JPS61222394A - 磁気テ−プの記録方式判別装置 - Google Patents

磁気テ−プの記録方式判別装置

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JPS61222394A
JPS61222394A JP60064604A JP6460485A JPS61222394A JP S61222394 A JPS61222394 A JP S61222394A JP 60064604 A JP60064604 A JP 60064604A JP 6460485 A JP6460485 A JP 6460485A JP S61222394 A JPS61222394 A JP S61222394A
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JP
Japan
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signal
output
frequency
magnetic tape
level
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JP60064604A
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Tadashi Ezaki
正 江崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F作用 G 実施例 G−1磁気テープの記録方式判別装置を備えた再生装置
(第1図、第2図、第3図。
第4図) G−2方式判別回路部の一部の具体構成例(第5図) G−3変形例 H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープに、周波数変調輝度信号及びその
低域側に周波数変換された低域搬送色信号とともに、低
域搬送色信号の高域部から周波数変調輝度信号の低域部
にかけての所定の帯域内に配された周波数変調輝度信号
が記録されているが否かを判別する、磁気テープの記録
方式判別装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、輝度信号が周波数変調信号とされるとともに
搬送色信号が周波数変調輝度信号の周波数帯域の低域側
に周波数変換された低域搬送色信号とされて記録された
磁気テープに、さらに、低域搬送色信号の高域部から周
波数変調輝度信号の低域部にかけての所定の帯域内に配
された周波数変調輝度信号が記録されているか否かを判
別する、磁気テープの記録方式判別装置において、磁気
テープからの読取信号が供給される、周波数変調輝度信
号の上側波帯を減衰させる側波帯除去部と、この側波帯
除去部の出力側に接続されたリミッタ部と、リミッタ部
の出力信号中の低域搬送色信号の高域部から周波数変調
輝度信号の低域部にかけての所定の帯域の信号成分を取
り出すフィルタ部と、フィルタ部の出力信号のレベルを
検出するレベル検出部とを設けて、レベル検出部の出力
信号により、周波数変調輝度信号が記録されているが否
かが判別されるようになすことにより、比較的簡単な構
成のもとに、磁気テープからの読取信号のレベル変動が
生じても周波数変調輝度信号が記録されているか否かの
判別が確実になされるようにしたものである。
C従来の技術 カラー映像信号と輝度信号とが磁気テープに記録される
場合、通常の記録方式のもとでは、高域側で周波数変調
信号とされた輝度信号と低域側に周波数変換された搬送
色信号とからなる映像信号が、2個の回転磁気ヘッドに
より磁気テープ上にその走行方何に対して傾斜した傾斜
トラックが形成されて記録され、輝度信号は変調される
ことなく、固定磁気ヘッドにより磁気テープの走行方向
に延びるトランクが形成されて記録される。
これに対して、輝度信号を周波数変調信号として、映像
信号とともに回転磁気ヘッドにより磁気チーツブ上の傾
斜トランクに記録する特殊な記録方式によれば、記録輝
度信号の質を高めることができる。特に、長時間記録を
なすべく、磁気テープの走行速度を低下させ、映像信号
