JPS61224565A - 高速画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＸ線フィルム写真などの寸法の大きな画像を光
学的手段と画像センナと電子回路とを組み合わせて高速
に読み取る高速画像読取装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の画像読取装置としては、例えば第５図（
ａ）　、　（ｂ）Ｋ示すような構成のものがある。この
装置は、１組のセンサアレイ６（第５図中ではＣＣＤラ
インセンサ）のみを用いて読み取っている。すなわち、
１つの光源１ｂ′◇の１個所の読み取シ点をＸ線フィル
ム１０が副走査方行に走行し、スリット５３から出た透
過光をレンズ４でＣＣＤラインセンサ（６）の上に結像
しく例えば４．０９６チヤンネルの各ＣＣＤｊＣＣＤイ
ンセンサ、このセンサアレイ６からの出力をセンオ回路
８でＡ／Ｄ変換してコンビ二一タや電話回線に出力する
ものである。この時、Ｘ線フィルム１ｏは走行方向にむ
かって先端から後端までの全ての個所が読取シ個所（ス
リット）を通過しなければならない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来の画像読取シ装置は、Ｘ線フィルムなどの全面
を１個のラインセンサで検出するためＸ線フィルムを読
取る時間が長くかかるという欠点がある。これを短時間
で読取るためにＸ線フィルムの走行速度を大きくしよう
とすると、ＣＣＤラインセンサ等のラインセンサの主走
査方向の走査速度に限界があるため、サンプリング間隔
が大きくなり、読取りの空間分解能が悪くなるという欠
点ヒυる。

本発明の目的は、このような欠点を解決し、高速に画像
読取りの出来る高速画像読取装置を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の高速画像読取装置の構成は、読取るべき画像面
を第１の方向に走行させる画像走行手段と、前記画像面
を前記第１の方向に対して複数ｎの等分割された間隔で
この画像面の前記第１の方向と直交する第２の方向の画
像幅をそれぞれ照射する光源と、前記照射された各画像
面からの各透過光をそれぞれ集光するｎ個の光学系と、
これら光学系からの光をそれぞれ検出して画像信号を出
力するｎ個のセンサアレイおよびセンサ回路と、前記分
割された画像゛の一端を検出する検出回路と、この検出
回路からの検出信号によって前記各センサ回路からの画
像信号を１個の画像に合成する合成演算回路とを含み、
前記画像面を約０倍の速度で読取ることを特徴とする。

〔発明の作用〕

本発明の構成が２系統の系からなる場合、２つの光源ま
たは１つの光源を２つに分割した光源から、画像面の走
行方向に沿った長さの丁度半分の距離だけ離しである各
画像読取り点を照射し、これら読取点からの透過光をそ
れぞれ２系統の光学系を介して主、副リニアアレイセン
サ上にそれぞれ結像し、これら主、副センサアレイ系の
各出方ｒＡ／Ｄ変換器を含む各センサ回路系に出力し、
副センサアレイ系ＫＸ線フィルムの走行方向前方の半分
を、主センサアレイ系に後方の半分と同時に読取らせて
、ディジタル演算回路で１枚の画像に合成している。こ
の画像の前半と後半との接ぎ目を正確に検出するための
接ぎ目検出装置があり、合成・接続する時に画像が重複
したり欠落したシしないように信号をディジタル演算回
路に送りコントロールしている。

このＸ線フィルムの読取シ範囲を２分割するかわＤＫ、
ｎ分割し、ｎ個所の読取シ点とｎ個のセンサアレイ系と
を有する装置として構成する事も可能である。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図＋！ｌ）　、　（ｂ）は本発明の一実施例の側面
図およびその正面図である。図において、ｌは蛍光灯な
どの細長い光源で２つのミニ７−２．３により等しい輝
度となる様に２分割されて、読取るべきＸ線フィルム１
０などの画像読取点Ｐ点、Ｑ点に光が導かれる。レンズ
のシンボルマークで代表される光学系４，５はそれぞれ
主センサアレイ系と側センサアレイ系の光学系で、これ
らはそれぞれＰ点。

