JPS61226982A - ハイブリツド・ホ−ルic - Google Patents
ハイブリツド・ホ−ルicInfo
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- JPS61226982A JPS61226982A JP60068672A JP6867285A JPS61226982A JP S61226982 A JPS61226982 A JP S61226982A JP 60068672 A JP60068672 A JP 60068672A JP 6867285 A JP6867285 A JP 6867285A JP S61226982 A JPS61226982 A JP S61226982A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N52/00—Hall-effect devices
- H10N52/101—Semiconductor Hall-effect devices
Landscapes
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、磁電変換素子としてのホール素子を有するハ
イブリッド・ホールICに関するものである。
イブリッド・ホールICに関するものである。
[従来の技術]
一般に、ホール効果を利用した磁電変換素子は、大別す
ると、受感部にrnsb、GaAs 、 InAs、G
e等を用いた、ディスクリートのホール素子と、Siの
受感部と増幅部等の機能回路とをIC化したホールIC
とに分けられる。さらに、ホールICには、磁束密度に
比例した出力が得られるアナログ型と、磁束密度の増減
によって出力がオン会オフするディジタル型とがある。
ると、受感部にrnsb、GaAs 、 InAs、G
e等を用いた、ディスクリートのホール素子と、Siの
受感部と増幅部等の機能回路とをIC化したホールIC
とに分けられる。さらに、ホールICには、磁束密度に
比例した出力が得られるアナログ型と、磁束密度の増減
によって出力がオン会オフするディジタル型とがある。
アナログ型ホールICにおいては、受感部のほかに増幅
器が集積されており、他方、ディジタル型ホールICに
は、受感部と増幅器に加えてシュミット・トリガ回路な
どのヒステリシス回路と出力バッファ回路が内蔵されて
いる。
器が集積されており、他方、ディジタル型ホールICに
は、受感部と増幅器に加えてシュミット・トリガ回路な
どのヒステリシス回路と出力バッファ回路が内蔵されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点]
ディジタル型の出力を得るためには、上述したようにヒ
ステリシス回路が必要であり、また、ホール素子単独で
センサを構成する場合には演算増幅器IC等が必要とな
り、いずれの場合にも2個以上の個別部品が必要となる
。したがって、以上のように2個以上の個別部品を必要
とすることにより、実装面積が拡大され、あるいは取付
は配線の煩雑さが生じる。
ステリシス回路が必要であり、また、ホール素子単独で
センサを構成する場合には演算増幅器IC等が必要とな
り、いずれの場合にも2個以上の個別部品が必要となる
。したがって、以上のように2個以上の個別部品を必要
とすることにより、実装面積が拡大され、あるいは取付
は配線の煩雑さが生じる。
また、ホールICは、受感部をSiで構成するので、I
nSb等の化合物半導体に比べ移動度が低く、基本的に
感度が低くなり、たとえ増幅してもS/N比は低い。さ
らにまた、オン会オフする動作磁束密度の温度特性は、
一般に、正の温度係数を持ち、高温になると動作磁束密
度が高くなる。−緒に用いられる磁石の磁束密度は負の
温度係数を有するので、両者を組合わせたシステムとし
ては、更に温度特性は悪くなる。そこで、ディスクリー
トのホール素子の温度特性を補償する回路を付加するこ
とが考えられるが、その場合には実装面積がさらに大き
くなる。シリコンホールIGのホール素子部を従来の温
度補償回路で補償する場合には、ICの素子数が増え、
チップ面積が大きくなる。
nSb等の化合物半導体に比べ移動度が低く、基本的に
感度が低くなり、たとえ増幅してもS/N比は低い。さ
らにまた、オン会オフする動作磁束密度の温度特性は、
一般に、正の温度係数を持ち、高温になると動作磁束密
度が高くなる。−緒に用いられる磁石の磁束密度は負の
温度係数を有するので、両者を組合わせたシステムとし