を隣り合う傾斜トランクが互いに隣接するようになして
高密度に記録する場合には、輝度信号を固定磁気ヘッド
により記録するようになすと、固定磁気ヘッドと磁気テ
ープの相対速度の低下に基づいて記録輝度信号の質が低
下するので、このような輝度信号を周波数変調信号とし
て映像信号とともに回転磁気ヘッドにより記録する記録
方式が採られることが望ましい。
斯かる特殊な記録方式においては、例えば、第6図に示
される如く、低域側に周波数変換されて搬送波周波数f
Lを有すものとされた低域搬送色信号(以下、低域色信
号という)CLの高域部から高域側で周波数変調信号と
された輝度信号(以下、FM輝度信号という)YFの低
域部にかけての所定の帯域Bs内に、輝度信号を変調信
号として所定の周波数の搬送波信号を周波数変調するこ
とにより得られる周波数変調信号とされた輝度信号(以
下、FM輝度信号という)が周波数多重される。第6図
に示される周波数スペクトラムは、2チヤンネルの輝度
信号をFM輝度信号として記録するに際し、再生時に隣
接トランククロストーク成分を除去し得るようにすべく
、2チヤンネルの輝度信号の夫々によって、ある1つお
きの傾斜トラックと他の1つおきの傾斜トランクとでは
周波数が異なる搬送波信号が周波数変調されるようにな
し、計4種のFM輝度信号LA、Lm 、Ra及びR8
を形成して記録するようにした場合のものである。この
場合、ある1つおきの傾斜トラックでは周波数f1及び
f3を有する搬送波信号が2チヤンネルの輝度信号の夫
々によって周波数変調されて得られるFM輝度信号LA
及びRAが周波数多重され、他の1つおきの傾斜トラッ
クでは周波数f2及びf4を存する搬送波信号が2チヤ
ンネルの輝度信号によって夫々周波数変調されて得られ
るFM音エル号Lm及びR1が周波数多重される。−例
として、f、が1.38MHz、f、が1.53M H
z 、  f 3が1.68MHz、f4が1.83M
 R2とされ、信号LA、L、、RA及びR8の各々の
周波数偏移幅が±50kHzないし±75kH2とされ
る。なお、通常の記録方式では、FM輝度信号の周波数
変調特性は、例えば、元の輝度信号の同期信号の先端が
3.6MHzに対応し、また、ホワイトピークが4.8
MHzに対応するものとなる搬送波周波数偏移帯域を有
するようにされるのに対して、この特殊な記録方式では
、帯域BsにFM音エル号Lし*  Lm + RA及
びR,が周波数多重されるのに伴い、FM輝度信号YF
の周波数変調特性は、例えば、元の輝度信号の同期信号
の先端が4.0MHzに対応し、また、ホワイトピーク
が5.2MHzに対応するものとなる搬送波周波数偏移
帯域を有するようにされる。
ところで、既存の記録装置が前述の通常の記録方式を採
っており、磁気テープにはカラー映像信号と輝度信号と
が通常の記録方式により記録されたものが現に存在し、
また将来も存在することを考えると、再生装置としては
、磁気テープにカラー映像信号と輝度信号とが通常の記
録方式で記録されている場合にも上述の特殊な記録方式
により記録されている場合にも、夫々の磁気テープから
カラー映像信号と輝度信号を再生できることが望ましい
。その場合、再生装置においては、再生に供される磁気
テープにカラー映像信号と輝度信号とが通常の記録方式
で記録されているのか、特殊な記録方式で記録されてい
るのかが自動的に判別され、その判別結果に従っての各
部の切換や表示の変更が自動的に行われることが必要と
されることになるが、斯かる磁気テープについての記録
方式の判別は、磁気テープに形成された傾斜トラックに
前述の所定の帯域Bsで示される帯域、即ち、低域色信
号の高域部からFM輝度信号の低域部にかけての帯域(
以下、FM音声帯域という)内に配されたFM輝度信号
が記録されているか否かの判別で足りることとなる。
このような判別の方策として、例えば、特開昭58−1
43686号公報に記載されている如べ、磁気テープに
形成された傾斜トランクから信号を読み出す回転磁気ヘ
ッドに得られる読取出力から、バンドパスフィルタによ
りFM音声帯域における信号成分を取り出して、そのし
ベルを検出し、検出されたレベルが所定の値に達してい
