JPS61225558A - 低温冷却装置 - Google Patents

低温冷却装置

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JPS61225558A
JPS61225558A JP6801585A JP6801585A JPS61225558A JP S61225558 A JPS61225558 A JP S61225558A JP 6801585 A JP6801585 A JP 6801585A JP 6801585 A JP6801585 A JP 6801585A JP S61225558 A JPS61225558 A JP S61225558A
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JP
Japan
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refrigerant
expansion
aftercooler
regenerator
refrigerator
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JP6801585A
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Inventor
三田 英夫
石橋 洌
藏薗 宗一
由平 城下
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は極低温にて被冷却体を冷却する低温冷却装置に
関し、本発明の低温冷却装置は、超電導磁石あるいはジ
ョセフソン素子等を冷却するのに用いることができる。
(従来の技術) 従来の低温冷却装置として例えば「丁HE  5ECO
ND  INTERNATIONAL  SEMINA
RON  5UPERCONDUCTIVE  MAG
NETTCLEVTTATE[)TRAINJの68頁
に記載された第3図に示す装置がある。
以下第3図に基づきこの装置を説明づる。
この装置は圧縮器50と、圧縮器50を出入する高圧お
よび低圧の例えばヘリウムガスの熱交換を行なう熱交換
器51〜55と、高圧ヘリウムガスを膨脹せしめるJ−
T弁56と、冷媒槽57と、冷媒槽57内に配置され、
冷媒蒸気を液化する凝縮器58と、高圧ガスの一部を膨
脹させ、低温低圧ガスとする膨脹エンジン59.60と
から構成される。なお膨脹エンジン59.60には図示
しない吸入弁及び吐出弁が設けられている。
この装置では、圧縮機50にて約15気圧に昇圧された
ヘリウムガスは、熱交換器51〜55の低圧側を流れる
低温のヘリウムガスによって冷却される。そしてJ−丁
弁56によって約1.2気圧まで膨脹し、ヘリウムガス
は一部液体となってヘリウムミストとして凝縮器58へ
流入する。凝縮器58ではヘリウムミストと冷媒槽57
内の冷媒蒸気61との熱交換が行なわれ、冷1s蒸気6
1は液化する。冷媒蒸気61により熱を与えられたヘリ
ウムミストはヘリウムガスとなり、順次熱交換器55〜
51を流れて高圧側を流れるヘリウムガスを冷」しなが
ら圧縮機50へ向かう。
また高圧側のヘリウムガスの一部は吸入弁および吐出弁
を有する膨脹エンジン59.60に流れ、膨脹エンジン
5つ、60で膨脹され、低温低圧のヘリウムガスとなる
。そして膨脹エンジン59.60からの低圧ガスは熱交
換器52.54に流入して高圧側のヘリウムガスを一層
冷却している。
この装置は膨脹エンジン5つ、60により高圧側のヘリ
ウムガスの冷却量を大きくし、極低温の発生を可能とし
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の低温冷却装置には、低温部に吸入弁およ
び吐出弁を有する膨脹エンジンが使用されている。しか
しながらヘリウムガス等の冷媒ガスは低温になればなる
程粘性が小さくなり、弁にかかる負荷は大きくなる。ま
た常に低温にさらされている等の厳しい環境条件のため
、弁は故障しがちで寿命も短かった。
また第4図に示す上記従来の低温冷却@置の膨脹エンジ
ン59.60をそれぞれ膨脹タービン7−0.71に変
更したものも知られている。この膨脹タービン70.7
1は吸気弁および吐出弁を具[、ないので、上記不具合
は発生しない。しかしながら、膨脹タービンは小型にな
