JPS61221560A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JPS61221560A
JPS61221560A JP6041485A JP6041485A JPS61221560A JP S61221560 A JPS61221560 A JP S61221560A JP 6041485 A JP6041485 A JP 6041485A JP 6041485 A JP6041485 A JP 6041485A JP S61221560 A JPS61221560 A JP S61221560A
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JP
Japan
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groove
winding
pitch
teeth
grooves
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JP6041485A
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English (en)
Inventor
Makoto Goto
誠 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61221560A publication Critical patent/JPS61221560A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings
    • H02K1/165Shape, form or location of the slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/14Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/03Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、界磁部の磁極数よりも多い巻線用溝を有する
電機子鉄心を具備する回転電機(発電機または電動機)
に関するものである。
従来の技術 機械入力により電気出力を得る発電機と電気入力により
機械出力を得る電動機を総称して、本発明では回転電機
と呼ぶ。本発明での発電機と電動機の構造は同じである
ので、以下、発電機を例にとり説明する。
電機子鉄心に巻線用溝を設けて多相の巻線を収納するよ
うにした発電機(回転電機)は、巻線用溝の間に形成さ
れる歯に界磁部の磁束を収束させることができるために
、その出力が大きいという利点がある。そのため、電動
機などの回転速度を計測するタコジェネレータとして、
上述のごとき発電機が広く使用されている。しかしなが
ら、このような発電機では、界磁部の磁極と電機子鉄心
の巻線用溝の相互作用によりコギングトルクが発生する
(たとえば、本出願人が提案した特願昭53−1454
89号を参照)、以下、これについてブラシレス形の直
流発電機を例にとり、図面を参照して説明する。
第5図は従来の発電機の構造を表わす要部構成図である
0回転軸(1)に取りつけられた強磁性体のロータ(2
)の外周に、円環状のマグネット(3)が取りつけられ
ている。マグネット(3)には6極の磁極が等角度間隔
に着磁されており、界磁部を形成している。界磁部のマ
グネット(3)と所定の間隙を離して電機子鉄心(4)
が配置されている。マグネット(3)と電機子鉄心(4
)はいずれか一方が他方に対して回転自在に支承されて
いる。(本例では、電機子鉄心4に対してマグネット3
が回転するようになされている)、電機子鉄心(4)に
は。
等角度間隔に12個の巻線用溝5が設けられており。
各巻線用溝(5)の間には12個の歯(6)が形成され
、4相の巻線A1〜A6.A’l〜A’6.Bl〜B6
.B’ 1〜B’ 6が巻装されている0巻線A1、A
2.A3.A4.A5.A6は2個の歯を取り囲むよう
に巻かれており、巻線A1が収納された両方の巻線用溝
にはそれぞれ巻線A6とA2の一端が収納され1巻線A
2が収納された両方の巻線用溝にはそれぞれ巻線A1と
A3の一端が収納され、巻線A3が収納された両方の巻
線用溝にはそれぞれ巻線A2とA4の一端が収納され1
