JPS61222495A - アイロン - Google Patents

アイロン

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JPS61222495A
JPS61222495A JP6411185A JP6411185A JPS61222495A JP S61222495 A JPS61222495 A JP S61222495A JP 6411185 A JP6411185 A JP 6411185A JP 6411185 A JP6411185 A JP 6411185A JP S61222495 A JPS61222495 A JP S61222495A
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JP
Japan
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temperature
iron
state
heater
circuit
Prior art date
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Pending
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JP6411185A
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English (en)
Inventor
則之 金川
山崎 勝弘
菊池 厳夫
広瀬 重信
隆夫 西野
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Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家電で使用されるアイロン、さらに詳しく
は電源の切り忘れを防止したアイロンに関する。
 P 従来の技術 従来この種の電源切り忘れを防止するアイロンとしては
、実開昭59−37098号公報(以下人という)、特
開昭59−85700号公報(以下Bという)等が提案
されている。すなわち、Aにおいては。
アイロン掛は動作と動作停止時とを検出する検出手段と
、該検出手段のアイロン掛は動作時の停止後一定時間経
過した後にヒーターへの通電回路をしゃ断する手段とを
備えた構成で、アイロン掛けを停止した状態を検出手段
によって検知し、一定時間後にヒーターへの通電を自動
的にしゃ断する動作になっている。実施例においては検
出手段として水銀スイッチを用い、アイロン掛は動作に
ともなう水銀の移動によって導電板を短絡・開放するこ
とでアイロン掛は動作と動作停止を検出するようにして
いる。Bにおいても基本的にはAの構成と類似で、動作
もほぼ同じとみなすことができる。Bにおいては1人に
おける検出手段が使用判定装置である。使用判定装置の
実施例としては人と同様に水銀スイッチが用いられてい
る。
6P 発明が解決しようとする問題点 この種の提案の電源切り忘れを、防止するアイロンでは
次のような問題を有していた。
(1)  アイロンの使用目的に関係なく一定時間経過
後に電源切の状態にリセットさせるので。
ベース温度が高く危険性の高い場合でもベース温度が低
い場合と同じ時間を要することになり、安全性上で好ま
しくない。ここで使用目的とは、スチーム使用時、スチ
ーム以外の使用時すなわちドライ使用特等、アイロンを
かけられる布地の違いによってアイロンの動作条件が違
う状態にあることをいう。
(2)  アイロンがけを停止した状態を検出する検出
手段は方向性のあるものが一般的であり。
静かにアイロンを動かしたときにこの□動きに追従でき
ないことがある。そのため1通常の使用状態でも誤動作
し、不便を来すことが度々生じる。これをさけるために
は、当該検出手段の信号で動作するタイマー回路の時間
を延ばし、アイロンがけの途中で誤動作によって電源切
にリセットされる機会を少なくするという手段が用いら
れるが、これはアイロンの電源切り忘れ防止という本来
の目的に反し。
安全性上でも好1しくない。
問題点を解決するだめの手段 本発明は、ヒーターを備えたベースと、ベース温度を検
知し所定温度に制御する温度検知回路及び温度調節回路
