマブル ワンショット 各タイマのゲート入力はこのモードではトリガ入力とし
て機能する。トリガ入力があると。
その次のクロックから始まる、予め設定されたクロック
長のワラショットパルス(Lアクティブ)が出力に現わ
れる。
モード2:レートジェネレータ レジスタに予め設定した値nによってタロツク入力n個
に1回の割合でlクロック間隔のパルス(Lアクティブ
)を出力する。
モード3:矩形波の レートジェネレータ モード2と同様であるが、設定レート値の1/2のカウ
ント数の矩形波を出力する。
モード4:ソフトウェアトリガの ストローブ モードセット時は出力が高レベルHであるが、カウント
レジスタに値をセットすることによりクロック入力のカ
ウントを開始し、カウントアツプによって1クロック間
隔のパルス(Lアクテ、イブ)を1回だけ出力する。
モード5ニハードウエアトリガの ストローブ ゲート端子がトリガの機能を果たし、トリガ入力の立ち
上がりによってカウントを開始する。ターミナルカウン
ト時に1回だけ1クロック間隔分の出力が低レベルLに
なる。
プログラマブルインターバルタイマ(以下、タイマと略
す)93.94の各々3つのカウンタ(0゜■、2)の
計数入力端子CLKO,CLKI及びCLK2には、同
期回路241Bのクロックパルス出力端子が共通に接続
されている。タイマ93のカウンタ0.カウンタ1及び
タイマ94のカウンタ0の各ゲート端子GATEO,G
ATEI及びGATEOは、タイマ94のカウンタ2の
出力端子0UT2に共通に接続されている。タイマ93
のカウンタ2のゲート端子GATE2はタイマ93のカ
ウンタ1の出力端子○UTIに、タイマ94のカウンタ
lのゲート端子GATE 1はタイマ94のカウンタ0
の出力端子○UTOに、それぞれ接続されている。タイ
マ94のカウンタ2のゲート端子GATE2は定電圧(
+Vce)が印加されている。
同期回路241Bからのクロックパルスラインは。
さらに分岐されてインバータINVIを介してクロック
出力端子(CLOCR)に接続され、タイマ93のカウ
ンタ0の出力端子0UTOはインバータINV2を介し
てラッチ出力端子(LATCH)に接続されている。タ
イマ93のカウンタ2の出力端子○UT2とタイマ94
のカウンタ1の出力端子○UTIは、イクスクルーシブ
オアゲートEORIの各入力端子に接続され、該ゲート
EORIの出力端子は、インバータINV3を介して信
号出力端子(S−OUT)に接続されている。
デコーダ241Cの各出力端子(CLOCK)および(
LATCH)はそれぞれ対応する液晶ドライバ245の
入力端子(C:LOCK)および。
(LATCH)に接続されている。
デコーダ241G(7)出力端子(S−OUT)は。
ナントゲートNAND1の一方の入力端子に接続されて
いる。ナントゲートNAND1の他方の入力端子には、
インバータINV4を介してプリントデータが入力する
ので、これにおいてイレーズデータとプリントデータが
合成(結果的には切り換え)される、ナントゲートNA
ND 1出力は。
液晶ドライバ245の入力端子(S −I N)に接続
されている。以下の説明では、このナントゲートNAN
D 1およびインバータINV4はデコーダ241Gに
含まれるものとする。
液晶ドライバ245には、同一特性の300個の集積回
路(東芝製T062801P)ICI〜IC300,お
よび、制御モード切り換え用のアンドゲートAND1お
よびAND2.インバータINV5が備わっている。こ
れにおいて、ICI〜ICI 50は液晶シャッタ24
4のA列の、IC151〜IC300は液晶シャッタ2
44のB列の、それぞれセグメント電極を選択して付勢
する。
ICIの構成を第6b図に示す、ICIは、8ビットの
シフトレジスタ、8ビツトのラッチ、ゲートおよびドラ
イバで構成され、出力イネーブル制御端子ENABLE
、ラッチ制御端子LATCH。
信号入力端子5−IN、クロック入力端子CLOCK、
リセット制御端子RESET、信号出力端子5−OUT
および8ビツトのドライバ出力端子等が備わっている。
各ドライバ出力端子には、それぞれ抵抗器を介して液晶
シャッタ244の透光性セグメント電極1〜8が接続さ
れている。
各ドライバは、通常オン状態でそれぞれのセグメント電
極を付勢(光非透過)しており、その入力端にLパルス
が到来するとオフ状態となりそれぞれのセグメント電極
を消勢(光透過)する。
他のIC2〜IC300に関してもICIと全く同一の
構成であり、これにおいて、オーバラインを付した記号
は、その信号ラインがLアクティブであることを示す。
各集積回路ICI〜IC300のラッチ制御端子LAT
CHは、液晶ドライバ245の入力端子(LATCH)
に互いに共通に接続され、各集積回路のクロック入力端
子は液晶ドライバ245の入力端子(CLOCK)に互
いに共通に接続されている。液晶ドライバ245の入力
端子(S−IN)は、アンドゲートANDIの一方の入
力端子および集積回路ICIの信号入力端子5−INに
接続されている。
集積回路rc1〜IC150では、各rc2゜IC3,
IC4,・・・・・、IC149およびICI 50の
信号入力端子5−INは、それぞれ前段の各ICI、I
C2,IC3,・・・・・。
IC148およびIC149の信号出力端子5−OUT
に接続されている。つまり、集積回路ICI〜IC15
0は互いにシリースに接続され。
それによって、A列セグメント電極数分のビット数のシ
フトレジスタを構成しており、この例では1200ビツ
トのシフトレジスタとなっている。
集積回路ICI 50の出力端子5−OUTは、アンド
ゲートAND2の一方の入力端子に接続されている。ア
ンドゲートAND2の他方の入力端子には、インバータ
INV5により反転される動作モード制御信号が入力す
る。この動作モード制御信号は、一端が液晶ドライバの
入力端子5−INに直接接続されているもう1つのアン
ドゲートANDIの他端にも入力される。これらの、ア
ンドゲートANDIおよびAND2の出力は、集積回路
ICI 51の入力端子5−INに接続されている。
集積回路IC151〜IC300においても、上記集積
回路ICI〜IC150と同様のシリース接続になって
おり、それによって、B列セグメント電極数分のビット
数(1200)のシフトレジスタを構成している。ただ
し、集積回路IC300の出力端子5−OUTは使用さ
れない。
前述の「通常のイレーズモード」では、動作モード制御
信号はHレベルになるので、アンドゲートANDIがイ
ネーブル、アンドゲートAND2がディスエーブルとな
る。従って、液晶ドライバ244の入力端子5−INに
入力するドツト密度×複写最大幅分のビット数(120
0ビツト)のシリアルデータ(イレーズデータ)は、集
積回路ICIの入力端子5−INおよび、アンドゲート
ANDIを介して集積回路ICI 51の入力端子5−
INに入力される。すなわち、液晶シャッタ244のA
列およびB列に同一のシリアルデータが入力されること
になる。
前述の「プリントモード」では、動作モード制御信号は
Lレベルになり、アンドゲートAND2がイネーブル、
アンドゲートANDIがディスエーブルとなる。従って
、集積回路IC1〜IC300によるA列およびB列の
合計セグメント電極数分(2400)のビット数のシフ
トレジスタを構成することになる。すなわち、液晶ドラ
イバ244の入力端子5−INに入力するドツト密度×
複写最大幅分のビット数(1200ビツト)のシリアル
データ(プリントデータ)は、集積回路ICIの入力端
子5−INのみに入力され、このデータは、次ラインの
シリアルデータ(プリントデータ)入力時にアンドゲー
トAND2を介して集積回路ICI 51の入力端子5
−INに入力されるので、液晶シャッタ244のA列の
書き込み信号(プリントデータ)に対し、B列の書き込
み信号(プリントデータ)は1ライン分(走査方向1ド
ツト分二時間T)だけ遅延される。
いずれの制御モードにおいても、入力が完了した時点で
、ラッチパルスが与えられて、シリアルデータ(イレー
ズデータ、または、プリントデータ)はパラレル変換さ
れて、高レベルH(ドライバの出力では反転される)を
保持しているビットは、セグメント電極を付勢して光非
透過とし、低レベルLを保持しているビットはセグメン
ト電極を消勢して光透過とするので、A列およびB列の
、複写最大幅の任意の幅(領域)およびドツトを選択的
に露光(イレー人)することができる。
次に、イレーサ制御ユニット241のデコーダ241C
でのイレーズデータの生成について、第7a図に示すタ
イミング(時間)T3における場合を例に説明する。
第6c図は、第7a図に示すタイミングT3Lこおける
デコーダ241C各部の出力を示すタイミングチャート
である(第6C図で、Ta2はタイマ93を、Te3は
タイマ94を示す)。第6c図を参照する。
まず、マイクロプロセッサ241Aによって、タイマ9
3および94を動作させるために、各カウンタのモード
セットが行なわれる。これにおいて。
幅方向(Y方向)の1ドツトは1クロツクパルスに対応
するので、Y座標をクロックパルス数で示すことができ
る。ここでモードセットの一例を示すと、タイマ93の
カウンタ0,1および2の動作モードをそれぞれ5,1
及び1をセットし、タイマ93のカウンタ0,1および
2の各カウントレジスタにそれぞれM、5l−1および
S2(第7a図参照)をセット;タイマ94のカウンタ
0゜1および2の各動作モードをそれぞれ1.1及び0
にセットし、タイマ94のカウンタ0,1および2の各
カウントレジスタに、それぞれPL−1゜P2および2
(第7a図参照)をセットする。ただし、以下の説明に
おいては便宜上これら値をそのまま使用しているが、実
際には、これらのカウンタにセットする値は、それぞれ
の座標(クロック数)間の差分となることに注意された
い。
タイマ94のカウンタ2はモード0にセットされている
ので、上記モードセット終了時の出力信号(Ta2−0
υT2)は低レベルしてあるが、2パルス計数後に高レ
ベルHになる。この信号は、3つのカウンタ、すなわち
タイマ93のカウンタ0,1およびタイマ94のカウン
タ0のゲート端子に印加され、これらのカウンタはその
信号の立ち上がりエツジでトリガされて計数動作を開始
する。
ここで、タイマ93のカウンタ0はモード5にセットさ
れているので出力信号(Ta2−OUTO)は高レベル
Hのままであるが、タイマ93のカウンタ1とタイマ9
4のカウンタ0はモード1にセットされているので、ゲ
ート端子が高レベルHになった次のパルスの立下りで、
それらの出力信号(Ta2−0UTI及びTe3−0U
TO)は低レベルLにセットされる。
タイマ93のカウンタlは、カウントレジスタに81−
1がセットされているので、計数を開始してから5l−
1パルス目に、その出力信号(Ta2−OIJTI)を
高レベルHに反転し、この信号はタイマ93のカウンタ
2のゲート端子に印加される。
タイマ93のカウンタ2はモード1にセットされている
ので、その信号が高レベルHになった次のパルス(S1
番目のパルス)の立下りで、出力信号(Ta2−0UT
2)を低レベルLにセットしてカウントを開始する。
タイマ94のカウンタ0は、そのカウントレジスタに2
1−1がセットされているので、Pl−1パルス目に、
出力信号(Te3−0UTO)を高レベルHにセットす
る。この出力信号がゲート端子に印加されるタイマ94
のカウンタ1は、モード1にセットされているので、そ
の信号が高レベルHになった次のパルス(PI番目のパ
ルス)の立下りで、出力信号(Te3−0UTI )を
低レベルLにセットする。
P2番目のクロックパルスが現われると、タイマ94の
カウンタ1は、その出力信号(丁94−OUTI)を高
