JPS6122015Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6122015Y2
JPS6122015Y2 JP1980065452U JP6545280U JPS6122015Y2 JP S6122015 Y2 JPS6122015 Y2 JP S6122015Y2 JP 1980065452 U JP1980065452 U JP 1980065452U JP 6545280 U JP6545280 U JP 6545280U JP S6122015 Y2 JPS6122015 Y2 JP S6122015Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
view
bonnet
sealing rubber
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980065452U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56164828U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980065452U priority Critical patent/JPS6122015Y2/ja
Publication of JPS56164828U publication Critical patent/JPS56164828U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6122015Y2 publication Critical patent/JPS6122015Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本件考案はトラクターのラジエーターに付着す
る塵埃や藁くずを防ぐ防塵装置に関する考案であ
る。
トラクターのエンジンの前面に立設されたラジ
エーターは前面より吸引し、ラジエーターフイン
に吸引風を通過冷却させその後エンジン側壁に吹
きつける方式の冷却方法が用られている。しかし
この冷却方式の場合はボンネツトの下部やラジエ
ーターブラケツトの隙間から塵埃や藁くずを吸引
し、ラジエーターフイン前面に付着させ、冷却風
の通過が悪くなり冷却効率が悪くなつていたので
ある。
トラクターのボンネツトの一部にはフロントシ
エルが設けられ、該フロントシエルに貼設した網
目板より冷却風を吸引すべく構成しているが、実
際はボンネツトとラジエーターとの間隙やボンネ
ツトとフロントアクスルブラケツトとの間隙から
冷却風を吸引し、その際に圃場面から塵埃や、藁
くずを吸引していたのである。
本件考案においてはボンネツト内のラジエータ
ー前面を密閉し、フロントシエルの網板以外から
は冷却風を吸引できないようにシーリングラバー
等を設けたものである。該シーリングラバーの密
閉度を向上させ、且つボンネツトの密閉時の衝撃
時の衝撃を緩和する為に、ラジエーターシーリン
グラバーを弾性体により構成されたパイプ状にし
て、且つボンネツト側の面に切込み部を設け、ボ
ンネツトの端部が密閉された切込み部に接触しな
がら嵌入し、嵌入後は該切込み部が再度密閉すべ
く構成したものである。
本件考案の目的は以上の通りであり、添付の図
面に示した実施例の構成に基づいて本件考案の構
成を説明すると。
第1図は農用トラクターのボンネツト部の側面
図である。
ボンネツト1はロアボート2、フロントシエル
11、サイドプレート3等から構成されロアボー
ド2の枢支部2aをフロントアクスルブラケツト
5から立設した枢支体14の枢支ピン14aに枢
支させている。ボンネツト1内に配置されたエン
ジン4の下部側面よりフロントアクスルブラケツ
ト5を突設し、エンジン4の後面にはクラツチハ
ウジング6を固設し、該クラツチハウジング6の
上面にステアリングボツクス7を載置している。
ステアリングハンドルはダツシユボード8を貫
通して上部に設けられている。
エンジン4の前面にラジエーター10をラジエ
ーターブラケツト9に固定している。
ラジエーターブラケツト9の側面にはラバープ
レート19を固設し、該ラバープレート19にて
ラジエーターシーリングラバー18を抱持してい
る。該ラジエーターシーリングラバー18は弾性
体により構成されたパイプ状に構成されており、
ボンネツト1側の面に切込み部18aを構成して
いる。該ラジエーターシーリングラバー18の内
部に取付金具20を嵌装してラバープレート19
に固定している。そして該ラジエーターシーリン
グバー18の切込み部18aにボンネツト1のブ
ロントシエル11に設けたサイドプレート3の先
端が嵌入するのである。該サイドプレート3の嵌
入に際しては、切込み部枕18a部分を押し広げ
て、強制的に嵌入し、嵌入後には切込み部18a
はサイドプレート3の両面に密着するのである。
ロアボード2の上面に前面シーリングラバー17
が固定され、フロントアクスルブラケツト5とラ
ジエーターブラケツト9から固設されたシーリン
グプレート15に左右のシーリングラバー16を
