JPS61232714A - n次フイルタの構成方法 - Google Patents

n次フイルタの構成方法

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JPS61232714A
JPS61232714A JP60073892A JP7389285A JPS61232714A JP S61232714 A JPS61232714 A JP S61232714A JP 60073892 A JP60073892 A JP 60073892A JP 7389285 A JP7389285 A JP 7389285A JP S61232714 A JPS61232714 A JP S61232714A
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西村 俊帥
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H19/00Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
    • H03H19/004Switched capacitor networks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C6従来の技術 り6発明が解決しようとする問題点 E6問題点を解決するための手段 F1作用 G、実施例 G−1,基本原理 G−2,2次フィルタの構成方法 G−3,1次フィルタの構成方法 H1発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、任意の1次フィルタの構成方法に間予 し、特に、スイッヤド・キャパシタ・フィルタに適用し
て好ましい1次フィルタの構成方法に関す2る。
B6発明の概要 本発明は、任意のn次の伝達関数にて表現される伝達特
性を有する1次フィルタの構成方法において、 このn次の伝達関数を、出力電圧を含むn個の状態電圧
に関するn元1次連立方程式で表される状態方程式に展
開し、この状態方程式に対応するフィルタ回路を構成す
るとともに、 このときの状態方程式の各係数については、フィルタ回
路をハードウェア構成可能とする範囲内でありかつ各状
態電圧が出力電圧の最大値以下となる範囲内で可変設定
することにより、任意のn次の伝達関数に応じた1次フ
ィルタを適度な特性を満足させながら容易に構成可能と
するものである。
C0従来の技術 一般にフィルタ回路としては、コイルおよびコンデンサ
を用いて成るいわゆるLCフィルタが古くより知られて
いるが、サイズが大きく、コストも嵩むことより、近年
に3いては、フィルタのIC化(集積回路化)が進めら
れている。
このようなフィルタをIC化する方法としては、ジャイ
レータ、アクティブ・フィルタ、デジタル・フィルタ、
スイッチド・キャパシタ・フィルタ等による構成が検討
されているが、特に、スイッチド・キャパシタ・フィル
タは、例えばMOSトランジスタを用いたモノリシック
ICによる実現可能性が高く、電気的特性に優れ、適用
分野も広(、経済性にも優れている等の利点があり、注
目されている。
D1発明が解決しようとする問題点 ところで、スイッチド・キャパシタ・フィルタの構成方
法として現在知られているものは、リープフロッグ型の
ものや、パイ・クワッド型のもの等にすぎず、任意のn
次の伝達関数を実現するようなフィルタの構成方法は知
られていない。
特に、ビデオ信号帯のフィルタを構成しようとする場合
においては、リープフロッグ型のものは再現帯域の40
倍程度もの高速のスイッチングを要し、また、パイ・ク
ワッド型のものは、係数をいかに決定するかの方法が知
られておらず、このため係数に偏りが生じ、場合によっ
ては実現不可能または安定性を欠くような不具合が生じ
得る。
本発明は、このような従来の実情に鑑み、任意のn次の
伝達関数に対応する1次フィルタの構成方法を提供する
ことを目的とする。また、本発明の他の目的は、1次フ
ィルタの係数の決定を容易かつ合理的に行い得るような
1次フィルタの構成方法を提供することである。
E1問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するために、本発明の1次フィルタ
の構成方法は、任意のn次の伝達関数H(Z)として にて示される伝達特性を有するn次のフィルタの構成方
