JPS6122560A - 光放射電子管 - Google Patents
光放射電子管Info
- Publication number
- JPS6122560A JPS6122560A JP14263184A JP14263184A JPS6122560A JP S6122560 A JPS6122560 A JP S6122560A JP 14263184 A JP14263184 A JP 14263184A JP 14263184 A JP14263184 A JP 14263184A JP S6122560 A JPS6122560 A JP S6122560A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- anode
- light
- electron
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J63/00—Cathode-ray or electron-stream lamps
- H01J63/02—Details, e.g. electrode, gas filling, shape of vessel
- H01J63/04—Vessels provided with luminescent coatings; Selection of materials for the coatings
Landscapes
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（技術分野）
本発明は、管内に封入した光放射気体を電子の衝突によ
り励起させ、光を管外へ放射する光放射電子管に関する
。
り励起させ、光を管外へ放射する光放射電子管に関する
。
（背景技術）
従来技術として、例えば、特開昭５７−１３０３６４号
（特願昭５６−２０６２６６号）公報に開示されたよう
なランプがある。
（特願昭５６−２０６２６６号）公報に開示されたよう
なランプがある。
かかるランプは、第１図に示すように、管体１内を完全
な真空とするのではなく、水銀蒸気が数ｍＴｏｒｒ程度
存在する低真空とし、熱電子放射型のカソード２より放
射された電子を、電界を印加することにより加速すると
共に、アノード３をメソシュ状あるいは格子状構造にす
ることにより、電子の大半を通過せしめ、背後空間４で
水銀蒸気の如き紫外線放射気体に衝突させ、水銀を励起
し紫外線放射を起こし、この紫外線放射を管体１の内面
に塗布せるけい光体（紫外線励起型）に当て、所望の可
視光変換を行わせるものである。なお、同図中５は直流
電源、６は抵抗である。
な真空とするのではなく、水銀蒸気が数ｍＴｏｒｒ程度
存在する低真空とし、熱電子放射型のカソード２より放
射された電子を、電界を印加することにより加速すると
共に、アノード３をメソシュ状あるいは格子状構造にす
ることにより、電子の大半を通過せしめ、背後空間４で
水銀蒸気の如き紫外線放射気体に衝突させ、水銀を励起
し紫外線放射を起こし、この紫外線放射を管体１の内面
に塗布せるけい光体（紫外線励起型）に当て、所望の可
視光変換を行わせるものである。なお、同図中５は直流
電源、６は抵抗である。
ところで、一般の螢光放電灯における管内の電子のエネ
ルギー分布は、第２図（ａ）に示すようになっており、
この中で実際に励起発光に使われる電子は、約６〜１０
ｅＶのエネルギーをもつ電子である。そして、上述の如
き光放射電子管においては、管体１内に封入された水銀
蒸気の如き光放射気体を、効率良く励起発光させるため
、第２図（ａ）に示すようなエネルギー分布を放出され
る電子にもたせることを意図しており、その最適なエネ
ルギーは約６〜１０ｅＶ程度であり、そのエネルギーを
与えるためには、カソード２とアノード３の間に約６〜
ＩＯＶの電圧を印加すればよいことになる。
ルギー分布は、第２図（ａ）に示すようになっており、
この中で実際に励起発光に使われる電子は、約６〜１０
ｅＶのエネルギーをもつ電子である。そして、上述の如
き光放射電子管においては、管体１内に封入された水銀
蒸気の如き光放射気体を、効率良く励起発光させるため
、第２図（ａ）に示すようなエネルギー分布を放出され
る電子にもたせることを意図しており、その最適なエネ
ルギーは約６〜１０ｅＶ程度であり、そのエネルギーを
与えるためには、カソード２とアノード３の間に約６〜
ＩＯＶの電圧を印加すればよいことになる。
しかしながら、このようにカソード２とアノード３の間
の電位が低いと、カソード２の前面における空間電荷が
無視できなくなる。この場合のカソード２とアノード３
の間の電位分布を第３図に示す。この図よりも明らかな
ように、カソード２の前面に負の電位が存在するため、
カソード２から放出される電子の数が非常に少なくなり
、発光効率の改善効果が少ないという欠点があった。
の電位が低いと、カソード２の前面における空間電荷が
無視できなくなる。この場合のカソード２とアノード３
の間の電位分布を第３図に示す。この図よりも明らかな
ように、カソード２の前面に負の電位が存在するため、