ればなるほど、タービンから漏れる冷媒量と膨脹する冷
媒量との比率が大ぎくなり、膨脹効率は低下するという
不具合がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、低温
部に吸入弁、吐出弁等の弁を用いず、かつ小冷凍量を発
生する場合にも効率の優れた低温冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (間眼虹鯖5灯3−の樵) 本発明の低温冷却装置は、第1冷媒が圧縮される第1圧
縮空間と、該第1冷媒を冷却する第1アフタークーラー
と、該第1冷媒を膨脹させる第1膨脹空間と、該第1ア
フタークーラーと該第1膨脹空間との間で該第1冷媒の
熱交換を行なう第1蓄冷器とよりなる補助冷凍機と、 第2冷媒が圧縮される第2圧縮空間と、該第2冷媒を該
補助冷凍機から供給される冷媒により冷却する第2アフ
タークーラーと、該第2冷媒を膨脹させる第2膨脹空間
と、該第2アフタークーラーと該第2膨脹空間との間で
該第2冷媒の熱交換を行なう第2蓄冷器と、該第2膨脹
空間、該第2蓄冷器および該第2膨脹空間と該第2蓄冷
器との間のうち少なくとも一箇所に設けられた凝縮器と
からなる主冷凍機と、 被冷却体を冷却するための第3冷媒が封入され、気相部
に該凝縮器をもつ冷媒槽と、から構成されることを特徴
とする。
本発明の低温冷却装置は補助冷凍機と、主冷凍機と、冷
媒槽とから構成される装 本発明においては補助冷凍機と主冷凍機とは同様の構成
である。すなわち、 主冷凍機および補助冷凍機は圧縮空間、アフタークーラ
ー、膨脹空間、蓄冷器、および凝縮器から構成され、ヘ
リウム等の冷媒により冷凍量を発生するものである。こ
のような冷凍機には例えばスターリング冷凍機、ビルミ
エール冷凍機、ギホードマクマホン冷凍機等を利用でき
る。
各冷凍機に封入される冷媒は同一でもよいし異なるもの
を用いてもよい。しかじな゛がら、主冷凍機に封入され
る第2冷媒は、冷凍サイクルで生ずる最高圧力が第2冷
媒の臨界圧力より低いか、あるいは第2冷媒の臨界圧力
が冷凍サイクルの最高圧力と最小圧力の間にあるように
封入されることが望ましい。こうすることにより最も効
率よく極低温の冷凍を得ることができる。またこのよう
にすればピストンリング等に対する圧力が小さいのでピ
ストンリング等の摩耗量が少なく、その結果1冷il!
機のか命が長くなる。また補助冷媒機の第1冷媒の最小
圧力は第1冷媒の臨界圧力より高くすることが望ましい
。これにより主冷凍機の高圧冷媒を冷却するのに最適な
冷凍を効率良く得ることができる。
圧縮空間は冷媒を、ピストンとシリンダ等により圧縮し
、高圧とするためのものである。圧縮され発熱した冷媒
はアフタークーラーで冷却される。
本発明の一つの特徴は主冷凍機のアフタークーラーの冷
却に、補助冷凍機を用いるところにある。
主冷凍機のアフタークーラーにて例えば水冷等の手段を
用いた場合には、蓄冷器の高温部と低温部の温度差が大
きく、非効率による熱損失が大きく  。
なって極低温は得られない。しかしながらアフタークー
ラーの冷却に補助冷凍機を用いることにより、蓄冷器の
高温部と低温部の温度差が小さくなり、非効率による熱
損失が少なくなって効率良く冷凍を発生させることがで
き、極低温が得られる。
なおアフタークーラーを補助冷凍機で冷却するには、補
助冷凍機の冷凍部をアフタークーラー内部に直接導入す
る、あるいは伝熱板等を用い、間接的に冷却する等、種
々の手段をとり得る。
蓄冷器はアフタークーラーと膨脹空間との間で冷媒の熱
交換を行なうためのものであり、例えば鉛、希土類金属
等の蓄冷材を内包した周知のものを用いることができる
膨脹空間は蓄冷器から供給された高圧の冷媒を膨脹させ
、もって冷凍を発生させるものであり、ピストンとシリ
ンダ等で形成することができる。
この膨脹空間は一段でもよいが、必要冷凍量が小さけれ
ば多段とし、冷凍効率を高めることもできる。
本発明のもう一つの特徴は、主冷凍機に凝縮器を有する
ところにある。この凝縮器は被冷却体を冷却するための
第3冷媒が封入された冷媒槽の気相部に設けられ、蒸発
した第3冷媒蒸気と熱交換を行なうことにより第3冷媒
蒸気を液化往しめて冷媒槽の液相と気相のバランスを保
つものである。
凝縮器は膨脹空間で発生する冷凍を第3冷媒に伝えるも
のであり、膨脹空間と蓄熱器の間に、あるいは蓄熱器の
低温端に、または膨脹空間の外壁に設けることができる
