JPS6123180Y2 - - Google Patents

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JPS6123180Y2
JPS6123180Y2 JP7108080U JP7108080U JPS6123180Y2 JP S6123180 Y2 JPS6123180 Y2 JP S6123180Y2 JP 7108080 U JP7108080 U JP 7108080U JP 7108080 U JP7108080 U JP 7108080U JP S6123180 Y2 JPS6123180 Y2 JP S6123180Y2
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JP
Japan
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customer
revolving door
booth
sensor
automatic
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Expired
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JP7108080U
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English (en)
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JPS56176980U (ja
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Priority to JP7108080U priority Critical patent/JPS6123180Y2/ja
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Publication of JPS6123180Y2 publication Critical patent/JPS6123180Y2/ja
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  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、現金自動支払い機や自動預金機等の
ような現金自動取引機のシステムに関し、現金自
動取引機で取引をする顧客の整理を円滑に行うと
共に、取引操作中の顧客の安全、保護を図るもの
である。
最近、銀行等の金融機関における窓口業務の自
動化、並びに顧客サービスの一環として、現金自
動支払い機や自動預金機等が普及して来ている。
機械による現金取引きに顧客が慣れるに伴なつ
て、現金自動取引機の利用率も向上し、時間帯に
よつては長蛇の列をなすこともある。このように
後続の顧客が待機している場合、取引中の顧客
は、待機中の他の顧客に操作面を覗かれ、取引内
容が知られるのは不愉快なだけではなく、暗証番
号など顧客に特有の情報も見られることとなり、
不正が生じる。また装置から払出された現金が奪
われたりする危険もある。
本考案は、従来のこのような問題を一掃するこ
とを目的とするものであり、そのために本考案
は、自動取引機の操作面の顧客を検知するセンサ
と、該センサ出力によつてロツクされるとともに
該内部の顧客操作によつて前記ロツクを解除さ
れ、該操作面に対応して設けられた回転軸を中心
に複数の隔壁を放射方向に配設し1方向に回転を
規制された回転ドアを備えた現金自動取引システ
ムであつて、該回転ドアの隔壁の少なくとも所定
の高さの範囲を不透明にした構成を採つている。
次に、本考案による現金自動取引システムの実
施例を図面に基づいて説明する。第1図はシステ
ムの全体構成を示す平面図、第2図は回転ドアの
斜視図である。1は現金自動取引コーナであり、
現金自動取引機2を、その操作面3が現金自動取
引コーナに面するように配置してある。4は回転
ドアであり、第2図のように、回転軸5を中心に
複数の隔壁6…が放射方向に配設された構成にな
つている。なお図示例の場合、各隔壁6…は透明
板から成つており、その少なくとも人間の目の高
さの位置に半透明のフイルム7…が貼りつけられ
ている。
この回転ドア4は、操作面3の前面に対向して
設置され、しかも操作面3、操作面3の左右両側
に設置された側壁8,8′および回転ドア4の隣
接する2つの隔壁6,6で囲まれた1つの操作室
9が形成されるように成つている。この操作室9
は、厳密には、回転ドア4の隣接する2つの隔壁
6,6と、隔壁6…の外端の回転軌跡とで囲まれ
た扇形のブース4aと、それ以外の領域即ち操作
面3と左右の側壁8,8′とで囲まれた操作スペ
ース9′とから成つている。
現金自動取引コーナ1は、側壁8,8′、回転
ドア4および隔壁10によつて入口側室1aと出
口側室1bとに区分けされている。そして、入口
側室1aには入口11を開閉するドア12が、ま
た出口側室1bには、出口13を開閉するドア1
4が夫々設けられている。入口11には、ドア1
2の内外両側にフートスイツチ15,15′が設
けられ、出口13には、ドア14の内側にフート
スイツチ16が設けられている。
図示例のように、回転ドア4の隔壁が4枚の場
合は、隔壁6…の外端の回転軌跡で描かれる円
は、4枚の隔壁6…で90度ずつ4等分され、4つ
のブース4a,4b,4c,4dが形成されるこ
とになる。いま図のように、操作面の前面の操作
スペース9′と連続して1つの取引室9を形成し
ているブースを4aとすると、該ブース4aの1
つ手前のブース4dは、入口側室1aに開口して
おり、ブース4aの次のブース4bは、出口側室
1bに開口している。またこの回転ドア4は、ブ
ース中の顧客が隔壁6を押したとき、反時計方向
即ちブース4a中の顧客M1が出口側のブース4
b位置へ移動できる方向にのみ回転可能になつて
いる。しかも、操作スペースの側壁8,8′に
は、操作室9内に人間が居るかどうかを検知する
ための光学式又は超音波式等のセンサ17が設け
られており、このセンサ17が人間の所在を検知
すると、その検知信号でロツク機構が作動し、回
転ドア4を、図のように1つのブースが操作スペ
ース9′と一致する位置にロツクするようになつ
ている。そしてこのロツク機構は、操作室9中の
顧客M1が回転ドアの隔壁を出口側ブース4b側
へ押すことにより、あるいはノブに触れることに
より、自動的に解除される。
次に、本考案システムにおける顧客の移動態様
