JPS61233675A - ピペラジン化合物 - Google Patents

ピペラジン化合物

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JPS61233675A
JPS61233675A JP6643086A JP6643086A JPS61233675A JP S61233675 A JPS61233675 A JP S61233675A JP 6643086 A JP6643086 A JP 6643086A JP 6643086 A JP6643086 A JP 6643086A JP S61233675 A JPS61233675 A JP S61233675A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP6643086A
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English (en)
Inventor
Norihiko Shimazaki
島崎 憲彦
Keiji Henmi
逸見 恵次
Osamu Nakaguchi
中口 修
Yoshio Miyazaki
宮崎 義雄
Shinji Hashimoto
橋本 真志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は新規なピペラジン化合物およびその塩類に関
するものである。さらに詳細には、新規なピペラジン化
合物またはその塩類、それらを含有するPAF (血小
板活性化因子)拮抗剤およびそれらの製造法に関するも
のである。
従来の技@f Jiよび発明が解決しようとする問題点
従来から、PAF拮抗剤としては種々の化合物が知られ
ているが、これらはPAF拮抗作用、副作用等の点で必
ずしも満足されるものではなくこの発明者らは新しいP
AF拮抗剤の開発を企図した。なお、この発明のような
ジケトピペラジン環を有する化合物がPAF拮抗作用を
有することは知られていない。
発明の構成および効果 この発明のピペラジン化合物は次の一般式で示される。
[式中、R1およびR2はそれぞれメルカプト、低級ア
ルキルチオ、アル(低級)アルキルチオ、複素環チオ、
アシルチオまたは適当な置換基を1個以上有していても
よいアリールチオ、R3は水素、アルキルまたは低級ア
ルコキシ(低級)アルキル、R4は適当な置換基を1個
以上有していてもよいアリールをそれぞれ意味する]で
示される。
化合物(I)および(Ia)の塩としては、例えは塩酸
塩等の有機または無機酸付加塩および例えばナトリウム
塩等の有機または無機塩基との塩が挙げられる。
この発明に従えば、新規ピペラジン化合物(I)および
その塩は、例えば下記の製法によって製造することがで
きる。
製造法1 製造法2 またはその塩      またはその塩製造法3 またはその塩      またはその塩製造法4 またはその塩      またはその塩製造法5 [上記式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ前
と同し意味であり、R1、R2およびRaa     
 a はそれぞれ低級アルキルチオ、アル(低級)アルキルチ
オ、複素環チオ、アシルチオ、または適当な置換基を1
個以上有していてもよいアリールチオ、RbおよびRb
はそれぞれアシルチオ、RIおよびR2はそれぞれ1氏
級アルキルチオ、R4はC8 個級アルコキシアリール、R4はヒドロキシアリーノ呟
Xは酸残基をそれぞれ意味する。コ原料化合物(I[>
は新規化合物であり、原料化合物(I[>のいくつかの
製造例を後記の実施例に記載するが、他の化合物(I[
)もこれと同様の方法またけ慣用の方法によって製造す
ることができる。
この明細書の前記および以下の記載における種々の定義
の適切な例示を、以下に詳しく述べる。
「低級」とは、特に断わり書きのない限り、次素数1〜
6を意味する。
「高級」とは、次素数6以上、好ましくは次素数7〜2
2を意味する。
「低級アルキルチオ」としては、例えばメチルチオ、エ
チルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチ
オ、イソブチルチオ、t−ブチルチオ、ペンチルチオ、
ヘキシルチオ等が挙げられる。
「アル(低級)アルキルチオ」としては、ヘンシルチオ
、ナフチルチオ、ベンズヒドリルチオ、フェネチルチオ
、トリチルチオ等が挙げられる。
「複素環チオ」中の1複素環」とは、酸素、硫黄、窒素
原子等のような異項原子を少くとも1個以上を有する飽
和または不飽和の単環または多環複素環式基を意味する
。好ましい「複素環式基ヨは、窒素原子1〜4個を有す
る不飽和3〜8員環、さらに好ましくは5〜6員環複素
環式基、例えばピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、
ピペラジニJL、イミダゾリル、ピラゾリル、ピリジル
およびそのN−オキシト、ジヒドロピリジル、ピリミジ
ル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアゾリル、テトラ
ゾリル等が挙げられる。
「アシルチオ」中の1アシル」とは、有機カルボン酸の
ような有機酸の残基を意味し、特に好ましい1アシル」
としては、例えばアセチル、プロビオニル、フチリル等
の低級アルカノイルカ挙ケられる。
「アリール」および「アリールチオ」の適切な「アリー
ル」としては、例えばフェニル、ナフチル等が挙げられ
る。
「アリール、および「アリールチオ」上の「適当な置換
基」としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等の
ハロゲン、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル等の低級アルキル、例えばメトキシ、エトキシ、
プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、インブトキシ
、ドープトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキジ等t
y> 低級アルコキシ、ヒドロキシ等が挙げられる。
「アルキルヨとしては、上記で例示した「低級アルキル
」および例えばヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、
ウンデシル、ドデシル、トリデシル、う1、ラテラル、
ペンタデシル、ヘキサデジル、ヘプタデシル、オフクチ
シル、ノナデシル、エイコサニル、ヘンエイコサニル、
ドコサニル等の1高級アルキル」が含まれる。
「低級アルコキシ(低級)アルキル」としては、例えは
メトキシメチJ呟 メトキシエチL、 メトキシプロピ
ル、エトキシメチル等が挙げられる。
「低級アルコキシアリール」としては、例えば2−メト
キシフェニル等のメトキシフェニル、メトキシナフチル
等が挙げられる。
「ヒドロキシアリール」としては、例えば2−ヒドロキ
シフェニル等のヒドロキシフェニル、ヒドロキシナフチ
