JPS6122579Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6122579Y2 JPS6122579Y2 JP1983064883U JP6488383U JPS6122579Y2 JP S6122579 Y2 JPS6122579 Y2 JP S6122579Y2 JP 1983064883 U JP1983064883 U JP 1983064883U JP 6488383 U JP6488383 U JP 6488383U JP S6122579 Y2 JPS6122579 Y2 JP S6122579Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- handpiece
- air
- grip
- driven
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は歯科用ハンドピース、詳しくは、治療
部位に光を照射すべき導光性フアイバをハンドピ
ースグリツプ部及びハンドピース本体内に内装し
たタイプのエアー駆動型ハンドピースの改良に関
する。
部位に光を照射すべき導光性フアイバをハンドピ
ースグリツプ部及びハンドピース本体内に内装し
たタイプのエアー駆動型ハンドピースの改良に関
する。
ハンドピースの工具の回転切削によつて歯牙を
治療する際、その治療部位を照明することによつ
て、適正な治療操作を図る考えは既知であり、こ
の場合ハンドピース本体及びグリツプ部内に光導
伝性フアイバを納置して該フアイバの先端をヘツ
ド部に至近させて露出させフアイバからの光を工
具先端部位に届くように構成した技術も知られて
いる。
治療する際、その治療部位を照明することによつ
て、適正な治療操作を図る考えは既知であり、こ
の場合ハンドピース本体及びグリツプ部内に光導
伝性フアイバを納置して該フアイバの先端をヘツ
ド部に至近させて露出させフアイバからの光を工
具先端部位に届くように構成した技術も知られて
いる。
この類型のハンドピースに於て、光源(ハロゲ
ンランプ等)をハンドピース外に設けて上記光導
伝性フアイバと光学的接続をなすもの又はハンド
ピースのグリツプ部内に回転自在な接続ピースを
設けこの接続ピースに光源を置き、空気、水、ミ
スト等のハンドピースの駆動や軸受、治療に必要
な各種媒体をハンドピースに接続するための供給
管アセンブリホース内に上記光源に電力を供給す
る配線を納入する試みが、特開昭57−134152によ
つて提供された。この先行技術はそれ迄公知であ
つた光導伝性フアイバ適用型ハンドピースに対し
て種々の利点、例えば、グリツプ部と接続ピース
及び供給管アセンブリホースとを相対回転自在に
してこの接続ピースに光導伝性フアイバを収納し
たり、光源と共に光導伝性フアイバを収納したた
め、治療中ハンドピースグリツプは治療に必要な
旋回性を付与せられるが接続ピースや供給管アセ
ンブリホースはその回転には何等関与せずこのた
め上記光導伝性フアイバに捻れや、損傷を受けな
い…等の効果を奏効し得るものである。然しなが
ら、この先行技術に於ては次のような欠点を余儀
なくされていた。即ち、光源内蔵型のものに於
て、この光源を取着した接続ピースは前述のよう
にグリツプ部に対して相対的回転関係にあるた
め、仮令接続ピース自体を治療中回転せずにグリ
ツプ部を回転したとしても、このグリツプ部内に
於て光源と対合して軸線方向に延びる光導伝性フ
アイバは該光源の回転によつて光源との相対関係
につき影響を受けるから、光の伝送系が回転によ
つて偏位(直径方向に)しないよう、光源とそれ
に対合する光導伝性フアイバは回転の影響を受け
ないようグリツプ部及び接続ピースの中心に夫々
配置せねばならない。するとハンドピースの設計
範囲が制約されて、水、エア等の通路を通す位置
に制限を与えられたり、光源寸法如何によつては
ハンドピースの径大化の問題も起きてくる。
ンランプ等)をハンドピース外に設けて上記光導
伝性フアイバと光学的接続をなすもの又はハンド
ピースのグリツプ部内に回転自在な接続ピースを
設けこの接続ピースに光源を置き、空気、水、ミ
スト等のハンドピースの駆動や軸受、治療に必要
な各種媒体をハンドピースに接続するための供給
管アセンブリホース内に上記光源に電力を供給す
る配線を納入する試みが、特開昭57−134152によ
つて提供された。この先行技術はそれ迄公知であ
つた光導伝性フアイバ適用型ハンドピースに対し
