JPS61233960A - 光源用放電管 - Google Patents
光源用放電管Info
- Publication number
- JPS61233960A JPS61233960A JP7579385A JP7579385A JPS61233960A JP S61233960 A JPS61233960 A JP S61233960A JP 7579385 A JP7579385 A JP 7579385A JP 7579385 A JP7579385 A JP 7579385A JP S61233960 A JPS61233960 A JP S61233960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- tip
- light source
- discharge tube
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/04—Electrodes; Screens; Shields
- H01J61/06—Main electrodes
- H01J61/073—Main electrodes for high-pressure discharge lamps
- H01J61/0732—Main electrodes for high-pressure discharge lamps characterised by the construction of the electrode
Landscapes
- Discharge Lamp (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、キセノンショートアークランプ等の陰極に改
良を施した光源用放電管に関する。
良を施した光源用放電管に関する。
(従来の技術)
まず従来のキセノンショートアークランプの問題を図面
を参照して簡単に説明する。
を参照して簡単に説明する。
第5図は光源用放電管の一般的な構成を示す図である。
回転楕円体状の石英製の発光管11の長径方向の両端に
、電極導入管12a、12bが設けられている。この導
入管12a、12b内に、モリブデン箔13a、13b
を介して外部に外部リード14a、14bおよび内部に
陽極」5、陰極16が封入されている。
、電極導入管12a、12bが設けられている。この導
入管12a、12b内に、モリブデン箔13a、13b
を介して外部に外部リード14a、14bおよび内部に
陽極」5、陰極16が封入されている。
石英製の発光管11に排気用の管が接続されており、排
気管は排気後キセノンガスを封入して17の示すように
封じ切られる。
気管は排気後キセノンガスを封入して17の示すように
封じ切られる。
光源用の放電管の陰極16として、通常2重量%以下の
酸化トリウムを含有したトリエテッドタングステン材料
が用いられている。
酸化トリウムを含有したトリエテッドタングステン材料
が用いられている。
陽極15と陰極16との間に20〜30KVの電圧を印
加すればランプは放電を開始する。
加すればランプは放電を開始する。
続いて放電電流を一定に制御すると、陽極15と陰極1
6の間には安定な放電が発生し発光する。
6の間には安定な放電が発生し発光する。
このとき陰極16は放電によって生じる正イオンの衝突
によって加熱され、動作中の陰極先端部は、規定のアー
ク放電を維持するに必要な電流密度が得られる温度まで
上昇する。
によって加熱され、動作中の陰極先端部は、規定のアー
ク放電を維持するに必要な電流密度が得られる温度まで
上昇する。
従来から、キセノンショートアークランプの欠点として
点灯時間の経過とともにアークの「ゆらぎ」が大きくな
り、分光器用光源等、精密な点光源として用いる場合不
都合であると言う問題が指摘されている。
点灯時間の経過とともにアークの「ゆらぎ」が大きくな
り、分光器用光源等、精密な点光源として用いる場合不
都合であると言う問題が指摘されている。
これは、通常アーク不安定と呼ばれており、以下のよう
な原因によると考えられている。
な原因によると考えられている。
第6図は陰極の端部を拡大して示した図であって同図(
A)は使用開始時の陰極の形状、同図(B)は使用後相
当時間経過後の形状を示している。
A)は使用開始時の陰極の形状、同図(B)は使用後相
当時間経過後の形状を示している。
陰極16の先端16aは第6図(A)のように当初は尖
っている。
っている。
光源用放電管でアーク放電を長時間、継続させると、使
用前または初期においては、尖っていた陰極16の先端
16aは長期、高温にさらされるために第6図(B)に
示すように、熔融蒸発し球面状に変形させられる。
用前または初期においては、尖っていた陰極16の先端
16aは長期、高温にさらされるために第6図(B)に
示すように、熔融蒸発し球面状に変形させられる。