法において、上記n次の伝達関数H(zlを、最終出力
電圧を含むn個の状態電圧Vl−Vnについての1元1
次の連立状態方程式 (ただしVxは入力電圧) の形式に展開し、この状態方程式に対応するフィルタ回
路を構成することを特徴としている。
また、本発明の他の特徴は、上記特徴を有する0次フィ
ルタの構成方法において、上記状態方程式の各係数81
1 ”” Hn2 ・ bti〜bflflを変数とし
て・フィルタ回路がハードウェアで構成可能な係数の範
囲内で変化させ、上記各状態電圧vl−v、lが最終的
に得られる出力電圧の最大値以下となる上記各係数a1
1 ””’ Hn2 + bll ””’ b!Inの
組を決定し、これらの決定された各係数を有する上記状
態方程式に対応するフィルタ回路を構成することである
F0作用 0次フィルタの特性を示すn次の伝達関数H(zlを、
n個の状態電圧V1〜vnに関する1元1次の連立状態
方程式に展開することにより、容易に具体的なフィルタ
回路を構成でき、また、連立状態方程式の各係数811
 ””’ aI12 、 1)ll−E)Hnとして最
適のものを容易に得ることができる。
G、実施例 G−1,基本原理 先ず、本発明の0次フィルタの構成方法の基本原理につ
いて説明する。
一般に、ディジタル・フィルタにおいては、過去のn個
の入力を線型結合して出力する構成が知られているが、
スイッチド・キャパシタのようなアナログ的に演算を行
うフィルタにおいては、信号保存能力が乏しい等の理由
から、過去の長いデータを用いる方法は不適当である。
そこで、n次の伝達関数を実現するフィルタの場合に、
フィルタ回路のn個の内部状態電圧v1〜Vnの組と入
力電圧vIとを用い、フィルタ回路の現在の状態に対応
シテ各電圧カVt (N−1)〜v−(N−1) 、”
h (N−1)となっているとき、入力’VI(N)が
到来することに応じて各状態電圧がVl(N) −v、
(Nlに変化するような、いわゆる1次の状態法を採用
する。この方法によれば、1単位時間前の入力電圧v工
および内部状態電圧v1〜v口の状態によってのみ、次
の状態が決定され、1単位時間(lクロツタ周期)分の
信号保存で済むため、アナログ演算を本質とするスイッ
チド・キャパシタ・フィルタ等に用いて最適である。な
お、この方法によりディジタル・フィルタを構成して出
力電圧vOについては、上記内部状態電圧Vl” V−
のいずれか1つ又はそれ以上を取り出して出力とすれば
よい。さらlこ、この方法によりディジタル・フィルタ
を構成できることは勿論である。
G−2,2次フィルタの構成方法 このような1次の状態法の具体例として、任意の2次フ
ィルタを構成する方法について説明する。
いま、任意の2次の伝達関数H(z)として、が与えら
れ、この0式の伝達関数を実現するような2次フィルタ
を構成する場合に、該2次フィルタの2個の内部状態電
圧V 1(zl、 v2(Z)について、・・・・・・
・・・・・・・・・■ (ただし、Vl(zlは入力電圧) すなわち、 ・・・・・・・・・・・・・・・■ のような2元の1次連立状態方程式を得ることができる
。この■あるいは0式における例えばVl(z)を出力
電圧Vo(z)とする場合には、内部状態電圧v2(Z
)を消去して出力電圧Vo(zK=Vt(z)磨求める
と、・・・・・・・・・・・・・・・■ となる。この0式を、)Iz用Vo(Z)/VI(z)
と変形して上記の式と比較対照することにより、 のように各係数α0〜β2とa11〜b22との間の対
応関係が得られる。なお、他方の内部状態電圧V2 (
z 1は、Vl(Z)を消去することにより、・・・・
・・・・・・・・・・・■ と表すことができ、このVl(z)を出力電圧としても
よい。
これらの■、■式より、Vlとv2とは同一の極(ポー
ル)を有していることがわかる。ここで・上記0式の右
辺第1項の係数all〜a2□で構成されるマトリクス
をAマトリクスまたは入力マトリクスと称し、右辺第2
項の係数1)11− buで構成されるマトリクスをB
マトリクスまたはポール・マトリクスと称す。零点は、
これらのA、8両マトリクス要素の結合によって作られ
ている。
ここで、■あるいは0式は、第1図のような状態図と等
価であり、この状態図はそのまま具体的な回路構成に対
応させることができる。
すなわち、この第1図において、各電圧Vt 。
Vl(一方を出力電圧Voとして取り出す)は、係数b
