JPS61235245A - 子供用の車の座席の拘束装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、子供の車の座席の改良された拘束装置に関す
る。

本発明の装置は、座らせる子供を最小のロック装置とそ
れの最小の調整だけで、車両の座席に安全に拘束する。

実際、本発明の拘束装置は簡単に片手で操作でき、車の
座席にいる手に負えない同乗者（子供）と戦うため他方
の手を自由にしておける。

過去においては、子供用の車の座席は、多数の紐から成
り、子供を結束し切断縁が子供にされるような紐装置を
含むものであった。そのような車の座席の分岐紐は、柔
軟性のある比較的狭い紐からできており、子供にわきへ
けっとばされることが多い、かくて、子供を適切な位置
へ置く新しい試みが要求される。加えて、紐はねじれた
り、もつれたり、その長さに沿って折り畳まれたりする
ことが多く、子供の不愉快の原因になる。適切な長さに
調整しないと最大の安全性が保証されない、ということ
が車の座席を使用する者に無視されることが多かった。

それはその調整が複雑で手数が多いことが原因である。

子供は乳児から幼児への成長が早く、子供用の車の座席
は安全拘束装置の適切な安全性を犠牲にすることなく増
加する子供のサイズに合わせる能力を持たなければなら
ない、また、拘束装置が適切に係合していない場合は、
責任のある大人にすぐに判明するものでなければならな
い、車の座席の適切な使用を保証し且つ奨励するために
、拘束装置は使用が簡単で、調整が容易で、且つ経済的
でなければならない。

本発明の拘束装置は１片手で所定の位置に調整しロック
できることを特徴とする。それは乳児にも幼児にも適切
な安全性を保証するように調整される。該装置は最小の
調整を要するのみで、２本の肩部紐があるだけでロック
が作動する前に自動的に調整される。

車の座席の枠と椅子部分は従来技術において公知である
。椅子は側面と背部を枠構造により支持され、自動安全
ベルトを使用して、車の座席に向かって（乳児用に）か
あるいは前方に向けて（幼児用に）取付は可能である。

好ましい実施例における子供用の車の座席の椅子部分は
、詰め物の入った一体成型構造である。椅子本体は背後
の支持体と底部領域とに区分され、好ましい実施例にお
いては、子供を閉じ込めるための翼のある両側の側面を
有する。

本発明は、子供用の車の座席の前面に障害物を形成する
丁字形の防護体を含む改良された拘束装置を提供する。

丁字形防護体は子供を緩衝する詰物のある湾曲した表面
を形成するほぼ水平な部分を備えている。防護体のほぼ
垂直な部分は前面の障害物の剛性の支持体を形成する。

ロックすると支持体の底部が椅子本体の底部に固定され
る。ロック用のラッチは防護体の外側表面に配置された
ブツシュボタンである。これは片手で簡単に防護体をロ
ックするために作動可能であるだけでなく、車の座席に
いる子供によって偶然に開けられることのないように配
置されている。

乳児から幼児丈で（４０ポンド、約ｔａｋｇ）の子供に
適用できるよう椅子を調整するため、前面障害物のサイ
ドマウントと支持体のロック機構は協働して、椅子の背
部と防護体との間の距離を調整する。

防護体は回転可能に椅子枠の側面に取付は可能であり、
それにより椅子の領域をあけたまま椅子の頂部を越えて
背後まで回動可能である。椅子枠への防護体の取付は部
はばねを含み、それにより防護体がロックされていない
ときは、防護体は子供の頭の上を越えて偏倚されている
。そのようなばねの偏倚があることにより、子供が適切
に椅子に固定されていない場合はそれがすぐ判明する。

好ましい実施例においては、丁字形防護体は剛性の連続
する管部材を経て車の座席の側面に沿った椅子の枠へ連
結されており、この管部材は椅子の側面に沿ったＬ字形
のアームと、前面防護体の水平部分の頂部面を横切るＵ
字形の枠とを形成している。管部材と椅子の枠との間の
連結は摺動調節が可能であり、これで防護体と椅子本体
との間の間隔を変化させる。

支持体は椅子の背部から間隔をあけて様々な位置に椅子
に沿ってロック可能であり、それにより車の座席の容量
を調整する。

肩部縁は子供の上体を拘束する。２本の肩部縁は、椅子
の背部にあるスロットを通っている。紐の長さ方向に沿
って共通のバックルがあり、それが子供の胸に沿って紐
をまとめて保持する。肩部縁の頂部端はバックルを経て
椅子本体の背後にある枠へ固定結合されている。スロッ
トが椅子の背部に沿って椅子の底部から様々の距離に配
置されていて、子供の身長の変化に合わせて修正可能と
なっている。Ｍをもう一度座席に通すため、紐の頂部端
は枠に固定されておらず、適当なスロットを通して、枠
に再固定されている。