また、頂部の結晶組織も変化し、斜線を付して示すよう
にタングステンの単結晶が成長して16b。
にタングステンの単結晶が成長して16b。
16cに示すように粗大化する。
このような状態が形成されると、先端部への電子放射物
質の拡散が阻害され、電子の供給が不十分となる。その
結果、アーク発生点が単結晶16b。
質の拡散が阻害され、電子の供給が不十分となる。その
結果、アーク発生点が単結晶16b。
16c領域の後部、例えば点pもしくはqの示す位置に
後退すると共にp、qの示す単結晶領域の後部に沿って
不安定に動きまわる。
後退すると共にp、qの示す単結晶領域の後部に沿って
不安定に動きまわる。
このようなアーク発生点が移動するのは好ましくないか
ら、酸化トリウムの含有量を増やすなどの対策が検討さ
れているが十分な成果が得られていない。
ら、酸化トリウムの含有量を増やすなどの対策が検討さ
れているが十分な成果が得られていない。
(発明が解決しようとする問題点)
前記問題を解決するために本件発明者等は、尖頭をもつ
多孔質の高融点金属基体に易電子放射物質を含浸させた
陰極先端部を導電路を形成する金属棒の一端に固定して
陰極を形成し、前記陰極と陽極を放電ガス雰囲気中に封
入してアーク放電を行わせる光源用放電管を形成して種
々の実験を行ったが陰極先端部の形状がアークの安定に
影響を与えることがわかった。
多孔質の高融点金属基体に易電子放射物質を含浸させた
陰極先端部を導電路を形成する金属棒の一端に固定して
陰極を形成し、前記陰極と陽極を放電ガス雰囲気中に封
入してアーク放電を行わせる光源用放電管を形成して種
々の実験を行ったが陰極先端部の形状がアークの安定に
影響を与えることがわかった。
本発明の目的は陰極先端部の形状に改良を施して、アー
ク発生点の移動が発生しにくく、かつ相当な寿命が得ら
れる改良された光源用放電管を提供することにある。
ク発生点の移動が発生しにくく、かつ相当な寿命が得ら
れる改良された光源用放電管を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達成するために、本発明による光源用放電管
は、尖頭をもつ多孔質の高融点金属基体に易電子放射物
質を含浸させた陰極先端部を導電路を形成する金属棒の
一端に固定して陰極を形成し、前記陰極と陽極を放電ガ
ス雰囲気中に封入してアーク放電を行わせる光源用放電
管において、前記多孔質の高融点金属基体の尖頭の中心
軸を含む断面における前記尖頭の断面の角度θを50”
から120°の間にして構成されている。
は、尖頭をもつ多孔質の高融点金属基体に易電子放射物
質を含浸させた陰極先端部を導電路を形成する金属棒の
一端に固定して陰極を形成し、前記陰極と陽極を放電ガ
ス雰囲気中に封入してアーク放電を行わせる光源用放電
管において、前記多孔質の高融点金属基体の尖頭の中心
軸を含む断面における前記尖頭の断面の角度θを50”
から120°の間にして構成されている。
(実施例)
本発明を図面等を参照して、さらに詳しく説明する。
第1図は本発明による光源用放電管の主要部の断面図で
ある。
ある。
基本的な外形は第5図に示した従来の光源用放電管と変
わらない。
わらない。
前記発光管11の最大外径を20mmとして、陽極15
として直径3.0mmのタングステン棒を用いる。
として直径3.0mmのタングステン棒を用いる。
第2図にこの実施例の陰極を取り出して示しである。
直径2.0 m mの導電路を形成するモリブデン棒2
0の先端に、直径2.0mm、長さ2.0 m mで易
電子放射物質であるアルミン酸アルカリ土類金属した多
孔質タングステン陰極先端部21を取り付ける。
0の先端に、直径2.0mm、長さ2.0 m mで易
電子放射物質であるアルミン酸アルカリ土類金属した多
孔質タングステン陰極先端部21を取り付ける。
なお、この実施例では多孔質タングステン陰極先端部2
1の中心軸を含む平面における先端部の角度は100”
である。
1の中心軸を含む平面における先端部の角度は100”
である。
この多孔質の高融点金属基体は平均粒径が2μ〜8μの
タングステン粉末をプレス成形加工し、真曝
空中または水素雰囲気中で焼成したものであり、空
孔率は10〜35%である。
タングステン粉末をプレス成形加工し、真曝
空中または水素雰囲気中で焼成したものであり、空
孔率は10〜35%である。
タングステン粉末、平均粒径2μ〜8μを用いたのは、
多孔質の高融点金属基体の製作が容易であるためである
。
多孔質の高融点金属基体の製作が容易であるためである
。
空孔率が10〜35%の範囲を用いた理由は10%以下
では、含浸剤の充填量が少なく、また、存在する空孔の
連結が完全でなくなり、このため含浸剤の供給が十分行
われないので、電子放射特性が不十分でアークが不安定
になる可能性があるからである。
では、含浸剤の充填量が少なく、また、存在する空孔の
連結が完全でなくなり、このため含浸剤の供給が十分行