て種々の利点、例えば、グリツプ部と接続ピース
及び供給管アセンブリホースとを相対回転自在に
してこの接続ピースに光導伝性フアイバを収納し
たり、光源と共に光導伝性フアイバを収納したた
め、治療中ハンドピースグリツプは治療に必要な
旋回性を付与せられるが接続ピースや供給管アセ
ンブリホースはその回転には何等関与せずこのた
め上記光導伝性フアイバに捻れや、損傷を受けな
い…等の効果を奏効し得るものである。然しなが
ら、この先行技術に於ては次のような欠点を余儀
なくされていた。即ち、光源内蔵型のものに於
て、この光源を取着した接続ピースは前述のよう
にグリツプ部に対して相対的回転関係にあるた
め、仮令接続ピース自体を治療中回転せずにグリ
ツプ部を回転したとしても、このグリツプ部内に
於て光源と対合して軸線方向に延びる光導伝性フ
アイバは該光源の回転によつて光源との相対関係
につき影響を受けるから、光の伝送系が回転によ
つて偏位(直径方向に)しないよう、光源とそれ
に対合する光導伝性フアイバは回転の影響を受け
ないようグリツプ部及び接続ピースの中心に夫々
配置せねばならない。するとハンドピースの設計
範囲が制約されて、水、エア等の通路を通す位置
に制限を与えられたり、光源寸法如何によつては
ハンドピースの径大化の問題も起きてくる。
本考案は上記を改善するためになされたもの
で、ハンドピースグリツプ部と供給管アセンブリ
ホースとが相対回転自在な関係を維持しているも
のに光源を光導伝性フアイバと共に内蔵するもの
に於て、光源及びフアイバがグリツプ部の中心よ
り径方向に偏位しても設置出来、これによつて上
述問題点を払拭し得るようにしたハンドピースを
提供することを主な目的としている。望ましい実
施例に於て、上記目的は、ハンドピースのグリツ
プ部内に光源とそれに対合する光導伝性フアイバ
とを相対固定関係に維持すると共に該光源に給電
する給電系に可回転性を付与することによつて達
成される。以下に本考案の望ましい実施例の2つ
を採つて詳細に説明するに、図に於て、第1図は
本考案歯科用エアー駆動型ハンドピースの一実施
例を示す縦断側面図、第2図は第1図−線断
面図、第3図は第1図−線断面図、第4図は
第1図−線断面図、第5図は第3図−線
断面図、第6図は本考案の別の実施例を示す一部
切欠縦断側面図、第7図は第6図の−線断面
図を夫々示す。
で、ハンドピースグリツプ部と供給管アセンブリ
ホースとが相対回転自在な関係を維持しているも
のに光源を光導伝性フアイバと共に内蔵するもの
に於て、光源及びフアイバがグリツプ部の中心よ
り径方向に偏位しても設置出来、これによつて上
述問題点を払拭し得るようにしたハンドピースを
提供することを主な目的としている。望ましい実
施例に於て、上記目的は、ハンドピースのグリツ
プ部内に光源とそれに対合する光導伝性フアイバ
とを相対固定関係に維持すると共に該光源に給電
する給電系に可回転性を付与することによつて達
成される。以下に本考案の望ましい実施例の2つ
を採つて詳細に説明するに、図に於て、第1図は
本考案歯科用エアー駆動型ハンドピースの一実施
例を示す縦断側面図、第2図は第1図−線断
面図、第3図は第1図−線断面図、第4図は
第1図−線断面図、第5図は第3図−線
断面図、第6図は本考案の別の実施例を示す一部
切欠縦断側面図、第7図は第6図の−線断面
図を夫々示す。
本考案の要旨とする所は、一端にヘツド部1を
備えたハンドピース本体2と、この本体2に回動
不能に連結されるグリツプ部20と、このグリツ
プ部20の他端に回動自在且つ分離自在に連結さ
れ前記ヘツド部1に1つもしくは複数個の媒体を
供給する供給管SA,SB…の端部に接続された接
続ブロツク10とを含み、このブロツク10には
媒体管路11,12…が設けられ、これら管路1
1,12…が上記グリツプ部20に対し媒体通路
111,121…と連通され前記ハンドピース本
体2内には光導伝体3がその体軸方向に沿つて内
蔵されてその先端が前記ヘツド部1の下部に露呈
32され、他端が上記グリツプ部20内の光源4
と軸線方向に沿つて対向してなるものに於て、上
記グリツプ部20内には光源4が該グリツプ部2
0の軸芯に対し直径方向に偏位するように該グリ
ツプ部20内に回動不能に固定され、この光源4
に給電する電気配線41,42と、前記供給管
SA,SB側より導出された電気配線43,44と
が上記グリツプ部20内に於てロータリコネクタ
7によつて接続されることを特徴とする歯科用エ