ル等が挙げられる。
「酸残基、としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素等のハロゲン等が挙げられる。
化合物(I[)、(I[)、(IV)、(Ib)、(I
c)および(Id)の塩としては、例えばナトリウム塩
、カリウム塩、エタノールアミン塩等の無機または有機
塩基との塩が挙げられる。
化合物(Ia>および(If>の塩は、化合物(I)の
塩に関する説明の中で例示したものと同じ塩が挙げられ
る。
化合物(Ie)の塩は、化合物(1)の塩に関する説明
の中で例示したものと同し無機または有機酸付加塩が挙
げられる。
上記に示した製造法を、さらに詳しく、以下に説明する
製造法1 化合物(Ia)またはその塩は、化合物(I)またはそ
の塩を化合物(I[[)またはその塩と反応させること
によって製造することができる。
原料化合物(I[I)を遊離の形で使用する場合、反応
は、通常、例えばナトリウム等のアルカリ金属、例えば
カルシウム等のアルカリ土類金属、例えば水素化ナトリ
ウム、水素化カルシウム等のアルカリまたはアルカリ土
類金属水素化物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム等のアルカリまたはアルカリ土
類金属水酸化物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、炭酸水素ナトリウム等のアルカリまたはアルカリ土類
金属炭酸塩または炭酸水素塩、例えばナトリウムエトキ
シド、リチウムメトキシド、マグネシウムメトキシド等
のアルカリまたはアルカリ土類金属アルコキシド、例え
ばトリメチルアミン等のトリアルキルアミン、ピリジン
、例えば1.5−ジアザビシクロ[3,4,0]]ノネ
ンー51.5−ジアザビシクロ[5,4,0]]ウンデ
センー5のビシクロジアザ化合物等のような有機または
無機塩基の存在下に行うことができる。
この反応は、通常、クロロホルム、塩化メチレン、四塩
化炭素、ジメチルホルムアミド、トルエン、ベンゼン、
キシレン等の反応に悪影響を及ぼ諮ない溶媒中で行われ
る。
反応温度は特に限定きれず、反応は、通常、加熱下ない
し冷却下の範囲で行われる。
製造法2 化合物(Ib)またはその塩は、化合物(IV)または
その塩を還元することによって製造することができる。
還元は、例えば水素化ホウ素ナトリウム等の水素化ホウ
素アルカリ金属、例えばメタンチオール等のチオール化
合物のようなジスルフィド結合の還元に慣用の還元剤を
用いて行うことが好ましい。
この反応は、通常、水、メタノール、エタノール、プロ
パツール、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド
等の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
反応温度は特に限定きれず、反応は、通常、加熱下ない
し冷却下の範囲で行われる。
製造法3 化合物(Ib)またはその塩は、化合物(Ic)または
その塩を加水分解することによって製造することができ
る。
加水分解は、例えば塩酸、硫酸、トリフルオロ酢酸、p
−トルエンスルホン酸等の無機または有機酸、また、例
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、前記で例示し
たビシクロジアザ化合物等の無機または有機塩基の存在
下に行うことが好ましい。
反応は、通常、水、メタノール、エタノール、テトラヒ
ドロフラン、アセトン等の反応に悪影響を及ぼさない溶
媒中で行われる。
反応温度は特に限定きれず、反応は、通常、加熱下ない
し冷却下の範囲で行われる。
製造法4 化合物(Id)またはその塩は、化合物(Ib)または
その塩をアルキル化剤と反応させることによって製造す
ることができる。
適切なアルキル化剤としては、例えばヨウ化メチル、ヨ
ウ化エチル等のハロゲン化物、例えはジアゾメタン等の
ジアゾ(低級)アルカン、例えばメタンスルホン酸アル
キルエステル等の低級アルカンスルホン酸アルキルエス
テル等が挙げられる。
反応は、製造法1の説明で例示したような有機または無
機塩基の存在下に行うことが好ましい。
反応は、通常、メタノール、エタノール、プロパツール
、ブタノール、t−ブタノール、クロロホルl1、塩化
メチレン、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、トルエ
ン、ベンゼン、キシレン等の反応に悪影響を及ぼきない
溶媒中で行われる。
反応温度は特に限定きれず、反応は、通常、加熱下ない
し冷却下の範囲で行われる。
製造法5 化合物(If)またはその塩は、化合物(Ie>または
その塩を脱アルキル化反応に付すことによって製造する
ことができる。
反応は、例えば三塩化ホウ素等のルイス酸等の存在下に
行うことが好ましい。
反応は、通常、クロロポルム、塩化メチレン、四塩化炭
素、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等の反応に
悪影響を及ぼさない溶媒中で行われる。
反応温度は特に限定されず、反応は、通常、加熱下ない
し冷却下の範囲で行われる。
上記製造法の目的化合物(Ia)、 (、、I b )
、(Id)および(If>は、常法により精製し、所望
の塩に変換することができる。    ”目的化合物(
I)および医薬として許容されるぞの塩は、PAFの拮
抗剤であり、従って、例えばアレルギー症状、血栓症等
のPAF起因の疾患の予防および治療薬として有用であ
る。
化合物(I>のPAFに対する拮抗作用を下記試験例に
より説明する。
L”CD (M ’(PAFによる血小板凝集阻害試験
)区騨珠 家兎(日本白色在来種、雄性、2.5〜3’kg)の頚
動脈に挿入したポリエチレン・カニユーレより採血し、
血液のし量の3.8%クエン酸ナトリウム一20= 水溶液と混和する。血液を室温にて、150gで10分
間遠心し、多血小板血漿(PRP)を調整する。
次いで1.000gで20分間遠心して乏血手板血漿(
PPP)を得る。得られたPPPにより、PRPを希釈
して血J\板数を50万個/ mm ”にする。PA’
Fにより誘発された血小板凝集はNKKヘマトレーサ(
三元バイオサイエンス社製)を用いポーンとクロス(B
ornと Cross) [ジャーナル・才プ・−フイ
ジオロジー(Journal of physiolo
gy)  168178〜188 (1963)コの方
法により、透過度の変化について測定した。
試験化合物の活性はIC5−(血小板凝集を50%抑制
するのに必要な試験化合物濃度)として表示した。なお
、反応液中のPAF最終濃度は20mMにした。試験結
果を下表に示す。
試験化合物 (1)試験化合物番号1 (3R3,6’R3)−3,6−ピスフエニルチオー1
−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピペラジン−
2,5−ジオン (2)試験化合物番号2 (3R3,6R8)−3,6−ピスフエニルチオー1−
