JPS61227816A - 小形集塵機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野〕 本発明は小形集塵機に係り、特にフィルタを用いた濾過
式の操作性保守性のよい小形集塵機に関する。

〔発明の背景〕

室内などの空気中に浮遊する粉塵などを補集し空気を清
浄化する集塵機は、特開昭５９−４４１１号に平開示さ
れたような構造が一般的であっｆ。この構造は第４図に
示すように外枠容器２１内に上方からモータ２２、ファ
ン２３、フィルタ２４、ダストボックス２５などが順次
配設されており、含塵空気は外枠容器２１の側面下部に
形成された吸口２６からファン２３の吸引力により吸引
され、フィルタ２４で粉塵のみが補集され清浄空気のみ
がファン２３を介いて吐出口２７から排出されるように
構成されていた。またフィルタ２４に補集された粉塵は
ローラ２８を介してフィルタ２４の上面の仕切板２９上
を案内され、フィルタ２４に当接する粉塵装置３０を設
けた除塵レバー３１を第５図に示すように手で引いて動
かすことにより払い落し、下方に設けられたダストボッ
クス２５内に落すようにし、このダストボックス２５内
に集められた粉塵は、第６図に示すようにクランプ３２
を外してダストボックス２５を外に出して廃棄するよう
にしていた。

上述したように構成された従来の集塵機いおいては、フ
ィルタ２４とダストボックス２５とがが１に設けられて
おり、しかも除塵装置３０が必要であるため集塵機の容
積が大きくなり大型となると欠点があった。集塵機が大
型となる設置場所が限定され、粉塵発生源近くに設置で
きずダクト配管大きい集塵機を使用せねばならず不経済
となるという問題があった。またジス１〜ボツクス２５
内の粉塵を廃棄する場合の手間がかかり、フィルタ２４
の取り外しが容易でなく、しかもダストボックス２５と
フィルタ２４とが別部品であるためダストボックス２５
の容量以上に粉塵が収納されても発見できず、ジス１〜
ボツクス２５が引き出せないという問題もあった。

〔発明の目的〕

本発明は−Ｉ一連した点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、小形で保守性のよい集塵機を提供
するにある。

〔発明の概要〕

本発明は小形集塵機に設けられたフィルタを、波形に折
り加工した周面と、含塵空気を流入させる開口部を設け
た上面と、閉塞された下面とを有するほぼ円筒形状に形
成するとともに、このフィルタを集塵機の外枠容器から
着脱自在に、かつ集ようになしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明に係る小形集塵機の一実施例を図面を参照
して説明する。

第１図、第２図及び第３図に本発明の一実施例を示す。

集塵機の外枠容器１は仕切板２，３によって３つの部分
に分けられており、下の仕切板３にはモータ４が固設さ
れ、とのモータ４の回転軸４ａは仕切板３を貫通して上
部に突出し、その上端にファン５が固設されている。上
の仕切板２の中心部には集気口６がまた下の仕切板３の
周縁部近くには複数個のファン吐出ロアがそれぞれ形成
されておりこれらの仕切板２及び３はそれぞれボルト８
及び９で前記外枠容器１に固設されている。

この外枠容器１の底部近くの外周には吐出口１０が設け
られている。、１１は外枠容器１の外側に設けられた前
記モータ４のスイッチである。

フィルタ１２は前記外枠容器ｌ内の前期仕切板いてフィ
ルタ炉材１３は波形に折り加工されたほぼ円筒状をなし
ており、その下端面にはめくら板、　　状のフィルタ枠
１４が固設され、上端面には中心に開口部１５ａが形成
されたフィルタ枠１５が固設されており、さらにこのフ
ィルタ枠１５の上面には２箇のフィルタハンドル１６が
固設されている。、このように構成されたフィルタ１２
はフィルタ枠１５を介して前記外枠容器１の上端面に載
置され、その上にオパッキン１７を介して上蓋１８が設
けられている。この上蓋１８の中心には前記フィルタ枠
１５の中心に形成された開口部１５ａと整合する位置に
吸口１８ａが設けられており、またこの上蓋１８の周縁
部の少なくとも２箇所は、前記外枠容器１が気密に密閉
されるようになっている。さらに外枠容器ｌの上端部に
設けられたクランプ１９によって、前記パツキン１７を
介して施錠され、この上蓋１８により外枠容器１の内面
の前記フィルタ炉材１３に対向する位置には、複数個の
ばね２０が設けられており、フィルタ炉材１３が回転す
ることによりこのフィルタ炉材１３の頂部をたたいて、
付着した粉塵をフィルタ炉材１３から離脱させるように
しである。