われないので、電子放射特性が不十分でアークが不安定
になる可能性があるからである。
35%以上では逆に含浸剤は十分充填されるが、空孔が
多いために含浸剤の蒸発が極端に大きくなり、寿命を短
くする可能性があることによる。
多いために含浸剤の蒸発が極端に大きくなり、寿命を短
くする可能性があることによる。
この多孔質タングステン基体に、電子放射物質として、
すくなくともアルミン酸バリウムを含むアルミン酸アル
カリ土類からなる易電子放射物質を含浸させることによ
り陰極先端部21が形成される。
すくなくともアルミン酸バリウムを含むアルミン酸アル
カリ土類からなる易電子放射物質を含浸させることによ
り陰極先端部21が形成される。
この実施例では、
BaO:CaO:A12 o3が4:1jlのものを含
浸させた。
浸させた。
陰極先端部21と金属棒20は高融点蝋付けまたは圧入
等により固定する。
等により固定する。
陰極先端部21を前記のように構成したのは次の理由に
よる。
よる。
■陰極先端部21を多孔質状にすると、従来の電極で発
生した前記好ましくない結晶の成長を妨げることができ
る。
生した前記好ましくない結晶の成長を妨げることができ
る。
■この陰極の仕事函数は約1.5〜1,8eVで、トリ
エテッドタングステンの約2.6evと比較すると十分
低い。
エテッドタングステンの約2.6evと比較すると十分
低い。
このため陰極動作温度をトリエテッドタングステンの場
合の約1900℃から1100℃と十分下げることがで
きる。
合の約1900℃から1100℃と十分下げることがで
きる。
このため陰極先端の単結晶の粗大化が起こりにくい。
■基体が多孔質状となっているために、電子放射物質の
供給が円滑に行われ、陰極輝点の移動を抑制できる。
供給が円滑に行われ、陰極輝点の移動を抑制できる。
発光管11内には約10気圧のキセノンガスが封入され
ている。
ている。
前記実施例に係る放電管を150W定格で動作させたと
きの発光の形状は略、回転楕円体を回転軸に直角に2分
割した形状でその最大径は1.0mm長さは2.0 m
m程度である。
きの発光の形状は略、回転楕円体を回転軸に直角に2分
割した形状でその最大径は1.0mm長さは2.0 m
m程度である。
この実施例に係る光源用放電管(以下実施例1という)
と、実施例1と外形その他の条件を併せて、陰極だけを
従来の材質(2重量%のThe2を含むタングステン電
極)および同形状のものを使用した放電管(以下従来管
)の特性を光束維持率と安定度について比較した。
と、実施例1と外形その他の条件を併せて、陰極だけを
従来の材質(2重量%のThe2を含むタングステン電
極)および同形状のものを使用した放電管(以下従来管
)の特性を光束維持率と安定度について比較した。
第3図に光束維持率の経時的変化を対比して示しである
。
。
光束維持率とは使用開始時の光束を100として経時的
な光束の変化を示すものである。
な光束の変化を示すものである。
第3図は実施例1の方が従来管よりも、光束維持率がわ
ずかではあるが小さいことを示している。
ずかではあるが小さいことを示している。
しかしながら、この種の光源用放電管としては、後述す
るアーク安定度Sの方が重要であり、この程度の差は問
題にならない。
るアーク安定度Sの方が重要であり、この程度の差は問
題にならない。
本発明は、光束維持率は許容できる範囲に維持して良好
なアーク安定度Sを得ようとするものである。
なアーク安定度Sを得ようとするものである。
発明の詳細な説明の末尾に別表1として実施例1と従来
管のアーク安定度Sを比較して示しである。
管のアーク安定度Sを比較して示しである。
アーク安定度Sは以下のとおり定義される。
アーク安定度Sはアークを投影し、細いスリットをアー
ク投影像の中心部に入れ、スリットを通過する光強度の
ゆらぎを測定する。
ク投影像の中心部に入れ、スリットを通過する光強度の
ゆらぎを測定する。
S (%) = ((Imax−1ain) /
l5ax)XIOQ (%) ここでr maxは最大光強度、I minは最小光強
度である。
l5ax)XIOQ (%) ここでr maxは最大光強度、I minは最小光強
度である。
別表1から明らかなように、実施例1では1000時間
点灯後においても、アーク安定性は初期値と殆ど変化が
ないことが理解できる。
点灯後においても、アーク安定性は初期値と殆ど変化が
ないことが理解できる。
第3図からも理解できるように実施例1の光束維持率は
従来管よりはわずかに低い。この原因は次のように理解
できる。
従来管よりはわずかに低い。この原因は次のように理解
できる。
含浸剤の蒸発温度が約1300℃と低いためにこれ以上
の高温で動作させると、アーク発光点から含浸剤が蒸発
し08発光管内壁が白濁する現象が現れてくることであ
る。このため、これらの蒸発を押さえるべく、種々の検