(4−クロロフェニル)−4−メチルピペラジン−2,
5−ジオン 試験結果 目的化合物(1)または医薬として許容されるその塩は
通常、人を含む哺乳動物に、カプセル、マイクロカプセ
ル、錠剤、顆粒、粉末、トローチ、シロップ、エアロツ
ル、吸入剤、溶液、注射液、懸濁液、エマルジョン、坐
剤、軟膏等のような慣用の医薬組成物の形で投与するこ
とができる。
この発明の医薬組成物は、例えばしよ糖、でん粉、マン
ニット、ソルビット、乳糖、ぶどう糖、セルロース、タ
ルク、燐酸カルシウム、炭酸カルシウム等の賦形剤、例
えばセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ポリプロピルピロリドン、ゼラチン、ア
ラビアゴム、ポリエチレングリコール、しよ糖、でん粉
′等の結合剤、例えばでん粉、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース 塩、ヒドロキシプロピルでん粉、ナトリウムグリコール
−でん粉、炭酸水素ナトリウム、燐酸カルシウム、クエ
ン酸カルシウム等の崩壊剤、例えばステアリン酸マグネ
シウム、タルク、ラウリル硫酸ナトリウム等の潤滑剤、
例えばクエン酸、メントール、グリジン、オレンジ末等
の芳香剤、例えは安息香酸ナトリウム、亜硫酸水素ナト
リウム、メチルパラベン、プロピルパラベン等の保存剤
、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸等の安定剤、例
えはメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ステア
リン酸アルミニウム等の懸濁剤、分散剤、水性希釈剤例
えば水、例えばカカオ脂、ポリエチレングリコール、白
色ワセリン等のベースワックスのような医薬用として常
用される種々の有機もしくはは無機担体物質を含んでい
ることができる。
この発明の有効成分の投与量は患者の体重および/また
は年齢および/または疾患の種類、またさらには投与経
路の種類のような種々の要因によって変化する。一般的
には有効投与量は1mg−Ig/日、好ましくは1 0
mg7 500mg/日の範囲から適宜選択することが
できる。前記1日総用量は、1日当り6〜12時間の間
隔で患者に分割投与してもよい。
次に、この発明を実施例により説明する。
実施例1 1−(4−クロロフェニル)−4−メチルピペラジン−
2.5−ジオン(1.20g)とN−ブロモスクシンイ
ミド(2.51g)と過酸化ベンソイル( 74. 5
mg ) (7)四塩化炭素( 150mQ )中温合
物を、還流下に1時間攪拌する。混合物を室温に冷却し
た後、固体結晶性沈殿物を濾去する。濾液を減圧濃縮し
、残渣を塩化メチレン( soma )に溶解する。溶
液を15%メタンチオールナトリウム塩水溶液( i5
mQ)に滴下する。混合物を室温で1時間攪拌した後、
有機層を分取、水洗して、硫酸マグネ−24= シウムで乾燥する。溶媒を減圧下に蒸発させ、残渣をク
ロロホルムを溶出液として用いるシリカゲル(3.5g
)クロマトグラフィにか(すて、( 3 RS,6 S
R)=3.6ービス(メチルチオ)−1−(4−クロロ
フェニル)−4−メチルピペラジン−2.5−ジオン(
85mg)を得、これをイソプロピルエーテル( 25
mQ )から再結晶する。
融点: 153−155℃ IR  (Xジa−ル)  :  1665,  16
50  cm−’NMR (CDC1a)S:2.10
 (3Ls)、 2.18 (3)1.s)。
3、16 (3H,s)、 4.93 (’IH.s)
、 ’5.14 (1)1.s)。
7、23 (2H,d,J=9Hz>、 7.45 (
2H,d,J=9)1z>実施例2 実施例1の方法と同様にして、下記の化合物を製造する
(1)(3RS,6RS)−3.6ービス(メチルチオ
)−1−(2−クロロフェニル)−4−メチルピペラジ
ン−2.5−ジオン 融点: 153−156℃ IR  <Zジ”−ル)  ’  1665  cm−
1NMR(CDCl2)S: 2.20 (3H,s)
、 2.40 <314.s)。
3.15 (38,s)、  4.70 (LH,s)
、  4.8−5.0(1)1.m)、  7.2−7
.6 (4H,m>(2)(3R3,6SR)−3,6
−ビス(メチルチオ)−1−(3−クロロフェニル)−
4−メチルビペラジン−2,5−ジオン 融点: 149−152℃ IR(スジョール)  ;  1660. 1590 
 cm−’NMR(CDC13)S  : 2.13 
 <3H1s)、 2.20  (3H,s)。
3.18 (3H,s)、 4.95 (LH,s)、
 5.17 (LH,s)。
7.2−7.5 (4H,m) (3)(3R3,6R3)−3,6−ビス(メチルチオ
)−1−(4−フルオロフェニル)−4−メチルビペラ
ジン−2,5−ジオン 融点: 98−100℃ IR(ヌジョール)  :  1690  (sh)、
  1670. 1600゜1510 cm’ NMR(CDC13)δ : 2.22 (3H,s)
、 2.42 (3H,s)。
2.16 (3H,s)、 4.68 (IH,s)、
 4.88 (IH,s)。
7.0−7.5 (4H,m) (4)(3R3,6R3)−3,6−ビス(メチルチオ
)−1−(4−クロロフェニル)−4−ヘキサデシルピ
ペラジン−2,5−ジオン 融点−80℃ NMR(CDC13)& −0,89(3B1m)、1
.26 (26H1s)。
1.75 (2H,m)、 2.24 (3H,s)、
 2.43 (3H,s)。
3.30 (IH,m)、 3.80 (IH,m)、
 4.73 (IH,s)。
4.91 (IH,s)、 7.45 (4t(、m)
(5)(3R3,6SR)−1−(2,4−ジクロロフ
ェニル)−3,6−ビス(メチルチオ)−4−メチルピ
ペラジン−2,5−ジオン 融点: 171−172℃ IR(ヌジョール)  ;  1665  cm−’N
MR(CDCl2)δ : 2.10 (3H,s)、
 2.20 (3H,s)。
3.20 (3H,s)、 4.96 (IH,s)、
 5.32 (LH,s)。
7.35 (2H,m)、 7.55 (IH,m>(
fi>(3R3,6SR)−1−(3,4−ジクロロフ
ェニル)−3,6−1=’ス(メチルチオ)−4−メチ
ルビペラジン−2,5−ジオン 融点: 176−1776C IR(ヌ九−ル)  :  1665. 1645  
cm−’NMR(CDCl2)6”   :  2.1
1  (38,s)、  2.20  (3H,s)。
5.00  <IH,s)、  5.25  (11(
、s)、  7.23  (11(、dd。
J=8Hz、  2Hz)、  7.50 (lH,d
、J=2Hz)、  7.55(LH,d、J=8Hz
) (7> (3R3,6SR)−1−(4−ブロモフェニ
ル)−3,6−ビス(メチルチオ)−4−メチルビペラ
ジン−2,5−ジオン 融点:166°C IR(ヌジ”−”)  ’  1655  cm−1H
MR(CDC13)S:2.09 (3H9s)、2.
