JPS61227920A - バナジウムの回収方法 - Google Patents
バナジウムの回収方法Info
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- JPS61227920A JPS61227920A JP6631285A JP6631285A JPS61227920A JP S61227920 A JPS61227920 A JP S61227920A JP 6631285 A JP6631285 A JP 6631285A JP 6631285 A JP6631285 A JP 6631285A JP S61227920 A JPS61227920 A JP S61227920A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、含バナジウム灰からのバナジウムの回収方法
、特にソーダ灰系精錬スラグの水抽出液をアルカリ源と
するアルカリ抽出により含バナジウム仄からバナジウム
を回収すると共に、このスラグ中のバナジウムおよびソ
ーダ灰も同時に回収できる、安価かつ高回収率のバナジ
ウム回収方法に関する。
、特にソーダ灰系精錬スラグの水抽出液をアルカリ源と
するアルカリ抽出により含バナジウム仄からバナジウム
を回収すると共に、このスラグ中のバナジウムおよびソ
ーダ灰も同時に回収できる、安価かつ高回収率のバナジ
ウム回収方法に関する。
(従来の技術)
重金属のバナジウム(V)は、その広範な用途のために
、比較的高価であるにもかかわらず近年その使用量が増
加傾向にあり、新たな供給源が求められている。■は石
油、貴金属鉱石および鉄鉱石などにmfl含まれている
ので、これらから回収することが古くから試みられてお
り、特に重油やアスファルトピッチの燃焼灰からVを回
収する方法が各種提案されている。
、比較的高価であるにもかかわらず近年その使用量が増
加傾向にあり、新たな供給源が求められている。■は石
油、貴金属鉱石および鉄鉱石などにmfl含まれている
ので、これらから回収することが古くから試みられてお
り、特に重油やアスファルトピッチの燃焼灰からVを回
収する方法が各種提案されている。
従来のV回収法には、乾式法としてアルカリ焙焼法、水
酸化カリウム法叱ど、湿式法としてアルカリ抽出法、酸
抽出法、酸アルカリ抽出法、溶媒抽出法などがあるが、
いずれも新たな薬品の使用や焙焼の必要性などコストの
高い方法である。
酸化カリウム法叱ど、湿式法としてアルカリ抽出法、酸
抽出法、酸アルカリ抽出法、溶媒抽出法などがあるが、
いずれも新たな薬品の使用や焙焼の必要性などコストの
高い方法である。
本発明者らは、先に特願昭59−189498号におい
て、石油燃焼灰中のVを自燃により濃縮してから鉄浴中
に炭素と共に添加し、フェロバナジウムとしてVを回収
する安価な乾式のV回収方法を提案した。しかし、この
方法はVの歩留りが悪く、反応にも時間がかかり、熱撰
失も大きいなどの問題から小規模の■回収には不向きで
あり、またフェロバナジウム中のV含有量をあまり高く
できないという欠点もあった。
て、石油燃焼灰中のVを自燃により濃縮してから鉄浴中
に炭素と共に添加し、フェロバナジウムとしてVを回収
する安価な乾式のV回収方法を提案した。しかし、この
方法はVの歩留りが悪く、反応にも時間がかかり、熱撰
失も大きいなどの問題から小規模の■回収には不向きで
あり、またフェロバナジウム中のV含有量をあまり高く
できないという欠点もあった。
Vのnmには、ソーダ灰系のアルカリ溶液による湿式の
アルカリ抽出法が最も一般的に採用されているが、従来
の方法では高価なソーダ灰を抽出に使用するため、回収
Vも高価なものとなっていた。
アルカリ抽出法が最も一般的に採用されているが、従来
の方法では高価なソーダ灰を抽出に使用するため、回収
Vも高価なものとなっていた。
アルカリ抽出法のコスト低下を目的として、本発明者は
、先に特願昭59−13332号において、ソーダ灰(
NazCOz)による溶銑の予備脱燐・脱硫処理で生成
したスラグ(以下、ソーダ灰系精錬スラグという)の水
抽出により得たアルカリ含有水溶液を含バナジウム灰の
V抽出に利用し、このアルカリ抽出に浮遊選鉱などの比
重分離によるV富化を組合わせたVの回収方法を提案し
た。しかし、この方法ではスラグ中のSingなどの夾
雑物が■回収系に混入し、満足すべき純度のバナジウム
が得られない、さらに、■を抽出前に予め浮遊選鉱など
により濃縮しておく必要がある上、高価なソーダ灰の回