るか否かを判定することにより、FM音声帯域内に配さ
れたFM輝度信号が記録されているか否かを判別するよ
うになすことが提案されている。
D 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の如くに、磁気テープに形成された
傾斜トラックにFM音声帯域内に配されたFM輝度信号
が記録されているか否かの判別が、磁気テープから得ら
れる読取出力中から取り出されたFM音声帯域における
信号成分のレベルの所定の値に対する関係が判定されて
行われる場合、磁気テープから得られる読取出力のレベ
ルは、磁気テープや回転磁気ヘッドの特性、磁気テープ
に形成された傾斜トラックの幅等に応じて変動し、それ
に伴って磁気テープから得られる読取出力に含まれるF
M音声帯域における信号成分のレベルも変動するので、
磁気テープから得られる読取出力中から取り出されたF
M音声帯域における信号成分のレベルの所定の値に対す
る関係の判定に誤りを生じ、その結果、磁気テープに形
成された傾斜トラックにFM音声帯域内に配されたFM
輝度信号が記録されているか否かについての誤判定がな
されてしまう虞がある。
斯かる磁気テープから得られる読取出力のレベル変動の
影響をなくすべく、読取出力に作用するリミッタを設け
ることが考えられるが、読取出力にリミッタを作用させ
ると、磁気テープにFM音声帯域に配されたFM輝度信
号が記録されている場合と記録されていない場合とでの
読取出力に含まれるFM音声帯域の信号成分のレベル差
が減少し、夫々の場合における読取出力に含まれるFM
音声帯域の信号成分のレベルの判別に誤りを生じ易くな
ってしまう。即ち、磁気テープから得られる読取出力に
リミッタを作用させると、FM輝度信号がリミッタの作
用を受けるが、磁気テープにFM音声帯域に配された°
FMFM輝度信号録されている場合には、FM音声帯域
に配されたFM輝度信号はFM輝度信号の側波成分と見
做されて平均化され、そのレベルは略1/2に低減され
る。一方、磁気テープにFM音声帯域に配されたFM輝
度信号が記録されていない場合には、FM音声帯域には
FM輝度信号の下側波帯が伸びており、FM輝度信号は
上側波帯を伴っているので、リミッタが作用せしめられ
たもとでFM音声帯域に存在する下側波帯のレベルは略
1/2には低減されない。
このため、磁気テープにFM音声帯域に配されたFM輝
度信号が記録されている場合と記録されていない場合と
での読取出力に含まれるFM音声帯域の信号成分のレベ
ル差が、磁気テープから得られる読取出力にリミッタを
作用させる前に比較してリミッタを作用させた後の方が
小となってしまうのである。
斯かる点に鑑み、本発明は、磁気テープから得られる読
取出力のレベル変動が生じる場合にも、磁気テープに形
成された傾斜トランクに、FM輝度信号及び低域色信号
に加えて、FM音声帯域内に配されたFM輝度信号が記
録されているか否かの判別が、比較的簡単な回路構成の
もとに正確に行われるようにされた、磁気テープの記録
方式判別装置を提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る磁気テープの記
録方式判別装置は、FM輝度信号と低域色信号とが記録
された磁気テープから読取信号を得る磁気ヘッドを含む
読取手段の出力側に接続された、FM輝度信号の上側波
帯を減衰させる側波帯除去部と、側波帯除去部の出力側
に接続されたリミッタ部と、リミッタ部の出力信号中の
FM音声帯域内の信号成分を取り出すフィルタ部と、フ
ィルタ部の出力信号のレベルを検出するレベル検出部と
を備えて構成され、レベル検出部の出力信号に基づいて
、磁気テープにFM音声帯域内に配された周波数変調輝
度信号が記録されているか否かが判別されるものとなさ
れる。
4F作用 上述の如くの本発明に係る磁気テープの記録方式判別装
置においては、側波帯除去部に磁気テープから得られる
読取信号が供給されて、側波帯除去部の出力側には上側
波帯が減衰せしめられて実質的に除去されたFM輝度信
号を含む読取信号が得られ、これにリミッタ部が作用す
る。そして、読取信号がFM音声帯域内に配されたFM