レベルHに反転し、S2番目のグロックパルスが現われ
ると、タイマ93のカウンタ2は、その出力信号(T9
3−0UT2)を高レベルHに反転する。M番目のパル
スが現われると、タイマ93のカウンタ0はモード5に
セットされているので。
その出力信号(T93−0UTO)に1クロック幅のL
レベルパルスが1回だけ現われる。
従って、2つの出力信号(T93−0UT2及びT94
−OUTI)の排他的論理和を反転した信号S −0U
Tには、0〜Sl、PI〜P2.およびS2〜Mのパル
ス数に対応する期間、高レベルHが現われる。
これにおいて、0〜S1および82〜Mはサイトイレー
ズに対応し、P1〜P2は指定領域のイレーズに対応し
ている。
5−OUT信号はナントゲートNAND 1に入力され
る。ナントゲートNAND 1の他方の入力端子には、
インバータINV4を介してプリントデータが入力され
るが、このプリントデータは、ROM241Eから読出
された、付加情報成分(画像成分)をHレベルとする信
号であり、通常のイレーズモードではLレベルとなって
いるので、これにおいて5−OUT信号は反転されてイ
レーズデータとなる。このイレーズデータは、前述の液
晶ドライバ245の、並列接続されたA列およびB列用
のシフトレジスタ(各1200ビツト)に逐次読み込ま
れる。この読み込みが完了すると、ラッチパルスが入力
し、シリアルのイレーズデータはパラレル変換されて対
応するセグメント電極を付勢/消勢制御する。このとき
、低レベルLが入力されるドライバでは所定時間セグメ
ント電極を消勢(光透過)してイレーズ光を感光体に照
射・するので、0〜S1および82〜Mのサイトイレー
ズ、および、P1〜P2は指定領域のイレーズが行なわ
れる。
これにおいて、指定領域のみの画像を抽出する場合、す
なわち他の領域をイレーズする場合には。
タイミングがT3〜T4において、P1〜P2に対応す
る液晶シャッタのみ付勢すれば良いので、タイマ93の
カウンタ2の出力を禁止すれば、P1〜P2の間だけL
レベル(反転されてHレベル:付勢:光非透過)となる
5−OUT信号を得ることができる。
プリントモード(モードB2頁プリント等)でプリント
領域がイレーズ部位となると、付加情報成分(画像成分
)を残し、他(幅方向)を消去するために、全幅イレー
ズとするイレーズデータを出力する。すなわち、タイマ
93のカウンタ2出力およびタイマ94のカウンタ1出
力を禁止して0〜Mの間(全ビット)のS−○UT信号
をHレベルにする。これにより液晶ドライバ245には
付加情報成分のみHレベル(付勢:光非透過)とするプ
リントデータが読み込まれる。
例えば、第7a図の指定領域に所定の付加情報を書き込
む場合、CPU241Aは、予め指定された付加情報を
ROM241Eから読み出し、タイミングT3〜T4の
間で、クロック数0〜P1の間はLレベル、P1〜P2
の間は付加情報成分(画像成分)のみをHレベル、P2
〜Mの間はLレベルとするプリントデータをl1024
1Hから出力する。このプリントデータは、インバータ
TNV4およびナントゲートNANDIを介して液晶ド
ライバ245の入力端子(S −I N)に入力される
このとき、液晶ドライバ245の動作モード制御信号は
Lレベルとなっているので、A列用の集積回路ICI〜
IC150およびB列用の集積回路IC151〜IC3
00はシリース接続された合計2400ビツトのシフト
レジスタとなる。プリントデータは、このシフトレジス
タに逐次読み込まれ、1ライン分(1200ビツト)の
読み込みが完了すると、ラッチパルスが入力し、シリア
ルのプリントデータはパラレル変換されて対応するセグ
メント電極を付勢/消勢制御する。このとき、低レベル
Lが入力されるドライバでは所定時間セグメント電極を
消勢してイレーズ光を感光体に照射するので、P1〜P
2の指定領域の付加情報成分(画像成分)を残して他を
イレーズとする潜像の形成(プリント)が行なわれる。
他のプリントモード(頁プリント、スケールプリント等
)においても同一の制御が行なわれるが、上記の指定領
域P1〜P2のかわりに頁プリント領域、スケールプリ
ント領域等が自動指定される。
ところで、プリントモード(モードB1頁プリント、ス
ケールプリント等)では、このように液晶シャッタ24
4でイレーズ光を透過/非透過制御して形成する付加情
報の潜像を原稿の画像露光により消去しないように、プ
リント領域対応の原稿領域の走査時に照明ランプ3をオ
フとして露光を禁止する。
第6d図に照明ランプ3を付勢するランプレギュレータ
300の構成を示す。第6d図を参照する。
本実施例の複写装置では、照明ランプ3の露光量を変え
ることにより原稿の画像コピーの濃度調整を行なってい
るので、このランプレギュレータ300には、実効値検
出回路、誤差増幅回路、電源同期回路、f!を圧比較回
路およびスイッチング回路等が備わっている。簡単に動
作を説明する。
この実施例で、照明ランプ3は複数個のハロゲンランプ
であり、電源ユニット(第5図)89から照明ランプ3
を付勢する電圧(+ 24 V)が供給されている。実
効値検出回路は、高インピーダンスで照明ランプ3に印
加される電圧の実効値を検出し、誤差増幅回路がこの電
圧と、外部から設定される調光電圧との差を増幅する。
この出力電圧、すなわち、誤差電圧と、電源同期回路か
ら出力されるゼロクロス信号(AC8V電源波形のゼロ
クロスタイミングで出力される)とが電圧比較回路によ
って比較され、その結果に応じてスイッチング回路のト
ランジスタ(スイッチングトランジスタ)Qsがオン/
オフ制御される。
すなわち、照明ランプ3が接続される電源ユニット89
の+24V電源ラインにスイッチングトランジスタQθ
が介挿された形となっており、Q8のオン/オフに応じ
て照明ランプ3の通電のオン/オフ、つまり1点灯/消
灯が制御される。原稿の露光走査を行なうときは、入力
端子D4の画像消去信号はLレベルとなっており、電源
波形のゼロクロスタイミングから電源電圧と調光電圧と
に応じて定まる位相タイミングまで照明ランプ3に通電
が行なわれる。したがって、調光電圧によって定まる印
加電力で照明ランプ3の露光量が制御されて濃度調整が
行なわれている。この露光量を決定する調光電圧は、第
5図に示すCPU80から入力端子Do−D3に転送さ
れる4ビツトの調光制御信号に応じて設定される。すな
わち、その調光制御信号がアナログスイッチAMXの制
御入力端子に印加されると、AMXはその信号に応じて
15本の出力端子を選択的に接地する。これらの出力端
子には、それぞれ異なる値の抵抗器を介して誤差増幅回
路に接続されているので、接地される出力端子が変わる
と、そこに接続されている分圧回路の分圧比が変化して
誤差増幅回路での比較の電圧、すなわち、調光電圧が変
化する。
CPU80Ji、プリントモードで指定領域の露光走査
を禁止するとき、所定タイミング(例えば、前述のT3
〜T4)で1画像消去信号を反転し、Hレベルにする。
画像消去信号は端子D4から入力してトランジスタQ1
のベースに印加されるので、Hレベルになるとトランジ
スタQ1が導通し。
電圧比較回路出力がLレベルとなるためにスイッチング
回路のスイッチングトランジスタQ8は非導通(電源ラ
イン断)となり、照明ランプ3に電力が供給されない。
このように、原稿の、プリント領域対応の領域走査時に
は画像消去信号をHレベルに反転して照明ランプ3をオ
フとし、プリント領域に対する原稿光像の露光を禁止し
ている。
ところで、本実施例においては、原稿を照射する照明ラ
ンプ3のオン/オフによりプリント領域の画像光による
露光を禁止しているのでコピーの余白部にスケールをプ
リントするスケールプリントモードでは、X目盛をプリ
ントするために、原稿の露光走査が全面的に禁止され、
また、コピーの下辺(X軸に対応)余白相当部に「+」
印をプリントする折開プリントモードでは、送り方向で
中央部の露光走査が禁止されることになる。これでは、
コピーとしてあまり好ましくないので、本実施例では、
スケールプリント時の画像露光を遮断する画像露光シャ
ツタ板200(第1図)を備えている。
画像露光シャツタ板200は、第6f図に示すように、
回動アーム201の一端を「くの字」形に折り曲げたも
のであり、回動アーム201が軸受け202に通される
ピン(図示せず)に枢着されている。回動アーム201
は、引張コイルスプリング203でシャツタ板200を
原稿画像の露光光路から退避した位置(第6e図破線)
に引かれている。回動アーム201には、ソレノイド2
04のプランジャが連結されており、ソレノイド204
に通電があると、第6e図に実線で示すように回動アー
ム201は時計方向に回動してシャツタ板200を原稿
画像の露光光路に進入させる。
この状態では、シャツタ板200が原稿の画像光の一部
を遮光し、その部分の露光を阻止する。この画像露光シ
ャツタ板200は、Y軸方向に対して固定された形とな
っているが、X目盛プリント領域、ま′たは折開(「+
」印)プリント領域はY座標に関してコンタクトガラス
1の基準点40を基準とする記録シートの下辺余白相当
部であるので、問題はない。
第6g図は、スケールプリント領域に対する露光の阻止
の概略を示す。これは、コンタクトガラス1上に載置さ
れた原稿○RDを真上から見た状態を示している。すな
わち、左下コーナは基準点40に対応し、底辺はX軸、
左辺はY軸にそれぞれ対応する。スケールプリントは、
コピーのX軸相当辺およびY軸相当辺にそれぞれ所定倍
率の目盛をプリントする。yK稿の画像光は、レンズユ
ニット7により集光されて、転置像として感光体ドラム
9表面に結像されので1画像露光シャツタ板200は、
原稿○RDの上辺の下方(第1図では奥(1t!l)に
設置されている。
スケールプリントモードが設定されると、ソレノイド2
04が付勢されて画像露光シャツタ板200が原稿画像
の露光光路に進入する。このシャツタ板200は、原稿
ORDのハツチングの領域AEsの画像光を遮断し、A
Es対応の感光体ドラム9表面に形成されているX目盛
の潜像に対する露光を阻止する。また、原稿ORDの領
域A E LはY目盛プリント領域であり、この領域で
は照明ランプ3により原稿の照射が阻止される。
すなわち、タイミングT2からタイミングTscの間、
前述の画像消去信号にHレベルを出力して照明ランプ3
を消灯し、これ以降Lレベルを出力して点灯とする。こ
れにより、コピーにX目盛およびY目盛をプリントする
ことができる。
折部プリントモードが設定された場合は、所定タイミン
グ(記録シートの送り方向中央部相当)で、ソレノイド
204が所定時間だけ付勢されて画像露光シャツタ板2
00が原稿画像の露光光路に進入する。これにより、イ
レーザ24により感光体ドラム9の表面上に形成された
「+」印の潜像に対する原稿の画像光の露光を阻止する
ことができる。
第8図に示すように、コンタクトガラス1上に載置され
る原稿91の所定の領域92を、2つのX座標情報xi
、x2と2つのY座標情報yl。
y2の指定により特定する場合、各座標毎に領域の抽出
/消去(イレーザ24による)の指定を行ない、2つの
座標系の論理積(AND)および論理和(OR)の組み
合せを考えると、第9a図。
第9b図、第10a図、第10b図、第11a図。
第11b図、第12a@および第12b@に示す8種類
の領域指定パターンが存在する。
すなわち、第9a図および第9b図は、それぞれ、x1
〜x2の領域消去とy1〜y2の領域消去との、消去に
関する論理積および論理和で得られるパターンを示し、
第10a図および第10b図は。
それぞれ、x1〜x2の領域消去とy1〜y2の領域抽
出との、消去に関する論理積および論理和で得られるパ
ターンを示し、第1La図および第11b図は、それぞ