アー駆動型ハンドピースに係る。上記構成に於
て、供給管SA,SB…はタービン駆動用圧縮エア
供給管、切削部位への注水供給管この他エア軸受
用圧縮エア供給管、切削部位へのミスト(水とエ
アとの混合流体)供給管、タービン駆動後の圧縮
エアの導出管(但し以下では供給管のみを例にと
る)等である。グリツプ部20とハンドピース本
体2とはねじ結合によつて締着后は回動不能に連
結される。光導伝体3としては光導伝性フアイバ
が主として用いられ、光源4としてはハロゲン
球、豆白熱灯、ネオン管等が適用される。この光
源4を保持固定する光源保持具40、電気配線4
1,42と43,44とを接続するロータリコネ
クタ7、接続ブロツク10及びこれに関連する部
材の構成に於て2様の実施例を挙げる。
備えたハンドピース本体2と、この本体2に回動
不能に連結されるグリツプ部20と、このグリツ
プ部20の他端に回動自在且つ分離自在に連結さ
れ前記ヘツド部1に1つもしくは複数個の媒体を
供給する供給管SA,SB…の端部に接続された接
続ブロツク10とを含み、このブロツク10には
媒体管路11,12…が設けられ、これら管路1
1,12…が上記グリツプ部20に対し媒体通路
111,121…と連通され前記ハンドピース本
体2内には光導伝体3がその体軸方向に沿つて内
蔵されてその先端が前記ヘツド部1の下部に露呈
32され、他端が上記グリツプ部20内の光源4
と軸線方向に沿つて対向してなるものに於て、上
記グリツプ部20内には光源4が該グリツプ部2
0の軸芯に対し直径方向に偏位するように該グリ
ツプ部20内に回動不能に固定され、この光源4
に給電する電気配線41,42と、前記供給管
SA,SB側より導出された電気配線43,44と
が上記グリツプ部20内に於てロータリコネクタ
7によつて接続されることを特徴とする歯科用エ
アー駆動型ハンドピースに係る。上記構成に於
て、供給管SA,SB…はタービン駆動用圧縮エア
供給管、切削部位への注水供給管この他エア軸受
用圧縮エア供給管、切削部位へのミスト(水とエ
アとの混合流体)供給管、タービン駆動後の圧縮
エアの導出管(但し以下では供給管のみを例にと
る)等である。グリツプ部20とハンドピース本
体2とはねじ結合によつて締着后は回動不能に連
結される。光導伝体3としては光導伝性フアイバ
が主として用いられ、光源4としてはハロゲン
球、豆白熱灯、ネオン管等が適用される。この光
源4を保持固定する光源保持具40、電気配線4
1,42と43,44とを接続するロータリコネ
クタ7、接続ブロツク10及びこれに関連する部
材の構成に於て2様の実施例を挙げる。
一つの実施例は第1図乃至第5図に示すもので
あり、この例に於て光源保持具40はハンドピー
ス本体側(以下前側とす)に光導伝体3の終端部
31を差入れる窓孔400を備えた壁体401
を、直径方向には腔所402を、これに連なつて
光源ソケツト5の結合部、即ちソケツト5の端子
プラグ51,51と、これを嵌受する受刃端子
6,6とを有し、更に供給管側(以下後側とす)
端部にはロータリコネクタ7(後述)を夫々具備
してグリツプ部20に対して回動不能(後述)に
内蔵されている。光源ソケツト5は光源4をその
軸芯がグリツプ部20の軸芯と直径方向に偏位す
るように保持して腔所402に内設され上記のよ
うにプラグ51,51を受刃端子6,6に嵌合離
脱することによつて、直径方向に着脱自在とされ
る。接続ブロツク10には軸線方向に沿う管路1
1,12が設けられたほぼ円柱体をなしてグリツ
プ部20の後側内部に略、同軸的に挿入され、そ
の前端には管状コネクタ8を止めねじ85により
連結してあり、このコネクタ8の周体には円板状
もしくはリング状接片81を取着してある。接続
ブロツク10をグリツプ部20に水密的且つ気密
的に回転自在に保持し且つ前記管路11,12と
前記光源保持具40に軸線方向に沿わせて設けた
通路111,121に開通させるためにスリーブ
13が接続ブロツク10とグリツプ部20との間
に介装されて接続ブロツク10とはシールリング
101,102,103を介して水密的且つ気密
的に回転自在な保持関係を維持している。スリー
ブ13は軸方向に延びる連通路131,132を
備えると共にグリツプ部20をハンドピース本体
2に十分にねじ込んだ状態で直径方向の外向フラ
ンジ部133がグリツプ部20の内向フランジ2
01と軸線方向に係合してスリーブ13がグリツ
プ部20と共回動し得るようになつている。スリ