11 z b2!によって自己減衰を行い、現実の回路
においては、自己フィードバックを行うオペ・アンプ(
演算増幅器)で構成される。係数b12 。
bzxは、各電圧vt 、 Vlの相互結合を示し、互
いに他のオペ・アンプへのフィードバックとじて作用す
るいわゆるリープフロッグ回路にて構成される。係数a
ll ”’ a22は、各電圧Vt 、 Vl ニ対す
る入力電圧vIの寄与を示すものである。
次に、上記0式あるいは0式の連立状態方程式における
各係数all ”” b22を、予め与えられた上記0
式の伝達関数の各係数偽〜β2に基いて決定する方法に
ついて説明する。
先ず、状態方程式の各係数all’−b22は、フィル
タ回路を現実に構成可能とするための71−ドウエア上
の制約があることより、その絶対値は最大値Maと最小
値Miとの範囲内に存在することが必要とされる。また
、出力電圧以外の内部状態電圧、例えばv2については
、出力電圧Voの絶対値の最大値をP (=l Vo 
l maz )とするとき、v2の絶対値の最大値をP
以下(P≧I Vl 1max )とすることが要求さ
れ、また、8N比を劣化させないために、下限値Q (
I Vz Ima工≧Q〕をある程度大きくすることが
望まれる。
さらに、上記0式からも明らかなように、係数allは
α0そのものであり、係数312 h a21 + a
22が決定されれば残りの係数bll〜b22は、ただ
し、So =aaazz −a12a21Sl= −c
Xl az2+(lEzazx+a12 a2282 
=α0αrα1 a12 +a2□2から一義的に決定
される。したがって、具体的には係数” r a21 
、222をそれぞれ独立の変数として、これらの係数a
12 r a21 、 a22の組を種々変化させなが
ら上述の各条件を満足するような係数a□1〜b22を
求めればよい。
ところで、このような各係数all ”’ b22の設
定は、コンピュータ等を用いて自動的に行うことができ
、その−例について第2図のフロー・チャートを参照し
ながら説明する。
この第2図において、先ず、ステップ101において制
御変数Nを0とし、次のステップ102に進んで上記下
限値Qを設定する。最初の段階においては、SN比を大
きくする要望から、この下限値Qを出力電圧の絶対値の
最大値P(=IVo1m&X )に等しく(Q=P)設
定しておき、以降のステップにて条件を満足する係数a
n−bz2の組が得られない場合にのみ、後述するよう
にこのQを小さくしてゆく。
次のステップ103においては、上述したように係数a
12+ a21 r a22について、これらの各絶対
値l alz I + I azt I + I ax
z Iが上限値Maと下限値Miとの間の範囲内に存在
するようにして変化させる。このときの変化の形態、す
なわち係数a02゜a21 j a22の組の種類は、
各係数の単位変化量(変化ステップ)を予め定めておく
ことにより、有限となり、所定の順序に従ってこれら複
数種類の係数の組を選択して次のステップ104に進む
このステップ104においては、上記有限の変化形態、
すなわち係数a12 e a21 + a!2の可能な
組み合せのすべてを選択し終えた(可変完了した)か否
かを判別し、YESのときはステップ105に、NOの
ときはステップ106に進む。
ステップ106においては、選択された係数a12+a
21+ a22  および上記伝達関数の係数α0〜β
2に基いて、上記0式より、残りの係数bll ”” 
b22を算出し決定する。そして、次のステップ107
において、これらの係数b□1〜b22の絶対値が上記
上限値Ma、下限値Miの範囲内にあるか否か(Ma≧
Ib1ll 、 IbHI 、 Ib211 s Ib
zzl≧Mi)を判別し、Noのときは上記ステップ1
03に戻って係数a□2 + a21* a22の組を
他のものに変化させ、YESのときは次のステップ10
8に進む。
このステップ108においては、内部状態電圧v2を上
記■式により算出し、その絶対値の最大値1v21□□
を決定する。そして、次のステップ109に進んで、こ
の+’b−エが上記上限値P(=l VOImax )
以下で下限値9以上の範囲内にあるか否かを判別し、N
Oのときは上記ステップ103に戻り、YESのときは
次のステップ110に進む。
ステップ110においては、制御変数Nをインクリメン