ては、更に温度特性は悪くなる。そこで、ディスクリー
トのホール素子の温度特性を補償する回路を付加するこ
とが考えられるが、その場合には実装面積がさらに大き
くなる。シリコンホールIGのホール素子部を従来の温
度補償回路で補償する場合には、ICの素子数が増え、
チップ面積が大きくなる。
[問題点を解決するための手段]
そこで、本発明の目的は、高感度かつ高S/N比を有す
るInSb等の化合物半導体ホールを用い、その温度特
性の特長を適切に利用して構成したハイブリッドφホー
ルICを提供することにある。
るInSb等の化合物半導体ホールを用い、その温度特
性の特長を適切に利用して構成したハイブリッドφホー
ルICを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の形態
では、化合物半導体により構成したホール素子と、ホー
ル素子からの出力を処理する回路を構成した集積回路と
を基体上に共通に配置し、その基体および集積回路に対
する外部接続導体を1つのパッケージ内に収容したこと
を特徴とする。
では、化合物半導体により構成したホール素子と、ホー
ル素子からの出力を処理する回路を構成した集積回路と
を基体上に共通に配置し、その基体および集積回路に対
する外部接続導体を1つのパッケージ内に収容したこと
を特徴とする。
本発明の第2の形態では、化合物半導体により構成した
ホール素子と、ホール素子からの出力を増幅する増幅回
路を構成する集積回路とを1つのパッケージ内に収容し
、増幅回路は演算増幅器を有し、その入力端子を入力直
列抵抗RSを介してホール素子に接続すると共に、演算
増幅器の出力端子と一方の入力端子との間に帰還抵抗R
Fを接続し、増幅回路の増幅度Aを A = Rp / (RH十RS) RH:ホール素子の出力抵抗に定め たことを特徴とする。
ホール素子と、ホール素子からの出力を増幅する増幅回
路を構成する集積回路とを1つのパッケージ内に収容し
、増幅回路は演算増幅器を有し、その入力端子を入力直
列抵抗RSを介してホール素子に接続すると共に、演算
増幅器の出力端子と一方の入力端子との間に帰還抵抗R
Fを接続し、増幅回路の増幅度Aを A = Rp / (RH十RS) RH:ホール素子の出力抵抗に定め たことを特徴とする。
本発明の第3の形態では、化合物半導体により構成した
ホール素子と、ヒステリシスを有し、ホール素子からの
出力がしきい値電圧VT、を越えるか否かに応じてディ
ジタル出力に変換する変換回路を構成する集積回路とを
1つのパッケージ内に収容し、変換回路は演算増幅器を
有し、その入力端子を入力直列抵抗RSを介してホール
素子に接続すると共に、演算増幅器の出力端子と一方の
入力端子との間に帰還抵抗RFを接続し、しきい値電圧
VT、を RH:ホール素子の出力抵抗 に定めたことを特徴とする。
ホール素子と、ヒステリシスを有し、ホール素子からの
出力がしきい値電圧VT、を越えるか否かに応じてディ
ジタル出力に変換する変換回路を構成する集積回路とを
1つのパッケージ内に収容し、変換回路は演算増幅器を
有し、その入力端子を入力直列抵抗RSを介してホール
素子に接続すると共に、演算増幅器の出力端子と一方の
入力端子との間に帰還抵抗RFを接続し、しきい値電圧
VT、を RH:ホール素子の出力抵抗 に定めたことを特徴とする。
[作 用]
本発明によれば、ホール素子をInSbなどのように高
感度かつ高SN比であり、しかも温度特性の良好な化合
物半導体で構成すると共に、増幅やA/D変換などの機
能回路はICの形態でSi基板上に形成し、両者を1つ
のアイランド上に混成した形で同一パッケージ内に収容
したので、高感度かつ高SN比のホール検出出力を良好
な温度特性で得ることができる。
感度かつ高SN比であり、しかも温度特性の良好な化合
物半導体で構成すると共に、増幅やA/D変換などの機
能回路はICの形態でSi基板上に形成し、両者を1つ
のアイランド上に混成した形で同一パッケージ内に収容
したので、高感度かつ高SN比のホール検出出力を良好
な温度特性で得ることができる。
さらに、定電流駆動の場合には、ホール素子の出力抵抗
R)lを機能回路の入力抵抗の一部分となし、帰還抵抗
R,との間に上述したような各式に従って適切な関係が
得られるようにすることにより温度特性を一層良好にす
ることができると共に、入力抵抗RSの調節により所望
の温度特性を実現するようにすることもできる。
R)lを機能回路の入力抵抗の一部分となし、帰還抵抗
R,との間に上述したような各式に従って適切な関係が
得られるようにすることにより温度特性を一層良好にす