討を重ねた結果、この蒸発量が多孔性基体21の先端の
形状に依存していることを発見した。
の高温で動作させると、アーク発光点から含浸剤が蒸発
し08発光管内壁が白濁する現象が現れてくることであ
る。このため、これらの蒸発を押さえるべく、種々の検
討を重ねた結果、この蒸発量が多孔性基体21の先端の
形状に依存していることを発見した。
第2図に示すように、直径りの金属棒に直径が略等しく
露出部の長さしを一定にして先端の角θを種々変更して
特性を測定した実験例について説明する。
露出部の長さしを一定にして先端の角θを種々変更して
特性を測定した実験例について説明する。
(実験例)
陰極先端部21を支持する金属棒20として、モリブデ
ン製で、直径D=2.0mmのものを用いる。
ン製で、直径D=2.0mmのものを用いる。
直径D=2.0mmで長さL=3.0mm、先端の角度
の異なる陰極先端部21を以下の4種類用意する。
の異なる陰極先端部21を以下の4種類用意する。
陰極先端部21の内部構造と含浸させられている易電子
放射物質の組成は実施例1の場合と同じである。
放射物質の組成は実施例1の場合と同じである。
実験例■ θ1−120”
θ =100° (前述した実施例1)実験例■ θ
2=”80’ 実験例■ θ3−50’ 実験例■ θ4−30゜ それぞれの陰極先端部21をモリブデン製で、直径D
= 2.0 m mの金属棒20に固定して陰極を構成
し、4種類の放電管を形成する。
2=”80’ 実験例■ θ3−50’ 実験例■ θ4−30゜ それぞれの陰極先端部21をモリブデン製で、直径D
= 2.0 m mの金属棒20に固定して陰極を構成
し、4種類の放電管を形成する。
このとき陰極の先端と陽極の先端間の距離は、2゜5m
mと総て等しくする。
mと総て等しくする。
いずれもキセノンガスを約10気圧封入し、150W定
格のキセノンショートアークランプとして動作させる。
格のキセノンショートアークランプとして動作させる。
、この実験例群と、先に説明した従来管との光束維持率
の比較を第4図に示す。
の比較を第4図に示す。
また・この実験例群と従来管の安定度Sの比較を発明の
詳細な説明の末尾の別表2に示す。
詳細な説明の末尾の別表2に示す。
別表2が示すように、安定度はいずれも従来管よりも優
れている。
れている。
しかしながら、第4図に示すθ4の光束維持率は1oo
o時間点灯後には当初の50%以下に低下している。
o時間点灯後には当初の50%以下に低下している。
この理由は、角θが30”程度に小さくなると、陰極先
端の熱伝導が悪くなり、先端の温度が最適動作温度以上
に上昇し、電子放射物質の蒸発が起こり易く、管壁を不
透明にすることによる。
端の熱伝導が悪くなり、先端の温度が最適動作温度以上
に上昇し、電子放射物質の蒸発が起こり易く、管壁を不
透明にすることによる。
1000時間点灯後には当初の50%以上の光束維持率
を確保するのには、θが50°以上であることが望まれ
る。
を確保するのには、θが50°以上であることが望まれ
る。
また、θが120°以上では逆に陰極先端の熱伝導がよ
すぎて温度が最適動作温度まで上昇しないために、電子
放射物質の供給がスムーズに行われず、アークが不安定
となる可能性があるから、θは120°を越えないこと
が好ましい。
すぎて温度が最適動作温度まで上昇しないために、電子
放射物質の供給がスムーズに行われず、アークが不安定
となる可能性があるから、θは120°を越えないこと
が好ましい。
これ等の結果を勘案すると多孔質の高融点金属基体の先
頭の角度θは50パ以上で120°より小さいことが好
ましい。
頭の角度θは50パ以上で120°より小さいことが好
ましい。
この見地から前述した実施例1と実験例■と■が本発明
の効果を果たすことができるものであるということがで
きる。
の効果を果たすことができるものであるということがで
きる。
金属棒として、前記実施例に示した金属の他に、タング
ステン(W)、タンタル(Ta)、 レニウム(Re
)も利用できる。
ステン(W)、タンタル(Ta)、 レニウム(Re
)も利用できる。
以上多孔性物質の高融点金属の基体に、タングステンを
用いた例について詳細に説明した。
用いた例について詳細に説明した。
同様な範囲の粒径の素材を用い空孔率を同様にすれば、
Mo、Re、Taを素材にしても略同様な結果が得られ
ることを確認することができた。
Mo、Re、Taを素材にしても略同様な結果が得られ
ることを確認することができた。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、多孔質の高融点
金属の基体に易電子放射物質を含浸させた陰極先端部を
導電路を形成する金属棒の一端に固定して陰極を形成し
、さらに前記陰極の先端の角度θを前述の範囲にしであ
るから、陰極先端部の変形変質を防止できる。
金属の基体に易電子放射物質を含浸させた陰極先端部を