収が行われないなど、経済的および工程的にまだ改善す
べき余地があった。
、先に特願昭59−13332号において、ソーダ灰(
NazCOz)による溶銑の予備脱燐・脱硫処理で生成
したスラグ(以下、ソーダ灰系精錬スラグという)の水
抽出により得たアルカリ含有水溶液を含バナジウム灰の
V抽出に利用し、このアルカリ抽出に浮遊選鉱などの比
重分離によるV富化を組合わせたVの回収方法を提案し
た。しかし、この方法ではスラグ中のSingなどの夾
雑物が■回収系に混入し、満足すべき純度のバナジウム
が得られない、さらに、■を抽出前に予め浮遊選鉱など
により濃縮しておく必要がある上、高価なソーダ灰の回
収が行われないなど、経済的および工程的にまだ改善す
べき余地があった。
一方、製鉄原料として用いられる鉄鉱石、コークス、重
油などにも前述のように微量の■が含まれ、高炉の還元
雰囲気で溶銑中に濃縮されたVはソーダ灰系精錬剤によ
る溶銑予備精錬によりその大半がナトリウムとの化合物
(NaVOz)としてスラグ中に移行する。したがつて
、ソーダ灰系精錬スラグはVをわずかに含有しているた
め、このスラグを水と二酸化炭素で湿式抽出し、濃縮後
にソーダ灰とVを回収する湿式処理法が提案されたが(
特開昭58−15027号)、スラグ中のV含有量が極
めて微量であるため回収効率が悪く、宵月化できなかっ
た。すなわち、かかる精錬スラグ中のV含有量は普通1
%以下であるが、このスラグの抽出液を濃縮してソーダ
灰を晶析する際にソーダ灰結晶中にVがいくらか持ち込
まれてしまうために液の濃縮によるVの濃化が進まず、
抽出液中のV濃度を1%以上にすることが回能であり、
そのためスラグからのVの回収はこれまで実施できなか
った。
油などにも前述のように微量の■が含まれ、高炉の還元
雰囲気で溶銑中に濃縮されたVはソーダ灰系精錬剤によ
る溶銑予備精錬によりその大半がナトリウムとの化合物
(NaVOz)としてスラグ中に移行する。したがつて
、ソーダ灰系精錬スラグはVをわずかに含有しているた
め、このスラグを水と二酸化炭素で湿式抽出し、濃縮後
にソーダ灰とVを回収する湿式処理法が提案されたが(
特開昭58−15027号)、スラグ中のV含有量が極
めて微量であるため回収効率が悪く、宵月化できなかっ
た。すなわち、かかる精錬スラグ中のV含有量は普通1
%以下であるが、このスラグの抽出液を濃縮してソーダ
灰を晶析する際にソーダ灰結晶中にVがいくらか持ち込
まれてしまうために液の濃縮によるVの濃化が進まず、
抽出液中のV濃度を1%以上にすることが回能であり、
そのためスラグからのVの回収はこれまで実施できなか
った。
(発明が解決しようとする問題点)
上述したように、■を夾雑物のない高純度の状態で効率
よく低コストで回収できる方法として満足できるものは
まだないのが現状である。
よく低コストで回収できる方法として満足できるものは
まだないのが現状である。
(問題点を解決するための手段)
本発明者は、上記の特願昭59−13332号に提案し
たソーダ灰系精錬スラグの水抽出液をアルカリ源として
利用したアルカリ抽出法が安価なVの回収法として有望
であると考え、この方法の改良により高純度のVをソー
ダ灰とともに高い回収率で回収すべく検討した結果、本
発明に到達した。
たソーダ灰系精錬スラグの水抽出液をアルカリ源として
利用したアルカリ抽出法が安価なVの回収法として有望
であると考え、この方法の改良により高純度のVをソー
ダ灰とともに高い回収率で回収すべく検討した結果、本
発明に到達した。
ここに本発明は、ソーダ灰にょる溶銑予備精錬で生成し
たスラグを水で抽出すると共に、COを含有ガスの吹込
み、もしくはCO!含有物としてセスキ炭酸ソーダ等を
添加して抽出液のZ値を0゜45〜0.51に調整し、
次いで固液分離することによりソーダ灰を含有するスラ
グ抽出液を得る工程、このスラグ抽出液に含バナジウム
灰を溶解する工程、得られたバナジウム含有溶液から不
溶解物の除去後にソーダ灰を晶析分離する工程、ならび
に残った母液からバナジウムを回収する工程からなるこ
とを特徴とする、含バナジウム仄からのバナジウムの回
収方法である。
たスラグを水で抽出すると共に、COを含有ガスの吹込
み、もしくはCO!含有物としてセスキ炭酸ソーダ等を
添加して抽出液のZ値を0゜45〜0.51に調整し、
次いで固液分離することによりソーダ灰を含有するスラ
グ抽出液を得る工程、このスラグ抽出液に含バナジウム
灰を溶解する工程、得られたバナジウム含有溶液から不