ることができると共に、入力抵抗RSの調節により所望
の温度特性を実現するようにすることもできる。
[実施例]
以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
化合物半導体ホール素子を定電源駆動する場合、たとえ
ばInSbホール素子の場合には、室温付近においてす
でに真性状態にあり、ホール素子の出力抵抗値は次式の
ような温度特性を示す。
ばInSbホール素子の場合には、室温付近においてす
でに真性状態にあり、ホール素子の出力抵抗値は次式の
ような温度特性を示す。
RHocR,e++p(Eg/ 2 kT) ・−・(
1)k:ポルツマン定数 T:温度 Eg:バンドギャップ RO:ホール素子の材料、形状により定められる定数 また、定電流駆動時の出力ホール電圧VH(L)も同様
に VH(z) 6cVHOexp(Eg/ 2 kT)
−(2)VHQ :定数 の温度特性を示す。この場合の本発明の回路構成の2例
を第1図および第2図に示す。
1)k:ポルツマン定数 T:温度 Eg:バンドギャップ RO:ホール素子の材料、形状により定められる定数 また、定電流駆動時の出力ホール電圧VH(L)も同様
に VH(z) 6cVHOexp(Eg/ 2 kT)
−(2)VHQ :定数 の温度特性を示す。この場合の本発明の回路構成の2例
を第1図および第2図に示す。
第1図はホール素子出力を単に増幅する場合のハイブリ
ッドeホールICの一例を示し、ここで、旧はInSb
などの化合物半導体ホール素子、CCIは定電流源、O
PIは演算増幅器であり、ホール素子旧の出力を入力直
列抵抗RSを介して演算増幅器0P1の(+)および(
−)入力端子に供給する。
ッドeホールICの一例を示し、ここで、旧はInSb
などの化合物半導体ホール素子、CCIは定電流源、O
PIは演算増幅器であり、ホール素子旧の出力を入力直
列抵抗RSを介して演算増幅器0P1の(+)および(
−)入力端子に供給する。
演算増幅器OPIの出力端子T1と(−)入力端子との
間に帰還抵抗RFを接続して増幅回路を構成する。実際
には、この抵抗Rpはシリコンの拡散抵抗として形成で
きる。演算増幅器OP1の増幅度Aは次式で表わされる
。
間に帰還抵抗RFを接続して増幅回路を構成する。実際
には、この抵抗Rpはシリコンの拡散抵抗として形成で
きる。演算増幅器OP1の増幅度Aは次式で表わされる
。
A = Rp / (R8+ RH) ・・・(
3)ここで、RS=Oにすると、(1)式と(3)式と
から、 A ocRp / Ro exp(Eg/ 2 kT)
・−(4)となる。(2)式と(4)式とか
ら、 VH(i) * A■VHo・ RH/ Ro −
(5)となり、定電流駆動時の出力ホール電圧VH(L
>と増幅度Aとの積、すなわち出力端子TIから取り出
される増幅出力には、基本的には温度依存性がなくなる
ことがわかる。
3)ここで、RS=Oにすると、(1)式と(3)式と
から、 A ocRp / Ro exp(Eg/ 2 kT)
・−(4)となる。(2)式と(4)式とか
ら、 VH(i) * A■VHo・ RH/ Ro −
(5)となり、定電流駆動時の出力ホール電圧VH(L
>と増幅度Aとの積、すなわち出力端子TIから取り出
される増幅出力には、基本的には温度依存性がなくなる
ことがわかる。
第2図はホール素子出力をヒステリシス特性をもってA
/D変換する場合の本発明ハイブリッド・ホールICの
一例を示し、ここで第1図と同様の個所には同一符号を
付すことにする。本例では、帰還抵抗RFを出力端子T
1と(+)入力端子との間に接続して正帰還をかけるこ
とにより、ある基準電圧、すなわちしきい値電圧を中心
に不感帯をもつシュミット舎トリガ回路を構成する。か
かるしきい値電圧VTHは次式で与えられる。
/D変換する場合の本発明ハイブリッド・ホールICの
一例を示し、ここで第1図と同様の個所には同一符号を
付すことにする。本例では、帰還抵抗RFを出力端子T
1と(+)入力端子との間に接続して正帰還をかけるこ
とにより、ある基準電圧、すなわちしきい値電圧を中心
に不感帯をもつシュミット舎トリガ回路を構成する。か
かるしきい値電圧VTHは次式で与えられる。
VTHOC(RH+R8) /(RH+R8+ Rp
) ・”(13)ここで、RS=Oにすると、 VT)I侃RH/ (RH+ Rp ) ・・・(
7)となり、この式に(1)式を代入すると、となる。
) ・”(13)ここで、RS=Oにすると、 VT)I侃RH/ (RH+ Rp ) ・・・(
