JPS6122290A - 核燃料集合体スペ−サ - Google Patents

核燃料集合体スペ−サ

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JPS6122290A
JPS6122290A JP59198748A JP19874884A JPS6122290A JP S6122290 A JPS6122290 A JP S6122290A JP 59198748 A JP59198748 A JP 59198748A JP 19874884 A JP19874884 A JP 19874884A JP S6122290 A JPS6122290 A JP S6122290A
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ferrules
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/34Spacer grids
    • G21C3/344Spacer grids formed of assembled tubular elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 背  禁 動力用原子炉は周知であり、例えば、1962年マグロ
−ヒル(Me Graw −Hlll )社によって発
行されたエルワキル(M、 M、 El −Wakil
)著rニュークリア・パワー・エンジニアリング(N 
uclear  P ower  E r+oinee
rino) Jに説明されている。
例えば、イリノイ州シカゴ近くのドレスデン原子力発電
所(T he  D resden  N uclea
r  P ower3 tation)で使用されてい
るような公知の型の動力用原子炉では、炉心が不均質型
である。このような原子炉の核燃料は棒形で、このよう
な燃料棒は、例えば米国特許第3365371号に示さ
れているように核燃料として酸化ウランおよび(または
)酸化プルトニウムを内蔵するジルコニウム合金のよう
な適当な材料製の密閉された被覆管からなる。幾本かの
このような燃料棒が1群として開端管状フローチャネル
内に納められ、別個に引出しうる燃料集合体または燃料
束を形成する。これは、例えば米国特許第3431’1
70号に示されている。
十分な数の燃料集合体をほぼ直円柱状のマトリックスを
なすように配列し、自己持続式核分裂が可能な炉心を形
成する。この炉心は、冷却材兼中性子減速材として働く
流体、例えば、軽水に浸される。
代表的な燃料集合体は、上側と下側の結合板の間に支持
された離隔燃料棒の配列によって形成され、これらの燃
料棒は長さが数フィートで、直径が2分の1インチ程度
であり、数分の1インチ相隔たっている。適切な冷却材
の流れが燃料棒を通り過ぎるようにするには、燃料棒を
離隔位置に保ちそして原子炉の運転中燃料棒のわん曲と
振動を抑制することが重要である。この目的のために、
複数の燃料棒スペーサが燃料集合体の長さ方向に沿って
隔設される。
このような燃料棒スペーサの設計において考慮すべきこ
とは、燃料棒間の間隔の維持、燃料集合体の形状の維持
、燃料棒熱膨張のゆとり、燃料棒振動の抑制、燃料束組
立ての容易さ、スペーサと燃料棒との接触面積の最少化
、正常負荷および異常(例えば地震による)負荷材のス
ペーサの構造的一体性の維持、原子炉冷却材流のゆがみ
と制限の最少化、熱的限度の最大化、寄生的中性子吸収
の最少化、自動化生産への適応を含む製造費の最少化等
である。従って、このような燃料棒スペーサを提供する
必要性はいくつかの重大な問題を生ずる。
核燃料に加えて、炉心の構成に使用しなければならない
いかなる材料も中性子を非生産的に吸収して反応度を減
らすので、それを補う聞の燃料を追加的に設けなければ
ならない。このような寄生的中性子吸収の組は、非燃料
材料の量と、その中性子吸収特性すなわちその中性子吸
収断面積と、その材料がさらされる中性子束密度との関
数である。
核燃料からの熱を除くために、加圧された冷却材が炉心
の燃料集合体を通るように圧送される。
燃料集合体内の燃料棒スペーサは、冷却材流制限物とし
て作用し、そして不可避ではあるが望ましくない冷却材