溶解物の除去後にソーダ灰を晶析分離する工程、ならび
に残った母液からバナジウムを回収する工程からなるこ
とを特徴とする、含バナジウム仄からのバナジウムの回
収方法である。
すなわち、本発明によれば、ソーダ灰系精錬スラグから
ソーダ灰を回収する工程の途中にバナジウム抽出工程を
組み入れることにより、該スラグからのソーダ灰の回収
と同時に、抽出に新しい薬品を必要とせずに含バナジウ
ム灰から高純度の■を効率よく抽出・回収でき、さらに
は該スラグからのVも回収できるという、省資源の面で
非常に有効な方法である。
ソーダ灰を回収する工程の途中にバナジウム抽出工程を
組み入れることにより、該スラグからのソーダ灰の回収
と同時に、抽出に新しい薬品を必要とせずに含バナジウ
ム灰から高純度の■を効率よく抽出・回収でき、さらに
は該スラグからのVも回収できるという、省資源の面で
非常に有効な方法である。
(作用)
以下、本発明の方法を第1図に示す工程図を参照しなが
ら説明する。以下の説明で%は特に指定のない限り重量
%である。
ら説明する。以下の説明で%は特に指定のない限り重量
%である。
本発明の方法によれば、含バナジウム灰の抽出には、ソ
ーダ灰系精錬スラグの水抽出により得たアルカリ含有溶
液(以下、スラグ抽出液という)を使用する。ソーダ灰
の投入による溶銑の予備処理(脱燐・脱硫)で生成した
スラグは、未反応のNa、GO,および精錬反応で生じ
たNano (水と反応してNaOHになる)を相当量
含有しているので、本発明ではこれをV抽出用のアルカ
リ供給源として利用する。このスラグの抽出は水、好ま
しくは熱水で行う。
ーダ灰系精錬スラグの水抽出により得たアルカリ含有溶
液(以下、スラグ抽出液という)を使用する。ソーダ灰
の投入による溶銑の予備処理(脱燐・脱硫)で生成した
スラグは、未反応のNa、GO,および精錬反応で生じ
たNano (水と反応してNaOHになる)を相当量
含有しているので、本発明ではこれをV抽出用のアルカ
リ供給源として利用する。このスラグの抽出は水、好ま
しくは熱水で行う。
本発明によれば、このスラグ抽出時にCOを含有ガスを
液中に吹込んでスラグ抽出液中のZ値を0.45〜0.
51の範囲内に調整する。Z値とはCOt/Naのモル
比であり、液の塩酸中和滴定により次にようにして求め
られる。試料溶液の塩酸による中和において、フェノー
ルフタレインの赤色から無色への変化(pH約8)に要
した塩酸量を土ml、その後さらにメチルオレンジの橙
色から赤色への変化(pH約4)に要した塩酸量をbm
Ilとすると、2値−b/(a+b)である。
液中に吹込んでスラグ抽出液中のZ値を0.45〜0.
51の範囲内に調整する。Z値とはCOt/Naのモル
比であり、液の塩酸中和滴定により次にようにして求め
られる。試料溶液の塩酸による中和において、フェノー
ルフタレインの赤色から無色への変化(pH約8)に要
した塩酸量を土ml、その後さらにメチルオレンジの橙
色から赤色への変化(pH約4)に要した塩酸量をbm
Ilとすると、2値−b/(a+b)である。
Z値が0.45より低くなると抽出液中への5i(hの
溶出が増大し、溶液中のNa分中のNaOH量が増加し
、晶析が困難になる。したがって、ソーダ灰およびバナ
ジウム回収系にSingを持ち込まないためには、抽出
液のZ値を0.45以上にする必要がある。一方、Z値
が0.51より高くなると、アルカリ度が低くな一す、
アルカリ分がセスキ炭酸ナトリウム(NazCOi・N
aHCOj)または重炭酸ナトリウム(NaHCOs)
の形態で存在するようになって、■の抽出効率が低下す
ると共に、回収されたソーダ灰中にこれらが混入するよ
うになり、好ましくない0以上の理由から、スラグ抽出
液のZ値は0,45〜0.51の範囲内に調整すること
が必要である。上述したように、ソーダ灰系精錬スラグ
の抽出液は、ソーダ灰のほかに苛性ソーダも含有してい
るため、単に水抽出のみでは抽出液のZ値は通常0.1
〜0.3の範囲内で ゛ある。したがりて、本発明では
CO1含有ガスの吹込によりこのz(11m整を行う、
もしくは、セスキ炭酸ソーダを添加する。CO!含有ガ
スは純CO!ガスでもよいが、製鉄所内で発生するC0
8、 含有量ガスも十分使用でき、また、セスキ炭酸ソ
ーダは天然に産するトロナ灰、マガジ灰等が使用できる
。
溶出が増大し、溶液中のNa分中のNaOH量が増加し
、晶析が困難になる。したがって、ソーダ灰およびバナ
ジウム回収系にSingを持ち込まないためには、抽出
液のZ値を0.45以上にする必要がある。一方、Z値
