JPS61223874A - 画像形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機、同プリンタなど静電写真プ
ロセスを利用する画像形成方法に係り、さらに詳しくは
そのクリーニング方法に関する。

〔従来の技術〕

このような静電写真プロセスを利用した画像形ｄＱ　装
置は、像担持体の帯電、トナー像の転写部材への転写等
の目的で複数個のコロナ帯電器で像担持体表面を帯電す
ることが一般である。そのためコロナ放電によって空気
中の分子が変化し、窒素酸化物等の物質を生成する場合
がある。これらのコロナ生成物は像担持体表面に付着し
て、特に高湿環境下において像担持体表面の抵抗が下が
り、像担持体表面に形成される静電潜像を乱してしまう
等の悪影響を及ぼすことがある。

従来、上記の悪影響を除去するため、像担持体を加熱し
て乾燥させる方法や、シリコンゴムなどのローラを像担
持体表面に圧接して回転させることにより、像担持体表
面を摺擦しコロナ生成物を取り除く方法などが提案され
ている。

特に後者の方法は、像担持体の高湿環境下において長期
間の使用にも安定した画像が得られる効果があり、また
像担持体表面に紙等の転写部材中の物質が付着したり、
トナーが融着した場合の除去にも効果があり優れた方法
である。またその摺擦ローラ材質として、シリコンゴム
を選択した場合は耐久性に優れ、さらに摺擦ローラから
にじみ出す物質が像担持体の表面に塗布されることによ
り、その表面に付着した窒素酸化物、紙粉等を取り除き
易くするという利点がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが上記のようなりリーニング装置においても１つ
の問題点があった。

すなわち、そのシリコンゴムなどの摺擦部材は、オゾン
などのコロナ生成物雰囲気中で現像剤などにより感光ド
ラムを摺擦している。このため、オゾンや摩擦熱等によ
る表面の劣化や、現像剤の融着や、感光ドラム上の画像
ボケの原因物質の摺擦部材表面への付着などにより、摺
擦効果が次第に低下していく場合がある。

本発明は、上述の問題を解決するために提案されたもの
である。

口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、像担持体の残留トナーを除去する手段を有し
、さらに走行する像担持体表面に圧接して像担持体表面
を摺擦する摺擦部材を備えたクリーニング装置において
、複写工程の予備回転工程中に現像剤を付与する制御を
行って像担持体表面に現像剤を塗布して摺擦させること
を特徴とする画像形成方法である。

なお上記の現像剤を付与する制御手段としては、現像バ
イアス拳帯電・ブランク光量のシーケンス制御である。

また予備回転工程は、複写動作の開始前および終了後の
多回転工程である。

〔作　用〕

像担持体の予備回転中に新鮮な現像剤を付与しながらゴ
ム摺擦部材で摺擦することによって、前記の問題点が解
消されて摺擦の効果を持続することができる。

〔実施例〕

第１図は本発明方法を実施する画像形成装置の一例を示
す０図中１は円筒状の感光体で矢示Ａ方向に回転し、コ
ロナ帯電器２により均一帯電された後、像露光３が照射
されて原稿に対応した静電潜像が形成され、現像手段４
によって顕画化される。顕画化されたトナー像は、転写
部材送り５から供給される転写部材Ｐへ、必要に応じて
裏面から転写コロナ帯電器６によりトナーと逆極性の電
荷を与えられて転写される。その後、転写部材Ｐは分離
・搬送必要に応じて定着される。その後感光体はクリー
ニング装置７中のシリコンゴム等の摺擦ローラ７−１に
より摺擦され１表面の画像ボケとなる物質を取り除かれ
た後、クリーニングブレード７−２により残留トナーを
除去され、前露光８により残留電荷を除去され次のサイ
クルに移る。このとき摺擦ローラ７−１の回転方向・速
度は、感光体ｌの回転方向・速度に対していずれでもよ
い０図中７−３は摺擦ローラ７−１の表面に付着したト
ナー等を除去するためのスクレーパ。

