JPS61228846A - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JPS61228846A JPS61228846A JP6993185A JP6993185A JPS61228846A JP S61228846 A JPS61228846 A JP S61228846A JP 6993185 A JP6993185 A JP 6993185A JP 6993185 A JP6993185 A JP 6993185A JP S61228846 A JPS61228846 A JP S61228846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- probe
- different frequencies
- vibrating bodies
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明は、超音波探触子、特に超音波パルス波の送受波
によって生体内組織の診断情報を得るための超音波探触
子の改良に関する。
によって生体内組織の診断情報を得るための超音波探触
子の改良に関する。
［従来技術］
被検体表面に近接あるいは密着配置した超音波探触子を
所定の周波数にて励振し、超音波パルス波を生体内に送
波し、生体内組織から反射するエコーを受波して生体内
の組織分布を画像表示しあるいは組織診断するための超
音波探触子が周知であり、超音波診断装置の主要な構成
要素として広範囲に利用されている。
所定の周波数にて励振し、超音波パルス波を生体内に送
波し、生体内組織から反射するエコーを受波して生体内
の組織分布を画像表示しあるいは組織診断するための超
音波探触子が周知であり、超音波診断装置の主要な構成
要素として広範囲に利用されている。
この種の超音波診断装置においては、距離方向（深度方
向）の分解能が極めて重要であり、例えば表示画像の鮮
明度あるいは組織診断の情報精度に直接影響を与える。
向）の分解能が極めて重要であり、例えば表示画像の鮮
明度あるいは組織診断の情報精度に直接影響を与える。
そして、こ町距離分解能は一般に探触子から送波される
パルス波形に依存し、周知のごとく、そのパルス幅が狭
いほど分解能が向上する。すなわち、探触子の周波数帯
域が広くなるほど前記パルス幅が狭い波形の送波を可能
とし、このような超音波探触子が要望されていた。
パルス波形に依存し、周知のごとく、そのパルス幅が狭
いほど分解能が向上する。すなわち、探触子の周波数帯
域が広くなるほど前記パルス幅が狭い波形の送波を可能
とし、このような超音波探触子が要望されていた。
しかしながら、従来の一般的な探触子は単一の中心周波
数を有し、高分解能の送受波作用を行うために十分な帯
域幅を有するものが得られず、従来においては、探触子
自体の材質、バッキング構造あるいはコーティング処理
等によって帯域の改善が図られていたが、このような従
来装置では十分に良好な高帯域化を図ることができない
という欠点があった。
数を有し、高分解能の送受波作用を行うために十分な帯
域幅を有するものが得られず、従来においては、探触子
自体の材質、バッキング構造あるいはコーティング処理
等によって帯域の改善が図られていたが、このような従
来装置では十分に良好な高帯域化を図ることができない
という欠点があった。
［発明の目的］
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、探
触子の帯域を拡大し、距離分解能を著しく改善すること
のできる改良された超音波探触子を提供することにある
。
触子の帯域を拡大し、距離分解能を著しく改善すること
のできる改良された超音波探触子を提供することにある
。
［発明の構成］
上記目的を達成するために、本発明は、超音波パルス波
を生体内に送受波して生体内の組織からのエコーに基づ
いて組ｔｓ診断を行う超音波探触子において、所定の被
検位置に向けて超音波パルス波の送受波を行う複数の超
音波振動体を有し、前記振動体を異なる周波数で励振し
、周波数の異なる複数のエコーを合成することによって
周波数帯域を拡大したことを特徴とする。
を生体内に送受波して生体内の組織からのエコーに基づ
いて組ｔｓ診断を行う超音波探触子において、所定の被
検位置に向けて超音波パルス波の送受波を行う複数の超
音波振動体を有し、前記振動体を異なる周波数で励振し
、周波数の異なる複数のエコーを合成することによって
周波数帯域を拡大したことを特徴とする。
［実施例］
第１図には本発明に係る超音波探触子の好適な実施例の
概略構成が示されており、本実施例においては、３個の
超音波振動体１０．１２．１４を含み、これらの振動体
は円型探触子からなり、同心円１００上に等間隔にて配
置されている。そして、これら３個の振動体１０．１２
．１４は共通の焦点Ｆにてその超音波ビームが交わるよ
うに構成されており、更に実施例においては、各振動体
１０．１２．１４から前記共通焦点Ｆまでの距離が等し
く設定されている。
概略構成が示されており、本実施例においては、３個の
超音波振動体１０．１２．１４を含み、これらの振動体
は円型探触子からなり、同心円１００上に等間隔にて配
置されている。そして、これら３個の振動体１０．１２
．１４は共通の焦点Ｆにてその超音波ビームが交わるよ
