JPS61226076A - パチンコ機の遊戯者検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遊戯者の存在を検知する遊戯者検知装置に関
する。

〈従来技術〉 パチンコ機用操作ハンドルは、その回転量に伴って、発
射部の打撃力を調整し、打玉に所望の飛距離を生じさせ
るものであるが、ハンドルの回転部に異物を挿入して固
定することにより、遊戯者が不在でも、その打撃作動を
生じさせることかり能となり、この場合には−・人の遊
戯者により複数のパチンコ機が占有されることとなって
不都合である。

そこで、遊戯者が、前記ハンドルを触手すると、人と大
地との短絡により発振回路を停止１シさせ、これを検知
信号として、発射部の駆動を生じるようにしたものがあ
る。ところで、このものは接地条件により、誤作動を生
じ易い。かかる誤作動を解決するためにの手段として、
特開昭５３−１０６２３８号に開示されているものもあ
るが、かえって回路構成が複雑となる。また、′ｊｆＬ
戯渚がゴム靴等を履いていると、前記短絡を生しない場
合があり、これを原因とする誤作動には対応できない。

また実開＋１５５−１０９５７８号に開示されているよ
うに、受光素子をハンドル内に設けて、該素子を遮蔽し
た場合にのみモータ駆動を生じるようにしたものもある
が、ガムテープ等で受光素ｆ−を遮蔽すれば、前記駆動
を生じ、効果的とはいえない。

本発明は、前記した種々の構成の夫々の欠点を除去し得
るとともに、その他の応用も可能な遊戯基検知装置の提
供を目的とするものである。

〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、焦電型赤外線センサーと、該センサーの受光
面を間欠的に遮蔽するチョッパーと。

前記センサーの受光面の前部に配設され、人体から発す
る所定周波数の赤外線のみを透過する光学フィルターと
、前記センサーによる赤外線の検出により出力を発生す
る信号処理部とからなる赤外線検知装置を、パチンコ機
台の表面に設け、前記検知装置の発生出力により閉成す
る遊戯溝検知スイッチをパチンコ機の所要の機能回路に
介装したことを４￥徴とするものである。

ここでパチンコ機の所要の機能回路とは、遊戯基のイｆ
イ１と関係伺けられる種々の機能を実行するための回路
をいう。

かかる構成をさらに詳しく説明する。

例えば、ＰｂＴｉ０にＭｎＯとＬａ　Ｏを小部添加した
ものや、チタン耐ジルコン酩鉛（ＰＺＴ）　等の材料は
、常温域において１潟度により自発分極の大きさが変化
し、温度変化を生ずるとその表面に電荷が現れるＭ質を
もっていることが知られている。かかる材料を焦電体と
して利用して、赤外線を検知するものを焦電型赤外線セ
ンサーＳといい、公知となっている。

第１図は、赤外線検知装置Ｘの基本構成を示すものであ
る。

センサーＳは前記焦電体ａの表裏に電極す、ｃを蒸着等
の１段により形成し、さらにその受光側電極すの表面に
は、黒化膜ｄを形成することにより構成される。前記黒
化膜ｄは、照射される赤外線を熱に変換するものである
。

またセンサーＳの前面には、チヨ・ンパーｅが設けられ
る。前記チョッパーｅは間欠的に前記センサーＳを遮蔽
するものである。すなわち、前記センサーＳは温度変化
により出力を生じるものであるから、前記出力信号を継
続的に発生させるためには、チョフパーｅを設けて、そ
の遮蔽と開放を繰返えして、温度変化を強制的に生じさ
せる必要がある。

前記チョッパーｅは、通常、ステ・ンプモータが用いら
れているが、パチンコ機台に本発明装置を装着する場合
には可及的に小さくする必要がある。ことから、本発明
者は、最適な構成のものとし液晶板ｒにより構成したも
のを提案した。

前記液晶板ｒは、公知であって、その表裏面の透明電極
ｇ、ｇに交番電圧を印加することにより、液体状ＩＥの
透光状態と、結晶状態の遮光状態とに交互に変換され、
前記チョッパーの機能を生じさせることが可能となる。

さらにまた前記チョッパー〇の前面には、人体から発す
る所定周波数の赤外線のみを透過する光学フィルターｆ
が配設される。前記光学フィルターｆは、センサー５と
チョッパー０間に配置してもよい。