8と、アイロンの自立状態を自立検知素子で検知する自
立放置検知回路と、アイロンが自立放置以外の状態にあ
るときにはヒーターの通電状態の変化をとらえ、その値
が基準の値を越えた時に電源を切る機能を有する制御装
置とを備え、自立検知素子を元を通さない球とそれを案
内する溝部とそれに設けた穴部を介して相対する光送受
素子とで構成し、かつ溝部を鉛直方向に対し傾斜させた
ものである。
作用 第1図及び第2図を用いて説明する。電源プラグをコン
セントに差し込み、ベース温度を所定温度に設定すると
アイロンは通電を開始し、ヒータP −2はONとなってベース温度を上昇させる。ベース温
度上昇に温度検知素子3が追従し、温度検知回路4のは
たらきで、ベース温度Taが所定温度TSに到達すると
ヒーター2はいわゆる第1波OFFとなり、これを制御
装置7は認識する。その後、ヒーターは0N10FFを
続け、ベース温度は一定温度に保持される。第1波OF
F後は自立放置検知素子5の信号で次のように動作する
(1)  自立放置状態では制御装置7のタイマー回路
を作動させ、タイマー所定時間tA(分)経過後にアイ
ロンを自動的に電源切の状態にさせる。
(2)  ドライ使用時には、ヒーター休止期間(以下
、  toFF(秒)という。)を計測し、この値が基
準の値tB(秒)以上となったとき、制御装置7のはた
らきで電源を切る。+B(秒)以上とならない時には、
ヒーター2は温度調節回路4のはたらきで0N10FF
を続ける。
(8)  スチーム使用時には、ヒーター通電期間(以
下、  l0N(秒)という。)及び上記topF(秒
)をP 計測し、その比tON/1OFF(至)が基準の値に〜
以下となったときには制御装置7のはたらきで電源を切
に、そうではないときにはヒーター2は0N10FFを
続ける。
ここで、ヒーター休止期間tOFF(秒)と電源切の違
いは、前者はベース温度が所定値以下となったときにヒ
ーター2はONに復帰するが。
後者は人為的に復帰操作を行なわない限りヒーター2は
ONにはならない状態をいう。
さらに詳細について第6図から第9図を用いて説明する
。第6図において、アイロンは(A)から(E)に示す
ような状態で通電したまま放置されることがある。(A
)はいわゆる自立放置で、アイロンを予熱するときある
いはアイロン掛けを小休止するときの状態である。(B
)はアイロン掛けをするときの状態であるが、この状態
の壕ま放置されることを水平放置と呼ぶ。水平放置は直
接に床面や布地にベースが接触した状態であり、ヒータ
ー2への通電を停止させ電源切にリセットすることが最
も必要な状態である。(C)は自立放置状態を横転させ
た7P 横転放置、の)は水平放置を逆転させた水平逆転放置、
(匂は自立放置を逆転させた自立逆転放置である。一般
にアイロンは(A)以外の状態で放置されることは少な
いが、電源コードを誤まって引張ったのを気付かないで
いると、(B)〜■)の状態でも放置されることがある
。ここで、自立放置以外の状態とは(A)を除ぐ(B)
〜@)の状態、あるいはこれらのパターンの中間的な状
態等さまざまな状態をいう。
第4図において、ヒーター2に通電を開始するとベース
温度は時間とともに同図に示すような状態で変化する。
■はスタート点で、■は第1波OFF点である。■は第
2波のON点で、■は第2波のOFF点、■は第3波の
ON点である。同様に■、■、■はそれぞれ第n波後の
ON 、 OFFである。この特性のうち■、■、■の
ポイントに着目し、ドライ使用時の第6図(A)の状態
と(B)の状態を比較したのが第5図である。同図にお
いて、(1)は(A)の状態、すなわち自立放置状態1
缶)は(B)の状態、すなわち水平放置状態1頭)は(
B)の状態でアイロンを水平方向に移動させた場合、す
なわちアイロン掛は状態の温度特性を示している。tO
N(秒)は、ドライ使用時にはベース1の熱容量が支配
的となるため、 (I) 、 QT) 、 (If)の
いずれの場合でも大差はないが、  IoFp(秒)は
ベース1に蓄えられた熱エネルギーを放出する期間であ
り、放熱条件によって著しく異なる。この関係を定量的
に求めたものが第6図である。同図は消費電力900 
Wの市販のスチームアイロンを用い。
ベース温度150 e 、常温時における各種放置条件