が0.51より高くなると、アルカリ度が低くな一す、
アルカリ分がセスキ炭酸ナトリウム(NazCOi・N
aHCOj)または重炭酸ナトリウム(NaHCOs)
の形態で存在するようになって、■の抽出効率が低下す
ると共に、回収されたソーダ灰中にこれらが混入するよ
うになり、好ましくない0以上の理由から、スラグ抽出
液のZ値は0,45〜0.51の範囲内に調整すること
が必要である。上述したように、ソーダ灰系精錬スラグ
の抽出液は、ソーダ灰のほかに苛性ソーダも含有してい
るため、単に水抽出のみでは抽出液のZ値は通常0.1
〜0.3の範囲内で ゛ある。したがりて、本発明では
CO1含有ガスの吹込によりこのz(11m整を行う、
もしくは、セスキ炭酸ソーダを添加する。CO!含有ガ
スは純CO!ガスでもよいが、製鉄所内で発生するC0
8、 含有量ガスも十分使用でき、また、セスキ炭酸ソ
ーダは天然に産するトロナ灰、マガジ灰等が使用できる
。
このCOを含有ガス吹込み、もしくはセスキ炭酸ソーダ
添加による2値調整は、上記スラグの水抽出と同時に行
うことができる。その場合には、スラグからのSing
の溶出が抑えられてアルカリ分がソーダ灰として優先的
に抽出されるので、抽残の固形物を分離すれば、5LO
tをほとんど含有しないソーダ灰含有スラグ抽出液が得
られる。あるいは、上記スラグを水抽出した後、抽残の
固形分を除去し、または除去せずに、COを吹込等によ
るZ(all整を行ってもよい、その場合には、Sto
wは一旦抽出液中に溶出するが、CO!吹込等により沈
殿するので、固液分離によりこの沈殿を除去すれば、や
はりSingを実質的に含有しないソーダ灰含有スラグ
抽出液が得られる。
添加による2値調整は、上記スラグの水抽出と同時に行
うことができる。その場合には、スラグからのSing
の溶出が抑えられてアルカリ分がソーダ灰として優先的
に抽出されるので、抽残の固形物を分離すれば、5LO
tをほとんど含有しないソーダ灰含有スラグ抽出液が得
られる。あるいは、上記スラグを水抽出した後、抽残の
固形分を除去し、または除去せずに、COを吹込等によ
るZ(all整を行ってもよい、その場合には、Sto
wは一旦抽出液中に溶出するが、CO!吹込等により沈
殿するので、固液分離によりこの沈殿を除去すれば、や
はりSingを実質的に含有しないソーダ灰含有スラグ
抽出液が得られる。
所望により、得られたスラグ抽出液にCa (Of+)
!を添加して、スラグから液中に移行した燐をCaP
gO2として沈殿・除去することにより抽出液を精製し
てもよいが、この処理を省いても通常の用途には十分な
純度の回収物が得られる。
!を添加して、スラグから液中に移行した燐をCaP
gO2として沈殿・除去することにより抽出液を精製し
てもよいが、この処理を省いても通常の用途には十分な
純度の回収物が得られる。
固液分離後に得られたソーダ灰を含有するスラグ抽出液
は、本発明でVの抽出に使用するには、そのアルカリ濃
度(Na、GO,含有量)が少なくとも32%以上であ
るのが好ましい、アルカリ濃度がこの水準に達しない場
合には、抽出液を蒸発濃縮するか、あるいはスラグ抽出
工程に再循環させてアルカリ分を濃化させる。
は、本発明でVの抽出に使用するには、そのアルカリ濃
度(Na、GO,含有量)が少なくとも32%以上であ
るのが好ましい、アルカリ濃度がこの水準に達しない場
合には、抽出液を蒸発濃縮するか、あるいはスラグ抽出
工程に再循環させてアルカリ分を濃化させる。
本発明では、かくして得られたソーダ灰含有スラグ抽出
液に含バナジウム灰を溶解し、灰中の■をバナジン酸ナ
トリウムとして液中に溶出させる。
液に含バナジウム灰を溶解し、灰中の■をバナジン酸ナ
トリウムとして液中に溶出させる。
含バナジウム灰としては、重油燃焼灰(重油専焼床、重
油混焼灰を含む)、アスファルトピンチ燃焼灰などがあ
るが、これらに限られるものではない。本発明によれば
、後述のように、バナジウムが所定濃度になるまで含バ
ナジウム溶液、を循環濃縮することができるので、上記
のようなV 含有1の高い炉内灰だけでなく、■含有量
の低い飛散灰も使用することができる。ただし、所望に
よっては、灰中のV濃度の富化を周知の方法、たとえば
浮遊選鉱などの比重分離法により実施してもよい。
油混焼灰を含む)、アスファルトピンチ燃焼灰などがあ
るが、これらに限られるものではない。本発明によれば
、後述のように、バナジウムが所定濃度になるまで含バ
ナジウム溶液、を循環濃縮することができるので、上記