流圧力降下を生ずる。燃料棒の長さに沿う適切な冷却を
保ちかつ所要の冷却材圧送動力を最少にするには、スペ
ーサの冷却材流に対する抵抗を最少にすることが望まし
い。スペーサの流れ抵抗はその突出領域すなわち「陰」
領域の強い関数である。従って、スペーサの流れ抵抗を
最少にするには、スペーサの構造体の突出領域を最少に
すればよい。試験結果によれば、最少の突出領域を用い
たスペーサはまた最高の熱的限度を有する。
スペーサの冷却材流抵抗はまた、スペーサ表面とそれを
通流する冷却材との間の流体流摩擦の故に、スペーサの
表面積すなわち「ぬれ」面積の強い関数である。従って
、スペーサの流れ抵抗は、スペーサの高さを減らすこと
によって最少にしつる。
実際問題として、寄生的中性子吸収と冷却材流制限とを
共に最少にしようとすると、燃料棒スペーサの設計に矛
盾が生ずる。
冷却材流の制限を最少にするには、スペーサ部材を薄く
して断面積を最少にすべきである。しかし、非常に薄い
部材は高強度材料で作られなければ適切なスペーサ強度
をもたらさない。また、適切な弾性特性をもった高強度
材料をスペーサのばね材料部分に用いなければならない
。このような適材は比較的高い中性子吸収特性をもつこ
とがわかっている。
他方、望ましいほど低い中性子吸収特性をもつ材料は、
強度が比較的低く、形成が困難であり、またスペーサの
ばね部材部分の所望弾性に欠けることがわかっている。
前記の設計上の矛盾の解決策は、「複合」スぺ一す、す
なわち、構造部材を低中性子吸収断面積をもつ材料で作
りそしてばね材料を別に適切なばね材料で作るようなス
ペーサを用いることであり、これにより、高中性子吸収
断面積材料の量は最少になる。
このような燃料棒スペーサは様々なものが提案されそし
て使用されてきた。その−例は米国特許第365407
7号に示されている。この引例に示すスペーサ(特にそ
の第5図と第6図の実施例)は長期間商業的な成功を収
めてきた。そのスペーサでは、周囲支持部材と分割部材
がジルコニウム合金のような低中性子吸収断面積の部材
で形成されている。分割部材は、中性子損失をさらに減
らすために、骨組状に、すなわち、多数の切抜き口をも
つように形成されている。高中性子吸収断面積のばね材
料の量を最少にするために、各燃料棒通路に単一のばね
部材が突入しており、ばねは4側面をもつ組立体の形態
をなす。
スペーサ設計の他の一例は米国特許第3886038号
に示されている。
スペーサ設計の他の一例は、本出願人による1982年
8月20日付の米国特許出願第410124号によって
示されているようなフェルール型スペーサ(互いに結合
された管状フェルールの朝で構成されたスペーサ)であ
る。なお、上記引用米国特許出願は参照によってここに
包含される。
従来、燃料集合体は4年程度の炉心内在留期間に対して
設計された。燃料の燃料を長びかせる最近の傾向に伴い
、6年以上程度の燃料集合体在留時間が必要である。
この増加した炉心内在留期間は別のスペーサ設計問題を
ひき起こす。それは、炉心の周囲からスペーサによって
吸収される水素の量が次のような程度、すなわち、スペ
ーサの材料における水素化物濃度がその材料の脆化と、
その結果としての強度低下とをひき起こすおそれがある
程、増加することである。もし水素化物濃度が高くなり
過ぎれば、スペーサが破損するおそれがある。
スペーサによって吸収される水素の量は、冷却材にさら
されるスペーサ表面積、すなわち、[ぬれ」表面積に比
例する。比較的薄いスペーサ部材内への水素拡散率は、
スペーサ材料の全体積にわたってほぼ均一な水素化物濃
度を与えるのに十分である。従って、水素化物濃度は、
スペーサ材料のぬれ表面積対体積の比に比例する。
ずなわち、水素化物濃度は、スペーサ部材の幅または厚
さを増すことによってそれらの断面積を増すことにより
減少しつる。
前述のように、スペーサを通る冷却材流の抵抗はスペー
サ部材の断面積と高さとの関数である。
従って、望ましいほど低い冷却材流抵抗を維持するには
、スペーサ部材の厚さのいかなる増加もスペーサ部材の
高さの減少によって補償されなければならない。
水素化物濃度を最低にするには、最少高さのスペーサが
必要である。
多くのスペーサ設計において、最少高さはスペーサ部材