のtOFF回数(回)とtOFF(秒)の関係を示して
いる。
ここで床面には木台を使用し、木台の上には綿布(手ぬ
ぐい)を敷いている。■)、(ト))はベース温度に影
響がないように補助具で固定して放置した。この結果か
らもわかるように、アイロン掛けをしているときのt 
OFF (秒)はあらゆる放置条件よりも小さく、シか
も顕著な差になっている。例えば第2波時のtOFFは
(B)で移動、すなわちアイロン掛けのとき33(秒)
であるのに対して、(ト)で放置、すなわち自立放置で
56(秒)であり、(B)で放置、すなわち綿布上の水
平放置に到っては84(秒)と著しい差がある。
水平放置に着目すると、この場合にはベース面がP 直接に水平面に接触するので、被接触物によってt O
FFは変わる。これを求めたのが第7図である。
第7図は、ベース温度150(C)、常温における被接
触面として綿布の他に新聞、木台、鉄板を選んでtOF
F回数(回)とtOFF(秒)の関係を求めたものであ
る。
この結果、 tOFF(秒)は被接触物の熱伝導特性に
よって差違はあるものの、その値はアイロン掛けをして
いるときのものに比べてはるかに太きい。第8図はベー
ス温度とtOFF(秒)の関係を定量的に求めたもので
あるが、 toFF(秒)はベース温度によっても変化
するが、水平放置、アイロン掛け、自立放置の相互関係
には変りはない。
以上のことから、ドライ使用時においては、予熱を終了
した状態における(oFF(秒)の基準の値tB(秒)
をベース温度目盛ごと予め設定しておき、とのtB(秒
)をtOFF(秒)が超えたとき自動的に電源を切にさ
せれば、自立放置及びアイロン掛けをしていないときの
不安全モードを排除できる。ここで自立放置はアイロン
掛けの正常な使い方の一部となっているので、  tB
(秒)の適用外としておく必要があ0 P る。
第9図は、消費電力900Wの市販のスチームアイロン
を用いて、スチーム使用時における各種条件下のtON
回数(回)とtON/l OFF (%)の関係を常温
で求めたものである。この結果、スチーム使用時におい
てはヒーター2のエネルギーはベース温度を所定の温度
に保持し、一定量のスチームを発生させるのに消費され
るものであり1通常のアイロンがけの状態のtON/j
OFF(%)と水平放置、自立放置。
給水タンク空時等のそれとを比較すると前者は著しく大
きな値になっている。同図において、綿布上の往復運動
、すなわち通常のアイロンかけに近い状態では、 tO
N/1OFF(に)は500〜200(%)の範囲にあ
り、自立放置及び給水タンク空時の水平放置等のスチー
ムが発生していない時には50%以下の値である。綿布
上の往復運動ではtON回数回数目)が増えるに従って
taN/1OFF(%)は減少する傾向を示しているが
、これはベース面を同一綿布上を往復運動させているた
め当該綿布の温度が上昇し、ベース面の温度に近づいて
くるために超る現象であり。
11 P 通常はこのように何回もくり返して同−綿布上だけをア
イロンがけするということはなく、せいぜいtON回数
nは10回程度の範囲でアイロンかけは完了する。綿布
上の水平放置ではtoN/1oFp(X)は約100(
%)で、木台上の水平放置でも200(%)を超えるこ
とはない。
以上のことから、スチーム使用時には予熱終了後にzO
N/1OFF(%)を計測し、その値が予め設定した基
準の値Kを超えたときに電源を切にさせれば。
不安全モードの排除が可能になる。ここで、自立放置は
アイロンがけの正常な使い方の一部であるので、ドライ
使用時と同様に自立放置時のtON/1OFF(%)は
上記基準の値にの適用外として゛おく必要がある。
更に自立放置かそれ以外の状態かを検知する自立検知素
子は第12図(a)のように、溝部15の底に球16が
位置し光送受素子を停止させ、又同図伽)のように球1
6が溝部15内を移動し同素子を作動させる。
その場合溝部15が鉛直方向に対し傾斜しているので。
自立以外は必ず同素子を停止させることになる。
実施例 第10図に本発明の一実施例の回路構成を示す。
同図において、ヒーター2には消費電力900 (W)
のシーズヒーターを用い1回路記号をR,としている。
ヒーターR,は接点S、を介して電源13に接続されて
いる。接点S、は温度調節回路8のリレーRYの接点で