のようなV 含有1の高い炉内灰だけでなく、■含有量
の低い飛散灰も使用することができる。ただし、所望に
よっては、灰中のV濃度の富化を周知の方法、たとえば
浮遊選鉱などの比重分離法により実施してもよい。
次の第1表に重油灰(A)およびアスファルトピッチ灰
(B)の組成の1例を示す。
(B)の組成の1例を示す。
スラグ抽出液は、含バナジウム灰から実質的に全量のV
を溶出させるのに必要な量で使用し、その使用量は灰中
のV濃度およびスラグ抽出液中のアルカリ濃度によって
も異なるが、一般には重量比で含バナジウム灰lに対し
てスラグ抽出液を5以上の量で使用する0本発明では、
■の抽出に利用するスラグ抽出液中のアルカリ分は後で
■とは別に回収されることから、スラグ抽出液を過剰に
使用してもアルカリ分が無駄にならない。したがって、
含バナジウム灰に対する抽出液の比を大きくとることが
でき、■の溶出率が高まり、■の回収率が向上する。溶
解後に得られた溶液は、灰がらのVのほかにスラグに由
来するVも含有しているため、■濃度は比較的高く、通
常は0.5〜5%の範囲内となろう。
を溶出させるのに必要な量で使用し、その使用量は灰中
のV濃度およびスラグ抽出液中のアルカリ濃度によって
も異なるが、一般には重量比で含バナジウム灰lに対し
てスラグ抽出液を5以上の量で使用する0本発明では、
■の抽出に利用するスラグ抽出液中のアルカリ分は後で
■とは別に回収されることから、スラグ抽出液を過剰に
使用してもアルカリ分が無駄にならない。したがって、
含バナジウム灰に対する抽出液の比を大きくとることが
でき、■の溶出率が高まり、■の回収率が向上する。溶
解後に得られた溶液は、灰がらのVのほかにスラグに由
来するVも含有しているため、■濃度は比較的高く、通
常は0.5〜5%の範囲内となろう。
含バナジウム灰のスラグ抽出液への溶解は常温あるいは
加温下に実施でき、■の溶出に十分な時間両者を接触さ
せた後、固液分離して灰の不溶解残渣を濾過などにより
除去する。
加温下に実施でき、■の溶出に十分な時間両者を接触さ
せた後、固液分離して灰の不溶解残渣を濾過などにより
除去する。
次いで、得られたバナジン酸ナトリウムおよびソーダ灰
を含有するV抽出液を常法によりスチームまたは廃ガス
の熱などで加熱tlialLで、ソーダ灰を1水塩とし
て晶析させ、濾過あるいは重力式もしくは慣性式ホッパ
などにより分離する。この操作で、■の抽出に消費され
た以外のソーダ分のほとんど全てをNa*COzとして
回収できる0回収されたソーダ灰は乾燥して無水塩にす
れば、再度精錬剤として溶銑予備精錬に使用できる。
を含有するV抽出液を常法によりスチームまたは廃ガス
の熱などで加熱tlialLで、ソーダ灰を1水塩とし
て晶析させ、濾過あるいは重力式もしくは慣性式ホッパ
などにより分離する。この操作で、■の抽出に消費され
た以外のソーダ分のほとんど全てをNa*COzとして
回収できる0回収されたソーダ灰は乾燥して無水塩にす
れば、再度精錬剤として溶銑予備精錬に使用できる。
ソーダ灰を晶析させるために通常は液量が115ないし
l/10程度になるまで濃縮するため、ソーダ灰分離後
に残留する母液中のV濃度は5〜10%程度まで濃化さ
れている。後のV回収工程で、液中のV濃度が5%以上
の高濃度であるとVの回収効率がよくなるので、上記母
液中のV濃度が5%未満のときは、■濃度が5%以上に
なるまでVを富化するのが好ましい。■濃度の富化は、
tmmによっても実施できるが(その場合には析出する
ソーダ灰の分離が必要である)、上記母液を含バナジウ
ム灰の溶解工程に再循環させてVを濃化させるのがコス
ト的に有利である。本発明の方法では、上記のようにソ
ーダ灰晶析時にV濃度が非常に高いが、Vt1度が高く
てもソーダ灰晶析により持ち出されるV量はそれ程多く
ならないため、■の回収効率向上につながる。
l/10程度になるまで濃縮するため、ソーダ灰分離後
に残留する母液中のV濃度は5〜10%程度まで濃化さ
れている。後のV回収工程で、液中のV濃度が5%以上
の高濃度であるとVの回収効率がよくなるので、上記母
液中のV濃度が5%未満のときは、■濃度が5%以上に
なるまでVを富化するのが好ましい。■濃度の富化は、
tmmによっても実施できるが(その場合には析出する
ソーダ灰の分離が必要である)、上記母液を含バナジウ
ム灰の溶解工程に再循環させてVを濃化させるのがコス
ト的に有利である。本発明の方法では、上記のようにソ
ーダ灰晶析時にV濃度が非常に高いが、Vt1度が高く
