JPS61229821A - チオコナゾール及びその関連化合物からなるヘルペスシンプレツクスウイルスの抑制剤 - Google Patents

チオコナゾール及びその関連化合物からなるヘルペスシンプレツクスウイルスの抑制剤

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JPS61229821A
JPS61229821A JP6823986A JP6823986A JPS61229821A JP S61229821 A JPS61229821 A JP S61229821A JP 6823986 A JP6823986 A JP 6823986A JP 6823986 A JP6823986 A JP 6823986A JP S61229821 A JPS61229821 A JP S61229821A
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JP
Japan
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tioconazole
infections
herpes
herpes simplex
preventive
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Application number
JP6823986A
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English (en)
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デービツド・リー・ギツブス
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Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、チオコナゾールおよびその関連イミダゾール
抗菌剤からなる群より選択された化合物カラするヘルペ
スシンプレツクスウイルス(H8V)、特に生殖器ベル
9スの抑制剤(化学予防剤および化学療法剤)に関する
(従来技術) チオコナゾール、すなわち1−(2−((2−クロル−
3−チェニル)メトキシ)−2−(2゜4−ジクロルフ
ェニル))エチル〕−IH−イミダゾールおよび関連の
1−アリール−2−(1−イミダゾリル)アルキルエー
テル類およびチオエーテル類は米国特許第4.062,
766号(1977年12月13日発行)においてヒト
を含む動物のための抗菌剤として記載されている。上記
化合物は生薬またはペッサリーのような種々の形で投与
でき、また、たとえばクリーム、軟膏またはダスティン
グノミウダーの形で局所に塗布できる。
1981年1月27日に発行された米国特許第4.24
7,552号はチオコナゾールおよびその関連化合物(
エコナゾール、ミコナゾール、ケトコナゾールおよびク
ロトリマゾール)の静精子および殺精子活性を開示して
おり、これらの化合物はクリーム、噴霧剤、スポンジ等
として膣微生物感染症の臨床上の症状を呈している患者
の膣内に投与する。
性的伝染病(ヘルペス感染症を含む)の抑制は、これら
の感染症によって提起される大きな健康問題の観点から
強力に研究されるべきである。
1982年2月9日に発行された米国特許第4.315
,001 号ti、ヒトのヘルペスシンプレックス(H
erpes aimplex)ウィルスタイプ1および
タイプ2の治療を2−デオキシ−D−グルコースを単独
あるいはミコナゾールまたはミコナゾール硝酸塩のよう
な抗菌剤と組合せて投与することによって行うことを開
示している。
H8vタイプ1および2に対するインビトロ活性とマウ
スの生殖器のH3v2に対するインビボ活性を示す種々
のアリールオキシアルキルピラゾール類は米国特許第4
,171,365号:第4.209,526号;第4.
232,161号;第4,234.725号及び第4.
261,928号に記載されている。
チオコナゾールおよび上述の抗菌性イミダゾールは靜精
子及び殺精子活性を有することが過去数年間知られ、膣
炎の治療に使用されてきたが、これらの化合物または他
の局所用抗微生物剤を使用してヘルペス感染症(H3N
2および2)を抑制することについては何ら報告されて
いない。もしそのような使用が行なわ五ていたとすれば
、それは意図されず確認されない思いがけない出来事に
すぎない。さらに、上記化合物についての研究または使
用であってヘルペス感染症を抑制する意図を以ってなさ
れたものは何ら報告されていない。それらの目的は細菌
およびSTD感染症を治療する°1(。
ことであって、予防より治癒させることである。
ITI 実際、ヘルにス感染症を一貫して抑制すると考えられる
上記化合物は以前に使用されたことはない。
ヘルペスシンプレックスタイプ2感染症の治療にとって
既知の化合物は少く、ヘルペスシンプレックスタイプ2
感染症の治療にとって既知の化合物はもつと少ない。特
にH8v2以外の両感染症、すなわち生殖器のヘルペス
は性的に伝染し大きな健康問題を有する。したがって、
上記感染症にさいる人々の予防および/または治療剤が
さし迫って必要である。予防と治療の両方の作用を有す
る特定の薬物が特に望ましい。
チオコナゾール、ミコナゾール、エコナゾール、クロト
リマゾール、ケトコナゾールおよびブタコナゾールは無
生物および感染症にさらされあるいは感染している動物
及び人間のH8v1と2(ヘルペス感染症)の抑制に有