輝度信号を含むものである場合には、゛リミッタ部から
、レベルが略1/2に低減されたFM輝度信号を含む振
幅制限された出力信号が得られる。一方、読取信号がF
M音声帯域内に配されたFM輝度信号を含まないもので
ある場合には、FM音声帯域内の信号成分としてFM輝
度信号の下側波帯が存在するが、FM輝度信号は上側波
帯が減衰せしめられて実質的に除去されているので、F
M輝度信号の下側波帯のレベルはリミッタ部の作用を受
けて略1/2に低減され、従って、リミッタ部から、F
M音声帯域内の信号成分としてレベルが略1/2に低減
されたFM輝度信号の下側波帯成分を含む振幅制限され
た出力信号が得られる。次に、斯かるリミッタ部の出力
信号中のFM音声帯域内の信号成分がフィルタ部より取
り出され、そのレベルがレベル検出部により検出される
。このようにして、レベル検出部により検出されるレベ
ルは、磁気テープからの読取信号中にFM音声帯域内に
配されたFM輝度信号が含まれている場合には、リミッ
タ部の作用によりレベルが略1/2に低減されたFM輝
度信号のレベルに応じたものとなって、例えば、比較的
高いレベルとなり、また、磁気テープからの読取信号中
にFM音声帯域内に配されたFM輝度信号が含まれてい
ない場合には、リミッタ部の作用によりレベルが略1/
2に低減されたFM輝度信号の下側波帯成分のレベルに
応じたものとなって、例えば、低いレベルとなり、これ
によって、磁気テープにFM音声帯域内に配されたFM
輝度信号が記録されているか否かが判別される。
このような本発明に係る磁気テープの記録方式判別装置
にあっては、レベル検出部により検出されるレベルは、
磁気テープから得られる読取出力のレベル変動の影響を
受けることなり、磁気テープからの読取信号中にFM音
声帯域内に配されたFM輝度信号が含まれているか否か
に応じて、確実に、例えば、高レベル及び低レベルをと
るものとなり、従って、磁気テープにFM音声帯域内に
配されたFM輝度信号が記録されているか否かが正確に
判別される。
G 実施例 G−1m気テープの記録方式判別装置を備えた再生装置
(第1図、第2図、第3図。
第4図) 第1図は、本発明に係る磁気テープの記録方式判別装置
の一例をそれが適用された再生装置の一例とともに示し
、ここでは、本発明に係る磁気テープの記録方式判別装
置の一例が再生装置における方式判別回路部を構成する
ものとされている。
この再生装置による信号再生に供される磁気テープには
、第6図に示される如くの低域色信号CLとFM輝度信
号YFとから成るカラー映像信号が、2個の回転磁気ヘ
ッドにより傾斜トラックをもって記録され、また、2チ
ヤンネルの輝度信号が変調されることなく、2個の固定
磁気ヘッドにより磁気テープの走行方向に並行して延び
る2本のトラックに記録されているものと、前述の如く
に、低域色信号CLとFM輝度信号YFとから成るカラ
ー映像信号に、FM輝度信号である、第6図に示される
如くの、低域色信号CLの高域部からFM輝度信号YF
の低域部にかけての所定の帯域Bsに配された、2チヤ
ンネルの輝度信号に基づ<FM輝度信号LA及びR,も
しくはLm及びR1が周波数多重されて得られる混合信
号が、2個の回転磁気ヘッドにより傾斜トラックをもっ
て記録されているものとがある。なお、磁気テープの記
録に際して、2個の回転磁気ヘッドはアジマス角が互い
に異なるものとされ、傾斜トラックは隣り合うものが互
いに隣接するように形成され、さらに、低域色信号CL
は再生時における隣接トラッククロストーク成分が除去
され得るようにその位相が制御されるものとなされてい
る。
再生装置は、アジマス角が互いに異なる2個の回転磁気
ヘッドIA及びIBと、2個の固定磁気ヘッドIIL及
びIIRとを有しており、回転磁気ヘッドIAにより磁
気テープに形成された傾斜トラックの成る1つおきのも
のから、成る1つおきの映像信号フィールド期間の信号
が読み取られ、回転磁気ヘッドIBにより磁気テープに
形成され蛇傾斜トラックの他の1つおきのものから、他
の1つおきの映像信号フィールド期間の信号が読み取ら
れる。回転磁気へラドIAの出力は、回転磁気ヘッドI
Aと共に読取手段を構成する再生増幅回路2Aに供給さ