16 (3H9s)。
3.15 (3H,s)、 4.93 (IH,s)、
 5.15 (IH,s)。
7.20 (2H,d、、T=9Hz)、 7.57 
(2H,d、J=9Hz)(8)(3R3,6SR)−
3,6−ビス(メチルチオ)−1−(4−t−ブチルフ
ェニル)−4−メチルビペラジン−2,5−ジオン 融点: 186−188°C IR(X9i−4)  :  1655  can−’
NMR(CDCl2)S: 1.31 <9H,s)、
 2.11 (3H,s)。
2.18 (3H,s)、 3.19 (3H,s)、
 4.97 (LH,s)。
5.19 (LH,s)、  7.25 (1)1.d
、J=9Hz)。
7.50  (IH,d、J=9Hz>(9)(3R3
,6SR)−3,6−ビス(メチルチオ)−1−メチル
−4−(4−プロポキシフェニル)ピペラジン−2,5
−ジオン 融点: 14g−149℃ IR(ヌジa−L)  :  1655  cm−1H
MR(CDCl2)S:1.00 (3H,t、J=7
Hz>、 1.80(2H,m>、 2.06 (3B
、s)、 2.14 (3H,s)。
3.17  <3H,s)、  3.92  (2H,
t、JニアHz)、  4.93(18,s)、 5.
12 (1B、s)、 6.95 (2H,d、J=9
Hz>。
7.23 (2H,d、J=9Hz> (10)(3R3,6SR)−3,6−ビス(メチルチ
オ)−1−メチル−4−(4−プロポキシフェニル)ピ
ペラジン−,2、5−ジオン融点: 148−149℃ IR(ヌジョール)  :  1655  cm−1H
MR(CDCl2)δ : 1.00 (3H,t、J
=7Hz>、 1.80(2H,m>、 2.06 (
3H,s)、 2.14 (3H,s>、 3.17(
3H,s)、 3.92 (2)t、t、J=7Hz)
、 4.93 (IH,s)。
5.12 (LH,s)、  6.95  (2H,d
、、C9Hz)、  7.23(28,d、J=9Hz
) 実施例3 l−(4−10ロフエニル)−4−メチルビペラジン−
2,5−ジオン(0,5g)とN−ブロモスクシンイミ
ド(1,04g )と過酸化ベンソイル(0,03g)
の乾燥四塩化炭素(80mQ )中温合物を、還rME
下に1.5時間攪拌する。溶媒を留去した後、残渣を塩
化メチレン(5omu )に溶解し、この溶液にトリエ
チルアミン(0,59g)およびチオフェノール(06
2mc )を加える。混合物を室温で1時間攪拌した後
、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に蒸発き
せる。残渣をクロロホルムを溶出液として用いるシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィにかけて、(3R3,6R
8)−3,6=ビス(フェニルチオ)−1−(4−クロ
ロフェニル)−4−メチルビペラジン−2,5−ジオン
014gを得、これをジイソプロピルエーテルから再結
晶する。
融点: 194−196℃ IR(ヌジョール)  ’  1660  am−’N
MR(CDCI )δ : 2.95 (6H,s)、
 4.40 (1B、s)。
4.70 (IH,s)、 6.80 (2H,d、、
C3Hz)、 7.30(21(、d、J=81(z)
、 7.35 (Lot(、s)実施例4 実施例3の方法に準じて、下記の化合物を得る。
(1)(3R8,6R3)−3,6−ビス(ブチルチオ
)−1−(4−クロロフェニル)−4−メチルビペラジ
ン−2,5−ジオン 融点: 100−102°C IR(ヌジョール)  :  1660. 1495 
 cm−’NMR(CDCI )S  : 0.6−1
2 (6)1.m)、 1.2−2.0(8Lm)、 
 2.5−3.1  (41(、m)、  3.12 
 <3)1.s)。
4.70 (”IH,s)、 4.90 (IH,s)
7.2−7.6 (4H,m> (2)(3R8,6R3)−3,6−ビス(フェニルチ
オ)−1−(4−クロロフェニル)−4−ヘキサデシル
ピペラジン−2,5−ジオン融点: 152−154℃ 3l− IR(Xジ1−L)  :  1660  cm−’N
MR(CDCI3)S:0.90 (3l9m)、1.