肩部縁の低部端は支持体の両側面に沿った防護端の水平
部分の下側を通っている。＊の端は、防護端から下方に
伸張するループで終端している。

このループした端は紐に緩みを与え、子供が車の座席に
位置した場合に、肩部縁を自動調整する。

紐は、ロックのラッチ機構と協働しているぎざ付き軸を
通っており、それにより紐の織物素材は軸に把持され、
支持体がごツクされると共にロックされる。支持体がロ
ックされていない間は、紐は拘束されておらず、軸に対
して自由になっている。拘束装置が適切に調整できるこ
とを保証するためには、椅子が開いている状態にある間
に、紐をぴんと張るように引っ張っておくだけで良い。

防護体が子供の頭を越えて下降する間に、紐は子供ノ身
体に適合するように伸長する。支持体がロックされると
、紐は適所にロックされる。

本発明はこれらすべてに関連する特徴を備えている。こ
れらおよびその他の本発明の特徴は以下の実施例の説明
および図面から明らかとなる。

子供用の車の座席の全体の構成は第１図に見られる。支
持枠は全体が符号１で示される。一体栽型椅子本体は符
号８で示され５これは底部４、と背部１０と、子供を包
む翼状側面６とから構成される。椅子本体の内装は、子
供を緩衝するように全体に変形可能な素材を詰めである
。車の座席の前面障害物は丁字形防護体１２により形成
されている。防護体１２は防護体の管部材２０のサイド
マウント１６において車の座席に合体し、椅子の底部４
と垂直支持体１４とが係合している。

防護体１２の特徴は第２図と第３図において更に明白と
なる。子供に接触する防護体の表面はすべて詰め物で覆
われている。

防護体１２のほぼ水平な部分は剛性構造体２２の周囲に
形成されている。第３図の断面図かられかるごとは、構
造体２２は射出成型により丸められた表面を形成し、衝
撃クッション２４によって子供の上体を保護するという
ことである。

防護体１２のほぼ垂直な部分は垂直支持体１４を形成す
る。垂直支持体１４は、車の座席に座った子供の足を分
離し且つロック機構２８のハウジングとなる中空の剛性
支柱２６を備えている。

防護体１２は、防護体１２と椅子の背部ｌｏとの間の間
隔を変えることにより、大きな子供に適合するよう調整
される。この調整は防護体１２のサイドマウント１６と
、椅子の底部４へ挿入される支持体１４のロック位置と
の共同作業により達成される。

防護体１２はサイドマウント１６の周囲に回転して、椅
子の背部の上を越えて第１図に破線で示された位置へ移
動する。これにより椅子の領域には紐やその他の障害物
が完全になくなり、車の座席に子供を置くのが容易とな
る。サイドマウント１６にはばねが装備可能であり、そ
れにより支持体１４が椅子の底部４にロックされていな
い場合ハ防護体１２が開いた位置（上方位置）に偏倚さ
れるようにできている。防護体１２がロックされていな
い場合にばねで開いておくことにより、使用されていな
い場合には拘束装置が固定されていないということが明
白となる。

本発明の好ましい実施例においては、防護体１２は、椅
子８の側面に沿ってＬ字形をなし且つ防護体１２のほぼ
水平な部分内でＵ字形の枠を形成している管部材２０を
介してサイドマウント１６のところで枠ｌに回転可能に
取付けられている。

第４図にはサイドマウント１６の拡大した図がある。ス
ロット付きブラケット４２が枠ｌと椅子８の側面に取付
けられている。該スロット４６は、ロックの位置にある
拡大円形部分のどちらかの端で終端する鍵穴状の形状を
している。ナツト軸３６はスロット４６と管部材２０に
ある開口部とを通過している。ばね３８は、管部材２０
を外側へ偏倚させて枠１から離れているように保持する
。ハウジング４４にはばね３８が納まっている。サイド
マウント１６の位置を調整するため、管部材２０と軸３
６との周囲にあるキャップ４゜はばね３８を圧縮するよ
うに押し下げられ、それによりナツト軸３６の細い部分
が、管部材２０と軸３６とを適当なロック位置に係合す
るまでスロット４６の方向へ移動される。

ばね３８の伸張した巻線４８も又、第４図に図示されて
いるように、管部材２０に作用することにより防護体１
２を頭上の位置に偏倚させるために使用される。

防護体１２の支持体１４にあるロック機構２８はラッチ
ボタン３２により片手で操作することが可能である。ラ
ッチボタンを垂直に下方へ動かすことにより、ロックタ
ング３０が椅子の底部４の開口部５０にあるロックの位
置に押し込まれる。