れ、再生増幅回路2人から読取信号RAが導出され、ま
た、回転磁気ヘッドIBの出力は、回転磁気ヘッドIB
と共に読取手段を構成する再生増幅回路2Bに供給され
て、再生増幅回路2Bから読取信号RBが導出される。
読取信号RAはバンドパスフィルタ21L及び21Rに
供給されて、バンドパスフィルタ21L及び21Rより
夫々読取信号RAのうちの前述の周波数f、及びf、を
搬送波周波数とするFM輝度信号LA及びRaの帯域の
信号が取り出され、また、読取信号RBが?くラドパス
フィルタ22L及び22Rに供給されて、バンドパスフ
ィルタ22L及び22Rより夫々読取信号RBのうちの
前述の周波数f2及びf4を搬送波周波数とするFM輝
度信号り、及びR1の帯域の信号が取り出される。
再生増幅回路2Aからの読取信号RA及び再生増幅回路
2Bからの読取信号RBは、また、スイッチ30の選択
接点A及びBにも夫々供給され、スイッチ30が、端子
40より与えられる1フイ一ルド期間毎にレベル反転す
る切換信号SWにより、回転磁気へラドIAにより信号
が読み取られるフィールド期間では選択接点A側に切換
えられ、回転磁気ヘッドIBにより信号が読み取られる
フィールド期間では選択接点B側に切換えられる。
そして、スイッチ30の可動接点に得られる読取信号R
AもしくはRBが、方式判別回路部31に導かれる。
方式判別回路部31においては、スイッチ30の可動接
点に得られる読取信号RAもしくはRBが高域トラップ
回路32に供給される。高域トラップ回路32は、FM
輝度信号YFの上側波帯を減衰させる側波帯除去部を形
成するもので、例えば、第2図に示される如くの、FM
輝度信号YFの1次上側波成分周波数r vusにトラ
ップ中心周波数を有して、FM輝度信号YFの中心周波
数f、以下の周波数を有する信号成分は殆ど減衰させず
、FM輝度信号YFの上側波帯を減衰させる周波数特性
を有するものとされており、出力信号として、上側波帯
が減衰されて実質的に除去されたFM輝度信号YFを含
む読取信号が得られる。
この高域トラップ回路32の出力信号がリミッタ回路3
3に供給され、リミッタ回路33から振幅制限された読
取信号が得られて、バンドパスフィルタ34に供給され
る。バンドパスフィルタ34は、リミッタ回路33の出
力信号である振幅制限された読取信号中から、FM音声
帯域である低域色信号CLの高域部からFM輝度信号Y
Fの低域部にかけての帯域B3内の信号成分を取り出し
て検波回路35に供給し、検波回路35ば、バンドパス
フィルタ34により取り出された信号成分に対する振幅
検波を行って検波出力を発生する。
この検波出力は積分回路36に供給されて積分され、そ
の平均レベルが求められる。積分回路36から得られる
、検波回路35からの検波出力の平均レベルを表す積分
出力が、レベル比較回路37に供給されて電圧源38か
ら得られる基準電圧レベルvIlと比較され、レベル比
較回路37の出力端に比較出力が得られて、これが方式
判別回路部31からの判別出力信号とされる。
磁気テープに形成された傾斜トラックに帯域B、に配さ
れたFM音エル号LA及びR,もしくはFM音エル号L
6及びR6が記録されている場合には、回転磁気へラド
IAにより信号が読み取られるフィールド期間において
バンドパスフィルタ21L及び21Rの出力側に夫々F
M輝度信号L1及びR,が得られ、回転磁気ヘッドIB
により信号が読み取られるフィールド期間においてバン
ドパスフィルタ22L及び22Rの出力側に夫々FM輝
度信号り、及びR8が得られる。
また、このとき、スイッチ30から読取信号RA及びR
Bが1フイ一ルド期間づつ交互に供給される高域トラッ
プ回路32は、読取信号RA及びRB中の、例えば、第
3図Aに示される如くに、FM音エル号成分F、を伴い
、搬送波成分Y、。
1次及び2次上側波成分USB、及びusBz、及び、
1次上側波成分LSB、を含んだFM輝度信号YFから
成る周波数変調信号成分SAにおける、FM輝度信号Y
Fの1次及び2次上側波成分USB、及びUSB、を減
衰させ、その出力端に、第3図Bに示される如くに、F
M輝度信号成分FCを伴い、1次及び2次上側波成分U