Ｑ点でＸ線フィルム１ｏの濃淡に応じた透過光を主セン
サアレイ６および副センサアレイ７の上に結像する。こ
れらセンサアレイ６．７は例えば４０９６チヤンネルの
素子をもっＣＣＤラインセン　　　　　　　１すであシ
、それぞれセンサエレクトロニクス（回路）系８，９に
接続されている。読取る対象となる１枚のＸ線フィルム
写真１０は、ローラ１１により左側から右側へ副走査方
向に走行させられる。

なお、Ｐ点とＱ点とは距離ｄ離れておシ、Ｘ線フィルム
１０の走行方向の長さをＤとすると２ｄ＝Ｄとなるよう
に設定しである。また、小光源１２は、Ｑ点よシ正確に
距離ｄだけフィルム走行方向前方オード）をもっており
、小光源１２からの光を検知しているが、Ｘ線フィルム
が走行してその前縁が８点のスリットを通過する瞬間を
検知して副センサアレイ系７のセンサ回路系９に信号を
送シ、副センサアレイ系７がＸ線フィルム１ｏの丁度長
さ方向寸法ｄの部分を読み終った事を知らせ、データ読
取りの終了を指令する。この一連の読取りデータと、主
センサアレイ６で同時に読み取られていたＸ線フィルム
の後半分の寸法ｄの部分の一番最初のデータとが接続さ
れる接ぎ目を正確に認識するための手段としても、小光
源１２．光センサ１３．微小ホール１４が機能する。

第１図（ｂ）の正面図において、ミラー２，３．光源４
，５．センサアレイ６．７．センサ回路８゜９は重なり
合ってみえるので、あたかも１つであるかの様に表され
ている。

第２図は本実施例の読取シのタイムチャートである。横
軸に読取り開始時点をＱ点へのフィルム前縁通過時刻に
代表させた経過時間を示している。

Ｘ線フィルムｌＯが副走査方向に走行し、その前縁がＰ
点に到達する迄を高速で送シいわゆる「頭出し」を行い
、ここまでの間は読取りが行われない。次に、読取り開
始位置であるＱ点にフィルム前縁がきたことを副センサ
アレイ系７が自動検知すると、主センサアレイ系６と副
センサアレイ系７は所定のスピードで走行するＸ線フィ
ルム１０の読取りを開始する。そしてフィルムの前縁が
Ｒ点を通過するのが検知されると両センサアレイ系６．
７が読取シを正確に終了する。

第３図はＸ線フィルムの読取り区分を判り易く例示した
図である。このＸ線フィルム１０を２等分する接続合成
ライン附近の画像が、１枚の絵に合成接続される時に重
複したシ欠落したシしないように、前述のように第１図
のＰ点、Ｑ点、Ｒ点の間隔がｄとなっている。

第４図は第１図の主副２つのセンサアレイ系に含まれる
センサ回路系（８、９）のブロック図である。主センサ
アレイ６と副センサアレイ７とは、センサ回路８，９に
接続されるが、これらセンナ回路８，９は、それぞれが
Ａ／Ｄ変換器３９を含む電子回路より構成される。これ
は、センサアレイにクロックを供給するクロック発生器
３５と、センサアレイからの出力をスイッチ３７オツの
とき対数変換する対数変換器３６と、　Ａｕｔｏ　Ｚｅ
ｒ。

（自動零点）回路３８と、Ａ／Ｄ変換器３９と、サンプ
ルホールド回路４０と、ディジタルダイノードフィード
バック回路４１と、データストローブ回路４２とから構
成される。

光センサ１３は、フｌトダイオードの様な光センサであ
り、副センサアレイ系（９）のコントローラ３２に接続
され、岬ｊセンサアレイ７で絖み取られた４０９６素子
からの画像データをＡ／Ｄ変換器３９でディジタル化し
、コントローラ３２を通過して合成接続のためのディジ
タル演算回路３２に一時貯えられるか、あるいはそのま
まインタフェイスを経てコンピュータあるいは電話伝送
路へ送出される。しかし、光センサ１３がＸ線フィルム
の副走査方向距離ｄだけの読取シが終了した事を検知し
た時にはコントローラ３２は画像データの送出を打ち切
る。