固設している。前面シーリングラバー17がバツ
テリー12の前面に、左右のシーリングラバー1
6がバツテリー12の左右に密着し、密閉効果を
上げている。又側面はサイドプレート3とラジエ
ーターシーリングラバー19の密着により、又ラ
ジエーター10とボンネツト1の内部上面との間
の密閉は逆風防止板21によつて密閉している。
各部品の構造を第2図以下で示すと、 第2図より第5図はラジエーターブラケツト9
の前面図、右側面図、左側面図、底面図、 第6図より第9図はフロントシエル11の平面
図、断面図、前面図、右側面図 第10図はラジエーターシーリングラバー1
8、前部シーリングラバー17、左右シーリング
ラバー16の位置関係を示す図面 第11図より第14図はロアーボード2の平面
図、後面図、底面図、側面断面図 第15図、第16図、第16A図はシーリング
プレート15の平面図、側面図、断面図 第17図、第18図はラジエーターシーリング
ラバー18の前面図、断面図 第19図、第20図は前部シーリングラバー1
7の平面図、側面図 第21図、第22図は左右シーリングラバー16
の平面図と側面図、 第23図は第21図のB−B断面図 第24図は枢支ピン14a部の断面図 第25図は左右のシーリングラバーの密閉状態
の断面図 第26図、第27図はラジエーターシーリング
ラバーの取付金具20の前面図、側面図である。
第2図より第5図のラジエーターブラケツト9
のラバープレート19にて第17図、第18図に
示すラジエーターシーリングラバー18を抱持
し、第26図、第27図に示す取付金具19にて
固定している。その取付状態は第10図に示され
ている。
ラジエーターシーリングラバー18は弾性体に
より構成されたパイプ状に構成されており、ボン
ネツト1側の面に切込み部18aを構成してい
る。該ラジエーターシーリングラバー18の内部
に取付金具20を嵌装してラバープレート19に
固定している。そして該ラジエーターシーリング
ラバー18の切込み部18aにボンネツト1のフ
ロントシエル11に設けたサイドプレート3の先
端が嵌入するのである。該サイドプレート3の嵌
入に際しては、切込み部18a部分を押し広げ
て、強制的に嵌入し、嵌入後には切込み部18a
はサイドプレート3の両面に密着し、密閉状態を
保つている。
又ラジエーターブラケツトの取付片9aに第1
5図、第16図のシーリングプレート15の一端
が固定されている。
シーリングプレート15の脚部15aはフロン
トアクスルブラケツト5より立設されている。該
シーリングプレート15の上面ボルト孔15bに
左右シーリングラバー16が固定されている。左
右のシーリングラバー16は第21図より第23
図に図示されており、左右のシーリングラバー1
6には長片16bと短片16aが突設されており
16c部をボルトでシーリングプレート15のボ
ルト孔15bに固定する。
第25図に示す如く長片16bはバツテリー1
2の左右側面に密着し、短片16aは第11図、
第14図のロアボード2の密着片2cの下面に密
着されて密閉効果を上げている。
ロアボード2の上片2bに第19図、第20図
の前部シーリングラバー17が固定されており、
該前部シーリングラバー17の長片17aがバツ
テリー12の前面に密着されている。
第12図のロアーボード2に示す如く、枢支部
2aが設けられており、該枢支部2aと、フロン
トアクスルブラケツト5から立設された枢支体1
4の枢支ピン14aによりボンネツト全体が枢支
されている。第24図に該枢支部の断面が示され
ている。
以上のように本考案は、ラジエーターブラケツ
ト9またはラジエーター10の一部に、弾性体に
より構成されたパイプ状のラジエーターシーリン
グラバー18を固設し、該ラジエーターシーリン
グラバー18のボンネツト1側に切込み部18a
を設け、回動開閉可能としたボンネツト1の端部
が、ボンネツト1の閉鎖時に該切込み部18aを
押し広げて内部に嵌入可能に構成したので、次の
ような効果を奏するものである。
第1に、ラジエーターシーリングラバー18は
弾性体により構成されたパイプ状に構成して、ボ
ンネツト1側に切込み部18aを入れた構成とし
たので、ボンネツト1の端部に切込み部18aが
密着して密閉度を向上しているだけでは無く、該
切込み部18aの密着部から空気がもれたとして
も、ラジエーターシーリングラバー18が弾性体
により構成されたパイプ状に構成されているの
で、該パイプ状の内部で捕捉され、二重の密閉構
造にすることが出来たものである。
該構成により、ボンネツト1のラジエーター1
0の間からの空気の吸引は完全にシヤツタウトさ
れるのである。
第2に、ボンネツト1の密閉時において、端部
は必ずラジエーターシーリングラバー18の切込
み部18aに接触して押し拡げる作用をするの
で、該ラジエーターシーリングラバー18の部分
により、ボンネツト閉鎖時の衝撃緩衝装置を兼務
させることができるので、ボンネツト1の閉鎖回
動時の衝撃を減少させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターのボンネツト部を示す