25 (26H1s)。
1.80  (2t(、m)、  3.35  (it
(、m)、  4.05  <ILm)。
4.60 (IH,s)、 4.93 (IH,s)、
 6.85 (2H,d。
J−9Hz)、  7.40 (12H,m>(3)(
3R3,6SR)−3,6−ビス(フェニルチオ)−1
−(4−クロロフェニル)−4−ヘキサデシルビペラジ
ン−2,5−ジオンI IR(液膜) : 1685.1670 cmNMR(
CDC13)S:0.88 (3l1m)、1.25 
(26H1s)。
1.70 (2)1.m)、 3.30 (1)1.m
>、 3.90 (IH,m)。
5.11 (18,s)、 5.28 (IH,s)、
 7.40 (12H,m>。
7.80 (2)t、m) 32一 実施例5 (1)1−メチルビペラジン−2,5−ジオン(2,0
区)、4−ヨードアニソール(2,29g)、ヨウ化第
−銅(1,98g)および炭酸力1ノウム末(2,7g
)の乾燥ジメチルホルムアミド(40mQ )中温合物
を、還流下に1.5時間攪拌する。冷却後、反応混合物
をセルロース末に通して濾過する。濾液を濃縮し、クロ
ロホルム(100mQ )と水(200mQ )とで分
配する。有機層を分離し、水層をクロロホルム(100
mA )で抽出する。有機層と抽出液とを合わせ、硫酸
マグネシウムで乾燥した後蒸発乾固し、得られる結晶性
固体をエーテルで洗い、乾燥して、t−(4−メトキシ
フエニJし)−4−メチルビペラジン−2,5−ジオン
(1,90g)を得る。
融点: 150−152℃ (2)実施例1の方法に準じて、下記の化合物を得る。
(3R3,6SR)−3,6−ビス(メチルチオ)−1
−(4−メトキシフェニル)−4−メテルビペラジン−
2,5−ジオン 融点: 167−170°C IR(ヌジa−x)  :  1655. 1600.
 1505  cm  ’NMR(CDC13)8=2
.12 (3H9s)、2.20 (31,sly。
3.20 (3H,s)、 3.84 (3H,s)、
 4.96 (1)1.s)。
5.14 (18,s)、 6.96 (2H,d、J
=8Hz>。
7.26 (2H,d、J=8Hz) 実施例6 実施例3の方法と同様にして、下記の化合物を得る。
(1)(3R3,6R3)−3,6−ビス(フェニルチ
オ)−1−(4−メトキシフェニル)−4−メチルビペ
ラジン−2,5−ジオン 融点: 197−198°C IR(ヌ九−ル)  :  1660  cm−’NM
R(CDCl2)δ : 2.97 (3H,s)、 
3.85 (3H,s)。
4.42 (LH,s)、 4.79 (IH,、s)
、 6.90 (48,s)。
7.43 (10H,m> (2)(3R3,6SR)−3,6−ビス()、r、 
=ルチオ)−1−(4−メトキシフェニル)−4−メチ
ルビペラジン−2,5−ジオン 融点: 172−173℃ IR(ヌジョール) = 1680 clTl−1HM
R(CDCl2)+5’  : 3.10 (3H,s
)、 3.81 (3H,s)。
5.06 (LH,s)、  5.25 (IH,s)
、  6.95 (2H,d。
J=9Hz)、  7.35 (IOH,m)、  7
.’80 (2H,m>(3)(3R3,65R)−3
,6−ビス(フェニルチオ)−1−(4−クロロフェニ
ル)−4−メトキシメチルビペラジン−2,5−ジオン
融点: 64−70℃ IR(ヌジョール)  ’  1680  cm−1H
MR(CDC13)S  : 3.34  <3H1’
s)、 4.80  (1)1.d。
J=11Hz)、 5.30 (LH,s)、 5.3
3 (LH,d。
J=11Hz)、 5.35 (LH,s)、 7.4
 (12H,m)。
7.75 (2H,m) (4)(3R3,6R8)−3,6−ビス(フェニルチ
オ)−1−メチル−4−フェニルピペラジン−2,5−
ジオン 融点: 185−186℃ IR(ヌジョール)  :  1660  cm  ’
NMR<cDc13>S: 2.96 (3H1s)、
4.41 (LH9s)。
4.80  (IH,s)、  6.95  (31’
1.m)、  7.40  (12H,m)(5)(3
R3,65R)−3,6−ビス(フェニルチオ)−1−
メチル−4−フェニルピペラジン−2,5−ジオン 融点: 147−149℃ IR(スンヨール)  ’  1690. 1680 
 cm−’NMR(CDCl2)5’  : 3.33
 (3)1.s)、 5.10 (LH,’s)。
5.33 (1)1.s)、’7.35 (13H,m
)、  7.80 (2H,m)(6> (3R3,6
5R)−3,6−ビス(4−クロロフェニルチオ)−t
−L(4−クロロフェニル)−4−メチルビペラジン−
2,5−ジオン融点: 179−181℃ IR(ヌジョール)  :  1675  cm −1
HMR(CDC13)S’ 3.13 (3H9s>、
5.00 (1)1.s)。
5.20 (IH,s)、 7.3 (10)1.m)
、 7.70 (2H,d。
J=9Hz) (7)(3R8,6R3)−3,6−ビス(ベンジルチ
オ)−1−(4−クロロフェニル)−4−メチルビペラ
ジン−2,5−ジオン 融点: 179−180℃ IR(ヌジa−L)  ’  1675. 1660 
 cm−1HMR(CDC13)S:2.70 (3H
,s>、 3.76 (LH,d。
J43Hz)、  3.93 (IH,d、J=13H
z>、  3.95(LH,d、J=14Hz)、  
4.10 (LH,d、J=14Hz)。
4.47 (18,s)、  4.72 (1)1.s
>、  7.02 (2H,d。
J=8.5Hz>、  7.15 (5H,s)、  
7.25 (2H,d。
J=8.5Hz)、  7.4  (5H,m)(8)
(3R3,6SR)−3,6−ビス(2−ピリジルチオ
)−1−(4−クロロフェニル)−4=メチルピペラジ
ン−2,5−ジオン 融点: 181−1□83℃ IR(ヌジョール)  :  1695. 1685 
 cm−’NMR(CDCl2)8’ 3.13 (3
)1.s)、 e、go <1)1.s)。
6.9−7.7 (6H,m)、 7.04 (LH,
s)、 7.28(4H,s)、 8.22 (LH,
d、J=5Hz)、 8.55(IH,d、J=5H2
) (9)(3R3,6R8)−3,6−ビス(フェニルチ
オ)−1−(4−クロロフェニル)−4−メチルビペラ
ジン−2,5−シオン 融点: 194−196°C NMR(CDCl2)S  :  2.95  (3H