あり、接点S、がベース温度に関係な(OFFとなって
いる状態や電源切であり、ベース温度に応動して0N1
0FF l、てヒーターR,への通電を制御し、ベース
温度を所定温度に保持するはたらきをする。Fは温度ヒ
ユーズである。9は直流電源回路で、電源13の100
 mを整流し2分圧する回路である。この回路には、接
地端子と正の電位V、 F2の端子を有している。V、
は直流リレーを動作させる24 (V)、 F2はその
他の電子回路を動作させるために5(V)としている。
7の制御装置はLSIチップであり2本実施例ではCM
OSワンチップマイクロコンピュータ−を使用している
。VDDは電源端子、  VSS、 CN’VSSは接
地端子、 RESETはリセット入力端子、 X0UT
、 XINはクロック入力端子であり+  DO−D7
 、 F6−p3゜3P Sは外部回路との入出力用のボート端子である。
X0UT 、 XIN Kはセラミックス振動子、抵抗
等で構成された発振回路12が接続され、 400KH
zのフロック入力が入力されている。Doはトランジス
タQ3ドライブ用の端子でDoがハイレベル(以下、H
という。)のときQ3はOFF 、ローレベル(以下、
Lという。)のときONとなる。Doは一定周期でH,
Lの信号を出し、Do=Hのときスチーム設定回路12
が、Do=Lのときドライ設定回路11の入力が可能と
なる。D、%D7はD−A変換回路10に接続されてい
る。Sは温度検知回路4の入力ポート端子で、F。
は自立放置検知回路6.Flはドライ設定回路11゜F
2はスチーム設定回路12の入力ポート端子である。
又+ F3は温度調節回路8の出力ポート端子である。
そして、プログラムメモ!j(RoM)には第2図に示
すフローチャート、すなわちベース温度’raと所定温
度Tsとを比較し、第1波OFF認識後自立放置か否か
によってタイマー所定時間tA後に、又ドライ使用時に
はヒーター休止期間、  tOFFが基準の値tBを越
えた後に、更に又スチーム使用時にはヒータ4P −通電期間/同体止期間、  tON/1OFFが基準
の値Kを越えた後に、各電源を切らせるような機能がイ
ンプットされている。6の温度検知素子には負特性サー
ミスターTHを使用し、4の温度検知回路にはIC,を
比較器とする比較回路が構成されている。
D−A変換回路10は温度検知回路40回路構成の一部
となっている。IC,の入力端子側には同サーミスター
THの他に抵抗R6+ R7+ R8を有し、出力端子
側には抵抗R9+ RIQを有している。又、入力端子
側にはノイズ除去用の抵抗、コンデンサーを備えている
。5の自立放置検知素子には光送受素子22を使用して
いる。当該素子220回路構成要素には発光素子LED
とフォトトランジスターQ2がある。
R,,1dLEDの電流制限用抵抗で、R12はQ2の
負荷抵抗である。乙の自立検知回路としてはIC2とそ
の入力側の抵抗R13+ R14及び出力側抵抗R15
+ R16等で構成されている。8の温度調節回路はト
ランジスターQ+と+Q+の負荷となるリレーRY及び
Qlのベース回路の抵抗R2,R3等で構成されている
。DlはRYのコイルにかかる逆起電圧を吸収するため
のダ15  P イオードである。LSTチップのF3ポート端子はQl
のドライブ用端子で+F3がHのときQlはOFF、L
のときQlはONとなる。11のドライ設定回路はQ3
がONでスイッチS2がONのときF1ポート端子にり
スイッチS2がOFFのときHの信号を入力する。Sz
は自己復帰形のスイッチで2手で押したときにONとな
り9手を離すとOFFとなるものである。R4+ R5
はQ2のベース回路に接続された抵抗で+ R17+ 
R18はドライ設定回路を構成する抵抗である。12は
スチーム設定回路で+  Q3がOFFスイッチS3が
ONのときF2ポート端子にり、SzがOFFのときH
の信号を入力する。Szは上記と同様に自己復帰形のス
イッチで+ R19+ R20はスチーム設定回路を構
成する抵抗である。
第11図は5の自立検知素子の構造を示している。
14は光送受素子22のLED、 Q2を内蔵したケー
シングで、15は光を通さない球16を案内する溝部で
ある。四球16は元を通さない球コロ状のものである。
溝部15にはLEDが発光した光をフォトトランジスタ
