JPS61219605A - 陶磁器製急須の孔あけ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分骨 本発明は陶磁器製急須の孔あけ機に関するもので）本体
の茶こし部分に透孔を一挙動で機械的に穿孔する装置で
ある。ここに言う陶磁器製急須とは煎急、番急、どびん
、及び紅茶ポットを総称したものである。

従来の技術 陶磁器製急須の茶こし部分の製造については従来大略２
種類の方法が行なわれている。例えば昭和６年実用新案
出願公告第６３１８号公報に記載されたものは、本体の
茶こし部分に直接に洋がさの骨等で造った道具によシ１
個１個小さな孔をあけ、次で該小孔群をカバーするよう
に注ぎ口部を本体に接着させて一体形状に仕上げるもの
である。また昭和５８年特許出願公開第１７５５１３号
公報に記載されたものは、本体の茶こし部分に開口を設
は該開口に本体と同素地の薄い平板体に細かい透孔を有
する茶こし体を接着させて一体となし、次で該開口をカ
バーするように注ぎ口部を本体に接着させるものである
。

発明が解決しようとする問題点 本発明は前記の本体の茶こし部分に直接に透孔をあける
方法に属するものであるが、従来は２０〜４０個の細孔
を１個１個道具を用いて外側から押して孔あけしている
ので非能率的である上に、内側にパリが出るのでこれを
取除く作業も必要である等の問題点があった◎ 問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点を解決するための手段として、 （１）急須本体をその上端開口部に沿って支持する取付
台に急須本体内面の茶こし部分と接衝する内受台を固定
するとともに該内受台に穿孔針の貫通孔を設け、 （２）該内受台の貫通孔に和尚する位置に穿孔針を取付
ける針固定台と該穿孔針を案内する貫通孔を有し急須本
体外面と接衝する性愛台とを各設け、 （３）かつ前記内受台と針固定台とが相対的に進退する
ラックとピニオン等の機構と該針固定台における穿孔針
の先端が内骨台上の急須本体に穿孔を始める以前に前記
性愛台を急須本体上に押圧するゴム環等の弾性機構を備
えた、陶磁器製急須の孔あけ機を開発したものである。

作　　　用 本発明によると成形された急須本体を本孔あけ機罠取付
け、ラックとピニオン機構等により針固定台を接近させ
穿孔が始まる以前にゴム環等によｐ性愛台によシ急須本
体を押圧した状態で穿孔されるので穿孔中急須本体を手
で支える必要がなく、また急須本体の茶こし部分は性愛
台と内受台の間に挾持された状態で穿孔されるので多数
の穿孔が近接しても正確に穿孔できる上にパリを生じな
い。

実施例 図面は本発明実施の１例を示すもので、１は急須本体、
２は急須本体１を上端開口部を下側にして支持する取付
台、３は取付台２に固定される内受台で急須本体１の茶
こし部分と接衝するように後述の性愛台６との間忙急須
本体１を挾持する。５は多数の穿孔針４を取付ける針固
定台である。内受台３および性愛台６には前記穿孔針４
を案内する貫通孔が設けられる。性愛台６には２本の支
持棒１０が固定せられ、該支持棒１０は針固定台５を摺
動自在に貫通して端部を連結片１１によシ連結されてい
る。７は本体に固定されたラック、８は該ラック７と係
合するピニオンでその軸部８ａが前記針固定台５の下部
構造５ａに回動自在に支持される。９はピニオン軸８ａ
の一端に取付けられた操作棒である。

図中実線は操作棒９が■にある状態で、この状態では操
作ｗａ９は軽く支えられておシ、性愛、６きＧＬ争−中
１項１すｆ遣拙円１１Ｌ斗円ｄム：！Ｉ）〜Ｉ↓る突片
５ｂとの間に張設される）の張力によシ軽く急須本体１
上に押圧されて、内外受台３，６間に急須本体１を挾持
する。操作棒９が■に移動するにつれてピニオン８、し
たがって下部構造５ａおよび針固定台５がゴム環１２の
張力に抗して第１図において左方向に移動し、それに伴
って穿孔針４が性愛台６０貫通孔、次で急須本体１、さ
らに内受台３０貫通孔に進入し、その際急須本体１の茶
こし部に多数の透孔をパリ無しで一挙動で穿孔すること
ができる。

穿孔が終れば操作棒９を逆方向に■、■へと移動させる
。操作棒９が■の状態となると、図中想像線で示すよう
にピニオン８、したがって下部構造５ａと共に針固定台
５が第１図において右方向に移動する。この状態では性
愛台６と急須本体１との間に間隙が生ずるので処理ずみ
の急須本体１を取外し新たに未処理のものを取付けるこ
とができる。なおこの状態ではゴム環１２はフリーで縮
んだ状態にある。

第４図に示されるように多数の透孔（この場合は２２個
）が一挙動で穿孔されるので、穿孔ずみの急須本体に茶
こし部をカバーして注ぎ口部を常法によシ接着させて一
体となし次の工程によシ仕上げられる。

発明の効果 本発明装置は構造簡単で操作容Ａであるが、一挙動で必
要な透孔全部を穿孔することができて作業能率を隔設に
向上させることができる上に、作業は正確で多数の細孔
が整然と、しかもパリを生ずることなく穿孔されるので
、実用上の効果は著しいものがある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明実施の１例を示すもので第１図は正面図、
第２図は平面図、第３図は側面図、第４図（４）、　Ｉ
Ｂ）　、　（Ｃ）　、（２）は要部の各側面図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、急須本体をその上端開口部に沿って支持する取付台
   に急須本体内面の茶こし部分と接衝する内受台を固定す
   るとともに該内受台に穿孔針の貫通孔を設け、該内受台
   の貫通孔に相当する位置に穿孔針を取付ける針固定台と
   該穿孔針を案内する貫通孔を有し急須本体外面と接衝す
   る外受台とを各設け、かつ前記内受台と針固定台とが相
   対的に進退する機構と該針固定台における穿孔針の先端
   が内受台上の急須本体に穿孔を始める以前に前記外受台
   を急須本体上に押圧する弾性機構とを備えたことを特徴
   とする陶磁器製急須の孔あけ機。 ２、前記内受台と針固定台との相対的進退機構として、
   ラックとピニオン機構を用いたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の陶磁器製急須の孔あけ機。 ３、前記外受台を急須本体上に押圧する弾性機構として
   、前記針固定台と該針固定台を貫通する外受台の支持棒
   における連結片との間にゴム環を張設したことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載の陶磁器製急須の孔あ
   け機。