開口部５０は、椅子の背部１０から可変の距離に椅子の
底部にあり、サイドマウント１６の摺動調整と協働して
調整が行われる。

２本の肩部の引き紐１８は椅子の背部ｌＯにある開口部
を通って出て、防護体１２で終端してい６、Ｉ子（７）
背部１０には、様々な子供の身長に合わせて調整するよ
う紐を通すための複数の開口部が設けられである。

引き紐１８の下部端は防護体１２の水平部分にあるざざ
付き軸３４を通っている。支持体１４がロックされてい
ない間は、引き紐は軸３４に沿って摺動して調整可能で
ある。軸３４は垂直にロック機構２８のラッチを通り、
ラッチボタン３２が垂直に下方に押された場合に軸３４
のざざ付き表面が引き紐の織布を締付け、紐１８は摺動
調整が不可能となる。このようにして支持体１４がロッ
ク機構２８により椅子の底部４にロックされた場合、肩
部の引き紐１８はその位置に固定される。

車の座席の拘束装置を使用する方法は、上述の説明によ
り明白である。開いた車の座席へ子供を座らせるため、
子供は椅子８に置かれる。肩部の引き紐１８が比較的き
っちりと引き締められ、防護体１２が子供の前面へと回
動させられる。このようにしながら、肩部の引き紐１８
は子供の身体に適合するように調整すべく伸長せしめら
れる。

支持体１４が子供の両足の間に配置され、ラッチボタン
３２が垂直に下方に押されて、防護体１２が椅子の底部
４の適当な開口部５０へロックされる。防護体１２をロ
ックすることにより、肩部引き紐１８はロック位置に締
付けられ、紐がぎざ付き軸３４に沿って摺動不可能とな
る。ロック機構２８が適切に椅子の底部４に係合してい
ない場合は、サイドマウント１６にあるばね３８が防護
体を開いた位置に偏倚させて、適切にロックすべきこと
を表示する。

本発明の他の実施例は当業者には明白である。

上述の説明により、この開示は例示的であること、保護
の対象は出願の特許請求の範囲により決定されることを
理解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の見取図。 第２図は、本発明の一実施例の内部構造を示す一部破断
図を含む防護体の前面図。 第３図は、第１図の３−３の線に沿う防護体の横断面図
。 第４図は、サイドマウントの断面見取図。 １・・・支持枠、４・・・座席底部、８・・・椅子本体
、１０１０．背部、１２・・・丁字形防護体、１４・・
・垂直支持体、１６・・・サイドマウント、１８・・・
引き紐、２０・・・管部材、２２・・・剛性構造体、２
４・・・衝撃クツシ璽ン、２６・・・支持柱、２８・・
・ロック機構、３０・・・ロックタング、３２・・・ラ
ッチボタン、３４・・・ざざ付き軸、３６・・・ナツト
軸、３８・・・ばね、４０・・・キャップ、４２・・・
溝付きブラケット、４６・・・溝、４８・・・巻線、５
０・・・開口部。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）背部と底部とを有する椅子構造に使用する子供用
   の車の座席の拘束装置において、 ほぼ水平の前面拘束障害物とほぼ垂直の支持体とを形成
   し座席構造に対し可動に取付けられているＴ字形防護体
   と； 前記支持体の下部を座席構造の底部に対し着脱可能にロ
   ックするロック手段とを備えてなることを特徴とする子
   供用の車の座席の拘束装置。
2. （２）前記防護体のほぼ水平の部分が前記椅子構造の両
   側に回転可能に取付けられ、車の座席に座る子供の頭上
   に前記防護体が上昇可能であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の拘束装置。
3. （３）前記防護体のほぼ水平の部分が前記椅子構造のど
   ちらかの側面に摺動可能に取付けられ、前記防護体と前
   記椅子構造の背部との間の間隔が変化可能となされてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の拘束
   装置。
4. （４）前記防護体が前記椅子構造の背部から離れるよう
   に偏倚され、前記支持体と椅子の底部との間のロック係
   合が完成されない場合に防護体が椅子に座っている子供
   の頭上に持ち上げられるようになされていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の拘束装置。
5. （５）前記支持体の下部を椅子構造の底部へロックする
   前記ロック手段が、前記支持体内に収納されるロック機
   構を備えており、該ロック機構は、椅子構造の底部と係
   合可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の拘束装置。
6. （６）前記支持体の底部端を椅子構造の底部へロックす
   る前記ロック手段が、前記防護体と椅子構造の底部とが
   係合する１個以上のロック位置を含むことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の拘束装置。
7. （７）肩部の引き紐が前記椅子構造の背部に調整可能に
   取付けられ、前記Ｔ字形の防護体において終端すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の拘束装置。
8. （８）前記肩部の引き紐が、前記着脱可能に前記支持体
   の下部端を椅子構造の底部へロックする前記ロック手段
   と協働して、一旦ロックが完成すると、肩部の引き紐が
   調整不可能になることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第６項までのいずれかの項に記載の拘束装置。