の設計によって制限される。ばねが垂直方向(軸方向)
に向いているスペーサ、例えば、前記米国特許出願第4
10124号に示されているようなスペーサでは、スペ
ーサの最少高さは、ばねの所望のたわみ性と力に要する
ばね長さによって制限される。
本発明の目的は、炉心内のスペーサの長い在留期間にわ
たって内部の水素化物の濃度を適切なレベルに保つのに
十分な断面積をもつスペーサ部材を有する該燃料要素ス
ペーサの提供にある。
他の目的は、スペーサの高さを最少にしてそれを通る冷
却材流に対する抵抗を最少にすることである。
他の目的は、所要ばね長さがスペーサの最少高さを制限
しないようなスペーサ用の横方向または水平方向に白け
られたばね部材の提供にある。
他の目的は、2つの隣合う燃料要素通路に架かって、内
通路を貫通する要素の横方向の支持に役立つような横方
向スペーサばねの提供にある。
他の目的は、次のような横方向スペーサばね、すなわち
、スペーサ部材の水平方向スロットによって保持され、
これによりばねのかなりの部分がスペーサ部材の「陰」
内にあるので、ばねの冷却相流抵抗に対する寄与が最少
になるようなスペーサばねの提供にある。
他の目的は、応力分布がばね材料を効率良く利用するよ
うなものであり、従って、スペーサのばね材料の量が極
めて少なくなるような横方向スペーサばねの提供にある
他の目的は、8角形の外面と円形の内面をもちそして互
いに結合されたフェルールの列からなるスペーサの提供
にある。
要  約 本発明の一ト記および他の目的は、各フェルールが燃料
集合体の燃料棒または他の長い要素用の通路または小室
を画成するような複数の互いに結合されたフェルールの
配列によって構成されたスペーサによって達成される。
また、周囲バンドを設けうる。
一体に溶接されたフェルール群は、フェルール〈および
周囲バンド)の形成に用いる金属の厚さを最少にして冷
却材流抵抗と奇生的中性子吸収とを減らしつるような高
い構造強度の構造体をなす。
中性子吸収は、フェルールと支持バンドを低中性子断面
積の材料で形成することによってさらに減少する。
フェルールを貫通する棒または要素は、フェルール内の
中央に位置づけられそして剛性止め部と弾性部材との間
に横方向に支持される。剛性止め部すなわち剛性突起は
フェルールの壁のアーチ状部分の形態をとりうる。
炉心内のスペーサの良い在留期間中の連続的な水素吸収
に起因するスペーサ材料内の水素化物濃度を制限するた
め、スペーサ部材の表面積対断面積の比が、スペーサ部
材の厚さを、比較的短かい在留期間に対して設計された
スペーサの部材に比べて大きくすることによって減らさ
れる。スペーサ部材の厚さの増加だけから生ずる冷却材
流抵抗の増加を相殺するため、スペーサ部材の高さが減
らされる。この短縮された垂直方向の高さは弾性部材ま
たはスペーサばねの許容長さを制限する。
従って、本発明によれば、弾性部材またはスペーサばね
は、スペーサの2個の隣接フェルールに架iて両フェル
ールを貫通する両燃料棒または他の要素と係合しかつそ
れらを横方向に支持するような横方向または水平方向を
向いたある形の板ばねの形態をとる。
スペーサばねは、ばね材料を効率よく利用することによ
ってスペーサのばね材料の量を最少にするような内部応
力分布をもたらすように形成される。
水平方向スペーサばねは2個の隣接フェルールに設(プ
た切抜き口内に保持される。各ばねのかなりの部分がフ
ェルール壁の断面または除肉にあるので、この部分は冷
却材流抵抗を増さない。水平方向スペーサばねは冷却材
流に対して端縁を向けているので、全スペーサ断面また
は突出領域に対するそれらの寄与は最少になり、従って
それらによる冷却材流抵抗は最少になる。
スペーサばねは、燃料棒または他の要素との接触面積を
最少にするためにそれらとの接触点に凹みが形成される
スペー奄すのフェルールの内面と外面は円形、8角形ま
たは他の形を有しつるが、好適実施例では内面を円形に
そして外面を8角形にしてある。
同じ最少壁厚をもつが内面と外面が円形のフェルールに
比べて、外面が8角形のフェルールの余分な材料は、ス
ペーサの強度と剛性を大いに増加させる。さらに、この
余分イ1材利は(フェルール外壁の表面に沿って)比較
的少ない冷却材流の区域にあるので、余分な材料による