巻線A4が収納された両方の巻線用溝にはそれぞれ巻線
A3とA5の一端が収納され、巻線A5が収納された両
方の巻線用溝にはそれぞれ巻線A4とA6の一端が収納
され1巻線A6が収納された両方の巻線用溝にはそれぞ
れ巻線A5とA1の一端が収納されている。他の相の巻
線A’  1〜八′ 6゜B1〜B6.B’  1〜B
’ 6についても同様である。また、A1とA’l、A
2とA’ 2.A3とA’ 3.A4とA’ 4.A5
とA’ 5.A6とA’ 6はそれぞれバイファイラ−
巻きされ(2本−緒に巻<)、Al〜A6とA’  1
〜A’ 6は逆相(電気的に180度の位相差)になる
ように接続されている。同様に、B1とB’l、B2と
B’ 2.B3とB’ 3.B4とB’ 4.BSとB
10、B6とB’ 6はそれぞれバイファイラー巻きさ
れ(2本−緒↓二巻<)、81〜B6とB’  1〜B
’ 6は逆相(電気的に180度の位相差)になるよう
に接続されている。以下、A1〜A6をまとめて人相の
巻線群とし、A’ 1〜A’ 6をまとめてA′相の巻
線群とし、81〜B6をB相の巻線群とし、B’ 1〜
B’ 6をB′相の巻線群とする。
界磁部のマグネット(3)の発生磁束は電機子鉄心(4
)の各歯(6)に流入または流出し、A、A’ 。
B、B’相の巻線群に鎖交している@ A g A ’
 HB、B’相の巻線群の間には、電気的に90度の位
相差がある。ここで、電気角の180度は界磁部の1磁
極ピツチ360″/P (Pは界磁部の磁極数)に相当
する(本例では、P=6であるから機械角60度が1磁
極ピツチであり、電気角180度に相当する)。
第6図に発電電圧のピークを検出するピーク検出回路の
構成図を示す。第5図の巻線A1〜A6は、各巻回方向
を考慮して直列に接続されA相の巻線群を形成している
。同様に、巻線A’ 1〜A’ 6 は各巻回方向を考
慮して直列に接続されA′相の巻線群を形成し、巻線B
1〜B6は各巻回方向を考慮して直列に接続されB相の
巻線群を形成し、巻線B’  1〜B’ 6は各巻回方
向を考慮して直列に接続されB′相の巻線群を形成して
いる。4相の巻線群は星形結線され、その端子をピーク
検出回路(11)に接続されて、ダイオード(21)(
22) (23) (24)によってA相、A′相、B
相 131相の巻線群の発電電圧の中性点から見た最大
値を検出している。その結果、4相の巻線群の発電電圧
を整流した直流電圧Fが得られ′る。
発明が解決しようとする問題点 この従来例のコギングトルクについて第7図を参照して
説明する。第7図は、第5図のマグネット3と電機子鉄
心4をx−x’線とY−Y’線について平部展開した図
である(巻線を省略し、巻線用溝をa−気で示した)、
コギングトルクは界磁部と電機子鉄心の間の磁場に蓄え
られた磁気エネルギーが両者の相対的な回転に応じて変
化することによって生じるものである。特に、界磁部の
磁極と電機子鉄心の溝の両者に関係して発生し、第5図
のごとく界磁部のマグネット(3)と電機子鉄心(4)
の両方に磁気的な周期性がある場合には、その両者に共
通して存在する成分(整合成分)のコギングトルクが生
じる。第8図にマグネット(3)の発生する磁束密度の
分布特性を全周(360度)について示す、磁気エネル
ギーは磁束密度の2乗に関係する量であるから、第8図
に示すごとき特性の界磁部のマグネット(3)が有する
磁気的な周期・波形の基本的な調波成分は第6次調波成
分となる。
ここで、1回転1回の正弦波成分を第1次調波成分とす
る。すなわち、マグネット(3)は第6吹成分を基本と
して、第12次、第24次、・・・などの高調波成分を
含んでいることになる。
一方、電機子鉄心(4)の磁気的不均一性(パーミアン
スに関する量)は巻線用溝a−鬼によって生じる。電機
子鉄心(4)の巻線用溝a−鬼は等角度間隔(30度間
隔)に配置されているので、電機子鉄心(4)の磁気的
不均一性の基本的な調波成分は第12吹成分となる。従
って、これを基本として第24次、第36次、・・・な
どの高調波成分を含んでいる。
コギングトルクは、電機子鉄心(4)の有する磁気的不
均一性の成分とマグネット(3)の有する周期・波形の
調波成分が整合(一致)するときに発生するから、この
従来例のコギングトルクは第12次。
第24次、・・・などの調波成分が生じる。
コギングトルクの第12吹成分は、12個の巻線用溝に