ーブ13と接続ブロツク10との相対回動を可能
ならしめるためにスリーブ13の後側にはボール
ベアリング134が設けられている。上述したグ
リツプ部20の締合により光源保持具40の前端
面403はハンドピース本体2の円柱状部材21
の後端壁210に圧接してこの状態はグリツプ部
20に対して回動不能とされる。ロータリコネク
タ7は、この例に於ては光源保持具40の後端に
設けた一対の止めねじ70,70により取着され
た円弧状接片71,71と、前記コネクタ8に固
定されてこれら接片71,71と夫々常時接触し
ているC型もしくはリング状接片81,81とよ
りなる。光源4に給電する電気配線41,42は
既述の端子6,6より導出されて上記接片71,
71に接続され、一方接片81,81より導出さ
れた電気配線43,44はコネクタ8の中腔所よ
り、第5図の如くコネクタ8の後端部と接続ブロ
ツク10の前端部に介装された端子ソケツト82
を経て接続ブロツク10の管路11(12でもよ
い)から供給側に至る。なお、図中83,84は
ピン端子と受刃端子を夫々示す。止めねじ85を
緩めることにより接続ブロツク10からコネクタ
8及びピン端子83を夫々取りはずして交換出来
る。また、第1図、第2図に於ける14…は個々
の媒体の供給管SA,SB…と管路11,12を連
結するためのジヨイント、15は供給管アセンブ
リホース16の取付用短管である。
あり、この例に於て光源保持具40はハンドピー
ス本体側(以下前側とす)に光導伝体3の終端部
31を差入れる窓孔400を備えた壁体401
を、直径方向には腔所402を、これに連なつて
光源ソケツト5の結合部、即ちソケツト5の端子
プラグ51,51と、これを嵌受する受刃端子
6,6とを有し、更に供給管側(以下後側とす)
端部にはロータリコネクタ7(後述)を夫々具備
してグリツプ部20に対して回動不能(後述)に
内蔵されている。光源ソケツト5は光源4をその
軸芯がグリツプ部20の軸芯と直径方向に偏位す
るように保持して腔所402に内設され上記のよ
うにプラグ51,51を受刃端子6,6に嵌合離
脱することによつて、直径方向に着脱自在とされ
る。接続ブロツク10には軸線方向に沿う管路1
1,12が設けられたほぼ円柱体をなしてグリツ
プ部20の後側内部に略、同軸的に挿入され、そ
の前端には管状コネクタ8を止めねじ85により
連結してあり、このコネクタ8の周体には円板状
もしくはリング状接片81を取着してある。接続
ブロツク10をグリツプ部20に水密的且つ気密
的に回転自在に保持し且つ前記管路11,12と
前記光源保持具40に軸線方向に沿わせて設けた
通路111,121に開通させるためにスリーブ
13が接続ブロツク10とグリツプ部20との間
に介装されて接続ブロツク10とはシールリング
101,102,103を介して水密的且つ気密
的に回転自在な保持関係を維持している。スリー
ブ13は軸方向に延びる連通路131,132を
備えると共にグリツプ部20をハンドピース本体
2に十分にねじ込んだ状態で直径方向の外向フラ
ンジ部133がグリツプ部20の内向フランジ2
01と軸線方向に係合してスリーブ13がグリツ
プ部20と共回動し得るようになつている。スリ
ーブ13と接続ブロツク10との相対回動を可能
ならしめるためにスリーブ13の後側にはボール
ベアリング134が設けられている。上述したグ
リツプ部20の締合により光源保持具40の前端
面403はハンドピース本体2の円柱状部材21
の後端壁210に圧接してこの状態はグリツプ部
20に対して回動不能とされる。ロータリコネク
タ7は、この例に於ては光源保持具40の後端に
設けた一対の止めねじ70,70により取着され
た円弧状接片71,71と、前記コネクタ8に固
定されてこれら接片71,71と夫々常時接触し
ているC型もしくはリング状接片81,81とよ
りなる。光源4に給電する電気配線41,42は
既述の端子6,6より導出されて上記接片71,
71に接続され、一方接片81,81より導出さ
れた電気配線43,44はコネクタ8の中腔所よ
り、第5図の如くコネクタ8の後端部と接続ブロ
ツク10の前端部に介装された端子ソケツト82
を経て接続ブロツク10の管路11(12でもよ
い)から供給側に至る。なお、図中83,84は
ピン端子と受刃端子を夫々示す。止めねじ85を
緩めることにより接続ブロツク10からコネクタ
8及びピン端子83を夫々取りはずして交換出来
る。また、第1図、第2図に於ける14…は個々
の媒体の供給管SA,SB…と管路11,12を連