冷却材流抵抗は最少になる。
外面が8角形のフェルールの使用または、冷?JI材に
さらされるスペーサの全表面積を減らす。なぜなら、隣
接するこのようなフェルール間の接触面積が比較的大き
いからである。これはスペーサ材料による水素吸収を最
少にする助(プとなる。
詳細な説明 第1図と第2図は1対の隣合いかつ当接するフェルール
11を示し、両フェルールの当接壁は頂端と底端で溶接
部12等によって接合される。
任意の数のフェルール11を当接関係に配置しかつ結合
することにより、前記引用米国特許出願−15= 第410124号に開示されかつ詳述されているような
所要数の燃料棒通路を画成するスペーサ(所望により周
囲バンドを含む)を形成しうる。
第1図と第2図に示すように、フェルール11の上端部
13と下端部14は主体部16より外径が大きい。従っ
て、両フェルール11間に小さな空間または間隙17が
画成され、これにより幾らかの冷却部の循環が生じてフ
ェルール間の異物の堆積と割れ目腐食(crevice
 corrosion )を抑制しうる。間隙17を設
ける代わりに、全長(全高)に沿って一体に溶接または
ろう接された均一外径のフェルールを用いてもよい。
フェルール11における水素化物濃度を制限するために
、それらの表面積対断面積の比をそれらの壁厚の増加に
よって減らし、また、壁厚の増加から生じうる冷却材流
抵抗の増加を防ぐために、フェルールの高さを減らして
ある。
制限された高さのスペーサに所望ばね特性を与えるため
に、第1図と第2図に示すように、水平方向向きのばね
部材18がフェルール11の切抜き口19.21にはめ
こまれている。また、応ノコのかからない状態のばね部
材18を別に第3図の側面図と第4図の上面図に示す。
ばね部材18はその中央から左右に対称であるから、そ
の左側アームだけを第3図と第4図に示してある。
ばね部材18は、隣接フェルール11間に内方に突出す
る先端23を有する比較的大きいV形中央部分22を含
む。(V形中央部分の機能については後述する。)ばね
部材18の各アームは、中央部分22から外方に向かっ
て、長い中央部24と、フェルール11に向かって傾斜
する比較的短い端部26と、高さを減らした先端部また
はタブ27とを含む。
ばね部材18と、フェルール11を貫通する燃料棒また
は他の要素28(第2図に破線で示す)との接触位置に
おいて、ばね部材18の中央部24に突起または凹みが
形成されて要素28とばね部材18との間の接触面積を
制限する。
要素28をフェルール11の中央に位置づけかつ横方向
に支持するために、半径方向に隔設されて内方に突出す
る1対の比較的剛性の止め部31が、フェルール11に
、ばね部材18の接触凹み29にほぼ向い合って設けら
れている。
止め部31はフェルールの壁に一体的に形成されること
が好ましい。第5図に示すように、これをなすには、ま
ずフェルールの壁に、止め部31の所望の長さと幅を定
める1対の相隔たるスリット32を形成し、次いで、両
スリット32間の材料を内方に変形してわん曲止め部3
1を形成する。
両隣接フェルール11とばね部材18との組立体を形成
するには、ばね部材18の一方のアームを両フェルール
11の第1フエルールの切抜き口つまり開口19.21
に通し、タブ27が開口21から突き出るようにする。
(ばね部材18の端部26の外端に形成された肩部33
が開口21の内側と係合してばね部材18を横方向に位
置づけかつ保持する。)次いで、第2フエルール11を
第1フエルールに近づけながら、ばね部材18の他のア
ームを第2フエルールの開口19.21に挿入する。そ
の後、両フェルール11を整合当接関係において、溶接
部12(第1図)によって接合する。
次に、ばね部材18の比較的大きいV形中央部分22の
機能を説明する。フェルール11に挿通された要素28
に所望のばね力をかけるために、ばね18の応力がかか
らない時の形状(第4図)は、次のような形状、すなわ
ち、もし予荷重がなければ、ばね部材18がフェルール
11内に、要素28の挿通が不可能でないにせよ困難に
なる程突入することになるような形状であり、また、ば
ね18を適所に保持するために、過大の長さの端タブ2
7が必要になろう。
このような問題は、本発明によれば、V形中央部分22
