JPS61238887A - 加圧型ガス化炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は加圧型ガス化炉に関し、特にフィン溶接型水冷
壁構造を有する加圧型ガス化炉の内圧を合目的に吸収で
きるようにした上記ガス化炉に関する。

（従来の技術） 従来の加圧製ガス化炉は、耐圧容器の内面に直接厚さの
大きい耐火・断熱材を内張フするので、耐火材の欠落が
生じ易くまた起動時の昇温にも多大の時間を要する欠点
があシ、更に耐火材の冷却が行われないので、寿命が短
かく、炉を高温にできないという欠点を有する。この念
めガス化特性が劣るとともに、灰の溶融温度が比較的高
い性状の石炭などについてはなじまないという欠点もめ
った。

このため、フィン溶接型水冷壁構造を有する加圧型ガス
化炉が提案されているが、ガス化炉の構築に当ってはそ
の内圧を吸収しうる工うにしなくてはならぬのに、その
内圧の吸収手段を解決した技術は未だ提案されていなか
った。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明はフィン溶接型水冷壁構造を有する加圧型ガス化
炉でろって、その内圧を合目的に吸収できるような該ガ
ス化炉を提供しようとするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、 （１）　　炉内の高温ガスのシールな水冷壁で行い、壁
の外部をバックステーにて囲って内圧七吸収せしめるが
、内部ステーと外部ステー全容易に切離せる工うにして
、水冷壁の外周の点検を可能とした点 （２）外部ステーを鉄骨で支持するため炉本体にかかる
荷重を小さくするようにした点 （３）　　内部ステーを複数に分割し、分解、組立を容
易にするとともに熱伸びの吸収を容易にした点 を新規とするものでおって、フィン溶接型水冷壁構造か
らなり、外周に複数の内方ステーおよび外方ステーを有
し、前記内方ステーと外方ステーはビンジョイントラ介
して接続され、内方ステーは炉の周方向にも複数に分割
され、外方ステーは鉄骨により支持されてなることを特
徴とする加圧型ガス化炉である。

以下、本発明の加圧型ガス化炉の一実施態様を、第１〜
５図に従って説明する。第１図は本発明加圧型ガス化炉
の全体概略縦断側面図、第２図は第１図の水平断面図、
第３図は該ガス化炉の水冷壁近傍の構造を説明する拡大
図、第４図、第５図は、外方ステーと内方ステーの結合
関係を示す説明図である。

図において、１は鉄骨、２は上部支持ビーム、５は支持
ロッド、４にラグ、５は水冷壁、６は固定ボルト、７は
エキスパンションベローズ、８は入口管寄、９は出口管
寄、１０に水冷管、１１は耐火材、１２は灰ホッパ、１
３はコンパスタ、１４は反応室、１５は耐火材、１６は
内方ステー、１７は外方ステー、１８は支持ラグ、１９
はビンジヨイント、２０はアーム（内方ステー１６用）
、２１は保温材、２２は外部ケーシング、２５はフィン
、２４μスタツド、２５はアーム（外方ステー１７用）
、２６はライナー、２７はビン、２８は水冷壁５の水冷
管である。

水冷壁５にて周囲を囲まれ九炉本体が、ラグ４、支持胃
ツド５及び固定ボルト６を介して上部支持ビーム２によ
り支持され、上部支持ビーム２は鉄骨１によｐ支持され
る。

炉本体周囲に複数の内方ステー１６が配され、鉄骨１に
ニジ支持された外方ステー１７とアーム２０．２５およ
びピンジヨイント１９１１：介して接続され、炉内圧を
吸収する。

ビンジヨイント１９は第５図に示すように、炉本体部の
熱伸びを吸収する。（通常運転時に外方ステー用アーム
２５と内方ステー用アーム２０が密着して圧力を外方ス
テー１７に伝える） 内方ステー１６は第２図に示すように、同局方向につい
て複数に分割されピンジヨイント１９の分解により容易
に取外しが可能であシ、水冷壁管外局部の点検を容易に
する。

内方ステー１６部は第４図に示すように、保温材２１お
よび外面ケーシング２２を取付ける。

第１図に示すＬうに、一部に示すように、一部の水冷管
１０は炉の最適形状に対応するよう成形し、炉内面に耐
火材１１が施工されるのが好ましい。

炉下部には水冷式法ホッパ１２が設けられる。

第４図に示すように、水冷壁管２８は、フィン２３にて
溶接され水冷壁５を構成し、この水冷壁５にスタッド２
４を介して耐火材１１に埋め込まれておシ、このものに
、ライナー２６ｆｃ介して内方ステー１６に密着し、熱
伸び吸収を容易な構造とされている。

一部の水冷ｑ！ｔ１０を前述し喪ように炉の最適形状に
対応するよりに成形した場合は、水冷壁５と一部の水冷
管１０との間の空隙には耐火材１５を充填し、ガスのシ
ョートサーキットヲ防止するようにするのが好ましい。

（本発明の効果） ；１）　　バックステーの組立て、分解が容易であり炉
壁部分の点検、メインテナンスが容易に行える。

（２）　　バックステーの支持が確実である。外方ステ
ーは鉄骨で支持するので炉本体にかかる荷重が少くて済
む。

（３）　　内方ステーは複数に分割して水冷壁との熱伸
び差金吸収し易くしているので信頼性が高い。

【図面の簡単な説明】

第１〜５図は本発明の加圧型ガス化炉の一実施態様を説
明するための図であり、第１図は同ガス化炉の全体概略
縦断側面図、！ｉＸ２図は第１図の水平断面図、第５図
は該ガス化炉の水冷壁近傍の構造を説明する拡大図、第
４，５図は外方ステーと内方ステーの結合関係を示す説
明図である。 復代理人　　内　１）　　明 復代理人　　萩　原　亮　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フィン溶接型水冷壁構造からなり、外周に複数の内方ス
   テーおよび外方ステーを有し、前記内方ステーと外方ス
   テーはビンジヨイントを介して接続され、内方ステーは
   炉の周方向にも複数に分割され、外方ステーは鉄骨によ
   り支持されてなることを特徴とする加圧型ガス化炉。