結するためのジヨイント、15は供給管アセンブ
リホース16の取付用短管である。
以上の構成によつて図外の電源より配線44,
43,42,41を経て給電された光源4が発光
すると光導伝体3によつて露出部32よりその光
が治療部位に照射されるものであるが、ハンドピ
ース本体2およびもしくはグリツプ部20を術者
が把持してこれを治療に適する方向に回動する
と、光源保持具40及びスリーブ13はこれと共
回転しこれによつてロータリジヨイント7が回転
接触を続ける。従つて、上記回転によつても光源
4の発光は維持される。而して光源4と光導伝体
3〔もしくは31〕は上記回転によつて共回転す
るから両者の相対関係は不動になり回転によつて
も光の伝導系に直径方向のズレは発生しない。一
方接続ブロツク10はコネクタ8と共に不動に保
持され連通路131,132と通路111,12
1との相対関係は回転によつても変らないから、
連通路131,132の回転範囲に見合うように
管路11,12の会所に周溝104,105を設
けておけば媒体の導入、排出は続行出来る。この
例に於ては、また、光源4をグリツプ部20の軸
芯より径方向に十分に偏芯して且つ腔所402内
に設置してあるために、グリツプ部20を本体2
より螺脱すると、外部より指操作するだけで、光
源4をソケツト5より取外ししたり、光源4を含
むソケツト5毎、抜出すことが出来る。特に端子
プラグ51を直径方向に引抜くと云う容易な作業
でソケツト5の離脱が出来ることは特筆される。
43,42,41を経て給電された光源4が発光
すると光導伝体3によつて露出部32よりその光
が治療部位に照射されるものであるが、ハンドピ
ース本体2およびもしくはグリツプ部20を術者
が把持してこれを治療に適する方向に回動する
と、光源保持具40及びスリーブ13はこれと共
回転しこれによつてロータリジヨイント7が回転
接触を続ける。従つて、上記回転によつても光源
4の発光は維持される。而して光源4と光導伝体
3〔もしくは31〕は上記回転によつて共回転す
るから両者の相対関係は不動になり回転によつて
も光の伝導系に直径方向のズレは発生しない。一
方接続ブロツク10はコネクタ8と共に不動に保
持され連通路131,132と通路111,12
1との相対関係は回転によつても変らないから、
連通路131,132の回転範囲に見合うように
管路11,12の会所に周溝104,105を設
けておけば媒体の導入、排出は続行出来る。この
例に於ては、また、光源4をグリツプ部20の軸
芯より径方向に十分に偏芯して且つ腔所402内
に設置してあるために、グリツプ部20を本体2
より螺脱すると、外部より指操作するだけで、光
源4をソケツト5より取外ししたり、光源4を含
むソケツト5毎、抜出すことが出来る。特に端子
プラグ51を直径方向に引抜くと云う容易な作業
でソケツト5の離脱が出来ることは特筆される。
別の実施例は第6図及び第7図に図示される如
く、光源保持具40は媒体通路111,121及
び光源シース45を嵌支すべき腔所404を夫々
軸線方向に備えた円柱状をなし光源4はシース4
5に回動不能に保持され上記腔所404内に嵌支
される。ロータリコネクタ7は直状ピン端子72
と、その外側に同芯状に套嵌せる絶縁スリーブ7
3、スリーブ端子74とを含み、このスリーブ端
子74は振れ回り防止用にラジアル方向のストツ
パ741…を備えて上記シース45に係止してい
る。ピン端子72の後端には電気配線43と同電
位にされたスプリング17と弾接しており、一方
の電気配線44は上記スリーブ端子74にバネ接
片742を介して接続され、光源4の電気配線4
1はこのスリーブ端子74に、電気配線42は前
記ピン端子72に夫々接続されている。スリーブ
13、接続ブロツク10については、その形状、
構造に於て前者実施例と多少の差はあるが、こゝ
で区別的な作用の差は特記する程ではないから割
愛して前者実施例と同じ符号を対応個所に付して
ある。この実施例は上記構成であるから、ハンド
ピース本体2及びもしくはグリツプ部20を把持
して回動すると光源保持具40、スリーブ13、
光源シース45、光源4、絶縁スリーブ73及び
スリーブ端子74が回動するが、ピン端子72は
スプリング17と回転接触し、スリーブ端子74
はバネ接片742を介して回転中接触し続けるた
め、光源4の発光は回転中持続する。光源4の交
換に当つてはグリツプ部20を螺脱して、光源保
持具40ごと軸線方向に沿つて図中左方に引抜く