れ、x1〜x2の領域抽出とy1〜y2の領域消去との
、消去に関する論理積および論理和で得られるパターン
を示し、第12a図および第12b図は、それぞれ、x
l”x2の領域抽出とy1〜y2の領域抽出との、消去
に関する論理積および論理和で得られるパターンを示し
ている。
この他、2つの座標系の論理積および論理和の組み合せ
ということを考慮しないのであれば、パターンは全部で
512とおりとなるが、特殊なパターンが使用される確
率は小さく、シかもパターンの種類が多いとオペレータ
が操作を誤る可能性もあるので、この実施例においては
、第9a図に示されるパターンと第12b図に示される
パターンの2つのみを採用し、領域消去(指定領域内の
消去:中潮)の指定の場合には第9a図のパターンを、
領域抽出(指定領域外側の消去:外泊)の場合には第1
2b図のパターンを、それぞれ利用するものとする。
画像の編集を行なう場合、特定の領域の画像を任意の位
置に移動させる必要が生ずる。この種の画像移動は、大
容量のメモリを備えたデジタル式の複写装置であれば、
データ処理により簡単に行なうことが可能である。しか
し普通の複写機ではそれができないので、この実施例で
は次のような手段を用いている。
X軸方向の移動    ′ 感光体ドラムの回転が基準になるので、それと同期した
標準的なタイミングに対して、光学走査系の走査開始タ
イミングおよび/又はレジストローラ17のシート供給
タイミングをずらす。つまり、光学走査系の走査開始タ
イミングを早めれば、感光体ドラム9上に形成される画
像の位置は。
第7a図の原稿走査方向(X)に対して負の方向(図の
左側)に移動し、走査開始タイミングを遅らせれば、画
像の位置は原稿走査方向に対して正の方向(図の右側)
に移動する。
また、レジストローラ17のシート供給タイミングを早
めれば、記録シートが感光体上の像の通常の位置よりも
先の位置にずれることになり、原稿走査開始タイミング
を遅らせる場合と同様の、画像の移動が行なわれ、レジ
ストローラ17のシート供給タイミングを遅れさせれば
、yK稿定走査開始タイミング早める場合と同様に、画
像の移動が行なわれる。この例では、比較的小さな距離
で画像の移動を行なう場合には原稿走査開始タイミング
のみをずらし、移動距離が大きくなる場合に、原稿走査
開始タイミングとレジストローラ17のシート供給タイ
ミングの両者をずらすようにしている。
Y方向の移動 この例では、光学走査系に備わったレンズ7の位置をY
軸に沿って動かすことにより行なっている。この移動の
原理を第7b図に示す、すなわち、第7b図において、
レンズが実線の位置にある場合、原稿の各部A、B及び
Cから出た光は、感光体上のA、B及びCの位置にそれ
ぞれ達するが、レンズが2点鎖線の位置に移動すると、
原稿の各部A、B及びCから出た光は、2点S線の光路
を通り、それぞれ感光体上のA’、 B’及びC″の位
置に達する。つまり、レンズを移動させることにより、
原稿上の像と感光体上の像との位置関係がY軸方向にず
れる。
変倍に関しては、従来と同様に、レンズとミラーとの位
置関係を変え、光学系走査系全体の倍率を調整したうえ
で、倍率の逆数と等倍の時の光学走査系の走査速度との
乗算を行ない、その結果に応じた速度で光学走査系の走
査を行なう。なお、Y軸方向の画像移動を行なう場合の
、コピー画像の移動量りは、レンズの移動量をd、変倍
率をmとすると次のようになる。
D=(1+m)d 第13a図、第13b図、第13c図、第13d図、第
13e図、第13f図、第13g図、第13h図および
第13i図に、マイクロコンピュータ(CPU)80の
、文字等のプリントおよび画像合成のための設定動作を
中心とした概酩動作を示す。各回を参照して動作を説明
する。なお、説明する処理ステップの番号は、括弧内に
示す。
電源がオンすると、各部の初期化(1)を行ない、各入
力ポートの状態読取(2)を行ない、動作可能か否かを
判定する(3)。レディでなければ、異常の有無をチェ
ックをしく4)、異常があれば異常を示す表示をセット
する(5)。この後、レディになるまでは、(2)−(
3)−(4)−(2)−・・・、又は(2)−(3)−
(4)−(5) −(2)−・・・・と、ループ状に処
理を行なう。
レディを検出すると(3)、異常を示す表示のリセット
を行ない(6)、#A準モードにおける各種パラメータ
を所定のレジスタに初期セットしく7)、複写レディの
表示をセットしく8)、操作ボード42の各部(キース
イッチ類)の状態を読取る(9)。操作ボード42のプ
リントスタートキー43の状態をチェックしく10a)
、スタート指示がないと、次にテンキー44の状態をチ
ェックする(21a)。
テンキー44に対する入力操作がなければ、第13b図
に進み、スイッチ58S(モードA)オンフラグおよび
スイッチ57S(モードB)オンフラグをチェックする
(24)。このフラグは初期状態ではクリアされている
が、いずれかのキーオンフラグがあると、編集(モード
A)又は文章等のプリント(モードB)が指示されてい
るのでステップ(25)に進み、スキャンキーオンフラ
グをチェックする。このフラグも初期状態ではクリアさ
れているが、スキャンキーオンフラグがあると、編集領
域指定が指示されているので、第13c図の指定領域読
取制御に進む。
しかし、57S、58Sともにキーオンフラグが無いと
きは、移動指定キー70 + x r 70− x p
70+yおよび70−yの操作のチェック(第13h図
の90.92.94および96)を行ない、いずれの移
動指定キーもオンでなければ、他のキーの状態をチェッ
ク(第]、 3 f図以下:後述)し、それもオンでな
ければ、操作ボード42の状態読取(9)に戻り、この
処理を繰り返す。つまり、いずれのキーも操作されない
状態では、(9) −(10)   (21a)   
(24) −(90)  ・・・−(98) −(10
1)−・・・−(128) −(132)−・・・−(
153) −(162)−・・・−(170)−(17
1−■)−(9)−・・・と、ループ状に同一の処理を
繰り返し、キー人力を待つ入力待ちループとなる。
移動キー70+xが押されると、ステップ(90)の次
で、パラメータT2およびT5の値をそれぞれlずつ増
加させ(91) 、微小時間dT1  (例えば0,2
秒間)の時間待ち(99)を行なった後でステップ(9
)に戻る。同様に、移動キー70−Xが押されると、ス
テップ(92)の次で、パラメータT2およびT5の値
をそれぞれ1づつ減少させ(93) 、微小時間dT1
の時間待ち(99)を行なった後でステップ(9)に戻
る。移動キー70+yが押されると、ステップ(94)
の次で、パラメータS1およびS2の値をそれぞれ1ず
つ増加させ(95) 、微小時間dT1の時間待ち(9
9)を行なった後でステップ(9)に戻る。移動キー7
 o−yが押されると、ステップ(96)の次で、パラ
メータS1およびS2の値をそれぞれ1ずつ減少させ(
97) 、微小時間dT、の時間待ち(99)を行なっ
た後でステップ(9)に戻る。
つまり、この場合(編集および/または文章プリント非
指示状態)に移動指定キーを操作すると、パラメータT
2.T5.SLおよびS2の値を更新することができる
。これらのパラメータは、第7a図を参照すると、原稿
像複写領域に対応するものである。従って、移動指定キ
ーのいずれかを操作することにより、先端イレーズ、サ
イトイレーズ及び後端イレーズの行なわれる領域が調整
される。また、図面には示されていないが、これらのパ
ラメータT2およびT5の更新に伴ない、同時に、X方
向の画像移動、すなわち光学走査系の走査開始タイミン
グの更新が行なわれ、パラメータS1およびS2の更新
に伴ない、同時に、Y方向の画像移動、すなわちレンズ
7のY方向移動が行なわれる。この移動量は、操作ボー
ド42上の移動量表示器71xおよび71yに数値(単
位[1IIIIl])で表示される。
* モード八指定キー58Sが押されると、第13f図
のステップ(116)で検出される。モードAの指定は
前述の如く2段階になっており、スイッチ583オンフ
ラグありなし、および中間トレー34の記録紙ありなし
によりその段階を判断する。すなわち、スイッチ588
オンフラグなしく117a)のときは、その前の処理で
モードAが指定されていないので、キー58Sの入力に
よりスイッチ585オンフラグをセットしてモードA表
示器58Lに第1段を示す白ランプを点灯しく119)
  ;スイッチ583オンフラグあり(117a)のと
きは、その前の処理でモードAが指定されているので、
中間トレー34の記録シートありなしを調べ(117b
) 、記録シートあり(第1段のコピーが帰還されてい
る)は第2段であり、モードA表示器58Lに点灯して
いる第2段を示す赤ランプを消灯して第1段を示す白ラ
ンプを点灯しく119) ;スイッチ585オンフラグ
ありで中間トレー34の記録シートなしであれば第1段
であり(117a 、 117b) 、モードAの解除
指示が入力さ九たことになり、モードA表示器58Lに
点灯している第1段を示す白ランプを消灯する(118
)。
なお、初期状態では、スイッチ583オンフラグはリセ
ットされており、中間トレー34に記録シートはない。
スイッチ588オンフラグがセットされると。
ステップ(24)の次にステップ(25)に進み、スキ
ャンキー105オンフラグがチェックされる。スキャン
キー105オンフラグは、スイッチ588オンフラグが
セットされた状態で、スキャン指定キ〜105Sの操作
によりセットされるが(スイッチ573オンフラグあり
は次に述べる)、このキーはオルタネートスイッチであ
り、キー人力によりスキャンキー105オンフラグのセ
ット/リセット状態が反転する(図示省II!8)。こ
のキー105Sの操作では、後述のイレーズセットフラ
グがクリアされる。
** モードB指定キー57Sが押されると、第13f
図のステップ(120)で検出され、スイッチ573オ
ンフラグのセット/リセット状態が反転する(121〜
123)。すなわち、モードB指定キー57Sはオルタ
ネートスイッチであり、押下げごとにスイッチ573オ
ンフラグのセット/リセットが繰り返される。
スイッチ575オンフラグがセットされると、ステップ
(24)の次にステップ(25)に進み、スキャンキー
105オンフラグがチェックされる。
この場合も上記同様に、スイッチ578オンフラグがセ
ットされた状態で、スキャン指定キー105Sの操作が
あるとスキャンキー105オンフラグのセット/リセッ
ト状態が反転し、後述のイレーズセットフラグがクリア
される(図示省略)。
なお、このスキャンキー105オンフラグは、スイッチ
575オンフラグおよびスイッチ585オンフラグがと
もにクリアされると、スキャン指定キー105Sの操作
ありなしにかかわらずクリアされる(98)。
***  スイッチ575オンフラグまたはスイッチ5
83オンフラグがあって、スキャンキー105オンフラ
グが立つと、第13b図のステップ(24)−(25)
を経て第13c図のステップ(2G)と(36)で移動
指定キー70+xと70−xのキー人力がチェックされ
る。ここで移動指定キー70+1がオンになると、ステ
ップ(27)〜(32)の、スケール走査駆動制御を行
ない、移動指定キー70−xがオンになるとステップ(
37)〜(40)のスケールリターン駆動制御を行なう
すなわち、移動指定キー70+xがオンになると、まず
スケール走査位置カウンタの内容を参照しく27) 、
その内容が走査方向限界値(例えばA3サイズ長辺相当
値)LMP以上であるか否を見て、否であると走査駆動
し得るので、ソレノイド103を付勢セットしくこれに