てもソーダ灰晶析により持ち出されるV量はそれ程多く
ならないため、■の回収効率向上につながる。
ソーダ灰を晶析分離した後、残った母液がらVを回収す
る。このVの回収は従来のアルカリ抽出法の場合と同様
の方法で実施できる。この母液はVをバナジン酸ナトリ
ウムとして含有しているので、たとえば、この液に酸(
例、硫酸など)を加えて中和した後、酸化しく例、過酸
化水素の添加により)、析出した芒硝(NatSO#)
を除去する。
る。このVの回収は従来のアルカリ抽出法の場合と同様
の方法で実施できる。この母液はVをバナジン酸ナトリ
ウムとして含有しているので、たとえば、この液に酸(
例、硫酸など)を加えて中和した後、酸化しく例、過酸
化水素の添加により)、析出した芒硝(NatSO#)
を除去する。
残った溶液にアンモニウム塩(例、IIH4CI)を添
加してVをメタバナジン酸アンモニウム(NH*VO*
)として析出させ、回収する。このNIInV(hを9
00〜10゛OO℃に加熱して熱分解によりNH3を離
脱させると、v20.またはり、0.が得られる。所望
により、これに^!とFe1O,を加え、テルミット反
応によりフェロバナジウム(Fe−V)とする。VtO
sは触媒として有用であり、またFe−Vは合金鋼の原
料として使用される。上記のVの回収法は1例であり、
その他の回収法も採用できるのは当然である。
加してVをメタバナジン酸アンモニウム(NH*VO*
)として析出させ、回収する。このNIInV(hを9
00〜10゛OO℃に加熱して熱分解によりNH3を離
脱させると、v20.またはり、0.が得られる。所望
により、これに^!とFe1O,を加え、テルミット反
応によりフェロバナジウム(Fe−V)とする。VtO
sは触媒として有用であり、またFe−Vは合金鋼の原
料として使用される。上記のVの回収法は1例であり、
その他の回収法も採用できるのは当然である。
このようにして、ソーダ灰系精錬スラグおよび含バナジ
ウム灰中に存在していたV分を、90%以上、好ましく
は95%程度という高い回収率で回収することができる
。
ウム灰中に存在していたV分を、90%以上、好ましく
は95%程度という高い回収率で回収することができる
。
次に実施例により本発明の方法を具体的に説明する。
(実施例)
本発明の方法にしたがって第1図に示す工程で含バナジ
ウム灰のV抽出を行った。
ウム灰のV抽出を行った。
まず、ソーダ灰にによる溶銑予備精錬で生成した、第2
表に示す組成のソーダ灰系精錬スラグを70℃の温水に
溶解し、30分後、未溶解のスラグ残渣をベルトフィル
タ一式濾過機により除去して、Z値0.2のスラグ抽出
液を得た。この抽出液の組成も第2表に示す。
表に示す組成のソーダ灰系精錬スラグを70℃の温水に
溶解し、30分後、未溶解のスラグ残渣をベルトフィル
タ一式濾過機により除去して、Z値0.2のスラグ抽出
液を得た。この抽出液の組成も第2表に示す。
このスラグ抽出液(温度70℃)に、2値調整用マガジ
灰(NazCOs48.07%、NaHCOs32.3
2%、ag。
灰(NazCOs48.07%、NaHCOs32.3
2%、ag。
17.60%)を370kg/w”添加、混合し、不溶
解残渣を濾過後、Z値0.48の溶液Aを得た。この液
組成は第3表に示す6次に、この溶液A(温度65℃)
に第1表に示したアスファルトピッチ灰を浮遊選鉱によ
りy fQ度を高めたV含有灰(C=41.2%、V=
8.12%、Ni−1,80%、Fe=0.36%、P
−Tr、、S−4,93%、5iOz−0,11%)を
200kg/mコ添加し、■を液中に溶解させた。30
分間攪拌混合し溶出させた後、未溶解残渣を濾過し、バ
ナジン酸ナトリウムおよびソーダ灰を含有する溶液Bを
得た。
解残渣を濾過後、Z値0.48の溶液Aを得た。この液
組成は第3表に示す6次に、この溶液A(温度65℃)
に第1表に示したアスファルトピッチ灰を浮遊選鉱によ
りy fQ度を高めたV含有灰(C=41.2%、V=
8.12%、Ni−1,80%、Fe=0.36%、P
−Tr、、S−4,93%、5iOz−0,11%)を
200kg/mコ添加し、■を液中に溶解させた。30
分間攪拌混合し溶出させた後、未溶解残渣を濾過し、バ
ナジン酸ナトリウムおよびソーダ灰を含有する溶液Bを
得た。
この溶液の組成も第3表に示す。この溶液Bより、ソー
ダ灰を回収すべく、次に120℃まで液温を上昇させ、
液量約175になるまで蒸発濃縮し、ソーダ灰を1水塩
の結晶として分離した。得られたソーダ灰は乾燥後で2
