JPS61220170A - フロツピイデイスク装置のチヤツキング構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は情報処理装置などに使用されるフロッピィディ
スク装置のチャッキング構造に関する。

（従来の技術） 従来、マイクロフロッピィディスク装置にフロッピィデ
ィスクを固定するには、回転方向に対してはチャッキン
グ部の２本のピ／、すなわち、中心の位置を決めるセン
タピンと、運転中のドライブ機構に対する相対位置を決
めるドライブピンをそれぞれフロッピィディスクのハブ
に設けた孔にひっかけるととＫよって関係位置を固定し
、同時に垂直方向に対してはフロッピィディスクのハブ
をドライブ機構に固定されたマグネット使用のハブ吸着
部で吸着して固定する。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のフロッピィディスク装置のチャッキング構造は、
前記のようにハブ吸着部がチャッキング構造のドライブ
機構に固定されている構造であるため、次に述べるよう
な問題点がある。

以下、フロッピィディδり装置に挿入されたとき、フロ
ッピィディスクの媒体がチャッキング部に位置決めされ
る過程を第１図（＆）および第２図を利用して説明する
。

媒体２の中心部にはハブ１が接着されておシ、ハブには
媒体センタ孔８および媒体ドライブ孔９０２つの切シ欠
き孔があシ、磁石に吸引される金属で作られているので
、媒体２が装置に挿入されると、ハブ１がハブ吸着部４
のマグネットに吸引されセンタピン３が媒体センタ孔８
に入る。

続いてチャッキング部が回転するが、チャッキング部に
設けられたセンタピン３およびドライブピン５も同時に
センタピンの中心軸を中心として回転する。

ドライブピン５は最初任意の位置にあるので、大抵の場
合ハブ１のＡ面をすべった後、図中のＰの位置くおいて
媒体ドライブ孔９に入る。

この状態ではハブ１とハブ吸着部４は近接しているので
、よシ一層強く吸引される。

この吸着力が強いと、媒体２はドライブピン５と同じ速
さで回転し、ドライブピン５はハブ１との相対位置Ｐに
続けて位置したままで正規の位置Ｑまで移動しない。

また、吸着力が弱いと、ハブ１がハブ吸着部４に全面で
接触しなかったシ、あるいは外部振動を受けるなどによ
シ媒体２が揺れ動く。

このように従来のチャック構造にはハブ吸着部４のマグ
ネットの吸着力忙適当なものが得難いところから種々の
問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するため、ハブ吸着部
とハブ吸着部以外のチャッキング機構との結合を、軸受
を介して行い、ハブ吸着部が独立に回転できる構造とす
るととＫよって、ハブ吸着部の吸着力を強くしても媒体
が正規の位置で回転でき、しかも媒体の不要な揺れ動き
を生じない改良され良フロッピィディスク装置のチャッ
キング構造を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するため、本発明によるフロッピィディ
スク装置のチャッキング構造は、ハブ吸着部と、前記ハ
ブ吸着部以外のチャッキング機構との結合が、軸受を介
在させて行われている構造であシ、前記軸受はころがシ
軸受か、またはすベシ軸受とした構造とする。

（実施例） 次に本発明の実施例について、図面を参照して説明する
。

第１図は本発明による一実施例のスピンドルモータの軸
の先端についているチャッキング部と、その上に保持さ
れている、ケース中の媒体の相互関係を示す説明図であ
シ、図（ａ）は平面図、図Φ）は縦断面図である。

チャッキング部は、ハブ吸着部６と、センタピン３と１
　ドライブピン５、およびこれらの保持機構（省略しで
ある）によって構成されている。

本発明の特徴は、ハブ吸着部６とセンタピン３を含む保
持機構が、軸受７によって結合され、相互に自由に回転
できる構造となっていることである。

いま媒体２をフロッピィディスク装置に挿入した場合を
考えると、ハブ１がハブ吸着部６に吸引されセンタピン
３が媒体センタ孔８に入る。ドライブピン５は最初任意
の位置にあるため、普通は媒体ドライブ孔９に入らない
。つぎにスピンドルモータ（図示しない）が回転すると
、先端チャッキング部も回転し、ドライブピン５はハブ
１のＡ面をすベシＰの位置で媒体ドライブ孔９に入る。

このときハブ１はハブ吸着部６に強く吸着する。

前記のようにハブ吸着部６Ｆ！、、保持機構部との直接
の結合は軸受１のみで行われているため、ドライブピン
５との間でも自由に回転できる。したがってさらにスピ
ンドルモータが回転すると、ドライブピン５は、ハブ１
のＰの位置からＱの位置へ、何の抵抗もなく移動し、媒
体はチャッキング部に対し正確に位置決めされる。

（発明の効果） 本発明は前記のように１ハブ吸着部と、それ以外のチャ
ッキング機構を軸受を介して結合し、ハブ吸着部が独立
して回転できる構造とすることによシ、ハブ吸着部のマ
グネットによる吸着力を従来より強くしても媒体の回転
方向の位置決めが正確に行われる。また吸着力が強いの
で媒体を安定に保持した状態で回転できるので回転中の
不要な揺れ動きがない。したがってヘッドで読み書きす
るときの信頼性が向上するという大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、フロッピィディスクのケースの中の媒体と本
発明による一実施例におけるチャッキング部との相互関
係を示す平面と縦断面の説明図である。 第２図は従来のフロッピィディスク装置におけるチャッ
キング部と媒体との関係を示す縦断面の説明図である。 １・・・ハブ ２・・・媒体 ３・・・センタピン ４．６・・・ハブ吸着部 ５・・・ドライブピン ７・・・軸受 ８・・・媒体センタ孔 ９・・・媒体ドライブ孔

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ハブ吸着部と、前記ハブ吸着部以外のチャッキン
   グ機構との結合が、軸受を介在させて行われていること
   を特徴とするフロッピイディスク装置のチャッキング構
   造。
2. （２）前記軸受はころがり軸受であることを特徴とする
   特許請求範囲第１項記載のフロッピイディスク装置のチ
   ャッキング構造。
3. （３）前記軸受はすべり軸受であることを特徴とする特
   許請求範囲第１項記載のフロッピイディスク装置のチャ
   ッキング構造。