によって解決される。フェルール11を貫通する要素2
8がない場合、中央部分22の先端23が切扱き口19
(第2図)の内側垂直縁34と接触してばね部材18に
予荷重をかけ、こうしてフェルール11内への突入度を
制限する。
このばね部材18の設計の利点の一つは、ばね材料の効
率的な使用である。両凹み29による両接触点間では、
ばね部材に均等な応力がかかる。
なぜなら、この間の全長にわたって、曲げモーメントが
一定だからである。凹み29と、開口21と接触する各
アームの外端との間では、曲げモーメントが線形的にゼ
ロに減る。この応力分布により材料の使用は非常に効率
が良くなる。なぜなら、ばね材料のほとんどがばね部材
のたわみ性に最大眼疾寄与するからである。ばね材料の
量を最少にすることは、このような材料が比較的^い中
性子捕獲断面積をもつので重要である。
本ばね装置の他の利点は、ばね部材のかなりの部分がフ
ェルール11の壁の陰すなわち断面領域内にあることで
ある。これはスペーサを通る冷却材流に対する抵抗の低
下に役立つ。
州1 高さが約0.600インチ(1,52cm)、外径が約
0.64インチ(16,2c+a) 、壁厚が約0゜0
30インチ(0,76+nm)である。フェルール11
はジルコニウム合金、例えば、ジルカロイ4のような低
中性子吸収断面積の材料で形成されることが好ましい。
ばね部材18は、ニッケル合金、例えば、インコネルの
ような適当な強痕と耐食性と弾性を有する材料で形成さ
れる。ばね部材18の一例は、形成後の全長が1.13
インチ(2,87(iIIl)、高さが約0.15イン
チ(0,381111) 、厚さが約0.014インチ
(0,036mm)である。
前述の米国特許出願第410124号に示されているフ
ェルールスペーサにくらべ、本発明によって形成された
スペーサはフェルール材料のぬれ表面積対体積の比を減
らし、こうして、炉心内の所与の在留期間の水素化物濃
度を約33%減らす。
別の実施の態様 第6図と第7図に示す別の実施の態様において、両隣接
フェルール11′の内面は円形であるが、外面は8角形
である。ばね部材18と剛性止め部31は前述のごとく
でよい。
8角形外形の利点は幾つかある。フェルール11′の追
加された材料は、円形外形のフエルールにおける同量の
材料に比べて流れに対する抵抗が少ない。なぜなら、8
角形外形の追加材料は、材料の追加が冷却材流抵抗に一
層好ましくない影響を及ばずところのフェルール内径の
減少を要しないからである。
8角形外形のフェルール11′では、ばね部材18のよ
り多くの量がフェルール壁の除頭域内にあるので、それ
だけ冷却材流抵抗は低下する。
配列されたフェルール11′の当接する8角形側面の面
積は大きいので、ぬれ表面積は小さく、そしてそれらで
構成させるスペーサは弾痕と剛性が高い。大きな当接面
積はこれらの利点をもたらすが、重要なことは、隣接フ
ェルール11′の接合を、冷却材が侵入しないように当
接面部を密封して割れ目腐食を防ぐように行うことであ
る。これは、当接面部を全周にわたって溶接すること、
または、好ましくは、ろう接によって全当接面部を接合
することによって行われうる。
第6図と第7図の実施の態様の一例において、フェルー
ル11′は高さが約0.600インチ(1、,52CI
11) 、内径が約0.600インチ(1゜520m)
である。
内形と外形が円形で、高さと中心から中心までの間隔と
フェルール材料の量とが同一のフェルールで構成された
スペーサに比べて、フェルール11′で構成されたスペ
ーサは、所与の炉心内在留期間について水素化物濃度を
約48%減らす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスペーサの1対の隣接フェルール
及びこれに装着されたばね部材の立面図、第2図は第1
図のスペーサフェルール装置の断面図、第3図は本発明
のばね部材の一方のアームの立面図、第4図は第3図の
アームの平面図、第5図はフェルールに設けた剛性止め
部を示す本発明の7エルールの部分切取立面図、第6図
は本発明によるスペーサの1対の隣接フェルールが8角
形の外形を有する場合の両フェルールの立面図、第7図
