JPS6123619Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6123619Y2 JPS6123619Y2 JP15039779U JP15039779U JPS6123619Y2 JP S6123619 Y2 JPS6123619 Y2 JP S6123619Y2 JP 15039779 U JP15039779 U JP 15039779U JP 15039779 U JP15039779 U JP 15039779U JP S6123619 Y2 JPS6123619 Y2 JP S6123619Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot plug
- heat
- flanges
- fitted
- cylinder head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
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- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はエンジン、特にデイーゼルエンジンのシ
リンダヘツドにその下面より設けた凹部に断熱部
材より成るホツトプラグを挿入して構成した断熱
副室の改良に関するものである。デイーゼルエン
ジンの副室を構成するホツトプラグを断熱性に富
む断熱部材、例えばセラミツク部材によつて構成
することは、冷却水損失の減少等により温度を上
昇せしめ着火遅れの減少をもたらし、騒音や
NOx等の排気有害成分の低減効果を大ならしめ
ることが知られ且つ試みられてきている。
リンダヘツドにその下面より設けた凹部に断熱部
材より成るホツトプラグを挿入して構成した断熱
副室の改良に関するものである。デイーゼルエン
ジンの副室を構成するホツトプラグを断熱性に富
む断熱部材、例えばセラミツク部材によつて構成
することは、冷却水損失の減少等により温度を上
昇せしめ着火遅れの減少をもたらし、騒音や
NOx等の排気有害成分の低減効果を大ならしめ
ることが知られ且つ試みられてきている。
ところが、これまでの技術ではホツトプラグの
側壁全体をシリンダヘツドに密着させるためプラ
グの熱伝導面積が増加し、プラグの温度が低下し
過ぎ燃焼を阻害したり、HC等の有害成分の低減
効果を悪下させるという欠点があつた。
側壁全体をシリンダヘツドに密着させるためプラ
グの熱伝導面積が増加し、プラグの温度が低下し
過ぎ燃焼を阻害したり、HC等の有害成分の低減
効果を悪下させるという欠点があつた。
本案は上述の如き欠点に鑑みて案出したもの
で、その要旨はホツトプラグの上端及び下端に形
成したフランジをもつて圧入するように成し、且
つ上記両フランジ間におけるシリンダヘツドとの
間には空隙を形成するようにし、更に、上記ホツ
トプラグの上端フランジにガスシールリングを嵌
着したことにあり、以下その実施例を図について
説明する。
で、その要旨はホツトプラグの上端及び下端に形
成したフランジをもつて圧入するように成し、且
つ上記両フランジ間におけるシリンダヘツドとの
間には空隙を形成するようにし、更に、上記ホツ
トプラグの上端フランジにガスシールリングを嵌
着したことにあり、以下その実施例を図について
説明する。
１はデイーゼルエンジンのシリンダボデーで、
そのシリンダボア１ａ内に、頂部に主室２ａを形
成したピストン２が摺動自在に嵌合しており、そ
の上部にシリンダガスケツト３を介してシリンダ
ヘツド４が載置されている。そのヘツド４にはそ
の下面側に副室５を形成するための凹部６が形成
されている。７は断熱部材例えばセラミツク部材
から構成されたホツトプラグで、その上端及び下
端に上記凹部６が圧入されるフランジ７１，７２
が形成されており、且つ上記フランジ７１，７２
間の外周には凹み７３が設けられていて、凹部６
に挿入されたとき、ヘツド４の壁面との間に空隙
Ｓを形成するように成つている。７４は主室２ａ
側に連絡する燃焼ガスの噴孔である。
そのシリンダボア１ａ内に、頂部に主室２ａを形
成したピストン２が摺動自在に嵌合しており、そ
の上部にシリンダガスケツト３を介してシリンダ
ヘツド４が載置されている。そのヘツド４にはそ
の下面側に副室５を形成するための凹部６が形成
されている。７は断熱部材例えばセラミツク部材
から構成されたホツトプラグで、その上端及び下
端に上記凹部６が圧入されるフランジ７１，７２
が形成されており、且つ上記フランジ７１，７２
間の外周には凹み７３が設けられていて、凹部６