ト(N=N+l ) t、、次のステップ111に進ん
で、決定された各係数all〜b22のうちの最大の係
数をKm、、(Nl、最大の係数をKr11+、llと
して記憶した後、上記ステップ103に戻る。
このようにして、係数a12 s a21 * a22
がそれぞれ順次変化して、可能な組み合せのすべてが選
択される(可変完了する)と、ステップ104にてYE
Sと判断されてステップ105に進み、このステップ1
05においては、上記制御変数Nが0か否かの判別がな
される。すなわち、YES (N=0)のときには、上
述のような条件を満足する係数all ”” b22の
組が得られなかったことに対応し、ステップ112に進
んで上記下限値Qをlトさくした後、上記ステップ10
3に進む。このとき、ステップ103においては、各係
数a12 s a21 ra2□の可変動作を再び最初
から行い、全ての可能な組み合せについて上述したステ
ップ111までの動作を繰り返し実行する。また、ステ
ップ105においてNo(Neo)と判断されたときに
は、上述のような条件を満足する係数all ”’ b
22の組が少なくとも1組以上得られたことに対応し5
次のステップ113に進んで、得られた係数の組のうち
、それぞれの組の係数の最大値Km、、(N)と最小値
KIIIin(Nlとの差が最も小さくなる組を最適の
フィルタ係数の組として決定する。
したがって、上記Qの値の初期値をP (=1■(1I
max)  トL、ハードウェアで実現可能な係数at
Z+a2X 、 a22の組のすべてについて調べなが
ら、徐々にQの値を小さくしているため、比較的大きな
Qの値でフィルタ係数の決定が行え、SN比の高い大ダ
イナミックレンジのフィルタを得ることができる。
以上のようにして決定された最適の係数all〜b、2
を有する2元の1次連立状態方程式にて表現された2次
のフィルタ回路は、上述した第1図の状態図に基いて容
易にハードウェアで構成することができる。
ここで−例として、上記フィルタ回路に対応する連立状
態方程式に基いて、スイッチド・キャパシタ・フィルタ
をCMO8(相補fiMO8)回路にて現実に構成する
場合について説明する。
スイッチド・キャパシタ・フィルタの実現においては、
演算増幅器(オペ・アンプ)と、トランスミッション・
ゲートと、コンデンサが必要である。この他、フィルタ
単独で構成する場合には、クロック・ノイズ除去、入力
クランプ回路、クロック成形回路、ポスト/プリ・フィ
ルタおよび出力回路等が必要であるが1本発明の要旨に
は直接的な関係を持たないため、説明を省略する。
すなわち、第1図の状態図に基いて、第3図に示すよう
なスイッチド・キャパシタ・フィルタを構成することが
できる。
この第8図において、CMOSオペ・アンプ11.12
は、それぞれ完全差動型の構成となし、クロックの干渉
を避けている。これらのオペ・アンプ11.12の帰還
路(フィードバック・ループ)中に挿入接続されたコン
デンサCo は、いわゆる基底コンデンサであり、スイ
ッチング制御されるコンデンサ01等(いわゆる電荷転
送コンデンサ)との比C1/Co 等により、上記係数
all等が決定される。入力電圧VIは、上記完全差動
型オペ・アンプに対応して、非反転入力電圧vIと反転
入力電圧VIとをそれぞれ入力端子1.2に供給してい
る。また、第8図中の回路ブロック13は1.上記0式
の右辺第1項の係数マトリクス(入力マトリクス)に対
応し、回路ブロック14は、同式の右辺第2項の係数マ
l−IJクス(ボール・マトリクス)に対応している。
ここで、係数all〜bt2をスイッチド・キャパシタ
・フィルタの回路内で実現するためには、トランスミッ
ション・ゲートおよび電荷転送コンデンサCrが必要と
され、このコンデンサCtと上記オペ・アンプのフィー
ドバック・ループに挿入接続された基底コンデンサCo
との比、すなわちCT/CG  により上記各係数al
l −btlが決定されるわけである。この場合の電荷
転送コンデンサCTが第8図中の各コンデンサ01〜C
IOに相当する。ただし、上記入力マトリクスにおける
a12z−1またはa22z−”のように、入力Vxに
対して単位時間(1クロツタ周期)の遅れが必要とされ
るものについては、それぞれ2個の電荷転送コンデンサ
Cg、Ca またはC?、C8を順次接続し、2回の転
送により信号電荷をlクロック分(1ビツト)遅らせる
ように構成している。この場合、現実に転送される電荷