導電路を形成する金属棒の一端に固定して陰極を形成し
、さらに前記陰極の先端の角度θを前述の範囲にしであ
るから、陰極先端部の変形変質を防止できる。
その結果、輝点の移動の少ない光源用放電管を提供する
ことができた。
ことができた。
別表1 安定度S
別表2 安定度S
第1図は、本発明による光源用放電管の実施例の主要部
の断面図である。 第2図は前記光源用放電管の陰極を取り出して示した拡
大図である。 第3図は、従来管と実施例1の光束維持率を比較して示
したグラフである。 第4図は、従来管と実施例群の光束維持率を比較して示
したグラフである。 第5図は、従来の光源用放電管の典型的な構成例を示す
図であって中央部を破断して示しである。 第6図は、従来の光源用放電管の陰極に原因するゆらぎ
の原因を説明するための陰極先端部の拡大図であって、
同図(A)は当初の状態、同図(B)は相当時間経過後
の状態を示している。 11・・・石英製発光管 12a、12b・・・電橋導入枝管 13a、13b・・・モリブデン箔 14a、14b・・・引出し線 15・・・陽極 16・・・陰極17・・・
排気管跡 20・・・導電路を兼ねる金属棒 21・・・陰極先端部 特許出願人 浜松ホトニクス株式会社 代理人 弁理士 井 ノ ロ 溝 片1図 才2図 @穎(4[惇−確ト8 一鍼鷹「薪6
の断面図である。 第2図は前記光源用放電管の陰極を取り出して示した拡
大図である。 第3図は、従来管と実施例1の光束維持率を比較して示
したグラフである。 第4図は、従来管と実施例群の光束維持率を比較して示
したグラフである。 第5図は、従来の光源用放電管の典型的な構成例を示す
図であって中央部を破断して示しである。 第6図は、従来の光源用放電管の陰極に原因するゆらぎ
の原因を説明するための陰極先端部の拡大図であって、
同図(A)は当初の状態、同図(B)は相当時間経過後
の状態を示している。 11・・・石英製発光管 12a、12b・・・電橋導入枝管 13a、13b・・・モリブデン箔 14a、14b・・・引出し線 15・・・陽極 16・・・陰極17・・・
排気管跡 20・・・導電路を兼ねる金属棒 21・・・陰極先端部 特許出願人 浜松ホトニクス株式会社 代理人 弁理士 井 ノ ロ 溝 片1図 才2図 @穎(4[惇−確ト8 一鍼鷹「薪6
Claims (3)
- (1)尖頭をもつ多孔質の高融点金属基体に易電子放射
物質を含浸させた陰極先端部を導電路を形成する金属棒
の一端に固定して陰極を形成し、前記陰極と陽極を放電
ガス雰囲気中に封入してアーク放電を行わせる光源用放
電管において、前記多孔質の高融点金属基体の尖頭の中
心軸を含む断面における前記尖頭の断面の角度を下記の
範囲にしたことを特徴する光源用放電管。 記 50°≦θ<120° 以上 - (2)前記多孔質の高融点金属基体は平均粒径が2μ〜
8μの高融点金属粉末をプレス成形後、真空中または水
素雰囲気中で焼成した10〜35%の空孔率を有する多
孔質タングステン基体である特許請求の範囲第1項記載
の光源用放電管。 - (3)前記易電子放射物質は、少なくともアルミン酸バ
リウムを含むアルミン酸アルカリ土類からなる電子放射
物質である特許請求の範囲第1項記載の光源用放電管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7579385A JPS61233960A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 光源用放電管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7579385A JPS61233960A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 光源用放電管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61233960A true JPS61233960A (ja) | 1986-10-18 |
Family
ID=13586440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7579385A Pending JPS61233960A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 光源用放電管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61233960A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000045418A1 (fr) * | 1999-01-26 | 2000-08-03 | Hamamatsu Photonics K.K. | Electrode pour tube a decharge et tube a decharge comprenant cette electrode |