よりY軸スケール100がキャリッジ99(第2b図)
のアームSA上に乗る)、ランプ3を低照度点灯にセッ
トする(39)。
次にソレノイド103の通電によりY軸スケール100
がアームSA上に乗るまでの時間dt2の経過を待ち(
30)、キャリッジ99走査モータ106(第5図)を
低速正転付勢にセットし、キャリッジ99の移動に連動
して電気パルスを発生する同期パルス発生器107 (
第5図)の発生パルスのアップカウントを開始する(3
1)。次にキャリッジ走査フラグをセットする(32)
このようにキャリッジ99の走査駆動を開始した後(キ
ャリッジ走査フラグあり)は、移動指定キー70+xが
オンの間、ステップ(26)−(27) −(28−■
)−・・・と進む、カウント値がリミット値LMPに達
するとステップ(34)に進んでモータ106を停止し
キャリッジ走査フラグをクリアする(35) 。
移動指定キー70+xがオンからオフに変わると。
ステップ(26) −(33) −(34) −(35
)と進んで同様にモータ106を停止する。
移動指定キー70−xがオンになると、スケール走査位
置検出用のカウンタの内容を参照し、それがホームポジ
ション(HP:O)を示すものであるとモータ106を
付勢しないが、そうでないと、モータ106を低速逆転
付勢にセットしダウンカウントを開始しく39)、キャ
リッジリターンフラグをセット(40)する。
このようにキャリッジ99のリターン駆動を開始した後
(キャリッジリターンフラグあり)は、移動指定キー7
0−xがオンの間、ステップ(36) −(37) −
(38−■)−・・・と進む、カウント値がホームポジ
ションHPの値(0)に達するとステップ(42)に進
んでモータ106を停止しキャリッジリターンフラグを
クリアする(43) 。
移動指定キー70−xがオンからオフに変わると。
ステップ(36) −(41) −(42) −(43
)と進んで同様にモータ106を停止する。
以上に説明したスケール駆動制御により、オペレータが
キー58S又は57Sを押してモードA(編集モード)
又はモードB(文章等のプリントモード)をセットし、
スキャンキー105Sを押してスケール駆動モードをセ
ットし1次に移動指定キー70+xを押すとキャリッジ
99にY軸スケール100が支持されて照明ランプ3が
低照度点灯してY軸スケール100の目盛をコンタクト
ガラス上の原稿に投影して、露光走査方向に移動し始め
る。
移動指定キー70+xを離す(オフ)とそこでY軸スケ
ールが停止する。移動指定キー70−xを押すとY軸ス
ケール100がリターン方向に移動し、移動指定キー7
0−xを離す(オフ)とそこでスケールが停止する。い
ずれにしても、一度スケール走査モードで移動指定キー
70+xを押したときから、スキャンキー105Sを再
度押してスケール走査モードを解除するまでソレノイド
103が通電され、照明ランプ3が低照度点灯している
ので、オペレータは原稿上のスケール投影像を見ること
ができる(スイッチ58Sオンフラグおよびスイッチ5
78オンフラグなし状態の場合は後述する)。
今ここでオペレータの消去領域(モードA)入力および
プリント領域(モードB)の所要操作を要約すると次の
通りである。
1、キー58S又は57Sオン。
2、スキャン指定キー1058オン。
3、移動指定キー70+xオン(その後必要に応じて7
0−xオン)でY軸スケール100を。
所要領域の1コーナに停止させる。
4、モードAで指定領域内消去のときは第1目盛100
aの目盛値での、また指定領域外側消去のときには第2
目盛100bの目盛値での、該コーナのY座標値をテン
キー44で入力し、次に「、」キー44′をオンする。
モードBでは目盛のいずれを使用しても同じ結果となる
5、上記3.と同様にY軸スケール100を所要領域の
もう1つの対角コーナに停止させる。
6、上記4と同様に入力。
7、スキャン指定キー105を再度オンしてスケール走
査モードを解除。
****  次に、オペレータの上記4.の操作に応答
した領域データ入力処理を説明する。オペレータがテン
キー44を操作すると、第13a図のステップ(22)
で押されたキーに割り当てられている数値が数値レジス
タに読み込まれる。次に「、」キー44′をオンすると
、第13c図のステップ(44)で検出されてステップ
(45)に進む。
ここで上記4.の操作まではi=0であるので、ステッ
プ(46)に進んで数値レジスタの内容をYfレジスタ
に、またスケール走査カウント値(走査位置検出値)を
Xfレジスタに格納し、ステップ(47)で、最初のコ
ーナの座標入力終了を示すi=1をセットし、ステップ
(48)でdTlの時間経過を待ってまた操作ボード読
取(9)に戻る。すなわち、オペレータが、Y軸スケー
ル100を所望位置に移動させてテンキーでY軸スケー
ル100の目盛値を入力し、「、」 キー44″を押す
と、テンキー人力値がYfレジスタに、また。
そのときのY軸スケール100の位置がXfレジスタに
セットされる。
次に同様に、上記5.の通りY軸スケール100を次の
位置に移動させて、上記6.で目盛値入力を行なうと、
今度は、i=1であるので、ステップ(45)からステ
ップ(49)に進んで、数値レジスタの内容をYΩレジ
スタに、Y軸スケール100の位置をXQレジスタにセ
ットしく2回目の操作でYΩ、XQレジスタに値セット
:49)、iを0にリセットし、1領域の入力を終了し
たことを示すリード終了フラグをセットする(50b)
以上で、原稿の所望領域の対角コーナの座標がマイクロ
コンピュータ80に読み込まれたことになる。
**傘** オペレータが上記7.の通リスキャン指定
キー105Sを押すと、これがステップ(9)で読み取
られてスキャンキー105オンフラグがクリアされ、こ
れに対応して、制御は第13b図のステップ(25)か
らステップ(58)に進み、スケール走査終了処理ステ
ップ(58) −(59) −(60) −(61)で
、Y軸スケール100をホームポジションHPに戻して
ソレノイド103を消勢し。
照明ランプ3を消灯する。そして次に第13d図に示す
イレーズ領域の設定、又は、第13e図に示すプリント
領域の設定を行なう。
まずイレーズ領域の設定を第13d図を参照して説明す
る。スイッチ583オンフラグがあると(モードAが設
定されていると:62)イレーズセットフラグ(イレー
ズ領域設定ニステップ71〜81b:を実行したことを
示すフラグ)の有無を参照しく63) 、それがない(
未設定である)とリード終了フラグ(第13e図50b
でセット)の有無を参照する(64) 、リード終了フ
ラグがないと、領域座標データがまだ入力されていない
ので、第13f図以下の他のキーイン処理に進む。リー
ド終了フラグがあると、第13c図に示す各ステップに
従って領域座標データがすでに入力されているので、ス
テップ(71)で、レジスタYfの内容(値)を300
と比較する。Yfレジスタの内容Yfが300未満であ
ると、その数値はY軸スケール100の第1目盛100
aに基づいて入力されているので、r中潮」が指示され
ているとして、ステップ(72)〜(77)の領域判定
を経て、ステップ(78a)〜(81a )で、指定領
域内の画像消去(イレーズ領域設定)を行なう。これに
おいて、ステップ(72)で念のためYlレジスタの内
容YI2も300と比較して、第1目盛100aに基づ
いた入力値であるか否かを確認する。このとき、YQが
300未満であると、2点入力のいずれも第1目盛10
0aに基づいたものであるので、演算値AYfおよびA
YQをそれぞれYfおよびYQとする。しかし、YQが
300以上であると、後で入力された座標は第2目盛1
00b (外泊)に基づいて入力されたものとなるが、
この場合光に入力された数値の示す情報(中潮)を優先
して、演算値AYfおよびAYQをそれぞれ、Yfおよ
びYQ−300とする。すなわち、後に入力された値を
第1目盛100aに基づく値に更新する(ステップ72
〜74)1次にステップ(75)〜(77)で、イレー
ザ24対応の指定領域範囲を判定し、¥i像消去領域を
設定する(78 a )〜(81a)一つまり、レジス
タXfの内容とレジスタXQの内容で示される範囲内の
X座標上の位置とAYfとAYQで示される範囲内のY
ell上の位置とで特定される矩形領域内に対して、イ
レーズが行なわれるように液晶シャッタ244制御用の
データ(イレーズデータ生成用のデータ;領域に応する
タイミングのタイマ93および94のモードセットデー
タ)をセットする。
前述のステップ()1)で、レジスタYfの内容を30
0と比較した結果、Yfが300以上であると、その数
値はY軸スケールlOOの第2目盛100bに基づいて
入力されているので、「外泊」が指示されているとして
、ステップ(83)〜(88)の領域判定を経て、ステ
ップ(78b )〜(st b )で、指定領域外の画
像消去(イレーズ領域設定)を行なう、これにおいて、
ステップ(83)で念のためYΩレジスタの内容YQも
300と比較して、第2目盛100 bに基づいた入力
値であるか否かを確認する。このとき、YQが300以
上であると、2点入力のいずれも第211盛100bに
基づいたものであるので、演算値AYfおよびAYΩを
それぞれYf−300およびYl−300とする。しか
し、YQが300未満であると、後で入力された座標は
第1目盛100a (中潮)に基づいて入力されたもの
となるが、この場合光に入力された数値の示す情報(外
泊)を優先して、演算値AYfおよびAYQをそれぞれ
Yf−300およびYflとする(ステップ72〜74
)0次にステップ(86)〜(88)で、イレーザ24
対応の指定領域範囲を判定し1画像消去領域を設定する
(78b)〜(81b)。
すなわち、レジスタXfの内容と、レジスタXQの内容
で示される範囲内のX座標上の位置と、AYfと、AY
Qで示される範囲内のY座標上の位置とで特定される矩
形領域外に対してイレーズが行なわれるように液晶シャ
ッタ244 !IJ御用のデータ(領域に応するタイミ
ングのタイマ93および94のモードセットデータ)を
セットする。
このように指定領域のイレーズまたは指定領域外のイレ
ーズを設定すると、第13f図以下の他のキー人力に応
する処理を経てステップ(9)の操作ボード読取に戻る
第13d図のステップ(62)で、スイッチ58Sオン
フラグがない(モードAでない)と、ステップ(66)
に進んで次の域値設定を可能とするため、イレーズセッ
トフラグをクリア(このフラグは前述の如くスキャン指
定キー105Sの操作によってもクリアされる)し、あ
るいはステップ(63)でイレーズセットフラグがある
(モードAのイレーズ領域の設定を終了している)と、
スイッチ578オンフラグをチェックする(67)。こ
のフラグがあると、モードBが設定されているので、第
13e図のプリント領域設定に進む。
モードBでは、指定領域内にROM241E(第4b図
)に記憶している文章等を書き込むので、Y軸スケール
100の第1目盛の数値に基づいた座標入力はそのまま
レジスタに書込み、第2目盛の数値に基づいた入力は、
その値より300を自動的に減算した値、つまり第1目
盛に基づいた値に変換する。この場合、前述のように、
レジスタXfの内容とレジスタXΩの内容で示される範
囲で全幅イレーズが行なわれるように液晶シャッタ制御
用のデータ(領域に応するタイミングのタイマ93およ
び94のモードセットデータ)をセットする。また、イ
レーサドライバ241 (第4b図)のマイクロプロセ
ッサ241Aに、X座標上レジスタXfの内容とレジス
タXQの内容で示される範囲、およびY座標上のAYf
と、AYQで示される範囲をプリント領域とする領域デ
ータ(座IjI)および次に説明する文章N o 、レ