,s)、  4.40  (18,s>。
4.70 (IH,s>、  6.80 (2H,d、
J=8.5Hz)。
7.35 (12H,m) (10)(3R3,65R)−3,6−ビス(フェニル
チオ)−1−(4−クロロフェニル)−4−メチルビペ
ラジン−2,5−ジオン 融点: 155−1576C IR(ヌジョール)  :  1690. 1670 
 cm  ’NMR(CDC13)8’ 3.1.O(
3)1.s)、5.04 (LHls)。
5.26 (IH,s)、 7.2−7.6 (12H
,m)。
7.75 (21(、m) (11)(3R3,6R3:)−3,6−ビス(4−ト
リルチオ)−1−(4−クロロフェニル)−4−メチル
ビペラジン−2,5−ジオン 融点: 198−200°C IR(ヌ九−ル)  ’  1665  cm−1HM
R(CDCl2)S  : 2.35  (3H,s)
、  2.38  (3H,s)。
2.96 (3H,s)、 4.34 (1)1.s)
、 4.71 (IH,s)。
6.86 (2H,d、J=8Hz)、 7.1−7.
5 (10H,m)(12)(3R3,6SR)−3,
6−ビス(4−トリルチオ)−1−(4−クロロフェニ
ル)−4−メチルビペラジン−2,5−ジオン 融点: 174−176℃ IR(ヌジ”−JL)  ’  1695.  L67
8  cm−1HMR(CDCl2)S: 2.30 
(3)1.s)、 2.36 (3)1.s)。
3.12 (3H,s)、 5.00 (18,s)、
 5.20 <LH,s)。
70−7.7 (12H,m) 実施例7 (1)  1−メチル−4−フェニルピペラジン−2,
5−ジオン(3,2g)とN−ブロモスクシンイミド(
7,13g)の四塩化戻素(450mQ )中温合物を
、過酸化ベンゾイル(0,232,g )の存在下に1
.5時間攪拌する。混合物を室温に冷却した後、沈殿し
た固体を濾去し、濾液を濃縮乾固する。残渣を塩化メチ
レン(280mQ )に溶解し、溶液を室温で18時間
チオ酢酸カリウム(13,6g)で処理する。
沈殿した固体を濾去し、濾液を蒸発きせる。残渣をクロ
ロボルムを溶出液として用いるシリカゲル(150g 
)クロマトグラフィにかけて、(3R3゜6R3)−3
,6−ビス(アセチルチオ)−1−メチル−4−フェニ
ルピペラジン−2,5−ジオン(4,69g)を得る。
融点: 150−153°C IR(Xジ9−L)  :  1705. 1685 
 can−1HMR(CDC13)S: 2.30 (
3H,s)、 2.52 (3H,s)。
3.00 (3H,s>、 5.89 (1)1.s)
、 6.14 (JH,s)。
7.00−7.60 (5H,m> (2)塩化水素のメタノール(6m11)中飽和溶液を
、(3R3,6R8)−3,6−ビス(アセチルチオ)
−1−メチル−4−フェニルピペラジン−2,5−ジオ
ン(0,42g )ツメ)) /−ル(48mQ )溶
液に加える。混合物を50’Cで1.5時間攪拌した後
、溶媒を留去する。残渣を塩化メチレン(26mQ )
に溶解し、アニスアルデヒド(0,lllmQ)および
三フッ化ホウ素エーテル錯体(0,1mQ)を加える。
混合物を室温で1時間攪拌し、同温度で14時間放置し
た後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液(50mQ )に注
ぎ、塩化メチレン(30mQx4)で抽出する。抽出液
を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に蒸発させる。残
渣を酢酸エチルで粉末化して、結晶性固体025gを得
る。上記で得た固体の一部(0,171g)を塩化メチ
レン(15mQ)に溶解し、水浴冷却下に、m−クロロ
過安息香酸(0,145g)で20分間処理する。混合
物を、チオ硫酸ナトリウム(0,5g)を含有する飽和
炭酸水素ナトリウム溶液(25mQ)に注ぐ。有機層を
分離し、水層を塩化メチレン(15mQ×4)で抽出す
る。有機層と抽出液を合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮乾固する。残渣を塩化メチレン(30mQ )
に溶解し、過塩素酸(37,5n )のテトラヒドロフ
ラン(1,5mQ)溶液を加える。混合物を室温で5時
間攪拌した後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液(30mQ
 )で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発させる。
残渣をクロロホルムを溶出液として用いるシリカゲル(
6g)クロマトグラフィにか(すて、(IH3,6R8
)−5−メチル−7−フェニル−2,3−ジチア−5,
7−ジアザビシクロ[2゜2.2]オクタン−6,8−
ジオン(70mg)を得、これをメタノールから再結晶
する。
融点: 196−197℃ IR(ヌジョール)  :  1700. 1680 
 cm−1HMR(CDCl2)S:3.19 (3H
1s)、5.40 (LH9s)。
5.64 (IH,s)、  7.44 (5H,5)
(3)水素化ホウ素ナトリウム(142mg)を室温で
5−メチル−7−フェニル−2,3−ジチア−5,7−
ジアザビシクロ[2,2,2コオクタンー6.8−ジオ
ン(100mg ) (7)メタ/−ル(6mQ)中懸
濁液に少量うつ加え、混合物を1o分間攪拌して、(3
R3,6R8)−1−ノー1ルー3.6−ビス(メチカ
プト)−4−フェニルピペラジン−2,5−ジオンを含
む混合物を得る。この混合物をヨウ化エチル(130m
g)で処理する。室温で30分間攪拌した後、溶媒を減
圧下に除去する。残渣を塩化メチレン(2omaxa)
で抽出する。抽出液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に濃縮乾固する。残渣をジイソプロピルエー
テルから再結晶して、(3R8,6R8)−1−メチル
−a、s −ヒス(エチルチオ)−4−フェニルピペラ
ジン−2,5−ジオン(0,11g)を得る。
融点: 13g−140℃ IR(ヌジョール)  :  1670  (sh)、
  1655  cm−’NMR(CDCl2)8 :
 1.10 (3H,t、J=7)1z)、 1.40
(3H,t、J=7Hz)、  2.66  (2H,
q、J=7Hz)、  2.94(2H,m)、  3