。また膨脹空間の外壁と蓄熱器の低温端の両方を凝縮器
としてもよい。
第3冷媒はヘリウム、窒素、水素等被冷却体の冷却温度
に応じて種々選択できる。しかしながら1冷inに封入
された第2冷媒と冷媒槽内の第3冷媒とは同一の冷媒を
用いることが望ましい。これにJ:り凝縮器内の第2冷
媒の温度と第3冷媒の液相部の温度との差は小さくなり
、冷媒槽内の昇圧あるいは過冷却等の不具合を防止する
ことができる。
(作用) 本発明の低温冷却装置の特有の作用を以下に説明する。
圧縮空間で圧縮された第1冷媒はアフタークーラーに流
入する。アフタークーラーは補助冷凍機により冷却され
ており、第1冷媒は充分冷却されて蓄冷器へ入る。蓄冷
器で更に冷却された第2冷媒は膨脹空間にて膨脹して冷
凍を発生し、凝縮器へその冷凍を伝える。ここで第2冷
媒の少なくとも最小圧力が第2冷媒の臨界圧力以下とな
るように構成してあれば、膨脹空間および凝縮器では第
2冷媒の一部もしくは全部が液体となる。従って凝縮器
内の第2冷媒は凝縮器壁面を介して、冷媒槽内の、外界
から侵入する熱により蒸発した第3冷媒の蒸気を液化さ
せ、第3冷媒の蒸発旦と液化量とが平衡となるまで第3
冷媒は冷却される。
(実施例) 本発明の低温冷却装置の一実施例を、主冷凍機にスター
リング冷凍機を用いた例で以下に説明する。
第1図に第1の実施例の低温冷却装置の断面図を示す。
第1の実施例 第1図は、主冷凍tI!100の膨脹段数が1段で、補
助冷凍機150のiI脹段数が2段の実施例である。な
お冷媒は両冷凍機ともヘリウムを用いている。
主冷凍11100は以下のように構成されている。
すなわち圧縮シリンダ109、圧縮ピストン1101ピ
ストンリング107から形成された圧縮空間101は、
順次、アフタークーラー102、蓄冷器103の一端に
連通しており、蓄冷器103の他端は、凝縮器130を
介して膨脹シリンダ111、膨脹ピストン112、ピス
トンリング108から形成された膨脹空間104に連通
している。
圧縮ピストン110と膨脹ピストン112には、それぞ
れロッド113.114に固着している。
Oラド113.114は図示していない駆動機構(例え
ば、クランク機構)に接続され、膨脹空間104の容積
変化が圧縮空間101の容積変化より略90度位相が進
むように構成されている。圧縮シリンダ109、膨脹シ
リンダ111は、図示していない駆動機構のケースに固
着しである。
また補助冷凍81150は以下のように構成されている
圧縮シリンダ157、圧縮ピストン158、ピストンリ
ング159から形成された圧縮空間151は、順次、ア
フタークーラー152、蓄冷器153の一端に連通して
おり、蓄冷器153の他端は、膨脹シリンダ1601膨
脹ピストン161、ピストンリング162.163から
形成された膨脹空間154に連通している。膨脹空間1
54は、蓄冷器155の一端に連通され、蓄冷器155
の他端は、熱交換器170を介して膨脹シリンダ160
、膨脹ピストン161、ピストンリング163から形成
される膨脹空間156に連通している。
熱交換器170は主冷凍機100のアフタークーラー1
02内を通過し、相互に熱交換可能となっている。圧縮
ピストン158、膨脹ピストン161には、それぞれロ
ッド164.165が固着している。ロッド164.1
65は図示していない駆動機構(例えばクランク機構等
)に接続され、空間154.156の容積変化が圧縮空
間151の容積変化より略90度位相が進むように構成
されている。圧縮シリンダ157、膨脹シリンダ160
は図示していない駆動機構のケースに固着しである。
補助冷凍機150の膨脹空間156と主冷凍機110の
アフタークーラー102とは、熱交換器170および伝
熱板121を介し熱的に導通ずるようにせしめてあり、
同様に膨脹空間156と膨脹シリンダ111の中央下部
も伝熱板121を介し熱的に導通されている。伝熱板1
21の下面には、輻射シールドケース122が固着せし
めである。補助冷凍機150の膨脹空間154と主冷凍
m’+ ooの圧縮シリンダ109の中央部と膨脹シリ
ンダ111の中央上部は、伝熱板123を介し熱的に導
通せしめ、伝熱板123の下面には、輻射シールドケー
ス124が固着しである。アフタークーラー152の下
部、圧縮シリンダ160の中央部、圧縮シリンダ109
の上部、膨脹シリンダ111の上部には、真空プレート
125が気密に固着され、真空プレート125の下面に