ジスタの値で示される読み出しデータ (アドレス)を
与える。マイクロプロセッサ241Aでは、これらのデ
ータが与えられると、RAM241Dにプリント領域の
領域データ(座標)と付加情報の読み出しデータ (ア
ドレス)のテーブルを作成する。
これにより、所定タイミング(イレーズ部位がレジスタ
Xfの内容とレジスタXQの内容で示される範囲となる
タイミング)においてマイクロプロセッサ241Aに付
加情報の読み出しを指示すると、Y座標上のAYfと、
AYnで示される範囲に、文章No、レジスタの値で特
定されるROM241Eに記憶している文章等の付加情
報によるプリントデータが液晶ドライバ245に転送さ
れ。
イレーズ光により文章等の潜像が形成される。
したがって、この領域対応の原稿像に対する露光走査を
阻止するために、レジスタXfの内容とレジスタXQの
内容で示される範囲対応のビットを、照明ランプ3の消
灯を意味するHレベルとした消去データをセットする。
消去データは画像消去レジスタに格納されるが、この画
像消去レジスタ(初期状態では全ビットL)には、1回
のコピープロセスで要する全プリント領域(M稿全域)
対応の消去データをセットするので、その内容と新たに
セットされた消去データとの論理和をとり再度画像消去
レジスタに格納する(89)。これに対応して、この領
域での液晶ドライバ245の制御モードがrプリントモ
ード」となるようにデータをセットする。
モードBで、指定した領域にプリントする予めROM2
41E(第4b図)に記憶させである複数の文章等の付
加情報から1つを特定して読み出す場合には、プリント
情報選択キー65Sを利用する。
第13g図のステップ(153)で、プリント情報選択
キー65Sの操作を検出すると、スイッチ658オンフ
ラグがなければ(150) 、それをセットして表示器
65Lを点灯する(151) 、この場合、このキー6
5Sを押しながらテンキー44から数値を入力すると(
第13a図の21aおよび21d)、第13a図のステ
ップ(21s)のサブルーチンで、入力値が文章N o
 、レジスタに読み込まれる。このサブルーチン(21
e )は、スイッチ65Sオンフラグなしでテンキー4
4が操作されるとき、ステップ(22)にリターンする
これにより設定した文章N o 、レジスタの値は、1
つのプリント領域の指定ごとに、前述のようし;その領
域データと共にマイクロプロセッサ241A(第4b図
)に与えられる。
スイッチ658オンフラグがあれば(150) 、それ
をクリアして表示器65Lを消灯する(151)。
操作ボードの入力読み取り(9)で、頁プリント指定キ
ー60Sが操作されると、第13f図のステップ(12
4)で検出され、スイッチ608オンフラグのセット/
リセット状態が反転される。
このとき、スイッチ608オンフラグがリセットされて
いれば、スイッチ608オンフラグをセットし2表示器
60Lを点灯し2表示器60Lを点灯し;次に説明する
スイッチ598オンフラグをクリアして表示器59Lを
消灯(125および126)する、この場合、キー60
Sを押した状態でテンキー44から数値を入力すると(
第13a図の21aおよび21h)、第13a図のステ
ップ(21i )のサブルーチンで、入力値が頁開始レ
ジスタに読み込まれて、原稿取り替え回数をカウントす
る頁カウンタがリセットされる。ただし、頁開始レジス
タの値は、初期状態で1となっている。
また、スイッチ60Sオンフラグがセットされている状
態では、スイッチ60Sオンフラグをリセットし2表示
器60Lを消灯する(125および127)。
第13a図のステップ(21i )のサブルーチンは、
スイッチ608オンフラグなしでテンキー44が操作さ
れるとステップ(22)にリターンする。
操作ボードの入力読み取り(9)で1分数頁プリント指
定キー59Sが操作されると、第13f図のステップ(
128)で検出され、スイッチ598オンフラグのセッ
ト/リセット状態が反転される。このとき、スイッチ5
98オンフラグがリセットされていれば、スイッチ59
3オンフラグをセラ862表示器59Lを点灯し;前述
スイッチ608オンフラグをクリアして表示器60Lを
消灯(129および130)する、この場合、キー59
Sを押した状態でテンキー44から数値を入力すると(
第13a図の21aおよび21f)、第13a図のステ
ップ(21g )のサブルーチンで、入力値が分数頁レ
ジスタに読み込まれて、原稿取り替え回数をカウントす
る頁カウンタがリセットされる。
また、スイッチ595オンフラグがセットされている状
態では、スイッチ595オンフラグをリセットし2表示
器59Lを消灯する(129および131) 。
第13a図のステップ(21g )のサブルーチンは。
スイッチ598オンフラグなしでテンキー44が操作さ
れるとステップ(22)にリターンする。
このように、頁プリントと分数頁プリントは択一的に行
なうため、第13f図のステップ(126)およびステ
ップ(130)では、スイッチ608オンフラグをセッ
ト(頁プリントをセット)するとスイッチ595オンフ
ラグをクリアし、スイッチ598オンプラグをセット(
分数頁プリントをセット)するとスイッチ608オンフ
ラグをクリアするようにしている。
操作ボードの入力読み取り(9)で1頁プリント位置指
定キー615が操作されると、第13g図のステップ(
132)で検出され頁をプリントする位置を示す位置デ
ータが更新される。この位置は、Y軸(縦)の正の方向
を上とし、X軸(横)の正の方向を右としている。
位置データは、0が下布、1が下表、2が上布。
3が上表の、それぞれの頁プリント位置に対応しており
1頁プリント位置指定キー61Sの操作1回ごとに位置
データに1を加え(133) 、その値が4であれば(
134) Oに戻しく135) 、位置データに対応し
たランプを点灯する(136) 、これにおいて指定し
た頁プリント位置は、両面モードでは記録シートのおも
て面をコピーする位置であり。
後述するが、裏面をコピーするときは、位置データが変
換される。
前述のようにこの実施例では、Y軸方向を縦に。
X軸方向を横に、それぞれ複写装置の基準を定めている
ので、X軸方向を縦にして記録シートを使用するコピー
ではプリントされる頁の姿勢が寝てしまう、そこで、こ
のような場合、オペレータは頁プリント姿勢指定キー6
2Sを操作して、プリントする頁の姿勢を縦姿勢に変更
する(ただし、これは、上記複写装置の基準を変更する
ものではない)。
操作ボードの入力読み取り(9)で1頁プリント姿勢キ
ー指定62Sが操作されると、第13.図のステップ(
137)で検出され、頁プリントの姿勢が転換される0
頁プリント姿勢キー62gはオルタネートスイッチであ
り、タテフラグありではタテフラグをクリアして表示器
62L2を消灯して表示8I62 L tを点灯しく1
39 : r横姿勢」セット)、タテフラグなしではタ
テフラグをセットして表示器62L1を消灯して表示器
62L2を点灯する(140 : r縦姿勢」セット)
スケールプリント指定キー64Sの操作を第13g図の
ステップ(141)で検出すると、スイッチ648オン
フラグがなければ(142) 、それをセットし、スケ
ール倍率レジスタに複写倍率レジスタの内容をセットし
て表示器64Lを点灯(143)する、スケールプリン
トが設定されると、画像消去レジスタに前述と同様にし
てX目盛プリント領域の画像露光を禁止する消去データ
をセットしく論理和を格納)、前述のソレノイド204
を付勢して画像露光シャツタ板200をX目盛プリント
領域相当の露光光路に進入させる(図示省略)。
また、イレーサ制御ユニット241のマイクロプロセッ
サ(CPU)241Aにスケールプリントあり指示を与
え、これによりCPU241Aでは、RAM241Dの
付加情報プリント用のテーブルにスケールプリント領域
の領域データ(座標)とスケールパターンの読み出しデ
ータ(アドレス)を書き込む。
スイッチ64Sオンフラグありでは(142) 、それ
をクリアして表示器64Lを消灯(144) した後、
画像消去レジスタにセットされているX目盛プリント領
域の画像露光を禁止する消去データをリセットしく排他
的論理和を格納)、前述のソレノイド204を消勢して
画像露光シャツタ板200をXスケールプリント領域相
当の露光光路から後退させる(図示省#4)。
スケールプリント倍率指定キー63Sの操作は、第13
g図のステップ(145)で検出され、スイッチ633
オンフラグのセット/リセット状態が反転される。すな
わち、スイッチ638オンフラグがリセットされている
と、スイッチ633オンフラグをセットして表示器63
Lを点灯する(147)。
この場合、キー63Sを押した状態でテンキー44から
数値を入力すると(第13a図の21aおよび21b)
、第13a図のステップ(21c)のサブルーチンで、
入力値がスケール倍率レジスタに読み込まれる。また、
スイッチ63Sオンフラグがセットされている状態では
、スイッチ63Sオンフラグをリセットし1表示器63
Lを消灯する(146および14g) 、第13a図の
ステップ(21c)のサブルーチンは、スイッチ633
オンフラグなしでテンキー44が操作されるとステップ
(22)にリターンする。
第13g図のステップ(149)で、折部プリント指定
キー66Sの操作を検出すると、スイッチ668オンフ
ラグがなければ(150) 、それをセットして表示器
66Lを点灯(151) L、スイッチ668オンフラ
グがあれば(150) 、それをクリアして表示器66
Lを消灯する。
折部プリントが設定されると、予め検出している記録シ
ートサイズから、シート送り方向でその中央となる位置
に折部プリント領域を設定し、この領域が露光部位とな
るタイミングで画像露光シャツタ板200のソレノイド
204を付勢し、その領域に対する露光を遮断するよう
にデータをセットする(図示省略)、また、イレーサ制
御ユニット241のCPU241Aに折部プリントあり
指示を与え、これによりCPU241Aでは、RAM2
41Dの付加情報プリント用のテーブルに折部プリント
領域の領域データ(座標)と「+」パターンの読み出し
データ(アドレス)を書き込む。
原稿画像の露光を全面禁止する場合には、余情キー68
Sを操作する。余情キー68Sの操作は。
第13h図のステップ(170)で検出され、スイッチ
688オンフラグがなければ(172) 、それをセッ
トして表示器68Lを点灯し、画像消去レジスタの全ビ
ットをHレベルとして全域消去をセットする(173)
 、このとき、原稿画像の非形成となるので、イレーザ
24で全幅イレーズが行なわれるように液晶シャッタ2
44制御用のデータ(モードセットデータ)をセットす
る。
全潰がすでに設定されており、スイッチ688オンフラ
グがあれば(172) 、それをクリアして表示器68
Lを消灯し、画像消去レジスタの記録紙サイズ対応領域
のビットをLレベルとして全域消去をリセットする(1
73)。このとき、原稿画像の形成があるので、イレー
ザ24を記録シートサイズに対応したイレーズ(先端イ
レーズ、サイトイレーズ等)が行なわれるように液晶シ
ャッタ244制御用のデータ(モードセットデータ)を
セットする。
両面コピー指定キー67Sの操作は、第13f図のステ
ップ(112)で検出され、スイッチ678オンフラグ
のセット/リセット状態を置換する。
この場合、スイッチ673オンフラグがなければ(11
3a)、その前の処理で両面コピーモードの指定がない
ので、それをセットして表示器65Lを点灯(114)
するが、スイッチ65Sオンフラグありの場合は、その
前の処理が2とおりに考えられる。第1は両面コピーを
作成終了した状態であり、第2は両面コピーの第1面の