効な薬である。それらはヘルにスによる感染症、特にヒ
トのH8N2の抑制に高度に価値がある。ここで使用さ
れる1抑制“なる用語はヘル被ス感染症の化学予防(予
防)および化学療法(治療)である。そのような目的の
ために使用される場合、上記薬物は局所に塗布される。
上記薬物はヘル被ス感染症の予防および治療のために便
利で安全で有効な方法を提供する。ヘルぼスに関して上
記薬物を使用するということは、この感染症がウィルス
性であることを考えるとよシ一層驚くべきことである。
チオコナゾール及び他の化合物の医薬として適当な酸付
加塩も上記と同じ目的および同様に価値がある。上記塩
は、無毒性酸付加塩を形成する酸と上記化合物とで形成
される塩である。そのような塩の代表的なものは塩酸塩
、臭化水素酸塩、酢酸塩、硫酸塩、マレイン酸塩、グル
コン酸塩およびp−トルエンスルホン酸塩する。
上記薬物の化学名は下記のとおりである:薬 物   
    化学名 チオコナゾール    1−(2−((2−クロル−3
−ミコナゾール     1−(2−(2,4−ジクロ
ルフェニル)−2−(2,4−ジクロ ルフェニル)メトキシ〕エチル〕 −IH−イミダゾール エコナゾール     1−(2−((4−クロルフェ
ニル)メトキシ−2−C(2,4− クロトリマゾール   1−((2−クロルフェニル)
ジフェニルメチル〕−IH−イミダ ゾール −2−(IH−イミダゾール−1 一イルメチル)−1,3−ジオキ ソラン−4−イルクーメトキシ〕 フェニル〕ビベラジン フタコナソール    1−(4−(4−クロルフェニ
ル)−2−((2,6−ジクロルフェ ニル)チオ〕ブチル〕−IH−イ ミダゾール 無生物物体または無生物表面上のヘルペス感染症の抑制
のために、すなわち、殺菌消毒剤としてここに記述され
る薬物および/またはそれらの医薬用そして適当な塩は
一般に、エタノール、アセi       トンまたは
ジメチルスルホキシドおよび他の溶媒または水との混合
物のような有機溶媒または水性有機溶媒中の希溶液また
は希懸濁液の形で適用される。これらの溶液または懸濁
液はヘルにス感染症の抑制が望まれる場所に、抗ヘルペ
ス量で上記場所を浸漬し、噴霧しまたは拭きとることK
よって塗布する。約1重量%ないし約10重量%の範囲
の薬物濃度、あるいはその医薬として適当な塩の該当す
る等量が使用される。一般に、この範囲の下限の濃度、
すなわち約1%ないし約5%が無生物表面を感染症防除
するのに有効である。
動物及び人間のヘルペス感染症の抑制のために、ここで
記載した薬物および/またはそれらの医薬として適当な
酸付加塩を保護されるべきあるいは治療すべき局部に塗
布される。生殖器ヘルペス、すなわちH8V2感染症を
抑制するために、上記薬物および/またはそれらの医薬
として適した酸付加塩を医薬用担体と組合せて膣内に投
与するのが好ましい。上記担体は意図する経路と投与方
法によって選択されるのはもちろんである。本発明にお
いては、投与は局所的に、すなわち限定された場所また
は局部に、たとえば膣にクリーム、軟膏、泡、シェリー
、錠剤、オーバル(ovule )または外用の明白剤
型になる他の適当な組成物の形で行われる。クリームと
軟膏は好適な剤型である。適当なりリームはポリエチレ
ングリコールまたは液体石油と1重量S〜10重量%の
薬物または当量のその医薬として適当な酸付加塩との水
性乳剤からなる。外用軟膏は白色ワックスまたは白色軟
質石油基剤、必要なら安定化剤および防腐剤および1重
量S〜10重量%のチオコナゾールからなる。
チオコナゾールまたは上記化合物の各々も単独で投与で
きるが、標準的な医薬操作を駆使して、医薬担体と混合
してより均一な薬物の分散を達成して意図される目的を
達成するに充分な薬物濃度を最小にできる。
好ましい外用膣内剤型は1〜2重量%の上記薬物からな
る上述のクリームである。たとえば、約1ないし約5−
の上記剤型を膣内に、望ましくは膣内深く投与する。一
般に大量投与を避けて漏れを最小限にする。
チオコナゾールまたは上述の関連化合物を動物及び人間
のヘルペス感染症の抑制のために使用する場合、上記化
合物の剤型を性交の前に膣内に投。
与する。別法として、あるいは同時に、性交相手に適用
することもできる。ヘルペス感染症の化学療法のために
、上記薬物を感染部位に局所的に投与し、望ましくは、
感染部位を囲む中間的な部分に塗布する。
H8v1および2に対する活性は、緩衝液+5チ血清中
106pfu/lnlのウィルスの懸濁液を薬物(たと
えばチオコナゾール)に種々の時間さらすことによって
測定した。各時間の終りにアリコツトをとり出し、ベロ
(Vero)細胞組織培養物の単一層の上ですぐ滴定し
た。37℃で2〜3日インキュベートした後にプラーク
をカウントした。
各化合物の抗ヘルペス活性のインビトロ活性は、適当な
媒体中特定の微生物が生育できなくなる最小の阻止濃度
(m、 i、 c、)を測定することによって決定され
る。実際には、特定の濃度の試験化合物を各に含有する
一連の寒天プレートにH8VIまたは2の標準的培養物
を接種し、各プレートをウィルスの生育のあるなしにつ
いて検査して、適当なm、 i、 (!+値を示す。
この方法で、チオコナゾールは50 殻口1以上のレベ
ルで比較的短時間の接触でさえH8VIおよびH8V2
に対して殺ウイルス性であることがわかった。H8V1
に対してチオコナゾールは100m9/mlで24時間
後に感染を99.9%以上低下せしめた。
H8V2に対して、50m9/ml テ20分後に感染
を95チ低下させ、接種後1時間および24時間では9