上述したように構成された本実施例につき、以下にその
作用を説明する。スイッチ１１の投入によりモータ４に
直結されたファン５が回転し外枠容器１内を負圧にする
。この負圧により吸口１８ａに接続されたフード、ダク
トなどを介して発生源より粉塵が空気とともに吸引され
、フィルタ１２で粉塵のみが補集され、清浄空気は第１
図に矢印で示すようにファン５を介してファン吐出ロア
を経て吐出口１０から外部へ排出される。フイルタ１２
に補集された粉塵を廃棄する場合は、クランプ１９によ
る施錠を外して上蓋１８を外し、フィルタハンドル１６
を手で持って引き」二げることによりフィルタ１２を取
り出し、フィルタ１２内に集積された粉塵を廃棄場所に
廃棄する。このときフィルタ炉材１３に付着した粉塵は
、フィルタ１２を外枠容器１内に入れた状態でフィルタ
への頂部をたたいて粉塵をフィルタ１２内に落すことが
できる。

上述のように構成された本実施例によれば、従来例にお
いて必要であったダストボックスや除塵装置が不要とな
るため、同容量の集塵機において従来の容積の１／２以
下に小形化することができ、粉塵発生源近傍に設置する
ことが可能となるため、従来必要な場合があった配管工
事などの費用が不要となり経済的であると同時に、レイ
アウト変更などにも容易に追従できる。またフィルタ１
２で補集した粉塵を容易に廃棄でき、廃棄時にフィルり
１２の取外しも行なうため、同時にフィルタ１２の摩耗
や破損も点検でき、集塵機を安全にかつ有効に長期間使
用できる。またモータ４が下部に設けられているため重
心が下り、設置安定性が向上して転倒による破損事故な
どが低減されるとともに、騒音発生源となる吐出口１０
が最下部に位置するため、同一騒音レベルの集塵機にお
いても実際上低騒音となり、静かな作業場においても使
用が可能となる。さらにまた粉塵がフィルタ１２内にあ
る程度以上たまると、フィルタの圧力〔発明の効果〕 上述した通り、本発明によれば、周面を波形に折り加工
し、上面に開口部を設は下面を閉塞したフィルタを集塵
機の外枠容器に着脱自在に設けたものであるから、小形
で保守性のよい集塵機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る小形集塵機の一実施例を示す縦断
面図、第２図は第１図の外観斜視図、第３図は第１図の
フィルタを示す外観斜視図、第４図は従来の集塵機を示
す一部破断外観斜視図、第５図は第４図の除塵操作を示
す斜視図、第６図は第４図のダストボックスを引出した
状態図を示す斜視図である。 ■・・・外枠容器、４・・・モータ、５・・・ファン、
１２・・・フィルタ、１３・・・フィルタ炉材、１４，
１５・・・フィルタ枠、１５ａ・・・開口部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、モータと、このモータにより回転駆動されるファン
   と、このファンによって吸引された含塵空気から粉塵を
   分離補集するフィルタと、これら構成部品を内臓するた
   めの外枠容器とからなる小型集塵機において、前記フィ
   ルタを波形に折り加工した周面と、含塵空気を流入させ
   る開口部を設けた上面と、閉塞された下面とを有するほ
   ぼ円筒状に形成するとともに、このフィルタを前記外枠
   容器から着脱自在に、かつ前記モータによって回転駆動
   されるファンの上部に配設したことを特徴とする小形集
   塵機。