JPS6122101B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6122101B2 JPS6122101B2 JP56125314A JP12531481A JPS6122101B2 JP S6122101 B2 JPS6122101 B2 JP S6122101B2 JP 56125314 A JP56125314 A JP 56125314A JP 12531481 A JP12531481 A JP 12531481A JP S6122101 B2 JPS6122101 B2 JP S6122101B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner tank
- side plate
- tank side
- tank
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 3
- 229910001562 pearlite Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000003949 liquefied natural gas Substances 0.000 description 1
- 239000003915 liquefied petroleum gas Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は液化石油ガスや液化天然ガス等の二
重殻構造の円筒型低温タンクの建設方法に関する
ものである。
重殻構造の円筒型低温タンクの建設方法に関する
ものである。
従来、この種の円筒型低温タンクの建設方法の
一例においては、外槽底板上に外槽側板を組立
て、その完了前に平行して外槽底板上に内外槽お
よび内槽ナツクルプレートを組立て、外槽側板組
立完了時に外槽内部に送気して内外槽屋根および
内槽ナツクルプレートを空気圧で浮上させた後に
外槽側板に固定し、次いで外槽屋根内側に取付け
られたホイストにより外槽内部において内槽側板
を下段から順次組立てゝいる。しかし、この場合
に内槽側板と内槽屋根部分との最終溶接はナツク
ルプレートと内槽側板となるためにナツクルプレ
ートの真円度や水平度等が悪い場合には肌合わせ
が困難となる等の欠点がある。
一例においては、外槽底板上に外槽側板を組立
て、その完了前に平行して外槽底板上に内外槽お
よび内槽ナツクルプレートを組立て、外槽側板組
立完了時に外槽内部に送気して内外槽屋根および
内槽ナツクルプレートを空気圧で浮上させた後に
外槽側板に固定し、次いで外槽屋根内側に取付け
られたホイストにより外槽内部において内槽側板
を下段から順次組立てゝいる。しかし、この場合
に内槽側板と内槽屋根部分との最終溶接はナツク
ルプレートと内槽側板となるためにナツクルプレ
ートの真円度や水平度等が悪い場合には肌合わせ
が困難となる等の欠点がある。
従つて、この発明の目的はこの様な従来におけ
る欠点を除去するために、外槽側板を組立て、内
外槽屋根、内槽ナツクルプレートおよび内槽側板
最上段もしくは上部複数段を予め組立てた後に外
槽内部に圧縮空気を送入して内外槽屋根、内槽ナ
ツクルプレートおよび内槽側板上段部を一体的に
空気圧で浮上させて、この浮上された内外槽屋
根、内槽ナツクルプレートおよび内槽側板上段部
を外槽側板上端に固定し、次いで残りの内槽側板
を順次下段から組立てゝ最終の内槽側板を内槽ナ
ツクルプレートに予め取付けられた内槽側板最上
段もしくは上部複数段に溶接するようにしたこと
を特徴とする円筒型低温タンクの建設方法を提供
することにある。
る欠点を除去するために、外槽側板を組立て、内
外槽屋根、内槽ナツクルプレートおよび内槽側板
最上段もしくは上部複数段を予め組立てた後に外
槽内部に圧縮空気を送入して内外槽屋根、内槽ナ
ツクルプレートおよび内槽側板上段部を一体的に
空気圧で浮上させて、この浮上された内外槽屋
根、内槽ナツクルプレートおよび内槽側板上段部
を外槽側板上端に固定し、次いで残りの内槽側板
を順次下段から組立てゝ最終の内槽側板を内槽ナ
ツクルプレートに予め取付けられた内槽側板最上
段もしくは上部複数段に溶接するようにしたこと
を特徴とする円筒型低温タンクの建設方法を提供