うに構成されており、更に実施例においては、各振動体
１０．１２．１４から前記共通焦点Ｆまでの距離が等し
く設定されている。
本発明において特徴的なことは、前記各振動体１０．１
２．１４がそれぞれ異なる周波数ｆ１゜ｒ 、 「３に
て励振されていることであり、このような異なる周波数
を有する３本の超音波パルスが同一位相で共通焦点Ｆに
て交差することとなる。
２．１４がそれぞれ異なる周波数ｆ１゜ｒ 、 「３に
て励振されていることであり、このような異なる周波数
を有する３本の超音波パルスが同一位相で共通焦点Ｆに
て交差することとなる。
第２図には前記実施例における励振周波数とそのスペク
トラムが示されており、各振動体１０゜１２．１４は第
２図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）のごときパルス波形を有し
、そのスペクトラムはそれぞれ第２図（ａ）、（ｂ）、
（Ｃ）のごとく異なる周波数を有する（ｆ＜ｆ２＜ｆ３
）。
トラムが示されており、各振動体１０゜１２．１４は第
２図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）のごときパルス波形を有し
、そのスペクトラムはそれぞれ第２図（ａ）、（ｂ）、
（Ｃ）のごとく異なる周波数を有する（ｆ＜ｆ２＜ｆ３
）。
従って、本発明の複合探触子によれば、その被検位置か
らの反射エコーを合成することによって第２図（ｄ ）
で示されるように、その周波数スペクトラムは前記それ
ぞれのスペクトラムの合成位置となり極めて広帯域化さ
れることが理解され、このときのエコー波形は第２図（
Ｄ）にて示されるように狭いパルス幅を有することとな
る。
らの反射エコーを合成することによって第２図（ｄ ）
で示されるように、その周波数スペクトラムは前記それ
ぞれのスペクトラムの合成位置となり極めて広帯域化さ
れることが理解され、このときのエコー波形は第２図（
Ｄ）にて示されるように狭いパルス幅を有することとな
る。
従って、本発明によれば、このような広帯域の狭いパル
スにより、高分解能の情報を得ることが可能となる。
スにより、高分解能の情報を得ることが可能となる。
第３．４図には°”第１図に示した実施例の超音波探触
子が示されており、３個の振動体はケース１６内に固定
配置されており、これによって、予め定められた焦点に
て３個の振動体１０．１２゜１４から異なる周波数の超
音波パルスが送受波されることとなり、この結果、第２
図に示した広帯域、のエコーを得ることができる。
子が示されており、３個の振動体はケース１６内に固定
配置されており、これによって、予め定められた焦点に
て３個の振動体１０．１２゜１４から異なる周波数の超
音波パルスが送受波されることとなり、この結果、第２
図に示した広帯域、のエコーを得ることができる。
第５．６図には本発明の他の実施例が示されており、こ
の実施例によれば、ケース１６には同心円状に３個の振
動体２０．２２．２４が配置されており、このような円
型あるいはリング状の複数の振動体を異なる周波数で励
振駆動することにより所望の広帯域エコーを得ることが
可能となる。
の実施例によれば、ケース１６には同心円状に３個の振
動体２０．２２．２４が配置されており、このような円
型あるいはリング状の複数の振動体を異なる周波数で励
振駆動することにより所望の広帯域エコーを得ることが
可能となる。
第７図には前述した各実施例に好適な送受波回路システ
ムが示されており、各振動体１０．１２゜１４は共通の
送受信器３０によって並列接続された状態で駆動され、
送受信器３０からは各振動体１０．１２．１４に異なる
周波数の励振信号が供給され、また各振動体ｉｏ、１２
．１４から受波された後送受信器３０にて合成される。
ムが示されており、各振動体１０．１２゜１４は共通の
送受信器３０によって並列接続された状態で駆動され、
送受信器３０からは各振動体１０．１２．１４に異なる
周波数の励振信号が供給され、また各振動体ｉｏ、１２
．１４から受波された後送受信器３０にて合成される。
一方、第８図に示した送受波回路システムにおいては、
第７図と異なり、各振動体１０．１２゜１４への励振及
びエコー受波は異なる送受信器３２．３４．３６により
行われ、このようにして別個独立に受波されたエコーが
加算器３８にて合成される。
第７図と異なり、各振動体１０．１２゜１４への励振及
びエコー受波は異なる送受信器３２．３４．３６により
行われ、このようにして別個独立に受波されたエコーが
加算器３８にて合成される。
前記第７．８図のいずれのシステムにおいても、本発明
によれば、広帯域のエコー情報を得ることができ、任意
に各探触子と組合わせて利用することが可能である。
によれば、広帯域のエコー情報を得ることができ、任意
に各探触子と組合わせて利用することが可能である。
第９図には本発明に係る超音波探触子を電子走査型リニ
ア振動体に適用した実施例が示されておリ、２個の振動
体４０．４２は周知のごとく複数の直線状に整列配置さ
れた探触子群を有し、これらリニア走査型振動体４０．
４２によれば各探触子への励振時間を遅延制御すること
により、図示のごとく共通焦点Ｆに対して同一位相の送
受波作用を行うことが可能となる。
ア振動体に適用した実施例が示されておリ、２個の振動
体４０．４２は周知のごとく複数の直線状に整列配置さ