9.9%以上低下せしめた。50りのチオコナゾール/
dでは接種後20分および60分では各々95%および
99.9チ以上感染を低下せしめる。しかし、50■/
1!Ltのチオコナゾールに24時間さらしだ後には何
ら感染は低下しなかった。
この発明に有用なチオコナゾールの代表的配合例は下記
に示される。他の薬剤も同じ様に配合し使用される。
チオコナゾール膣錠  100rR9 チオコナゾール          ioo、o。
ラクトース             644.OOl
とうもろこしでんぷん       372.00ステ
アリン酸マグネシウム      10.80ラウリル
硫酸ナトリウム       1.201.128.0
0 チオコナゾールクリーム チオコナゾー/’          10.00  
   20.00白色軟質パラフィン       2
0.00     20.00液体パラフィン    
     25.00     25.00ステアリル
アルコール      55.00    55.00
ステアリン酸          45.00    
 45.00セトマクロゴール1000※    10
.00     10.00ベンジルアルコール10.
00     10.00プロピレングリコール   
  100.00    100.00精製水    
    725.00   715.001000.0
0   1000.00 ※メルクインデツクス(Merck 工ndθX)第1
0版エントリー47449.  メルク社(Merck
 & Co、 工nc)(1983)において式CH3
(CH2)In(OCH2CH2)noH(mは15〜
17.nは20〜24)のポリエチレングリコール脂肪
族アルコールとして同定されている。
チオコナゾール          65.0ビーガム
(Veegum ) F       53.9白色軟
質パラフイ7       881.11000.0 チオコナゾール    (91050)      1
00.00グリシン(粉末)      USP   
   1250.00レシチン(大豆)     (9
3−CI−080)    20.00水素添加した植
物性油 (93−CI−081)   160.00み
つろう          BP         4
0.00ポリソにベ−ト80”    EP     
    30.00液体パラフイ7     PPC(
1963)     653.002253.00 ※ソルビタン:プラウエア州タイルミ/トンのアトラス
・ケミカル・インダスト!J −社(AtxasChe
mical工ndustries )よシ市販のモノ−
9−オクタデセノエートポリ(オキシ−1,2−エタン
ジイル)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チオコナゾール、エコナゾール、クロトリマゾー
    ル、ケトコナゾール、ミコナゾール、ブタコナゾールお
    よびこれらの医薬として適当な酸付加塩からなる群より
    選択される化合物からなるヘルペス感染症の抑制剤。
  2. (2)化合物がチオコナゾールである特許請求の範囲第
    1項記載の抑制剤。
JP6823986A 1985-03-29 1986-03-26 チオコナゾール及びその関連化合物からなるヘルペスシンプレツクスウイルスの抑制剤 Pending JPS61229821A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US71742385A 1985-03-29 1985-03-29
US717423 1985-03-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61229821A true JPS61229821A (ja) 1986-10-14

Family

ID=24881971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6823986A Pending JPS61229821A (ja) 1985-03-29 1986-03-26 チオコナゾール及びその関連化合物からなるヘルペスシンプレツクスウイルスの抑制剤

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JP (1) JPS61229821A (ja)
PH (1) PH21923A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4438129A (en) * 1982-09-27 1984-03-20 Pennwalt Corporation Use of clotrimazole to treat herpes labialis

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4438129A (en) * 1982-09-27 1984-03-20 Pennwalt Corporation Use of clotrimazole to treat herpes labialis

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Publication number Publication date
PH21923A (en) 1988-04-08

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