主センサアレイ系（８）は、副センサアレイ系と同時間
帯でフィルムの後半分を読んでいるがそのデータはディ
ジタル化された後、バッファメモリ３１に一時に貯えら
れている。そして光センサ１３がＸ線フィルム１０の走
行距離方向の長さｄの前縁を読み取シ終えたことを検知
すると、直ちに貯えられたデータを合成接続のためのデ
ィジタル演算回路３３へ送出を開始する。この演算回路
３３は２組の画像データを重複部分や欠落部分がない様
に１枚の画像のデータとして合成・接続しインタフェイ
ス３４を介して外部に送出する。

以上説明したように、本実施例によれば、１枚のＸ線フ
ィルムを読取るのに２個所の読取シ点において設置した
２系統のセンサアレイ系を用いて、従来の２倍の早さで
読取る事ができ、更に、２個所で読取られた前半と後半
の画像データを重複や欠落ができない様に、データの区
切＃）（また境界）を明確にできる信号発生装置（実施
例では小光源。

微小ホール、光センサとコントローラ）の信号を利用し
て、ディジタル化された画像データを合成接続して１枚
の本来の画像に再現することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれは、この回路を拡張
することにより、読取り点をｎ個所設け、ｎ系統のセン
サアレイ系を用い、フィルムの走行方言向をｎ等分しそ
の距離だけ離れた個所に読取り点と区分（境界）検知装
置を設けてディジタル画像データを合成・接続する事に
よシ、ｎ倍と高速な読み取り速度を得る事ができること
は明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の一実施例の構成を
示す側面図および正面図、第２図は第１図の読取動作を
説明するタイムチャート、第３図は第１図のＸ線フィル
ムの読取個所を示す配置図、第４図は第１図のセンサ回
路以降のブロック図、第５図（ａ）。 （ｂ）は従来の画像読取装置の側面図および正面図であ
る。図において １・・・・・・光源、２．３・・・・・・ミラー、４，
５・・・・・・主。 副センサアレイ系用光学系、６，７・・・・・・主、副
センサアレイ、８，９・・・・・・主、副センサアレイ
系用センサ回路、１０・・・・・・Ｘ線フィルム、１１
・・・・・・ローラ、１２・・・・・・小光源、１３・
・・・・・光センサ、１４・・・・・・微小ホール、３
１・・・・・・バッフアメそり、３２・・・・・・コン
トローラ、３３・・・・・・合成・演算回路、３４・・
・・・・インターフェイス、３５・・・・・・クロック
発生回路、３６・・・・・・対数変換器、３７・・・・
・・対数変換器短絡スイッチ、３８・・・・・・Ａｕｔ
ｏ　Ｚｅｒｏ回路、３９・・・・・・Ａ／Ｄ変戻器、４
０・・・・・・サンプルアンドホールド回路、４１・・
・・・・ディジタルダイノードフィードバック、４２・
・・・・・データストローブ回路、５１．５２・・・・
・・フィルムスタッカ、５３・・・・・・スリット、５
４・・・・・・倍率変換器、５５，５７・・・・・・モ
ータ、５６・・・・・・ライトボックス、 である。 茅２劃 〒４目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 読取るべき画像面を第１の方向に走行させる画像走行手
   段と、前記画像面を前記第１の方向に対して複数ｎの等
   分割された間隔でこの画像面の前記第１の方向と直交す
   る第２の方向の画像幅をそれぞれ照射する光源と、前記
   照射された各画像面からの各透過光をそれぞれ集光する
   ｎ個の光学系と、これら光学系からの光をそれぞれ検出
   して画像信号を出力するｎ個のセンサアレイおよびセン
   サ回路と、前記分割された画像の一端を検出する検出回
   路と、この検出回路からの検出信号によって前記各セン
   サ回路からの画像信号を１個の画像に合成する合成演算
   回路とを含み、前記画像面を約ｎ倍の速度で読取ること
   を特徴とする高速画像読取装置。