コピーを作成終了した状態である。これらの状態は中間
トレー34の記録シートありなしを調べることにより判
別することができる。スイッチ673オンフラグありで
(113a )、中間I−レー34に記録シートなしで
あれば(113b )、第1の状態であり、このフラグ
をクリアして表示器67Lを消灯する(115)。
スイッチ678オンフラグありで(113a )、中間
トレー34に記録シートありであれば(113b )、
第2の状態であり、設定の変更を行なわない。
コピー濃度を薄くする場合には、ライトキー48Qを操
作する。ライトキー48Qの操作は第13h図のステッ
プ(162)で検出され、濃度データが1つ大きい値に
更新される(163)。濃度データは、第6d図に示し
たランプレギュレータ300の調光制御信号に変換され
、この値が大きくなると、照明ランプ3に印加される電
力が大きくなるので、露光量が増加してコピーは薄くな
る。
濃度調整の段階は、7段階(濃度データの値は1〜7)
であり、濃度データの値が8となると(164) 、濃
度データを7 (165)にする、濃度データが6以下
の値のときこのキー48Sのキーオンが継続している間
、微小時間dT1間隔(104)で濃度データが逐次大
きい値に更新される。
コピー濃度を濃くする場合には、ダークキー48dを操
作する。ダークキー48dの操作は第13h図のステッ
プ(166)で検出され、濃度データが1つ小さい値に
更新される(167) 、濃度データが小さくなると、
照明ランプ3に印加される電力が小さくなるので(第6
d図)、露光量が減少してコピーは濃くなる。
濃度データの値が0(濃度データの値は1〜7)になる
と(168) 、濃度データを1  (169)にする
濃度データが2以上の値のときこのキー48dのキーオ
ンが継続している間、微小時間dT1間隔(104)で
濃度データが逐次小さい値に更新される。
給紙カセット選択キー50の操作は、第13f図のステ
ップ(108)で検出する。ここで、図示していないが
、中間トレー34を選択(モードA。
両面モード)しているときは、処理を行なわない。
しかし、それ以外の場合では、上段カセット11選択時
(109)には下段カセット12に(111) 。
下段カセット12選択時(109)には上段カセット1
1に(110)、それぞれ給紙系を変更し、これに応じ
て上段フラグヲヒソト/リセットし、表示をオン/オフ
する。記録シートサイズは、給紙カセットの装着時に検
知マークの読み取りにより検知される。給紙系の変更に
伴って記録シートサイズに応じてスケールプリント領域
および折開プリント領域等の変更がなされる。
倍率調整キー55Uの操作をステップ(101)で検出
して、dt1時間間隔で逐次、拡大倍率を設定し、倍率
レジスタにその値を表示する(102〜104)。
倍率調整キー55Dの操作をステップ(105)で検出
して、dt1時間間隔で逐次、縮小倍率を設定し、倍率
レジスタにその値を表示する(106゜107、104
) 。
以上述べたキー操作以外のキー操作は第13h図のステ
ップ(171)で処理される。
これにおいて、第13b図のステップ(98)でスキャ
ンキー105オンプラクがクリアされているにもかかわ
らず、未だキャリッジ99がY軸スケール100を載置
した状態である場合には、第13b図のステップ(58
)〜(61)と同様の処理でキャリッジ99をホームポ
ジション(HP)にリターンし、ソレノイド103を消
勢して照明ランプ3を消灯する。
以上に説明したオペレータの操作によりコピーを作成す
る諸条件が設定されることになる。ここで、モードAで
の領域設定において、指定の矩形領域の内側を消去する
か、外側を消去するかは、該矩形領域の対角点のうち、
最初に指定する1コーナの、テンキー人力値によって定
まる点に注目されたい。Y軸スケール100の第1目盛
100aと第2目盛100bとは互に異なった目盛値と
なっていて、それぞれ異なった処理モード(中漬、外泊
)に割り当てられているので、テンキー人力値により自
動的に処理モードが設定される。これにより、オペレー
タはr中漬」または「外泊」を指定するためのキー操作
をする必要がない。
コピー条件の設定を終了し、プリントスタートキー43
が押されたとき(10a)、ソレノイド103が付勢セ
ットされていれば、未だ第1キヤリツジ99にY軸スケ
ールが載置されたままであり、オペレータの操作ミスで
あるので、コピースタートを行なわない(10b)。操
作ミスでなげれば、ステップ(10e)の頁カウント設
定のサブルーチンを実行する。このサブルーチンを第1
3i図に示す。なお、本実施例では、プリントスタート
キー43の操作を原稿の交換と同義と見なしている。
第13i図の頁カウント設定のサブルーチンにおいて、
スイッチ59S、または608オンフラグがあれば、頁
プリントまたは分数頁プリントが指定されているので以
下のステップに進むが、これらのフラグがないときには
このサブルーチンを実行する必要がないのでメインルー
チンに復帰する(200)。
モードAが設定されている場合、同一記録シートの繰り
返し給紙があるが、頁を繰り返しプリントするとそこだ
け黒く潰れてしまうことになる。
そこで、最初の1回だけプリントし、2回目以降の頁プ
リントを禁止するために、その記録シートの最初の給紙
を検出する必要がある。ステップ(201)〜(206
)はこれを検出するステップである。すなわち、スイッ
チ58Sオンフラグありで(201) 、表示器58L
に白ランプが点灯していれば(202) 、モードAの
第1段であり、その記録シートの最初の給紙を意味する
。しかしながら、前述のように、モードAの第2段から
第1段が設定される場合もあるので、カウントフラグを
調べる(203) 、カウントフラグは初期状態でクリ
アされているので、その記録シートについて最初にこれ
らの条件が満足されたときにはリセット状態である。こ
の状態では、頁カウンタを1カウントアツプしてカウン
トフラグをセットし、頁書き込みの禁止を解除する(2
04)。第2段から第1段が設定される場合はカウント
フラグがあるので頁書き込みが禁止される(203およ
び205)。ただし、この頁書き込みの禁止は、イレー
サ24の液晶シャッタ244による頁プリントを禁止す
るのみで、原稿画像の頁プリント領域への露光を許可す
るものではない0表示器58Lが赤ランプであれば(2
02) 、次にモードAの終了が予想されるので、カウ
ントフラグをクリアする(206) 、この場合も、頁
書き込みは禁止されたままである。
スイッチ588オンフラグがなければモードAではない
ので(201) 、頁カウンタを1カウントアツプして
頁書き込みの禁止を解除する(207)。
スイッチ608オンフラグありでは(208) 。
開始頁の指定があるので、オペレータがセットした頁開
始レジスタの値に頁カウンタの値を加算する。このとき
、セットした値から逐次更新される頁をプリントするこ
とになるので頁開始しドスタの値から1を引き、この値
に頁カウンタの値を加算して頁レジスタに格納する(2
09)。開始頁の指定がない場合(スイッチ603オン
フラグなし)、頁カウンタの値を頁レジスタに格納する
(210) 。
次に、第13g図のステップ(132)〜(136)で
設定した頁をプリントする位置を示す位置データを位置
レジスタに格納する(211)。
両面コピーは、ある1辺が綴じられて編冊されると考え
られるので、そのコピーのおもて面と裏面とで頁プリン
トする位置が同じであれば、プリントした頁が綴代に隠
れてしまうことになる。そこで、両面コピーモードが指
定されているときには(212) 、ステップ(213
)および(214)の位置変換の処理を実行する。
頁カウンタが奇数であれば(213)おもて面のコピー
であり、オペレータによる頁プリント位置の指定(第1
3g図ステップ132〜136)は、記録シートのおも
て面に対してなされたものであるので、位置変換を行な
う必要はないが1頁カウンタが偶数のとき(213) 
、その裏面のコピーとなるので、位置変換を実行する。
ここで、第2a図を参照すると、本実施例の複写装置で
は、両面コピーの場合、定着ユニット21を出たおもて
面にコピーのある記録シートは、搬送方向制御機構31
によって一担上方の反転経路に送られた後戻されて、こ
んどは、下方の帰還経路に送られて反転される。
つまり、記録シートは、常に送り方向(X軸方向)に反
転されるので、頁プリント位置は、右を左に、または左
を右に変換する。これは、Y軸を縦とし、X軸の正の方
向を右として設定したものであるので頁プリントの姿勢
とは無関係である。すなわち、位置レジスタの値が0(
下布)のとき1 (下車)に、1 (下車)のとき0(
下布)に、2(上布)のとき3(上表)に、3(上表)
のとき2(上布)にそれぞれ変換する(214)。
このようにして5頁のプリント領域を設定した後、ステ
ップ(215)のサブルーチンにおいてそのプリント領
域が露光されないように消去データをセットする。この
とき1位置レジスタに変更があればそれ以前の頁プリン
ト領域対応の消去データをリセット(排他的論理和を格
納)して更新された頁プリント領域対応の消去データを
セット(論理和を格納)する。このサブルーチンでは、
さらにイレーザ制御ユニット241 (第4b図)のマ
イクロプロセッサ241Aに1頁レジスタの値で示され
る頁数データおよび位置レジスタの値で示される頁プリ
ント領域データ(座ljりを与える。マイクロプロセッ
サ241Aでは、これらのデータにより、RAM24L
Dの付加情報プリント用のテーブルに頁プリント領域の
領域データ(座41)と、ROM241Eの頁数データ
対応の数字パターンの読み出しデータ(アドレス)を書
き込む。
ステップ(10c)の頁カウント設定のサブルーチンを
抜けてメインルーチンにリターンすると、ステップ(1
1) −(12) −(13) −(14) −(15
)(8)−(9)−・・・・・、又はステップ(11)
−・・・・・、と進み、コピープロセスを行なう。
「スタートサイクル処理J  (12)では、感光体の
初期化等のコピープロセスを開始するのに必要な処理を
行なう。
イレーザ24の液晶シャッタ244の制御および照明ラ
ンプ3の露光走査の制御制御を含むコピープロセスの大
部分は、「1コピー処理J  (13)において行なわ
れる。すなわち、感光体ドラム9の微小回転毎に出力さ
れるタイミングパルス(図示せず)を常時計数し、その
値をチェックすることによりタイミングを把握し、各々
のタイミングに応じた制御を行なう、イレーザ24の制
御は、先端イレーズのタイミングから開始される。
例えば、第7a図では、タイミングT1からイレーザ2
4の制御を開始して、タイミングT2゜T3.T4.T
5及びT6において、液晶ドライバ245にセットされ
るデータ(イレーズデータおよび/またはプリントデー
タ)が更新される。
この場合、タイミングT3〜T4においては、モードA
で指定領域の消去を行なう場合には、イレーズデータに
より液晶シャッタ244の0〜Sl。
P1〜P2およびS2〜Mの間のセグメント電極が消勢
(光透過)、S1〜P1およびP2〜S2の間のセグメ
ント電極が付勢(光非透過)となり;モードBで付加情
報のプリントを行なう場合には、プリントデータにより
液晶シャッタ244の0〜PIおよびP2〜Mの間のセ
グメント電極が消勢(光透過)、P1〜P2の間では付
加情報成分ありセグメント電極が付勢(光非透過)その
他は消勢(光透過)となる。
プリントデータは次のようにしてイレーザ制御ユニット
(第4b図)のマイクロプロセッサ241Aにより作成
される。すなわち、上記タイミングパルスの計数で、イ
レーズ部位が指定領域となったとき、マイクロプロセッ
サ241Aに付加情報の読み出しを指示すると、これに