量はl/2となるため、 Ca/Co 、 Ca/Co
については係数a12の2倍である2alzに対応させ
、C? /Co 、 Cs/Coについては3a22に
対応させている。また、各オペ・アンプ11.12から
の出力は、上記内部状態電圧Vl、V2に相当するもの
であるが、入力vXに対して1クロツタ分(1ビツト)
の遅れを有しているため、上記ポール・マトリクスのb
uz−” 、 buz−” jbzxz−” 、 b2
zz−1を実現するための電荷転送コンデンサとしては
、それぞれ1個ずつのコンデンサへ* 05109 *
CIGを用いている。ただし、前述した自己フィードバ
ックについては、オペ・アンプの反転出力を非反転入力
に、非反転出力を反転入力にそれぞれ帰還する構成を用
いていることより、係数bllに一’)イては1−bt
lをC4/Coに対応させ、係数b22については1 
 bzzをC9/Coに対応させている。
出力電圧Veとしては、上記内部状態電圧vx。
■のいずれか一方を取り出せばよく、第8図の例におい
ては、オペ・アンプ12の反転出力端子からの出力電圧
Vz を出力端子3より取り出して、フィルタ出力電圧
としている。
このような2次のフィルタ回路によれば、各オペ・アン
プ11.12には必ず自己帰還がかかっているため、安
定した動作が行える。
G−3,n次フィルタの構成方法 以上は、任意の2次フィルタ回路を1次状態法に基いて
構成する方法についての説明であったが、一般に、任意
の0次フィルタ回路についても、1次状態法に基いて同
様な方法により構成することができる。
すなわち、任意のn次の伝達関数H(z)は、と表すこ
とができる。この0式に対応して、出力電圧Vo(zl
を含む回路のn個の状態電圧Vs (z) 〜V、 (
zlについての1元1次の連立状態方程式 %式% (ただしVI(z)は入力電圧) を得ることができる。これは、例えば状態電圧vn(Z
)を出力電圧Vo(z)とする場合に、0式よりVl(
z)〜vrl−1(Zlを消去して、出力電圧Vo (
z) (=V(z) )と入力電圧VI(zlとの関係
を求めると、H(zl ==Vo(Z) / Vt(Z
lより上記0式に対応する式が得られ、各項の係数を比
較することで、0式のα。〜α0.β。〜β0と0式の
a□□〜an21 bll〜btllllとの関係を得
ることができる。
また、0式の1元1次の連立状態方程式は、前述した2
次フィルタの場合と同様に、第4図に示すような状態図
で表現することができ、この状態図は略そのままの形で
具体的な回路構成に対応させることができることは前述
したとおりである。
ここで、0式の連立状態方程式および第4図の状態図の
意味を考察すると、先ず、任意の1次フィルタの伝達関
数H(z)を、 のように表すとき、状態方程式は、 V6(z)=(a11a12z−”〕’Vt(Z)+b
uZ−’Vo(z)  +++++++4となる。ただ
し、Vo(z)は出力電圧、Vi(z)は入力電圧であ
る。この[相]式に対応する状態図は、第5図のように
なる。第5図において、出力電圧vOは係数bllによ
って自己減衰を行う。これは、いわゆるe−k tを意
味している。現実の回路においては、自己フィードバッ
クを行うオペ・アンプで構成することができる。また、
入力電圧VIは、係数allや遅延要素を含むa12Z
−’に対応するトランスミッション・ゲートを介して上
記オペ・アンプに供給され、出力電圧vOに寄与する。
そして、2次以上、一般にn次のフィルタを構成する場
合には、上記第5図の基本構成の出力電圧Voをn個の
回路内部状態電圧vl−vnに置き換えてn個用い、各
状態電圧Vl−V−間での相互交換、いわゆるリープフ
ロッグ的共振(第4図の破線矢印参照)をそれぞれ行わ
せる。これは、現実の回路においては、上記オペ・アン
プのうちのそれぞれ2個ずつの間で、遅延要素および係
数ヲ含ムトランスミッション・ゲートを介する信号転送
を行うことによって実現できる。
また、上記0式の連立状態方程式の各係数all〜al
’+2 + b11〜bnnについても、前述した2次
フ設 イルタの場合と同様に、係数a12〜an2を変換とし
て、これらの絶対値が前記Ma以下、Mi以上の範囲内
に入るようにして変化させ、そのときの係数b11 ”
” bnnの絶対値がMa以下、Mi以上の範囲内にあ
るか否かを判断し、また、谷内部状態電圧v1〜Vnが