よって生じる電機子鉄心(4)の磁気的不均一性の基本
成分に直接に関係している。一般に、電機子鉄心(4)
の基本成分はその他の高調波成分に較べてかなり大きい
。その結果、この従来の発電機では非常に大きなコギン
グトルクが発生してぃた。
本出願人は、このようなコギングトルクを低減する一方
法を特願昭53−145489号に提案している。特願
昭53−145489号では、電機子鉄心の各歯に補助
溝を設けることにより、コギングトルクの基本的な調波
成分を高くしてコギングトルクを低減している。しかし
ながら、このような方法によりコギングトルクを十分に
低減するためには、コギングトルクの基本次数をがなり
高次にする必要があり、多くの補助溝を電機子鉄心に設
けなければならず、実用的でない。また、補助溝を多く
設けた場合でも、コギングトルクの基本成分が電機子鉄
心の基本成分と一致するためにコギングトルクを十分に
低減できなかった。
本発明は、このような点を考慮し、界磁部の磁極数より
も電機子鉄心の巻線用溝の数が多いような回転電機(発
電機または電動機)におけるコギングトルクを大幅に低
減したものである。
問題点を解決するための手段 本発明では、P極(Pは偶数)の界磁磁極を円周上に等
角度間隔もしくは略等角度間隔に有する界磁部と、T個
(TはPよりも大きい整数)の巻線用溝にに相(Kは2
以上の整数)の巻線を重巻した電機子鉄心とを具備し、
前記界磁部と電機子鉄心のうちでいずれか一方が他方に
対して回転自在となされた回転電機であって、 前記電機子鉄心の歯には補助溝が設けられ、少なくとも
連続する3個以上の前記歯において前記巻線用溝と補助
溝が第1のピッチで配置された第1の溝列部分と第2の
溝列部分を形成し、前記第1の溝列部分と第2の溝列部
分の間の溝間隔を前記第1のピッチとは異なる第2のピ
ッチにすることによって、上記の目的を達成したもので
ある。
作用 本発明は上記の構成にすることよって、界磁部の磁極に
対する電機子鉄心の溝の位相を簡単にずらすことができ
るので、電機子鉄心の合成の磁気的変動分が小さくなり
、コギングトルクも小さくなる。
実施例 第1図に本発明の一実施例を表わす要部平面展開図を示
す、第1図において、ロータ(2)に取りつけられたマ
グネット(3)は等角度間隔に6極の磁極を有し、電機
子鉄心(4)の12個の巻線用溝a〜鬼および12個の
歯に所定間隔あけて対向している。電機子鉄心(4)の
12個の巻線用溝には、第5図のA、A’ 、B、B’
相の巻線群と同様に4相の巻線群が重巻して巻装されて
いる(図示を省略する)、すなわち、巻線用溝aからC
に渡って巻線A1とA’ 1が巻装され、巻線用溝Cか
らeに渡って巻線A2とA’ 2が巻装され、巻線用溝
eからgに渡って巻線A3とA’ 3が巻装され1巻線
用溝gからiに渡って巻線A4とA’ 4が巻装され1
巻線用溝iからkに渡って巻線A5とA′5が巻装され
、巻線用溝kからaに渡って巻線A6とA’ 6が巻装
され1巻線A1〜A6がその巻回方向を考慮して直列に
接続されて第A相の巻線群を形成し、巻線A’  1〜
A’ 6がその巻回方向を考慮して直列に接続されて第
A′相の巻線群を形成している。同様に、巻線用溝すか
らdに渡って巻線B1とB’ 1が巻装され、巻線用溝
dからfに渡って巻線B2とB’ 2が巻装され、巻線
用溝fからhに渡って巻線B3とB’ 3が巻装され、
巻線用溝りからjに渡って巻線B4とB’ 4が巻装さ
れ、 巻線用溝jから党に渡って巻線B5とB’ 5が
巻装され1巻線用情態からbに渡って巻JiB6とB’
 6が巻装され、巻線81〜B6がその巻回方向を考慮
して直列に接続されて第3相の巻線群を形成し1巻線B
’ 1〜B’ 6がその巻回方向を考慮して直列に接続
されて第B′相の巻線群を形成している0本実施例のピ
ーク検出回路は。
第6図の構成と同様であり、説明を省略する。なお、本
実施例のA相の巻線群とA′相の巻線群を直列接続して
1相分の巻線群にし、B相の巻線群とB′相の巻線群を
直列接続して他の1相分の巻線群にすれば、2相の巻線
群を有する回転電機が構成できる。以下、4相の巻線群
を有する発電機について説明するが、2相の巻線群を有
する回転電機にも適用できる。
第1図の実施例においては、電機子鉄心(4)の巻線用
溝a−aの配置を不等角度間隔となし、巻線用溝の間に
形成される歯の実効ピッチを不均一にしている。ここに
、歯の実効ピッチとは歯の両端の巻線用溝の中心のなす