60kg/s”(液量B景)であった。
ダ灰を回収すべく、次に120℃まで液温を上昇させ、
液量約175になるまで蒸発濃縮し、ソーダ灰を1水塩
の結晶として分離した。得られたソーダ灰は乾燥後で2
60kg/s”(液量B景)であった。
残りのV含有溶液Cは、2値0.45まで低下したが、
■が濃縮され、その収率は計算上で約90%と極めて高
収率であった。
■が濃縮され、その収率は計算上で約90%と極めて高
収率であった。
比較のため、本実験に用いた溶液の一部を用い、第2図
および第3図に示す工程で、略同様のV溶解実験をおこ
なった。
および第3図に示す工程で、略同様のV溶解実験をおこ
なった。
まず、第2図の実験では、前述の本発明にかかる実験で
得られら溶液A(第3表参照)、を蒸発濃縮し、液量を
175とした後、前述の実験と同量のV含有灰を添加混
合し、30分間撹拌した後、未溶解残渣を濾過して■含
有溶液りを得た。なお、溶液A濃縮時にソーダ灰結晶を
分離し、乾燥状態で250kg/s’のソーダ灰を得た
。■含有溶液りの液組成は第3表に示す通りで、■収率
は約70%で、また、Na分濃度もやや低下し、逆に不
純物であるS、5i02などの増加があった。
得られら溶液A(第3表参照)、を蒸発濃縮し、液量を
175とした後、前述の実験と同量のV含有灰を添加混
合し、30分間撹拌した後、未溶解残渣を濾過して■含
有溶液りを得た。なお、溶液A濃縮時にソーダ灰結晶を
分離し、乾燥状態で250kg/s’のソーダ灰を得た
。■含有溶液りの液組成は第3表に示す通りで、■収率
は約70%で、また、Na分濃度もやや低下し、逆に不
純物であるS、5i02などの増加があった。
さらに、第3図の実験では、スラグ抽出液(第2表参照
)に、Z(IIIIA整用セス牛用セスキ炭酸ソーダ同
時に、■含有灰をそれぞれ、前述の本発明実験と同量だ
け添加し、30分間攪拌混合の後未溶解残渣を濾過によ
り除去後、その液量が115となるまで蒸発濃縮を行い
、■含有溶液Eを得た。なお、蒸発濃縮時の晶析ソーダ
灰は乾燥状態で250kg/rd得られた。■含有溶液
Eの組成は第3表に示すが、■収率が極めて悪く約50
%であった。
)に、Z(IIIIA整用セス牛用セスキ炭酸ソーダ同
時に、■含有灰をそれぞれ、前述の本発明実験と同量だ
け添加し、30分間攪拌混合の後未溶解残渣を濾過によ
り除去後、その液量が115となるまで蒸発濃縮を行い
、■含有溶液Eを得た。なお、蒸発濃縮時の晶析ソーダ
灰は乾燥状態で250kg/rd得られた。■含有溶液
Eの組成は第3表に示すが、■収率が極めて悪く約50
%であった。
なお、■含有溶液は従来より行われている処理工程によ
り、希硫酸で中和してから、過酸化水素水で酸化し、析
出した芒硝を分離した後、塩化アンモニウムを加えてV
をメタバナジン酸アンモニウムとして析出させ、熱分解
によりVzOsまたはvtO9として回収される。
り、希硫酸で中和してから、過酸化水素水で酸化し、析
出した芒硝を分離した後、塩化アンモニウムを加えてV
をメタバナジン酸アンモニウムとして析出させ、熱分解
によりVzOsまたはvtO9として回収される。
以上の実験結果より、本発明のV収率の極めて高い点が
明らかとなったが、特に、■溶解後に、溶液蒸発濃縮を
行うことで、溶液中のVが5%以上に濃縮できた点で、
次工程のV回収工程上に南;刺である。これに比べ、ま
ず第3図の処理工程では、■溶解後の濾過処理で残渣と
して系外に出る固形物が多く、残渣付着液中のVおよび
溶解不足が多くなったものと思われる。また、第2図の
処理工程では、■溶解液のNa分は充分高濃度であるが
、溶濃度が高い溶液中よりV含有灰中の未溶解残渣を除
去するに伴い、溶解Vの一部を持ち出されるものと思わ
れる。これらの比較実験より、■収率を上げるには、ま
ず、不溶解残渣成分の少ない溶液によりVを溶解するこ
と、■溶解液濃度は低濃度液とし、不溶解残渣除去後に
濃縮しNa分をNatCOiとして晶析分離することが
分かった。
明らかとなったが、特に、■溶解後に、溶液蒸発濃縮を
行うことで、溶液中のVが5%以上に濃縮できた点で、
次工程のV回収工程上に南;刺である。これに比べ、ま
ず第3図の処理工程では、■溶解後の濾過処理で残渣と
して系外に出る固形物が多く、残渣付着液中のVおよび
溶解不足が多くなったものと思われる。また、第2図の
処理工程では、■溶解液のNa分は充分高濃度であるが
、溶濃度が高い溶液中よりV含有灰中の未溶解残渣を除
去するに伴い、溶解Vの一部を持ち出されるものと思わ