カソード２から放出される電子の数が非常に少なくなり
、発光効率の改善効果が少ないという欠点があった。
（発明の目的）
本発明は、上記の欠点を改善するためになされたもので
、その目的とするところは、最適のエネルギー分布をも
つ電子を数多く放出させることにより、極めて効率のよ
い光放射電子管を提供するにある。
、その目的とするところは、最適のエネルギー分布をも
つ電子を数多く放出させることにより、極めて効率のよ
い光放射電子管を提供するにある。
（発明の開示）
本発明は、内部に低圧の光放射気体が封入され、光放射
に対して透光性を有する管体と、該管体内に配設された
熱電子放射型のカソードと、該カソードからの距離が電
子の平均自由行程より短い位置に配設された電子通過性
のアノードとより成る光放射電子管において、上記アノ
ードの前方で、かつ、カソードからの距離が電子の平均
自由行程より短い位置にグリッドを配設したことを特徴
とする。
に対して透光性を有する管体と、該管体内に配設された
熱電子放射型のカソードと、該カソードからの距離が電
子の平均自由行程より短い位置に配設された電子通過性
のアノードとより成る光放射電子管において、上記アノ
ードの前方で、かつ、カソードからの距離が電子の平均
自由行程より短い位置にグリッドを配設したことを特徴
とする。
第４図は本発明に係る原理図を示し、所望の光放射（こ
こにいう光放射とは、紫外線放射および赤外線放射を含
む）に対して透光性を有する材料、例えば、透明ガラス
により気密に形成された略球状の管体１の内部には、熱
電子放射型のカソード２が配設されており、管体１内に
は希ガスおよび蒸気化水銀の如き電子の衝突により励起
され、光を放射し得る低圧の光放射気体が封入され、管
体１の内面には、必要に応して螢光体が被着される。カ
ソード２の前方には、メツシュ状あるいは格子状の如き
電子通過性のアノード３が配設され、さらにアノード３
の前方にはグリッド７が配設されており、カソード２と
アノード３の間の距離：Ｌｌと、アノード３とグリッド
７の間の距離：Ｌ２と、アノード３から管体１内壁面ま
での距離：Ｌ３と、電子の平均自由行程：λとの間には
、（Ｌ１＋Ｌ２）＜λ＜Ｌ３なる関係がある。なお、第
４図において、５，８は直流電源、６，９は抵抗である
。
こにいう光放射とは、紫外線放射および赤外線放射を含
む）に対して透光性を有する材料、例えば、透明ガラス
により気密に形成された略球状の管体１の内部には、熱
電子放射型のカソード２が配設されており、管体１内に
は希ガスおよび蒸気化水銀の如き電子の衝突により励起
され、光を放射し得る低圧の光放射気体が封入され、管
体１の内面には、必要に応して螢光体が被着される。カ
ソード２の前方には、メツシュ状あるいは格子状の如き
電子通過性のアノード３が配設され、さらにアノード３
の前方にはグリッド７が配設されており、カソード２と
アノード３の間の距離：Ｌｌと、アノード３とグリッド
７の間の距離：Ｌ２と、アノード３から管体１内壁面ま
での距離：Ｌ３と、電子の平均自由行程：λとの間には
、（Ｌ１＋Ｌ２）＜λ＜Ｌ３なる関係がある。なお、第
４図において、５，８は直流電源、６，９は抵抗である
。
次に、動作を説明する。カソード２から放出された電子
は、カソード２から距離Ｌ１の位置に配設されているア
ノード３によって加速される。このアノード３の電位■
０は、カソード２の前面に空間電荷層を生じさせないよ
うな電位であり、従って、数多くの電子がアノード３に
よって加速される。さらに、アノード３から距離Ｌ２の
位置に配設されているグリッド７によって、電子は減速
される。そして、最終的に放射電子のもつエネルギーは
、直流電源５．８の電圧をそれぞれＶｏ。
は、カソード２から距離Ｌ１の位置に配設されているア
ノード３によって加速される。このアノード３の電位■
０は、カソード２の前面に空間電荷層を生じさせないよ
うな電位であり、従って、数多くの電子がアノード３に
よって加速される。さらに、アノード３から距離Ｌ２の
位置に配設されているグリッド７によって、電子は減速
される。そして、最終的に放射電子のもつエネルギーは
、直流電源５．８の電圧をそれぞれＶｏ。
■とすると、ｅ （Ｖｏ−Ｖ） ［ｅＶ：エレクト
ロンボルト］となり、その値を６〜１０ｅＶに一致させ
る。なお、カソード２とアノード３の間の電位分布は第
５図の如くである。
ロンボルト］となり、その値を６〜１０ｅＶに一致させ
る。なお、カソード２とアノード３の間の電位分布は第
５図の如くである。
ここで、前述の如く距離（Ｌ１＋Ｌ２）は、光放射気体
における電子の平均自由行程λより小さく、アノード３
から管体１内壁面までの距離Ｌ３は、上記平均自由行程
λに比して非常に大きいので、カソード２から放射され
た電子はアノード３を通り抜け、グリッド７で減速され
て通り抜けるまでの間は、光放射気体に衝突することは
なく、そして、通り抜けた後は必ず背後空間４で衝突を
起こし、例えば、紫外線を励起発光させる。
における電子の平均自由行程λより小さく、アノード３
から管体１内壁面までの距離Ｌ３は、上記平均自由行程