７−４はクリーニング装置７に溜った残留トナー・紙粉
等を外部に排出する搬送スクリュ、９はブランク露光で
ある。

第２図は上記装置の従来の複写工程シーケンスである。

即ち通常コピーボタンをＯＮすれば、複写工程（コピー
回転）に於ける静電潜像を均一化するため感光体１に前
多回転を与える。同時に前露光８・帯電２・ブランク露
光９が行われる０次に引続くコピー回転で原稿（、オリ
ジナル）に応じた静電潜像が画像露光３で形成され、現
像４・転写６の各工程が行われる。そのときブランク露
光９は停止される。

コピ一工程が終了すると最終の潜像電位ならし回転と呼
ばれる後多回転工程を終って感光体ｌが停止するのが一
般的である。その後多回転工程には帯電２１１画像露光
３−現像４は停止するが、ブランク露光を行う。

このような従来のシーケンス制御では、前記したような
摺擦ローラ７−１の効果が次第に低下する傾向がある。

そこで本発明は、前記のように構成としたもので、その
複写工程シーケンスを第３図・第４図に示す、第３図・
第４図ともに、特に複写工程の予備回転工程中に、像担
持体に現像剤を付与させる本発明のシーケンスのみを表
わすものである。

第３図中実施例（１）は予備回転工程のうち前多回転工
程中にブランク露光を制御しながら現像することで像担
持体表面に現像剤を付与させるシーケンスを表わすもの
で、その新鮮な現像剤で現像された感光体をクリーニン
グ手段７のゴムローラ７−１で摺擦することによって、
本発明の目的が達成される。

同図実施例　（２）は後多回転工程中にブランク制御・
帯電・現像をするシーケンス、同実施例　（３）は前多
回転および後多回転の各工程中に現像剤を付与させるシ
ーケンスである。

第４図実施例　（４）は前多回転工程中にＡＣ・００重
畳の現像バイアスのＡＣ分あるいはＤＣ分の制御とブラ
ンク制御をすることで像担持体表面に現像剤を付与させ
るシーケンス、実施例（５）は後多回転工程中に上記の
制御を行うシーケンス、実施例（６）は上記（４）（５
）の制御を併用することにより現像剤を付与させるシー
ケンスである。

上記のようなシーケンスにより、予備回転工程中に現像
剤を像担持体１に付与させなから摺擦部材７−１で像担
持体を摺擦して摩擦作用効果を高めるものである。

ハ１発明の詳細 な説明したように、ゴムローラを使用したクリーニング
装置において、像担持体表面に常に新鮮な現像剤が付与
されることで像担持体表面の摺擦効果を高め、表面の劣
化や融着、さらには画像ポケ・ニジミ等が解消され常に
鮮明でかつ安定な画質が得られるようになった。また現
像剤による飛散及びトナーの消費量も従来と変わりなく
殆ど問題にならない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用する複写装置の概略図、第２図は
その複写プロセスチャート、第３図拳第４図は本発明方
法のシーケンスチャート。 ｌ・・・像担持体、２・６・・・コロナ帯電器、３・・
・像露光、４・・・現像装置、５・・・転写部材搬送路
、Ｐ・・・転写部材、７・・・クリーニング装置、７−
１・・・摺擦ローラ、７−２・・・クリーニングブレー
ド、７−３・・・スクレーパ、７−４・・・排トナー搬
送スクリュ、８・・・前露光、９・・・ブランク露光。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）像担持体の残留トナーを除去する手段を有し、さ
   らに走行する像担持体表面に圧接して像担持体表面を摺
   擦する摺擦部材を備えたクリーニング装置において、 複写工程の予備回転工程中に現像剤を付与する制御を行
   って像担持体表面に現像剤を塗布して摺擦させることを
   特徴とする画像形成方法。