に挿入されたとき、ヘツド４の壁面との間に空隙
Ｓを形成するように成つている。７４は主室２ａ
側に連絡する燃焼ガスの噴孔である。
８は上端のフランジ７１に形成されたリング溝
７５に嵌着されたガスシールリングである。尚、
９は副室５の上方に臨ませヘツド４側に配設され
た燃料の噴射ノズルである。
７５に嵌着されたガスシールリングである。尚、
９は副室５の上方に臨ませヘツド４側に配設され
た燃料の噴射ノズルである。
以上のように構成された断熱副室５を有するデ
イーゼルエンジンの作動時においては、ホツトプ
ラグ７はヘツド４の壁面に対してフランジ７１，
７２の部分しか密着していないため熱伝達が不良
となり、プラグ７それ自体の温度は高温域にあつ
てほゞ一定に保持されるから、プラグ７の温度が
低下し過ぎ燃焼を阻害したり、HC等の低減効果
を悪化させるというような不具合は防止される。
イーゼルエンジンの作動時においては、ホツトプ
ラグ７はヘツド４の壁面に対してフランジ７１，
７２の部分しか密着していないため熱伝達が不良
となり、プラグ７それ自体の温度は高温域にあつ
てほゞ一定に保持されるから、プラグ７の温度が
低下し過ぎ燃焼を阻害したり、HC等の低減効果
を悪化させるというような不具合は防止される。
更に、上端のフランジ７１にはガスシールリン
グ８を嵌着するようにしたので、副室５より空隙
Ｓへの燃焼ガスの流入を阻止できるから、圧縮比
の低下を防止できる効果がある。
グ８を嵌着するようにしたので、副室５より空隙
Ｓへの燃焼ガスの流入を阻止できるから、圧縮比
の低下を防止できる効果がある。
また、本案による断熱副室は従来の断熱副室の
外周部を改良するのみで良いので、従来デイーゼ
ルエンジンの副室への応用が極めて容易となり実
用上極めてすぐれた効果がある。
外周部を改良するのみで良いので、従来デイーゼ
ルエンジンの副室への応用が極めて容易となり実
用上極めてすぐれた効果がある。
図は本案実施例を示す縦断面である。
１；シリンダボデー、２；ピストン、２ａ；主
室、、４；シリンダヘツド、５；副室、６；凹
部、７；ホツトプラグ、７１，７２；上端及び下
端のフランジ、７３；凹部、７５；リング溝、
８；ガスシールリング、Ｓ；空隙。
室、、４；シリンダヘツド、５；副室、６；凹
部、７；ホツトプラグ、７１，７２；上端及び下
端のフランジ、７３；凹部、７５；リング溝、
８；ガスシールリング、Ｓ；空隙。
Claims (1)
- シリンダヘツドにその下面より設けた凹部に断
熱部材より成るホツトプラグを挿入して構成した
断熱副室において、上記ホツトプラグの上端及び
下端に形成したフランジをもつて圧入するように
成し、且つ上記両フランジ間におけるシリンダヘ
ツドとの間には空隙を形成すると共に、上記ホツ
トプラグの上端フランジにガスシールリングを嵌
着したことを特徴とするエンジンの断熱副室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15039779U JPS6123619Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15039779U JPS6123619Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5667323U JPS5667323U (ja) | 1981-06-04 |
| JPS6123619Y2 true JPS6123619Y2 (ja) | 1986-07-15 |
Family
ID=29381432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15039779U Expired JPS6123619Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6123619Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0229234Y2 (ja) * | 1985-01-17 | 1990-08-06 | ||
| JPH0541231Y2 (ja) * | 1985-03-20 | 1993-10-19 |
-
1979
- 1979-10-30 JP JP15039779U patent/JPS6123619Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5667323U (ja) | 1981-06-04 |
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