よりマイクロプロセッサ241Aは、RAM241Dの
付加情報プリント用のテーブルの領域データ(座標)を
参照し、そのイレーズ部位の位置データ(座標:計数値
)に対応する付加情報の読み出しデータ(アドレス)で
特定される文章等を、同期回路241Bのクロックパル
スに同期してROM241Eから読み出す、この読み出
しにおいては、さらにクロックパルスを計数し、Ys標
が指定領域(第7a図ではPI〜P2)となるとROM
241Eから文章等の付加情報を読み出し、それ以外の
ときは出力はLレベル(消勢)とされてプリントデータ
となる。また、このときのイレーズデータは、全幅イレ
ーズが設定される。
頁プリントを指定する(308オンフラグがあり頁書き
込み禁止でなければ、上記タイミングパルスの計数で、
イレーズ部位が頁プリント領域となつたとき、イレーザ
制御ユニット(第4b図)のマイクロプロセッサ241
Aに頁プリントのプリントデータ出力を指示する。マイ
クロプロセッサ241Aは、RAM241Dの付加情報
プリント用のテーブルの頁プリント領域の領域データ(
座標)を参照し、そのテーブルの読み出しデータ(アド
レス)で指定される数字パターンを指示された向きで、
同期回路241Bのクロックパルスに同期してROM2
41Fから読み出す、この読み出しにおいては、さらに
クロックパルスを計数し、Y座標が頁プリント領域とな
るとROM 241Eから数字パターンを読み出し、そ
れ以外のときは出力はLレベル(消勢)とされてプリン
トデータとなる。また、頁書き込み禁止であればプリン
トデータは、全幅イレーズが設定される。
分数頁プリントスイッチ59Sオンフラグがあり頁書き
込み禁止でないときの処理も前述の頁プリント処理と同
様であるが、プリントデータは、頁数の数字パターンと
「/」パターンおよび分数頁レジスタに格納している全
体の頁数の数字パターンが合成され、「頁/全頁」とさ
れる点が異なる。
スケールプリント(スイッチ648オンフラグあり)が
指定されていると、1コピー処理(13)において、上
記感光体ドラム9の回転で出力されるタイミングパルス
の計数で、イレーズ部位がスケールプリント領域となっ
たとき、イレーザ制御ユニット241のマイクロプロセ
ッサ241A(第4b図)にスケールプリントのプリン
トデータ出力を指示する。マイクロプロセッサ241A
は、RAM241Dの付加情報プリント用のテーブルの
スケールプリント領域の領域データ(座標)を参照し、
そのテーブルの読み出しデータ(アドレス)で指定され
るスケールパターンを指定された倍率で、同期回路24
1Bのクロックパルスに同期してROM241Eから読
み出す。この場合、Y目盛のスケールパターンの読み出
しは全幅となるが、X目盛のスケールパターンでは、ク
ロックパルスを計数してY座標がスケールプリント領域
をはずれる領域でのプリントデータをLレベルとする。
また、このプリントモードでは、Y目盛のプリント領域
のイレーズデータは全幅イレーズが設定されるが、その
領域以降では、X目盛のプリント領域の幅をイレーズと
するイレーズデータが設定される。すなわち、X目盛の
プリントでは、デコーダ241CのナントゲートNAN
DI  (第6a図)でイレーズデータとプリントデー
タが合成される。なお、X目盛のプリント領域に対する
原稿画像光の露光は1画像露光シャツタ板200により
遮断される。
折開プリントが指定されている場合も同様に、1コピー
処理(13)において、上記タイミングパルスの計数で
、イレーズ部位が折開プリント領域となったとき、イレ
ーサ制御ユニット241のマイクロプロセッサ241A
(第4b図)に折開プリントのプリントデータ出力を指
示する。マイクロプロセッサ241Aは、RAM241
Dの付加情報プリント用のテーブルの折開プリント領域
の領域データ(座411)を参照し、そのテーブルの読
み出しデータ(アドレス)で指定される「+」パターン
を、同期回路241Bのクロックパルスに同期してRO
M241Eから読み出す。このとき、さらにクロックパ
ルスを計数してY座標が折開プリント領域をはずれる領
域でLレベルを出力してプリントデータとする。また、
このプリント領域でのイレーズデータは、「+」印のプ
リント領域の幅をイレーズとするイレーズデータが設定
され、デコーダ241CのナントゲートNAND1 (
第6a図)でイレーズデータとプリントデータが合成さ
れる。なお、「+」印のプリント領域に対する原稿画像
光の露光は、その領域が露光部位となるときにソレノイ
ド204が付勢されて画像露光シャツタ板200により
遮断される。
以上のプリントデータは前述のように、lラインごとに
第6a図に示したインバータINV4およびナントゲー
トNAND 1を介して液晶ドライバ245に転送され
、液晶シャッタ244の各セグメント電極を付勢または
消勢し、イレーズ光が透過/非透過制御されて感光体ド
ラム9の表面には対応の潜像が形成される。このとき、
該潜像が露光位置に移動する時間遅れで、画像消去レジ
スタからそのライン対応の消去データが読み出され、画
像消去信号としてランプレギュレータ300の入力端子
D4に転送されて照明ランプ3がオフとされる(X目盛
プリント、および折開プリントを除く)ので、プリント
領域(付加情報の潜像形成部)に対する原稿の露光は阻
止される。
また、複数のプリントモードの併用では、それぞれのプ
リントデータが合成される。
なお、前述のようにプリントモードでは、液晶ドライバ
245の動作モード制御信号はLレベルにセットされる
スイッチ578オンフラグおよびスイッチ58Sオンフ
ラグがない状態でのコピープロセスでは、第13b図の
ステップ(91) 、  (93) 、  (955。
(97)で調整された記録紙領域[(Sl、T2)。
(S2.T5):調整がない場合は記録紙サイズに対す
る標準領域]外のイレーズが行なわれる。
このときの液晶ドライバ245の動作モード制御信号は
Hレベルにセットされる。
次に、オペレータの操作とそれに対応して得られるコピ
ーとの関係を要約して示す。
1、通常のコピーモード: 第3図に示す両面コピー指定表示器67Lおよびそれよ
り右側の表示器がすべて非点灯の状態で、オペレータが
プリントキー43を押すと、テンキー44で設定された
枚数の、倍率調整キー55U、55Dで設定された倍率
のコピーが行なわれる。この複写制御動作は公知のもの
であるので詳細な説明は省略する。
2、両面モード: オペレータが両面コピー指定キー67Sを押すと表示器
67Lが点灯する。両面モードをセットしてプリントキ
ーを押し第1yK稿のコピーをする。コピーは第2a図
に示す搬送方向制御機構31により、−担、上側の搬゛
送路に送られた後、戻されて、下側の搬送路に導かれて
裏返しで中間トレイに収納される。
次にオペレータは、第2原稿をセットしてプリントキー
を押す。第2原稿を、第1原稿のコピーの裏面に記録し
たコピーが得られる63、モードBのコピーモード: オペレータが複写モードB選択キー57Sを押すと表示
器57Lが点灯する(モードBの設定)1表示器57L
が点灯してからスキャンキー105Sを押すと表示器1
05Lが点灯する(スキャンモードの設定)、オペレー
タはこの状態で移動指定キー70±X。
70±yを操作してスケール100を所要の位置に駆動
し、テンキー44でy座標(スケール目盛)を入力し「
、」キー44′を押す。
これによりプリント領域の第1コーナの座標が複写機に
読み込まれる。次にオペレータは、また移動指定キー7
0±x、70±yを操作してスケール100を所要の位
置に駆動し、テンキー44でy座標(スケール目盛)を
入力しキー44′を押す。これによりプリント領域の第
2コーナ(対角コーナ)の座標が複写機に読み込まれる
。次にオペレータがスキャンキー105Sを押すと表示
器105Lが消灯し、キャリッジ99がホームポジシミ
ンに戻る。
オペレータがプリント情報選択キー65Sを押したまま
テンキー44で数値を入力するとそれがプリント文章の
指定データとして複写装置に読み込まれる。オペレータ
がこれによるプリント文章の指定を行ない、上記プリン
ト領域の指定を行なってプリントキー43を押すと、原
稿の指定領域(プリント領域)に指定文章を、複写設定
倍率でプリントしたコピーが得られる。
4、モードAのコピーモード: オペレータが複写モードAll択キー58Sを押すと表
示器58Lの白ランプが点灯する(モードAの第1段設
定)、これにおいて。
消去領域(又は抽出領域)は上記3.と同様に設定を行
なう。但し、この領域設定では、スケール100の第1
目盛を使用するか、第2目盛を使用するかで、設定領域
の内部を消去するか外部を消去するかが定まる。第1原
稿をセットしてプリントキー43を押すと。
i稿の設定領域内(又は設定領域外)を消去したコピー
が、第2a図に示す搬送方向制御機構31により下側の
搬送路に導かれて反転されずに中間トレイ34に収納さ
れる。このとき、表示器58Lは赤ランプ点灯に変更(
モードAの第2段が設定)される。第2原稿をセットし
、領域抽出(または消去)を設定してプリントキー43
を押すと、第1原稿の設定領域内(又は設定領域外)を
消去した中間トレイ34のコピーに更に、第2原稿の設
定領域(外また内を消去)の画像をはめ込み合成したコ
ピー(編集コピー)が得られる。
このコピーは外部に排出されるが、モードAの第2段で
(赤ランプ点灯)、キー58Sを再操作すると、モード
Aの第1段(白ランプ点灯)に戻って再度中間トレー3
4に収容される。
5、モードBおよびAの併用モード: オペレータは、上記3.の入力操作と上記4.の入力操
作を行なってからプリントキー43を押す。そして第1
原稿のコピーを終了してから複写モードB選択キー57
Sを操作して表示灯57Lを消灯して第2原稿のコピー
を行なう。あるいは、上記4.の入力操作をして第1原
稿のコピーをし、次に上記3゜の入力操作をして第2原
稿のコピーをする。
6、上記2.と3.の併用モード: オペレータは上記2.0入力操作と上記3、の入力操作
をしてからプリントキーを押す。表裏に同一文章をプリ
ントしたコピーが得られる。第1原稿のコピーの後に、
また3゜の操作を行なうと第2原稿のコピー(裏面)に
は別の文章がプリントされる。
7、上記2.と4.の併用モード: おもて面に2枚の原稿(第1.第2原稿)の合成コピー
を、また裏面に2枚の原稿(第3、第4原稿)の合成コ
ピーをするモードであるが、これは1両面モードのおも
て面のコピーをモードAで行ない、また裏面のコピーを
モードAで行なうことになるだけで、表裏面のコピーの
それぞれにおいて、3.の入力操作を要する。
8、上記2.と5.の併用モード: 両面モードのコピーにおいて、表面コピーおよび裏面コ
ピーのそれぞれにおいて上記5、の入力操作を行なう。
9、頁プリントモード: オペレータは、上記1.〜8.のモード設定操作に加え
て、表示器60Lが点灯する状態で頁プ・リント指定キ
ー60Sを押しながらテンキー44から開始頁を入力す
る(入力なしのときは1)、このモードでは、頁プリン
ト位置指定キー61Sを操作して表示器61L1〜61
L4の点灯で示される所要位置を任意に指定し、また、
頁プリント姿勢指定キー62Sを操作して表示器62L
1又は62L2の点灯で示される所要の頁数プリント姿
勢を指定することができる。プリントキー43を押すと
、設定位置に設定した姿勢で、原稿取替回数が開始頁か
らの頁数として、プリントされかつ、上記1.〜8.の
モードで定まる画像が記録されたコピーが得られる。
これにおいて、同一記録シートの繰り返し給紙のあるモ
ードAが設定されている場合には、その頁の第1回の給
紙のみ頁プリントが行なわれ、両面コピーが設定されて
いる場合には、おもて面と、裏面の頁プリント位置が自