ーQ2に到達させる穴部17を有している。そして第1
2図(a)に示すごとく、自立放置の状態では四球16
で穴部17が封塞され、  LEDの光はQ2に到達で
きないのでQ2はOFFになっている。又、自立放置以
外の状態では第12図(b)に示すごとく四球が溝s1
5内を移動し、穴部17が開孔し、 LEDQ光がQ2
に到達し+  Q2をONにする。ことで、自立放置の
状態で第12図(a)のごとく溝部15を鉛直方向に対
して傾きを持たせた配置にしているが、これは放置状態
の微妙な変化に対しても自立放置検知素子が円滑に応動
できるようにしたためである。
上記構成の実施例の動作を説明する。
(1)  アイロンの電源プラグをコンセントに差込む
制御装置7のLSIチップがONされるが、ヒーター2
には通電されない電源切の状態となる。F3ポート端子
はHで+  QlはOFF、 s、はOFFとなってい
る。
(2)  使用条件を設定する。
Szを所定回数押すか、所定時間押し続けると、ポート
端子り、 −Di、に順次一つずつLとな7P す、最終的にLとなった位置がドライ使用時の設定温度
の目盛の位置となる。例えばD3が最終的にLとなった
ときには+D3に接続されたD−A変換回路の抵抗をR
D3とすると、設定温度目盛の位置の抵抗値はRD3と
R6の並列回路の抵抗値RD311R6で決定されるこ
とになる。
IC,の反転入力側にはRD311R6とTHの抵抗値
でF2を分圧したRD311Rs側の電圧が印加される
。又、 IC,の非反転入力側にはR7とR8で決まる
基準電圧が入力されている。同様に83を押すとスチー
ム使用条件が設定される。
(8)  ヒーター2に通電が開始され、予熱の状態と
なる。
予熱開始直後はベース温度は所定温度に達しておらず、
 THの抵抗値は高く、IC1の出力側はHとなってい
る。このため、Sポート端子にはHの信号が入力されて
いる。
(4)  ベース温度が所定温度に到達し、予熱は終了
する。
THの抵抗値が低くなり、IC,の出力側はLと8P なる。このため、Sポート端子にはLの信号が加わり+
F3F3ポート端子となってQlがOFFし、 RYが
動作して接点S1がOFFとなる。そしてベース温度は
一定温度領域に保持される。
(5)  アイロン掛けを開始する。
ベース温度の変化にTHが追従し、ベース温度は一定温
度幅に保持される。この間、ドライ使用時においてはt
OFF(秒)が基準の値tB(秒)以上となることはな
く、スチーム使用時においてはtON/1OFFがK(
%)以下となることはなく、継続してアイロンがけが可
能となる。
(6)  予熱終了後アイロンを自立放置すると、タイ
マー所定時間tA(分)後に電源切となる。
予熱終了後にアイロンを自立放置すると。
自立放置検知素子5は第12図(a)の状態であり。
Q2はOFFでIC2の出力端子側はHとなったままで
ある。そして、Foポート端子にはHの信号が加わった
ままであり、LSIチップ内蔵のタイマー回路がはたら
き、タイマー所定時間1人(分)後にF3ポート端子を
Hにして、電源切の状19P 態とする。そして、S2及び$3の入力、すなわちFl
及びF2ポート端子への入力がない限り。
ヒーター2は通電されることはなくなる。ここでtAは
10(分)程度としている。
(7)  ドライ使用時自立放置以外の状態で放置し。
ヒーターの休止期間tOFF(秒)が基準の値TB(秒
)をN(回)続けて超えると、電源切となる。
予熱終了後に自立放置以外の状態で放置すると、自立放
置検知素子5は第12図(b)の状態となる。このとき
Q2はONとなり、IC2の出力端子側はLとなる。そ
して+ FOポート端子にはL信号が入力される。Fo
ポート端子にLの信号が入力されると、 LSIチップ
のデータメモIJ (RAM)にはtOFFの時間が記
録されるとともに、プログラムメモリ(ROM)に設け
た基準の値iB(秒)と比較を行ない、 tOFF≧t
Bとなったとき+ F3ポート端子をHにして電源切に
させる。ここで、実施例では、ベース温度150℃設定
でtB=50(秒)としている。
(8)  スチーム使用時自立放置以外の状態で放置し
、 tON/1OFF(%)が基準の値に以下になると
電源切となる。
予熱終了後に自立放置以外の状態で放置すると、自立放
置検知素子5は第12図(b)の状態となる。このとき