λに比して非常に大きいので、カソード２から放射され
た電子はアノード３を通り抜け、グリッド７で減速され
て通り抜けるまでの間は、光放射気体に衝突することは
なく、そして、通り抜けた後は必ず背後空間４で衝突を
起こし、例えば、紫外線を励起発光させる。
第６図および第７図はそれぞれ本発明に係る実施例を示
し、第６図に示すものは、アノード３とグリッド７をメ
ツシュ状に構成したもの、第７図に示すものは、アノー
ド３とグリッド７を蝦旋状に構成したものである。
し、第６図に示すものは、アノード３とグリッド７をメ
ツシュ状に構成したもの、第７図に示すものは、アノー
ド３とグリッド７を蝦旋状に構成したものである。
（発明の効果）
本発明は上記のように、内部に低圧の光放射気体が封入
され、光放射に対して透光性を有する管体と、該管体内
に配設された熱電子放射型のカソードと、該カソードか
らの距離が電子の平均自由行程より短い位置に配設され
た電子通過性のアノードとより成る光放射電子管におい
て、上記アノードの前方で、かつ、カソードからの距離
が電子の平均自由行程より短い位置に、放射電子のエネ
ルギーを上記光放射気体が励起を起こすに最適な値に制
御するグリッドを配設したことにより、最適のエネルギ
ー分布をもつ電子を数多く放出せることができ、極めて
効率のよい光放射電子管を提供することができた。
され、光放射に対して透光性を有する管体と、該管体内
に配設された熱電子放射型のカソードと、該カソードか
らの距離が電子の平均自由行程より短い位置に配設され
た電子通過性のアノードとより成る光放射電子管におい
て、上記アノードの前方で、かつ、カソードからの距離
が電子の平均自由行程より短い位置に、放射電子のエネ
ルギーを上記光放射気体が励起を起こすに最適な値に制
御するグリッドを配設したことにより、最適のエネルギ
ー分布をもつ電子を数多く放出せることができ、極めて
効率のよい光放射電子管を提供することができた。
第１図は従来例に係る原理図、第２図（ａ）、 （ｂ）
はエネルギーに対する電子の密度分布図、第３図は従来
例におけるカソードとアノードの間の電位分布図、第４
図は本発明に係る原理図、第５図は本発明におけるカソ
ードとアノードの間の電位分布図、第６図および第７図
はそれぞれ本発明に係る実施例の要部を示す簡略図であ
る。 １・・・管体、２・・・カソード、３・・・アノード、
４・・・背後空間、７・・・グリッド。
はエネルギーに対する電子の密度分布図、第３図は従来
例におけるカソードとアノードの間の電位分布図、第４
図は本発明に係る原理図、第５図は本発明におけるカソ
ードとアノードの間の電位分布図、第６図および第７図
はそれぞれ本発明に係る実施例の要部を示す簡略図であ
る。 １・・・管体、２・・・カソード、３・・・アノード、
４・・・背後空間、７・・・グリッド。
Claims (1)
- （１）内部に低圧の光放射気体が封入され、光放射に対
して透光性を有する管体と、該管体内に配設された熱電
子放射型のカソードと、該カソードからの距離が電子の
平均自由行程より短い位置に配設された電子通過性のア
ノードとより成る光放射電子管において、上記アノード
の前方で、かつ、カソードからの距離が電子の平均自由
行程より短い位置に、放射電子のエネルギーを上記光放
射気体が励起を起こすに最適な値に制御するグリッドを
配設したことを特徴とする光放射電子管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14263184A JPS6122560A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 光放射電子管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14263184A JPS6122560A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 光放射電子管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6122560A true JPS6122560A (ja) | 1986-01-31 |
Family
ID=15319833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14263184A Pending JPS6122560A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 光放射電子管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6122560A (ja) |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP14263184A patent/JPS6122560A/ja active Pending
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