角度である0巻線用溝の個数をT=2・P=12(Pは
界磁部の磁極数でありP=6)とするとき、等角度間隔
に配置すると各歯の実効ピッチはD=180°/P (
本例ではD=30”)となるので、Dより大きい歯を長
歯と呼び、Dより小さい歯を短歯と呼ぶことにする。
歯a−b(両端の巻線用溝によって歯を表わす)は短歯
、歯b−cは短歯、歯c−dは長歯、歯d−eは短歯、
歯e−fは短歯、歯f−gは長歯、歯g−hは短歯、歯
h−iは短歯、歯i−jは長歯、歯j−には短歯、歯に
−11は短歯、歯Q−aは長歯である1巻線用溝aから
Cの間(at bt c)と巻線用ldからfの間(d
、a、f)と巻線用溝gからiの間(gph*x)と巻
線用溝jからQノ間(j 、 k、 II)は短歯のみ
が部分的に集中しており、2個の短歯からなる短歯ブロ
ックを形成している(長歯を含まない)。同様に、巻線
用溝Cからdの間(c、d)と巻線用溝fからgの間(
f、g)と巻線用溝iからjの間(it j)と巻線用
情態からaの間(a、a)は長歯のみが部分的に集中し
ており、1個の長歯からなる長歯ブロックを形成してい
る。(短歯を含まない)、すなわち、4組の短歯ブロッ
クと長歯ブロックが円周上に交互に対称的に配置されて
いる。短歯a−b。
b  c、 d−e、 a−f、 g−h、 h−it
 j −に、に−鬼の実効ピッチは、720’ / (
2T+4)=25.714°に等しくもしくは略等しく
されている。
長歯c−d、i−jの実効ピッチは1080’ /(2
T+4) =38.571’に等しくもしくは略等しく
され、長歯f−gの実効ピッチは1260″’ / (
2T+4)==45″に等しくもしくは略等しくされ、
長歯1−aの実効ピッチは900@/(2T+4)=3
2.14”に等しくもしくは略等しくされている。
また、各短歯には1個の補助溝が設けられ、各長歯には
2個の補助溝が設けられている。歯a−b、b−c、c
−d、d−e、e=f、f−gの間の巻線用溝a、b、
a、d、e、fと補助溝a’gb’gQ’gd’g e
’gf’yg’+h′、は、第1のピッチH1=360
” /(2T +4)= 12.857”にて等ピッチ
間隔に配置され、第1の溝列部分を形成している。同様
に、歯g−h、hlsl  J*J  k*に一鬼、ト
1の間の巻線用溝gp Ke me jt k*鬼と補
助溝1’ + j’ *k ’ 、IL’ 、m’ 、
 n’ 、 o’ 、 p’は、第1のピッチH1=3
60°/(2T+4)=12.857’にて等ピッチ間
隔に配置され、第2の溝列部分を形成している。第1の
溝列部分の全体の実効ピッチ(巻線用溝aから補助溝h
′までのピッチ)と第2の溝列部分の全体の実効ピッチ
(補助溝gから補助溝p′までのピッチ)は第1のピッ
チH1の13倍に等しくされ、かつ、第1の溝列部分の
全体の実効ピッチは(360°/P)・Q (Q=3)
から第1のピッチH1を減算したピッチに等しくされて
いる(13・H1=13・360/28=360/2−
 H1) 、また。
第1の溝列部分と第2の溝列部分の間の間隔はHlとは
異なる第2のピッチH2にされている(補助溝h′と巻
線用溝gの間はH2=H1・(1+t/2)にされ、補
助溝p′と巻線用溝aの間はH2=H1・ (1−1/
2)にされている。
次に2本実施例のコギングトルクについて説明する。す
でに説明したように、コギングトルクは電機子鉄心の巻
線用溝による磁気的不均一性の調波成分と界磁部の磁極
による磁気的な周期・波形の調波成分が整合したときに
生じる。界磁部のマグネット(3)の磁気的な周期・波
形は、マグネット(3)の1磁極ピツチ360°/Pを
周期とする周期関数となっている。従って、マグネット
(3)の1磁極ピツチを基本周期として、電機子鉄心(
4)の磁気的不均一性(巻線用溝と補助溝の配置によっ
て生じる磁気的な変動分)を考えればよく、一般にその
変動量を小さくするならばコギングトルクは小さくなる
。マグネット(3)の1磁極ピツチを基本周期として電
機子鉄心(4)の巻線用溝a−iと補助溝a′〜p′を
みたときの位相関係を第2図に示す、A相とA′相の巻
線群を収納された巻線用溝as ce ee ge l
y kは1磁極ピツチの17(2T+4)=1/28の
位相差で位相ずれを設けられ(巻線用溝as Qp e
e ge L kの位相は3個所以上に異なる)、その
変動範囲は1磁極ピツチの5/28(1磁極ピツチの1