前記各部材は、筐体ｇ内に収納されて、ユニット化され
得る。

く作用〉 人体からは、その温度に対応する所定周波数の遠赤外線
が放出している。このため、前記赤外線検知装置Ｘの前
部に遊戯者が位置すると、前記光学フィルターｆにより
弁別されて、前記所定の赤外線が、チョッパー〇による
遮蔽解除毎にセンサーＳに照射される。このため前記セ
ンサーＳは、その表面への光の照射と、その解除による
温度変化に対応して出力信号を生じる。すなわち、前記
チョッパー〇の開閉と同期するパルス信号電圧を連続的
に生じることとなる。このセンサーＳの電極す、ｃ間に
発生する信号電圧は、信号処理部りで整波、温度補正、
増幅等の処理がなされ、チョッパーｅを駆動する交番電
圧に同期する信号電圧が発生している間、パチンコ機の
所要の機能回路に介装したＭ戯者検知スイッチＳ２を閉
成する出力電圧を生じる。

従って、前記機能回路を発射鎚の駆動回路とした場合に
は、ＭＭ者がある場合にのみ、操作ハンドルの回転によ
る発射鎚の駆動を可能どし、遊戯者の存在が、打撃鎚を
駆動させるための前提条件となる。

〈実施例〉 本発明の一実施例を添伺図面について説明する。

操作ハンドル３は、第５図に示すようにパチンコ機台１
の機枠２の下部右位置にイ・１設されており、その構成
を第２図について詳述する。

４は、把持を容易とするために、その前端を膨隆状とし
たグリップであって、その裏面に固定した軸筒５を、前
記機枠２の裏面から前方突出させて嵌着した取伺筒６に
、外嵌固定することにより回動不能に取付けられている
。前記グリップ４と軸筒５間には、回動操作体８が回転
可能に外嵌しており、該回動操作体８の中央に支持され
た作動杆９か、前記取（−１筒６内に通人して裏面側に
突出している。また前記軸筒５の内部には、前記回動操
作体８の回動により閉路する回転検知スイッチＳｌが装
ｒ■されている。

また前記グリップ４の中央部には、装着溝２２が設けら
れ、該構内に、第１図に示すユニット化された赤外線検
知装置Ｘが埋設されている。

尚、赤外線検知装置Ｘは、′ＭＬ威名によりその前面を
遮蔽される位置であれば、パチンコ機台ｌの機枠２前面
のいずれの位置でもよい。

ただし、前記したように、操作ハンドル３に設けた場合
には、その手の接近又は、接触により、遊戯者を検知す
ることとなるから、誤作動なく確実に検知することがで
きる利点を生ずる。

前記回動操作体８の回動と、発射鎚ｌＩとの関係を第３
図について説明する。

前記発射鎚１１は、回動モータＭの駆動によって、その
駆動軸の−・回転毎に傾動位置に案内され、かつその案
内作用を解除されて、該発！）１鎚１■に掛けられた引
張バネ１２の付勢力により急開に復動し、パチンコ玉を
その先端で打撃するものである。Ｔ９１１記引張バネ１
２の他端は、該バネの引張力を調整するためのプーリー
１３に巻き取られている。前記プーリー１３には、該プ
ーリー１３を回動するリング１４が外嵌しており、作動
杆９の後端のプーリ１５に巻回されたワイヤー１６の他
端を、前記リング１４に連結することにより、前記回動
操作体８の回動に伴い、前記引張バネ１２がプーリー１
３に巻き取られる。このため、引張バネ１２によって発
１）Ｊ鎚１１の下端に作用する引張力が変化する。すな
わち、前記回動操作体８を図中時計方向回転させると、
前記引張バネ１２のイ」勢力が増大し、前記発射鎚１１
の復動力が増大して、強くパチンコ玉ａを打撃すること
となる。

回動モータＭは、第４図に示すモーター駆動回路２０に
、前記した回転検知スイッチＳｌ及び遊戯者検知スイッ
チＳ２とともに直列接続され、該スイッチＳｔ、Ｓ２の
閉成によってのみ駆動可能となる。またモーター駆動回
路２０は電源回路１７の始動スイッチ１８を閉成するこ
とにより、変圧器１９を介して電圧印加される。