SB、及びU S B zが減衰せしめられて実質的に
除去されたFM輝度信号YFから成る周波数変調信号成
分S、を含んだ出力信号が得られる。そして、この周波
数変調信号成分S、を含んだ出力信号がリミッタ回路3
3に供給されて、リミッタ回路33から、第3図Cに示
される如くに、FM音エル号成分F、及びFM輝度信号
YFの1次上側波成分LSB、のレベルが略1/2に低
減された周波数変調信号成分Scを含んだ出力信号が得
られる。
そして、バンドパスフィルタ34により、リミッタ回路
33からの周波数変調信号成分Scを含んだ出力信号か
ら、第3図CにおいてFM輝度信号成分FCとして表さ
れる如(の、レベルが略1)2に低減されたFM音エル
号LA及びRaもしくはFM輝度信号り、及びR8が取
り出される。従って、検波回路35から、斯かるレベル
が略1/2に低減されたFM音エル号LA及びRaもし
くはFM輝度信号り、及びR1についての検波出力が得
られ、これが積分回路36で積分されて得られる積分出
力は、基準電圧レベルV、を越える比較的高レベルをと
るものとなる。この結果、レベル比較回路37の出力端
に得られる比較出力は、例えば、低レベルをとるものと
される。
これに対して、磁気テープに形成された傾斜トラックに
帯域B3に配されたFM輝度信号LA及びRAもしくは
FM輝度信号り、及びR8が記録されていない場合には
、バンドパスフィルタ21L、22L、21R及び22
Rの出力側にFM輝度信号が得られない。
また、このとき、スイッチ30から読取信号RA及びR
Bが1フイ一ルド期間づつ交互に供給される高域トラッ
プ回路32は、読取信号RA及びRB中の、例えば、第
4図Aに示される如くに、搬送波成分Y6,1次及び2
次上側波成分USB1及びUSB、、及び、1次及び2
次下側波成分LSB、及びLSB、を含んだFM輝度信
号YFから成る周波数変調信号成分SAにおける、1次
及び2次上側波成分USB、及びtJsB、を減衰させ
、その出力端に、第4図Bに示される如くに、1次及び
2次上側波成分USB、及びUSB、が減衰せしめられ
て実質的に除去されたFM輝度信号YFから成る周波数
変調信号成分S、を含んだ出力信号が得られる。そして
、この周波数変調信号成分S、を含んだ出力信号がリミ
ッタ回路33に供給されて、リミッタ回路33から、第
4図Cに示される如くに、1次及び2次下側波成分LS
B、及びLSIのレベルが略1/2に低減されたFM輝
度信号YFから成る周波数変調信号成分S。を含んだ出
力信号が得られる。
そして、バンドパスフィルタ34により、リミッタ回路
33からの周波数変調信号成分S、を含んだ出力信号か
ら、第4図Cにおいて2次下側波成分LSB、とじて表
される如くの、FM音声帯域内にあってレベルが略1/
2に低減されたFM輝度信号YFの下側波帯成分が取り
出される。従って、検波回路35から、斯かるレベルが
略1/2に低減されたFM輝度信号YFの下側波帯成分
についての検波出力が得られ、これが積分回路36で積
分されて得られる積分出力は、基準電圧レベルVいに達
しない低いレベルをとるものとなる。この結果、レベル
比較回路37の出力端に得られる比較出力は、例えば、
高いレベルをとるものとさ゛  れる。
このようにして、kベル比較回路37の出力端に得られ
る比較出力が低レベルをとるか高レベルをとるかに応じ
て、磁気テープに形成された傾斜トラックに帯域Bsに
配されたFM輝度信号が記録されているか否かが判別さ
れる。
そして、磁気テープに形成された傾斜トラックに帯域B
、に配されたFM輝度信号が記録されているときは、バ
ンドパスフィルタ21L及び21Rの出力側に夫々得ら
れる搬送波周波数を周波数f、及びf、とするFM輝度
信号LA及びRAがスイッチ23L及び23Rの夫々の
選択接点Aにそのまま供給されるとともに、パンドパ、
スフィルタ22L及び22Rの出力側に夫々得られる搬
送波周波数を周波数f8及びf4とするFM音エル号L
l及びR,が周波数変換回路24L及び24Rに夫々供
給されて、搬送波周波数を周波数f1及びf、とするF
’M輝度信号り、I及びR1’に変換され、これらFM
輝度信号り、°及びR,1が、スイッチ23L及び23