75以下)になされている、同様に、B相とB′相の巻
線群を収納された巻線用溝す、d、f、h、jt aは
1磁極ピツチの1/28の位相差で位相ずれを設けられ
、その変動範囲は1磁極ピツチの5/28になされてい
る。A相の巻線用溝群(a、c、e、g、i、k)とB
相の巻線用溝群(be d+ L h+ jtζ)の間
には正確に1磁極ピツチの172の位相差がある。また
、巻線用溝a−iの位相とは異なる位相に補助溝a′〜
p′が位置し、巻線用溝a −aと補助溝a′〜p′か
らなる溝の全体は1磁極ピツチの1714の位相差で位
相がすべて異なっている。
すなわち、巻線用溝a、be ct d* e、fと補
助溝a’ 、b’ 、a’ 、d’ 、e’ 、f’ 
、g’ 。
h′は1磁極ピツチの1/14の位相差ですべて位相が
異なり、巻線用溝go he is J# k* Qと
補助溝 i’*J’ek’e鬼’ 、m’ 、n’ 。
0’ e P’ tは1磁極ピツチのl/14の位相差
ですべて位相が異なり、第1の溝列部分の溝群(asb
* Q* d、ay L a’ g b’ g Q’ 
@ d’ ge’ y f’ e g’ # )l’)
と第2の溝列部分の溝群(g、hp it je k*
L l’ * j’ g k’ *ζ’ 、 m’ g
 n’ t O’ g p’ )には1磁極ピツチの1
/28の位相差がある。第3図に巻線用溝a −aと補
助溝a′〜p′による電機子鉄心(4)の磁気的変動分
の波形を示す0巻線用溝の開口幅に応じて、各巻線用溝
による磁気的な変動分はなだらかに変化する0巻線用溝
a−aと補助溝a′〜p′は1/28ずつ位相が異なっ
ているために、合成の磁気的な変動分(交流会)はかな
り小さくなっている。第4図に、第5図の従来の発電機
の磁気的な変動分を示す0巻線用溝a、Qe ee g
t lykは同位相となり、巻線用溝be d* fw
 he je鬼は同位相になるので、第5図の従来の発
電機の合成の磁気的な変動分は非常に大きい(第5図の
従来例に補助溝a′〜p′はなレリ、第3図と°第4図
を比較すると1本実施例の発電機の磁気的な変動分が大
幅に小さくなっていることがわかる。
その結果、本実施例のコギングトルクは大幅に低減され
ている。
さらに、本実施例の各巻線A1〜AS、A’ 1〜A’
 6.Bl〜B6.B’ 1〜B6の実効ピッチは(1
磁極ピツチの31/2g) =199.28度(電気角
)以下から(1磁極ピツチの24/28) =154.
28度(電気角)以上になされている。ここに、巻線の
実効ピッチはその巻線が収納された巻線用溝の中心間の
なす角度である。たとえば、A相の巻線群についてみれ
ば、A1の巻装された巻線用溝a−Q間の角度は154
.28′、A2の巻装された巻線用溝c−e間の角度は
192.86°、A3の巻装された巻線用溝e−g間の
角度は199.28@、 A4の巻装された巻線用溝g
−i間の角度は154.28’ 、 A5の巻装された
巻線用溝i−に間の角度は192.86°、A6の巻装
された巻線用溝に−a間の角度は186.43”である
、このように、各相の巻線が収納された巻線用溝の変動
範囲を小さくして(1磁極ピツチの1/4以下)、かつ
1巻線の実効ピッチの変動範囲を小さくするならば(2
00度以下から150度以上)、巻線作業が容易となり
、自動化も可能となる。
前述の第1図の実施例では、4相の巻線群を有する発電
機について説明したが、本発明はそのような場合に限定
されるものではない、一般に、電機子鉄心の歯の配置を
工夫して、P極(Pは偶数)の界磁磁極を円周上に等角
度間隔もしくは略等角度間隔に有する界磁部と、T個(
TはPよりも大きい整数)の巻線用溝にに相(Kは2以
上の整数)の巻線を重巻した電機子鉄心とを具備し、前
記界磁部と電機子鉄心のうちでいずれか一方が他方に対
して回転自在となされた回転電機にあっては、前記電機
子鉄心の歯には補助溝が設けられ、少なくとも連続する
3個以上の前記歯において前記巻線用溝と補助溝が第1
のピッチで配置された第1の溝列部分と第2の溝列部分
を形成し、前記第1の溝列部分と第2の溝列部分の間の
溝間隔を前記第1のピッチとは異なる第2のピッチにす
るならば、界磁部の磁極に対する巻線用溝と補助溝の位
相をずらすことができるので、コギングトルクを大幅に
低減できる。
特に、電機子鉄心にM個(Mは2以上の整数)の溝列部