ことにより、ロータリジヨイント7を含んでこれ
をスリーブ13により離脱し、新しい対応部品を
これと逆の操作によつて着装すれば良い。
く、光源保持具40は媒体通路111,121及
び光源シース45を嵌支すべき腔所404を夫々
軸線方向に備えた円柱状をなし光源4はシース4
5に回動不能に保持され上記腔所404内に嵌支
される。ロータリコネクタ7は直状ピン端子72
と、その外側に同芯状に套嵌せる絶縁スリーブ7
3、スリーブ端子74とを含み、このスリーブ端
子74は振れ回り防止用にラジアル方向のストツ
パ741…を備えて上記シース45に係止してい
る。ピン端子72の後端には電気配線43と同電
位にされたスプリング17と弾接しており、一方
の電気配線44は上記スリーブ端子74にバネ接
片742を介して接続され、光源4の電気配線4
1はこのスリーブ端子74に、電気配線42は前
記ピン端子72に夫々接続されている。スリーブ
13、接続ブロツク10については、その形状、
構造に於て前者実施例と多少の差はあるが、こゝ
で区別的な作用の差は特記する程ではないから割
愛して前者実施例と同じ符号を対応個所に付して
ある。この実施例は上記構成であるから、ハンド
ピース本体2及びもしくはグリツプ部20を把持
して回動すると光源保持具40、スリーブ13、
光源シース45、光源4、絶縁スリーブ73及び
スリーブ端子74が回動するが、ピン端子72は
スプリング17と回転接触し、スリーブ端子74
はバネ接片742を介して回転中接触し続けるた
め、光源4の発光は回転中持続する。光源4の交
換に当つてはグリツプ部20を螺脱して、光源保
持具40ごと軸線方向に沿つて図中左方に引抜く
ことにより、ロータリジヨイント7を含んでこれ
をスリーブ13により離脱し、新しい対応部品を
これと逆の操作によつて着装すれば良い。
叙述本考案を2つの望ましい実施例を採つて詳
述した所から判明するように、本考案によれば、
グリツプ部に対して接続ブロツクが相対回転自在
に連設されて該グリツプ部に光源内蔵型のハンド
ピースでありながら、光源系を回転系に、接続ブ
ロツクを固定系(但し両系は相対的の意)におい
たため、光源をグリツプ部の軸芯に合芯的に配置
することから解放され、直径方向に偏位して設置
出来るために、設計上の自由度が高まり組立も容
易となると共に光源、接片、回転部の各部材の消
耗を最小限度とするための部品交換が容易に出来
ると云う利益が得られる。そして、光源をグリツ
プ部側に近づけた最初の実施例によれば、接続ブ
ロツク、ロータリジヨイント、光源等を含む本考
案ハンドピースグリツプ部を既存の一般のグリツ
プ部に替えて光導伝体をこのハンドピース本体に
外付けすることにより、ユーザ手持ちのハンドピ
ースに対しても光照射機能を簡単に付与すること
も出来る。本考案を発展させた実施態様に於て、
光源部分だけをグリツプ部より膨出(非円形に)
すればグリツプ部の直径を少としてしかも切削作
業に支障をきたさないで済むし、またこの態様に
於て照度アツプのため直径の大きな光源が必要な
場合はその膨出部だけを大きくグリツプ部を径大
化することなくその必要に応えることが出来る。
述した所から判明するように、本考案によれば、
グリツプ部に対して接続ブロツクが相対回転自在
に連設されて該グリツプ部に光源内蔵型のハンド
ピースでありながら、光源系を回転系に、接続ブ
ロツクを固定系(但し両系は相対的の意)におい
たため、光源をグリツプ部の軸芯に合芯的に配置
することから解放され、直径方向に偏位して設置
出来るために、設計上の自由度が高まり組立も容
易となると共に光源、接片、回転部の各部材の消
耗を最小限度とするための部品交換が容易に出来
ると云う利益が得られる。そして、光源をグリツ
プ部側に近づけた最初の実施例によれば、接続ブ
ロツク、ロータリジヨイント、光源等を含む本考
案ハンドピースグリツプ部を既存の一般のグリツ
プ部に替えて光導伝体をこのハンドピース本体に
外付けすることにより、ユーザ手持ちのハンドピ
ースに対しても光照射機能を簡単に付与すること
も出来る。本考案を発展させた実施態様に於て、
光源部分だけをグリツプ部より膨出(非円形に)
すればグリツプ部の直径を少としてしかも切削作
業に支障をきたさないで済むし、またこの態様に
於て照度アツプのため直径の大きな光源が必要な
場合はその膨出部だけを大きくグリツプ部を径大
化することなくその必要に応えることが出来る。
第1図は本考案歯科用エアー駆動型ハンドピー