7)となり、この式に(1)式を代入すると、となる。
ホール素子の動作磁束密度Bopは、Bop oc
VTH/ VH(i+
・・・ (9)となるので、この(8)式に
(8)式および(2)式を代入して、 が得られる。ここで、 Rp > RHに定めることに
7−′ よって、 Bop c< Ro /(Rp ・V+o) (1
1)となり、Bopの温度依存性はほぼ無視することが
でき、したがって、温度に依存しない出力を得ることが
できる。
VTH/ VH(i+
・・・ (9)となるので、この(8)式に
(8)式および(2)式を代入して、 が得られる。ここで、 Rp > RHに定めることに
7−′ よって、 Bop c< Ro /(Rp ・V+o) (1
1)となり、Bopの温度依存性はほぼ無視することが
でき、したがって、温度に依存しない出力を得ることが
できる。
以上のような定電流駆動の場合に、その電流が完全に定
電流でなくとも、温度特性は、上述したところと同様に
大きく改善できる。しかも、ホール素子の出力抵抗RM
をそのままIC部分と共有することができ、その場合の
出力には温度依存性がないので、ホール素子と同一温度
特性を有する材料でIC部分を形成する必要はない。た
だし、両者を同一材料で形成してもよいことは勿論であ
る。
電流でなくとも、温度特性は、上述したところと同様に
大きく改善できる。しかも、ホール素子の出力抵抗RM
をそのままIC部分と共有することができ、その場合の
出力には温度依存性がないので、ホール素子と同一温度
特性を有する材料でIC部分を形成する必要はない。た
だし、両者を同一材料で形成してもよいことは勿論であ
る。
また、InSbによるホール素子の内部抵抗はSiに比
べて低いので、このホール素子に定電流を供給する定電
流源CCIは簡単な回路構成とすることができる。たと
えば、直流電源に対してホール素子と直列に抵抗を接続
すればよい。
べて低いので、このホール素子に定電流を供給する定電
流源CCIは簡単な回路構成とすることができる。たと
えば、直流電源に対してホール素子と直列に抵抗を接続
すればよい。
次に、本発明における定電圧駆動の場合の実施例を第3
図および第4図に示す。第3図および第4図において、
第1図および第2図と同様の個所には同一の符号を付す
ことにする。
図および第4図に示す。第3図および第4図において、
第1図および第2図と同様の個所には同一の符号を付す
ことにする。
第3図において、Cvlは定電圧源を示し、この定電圧
源CV1による所定の一定電圧をホール素子旧に印加す
る。本例における演算増幅器OPIは抵抗RSおよびR
Fと共に増幅回路を構成する。
源CV1による所定の一定電圧をホール素子旧に印加す
る。本例における演算増幅器OPIは抵抗RSおよびR
Fと共に増幅回路を構成する。
定電圧駆動の場合の出力ホール電圧V Hi)は、VH
(1,) くx= g e B * V
in −−・ (12)ル:移動
度 B:入力磁束密度 Vin :入力電圧 となり、移動度用の温度特性にのみ依存することがわか
る。ホール素子としてInSbなどの化合物半導体を用
いるときには、その材料の移動度pの温度特性は、シリ
コンの場合に比べてすぐれており、本例のようにホール
素子旧を定電圧駆動することにより、出力ホール電圧V
H(V)として、温度に対する変化の少ない値を得るこ
とができる。
(1,) くx= g e B * V
in −−・ (12)ル:移動
度 B:入力磁束密度 Vin :入力電圧 となり、移動度用の温度特性にのみ依存することがわか
る。ホール素子としてInSbなどの化合物半導体を用
いるときには、その材料の移動度pの温度特性は、シリ
コンの場合に比べてすぐれており、本例のようにホール
素子旧を定電圧駆動することにより、出力ホール電圧V
H(V)として、温度に対する変化の少ない値を得るこ
とができる。
第4図の例では、演算増幅器OPIは抵抗RSおよびR
,と共にシュミットΦトリガ回路を構成す1す るが、本例の場合にも(12)式の出力ホール電圧VH
(’Zl−、lが得られ、したがって温度特性のすぐれ
た出力が得られる。
,と共にシュミットΦトリガ回路を構成す1す るが、本例の場合にも(12)式の出力ホール電圧VH
(’Zl−、lが得られ、したがって温度特性のすぐれ
た出力が得られる。
このように、本発明では、受感部としてInSb等の化
合物半導体ホール素子を用い、このホール素子とIC部
分とをハイブリッド構成とするので、定電流駆動あるい
は定電圧駆動のいずれかにあっても、動作磁束密度の温