適当な範囲内、すなわち前記P(” I Vo Ima
x )以下、9以上の範囲内にあるか否かを判断すれば
よい。さらに、これらの条件を満足する係数a11−a
nZ l  bll ”” bnnの組が何組か得られ
たときには、同じ組の係数の最大値と最小値との差が最
も小さくなるような係数の組を選んで最適の係数とすれ
ばよい。
なお、本発明は、上記実施例のみに限定されるものでは
なく、例えば具体的なフィルタ回路としては、スイッチ
ド・キャパシタ・フィルタの他にも、ディジタル・フィ
ルタ等の種々のフィルタ回路に本発明を適用できる。
H0発明の効果 本発明に係る1次フィルタの構成方法によれば、任意の
n次の伝達関数を有するフィルタ回路を1次状態法によ
って確実に構成できる。また、フィルタの係数について
は、ハードウェアで実現可能な範囲内であり、かつ内部
状態電圧が適度な範囲内にあり、SN比が高く大ダイナ
ミック・レンジを実現でき、さらに、フィルタ係数の最
大値と最小値との差を最も小さくするような最適のもの
を容易かつ合理的に選び出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2次フィルタの伝達関数を2元1次の連立状態
方程式に展開したものに対応する状態図。 第2図は2次フィルタの連立状態方程式の最適係数を決
定するためのフロー・チャート、第3図は2元1次の連
立状態方程式に基いて構成された2次のスイッチド・キ
ャパシタ・フィルタの具体例を示す回路図、第4図は0
次フィルタの伝達関数を0元1次の連立状態方程式に展
開したものに対応する状態図、第5図は1次フィルタに
対応する状態図である。 Vx−Vn・・・・・・内部状態電圧 all〜alin + bll”””!I11 ”’係
数1.2・・・・・・入力端子 3・・・・・・・・・・・・出力端子 11.12・・オペ・アンプ 13・・・・・・・・・入力マトリクスに対応する回路
ブロック14・・・・・・・・・ポール・マトリクスに
対応する回路ブロック(1+、−Qx、bn−kh*1
1.h東2ンπ)4IレクI(す丁六−する状認図第1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 任意のn次の伝達関数H(z)として H(z)=([α_nz^−^n+α_n_−_1z^
    −^n^+^1+・・・+α_1z^−^1+α_0]
    /[β_nz^−^n+β_n_−_1z^−^n^+
    ^1+・・・+β_1z^−^1+β_0])にて示さ
    れる伝達特性を有するn次のフィルタの構成方法におい
    て、 上記n次の伝達関数H(z)を、最終出力電圧を含むn
    個の状態電圧V_1〜V_nについてのn元1次の連立
    状態方程式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただしV_ I は入力電圧) の形式に展開し、 この状態方程式に対応するフィルタ回路を構成すること
    を特徴とするn次フィルタの構成方法。 (2)任意のn次の伝達関数H(z)として([α_n
    z^−^n+α_n_−_1z^−^n^+^1+・・
    ・+α_1z^−^1+α_0]/[β_nz^−^n
    +β_n_−_1z^n^+^1+・・・+β_1z^
    −^1+β_0])にて示される伝達特性を有するn次
    のフィルタの構成方法において、 上記n次の伝達関数H(z)を、最終出力電圧を含むn
    個の状態電圧V_1〜V_nについてのn元1次の連立
    状態方程式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただしV_ I は入力電圧) の形式に展開し、 上記状態方程式の各係数a_1_1〜a_n_2、b_
    1_1〜b_n_nを変数として、フィルタ回路がハー
    ドウェアで構成可能な係数の範囲内で変化させ、上記各
    状態電圧V_1〜V_nが最終的に得られる出力電圧の
    最大値以下となる上記各係数a_1_1〜a_n_2、
    b_1_1〜b_n_nの組を決定し、これらの決定さ
    れた各係数を有する上記連立状態方程式に対応するフィ
    ルタ回路を構成することを特徴とするn次フィルタの構
    成方法。
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