れた探触子群を有し、これらリニア走査型振動体４０．
４２によれば各探触子への励振時間を遅延制御すること
により、図示のごとく共通焦点Ｆに対して同一位相の送
受波作用を行うことが可能となる。
すなわち、高周波発振器５０出力は送信トリガ信号発生
器５２を介して異なる周波数の励振信号に変換され、こ
れらの異なる周波数を有する励振信号はそれぞれ角振動
体４０．４２に対して分岐され、セクタ角α 、α２を
定める第１の遅延口路５４．５６そしてフォーカス用の
第２の遅延回路５８．６０を介して前記各振動体４０．
４２の探触子群に供給される。
器５２を介して異なる周波数の励振信号に変換され、こ
れらの異なる周波数を有する励振信号はそれぞれ角振動
体４０．４２に対して分岐され、セクタ角α 、α２を
定める第１の遅延口路５４．５６そしてフォーカス用の
第２の遅延回路５８．６０を介して前記各振動体４０．
４２の探触子群に供給される。
そして、被検体からのエコーは各振動体４０゜４２によ
り受波され、これが送波と同様の遅延作用を受けたのち
加算器６２により加算合成されて第２図に示したスペク
トラムの広帯域化が図られて、次に増幅器６４及び検波
器６６を介して所望の８モ一ド画像等として表示器６８
上に表示される。
り受波され、これが送波と同様の遅延作用を受けたのち
加算器６２により加算合成されて第２図に示したスペク
トラムの広帯域化が図られて、次に増幅器６４及び検波
器６６を介して所望の８モ一ド画像等として表示器６８
上に表示される。
第９図に示した実施例によれば、複数の振動体から所望
の共通焦点に対して超音波パルスを送受波することがで
き、可変焦点探触子として極めて有益である。
の共通焦点に対して超音波パルスを送受波することがで
き、可変焦点探触子として極めて有益である。
［発明の効果］
以上説明したように、本発明によれば、一般的な振動体
を用いながら、これらの振動体を複数個組合わせて異な
る周波数で励振することによって合成エコースペクトル
の広帯域化を図り、これによってエコー情報の分解能を
著しく改善する効果があり、超音波診断装置における画
像の鮮明度あるいは診断情報密度を著しく向上させるこ
とが可能となる。
を用いながら、これらの振動体を複数個組合わせて異な
る周波数で励振することによって合成エコースペクトル
の広帯域化を図り、これによってエコー情報の分解能を
著しく改善する効果があり、超音波診断装置における画
像の鮮明度あるいは診断情報密度を著しく向上させるこ
とが可能となる。
第１図は本発明に係る超音波探触子の好適な実施例を示
す概略斜視図、 第２図は本発明の原理を示す波形特性図、第３．４図は
第１図に示した探触子の具体的な構造を示す正面図、 第５図は本発明に係る他の実施例を示す正面図、第６図
は第５図の正面図、 第７．８図はそれぞれ本発明に好適な送受波回路システ
ムの一例を示す概略回路図、 第９図は本発明を電子走査型リニア探触子に用いた実施
例を示す概略構成図である。 １０．１２．１４．２０．２２゜ ２４．４０．４２ −・・ 超音波振動体３２．３４．
３６ ・・・ 送受信器３８．６２ ・・・ 加算
器 Ｆ ・・・ 共通焦点。
す概略斜視図、 第２図は本発明の原理を示す波形特性図、第３．４図は
第１図に示した探触子の具体的な構造を示す正面図、 第５図は本発明に係る他の実施例を示す正面図、第６図
は第５図の正面図、 第７．８図はそれぞれ本発明に好適な送受波回路システ
ムの一例を示す概略回路図、 第９図は本発明を電子走査型リニア探触子に用いた実施
例を示す概略構成図である。 １０．１２．１４．２０．２２゜ ２４．４０．４２ −・・ 超音波振動体３２．３４．
３６ ・・・ 送受信器３８．６２ ・・・ 加算
器 Ｆ ・・・ 共通焦点。
Claims (1)
- （１）超音波パルス波を生体内に送受波して生体内の組
織からのエコーに基づいて組織診断を行う超音波探触子
において、所定の被検位置に向けて超音波パルス波の送
受波を行う複数の超音波振動体を有し、前記振動体を異
なる周波数で励振し、周波数の異なる複数のエコーを合
成することによって周波数帯域を拡大したことを特徴と
する超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6993185A JPS61228846A (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6993185A JPS61228846A (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | 超音波探触子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61228846A true JPS61228846A (ja) | 1986-10-13 |
Family
ID=13416910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6993185A Pending JPS61228846A (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61228846A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582747A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-08 | Fujitsu Ltd | 超音波探触子の駆動法 |