することにある。
この発明の他の目的と特徴および利点は以下の
添付図面に沿つての詳細な説明から明らかになろ
う。
添付図面に沿つての詳細な説明から明らかになろ
う。
図面にはこの発明の円筒型低温タンクの建設方
法の一実施例における工程が段階的に示されてお
り、第１図に示される様に、基礎上に外槽底板１
を配置して外槽側板２を組立て、また外槽底板１
上の内槽側板立設部にパーライトコンクリートリ
ング３を打設してその養生完了後に、内槽アニユ
ラープレート３′を設けてその上に内槽側板４下
部を組立てる。
法の一実施例における工程が段階的に示されてお
り、第１図に示される様に、基礎上に外槽底板１
を配置して外槽側板２を組立て、また外槽底板１
上の内槽側板立設部にパーライトコンクリートリ
ング３を打設してその養生完了後に、内槽アニユ
ラープレート３′を設けてその上に内槽側板４下
部を組立てる。
次いで、第２図に示される様に先に組立てた内
槽側板４下部の上にて内槽側板最上段５もしくは
上部複数段を組立てゝ、更にこの内槽側板最上段
５の上に内槽ナツクルプレート６を組立てる。こ
れら内槽側板４下部、内槽側板最上段５、内槽ナ
ツクルプレート６を屋根の架台とし且つ内外槽屋
根組立架台１４を用いて先づ内槽屋根７を組立
て、その上で外槽屋根８を組立て、更にこれら内
槽側板最上段５もしくは上部複数段、内槽ナツク
ルプレート６、内槽屋根７、外槽屋根８を一体構
造に形成する。これと同時に、先の外槽側板２の
上に順に外槽側板２を組立て継ぎ足していく。
槽側板４下部の上にて内槽側板最上段５もしくは
上部複数段を組立てゝ、更にこの内槽側板最上段
５の上に内槽ナツクルプレート６を組立てる。こ
れら内槽側板４下部、内槽側板最上段５、内槽ナ
ツクルプレート６を屋根の架台とし且つ内外槽屋
根組立架台１４を用いて先づ内槽屋根７を組立
て、その上で外槽屋根８を組立て、更にこれら内
槽側板最上段５もしくは上部複数段、内槽ナツク
ルプレート６、内槽屋根７、外槽屋根８を一体構
造に形成する。これと同時に、先の外槽側板２の
上に順に外槽側板２を組立て継ぎ足していく。
こうして外槽側板２の組立てが完了したなら
ば、外槽内部に圧縮空気を送入して内外槽屋根
７，８、内槽ナツクルプレート６および内槽側板
上段部を空気圧によつて一体的に浮上し、第３図
に示される様に所定の位置にて外槽屋根８の周縁
部分を外槽側板２の上端に固定する。
ば、外槽内部に圧縮空気を送入して内外槽屋根
７，８、内槽ナツクルプレート６および内槽側板
上段部を空気圧によつて一体的に浮上し、第３図
に示される様に所定の位置にて外槽屋根８の周縁
部分を外槽側板２の上端に固定する。
この様にして内外槽屋根７，８、内槽ナツクル
プレート６および内槽側板上段部が固定された外
槽１０においては、外槽屋根８の内側に設けられ
たガイドレールに沿つて走行可能にトロリホイス
ト１５が設けられ、このトロリホイスト１５を用
いて外槽１０の工事口１１から残りの内槽側板４
を取込み、内槽２０用の工事口１２を設けると共
に内槽側板４を順次下段から組立てゝいく。こう
して第４図に示される様に、内槽側板４を組立
てゝいつて最終的に内槽ナツクルプレート６に先
に取付けられた内槽側板最上段５もしくは上部複
数段と内槽側板４との溶接完了をもつて内槽側板
４の全組立工程が完了される。また、内外槽屋根
の浮上固定後に、底部断熱材１７および内槽底板
１８の施工を始めて内槽側板組立と平行して進行
させることが好適である。
プレート６および内槽側板上段部が固定された外
槽１０においては、外槽屋根８の内側に設けられ
たガイドレールに沿つて走行可能にトロリホイス
ト１５が設けられ、このトロリホイスト１５を用
いて外槽１０の工事口１１から残りの内槽側板４
を取込み、内槽２０用の工事口１２を設けると共
に内槽側板４を順次下段から組立てゝいく。こう
して第４図に示される様に、内槽側板４を組立
てゝいつて最終的に内槽ナツクルプレート６に先
に取付けられた内槽側板最上段５もしくは上部複
数段と内槽側板４との溶接完了をもつて内槽側板
４の全組立工程が完了される。また、内外槽屋根
の浮上固定後に、底部断熱材１７および内槽底板
１８の施工を始めて内槽側板組立と平行して進行
させることが好適である。
この様に、この発明の円筒型低温タンクの建設