は真空ケース126が固着してあり、0リング127で
真空空間128が真空を保持できるようにせしめである
また主冷凍機100の下部でシ1射シールドケース12
2内部には被冷却体143および冷媒(ヘリウム)14
2が封入された冷媒槽140が配設され、凝縮器130
および膨脹空間104を有する膨脹シリンダ111の下
部が冷媒槽140内の気相部141内に内設されている
上記のように構成された本実施例の低温冷却装置は以下
のように作用する。
圧縮空間101で圧縮ピストン110によって圧縮され
昇温した冷媒はアフタークーラー102に流入する。ア
フタークーラー102に流入した冷媒の熱は、伝熱板1
21を伝わって、および熱交換器170により補助冷凍
11150の膨脹空間156で発生した略2OKの温度
の冷凍によって冷却される。その結果、アフタークーラ
ー102内の冷媒は、略2OKになってアフタークーラ
ー102から蓄冷器103に流入し、蓄冷器103内の
蓄冷材によって、さらに冷却され、凝縮器130を介し
て膨脹空間104に流入する。膨脹空間104で冷媒は
ピストン112の上方向への移動によってさらに膨脹し
、略6に以下の温度の冷凍を発生する。なお主冷凍礪内
の冷媒の最高圧力は臨界圧力(2,245atm)より
低くなるように封入しであるため、膨脹空間104では
効率よく極低温の冷凍が発生する。そして膨脹とストン
112の下方向への移動によって膨脹ピストン104内
の冷媒は凝縮器130に送られる。凝縮器130および
膨脹空間140ではフィン、隔壁を介して冷媒槽内の気
相部141の冷媒蒸気は冷却され、液化して極低温の液
体となって液相部142に戻り、液相部142は冷却さ
れる。
凝縮器130で温められた冷媒は蓄冷器103に流入し
、そこで蓄冷材によって温められ、アフタークーラー1
02を通って圧縮空間101に流入し、−行程を終了す
る。
次に補助冷凍Ml 150について説明する。圧縮空間
151で圧縮ピストン158によって圧縮され昇温した
冷媒は、アフタークーラー152に流入すると、冷却水
等の寒剤で冷却され、略300にとなる。そして蓄冷器
153に流入し、そこで蓄冷材によってさらに冷却され
、低い温度となって膨脹空間154に流入する。膨脹空
間154に流入した冷媒のうち一部は、蓄冷器155に
流入して、そこで蓄冷材155によって冷却され、さら
に低い温度となって、膨脹空間156に流入する。膨脹
空間154.156に流入した冷媒は、膨脹ピストン1
61の上方向への移動によって膨脹し、膨脹空間154
.156でそれぞれ略70に1略2OKの冷凍を発生す
る。なお、冷媒の最小圧力は、臨界圧力(2,245a
ta+ )より高くなるように封入しであるので略70
に1略2OKの冷凍を効率よく発生する。膨脹空間15
4.156で膨脹し終った冷媒は、膨脹ピストン161
の下方向への移動によってれぞれ圧縮シリンダ160外
部へ移動し、膨脹空間154内の冷媒は、蓄冷器153
に流入する。膨脹空間156の冷媒は、蓄冷器155に
流入し、そこで蓄冷材によって温められ、膨脹空間15
4を通って蓄冷器153に流入する。蓄冷器153に流
入した冷媒は、そこで蓄冷材によって温められ、アフタ
ークーラー152を通って圧縮空間151に流入し、−
行程を完了する。
圧縮シリンダ109、膨脹シリンダ111の常温部より
侵入する熱は、伝熱板123を伝わって補助冷凍機15
0の膨脹空間154内で発生している冷凍によって吸収
される。又、真空プレート125、真空ケース126よ
り、伝熱板123、輻射シールドケース124に侵入す
る輻射熱も伝熱板123を伝わって補助冷凍機150の
膨脹室rIIJ154で発生した冷凍によって吸収され
る。
膨脹シリンダ160の略70にの温度の部分より侵入す
る熱は、伝熱板121を伝わって補助冷凍機156内で
発生している冷凍によって吸収される。又、輻射シール
ドケース124、伝熱板123より伝熱板121、輻射
シールドケース122に侵入する輻射熱も、伝熱板12
1を伝わって補助冷凍IN 150の膨脹室156で発
生している冷凍によって吸収される。
第2の実施例 第2図は、本発明の第2の実施例を示し、主冷凍機20
0の膨脹段数が2段で補助冷凍機250の膨脹段数が1
段であること、および主冷凍機2oOのアフタークーラ
ー202が伝熱板221を介して補助冷凍機250の膨