| JPS5922500A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-02-04 | シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 電気補聴器 |
-
1985
- 1985-04-04 JP JP6993185A patent/JPS61228846A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582747A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-08 | Fujitsu Ltd | 超音波探触子の駆動法 |
| JPS5922500A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-02-04 | シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 電気補聴器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5142649A (en) | Ultrasonic imaging system with multiple, dynamically focused transmit beams | |
| US5230340A (en) | Ultrasound imaging system with improved dynamic focusing | |
| US7393324B2 (en) | Ultrasonic transmitting and receiving apparatus | |
| US6790182B2 (en) | Ultrasound system and ultrasound diagnostic apparatus for imaging scatterers in a medium | |
| JP4582827B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPS6218168B2 (ja) | ||
| JP3510025B2 (ja) | 超音波撮像装置 | |
| US7291108B2 (en) | Ultrasonic transmission/reception apparatus for generating an image based on ultrasonic echoes and vibro-acoustic sounds | |
| JP2002306477A (ja) | 超音波送受信方法、超音波送受信装置、超音波撮影方法および超音波撮影装置 | |
| JP2002539877A (ja) | コード化送信パルスを用いた医療診断用超音波イメージングシステム | |
| JP2000157548A (ja) | 超音波散乱体をイメ―ジングするための方法及びシステム | |
| JPH024290B2 (ja) | ||
| US8535229B2 (en) | Ultrasonographic device | |
| US11766241B2 (en) | Ultrasound system in which an ultrasound probe and a display device are wirelessly connected with each other and method for controlling ultrasound system in which an ultrasound probe and a display device are wirelessly connected with each other | |
| JP4458407B2 (ja) | 多重送信を使用したハーモニック・イメージング方法及び装置 | |
| JPS61228846A (ja) | 超音波探触子 | |
| CN106037805A (zh) | 超声成像的方法及装置 | |
| JP2004223109A (ja) | 超音波撮像装置及び超音波撮像方法 | |
| JPH02271845A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0399645A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0779972A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP2004321647A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH03261463A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0292344A (ja) | 超音波プローブ及び該プローブを備えた超音波診断装置 | |
| JPH0467857A (ja) | 超音波診断装置 |