JPS61225037A

JPS61225037A - シ−ト折り曲げ装置

Info

Publication number: JPS61225037A
Application number: JP60065363A
Authority: JP
Inventors: 高橋　武弘
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1985-03-29
Filing date: 1985-03-29
Publication date: 1986-10-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は１段ボールシート、厚紙、薄い金属板、プラス
チックシートのような各種シートを所定の罫線に沿って
正確に折り曲げることを可能としたシート折り曲げ装置
に関するものである。

（従来技術）各種シートは、その用途に応じて種々の折り曲げ加工が
なされるものである。たとえば、段ボールシートにおい
ては、後に段ボール箱として成形するために１箱体の成
形前に罫線に沿って折り曲げ加工がなされる。

以下、製函機を例として、図面に基づいて説明すると、
第４図は従来のこれら製函機の排紙部１の側面図を、第
５図は第４図のＣ−Ｃ断面を、また第６図は第４図で示
した排紙部１で第８図及び第９図に示すように加工され
たシート２が、折り曲げ装置３によって折り曲げられ、
折りたたまれていく状態を示したものである。

第４図及び第５図において、前工程より送られてくるシ
ート２は、上下の罫線ロール４と５のすきまを通り、ガ
イドロール６．７に案内されて。

スロッタナイフ８，８を周面に有する溝切りロール９と
下部ロールエ０のすきまを通過する間に、シート２に、
第８図及び第９図に示すような罫線にと切り溝Ｓがつけ
られる。

このように加工されたシート２は、第６図に示すように
、搬送方向に並列して配置された１対のコンベヤペル）
１１によって、図示矢印方向に送られる間に、前記１対
のコンベア１１の前半部両側に配設された折り曲げ棒１
２で折り曲げられ、曲げ棒１２に引き続いて配設された
折りたたみコンベヤベルト１３によって、図示のように
折りたたまれるものである。

従来のこのような加工方法では、第５図に示すよう忙、
弾性体のライニング１４を施した上罫線ロール４，４と
周面をテーバ面とした下罫線ロール５，５によって、平
らなシート２に罫線ｋが入れられて後、第６図に示す折
り曲げ装置３によって折り曲げ加工が行なわれるために
、折り曲げまでに罫入部が復元し、野人時の形状をその
まま維持することが不可能な上、さらにシート２の進行
方向に対し、先端部から後端部に向って折り曲げに要す
る力が順次別わるため、折り曲げパネル２ｍ。

２ｂが前部と後部では折り曲げ線がずれることになる。

また、折り曲げパネル２ａ、２ｂ面が、折り曲げ棒１２
，１２によってこすられるためＫ。

印刷が汚される上、シート折り曲げ装置３には相当強い
搬送力が要求されることになる。

以上の結果、シート２の折りたたみ後の姿は、第７図忙
示すように折りたたみが正確に行われないことになる。

これをさけるために、折り曲げ時。

内面となる面を強く押し潰し、折り目をはっきりさせよ
うとすればする程、内面に張力が発生し、通称罫割れと
称する現象が罫入部に生じ易い。この現象は、低級シー
トになる程著しいものである。

この現象をできるだけ防ぐ手段として、通常、折り曲げ
を必要とするシートは、２段以上の罫線装置によって、
罫入れが行なわれている。

このように十分な罫入れがなされたシート２でも、その
折り曲げは固定機素である折り曲げ棒１２との摺動によ
って行なわれるために、シート２に罫入れされた折り目
に対し、シート２のフラップ部２ｍ、２ｂが後向きの抵
抗力を受けながら進められることになり、前述のように
折り目から正確に折り曲げることができな（なる。

このように、罫線部に、にで正しく直角に折り曲げられ
ないため、シート２は前述のような荷姿となり、製品と
しては不良なものとなる。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、以上従来装置によるとシートを罫線部で正確
に直角に折り曲げることができないという問題点を解決
しようとするものである。

（問題点を解決するための手段）このため１本発明は搬送装置を有するシート折り曲げ装
置におい１、シートの搬送間隔に合せて配設され、前記
シートの進行方向と同一方向に同速で進行し、かつ回動
する１個または複数個の折り曲げ腕によって、順次、シ
ートの折り目に対して直角な折り曲げ力が作用するよう
にしたことを構成として、これを上記問題点の解決手段
とするものである。

（作　　用）シート折り曲げ腕は、シートと同一速度で同一方向に移
動し、この移動の最中、適宜案内手段を介してシートの
進行方向に対して直角に回動し、前記シートの折り曲げ
パネル部を罫線に沿ってシートの進行速度に合わせて折
り曲げ、折りたたむ。

（実施例）以下、本発明を図面の実施例に基づいて説明すると、第
１図は、本発明の実施例を示す折り曲げ装置１６の概略
構成を示したもので、従来の方法として例示した第６図
のシート折りたたみ装置３に代るものである。第２図は
、第１図のＡ視右半邪の拡大図で、同左半部は左右対称
のため図示を省略しである。＠３図は、第２図のＢ−Ｂ
矢視図である。