度特性が改善され、回路定数に応じた所定の温度特性を
有することができる。さらに、従来のSiのホールIC
に比べて、感度およびS/N比が高く、しかもまた、ホ
ール素子の感度調節により動作磁束密度のバラツキを少
なくすることもできる。
合物半導体ホール素子を用い、このホール素子とIC部
分とをハイブリッド構成とするので、定電流駆動あるい
は定電圧駆動のいずれかにあっても、動作磁束密度の温
度特性が改善され、回路定数に応じた所定の温度特性を
有することができる。さらに、従来のSiのホールIC
に比べて、感度およびS/N比が高く、しかもまた、ホ
ール素子の感度調節により動作磁束密度のバラツキを少
なくすることもできる。
本発明ハイブリッドホール■Cの具体的な製造法の一例
を第5図に示す。ここで、化合物半導体ホール素子11
および演算増幅器などを含むIC12を基体、たとえば
1つのアイランド(台座)13ヘグイポンドし、その後
ワイヤーボンドでホール素子11、IC12およびリー
ド14を相互に接続する。ついで、これら各部11〜1
4を公知のプロセスによりモールド成形し、モールドケ
ースなどのパッケージ15に収容されたハイブリッド争
ホールICを得る。
を第5図に示す。ここで、化合物半導体ホール素子11
および演算増幅器などを含むIC12を基体、たとえば
1つのアイランド(台座)13ヘグイポンドし、その後
ワイヤーボンドでホール素子11、IC12およびリー
ド14を相互に接続する。ついで、これら各部11〜1
4を公知のプロセスによりモールド成形し、モールドケ
ースなどのパッケージ15に収容されたハイブリッド争
ホールICを得る。
本発明ハイブリッド・ホールがICの一例としてInS
bホール素子を用いた場合の温度特性を、従来の場合と
対比して第6図に示す。ここで、曲線Iは従来の定電流
駆動で温度補償のない場合、曲線■は従来のSiによる
ホールICの場合、曲線■は本発明による定電圧駆動の
場合、曲線■は本発明による定電流駆動で温度補償のあ
る場合を示す。
bホール素子を用いた場合の温度特性を、従来の場合と
対比して第6図に示す。ここで、曲線Iは従来の定電流
駆動で温度補償のない場合、曲線■は従来のSiによる
ホールICの場合、曲線■は本発明による定電圧駆動の
場合、曲線■は本発明による定電流駆動で温度補償のあ
る場合を示す。
従来のSiのホールICについては、動作磁束密度の温
度特性の係数が約0.5〜0.7%/℃であるのに対し
て、本発明における定電圧駆動では0.3%/℃と小さ
くなる。さらに、本発明における定電流に近い駆動では
温度補償により−0,8%/”Cとなり、従来の温度補
償のない定電流駆動の場合には2.0%/’0であるの
に対比して大きく改善されていることが分かる。系に用
いられる磁石の磁束密度の温度係数は、はぼ−0,3%
/°Cなので、システムとして温度特性が大幅に改善さ
れる。なお、第6図の曲線■および■に示した沿度特性
は、抵抗RSの値を変えることにより、図示の曲線とは
異る任意所望の特性に設定することもできる。
度特性の係数が約0.5〜0.7%/℃であるのに対し
て、本発明における定電圧駆動では0.3%/℃と小さ
くなる。さらに、本発明における定電流に近い駆動では
温度補償により−0,8%/”Cとなり、従来の温度補
償のない定電流駆動の場合には2.0%/’0であるの
に対比して大きく改善されていることが分かる。系に用
いられる磁石の磁束密度の温度係数は、はぼ−0,3%
/°Cなので、システムとして温度特性が大幅に改善さ
れる。なお、第6図の曲線■および■に示した沿度特性
は、抵抗RSの値を変えることにより、図示の曲線とは
異る任意所望の特性に設定することもできる。
なお、上述したところでは、抵抗RS= Oの場合に温
度依存性を無視できることを説明してきたが、実際には
、RSを完全に零にしなくともよい。
度依存性を無視できることを説明してきたが、実際には
、RSを完全に零にしなくともよい。
あるいはまた、上述したような定電圧駆動単独あるいは
定電圧駆動単独の場合に代えて、両駆動を組合せ、かつ
抵抗RSの値を適切に変えることによって、所望の温度
特性を得るようにすることもできる。さらにまた、シュ
ミット・トリガ回路を用いる場合にも増幅回路を組合せ
ることができ、増幅を行うか否かはIC出力としていか
なる形態の出力を要求されるかに応じて定めることがで
きる。
定電圧駆動単独の場合に代えて、両駆動を組合せ、かつ
抵抗RSの値を適切に変えることによって、所望の温度
特性を得るようにすることもできる。さらにまた、シュ