尚、前記遊戯者検知スイッチＳ２は、゛市原回路１７に
設けることもできる。

而で、前記赤外線検知装置ＸによるＭＬ遊戯者検知より
、遊戯者検知スイッチＳ２が閉成して、前記回転検知ス
イッチＳ＋の閉成と相俟って、モーター駆動回路２０が
導通］７、回動モータＭの駆動を生じ、発射鎚１１の揺
動作動４ｊｊにパチンコ玉が盤面に打ち出される。

また、前記赤外線検知装置Ｘにより閉成される遊戯者検
知スイッチＳ２は、発射鎚１１の駆動回路のみならず、
パチンコ機に用いられる種々の機能回路にも介装するこ
とができる。これにより。

例えば、機枠２の前面に赤外線検知装置Ｘを設け、機台
ｌ前部に遊戯者が位置すると、遊戯盤面の各種の表示ラ
ンプが点灯したり、父は機台１側から「イラッシャイマ
セ１等のｆｔ声を発する等がｎｆ能となる。また、赤外
線検知装置ｘ　ｔ−ｍ記ハンドル３と機枠２中央部とに
二個に設け、前記遊戯者が椅ｒ−に座ると、機枠２中央
の赤外線検知装置Ｘによる遊戯者検知に起因して、′Ｍ
戯盤面のいわゆる重役物をデモンストレーション作動さ
せて、その作動態様を遊戯者に知得させ、ハンドル３に
手を沿えると、その赤外線検知装置Ｘによる遊戯者検知
により、前記デモンストレーション作動が解除されるよ
うにしてもよい。

〈発明の効果〉 本発明は、」二連のように、パチンコ機台の表面に、赤
外線検知装置Ｐ２Ｘを設け、Ｍ戯者の前記検知装置への
近接により、該遊戯者の存在を検知するようにしたもの
である。このため赤外線検知装置Ｘの発生出力により閉
成する遊戯者検知スイッチＳ２を発射鎚１１の駆動回路
に介装した場合には、前記かかる検知を前提条件として
、前記発射鎚１１の駆動を生じさせるようにしたもので
あるから、遊戯者を介して回路を接地する等の手段とは
異なり、誤作動が可及的に減少する。またガムテープ等
で前記センサーＳを遮蔽しても所定量の赤外線が照射さ
れないことから、発射鎚１１の駆動を生］′、ることば
ない。このため、グリンプ４と、回動操作体８間にコイ
ンを差し込む等のＬ段により該操作体８を回動位置に保
持して、複数のパチンコ機台を占イ１するような違反行
為を有効に防市できる。

また赤外線検知装置又は−１１接触型の遊戯者検知り段
であるから、その取旧場所笠の限定条件が少なく、この
ためパチンコ機の特定の機能の実行を前記遊戯者の存在
と関係伺けて生しさせる必要のある場合に、その適用が
容易である笠の優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は赤外線検知装置Ｘの基本構成を示す概念図、第
２図は操作ハンドル３の縦断側面図、第３図は回動操作
体８の凹部ｌＯと発射ｇｔｔとの関係を示す概要図、第
４図はモーター駆動回路２０を示す回路図、第５図はパ
チンコ機台ｌの正面図である。 ｅ；チョフパー　ｆ；光学フィルター　ｈ；信号処理部
　Ｓ；センサー　Ｘ；赤外線検知装置３；操作ハンドル
　１１；発射鎚　２０；モーター駆動回路　２２；装着
溝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）焦電型赤外線センサーと、該センサーの受光面を間
   欠的に遮蔽するチョッパーと、前記センサーの受光面の
   前部に配設され、人体から発する所定周波数の赤外線の
   みを透過する光学フィルターと、前記センサーによる赤
   外線の検出により出力を発生する信号処理部とからなる
   赤外線検知装置を、パチンコ機台の表面に設け、前記検
   知装置の発生出力により閉成する遊戯者検知スイッチを
   パチンコ機の所要の機能回路に介装したことを特徴とす
   るパチンコ機の遊戯者検知装置。 ２）前記チョッパーを、前後面の透明電極に交番電圧を
   印加することにより、透光状態と、遮光状態とに交互に
   変換される液晶板により構成したことを特徴とする特許
   請求の範囲第１）項記載のパチンコ機の遊戯者検知装置
   。