WO2000045417A1 (fr) * | 1999-01-26 | 2000-08-03 | Hamamatsu Photonics K.K. | Electrode pour tube a decharge et tube a decharge l'utilisant |
JP5024466B1 (ja) * | 2011-03-10 | 2012-09-12 | ウシオ電機株式会社 | ショートアーク型放電ランプ |
-
1985
- 1985-04-10 JP JP7579385A patent/JPS61233960A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000045418A1 (fr) * | 1999-01-26 | 2000-08-03 | Hamamatsu Photonics K.K. | Electrode pour tube a decharge et tube a decharge comprenant cette electrode |
WO2000045417A1 (fr) * | 1999-01-26 | 2000-08-03 | Hamamatsu Photonics K.K. | Electrode pour tube a decharge et tube a decharge l'utilisant |
US6664733B2 (en) | 1999-01-26 | 2003-12-16 | Hamamatsu Photonics K.K. | Electrode for discharge tube, and discharge tube using it |
JP5024466B1 (ja) * | 2011-03-10 | 2012-09-12 | ウシオ電機株式会社 | ショートアーク型放電ランプ |
WO2012121009A1 (ja) * | 2011-03-10 | 2012-09-13 | ウシオ電機株式会社 | ショートアーク型放電ランプ |
JP2012190627A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Ushio Inc | ショートアーク型放電ランプ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100944818B1 (ko) | 쇼트 아크 고압 방전 램프 | |
JP3175592B2 (ja) | 放電ランプ用電極 | |
US4340836A (en) | Electrode for miniature high pressure metal halide lamp | |
US3902090A (en) | Short-arc gas discharge lamp | |
US5627430A (en) | Discharge lamp having a cathode with a sintered tip insert | |
JP2005519436A6 (ja) | 酸化ランタン含有陰極を有する水銀ショートアークランプ | |
JP2005519436A (ja) | 酸化ランタン含有陰極を有する水銀ショートアークランプ | |
JPS6360498B2 (ja) | ||
US2769112A (en) | Discharge lamp, mount therefor, and method | |
JPS61233960A (ja) | 光源用放電管 | |
JP2003132837A (ja) | ショートアーク型水銀ランプ | |
JP3156904B2 (ja) | 水銀放電ランプ | |
JPS60218755A (ja) | 光源用放電管 | |
JP3480340B2 (ja) | 直流放電ランプ | |
JPS61233961A (ja) | 光源用放電管 | |
JPS6324539A (ja) | 光源用放電管 | |
JP3611984B2 (ja) | 放電管および放電管用陰極の製造方法 | |
JPH08273622A (ja) | アーク放電ランプ用陰極 | |
JP6292431B2 (ja) | 放電ランプ用陰極 | |
JP2006114296A (ja) | 含浸型電極および放電ランプ | |
CA1172683A (en) | Electron emitting coating in metal halide arc lamp | |
JPH11339713A (ja) | 放電管用の電極 | |
JP3604790B2 (ja) | 放電灯の陰極の構造 | |
JPH11288689A (ja) | 放電管用の電極 | |
JP3025411B2 (ja) | 放電ランプ |