ミット・トリガ回路を用いる場合にも増幅回路を組合せ
ることができ、増幅を行うか否かはIC出力としていか
なる形態の出力を要求されるかに応じて定めることがで
きる。
なお、以上では化合物半導体としてInSbの場合を例
にとって説明してきたが、本発明におけるホール素子は
InSbにのみ限られるものではなく、GaAs、In
As、InGaSb、InAs、InAsPなどをも用
いることができる。
にとって説明してきたが、本発明におけるホール素子は
InSbにのみ限られるものではなく、GaAs、In
As、InGaSb、InAs、InAsPなどをも用
いることができる。
[発明の効果]
以上から明らかなように、本発明によれば、ホール素子
をInSbなどのように高感度かつ高SN比であり、し
かも温度特性の良好な化合物半導体で構成すると共に、
増幅やA/D変換などの機能回路はICの形態でSi基
板上に形成し、両者を1つのアイランド上に混成した形
で同一パッケージ内に収容したので、高感度かつ高SN
比のホール検出出力を良好な温度特性で得ることができ
る。
をInSbなどのように高感度かつ高SN比であり、し
かも温度特性の良好な化合物半導体で構成すると共に、
増幅やA/D変換などの機能回路はICの形態でSi基
板上に形成し、両者を1つのアイランド上に混成した形
で同一パッケージ内に収容したので、高感度かつ高SN
比のホール検出出力を良好な温度特性で得ることができ
る。
さらに、定電流駆動の場合には、ホール素子の出力抵抗
RHを機能回路の入力抵抗の一部分となし、帰還抵抗R
Fとの間に上述したような各式に従って適切な関係が得
られるようにすることによりン晶度特性を一層良好にす
ることができると共に、入力抵抗RSの調節により所望
の温度特性を実現するようにすることもできる。
RHを機能回路の入力抵抗の一部分となし、帰還抵抗R
Fとの間に上述したような各式に従って適切な関係が得
られるようにすることによりン晶度特性を一層良好にす
ることができると共に、入力抵抗RSの調節により所望
の温度特性を実現するようにすることもできる。
第1図〜第4図は本発明ハイブリッド・ホールICの4
実施例を示す回路図、 b 第5図はその具体的構造の一例を示す線図、第6図は動
作磁束密度の温度特性を示す特性図である。 旧・・・化合物半導体ホール素子、 OPI・・・演算増幅器、 CIIEI・・・定電流源、 Cvl・・・定電圧源、 RS・・・入力抵抗、 RF・・・帰還抵抗、 TI・・・出力端子、 11・・・ホール素子、 12・・・IC(機能回路)、 13・・・アイランド、 14 ・・・リード、 15・・・モールドケース。 第1図 第2図 第3図 CVt−一定竜万礫 第4図 第5図 第6図 磁 / 束 芸 、′ π A 77、/ 。 卯 (、IL 、、z 、、、z 文才 ″′−一/−
実施例を示す回路図、 b 第5図はその具体的構造の一例を示す線図、第6図は動
作磁束密度の温度特性を示す特性図である。 旧・・・化合物半導体ホール素子、 OPI・・・演算増幅器、 CIIEI・・・定電流源、 Cvl・・・定電圧源、 RS・・・入力抵抗、 RF・・・帰還抵抗、 TI・・・出力端子、 11・・・ホール素子、 12・・・IC(機能回路)、 13・・・アイランド、 14 ・・・リード、 15・・・モールドケース。 第1図 第2図 第3図 CVt−一定竜万礫 第4図 第5図 第6図 磁 / 束 芸 、′ π A 77、/ 。 卯 (、IL 、、z 、、、z 文才 ″′−一/−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)化合物半導体により構成したホール素子と、該ホー
ル素子からの出力を処理する回路を構成した集積回路と
を基体上に共通に配置し、その基体および前記集積回路
に対する外部接続導体を1つのパッケージ内に収容した
ことを特徴とするハイブリッド・ホールIC。 2)化合物半導体により構成したホール素子と、該ホー
ル素子からの出力を増幅する増幅回路を構成する集積回
路とを1つのパッケージ内に収容し、前記増幅回路は演
算増幅器を有し、その入力端子を入力直列抵抗R_Sを
介して前記ホール素子に接続すると共に、前記演算増幅
器の出力端子と一方の入力端子との間に帰還抵抗R_F
を接続し、前記増幅回路の増幅度Aを A=R_F/(R_H+R_S) R_H:前記ホール素子の出力抵抗 に定めたことを特徴とするハイブリッド・ホールIC。 3)化合物半導体により構成したホール素子と、ヒステ
リシスを有し、前記ホール素子からの出力がしきい値電