Q2はONとなり、lC2の出力端子側はLとなる。そ
して+ FOポート端子にはLの信号が入力され、LS
Iチップのデーターメモリ(RAM)にはtON/1O
FF(%)が記録されるとともに、プログラムメモリ(
ROM )に設けた基準の値にと比較し、 tON/1
OFF(%)<KとなるとF3ポート端子をHにし、電
源切にさせる。
ここで実施例ではに=200(へ)としている。
発明の効果 本発明によれば次のような効果を奏す。
(11放置にともなう不安全モードが排除でき。
安全性の高いアイロンが提供できる。
(2)  危険性をともなう自立放置以外の状態で放置
された場合には、従来のタイマー動作方式と異なり、所
定温度が高い場合には短い時間で、そうでない場合には
長い時間で電源切とI  P することができ、信頼性の高いシステムとすることがで
きる。
(8)  自立放置検知素子は2球と溝部と光送受素子
とよりなり、溝部を鉛直方向に対し傾斜させているので
、構造簡単で検知が確実であり。
しかも従来の水銀スイッチのように公害の要因になるこ
ともない。
(4)  スチーム使用時に給水タンクが空になった時
等にはヒーターの通電状態の変化例えば。
tON/1OFF(%)が極端に小さくなり、敏感に反
応する等、危険性の高い状態はどレスポンスを良好にす
ることができる。
なお2本発明はアイロンの使用条件によってtON(秒
)、 tOFF(秒)が変化することから、 tOFF
、 tON/1OFFに着目して説明してきたが、ヒー
ターの0N10FFの周期(toN+ tOFF ) 
(秒)あるいは通電率(tON/1OPF+ tON 
) 、ヒーターのOFF時間率(tOFF/lON+t
opr)、さらにはその逆数(tON/1OFF+tO
N)等の変化でとらえても、実質的にはtON(秒)、
 toFr(秒)の変化でとらえていることには変りな
く2本発明の内2P 容に包含される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のアイロンに係わるシステム
のブロック図、第2図は同プログラムのフローチャート
図、第3図は同各種放置状態の説明図、第4図は同アイ
ロンのベース温度の変化を表わした温度特性図、第5図
は第4図の■、■、■に着目し、アイロンの放置条件に
よって温度特性が変化することを示した説明図、第6図
は同アイロンの各位置におけるtOFF(秒)とその回
数との関係の説明図、第7図は同アイロンに各種材料を
接触した場合の同説明図、第8図は同tOFF(秒)が
各種条件によって変化することを示した特性図、第9図
はスチーム使用時におけるtON/1OFFの特性図、
第10図は開回路図、第11図は同自立検知素子の説明
図、第12図(a) 、 (b)は同自立検知素子がア
イロンに組み込!f、れた状態の位置関係を示す説明図
である。 1・・・ベース、     2・・・ヒーター。 4・・・温度検知回路、  5・・・自立検知素子。 6・・・自立放置検知回路、  7・・・制御装置。 23P 8・・・温度調節回路、15・・・溝部。 16・・・光を通さない球、17・・・穴部。 22・・・光送受素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ヒーター(2)を備えたベース(1)と、ベース温度を
    検知し所定温度に制御する温度検知回路(4)及び温度
    調節回路(8)と、アイロンの自立放置状態を自立検知
    素子(5)で検知する自立放置検知回路(6)と、アイ
    ロンが自立放置以外の状態にあるときにはヒーターの通
    電状態の変化をとらえ、その値が基準の値を越えた時に
    電源を切る機能を有する制御装置(7)とを備え、自立
    検知素子(5)は光を通さない球(16)とそれを案内
    する溝部(15)とそれに設けた穴部(17)を介して
    相対する光送受素子(22)とよりなり、溝部(15)
    を鉛直方向に対し傾きを持たせた配置としたことを特徴
    とするアイロン。
JP6411185A 1985-03-28 1985-03-28 アイロン Pending JPS61222495A (ja)

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