第１図において、駆動プーリ１７と従動プーリ１８の間
には、ループ状のガイドレール１９が設けられている。

このガードレール９は、ループ状で構成され、後述する
カムローラ２９を案内して。

同じく後述する折り曲げ腕２７をその進行方向に対して
直角に回動させるように作用すべく、所定位置でねじら
れて形成されるものである。

次に第２図において、フレーム２ｏに回転自在に支承さ
れたシャフト２１には駆動プーリｌ　７が固定され、駆
動プーリ１７にはタイミングベルト２２が掛けられてい
る。さらに、タイミングペルト２２にはチェノ２３．２
４が並列に掛けられ同調回転が出来るよう適当個所を相
互に固定している。尚、ここで例示している駆動プーリ
１７、従動プーリ１８を複列鎖車に置き替えて、これを
チェノ２３．２４に直接係合させることによってタイミ
ングベルト２２を省略することも可能である。

２５は支杆であり、該支杆２５の一端は、チェノ２３．
２４に固着され、他端はピン２６によって折り曲げ腕２
７と回動自在に結合されている。折り曲げ腕２７の背面
には、カムローラ支え２８が固着され、その先端部に回
転自在なカムローラ２９が支持され、このロー２２９は
前記ガイドレール１９との間で僅かなすきまを保りては
まり込むようにされている。

一方、前記ガイドレール１９は、フレーム２０の前面に
固着されたガイドレール支え３０によって固定、支持さ
れているものである。折り曲げ腕２７の腹面側の両側部
（紙面直角方向）には、コロ支え３１がピン３２によっ
て折り曲げ腕２７と回動自在に結合され、その前面側に
は３個のコロ３３゜３４．３５がピン３６，３６，３６
によって回転自在に支持されている。また、折り曲げ腕
２７のカムローラ支え２８側端部とコロ支え３１との間
には、引張りばね３７と調整ボルト３８がそれぞれ図示
するように設けられている。

以上の構成からなる図示実施例につき、次にその作用を
説明すると、第８図及び第９図に示したような前工程で
罫線にと切り溝Ｓが加工されたシート２は、第１図に示
す本実施例である折り曲げ装置１６のコンベヤペル）１
１によって図示時計方向に送られてくる。このとき、既
にシート２の流れとタイミングを合せ同速で同方向に駆
動されているチェノ２３．２４は、各チェノ２３，２４
に設けられた折り曲げ腕２７，２７を伴って、同じく図
示矢印方向に進められ、折り曲げ腕２７゜２７に設けら
れたカムローラ２９．２９は、ガイドレール１９によっ
て前述したような軌跡をたどって拘束案内される。前記
タイミング合せは、公知の割出し装置によって行なわれ
るもので、ここではその説明を省略する。

この結果、折り曲げ腕２７．２７は、第２図に示すよう
にピン２６を中心として回動し、３個のコロ３２．３３
．３４がシート２の折り曲げノくネル２ａ部と接触し、
次いで折り曲げ腕２７，２７０進行に伴って、各折り曲
げ腕２７．２７は第２図鎖線で示すように、前記ガイド
レール１９に案内されて回動し、シートの折り曲げパネ
ル２＆部は、定板３９の規制によって図示のように内側
に折りたたまれて行く。

このような過程で３個のコロ３２，３３．３４がシート
の折り曲げパネル２ａ部との初接触が均一になるように
、調整ボルト３８を締めこみ或は弛めてその調整を行う
ものである。また、シートの折り曲げパネル２ａ部の折
り曲げ過程では、シートの折り曲げ部近（のコロ３３に
対する反力Ｒによってコロ支え３１はピン３２を中心と
して、引張りばね３７に逆って図示時計方向に回転し。

各コロ３３．３４．３５は折り曲げパネル２ａ面に追随
するため、折り曲げパネル２ａ面を均等に加圧すること
ができるものである。なお、本実施例では３個のコロを
付設したが、コロ３２．３３゜３４をなくして、単に一
枚の平板に置き換ても同様の作用を行うことが出来るも
のであり、さらにコロのコロ支え３１に対する配置位置
及びその個数も図示実施例に限定されるものではない。

（発明の効果）以上、詳細に説明したように、本発明は折り曲げ腕によ
る折曲げ力がシートの折り目に対し、正しく直角に作用
し、シートとの速度差がないため。

罫線部から正確に折り曲げられ、シートと折り曲げ腕の
間に速度差がな（、かつシート面に外部からの摩擦力が
働かないので、スリップによる印刷面の（ずれをなくす
ることが可能となったものである。その結果、従来の装
置のようにシートに走行抵抗を与え、さらに折り曲げに
要する力がシートの先端に掛ることがないため、正確に
折り目部分を折り曲げることができ、高品質の段ポール
シートを生産することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すシート折り曲げ装置の概
要側面図、第２図は第１図のＡ矢視一部拡大図、第３図
は第２図のＢ−Ｂ矢視図、第４図は従来の製函機におけ
る排紙部の概要側面図、第５図は第４図のＣ−Ｃ断面図
、第６図は従来のシート折り曲げ装置の全体斜視図、第
７図は従来装置によって折りたたまれたシートの状態図
、第８図はシートの罫線部を示す側面図、第９図は同平
面図である。図の主要部分の説明１６・・・折り曲げ装置　　１９・・・ガイドレール２
７・・・折り曲げ腕　　　２９・・・カムローラ第２図第８図、８手続補正書昭和６０年５月ＩＯ日

Claims

【特許請求の範囲】

搬送装置を有するシート折り曲げ装置において、シート
の搬送間隔に合せて配設され、前記シートの進行方向と
同一方向に同速で進行し、かつ回動する１個または複数
個の折り曲げ腕によって、順次シートの折り目に対して
直角な折り曲げ力が作用するようにしたことを特徴とす
るシート折り曲げ装置。