分を形成した場合には、第2のピッチを第1のピッチの
(1+N/M)倍または(1−N/M)倍(Nは1以上
でMよりも小さい整数2M〉N≧1)にすれば、M個の
溝列部分の界磁部の磁極数に対する位相を簡単にずらせ
ることができるので、コギングトルクは簡単に低減でき
る。前述の実施例では、 K=4 (またはに=2)で
あるので、M=2.N=1とした。
また、前述の実施例に示すように、第1の溝列部分の全
体の実効ピッチと第2の溝列部分の全体の実効ピッチを
等しくもしくは略等しくし、かつ、第1の溝列部分の全
体の実効ピッチを(360°/P)・Qから第1のピッ
チH1を減算したピッチに等しくもしくは略等しくする
ならば、界磁部の磁極に対する第1の溝列部分の溝と第
2の溝列部分の溝の位相をすべて異ならせることが簡単
にできるので、コギングトルクの低減効果も大きくなる
また、実効ピッチがD=360’ /Tよりも小さい短
歯および実効ピッチがDよりも大きい長歯を作り、短歯
のみからなる短歯ブロックと長歯のみからなる長歯ブロ
ックを円周上に交互に配置するならば、各溝列部分にお
ける溝の界磁部の磁極数に対する位相を巻線群の相数に
よりも大幅に大きくすることができ、コギングトルクの
低減に効果がある。特に、前述の実施例に示したように
、連続する複数組の短歯ブロックと長歯ブロックに渡っ
て第1の溝列部分と第2の溝列部分を形成すれば、コギ
ングトルクを低減する溝列の配置が簡単になると共に、
各相巻線群の間の位相差を均等に配置することができる
第1図の実施例の変形を第1表に示す、第1表(A)の
構成は、第1図の短歯の実効ピッチを6単位角度(1単
位角度は360’ /80=4.5°)にし、長歯c−
d、i−jの実効ピッチを8単位角度にし、長歯f−H
の実効ピッチを9単位角度にし。
長歯ト1の実効ピッチを7単位角度にして、短歯と長歯
に補助溝を設け、歯a−b、b−c、c−d、d−e、
e−f、f−Hの巻線用溝と補助溝が2単位角度(第1
のピッチ)で巻線用溝a側より配置され(第1の溝列部
分)、歯g−Kt h−i、i−j、j−に、に−4,
a−aの巻線用溝と補助溝が2単位角度(第1のピッチ
)で巻線用溝g側より配置され(第2の溝列部分)、第
1の溝列部分と第2の溝列部分の間の溝間隔(第2のピ
ッチ)は3単位角度または1単位角度にしたものである
。第1表(B)の構成は、第1図の短歯の実効ピッチを
4単位角度(1単位角度は360°/64=5.625
°)にし、長歯c−d、i−jの実効ピッチを8単位角
度にし、長歯f−gの実効ピッチを9単位角度にし、長
歯ト1の実効ピッチを7単位角度にして、短歯と長歯に
補助溝を設け、歯a−b、 b−c、 c−d、 d−
el、 a−f、 f −gの巻線用溝と補助溝が2単
位角度(第1のピッチ)で巻線用溝a側より配置され(
第1の溝列部分)、歯g  heh  l*l  J*
J−に*に一気、ト」の巻線用溝と補助溝が2単位角度
(第1のピッチ)で巻線用溝g側より配置され(第2の
溝列部分)、第1の溝列部分と第2の溝列部分の間の溝
間隔(第2のピッチ)は3単位角度または1単位角度に
したものである。
第1表 前述の第1図の実施例では発電機について説明したが、
界磁部と電機子鉄心の相対位置に応じて4相(または2
相)の巻線群への供給電力を切り換えるならば電動機と
して動作し1本発明に含まれることは言うまでもない、
前述の各実施例においては、界磁部のマグネット3の磁
極数をP=6としたが、本発明はそのような場合に限ら
れるものではない。
以上の実施例では、内側にマグネットを配置し外側に電
機子鉄心を配置したが、その関係が逆であってもよい。
また、円環状のマグネットに限らず、複数個のマグネッ
ト磁極片やマグネットと凹凸のある強磁性体によって界
磁部を構成してもよい、その他1本発明の主旨を変えず
して種々の変更が可能である。
発明の効果 本発明は、界磁部の磁極数よりも巻線用溝の数が多い回
転電機において、巻線用溝および補助溝の配置を特殊と
なすことによりコギングトルクを大幅に低減したもので
ある。従って、本発明に基づいて、例えばロボットの関
節駆動用電動機やNC機器の駆動用電動機の回転速度を
検出するタコジェネレータとして使用する発電機を構成
するならば、負荷変動(コギングトルク)が小さくなり
、高精度の回転駆動や位置制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発電機の一実施例を表わす平面展開図