を説明する。現金自動取引コーナ1の外部の顧客
が、入口11の外側のフートスイツチ15′を踏
むと、入口ドア12が開き、その顧客は現金自動
取引コーナ1の入口側室1a中に入る。そして、
次々と入つて来た顧客は入口側室1a中におい
て、回転ドアのブース4d側を先頭にして1列に
並ぶ。先頭の顧客が、入口側室1a側に開口した
ブース4dに入つて回転ドアの隔壁6を押すと、
回転ドアは反時計方向に回転する。この回転に合
わせて顧客も前進し、M1で示す位置まで移動す
ると共に、その顧客M1を挾む2つの隔壁6,6
が丁度側壁8,8′と一致すると、センサ17が
顧客M1を検知した信号によつて、回転ドアにロ
ツクがかかり、回転ドア4が回転不能となる。こ
の状態において、顧客M1は、ブース4aおよび
操作スペース9′から成る操作室9中において、
現金自動取引機2を操作し、現金の引出しあるい
は預金等の取引を行う。その間に、次の顧客M2
は、すぐ後の、入口側室1aに開口しているブー
ス4dに入つて、待機している。操作室9中の顧
客M1の取引操作が終了し、回転ドア4の隔壁6
を反時計方向へ押すと、それによりロツク解除信
号が発生して回転ドアのロツクが解除されると共
に、顧客M1の押す力で回転ドアは約90度回転す
る。そのとき、ブース4dで待機中の顧客M2
は、回転ドアの回転に合わせて操作室9側へ移動
し、顧客M2がセンサ17で検知されると、前記
の場合と同様に回転ドア4がロツクされる。その
間に、先に取引終了した顧客M1は、ドアの回転
に合わせて移動すると、そのブースが図の4bで
示されるように出口側壁1bに開口するので、そ
の顧客は、出口側室1bに出てから、出口13よ
り現金自動取引コーナ1の外へ出る。
このように、本考案によれば、操作室9中で取
引中の顧客M1と、次に操作する顧客M2やその
後に続く顧客とは、回転ドアの隔壁6で遮断され
るので、操作内容が覗かれたり、現金を奪われる
等の不安から解放される。第2図に示されている
ように、隔壁6の目の高さに半透明の処理を行え
ば、覗き防止は一層確実になる。また、次の顧客
M2より後の顧客は、当然隔壁6…外端の回転軌
跡外で待機しなければならないので、次に取引す
る顧客M2とその後の顧客との間隔が開き、顧客
M2は専用のブース4d中で安心して預金取引の
準備を行いながら待機できる。その結果、現金自
動取引機2の利用効率が向上すると共に、後続の
顧客の待時間も短縮される。
回転ドア4は1方向にしか回転できないため、
破線矢印で示されるように、顧客の流れは一方向
になるので、従来のように取引終了した顧客が後
続の他の顧客に、引出したばかりの現金を奪われ
る心配は無い。また従来は、このような不安があ
るので、引出した現金を財布等にしまい込んで安
全な状態にしてから、操作面3から離れる人が多
かつたが、本考案の場合は、出口側室1bや出口
側ブース4bは、後続の他の顧客から遮断されて
いるので、現金を引出したらすぐ操作室9から出
て、ブース4bや出口側室1b中で安心して始末
することができ、この点でも後続の顧客の待時間
が短縮される。
更に、回転ドアは自動的にロツクされ、取引終
了した顧客の操作によつて始めてロツクが解除さ
れ、回転可能になるので、後続の顧客が無理やり
押し入つて、操作室中の顧客M1の現金を奪つた
り、操作内容を覗いたりすることも不可能であ
り、防犯上も極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は現金自動取引システムの全体構成を示
す平面図、第2図は回転ドアの斜視図である。 図において、1は現金自動取引コーナ、1aは
入口側室、1bは出口側室、2は現金自動取引
機、3は操作面、4は回転ドア、4a…4dはブ
ース、6は隔壁、9は操作室、9′は操作スペー
ス、17はセンサ、M1,M2は顧客である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動取引機の操作面の顧客を検知するセンサ
    と、該センサ出力によつてロツクされるとともに
    該内部の顧客操作によつて前記ロツクを解除さ
    れ、該操作面に対応して設けられた回転軸を中心
    に複数の隔壁を放射方向に配設し1方向に回転を
    規制された回転ドアを備えた現金自動取引システ
    ムであつて、 該回転ドアの隔壁の少なくとも所定の高さの範
    囲を不透明にしたことを特徴とする現金自動取引
    システム。
JP7108080U 1980-05-23 1980-05-23 Expired JPS6123180Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108080U JPS6123180Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108080U JPS6123180Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56176980U JPS56176980U (ja) 1981-12-26
JPS6123180Y2 true JPS6123180Y2 (ja) 1986-07-11

Family

ID=29435265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7108080U Expired JPS6123180Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23

Country Status (1)

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JP (1) JPS6123180Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192067A (ja) * 1984-03-11 1985-09-30 三菱電機株式会社 通行制御扉
JPS6198497A (ja) * 1984-10-19 1986-05-16 富士通株式会社 自動取引き装置
JPH0631505B2 (ja) * 1987-07-15 1994-04-27 三和シヤッタ−工業株式会社 電動シヤツタ−の安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56176980U (ja) 1981-12-26

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