圧V_T_Hを越えるか否かに応じてディジタル出力に
変換する変換回路を構成する集積回路とを1つのパッケ
ージ内に収容し、前記変換回路は演算増幅器を有し、そ
の入力端子を入力直列抵抗R_Sを介して前記ホール素
子に接続すると共に、前記演算増幅器の出力端子と一方
の入力端子との間に帰還抵抗R_Fを接続し、前記しき
い値電圧V_T_Hを V_T_H∝(R_H+R_S)/(R_H+R_S+
R_F)R_H:前記ホール素子の出力抵抗 に定めたことを特徴とするハイブリッド・ホールIC。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60068672A JPS61226982A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | ハイブリツド・ホ−ルic |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60068672A JPS61226982A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | ハイブリツド・ホ−ルic |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61226982A true JPS61226982A (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=13380434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60068672A Pending JPS61226982A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | ハイブリツド・ホ−ルic |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61226982A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5005064A (en) * | 1987-08-21 | 1991-04-02 | Nippondenso Co., Ltd. | Device for detecting magnetism |
JPH0677556A (ja) * | 1991-07-16 | 1994-03-18 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 半導体センサおよびその製造方法 |
US6448768B1 (en) | 1997-02-28 | 2002-09-10 | Asahi Kasei Electronics Co., Ltd. | Magnetic sensor with a signal processing circuit |
JP2014163702A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 磁気センサ装置 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP60068672A patent/JPS61226982A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5005064A (en) * | 1987-08-21 | 1991-04-02 | Nippondenso Co., Ltd. | Device for detecting magnetism |
JPH0677556A (ja) * | 1991-07-16 | 1994-03-18 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 半導体センサおよびその製造方法 |
US6448768B1 (en) | 1997-02-28 | 2002-09-10 | Asahi Kasei Electronics Co., Ltd. | Magnetic sensor with a signal processing circuit |
JP2014163702A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 磁気センサ装置 |
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