スの一実施例を示す縦断側面図、第2図は第1図
−線断面図、第3図は第1図−線断面
図、第4図は第1図−線断面図、第5図は第
3図−線断面図、第6図は本考案の別の実施
例を示す一部切欠縦断側面図、第7図は第6図の
−線断面図を夫々示す。 符号の説明、1……ヘツド部、2……ハンドピ
ース本体、3……光導伝体、4……光源、5……
ソケツト、7……ロータリコネクタ、8……管状
コネクタ、10……接続ブロツク、11,12…
…媒体管路、13……スリーブ、17……スプリ
ング、20……グリツプ部、32……露出部、4
0……光源保持具、41,42,43,44……
電気配線、45……光源シース、51……端子プ
ラグ、71……円弧状接片、72……ピン端子、
73……絶縁スリーブ、74……スリーブ端子、
81……リング状接片、111,121……媒体
通路、131,132……連通路、742……バ
ネ接片、SA,SB……供給管。
スの一実施例を示す縦断側面図、第2図は第1図
−線断面図、第3図は第1図−線断面
図、第4図は第1図−線断面図、第5図は第
3図−線断面図、第6図は本考案の別の実施
例を示す一部切欠縦断側面図、第7図は第6図の
−線断面図を夫々示す。 符号の説明、1……ヘツド部、2……ハンドピ
ース本体、3……光導伝体、4……光源、5……
ソケツト、7……ロータリコネクタ、8……管状
コネクタ、10……接続ブロツク、11,12…
…媒体管路、13……スリーブ、17……スプリ
ング、20……グリツプ部、32……露出部、4
0……光源保持具、41,42,43,44……
電気配線、45……光源シース、51……端子プ
ラグ、71……円弧状接片、72……ピン端子、
73……絶縁スリーブ、74……スリーブ端子、
81……リング状接片、111,121……媒体
通路、131,132……連通路、742……バ
ネ接片、SA,SB……供給管。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端にヘツド部1を備えたハンドピース本体
2と、この本体2に回動不能に連結されるグリ
ツプ部20の他端に回動自在且つ分離自在に連
結され前記ヘツド部1に1つもしくは複数個の
媒体を供給する供給管SA,SB…の端部に接続
された接続ブロツク10とを含み、このブロツ
ク10には媒体管路11,12…が設けられ、
これら管路11,12…が上記グリツプ部20
内の媒体管路111,121…と連通され前記
ハンドピース本体2内には光導伝体3がその体
軸方向に沿つて内蔵されてその先端が前記ヘツ
ド部1の下部に露呈32され、他端が上記グリ
ツプ部20内の光源4と軸線方向に対向してな
るものに於て、上記グリツプ部20の軸芯に対
し直径方向に偏位して該グリツプ部20に対し
回動不能に固定され、この光源4に給電する電
気配線41,42と前記供給管SA,SB…側よ
り導出された電気配線43,44とが上記グリ
ツプ部20内に於てロータリコネクタ7によつ
て相互に接続されることを特徴とする歯科用エ
アー駆動型ハンドピース。 2 光源4が光源保持具40によつてグリツプ部
20内に固定されている実用新案登録請求の範
囲第1項記載のエアー駆動型ハンドピース。 3 光源4が光源保持具40に対して端子プラグ
51,51を含むソケツト5によつてグリツプ
部20の直径方向に着脱自在とされている実用
新案登録請求の範囲第2項記載のエアー駆動型
ハンドピース。 4 光源保持具40に対して光源4が光源シース
45によつてグリツプ部20の軸線方向に着脱
自在とされている実用新案登録請求の範囲第2
項記載のエアー駆動型ハンドピース。 5 接続ブロツク10が、グリツプ部20に対し
て回動不能に固定されたスリーブ13によつて
気密且水密的に相対回動自在に套嵌されたこの
スリーブ13の連通路131,132…によつ
て接続ブロツク10の管路11,12…と光源
保持具40の通路111,121…とが夫々開
通連結されている実用新案登録請求の範囲第1
項記載のエアー駆動型ハンドピース。 6 接続ブロツク10の管路11,12のいずれ
かを経て電気配線43,44が前側に導出され
てロータリコネクタ7に接続され光源4の電気
配線41,42が光源保持具40の体内を経て
上記ロータリコネクタ7に接続されている実用
新案登録請求の範囲第5項記載のエアー駆動型
ハンドピース。 7 ロータリコネクタ7が光源保持具40の後端
に設けた一対の円弧状接片71,71と、接続
ブロツク10の前端に設けられた管状コネクタ