Hの夫々の選択接点Bに供給される。スイッチ23L及
び23Rは、端子40より与えられる切換信号SWによ
り前述のスイッチ30と同様に切換えられ、スイッチ2
3L及び23Rの夫々の可動接点からは、搬送波周波数
を周波数f、及びf3とする連続的なFM輝度信号が得
られ、これらが、夫々、輝度信号復調回路25L及び2
5Rに供給される。
輝度信号復調回路25L及び25Rからは、2チヤンネ
ルの復調された輝度信号り及びRが夫々得られ、これら
がスイッチ26L及び26Hの夫々の選択接点Fに供給
される。そして、方式判別回路部31の判別出力信号で
ある、レベル比較回路37の出力端に得られる比較出力
が、スイッチ26L及び26Rに切換信号として供給さ
れ、このとき比較出力が前述のように低レベルをとるこ
とによりスイッチ26L及び26Rが選択接点F側に切
換えられて、再生された2チヤンネルの再生輝度信号り
及びRが出力端子28L及び28Rに夫々導出される。
一方、磁気テープに形成された傾斜トラックに帯域B、
に配されたFM輝度信号が記録されていないときは、磁
気テープの走行方向に並行して延びる2本のトラックに
2チヤンネルの輝度信号が記録されている。このときは
、固定磁気ヘンド11L及びIIRにより、これらの磁
気テープの走行方向に延びる2本のトラックから2チヤ
ンネルの輝度信号が読み出され、これらが輝度信号再生
回路12L及び12Rを通じてスイッチ26L及び26
Rの夫々の選択接点Nに供給される。この場合にも、方
式判別回路部31の判別出力信号である、レベル比較回
路37の出力端に得られる比較出力が、スイッチ26L
及び26Rに切換信号として供給されるが、このとき比
較出力が前述のように高レベルをとることによりスイッ
チ26L及び26Rが選択接点N側に切換えられて、磁
気テープの走行方向に延びる2本のトラックから再生さ
れた2チヤンネルの再生輝度信号り及びRが出力端子2
8L及び28Rに夫々導出される。
なお、いずれのときも、スイッチ30から1フイ一ルド
期間づつ交互に得られる読取信号RA及びRBが映像信
号処理回路50に供給される。この映像信号処理回路5
0において、FM輝度信号YFと低域色信号CLとが分
離して取り出され、FM輝度信号YFが振幅制限回路を
通じて周波数復調回路に供給されて復調された輝度信号
が得られ、低域色信号CLが周波数変換回路に供給され
て色副搬送波周波数が3.58MHzに戻されるととも
に位相が復元された搬送色信号が得られ、この搬送色信
号が隣接するトラックからのクロストーク成分を除去す
る櫛形特性フィルタを通じて取り出され、復調された輝
度信号と櫛形特性フィルタを通じて得られる搬送色信号
が合成されて、出力端子51に再生カラー映像信号Vが
導出される。
ただし、前述の如くに輝度信号の変調特性が磁気テープ
に形成された傾斜トラックに帯域B、に配されたFM輝
度信号La 、Lm 、Ra及びR1が記録される場合
と記録されない場合とで変えられているので、方式判別
回路部31の判別出力信号である、レベル比較回路37
の出力端に得られる比較出力が、この映像信号処理回路
50の輝度信号を復調する周波数復調回路にも供給され
て、周波数復調回路の復調特性が磁気テープに記録され
たFMm度信分信号調特性に応じて切換えられる。
G−2方式判別回路部の一部の具体構成例(第5図) 第5図は、上述の例における方式判別回路部31におけ
る高域トラップ回路32及びリミッタ回路33を形成す
る部分の具体構成例を示す。
この具体構成例においては、入力端子71からスイッチ
30を経た読取信号RA及びRBが供給される。そして
、入力端子71からの信号がカップリングコンデンサ7
2を通じて供給される、コイル73.コンデンサ74及
び抵抗75.76及び77を含んで、FM輝度信号YF
の上側波帯を減衰させて実質的に除去する高域トラップ
回路32が形成されている。
この高域トラップ回路32にベースが接続されたトラン
ジスタ78が設けられており、このトランジスタ78の
コレクタが抵抗79を介して電源電圧Vccを供給する
電源に接続され、また、エミッタが抵抗80及びコンデ
ンサ81を介して接地されて、これらによって増幅回路