、第2図はマグネットの1磁極ピツチを基本周期として
第1図の電機子鉄心をみたときの溝の位相関係を示す図
、第3図は第1図の実施例の磁気的変動分を表わす図、
第4図は第5図の従来例の磁気的変動分を表わす図、第
5図は従来の発電機を表わす要部構造図、第6図はピー
ク検出回路の構成図、第7図は第5図の発電機の平面展
開図、第8図は界磁部のマグネットの磁束密度の分布を
表わす図である。 (2)・・・ロータ、(3)・・・マグネット、(4)
・・・電機子鉄心、(5)、(a)〜(it)・・・巻
線用溝、(6)・・・歯、(a′)〜(p′)・・・補
助溝、(A1)〜(A6)、(A’ 1)〜(A’ 6
)、(Bl)〜(B6)、(B’  1)〜(B’ 6
)・・・巻線。 代理人   森  本  義  弘 第1図 2−m−ロー! 3−−−eグネ→ト 4−−−u子戯出1 1〜1−+m哨溝 1〜杯−1194 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、P極(Pは偶数)の界磁磁極を円周上に等角度間隔
    もしくは略等角度間隔に有する界磁部と、T個(TはP
    よりも大きい整数)の巻線用溝にK相(Kは2以上の整
    数)の巻線を重巻した電機子鉄心とを具備し、前記界磁
    部と電機子鉄心のうちでいずれか一方が他方に対して回
    転自在となされた回転電機であって、 前記電機子鉄心の歯には補助溝が設けられ、少なくとも
    連続する3個以上の前記歯において前記巻線用溝と補助
    溝が第1のピッチで等ピッチ間隔に配置された第1の溝
    列部分と第2の溝列部分を形成し、前記第1の溝列部分
    と第2の溝列部分の間の溝間隔を前記第1のピッチとは
    異なる第2のピッチとした回転電機。 2、第2のピッチを第1のピッチの(1+N/M)倍ま
    たは(1−N/M)倍(Mは2以上の整数、Nは1以上
    でMよりも小さい整数)としたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の回転電機。 3、K=2またはK=4のときに、M=2、N=1にし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の回転電
    機。 4、第1の溝列部分の全体の実効ピッチと第2の溝列部
    分の全体の実効ピッチを等しくもしくは略等しくし、か
    つ、前記第1の溝列部分の全体の実効ピッチを(360
    °/P)・Q(Qは1以上でP/2以下の整数)から第
    1のピッチを減算したピッチに等しくもしくは略等しく
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転
    電機。 5、電機子鉄心は実効ピッチがD=360°/Tよりも
    小さい短歯および実効ピッチがDよりも大きい長歯を有
    し、前記短歯のみからなる短歯ブロックと前記長歯のみ
    からなる長歯ブロックが円周上に交互に配置されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転電機
    。 6、2個以上の短歯によって短歯ブロックを形成し、1
    個の長歯によって長歯ブロックを形成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第5項記載の回転電機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1422806A3 (en) * 2002-11-19 2004-06-16 Fanuc Ltd Electric motor
JP2012050297A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Hitachi Car Eng Co Ltd 電動モータ,モータ駆動システム、及びそれを搭載した車両

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EP1422806A3 (en) * 2002-11-19 2004-06-16 Fanuc Ltd Electric motor
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