は第6図のスペーサフェルール装置の断面図である。 11.11’・・・フェルール =23− 18・・・ばね部材 19.21・・・切抜き口(開口) 22・・・V形中央部分  24・・・中央部26・・
・端部      27・・・タブ29・・・凹み  
    31・・・止め部33・・・肩部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の長い要素を含む原子炉用燃料集合体におい
    て、横方向に配列されそして互いに結合された複数の管
    状フェルールを具備して各フェルールは前記要素の1個
    用の通路を画成し、また、横方向に向けた複数の板ばね
    部材を具備して各板ばね部材は前記フェルールのうちの
    2個の隣接するものに架して両隣接フェルールを貫通す
    る前記要素と係合しかつそれらを横方向に支持し、両隣
    接フェルールの対面側部に切抜き口が形成されて前記ば
    ね部材を受入れかつ支持し、前記対面側部とは反対の位
    置にある前記フェルールの側部に開口が形成されて前記
    ばね部材の端部を受入れかつ拘束するようになっている
    、前記要素を横方向位置に保持するスペーサ。
  2. (2)前記ばね部材の中央部分が前記隣接フェルールの
    当接側部に向かって突出するV形をなすように形成され
    、これにより、前記隣接フェルールを貫通する要素がな
    い場合、前記中央部分が前記当接側部と接触しそして前
    記ばね部材に予荷重をかけるとともに前記ばね部材の前
    記フェルール内への突入量を制限する、特許請求の範囲
    第(1)項記載のスペーサ。
  3. (3)前記隣接フェルールを貫通する前記要素と接触す
    る前記ばね部材の部分に凹みが形成されて前記ばね部材
    と前記要素との接触面積を制限する、特許請求の範囲第
    (1)項記載のスペーサ。
  4. (4)前記隣接フェルールの前記開口を貫通する前記ば
    ね部材の両端部の高さを短縮して前記ばね部材の両端部
    に形成された肩部が、前記開口に隣接する前記フェルー
    ルの内面と係合して前記ばね部材を横方向に位置づけか
    つ保持する、特許請求の範囲第(1)項記載のスペーサ
  5. (5)前記フェルールの外面が8角形である、特許請求
    の範囲第(1)項記載のスペーサ。
  6. (6)前記フェルールの内面が円形である、特許請求の
    範囲第(5)項記載のスペーサ。
  7. (7)前記フェルールの高さが前記フェルールの内径よ
    り小さい特許請求の範囲第(1)項記載のスペーサ。
  8. (8)前記フェルールの露出表面面積対体積の比が約5
    0ないし約70(cm^2/cm^3)である、特許請
    求の範囲第(1)項記載のスペーサ。
  9. (9)少なくとも2個の横方向に相隔たる比較的剛性の
    止め部が、各フェルール内に突入している前記ばね部材
    とほぼ対向して該フェルール内に突出しており、これに
    より各フェルールを貫通する前記要素が該フェルール内
    において1個のばね部材と少なくとも2個の剛性止め部
    との間に横方向に支持される、特許請求の範囲第(1)
    項記載のスペーサ。
  10. (10)前記剛性止め部は、まず1対の相隔たるスリッ
    トを前記フェルールの壁に形成し次いで両スリット間の
    部分を内方に変形して前記フェルールと一体に形成され
    る、特許請求の範囲第(1)項記載のスペーサ。
  11. (11)前記ばね部材は、前記隣接フェルール間に内方
    に延在する先端を有する概してV形の中央部分と、この
    V形中央部分から外方に延在する左右のアームとからな
    り、各アームは比較的長い中央部と、前記フェルールに
    向かって傾斜した比較的短い端部と、各アームの末端で
    高さを短縮してあるタブとを含む、特許請求の範囲第(
    1)項記載のスペーサ。
JP59198748A 1983-09-26 1984-09-25 核燃料集合体スペ−サ Granted JPS6122290A (ja)

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