.14 (3H,s)、  4.78 (IH,s)。
5.02 (LH,s)、  7.24−7.72 (
5H,m)害11乳冬 実施例7(3)の方法と同様にして、(3R3゜6R3
>1−メチル−3,6−ビス(メチルチオ)−4−フェ
ニルピペラジン−2,5−ジオンを製造する。
融点: 9g、5−100.5℃(イソプロピルエーテ
ルから結晶化) IR(:2ジ’−ル)  ’  1655  cm−’
NMR(CDCl2)δ : 2.22 (3H,s)
、 2.40 (3H,s)。
3.16 (3)1.s)、 4.70 (IH,s)
、 4.96 (IH,s)。
7.20−7.60 (5H,m) 実施例9 (1)1−(4−クロロフェニル)−4−メチルビペラ
ジン−2,5−ジオン(14,0g)、N−ブロモスク
シンイミド(29,3g ) 、過酸化ベンゾイル(0
,87g)の四塩化炭素(2,0j2)中温合物を、還
流下に1.5時間攪拌する。沈殿した固体を濾去した後
、濾液を減圧濃縮する。残渣を塩化メチレン(500m
Q )に溶解し、チオ酢酸カリウム(46,7g)を加
える。混合物を15時間攪拌した後、不溶物を濾去し、
濾液を減圧濃縮する。残渣をクロロホルムを溶出液とし
て用いるシリカゲル(700g)クロマトグラフィにか
けて、(3R3゜6R8)−3,6−ビス(アセチルチ
オ)−1−(4−クロロフェニル)−4−メチルビペラ
ジン−2,5−ジオンU7.4g)を得る。
IR(Xジ5−L)  :  1695. 1680 
 cm−’NMR(CDC13)δ : 2.30 (
6H,s)、 2.50 (6H,s)。
3.00 (6)1.s)、 5.85 (IH,s)
、 6.10 (IH,s)。
7.15 (2H,d、J=8)1z)、 7.35 
(2H,d、、C3Hz)(2)(3R3,6R3)−
3,6−ビス(アセチルチオ)−1−(4−クロロフェ
ニル)−4−メチルビペラジン−2,5−ジオン(16
,4g)のメタノール(2oomQ)溶液を、塩化水素
の飽和メタノール溶液(16omc )と混合する。混
合物を50℃で1時間攪拌し、溶媒を減圧下に蒸発乾固
する。
残渣をジメチルホルムアミド(100m1+ )に溶解
する。カリウムt−ブトキシド(12,4g)のt−ブ
タノール(120mQ)溶液を、上記溶液に加える。
混合物を、窒素雰囲気下、0〜5℃で5分間攪拌し、ヨ
ウ化メチル(s、3mQ)を加える。混合物をきらに1
時間攪拌し、氷水(1りに注ぎ、酢酸エチル(soom
Q)で抽出する。抽出液を水洗し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下に蒸発きせる。残渣をクロロホルムを溶
出液として用いるシリカゲル(140g)クロマトグラ
フィにかけて、(3R8,6R8)−1−(4−クロロ
フェニル)−4−メチル−3,6−ビス(メチルチオ)
ピペラジン−2,5−ジオン(5,6g)を得、これを
イソプロピルエーテルから再結晶する。
融点: 113−115℃ IR(ヌジs−ル)  ’  1660  cm−1H
MR(CDCl2)δ : 2.25 (3H,s)、
 2.45 (3H,s)。
3.15 (3H,s)、 4.70 (1)1.s)
、 4.90 (IH,s)。
7.35  (2)1.d、J=8Hz)、  7.5
0  (28,d、J−8Hz>実施例10 (3R3,6R8)−1−メチル−3,6−ビス(アセ
チルチオ)−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン
−2,5−ジオン(0,53g)のメタノール(54m
Q )溶液に、塩化水素の飽和メタノール溶液(69m
a)を加える。混合物を50°Cで70分間攪拌した後
、減圧下に濃縮乾固する。残渣を10%のメタノールを
含有する塩化メチレン(45mQ )に溶解し、この溶
液に、ヨウ素(0,36g)のクロロホルム(7,2m
Q)溶液を加える。混合物を室温で5分間放置した後、
チオ硫酸ナトリウムを含有する飽和炭酸水素ナトリウム
溶液(5omc )に注ぐ。有機層を分離し、水層を塩
化メチレン(50mA )で抽出する。有機層を合わせ
、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮する。残渣を
メタノール(13mc )に溶解し、混合物を、室温で
10分間、水素化ホウ素ナトリウム(0,52g)で処
理する。
混合物についでヨウ化メチル(0,9gmu )を加え
る。混合物を同温度で30分間攪拌した後、溶媒を減圧
下に除去する。残渣を塩化メチレン(30mQ X3)
で抽出する。抽出液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮する。残渣をクロロホルムを溶出液に用い
るシリカゲル(10,4g)クロマトグラフィにかけ、
(3R3,6R8)−1−メチル−3,6−ビス(メチ
ルチオ)−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−
2,5−ジオン(’0.43g )を油状物として得る
IR(液膜) : 1685 (sh)、 1665 
cm−’NMR(CDC13)S’ 2.20 (3H
9s)、2.44 (3H9s)。
3.16 (3H,s)、 3.84 (38,s)、
 4.70 (IH,s>。
4.94 (1)1.s)、 6.92−7.52 (
4H,m)実施例11 三塩化ホウ素(1g)の塩化メチレン(1omQ)溶液
を、水浴冷却下、(3R3,6R8)−1−メチル−3
,6−ビス(メチルチオ)−4−(2−メトキシフェニ
ル)ピペラジン−2,5−ジオンの塩化メチレン(sm
Q)溶液に加える。混合物を、同温度で20分間、室温
で6時間攪拌した後、氷水(Loom悲)に注ぎ、塩化
メチレン(20m1l X5)で抽出する。抽出液を硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮する。残渣をクロロ
ホルムを溶出液として用いるンリカゲルクロマトグラフ
イにかけて、(3R3,6R3)−1−メチル−3,6
−ビス(メチルチオ)−4−(2−ヒドロキシフェニル
)ピペラジン−2,5−ジオンを得る。
融点: 178−180.5℃ IR(ヌジョール)  :  1680. 1635 
 cm  ’NMR(九−ピリジン)  = 2.26
  (3H,s)、  2.48  (3)1.s)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1およびR^2はそれぞれメルカプト、低