8に固定されて上記接片71,71と常時接触
しているリング状接片81,81とよりなる実
用新案登録請求の範囲第6項記載のエアー駆動
型ハンドピース。 8 ロータリコネクタ7がピン端子72と、その
外側に同芯状に套嵌せる絶縁スリーブ73と、
スリーブ端子74が接続ブロツク10の前端部
並びに光源シース45間に回転自在に保持され
ると共に電気配線43,44が上記ピン端子7
2とスリーブ端子74とに夫々スプリング17
及びバネ接片の742を介して接続されている
実用新案登録請求の範囲第4項記載のエアー駆
動型ハンドピース。 9 光源4がハロゲンランプ、ネオン管、豆白熱
球より選ばれた第1項乃至第8項いずれか記載
のエアー駆動型ハンドピース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6488383U JPS59169811U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 歯科用エア−駆動型ハンドピ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6488383U JPS59169811U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 歯科用エア−駆動型ハンドピ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59169811U JPS59169811U (ja) | 1984-11-13 |
JPS6122579Y2 true JPS6122579Y2 (ja) | 1986-07-07 |
Family
ID=30195074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6488383U Granted JPS59169811U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 歯科用エア−駆動型ハンドピ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59169811U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3332627A1 (de) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co, 7950 Biberach | Zahnaerztliches handstueck |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421094A (en) * | 1977-07-19 | 1979-02-16 | Yoshida Seisakusho Kk | Turbine hand piece with illumination |
JPS5841544A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-03-10 | シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 歯科用ハンドピ−ス装置 |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP6488383U patent/JPS59169811U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421094A (en) * | 1977-07-19 | 1979-02-16 | Yoshida Seisakusho Kk | Turbine hand piece with illumination |
JPS5841544A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-03-10 | シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 歯科用ハンドピ−ス装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59169811U (ja) | 1984-11-13 |
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