方法に依れば、外槽側板を組立てると共に、内槽
側板立設部にパーライトコンクリートリングおよ
び内槽ナツクルプレートを介して内槽側板下部を
組立て、この内槽側板下部上で内槽側板最上段も
しくは上部複数段を予め組立てると共に内槽ナツ
クルプレートをこの内槽側板最上段上に組立て、
これら内槽側板最上段もしくは上部複数段および
内槽ナツクルプレートを屋根の架台とし且つ内外
槽屋根組立架台を用いて先づ内槽屋根を組立てゝ
更にその上に外槽屋根を組立てゝこれら内槽側板
最上段もしくは上部複数段、内槽ナツクルプレー
ト、内槽屋根および外槽屋根を一体構造に形成し
外槽側板の組立完了後に圧縮空気を外槽内部に送
入して内外槽屋根、内槽ナツクルプレートおよび
内槽側板上段部を浮上して外槽側板上端に外槽屋
根部分を固定し、次いで外槽の工事口から残りの
内槽側板を搬入して外槽屋根の内側に設けられた
ガイドレールに沿つて走行可能なトロリホイスト
を用いて内槽側板を順次下段から上段へと組立
てゝ最終的には内槽ナツクルプレートに予め組立
てられた内槽側板最上段もしくは上部複数段との
溶接で完了でき且つ底部断熱材および内槽底板の
施工を内槽側板の組立作業と同時に進行できるの
で、工期を短縮でき、内槽側板の組立作業の殆ん
どが外槽内部で行われるために気象条件の影響を
受けることがなく、工程の短縮が更に可能で且つ
欠陥のない溶接ができると共に、地上において内
槽ナツクルプレートと内槽側板最上段の溶接施工
が可能なために肌合せが容易で自動溶接機による
能率の向上が図れ、更に外槽組立完了後は内槽材
および断熱材等とも工事口を利用して内部に搬入
されるためにタンク周りの重機用走行路を確保す
る必要がなく、また内外槽合成屋根架台として内
槽側板を用いることによつて屋根組立用周架台が
不用となり、内槽組立施工作業の工程を短縮で
き、且つ内槽側板上に内外槽屋根を構築すること
により内槽側板を部分的に抜取ることによつて内
槽工事口を容易に設置できる等の利点が得られる
ものである。
方法に依れば、外槽側板を組立てると共に、内槽
側板立設部にパーライトコンクリートリングおよ
び内槽ナツクルプレートを介して内槽側板下部を
組立て、この内槽側板下部上で内槽側板最上段も
しくは上部複数段を予め組立てると共に内槽ナツ
クルプレートをこの内槽側板最上段上に組立て、
これら内槽側板最上段もしくは上部複数段および
内槽ナツクルプレートを屋根の架台とし且つ内外
槽屋根組立架台を用いて先づ内槽屋根を組立てゝ
更にその上に外槽屋根を組立てゝこれら内槽側板
最上段もしくは上部複数段、内槽ナツクルプレー
ト、内槽屋根および外槽屋根を一体構造に形成し
外槽側板の組立完了後に圧縮空気を外槽内部に送
入して内外槽屋根、内槽ナツクルプレートおよび
内槽側板上段部を浮上して外槽側板上端に外槽屋
根部分を固定し、次いで外槽の工事口から残りの
内槽側板を搬入して外槽屋根の内側に設けられた
ガイドレールに沿つて走行可能なトロリホイスト
を用いて内槽側板を順次下段から上段へと組立
てゝ最終的には内槽ナツクルプレートに予め組立
てられた内槽側板最上段もしくは上部複数段との
溶接で完了でき且つ底部断熱材および内槽底板の
施工を内槽側板の組立作業と同時に進行できるの
で、工期を短縮でき、内槽側板の組立作業の殆ん
どが外槽内部で行われるために気象条件の影響を
受けることがなく、工程の短縮が更に可能で且つ
欠陥のない溶接ができると共に、地上において内
槽ナツクルプレートと内槽側板最上段の溶接施工
が可能なために肌合せが容易で自動溶接機による
能率の向上が図れ、更に外槽組立完了後は内槽材
および断熱材等とも工事口を利用して内部に搬入
されるためにタンク周りの重機用走行路を確保す
る必要がなく、また内外槽合成屋根架台として内
槽側板を用いることによつて屋根組立用周架台が
不用となり、内槽組立施工作業の工程を短縮で
き、且つ内槽側板上に内外槽屋根を構築すること
により内槽側板を部分的に抜取ることによつて内
槽工事口を容易に設置できる等の利点が得られる
ものである。
第１図乃至第４図はこの発明の円筒型低温タン
クの建設方法の一実施例を各種工程にて段階的に
示す縦断面概要説明図である。 図中、１……外槽底板、２……外槽側板、３…
…パーライトコンクリートリング、３′……内槽