脹空間254と熱的に導通していること以外は第1の実
施例の低温冷却装置と同様の構成であり、各冷媒も同様
にヘリウムを用いている。
本実施例では圧縮空間201で圧縮され、温度が上がっ
た冷媒はアフタークーラー202へ入る。
そして膨脹空間254で発生した略70にの温度の冷凍
が伝熱板221を介してアフタークーラー202に伝わ
り、冷媒は略70にとなって膨脹空間204.207へ
流入する。膨脹空間204.207へ流入した冷媒は膨
脹ピストン208の上方向への移動によって膨脹され、
各々略20に1および略6に以下の冷凍を発生し、冷媒
槽240を効率良く冷却する。
[発明の効果] 本発明の低温冷却装置によれば、アフタークーラーが補
助冷凍機にて冷却されているため主冷凍機の圧縮された
冷媒は効率よく冷却される。従って主冷凍機の圧縮仕事
は小さくてよく、所用動力が少なくてすみ、寿命が長く
なる。そしてその充分冷却された冷媒が膨脹するため、
極低温を発生することが可能である。また補助冷凍機お
よび主冷凍器には低温部に吸入弁、吐出弁を有していな
い。従って弁の故障等の不具合は生じない。さらに主冷
凍機の冷媒の少なくとも最小圧力がその冷媒の臨界圧力
より低く構成されている場合には、平均圧力が低くなり
、冷凍機の振動、Ei音が小さくなって寿命も長くなる
。また圧縮空間および膨脹空間の冷媒は、ピストンリン
グ等で気密が保たれて′戸る。従って冷媒の漏れはほと
んどなく、効率低下が起らないので、小さな冷凍量を発
生させる場合でも従来に比べはるかに効率が良い等、本
発明の効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の低温冷却装置を示す全
体断面図である。第2図は本発明の第2の実施例の低温
冷却装置を示す全体断面図である。 第3図および第4図は従来の低温冷却装置を示す回路構
成図である。 100.200・・・主冷凍機、 150.250・・・補助冷凍機、 101.151.201.251・・・圧縮空間第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1冷媒が圧縮される第1圧縮空間と、該第1冷
    媒を冷却する第1アフタークーラーと、該第1冷媒を膨
    脹させる第1膨脹空間と、該第1アフタークーラーと該
    第1膨脹空間との間で該第1冷媒の熱交換を行なう第1
    蓄冷器とよりなる補助冷凍機と、 第2冷媒が圧縮される第2圧縮空間と、該第2冷媒を該
    補助冷凍機から供給される冷媒により冷却する第2アフ
    タークーラーと、該第2冷媒を膨脹させる第2膨脹空間
    と、該第2アフタークーラーと該第2膨脹空間との間で
    該第2冷媒の熱交換を行なう第2蓄冷器と、該第2膨脹
    空間、該第2蓄冷器および該第2膨脹空間と該第2蓄冷
    器との間のうち少なくとも一箇所に設けられた凝縮器と
    からなる主冷凍機と、 被冷却体を冷却するための第3冷媒が封入され、気相部
    に該凝縮器をもつ冷媒槽と、から構成されることを特徴
    とする低温冷却装置。
  2. (2)第2アフタークーラーには第1膨脹空間に連通す
    る冷却管が配設されている特許請求の範囲第1項記載の
    低温冷却装置。
  3. (3)第2冷媒は少なくともその最小圧力がその臨界圧
    力より低くなるように主冷凍機に封入されている特許請
    求の範囲第1項記載の低温冷却装置。
  4. (4)第1冷媒はその最小圧力がその臨界圧力より高く
    なるように補助冷媒機に封入されている特許請求の範囲
    第1項記載の低温冷却装置。
  5. (5)第2冷媒と第3冷媒とは同一冷媒である特許請求
    の範囲第1項記載の低温冷却装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01252869A (ja) * 1988-03-30 1989-10-09 Aisin Seiki Co Ltd 逆スターリングサイクル冷凍機

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JPS59183259A (ja) * 1983-03-31 1984-10-18 アイシン精機株式会社 極低温冷凍機
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