    級アルキルチオ、アル(低級)アルキルチオ、複素環チ
    オ、アシルチオまたは適当な、置換基を1個以上有して
    いてもよいアリールチオ、R^3は水素、アルキルまた
    は低級アルコキシ(低級)アルキル、R^4は適当な置
    換基を1個以上有していてもよいアリールをそれぞれ意
    味する]で示されるピペラジン化合物またはその塩。
  2. (2)R^1およびR^2がそれぞれフェニルチオであ
    り、R^3は低級アルキルであり、R^4はハロゲンま
    たは低級アルコキシを有していてもよいフェニルである
    特許請求の範囲第1項記載のピペラジン化合物。
  3. (3)(3RS、6RS)−3,6−ビスフェニルチオ
    −1−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピペラジ
    ン−2,5−ジオンである特許請求の範囲第2項記載の
    ピペラジン化合物。
  4. (4)(3RS、6RS)−3,6−ビスフェニルチオ
    −1−(4−クロロフェニル)−4−メチルピペラジン
    −2,5−ジオンである特許請求の範囲第2項記載のピ
    ペラジン化合物。
  5. (5)(a)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3およびR^4はそれぞれ後記と同じ意味
    であり、Xは酸残基を意味する]で示される化合物また
    はその塩を、式: RaH [式中、Raは低級アルキルチオ、アル(低級)アルキ
    ルチオ、複素環チオ、アシルチオ、または適当な置換基
    を1個以上有していてもよいアリールチオを意味する]
    で示される化合物またはその塩と反応させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3およびR^4はそれぞれ後記と同じ意味
    であり、R^1_aおよびR^2_aは各々低級アルキ
    ルチオ、アル(低級)アルキルチオ、複素環チオ、アシ
    ルチオ、または適当な置換基を1個以上有していてもよ
    いアリールチオを意味する]で示される化合物またはそ
    の塩を得るか、 (b)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3およびR^4はそれぞれ後記と同じ意味
    ]で示される化合物またはその塩を還元して、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3およびR^4はそれぞれ後記と同じ意味
    ]で示される化合物またはその塩を得るか、(c)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3およびR^4はそれぞれ後記と同じ意味
    であり、R^1_bおよびR^2_bは各々アシルチオ
    を意味する]で示される化合物またはその塩を加水分し
    て、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3およびR^4はそれぞれ後記と同じ意味
    ]で示される化合物またはその塩を得るか、(d)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3およびR^4はそれぞれ後記と同じ意味
    ]で示される化合物またはその塩に、アルキル化剤を反
    応させて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3およびR^4はそれぞれ後記と同じ意味
    であり、R^1_cおよびR^2_cは各々低級アルキ
    ルチオを意味する]で示される化合物またはその塩を得
    るか、または (e)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ後記と
    同じ意味であり、R^4_aは低級アルコキシアリール
    を意味する]で示される化合物またはその塩を、脱アル
    キル化反応に付して、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ後記と
    同じ意味であり、R^4_bはヒドロキシアリールを意
    味する]で示されるピペラジン化合物またはその塩を得
    ることを特徴とする式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1およびR^2はそれぞれメルカプト、低
    級アルキルチオ、アル(低級)アルキルチオ、複素環チ
    オ、アシルチオ、または適当な置換基を1個以上有して
    いてもよいアリールチオ、R^3は水素、アルキルまた
    は低級アルコキシ(低級)アルキル、R^4は適当な置
    換基を1個以上有していてもよいアリールをそれぞれ意
    味する]で示されるピペラジン化合物またはその塩の製
    造法。
  6. (6)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1およびR^2はそれぞれメルカプト、低
    級アルキルチオ、アル(低級)アルキルチオ、複素環チ
    オ、アシルチオ、または適当な置換基を1個以上有して
    いてもよいアリールチオ、R^3は水素、アルキルまた
    は低級アルコキシ(低級)アルキル、R^4は適当な置
    換基を1個以上有していてもよいアリールをそれぞれ意
    味する]で示されるピペラジン化合物またはその塩を含
    有することを特徴とするPAF拮抗剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0670314A1 (en) * 1993-09-22 1995-09-06 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Farnesyltransferase inhibitor
EP0891349A1 (en) * 1996-04-03 1999-01-20 Merck & Co., Inc. Inhibitors of farnesyl-protein transferase

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