動的に変更される。また、記録シートのサイズは給紙カ
セット(第2a図の11または12)の検知マーク読み
取りにより検知されているので。
位置指定に応じてプリント位置が自動的に設定される。
10、分数頁プリントモード: オペレータは、」−記1.〜8.のモード設定操作に加
えて1表示器59Lが点灯する状態で分数頁プリント指
定キー59Sを押してなからテンキー44を操作して全
頁数(原稿枚数)を入力する。その後、スイッチ61S
を操作して所要位置を示す表示器61L1〜61L4を
点灯させる。このモードでは、「頁/全頁」とプリント
される点が上記9゜と異なるほか、他の点については同
一となる。
11、スケールプリントモード: オペレータは、上記1.〜10.のモード設定操作に加
えて、スケールプリント指定キー64Sを押して表示器
60Lを点灯させる。設定複写倍率のスケールプリント
で良いときには、そのままプリントキー43を押す。
スケールの倍率を変更したいときには、スイッチ63S
を押して表示器63Sを点灯させ、その状jll(キー
63Sを押したまま)でテンキー44を操作してスケー
ル記録倍率を入力する。プリントキー43を押すと、記
録紙の左右の余白部と上下余白部にスケールをプリント
した、上記1.〜10.のモードで定まる画像が記録さ
れたコピーが得られる。これにより、オペレータは編集
する画像領域を知ることができる。
12、折開プリントモード: オペレータは、上記1.〜11.のモード設定操作に加
えて、折開プリント指定キー66Sを押して表示器66
Lを点灯させる。
プリントキー43を押すと、検知した記録シートサイズ
に基づいて該シートの、露光走査方向の中央の下辺余白
相当部に「+」印がプリントされかつ、上記1.〜11
.のモード設定で定まる画像が記録されたコピーが得ら
れる。
13、全面消去モード オペレータが、余情指定キー68Sを押すと表示器68
Lが点灯する。このモードでは、原稿像の全面の露光走
査が禁止されるので、上記1.〜12.定まる画像のう
ち、付加情報のみをプリントしたコピーが得られる。
このモードは、通常、モードAおよびモードBの併用モ
ード(上記5.)で使用し、これはいずれが先になって
も良いが、指定領域に所定の付加情報をプリントした記
録シートを再給紙し、こんどは、モードBおよび全面消
去モードを解除してモードAの第2段で指定領域を消去
するコピーを作成してはめ込み合成コピーを得る。
なお、以上に説明した実施例においては、露光走査キャ
リッジ99にスケール100を載置して、このスケール
100を露光走査方向に駆動して希望の露光走査位置で
停止させて、テンキー44およびコンマキー44′で1
軸の座標情報を入力しもう1つの軸の座標はキャリッジ
の位置情報として読込むことにより、領域指定のための
コーナ座標入力を行なうようにしているが、コンタクト
ガラス板の縁に付したスケール41Xおよび41Yを参
照して、2軸共に座標データをテンキー44等で入力す
るようにしてもよい。これと同様に、頁プリント指定の
位置についても、さらに自由度を得るために座標データ
で指定するようにしても良い、この場合、両面モードで
は、おもて面(第1面)の頁プリント位置情報を、記録
シートを反転する方向に垂直となる記録シートの中心線
に対し、対称な位置情報に変換すれば良い。
また、本実施例の複写装置は、照明ランプ3により原稿
を照明し、その反射光による光像を感光体ドラム9の表
面に結像して静電潜像を形成する、いわゆる電子写真方
式の複写装置であるが1本発明は、画像読み取り装置(
スキャナ)により原稿像を読み取って電気信号に変換し
、この電気信号で1例えば、レーザビームを変調して静
電潜像を形成する、いわゆるレーザプリンタ等にも実施
できる。すなわち、レーザプリンタでは、レーザが原稿
像露光用の光源となり、これにおいては、Y方向(幅方
向)のタイミング(座標)をカウントしながらレーザビ
ームによる書き込み(潜像形成)が行なわれるので、指
定領域のみ光源をオフとすることが可能であり、指定領
域の幅方向の該領域外の画像が消去されろことはない。
これにより、例えば、前述のはめ込み合成コピーを、1
コピープロセスで実行することができる。
■効果 以上述べたとおり、本発明によれば、イレーザ24をイ
レーズ光源240と液晶シャッタ244として、液晶シ
ャッタ244を光透過制御電極すなわちセグメント電極
を感光体の幅方向に配列したものとして、各セグメント
電極に選択的に透光制御電圧を印加してドツトごとにイ
レーズ光の透過/非透過を制御し得るので、入力される
付加情報のプリントデータで各セグメント1ttffi
を選択して透光制御電圧を印加すれば、任意のプリント
領域に任意の情報の静電潜像を形成し得る。これにより
1文字キャラクタ等の成分(画像形成部)を黒とする、
いわゆるポジ両像を容易に形成し得る。
この場合、プリント領域が露光部位となるとき、例えば
照明ランプ3を消灯するなどしてプリント領域に対する
露光を阻止するようにしているので、該領域に形成され
た付加情報の潜像が原稿露光により消滅されるようなこ
とはない。
なお、ドツトごとに光透過/非透過を制御するようにし
ても、プリント配線技術でセグメント電極と引出しリー
ドを微細に配列および配線し得るので、個別の発光ダイ
オードをリード接続するような複雑な電気接続が省略と
なり、またリード配線がコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
第1wIは、本発明の一実施例の外観を示す斜視図であ
る。 第2a図は、第1図に示す複写装置の縦断面図、第2b
図は感光体ドラム周りの要素を拡大して示す拡大断面図
、第2c図は第1図に示す照明ランプ3の部分の詳細を
示す部分拡大断面図、第2d図は第2c図に示すY軸ス
ケール100の平面図である。 第3図は、第1図に示す複写装置の操作パネル42の外
観を示す部分拡大平面図である。 第4a図はイレーザ24の横断面図、第4b図はイレー
ザ24に接続された電気要素を示すブロック図である。 第4c図は液晶シャッタ244をプリントモードで付勢
する場合の、2ドツトの付勢信号を示すタイムチャート
、第4d図は液晶シャツタ244をイレーズモードで付
勢する場合の付勢信号を示すタイムチャートである。 第5図は、第1図に示す複写装置の電気回路構成を示す
ブロック図である。 第6a図は、第4b図に示すイレーサ制御ユニット24
1のデコーダ241Cと液晶ドライバ245の具体的な
構成を示すブロック図、第6b図は、第6a図の集積回
路IC1の電気回路構成を示すブロック図、第6C図は
、あるタイミングにおけるデコーダ241Cの各部の信
号状態を示すタイミングチャートである。 第6d図は、第5図に示すランプレギュレータ300の
電気回路構成を示すブロック図である。 第6e図は第2a図に示す画像露光シャツタ板200の
支持構造を示す側面図、第6f図はその斜視図、第6g
図は原稿、感光体ドラム、および画像露光シャツタ板2
00の配置関係を示す平面図である。 第7a図は、感光体ドラム上の複写可能領域とそれに含
まれる領域との関係を示す平面図である。 第7b図は、原稿、レンズ及び感光体の光学的な位置関
係を示す平面図である。 第8図は、コンタクトガラス1上の原稿とその一部の領
域の座標を示す平面図である。 第9a図、第9b図、第10a図、第10b図。 第11a図、第11b図、第12a図および第12b図
は、指定領域とイレーズ領域との組み合せでなるそれぞ
れ異なるパターンを示す模式図である。 第13a図、第13b図、第13c図、第13d図、第
13e図、第13f図、第13g図、第13h図および
第13i図は、第5図に示すマイクロコンピュータ80
の概略動作を示すフローチャートである。 1:コンタクトガラス  2:圧板 3:照明ランプ(yK稿像露光用の光源)4:第1ミラ
ー     5:第2ミラー6:第3ミラー     
8:第4ミラー7:レンズユニット 300:ランプレギュレータ(光源付勢手段)Q8 ニ
スイツチングトランジスタ(スイッチ手段)9:感光体
ドラム    10:現像器ユニット11.12:給紙
カセット 13.15:給紙カセット用の給紙コロ14、 16.
 18.30.32.36:フイードローラ17:レジ
ストローラ  19:転写用チャージャ20:分離用チ
ャージャ 21:定着ユニット20:分離用チャージャ
 21:定着ユニット22:クリーニングユニット 23:帯電用チャージャ 24:イレーザ240:陰極
線管(イレーズ光源) 241:イレーサ制御ユニット(液晶シャッタ制御手段
) 244:液晶シャッタ 245:液晶ドライバ(液晶付勢手段)31:搬送方向
制御機構 32:搬送ローラ    33:搬送ベルト34:中間
トレイ 35:中間トレー用の給紙コロ 41x:X目盛      41y:Y目盛42:操作
ボード   − 43ニブリントスタートキー 44:テンキー 46:セット枚数表示器 47:コピ一枚数表示器 57S:複写モードB指定キー 58S:複写モードA指定キー 59S:分数頁プリント指定キー 60S=頁プリント指定キー 61S:頁プリント位置指定キー 62S:頁プリント姿勢指定キー 70+x、70−x、70+y、70−y、:移動指定
キー44 、70+x、70−x、70+y、70−y
 : (領域入力手段)71+x、70+y :移動量
表示器 80:マイクロコンピュータ(露光制御手段)91、O
RD:原稿  92:指定領域93.94:プログラマ
ブルインターバルタイマ99:第1キヤリツジ 100:Y軸スケール 100a:第1目盛   100b:第2目盛101、
SAニスケール支持アーム 102:軸       103:ソレノイド104:
引張コイルスプリング 105ニスキヤン指示キー 106:第1キャリッジ駆動モータ 107:同期パルス発生器 200:画像露光シャツタ板 201:回動アーム   202:軸受け203:引張
コイルスプリング 204:ソレノイド 205:ソレノイドドライバ A E L : Y目盛プリント領域 AEs:X目盛プリント領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体を帯電し、帯電面を露光して静電潜像を形
    成し、この静電潜像を現像する複写装置において: 原稿画像上の領域を入力するための領域入力手段; 帯電後現像前の感光体表面を露光する、感光体の幅方向
    に配列されたイレーズ光源; イレーズ光源と感光体の間にあって、該幅方向に光透過
    制御電極が分割配列された液晶シャッタ; 光透過制御電極のそれぞれに光透過設定電圧および光不
    透過設定電圧を選択的に与える液晶付勢手段; 液晶付勢手段に、イレーズ付勢情報、および前記領域入
    力手段で入力された領域のプリント情報を与える液晶シ
    ャッタ制御手段; 帯電された感光体に原稿画像対応の光を照射するための
    原稿像露光用の光源; 原稿像露光用の光源を発光付勢する光源付勢手段;およ
    び、 原稿像対応の光を感光体に投影する1露光サイクルにお
    いて、設定領域で光源付勢手段にオフ指示を与える露光
    制御手段; を備えたことを特徴とする複写装置。
  2. (2)光源付勢手段は、原稿像露光用の光源の電源ライ
    ンに介挿されたスイッチ手段である前記特許請求の範囲
    第(1)項記載の複写装置。
  3. (3)露光制御制御手段は、前記領域入力手段で入力さ
    れた領域で光源付勢手段にオフ指示を与える同期制御手
    段である前記特許請求の範囲第(1)項記載の複写装置
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