側面図、第2図はラジエーターブラケツト9の前
面図、第3図は同じく右側面図、第4図は同じく
左側面図、第5図は同じく底面図、第6図はフロ
ントシエル11の平面図、第7図は同じく前面
図、第8図は同じく前面図、第9図は同じく右側
面図、第10図はラジエーターシーリングラバー
18、前部シーリングラバー17、左右シーリン
グラバー16の位置関係を示す図面、第11図は
ロアーボード2の平面図、第12図は同じく後面
図、第13図は同じく底面図、第14図は同じく
側面断面図、第15図はシーリングプレート15
の平面図、第16図は同じく側面図、第16A図
は第16図のA−A断面矢視図、第17図はラジ
エーターシーリングラバー8の前面図、第18図
は同じく断面図、第19図は前部シーリングラバ
ー17の平面図、第20図は同じく側面図、第2
1図は左右シーリングラバー16の平面図、第2
2図は同じく側面図、第23図は第21図のB−
B断面矢視図、第24図は枢支ピン14a部の断
面図、第24図は左右のシーリングラバーの密閉
状態の断面図、第26図はラジエーターシーリン
グラバー18の取付金具20の前面図、第27図
は同じく側面図である。 1……ボンネツト、2……ロアーボード、3…
…サイドプレート、10……ラジエーター、11
……フロントシエル、12……バツテリー、16
……左右シーリングラバー、17……前部シーリ
ングラバー、18……ラジエーターシーリングラ
バー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエーターブラケツト9またはラジエーター
    10の一部に、弾性体により構成されたパイプ状
    のラジエーターシーリングラバー18を固設し、
    該ラジエーターシーリングラバー18のボンネツ
    ト1側に切見込み部18aを設け、回動開閉可能
    としたボンネツト1の端部が、ボンネツト1の閉
    鎖時に該切込み部18aを押し広げて内部に嵌入
    可能に構成したことを特徴とする農用トラクター
    のラジエーター防塵装置。
JP1980065452U 1980-05-12 1980-05-12 Expired JPS6122015Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980065452U JPS6122015Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980065452U JPS6122015Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56164828U JPS56164828U (ja) 1981-12-07
JPS6122015Y2 true JPS6122015Y2 (ja) 1986-07-02

Family

ID=29659602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980065452U Expired JPS6122015Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6122015Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317531Y2 (ja) * 1974-07-31 1978-05-11
JPS5384817U (ja) * 1976-12-14 1978-07-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56164828U (ja) 1981-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6122015Y2 (ja)
JPS6010193Y2 (ja) 農用トラクタ−のラジエ−タ−防塵装置
JPS6010192Y2 (ja) 農用トラクタ−のラジエ−タ−防塵装置
JPH0310090Y2 (ja)
JPH03119525U (ja)
JPS6227493Y2 (ja)
JPH0610061U (ja) 走行車両のフロントガード装置
JPS6066586U (ja) エアスク−プ
JPH0542712Y2 (ja)
JPH0344620Y2 (ja)
JPH0137986Y2 (ja)
JPS5918941Y2 (ja) ラジエ−タ−の防塵装置
JPH046973Y2 (ja)
JPH0238820Y2 (ja)
JPH02121426U (ja)
JPS5926020U (ja) 農用トラクタ−のエアクリ−ナ−装置
JPS59122952U (ja) トラクタの工具箱
JPH0436570Y2 (ja)
JPS6140906Y2 (ja)
JPS6069723U (ja) エアクリ−ナの吸気口構造
JPS6076523U (ja) 移動農機におけるエアクリ−ナの空気取入口
JPH0115290Y2 (ja)
JPS5829518U (ja) 農用トラクタのタンク装置
JPS633867Y2 (ja)
JPH0110312Y2 (ja)