JPS61231302A

JPS61231302A - 高炉ガス焚ボイラの高炉ガスヒ−タ

Info

Publication number: JPS61231302A
Application number: JP7265085A
Authority: JP
Inventors: 南　孝幸; 上川　渥; 寿川口
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1985-04-08
Filing date: 1985-04-08
Publication date: 1986-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ボイラ排ガスからの排熱を回収する高炉ガス
ヒータが設置されている高炉ガス焚ボイラ、殊にその高
炉ガスヒータの改良に関する。

従来の技術高炉ガス焚ボイラにおいては、一般に、ボイラ排ガスか
らの排熱を回収しボイラ効率向上を計る目的で、高炉ガ
スヒータが設置されている。

第４図はこのような高炉ガスヒータが組込まれている高
炉ガス焚ボイラの系統を示し、その概要を以下に記す。

同図において、ボイラ１の出口の排ガスは、空気予熱器
２０入ロダンパ３により、排ガスヒータ４側と空気予熱
器２側とに分配される。排ガスヒータ４側に導入された
排ガスは熱交換媒体である水と伝熱管部５で熱交換され
、排ガスヒータ４を出て、空気予熱器２の出口煙道６に
戻る。一方、熱交換した熱水は、高炉ガスヒータ７へ導
びかれ、伝熱管部８で高炉ガスヒータ７内を流れる高炉
ガスを加熱する。そして、冷えた水は、再び、排ガスヒ
ータ４へ循環ポンプ９により返送される。このようにし
て、水又は熱水は、循環ポンプ９により排ガスヒータ４
と高炉ガスヒータ７とを連絡するよう配設されている循
環路ＩＱを常時循環している。この循環路１０は、前述
のように、各ヒータ４．７内で夫々伝熱管部５．８とな
っている。

第５〜７図は前述した高炉ガスヒータ７の従来構造を示
し、その説明を以下に記す。

高炉ガスヒータ７は低温側即ち高炉ガス上流側替工事が
容易にできるように、高炉ガス上流側ヒータ７ａと高炉
ガス下流側ヒータ７ｂとに分割し、さらに、高炉ガス上
流ヒータ７ａは上下方向に３分割されている。

そして、第４図に示した排ガスヒータ４で加熱された熱
水は、入口連絡管１１を経て高炉ガス上流側入口管寄せ
１２に入り、それから高炉ガス上流側伝熱管１３の内部
を通り、高炉ガスダクト１４（第４図参照）内を通過す
る高炉ガスを加熱し、高炉ガス上流側出口管寄せ１５に
入る。

この高炉ガス上流側出口管寄せ１５に入った熱水は、そ
の後、中間連絡管１６を経て高炉ガス下流側入口管寄せ
１７に入り、前述した高炉ガス上流側ヒータ７ａと同様
に高炉ガスを加熱し、そして高炉ガス下流側出口管寄せ
１８に入り、出口連絡管１９により再び上記排ガスヒー
タ４に導びかれる。

発明が解決しようとする問題点このような直立分割している高炉ガス上流側入口管寄せ
１２及び高炉ガ、ス上流側出口管寄せ１５には、第６図
に示すように、それぞれの分割した管寄せ１２ａ　、　
　１２ｂ　、　　１２ｃ及び１５ａ　、　　１５ｂ　、
　　１５ｃに空気抜き２０及びドレン抜き２１が必要と
なり、これら空気抜き及びドレン抜き用の配管及び弁類
の数量が増加し、コストアップとなる。

そこで、本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み
て、これを解決するためになされたもので、構造簡単に
して、廉価で、かつ、新規な高炉ガス焚ボイラの高炉ガ
スヒータを提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段この目的を達成するために、本発明は、ボイラ排ガスか
らの排熱を回収する高炉ガスヒータが設置されている高
炉ガス焚ボイラにおいて、高炉ガスヒータが直立分割型
の管寄せを有し、その分割した各管寄せ間に空気抜き及
びドレン抜きを兼ねた連絡管を設置したことを特徴とす
る。

実施例以下、図面を参照して、本発明の実施例について詳述す
る。なお、従来のものと共通する構成部分については同
一符号を使用するものとする。

本発明の代表的な実施例を第１〜３図に示し、その説明
を以下に示す。

第１〜３図における高炉ガス上流側入口管寄せ１２及び
高炉ガス上流側出口管寄せ１５は、それぞれ上下方向に
３分割され、各分割管寄せ１２ａ。

１２ｂ　、　　１２ｃ及び１５ａ　、　１５ｂ　、　１
５ｃの各端部にはそれぞれ端板２２が溶接されている。

そして、第３図に詳細に示すように、この分割された高
炉ガス上流側入口管寄せ１２ａ　（１５ａ　）及び高炉
ガス上流側出口管寄せ１２ｂ　（１５ｂ　）の間には連
絡管２３が設置され、双方を連通している。

しかして、このような構成の高炉ガスヒータ７を設置し
、水が直立分割型管寄せ１２　（１５）及び伝熱管１３
内に最初に流れるとき、各管寄せ１２（１５）内の空気
は連絡管２３を通じて最上段部管寄せ１２ａ　（１５ａ
　）の空気抜き２４から排出され、その後は空気抜きは
行なわれず、ドレンは各連絡管２４を通じて最下段管寄
せ１２ｃ（１５ｃ）のドレン抜き２５から排出される。

発明の効果本発明は、上述したような連絡管を設置することにより
、直立分割型管寄せの空気抜き及びドレン抜きが容易に
でき、空気抜き及びドレン抜きの配管、弁類の数量及び
製作、取付工数を低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による高炉ガスヒータの一例を示す平面
図、第２図は第１図の■−■線断面図、第３図は第２図
の■部の詳細図、第４図は高炉ガスヒータを組込んでい
る高炉ガス焚ボイラの系統図、第５図は従来の高炉ガス
ヒータを示す平面図、第６図は第５図の■−■線断面図
、第７図は第６図の１部の詳細図である。７・争高炉ガスヒータ、１２，１５・・管寄せ、２３・
・連絡管、２４・・空気抜き、２５・・ドＣ１工か７名
）第１図第３図第５図第６図ｎ第７図

Claims

【特許請求の範囲】

ボイラ排ガスからの排熱を回収する高炉ガスヒータが設
置されている高炉ガス焚ボイラにおいて、高炉ガスヒー
タが直立分割型の管寄せを有し、その分割した各管寄せ
間に空気抜き及びドレン抜きを兼ねた連絡管を設置して
なる高炉ガス焚ボイラの高炉ガスヒータ。