れる。これらの比較実験より、■収率を上げるには、ま
ず、不溶解残渣成分の少ない溶液によりVを溶解するこ
と、■溶解液濃度は低濃度液とし、不溶解残渣除去後に
濃縮しNa分をNatCOiとして晶析分離することが
分かった。
(発明の効果)
以上の説明よりわかるように、本発明の方法により次に
列挙する効果を得ることができる。
列挙する効果を得ることができる。
■Vを微量含有するスラグ抽出液に含V灰を混合するこ
とからv1度が付加的に高まり、これまで低濃度で回収
不可能であった鉄鉱石由来の精錬スラグ中のVも回収で
きる。
とからv1度が付加的に高まり、これまで低濃度で回収
不可能であった鉄鉱石由来の精錬スラグ中のVも回収で
きる。
■含V灰の溶解に新たな薬品を使用してアルカリ抽出液
を調整する必要がなく、回収費用を大幅に低減できる。
を調整する必要がなく、回収費用を大幅に低減できる。
■精錬スラグに含まれていたNa分は、■と結合してV
の溶出に使用された分を除き、そのほとんどをソーダ灰
として回収できるので、■の溶解液中の過剰N’a分が
無駄にならない。
の溶出に使用された分を除き、そのほとんどをソーダ灰
として回収できるので、■の溶解液中の過剰N’a分が
無駄にならない。
■過剰Na分が無駄にならないことから、含V灰に対す
るアルカリ抽出液の比を大きくとれるため、■溶解量が
多くなり、■の回収率が向上する。
るアルカリ抽出液の比を大きくとれるため、■溶解量が
多くなり、■の回収率が向上する。
第1図は、本発明の方法の処理流れを示す工程図、およ
び 第2図および第3図は、実施例で実施した比較実験の処
理流れを示す工程図である。
び 第2図および第3図は、実施例で実施した比較実験の処
理流れを示す工程図である。
Claims (2)
- (1)ソーダ灰による溶銑予備精錬で生成したスラグを
水で抽出すると共に、CO_2含有物の添加により抽出
液のZ値を0.45〜0.51に調整し、次いで固液分
離することによりソーダ灰を含有するスラグ抽出液を得
る工程、このスラグ抽出液に含バナジウム灰を溶解する
工程、得られたバナジウム含有溶液から不溶解物の除去
後にソーダ灰を晶析分離する工程、ならびに残った母液
からバナジウムを回収する工程からなることを特徴とす
る、含バナジウム灰からのバナジウムの回収方法。 - (2)前記母液中のバナジウム濃度が5%未満の場合に
、これを前記バナジウム溶解工程に再循環させ、母液の
バナジウム濃度が5%以上になってからバナジウムの回
収工程を行う、特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6631285A JPH0623042B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | バナジウムの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6631285A JPH0623042B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | バナジウムの回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61227920A true JPS61227920A (ja) | 1986-10-11 |
JPH0623042B2 JPH0623042B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=13312179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6631285A Expired - Lifetime JPH0623042B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | バナジウムの回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623042B2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP6631285A patent/JPH0623042B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0623042B2 (ja) | 1994-03-30 |
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