が形成されている。斯かる増幅回路の出力端であるトラ
ンジスタ78のコレクタと接地電位点間に、コンデンサ
82と互いに逆向きに並列接続された2個のダイオード
83及び84とが直列に接続されており、これらによっ
て、高域トラップ回路32の出力信号に対する振幅制限
を行うリミッタ回路33が形成されている。そして、ト
ランジスタ78のコレクタに接続された出力端子85に
、高域トラップ回路32によりFM輝度信号YFの上側
波帯が減衰せしめられて実質的に除去され、リミッタ回
路33の作用を受けた読取信号が、バンドパスフィルタ
34に供給されるべく得られる。
G−3変形例 上述の例においては、方式判別回路部31において、ス
イッチ30を経た読取信号RA及びRBに含まれるFM
輝度信号YFの上側波帯を減衰せしめる側波帯除去部が
高域トラップ回路32で形成されているが、斯かる側波
帯除去部を、高域トラップ回路32に代えて、適切なロ
ーパスフィルタを用いて形成することもできる。
H発明の効果 以上の説明から明らがな如く、本発明に係る磁気テープ
の記録方式判別装置によれば、磁気テープから得られる
読取信号に含まれるFM輝度信号の上側波帯を減衰せし
める側波帯除去部とその出力信号に作用するリミッタ部
とを設け、リミッタ部から得られる信号中のFM音声帯
域における信号成分のレベルを検出するようになすこと
により、磁気テープから得られる読取信号のレベル変動
の影響を受けることなく、磁気テープからの読取信号中
にFM音声帯域内に配されたFM輝度信号が含まれてい
るか否かに応じて確実に、例えば、低レベル及び高レベ
ルをとり、しかも、その判別が容易なものとなるレベル
検出出方が得られる。従って、磁気テープから得られる
読取信号のレベル変動が生じる場合にも、磁気テープに
形成された傾斜トラックに、FM輝度信号及び低域色信
号とともにFM音声帯域に配されたFM輝度信号が記録
されているか否かの判別が、比較的簡単な回路構成のも
とに正確に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気テープの記録方式判別装置の
一例をそれが適用された再生装置とともに示すブロック
接続図、第2図は第1図に示される磁気テープの記録方
式判別装置の一例に使用される回路の特性を示す特性図
、第3図及び第4図は第1図に示される磁気テープの記
録方式判別装置の一例の動作説明に供される波形図、第
5図は第1図に示される磁気テープの記録方式判別装置
の一例の一部についての具体構成例を示す回路図、第6
図は磁気テープに傾斜トランクをもって記録される信号
の周波数スペクトラムの一例を示す図である。 図中、IA及びIBは回転磁気ヘッド、21 L。 22L、21R,22R及び34はバンドパスフィルタ
、31は方式判別回路部、32ば高域トラップ回路、3
3はリミンク回路、35は検波回路、36は積分回路、
37はレベル比較回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 周波数変調輝度信号とその低域側に周波数変換された低
    域搬送色信号とが記録された磁気テープから読取信号を
    得る磁気ヘッドを含む読取手段の出力側に接続された、
    上記周波数変調輝度信号の上側波帯を減衰させる側波帯
    除去部と、 該側波帯除去部の出力側に接続されたリミッタ部と、 該リミッタ部の出力信号中の上記低域搬送色信号の高域
    部から上記周波数変調輝度信号の低域部にかけての所定
    の帯域の信号成分を取り出すフィルタ部と、 該フィルタ部の出力信号のレベルを検出するレベル検出
    部と、 を備えて成り、 上記レベル検出部の出力信号により、上記磁気テープに
    上記所定の帯域内に配された周波数変調音声信号が記録
    されているか否かが判別される磁気テープの記録方式判
    別装置。
JP60064604A 1985-03-27 1985-03-27 磁気テ−プの記録方式判別装置 Pending JPS61222394A (ja)

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