アニユラープレート、４……内槽側板、５……内
槽側板最上段、６……内槽ナツクルプレート、７
……内槽屋根、８……外槽屋根、９……合成屋
根、１０……外槽、１１，１２……工事口、１５
……トロリホイスト、１７……断熱材、１８……
内槽底板、２０……内槽。
クの建設方法の一実施例を各種工程にて段階的に
示す縦断面概要説明図である。 図中、１……外槽底板、２……外槽側板、３…
…パーライトコンクリートリング、３′……内槽
アニユラープレート、４……内槽側板、５……内
槽側板最上段、６……内槽ナツクルプレート、７
……内槽屋根、８……外槽屋根、９……合成屋
根、１０……外槽、１１，１２……工事口、１５
……トロリホイスト、１７……断熱材、１８……
内槽底板、２０……内槽。
Claims (1)
- １ 二重殻構造の円筒型低温タンクの外槽側板を
組立てると共に、内槽側板立設部に内槽側板下部
を組立て、この内槽側板下部上にて内槽側板最上
段もしくは上部複数段を予め組立てると共に内槽
ナツクルプレートとその上に組立てゝ、これら内
槽側板最上部もしくは上部複数段および内槽ナツ
クルプレートを屋根の架台として内槽屋根および
外槽屋根を次いで組立て、外槽側板の組立完了後
に圧縮空気を外槽内部に送入して内外槽屋根、内
槽ナツクルプレートおよび内槽側板上段部を一体
的に浮上させて外槽側板上端に固定し、次いで残
りの内槽側板を外槽内に搬入して内槽側板を順次
下段から組立てゝ最終の内槽側板を内槽ナツクル
プレートに予め取付けられた内槽側板最上段もし
くは上部複数段に溶接するようにした円筒型低温
タンクの建設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12531481A JPS5829974A (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 円筒型低温タンクの建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12531481A JPS5829974A (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 円筒型低温タンクの建設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5829974A JPS5829974A (ja) | 1983-02-22 |
| JPS6122101B2 true JPS6122101B2 (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=14907034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12531481A Granted JPS5829974A (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 円筒型低温タンクの建設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829974A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5182003B2 (ja) * | 2008-04-25 | 2013-04-10 | 株式会社ニコン | 光学素子用塗料及び光学素子 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4941049A (ja) * | 1972-08-26 | 1974-04-17 |
-
1981
- 1981-08-12 JP JP12531481A patent/JPS5829974A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4941049A (ja) * | 1972-08-26 | 1974-04-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5829974A (ja) | 1983-02-22 |
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