JPS61217203A - 化粧単板の製造方法 - Google Patents

化粧単板の製造方法

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JPS61217203A
JPS61217203A JP5907685A JP5907685A JPS61217203A JP S61217203 A JPS61217203 A JP S61217203A JP 5907685 A JP5907685 A JP 5907685A JP 5907685 A JP5907685 A JP 5907685A JP S61217203 A JPS61217203 A JP S61217203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
sliced
flitch
primary
decorative
Prior art date
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Pending
Application number
JP5907685A
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English (en)
Inventor
章 今井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、ケヤキ柄等を人工的に表現した化粧単板の
製造方法に関するものである。
〔背景技術〕
天然ケヤキの板目柄には、孔圏部(集中導管部)とかげ
歪部とがある。このようなケヤキ柄を人工的に表現する
場合、第4図に示すように、素材単板10の複数枚を′
積層接着しこれを積載面に直交する方向からスライスし
て柾目柄の孔圏部表現用単板11を作成する。次に、こ
の単板11を第5図に示すようにエンボス加工(コール
ドエンボス)したかげ杢表現用単板12と組合せて凹凸
型13内に接着剤を介して積層し圧締接着して集成フリ
ッチ14を得、この集成フリッチ14を所定方向からス
ライスして板面に孔圏部15およびかげ歪部16が表現
されたケヤキ柄に近似した化粧単板17を作成していた
しかしながら、かげ歪部16については、単板の會水率
がばらついているために、エンボスによって付与した凹
凸に戻りが生じやすぐ、そのため所望のかげ全部16を
安定して表現することができないという問題があった。
甘だ、天然ケヤキ柄にみられるようなかげ杢の目のトビ
がなく、天然感、自然感に劣っていた。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、安定したかげ杢表現を可能にすると
ともに、天然感、自然感にすぐれた化粧単板の製造方法
を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の化粧単板の製造方法は、濃淡2色からなる失
調模様を形成−したスライス単板の片面に孔開部表現用
のエンボス加工し、ついでその複数枚を接着剤を介して
積層し圧締接着して集成フリッチを得、この集成フリッ
チをスライスすることを特徴とするものである。
すなわち、この化粧単板の製造方法は、かげ全部をスラ
イス単板に形成した濃淡2色からなる失調模様で人現し
、孔開部をスライス単板に形成したエンボス加工によっ
て表現するようにしたものである。このため、かげ全部
のばらつきが少なくなり、安定したかげ杢表現が可能に
なる。
第1図は失調模様を形成し−たスライス単板1の平面図
である。このスライス単板1の失調模様は同系色で濃淡
が異なる2つの部分、すなわち濃色部2aと淡色部2b
とから構成される。
このスライス単板1の片面に孔開部表現用のホ7)工/
ボスロールでエンボス加工する。ホットエンボスとする
のは、エンボスが戻りにくいためである。ついで、エン
ボス加工したスライス単板を必要に応じてエンボス加工
していないスライス単板1と組合せて積層し、常法に従
って凹凸型て圧締接着して集成フリッチを得、これをス
ライスして第2図に示すように、孔開部3およびかげ全
部4が形成された化粧単板5を得るのである。
前記スライス単板1は、第3図に示すように、濃色に染
色した素材単板6aと淡色に染色した素材単板6bとを
接着剤を介して交互にあるいはランダムに積層し平型で
圧締接着して1次フリッチ7を得、この1次フリッチ7
を積載面と変差する方向からスライスして1次スライス
単板8を得、この1次スライス単板8を交互に裏返して
前記と同様に積層し圧締接着して2次フリッチ9を得る
この2次フリッチ9を前記1次フリッチ7のスライス方
向と直交する方向から厚さ1 mm程度にスライスして
失調模様のスライス単板1(2次スライス単板)を得る
かかるスライス単板1の失調模様には、1次スライス単
板8の積層時のずれ等によって失態にずれが生じており
、これによって天然のケヤキかげ杢にみられる目のトビ
が表現される。
筐だ、得られた化粧単板5は圧締接着を3回繰返したこ
とになるので、素材単板6a、6bVC多少の材欠点や
染色むらがあっても、すべて使用可能であり品質上問題
とならない。
実施例:厚さ]; Ommのアガチス単板を脱色後、濃
淡2色に染色し、これを用いて第3図に示す製造工程に
よって矢羽根模様を有する厚さ1.0工のスライス単板
をつくった。このスライス単板を含水率7〜15%に調
節し、ホットエンボス加工した。ついで、単板表面に増
粘水を塗布し、着色接着剤を介して積層し圧締接着して
集成フリッチを得、これをスライスして第2図に示すよ
うなケヤキ柄の化粧単板を得た。
〔発明の効果〕
この発明によれば、安定したかげ杢表現が可能になると
いう効果がある。
次に、他の化粧単板の製造方法を第6図に基づいて説明
する。すなわち、この方法は、同図に示すように、単板
18にコールドエンボス加工して表面に凹凸19を形成
し、ついでその表面に所要量の着色接着剤20を塗布し
低圧でプレスして硬化させ、表面の凹部に接着剤20を
充填する。ついで、その複数枚を凹凸型21内に接着剤
を介して積層し接着不良のでない充分に高い圧力で圧締
接着し、これをスライスしてかげ全部22の表現された
ケヤキ調の化粧単板23を得る。また、孔開部24表現
も同様にして形成することができる。
このように、エンボス加工した四部に接着剤20を充填
するので、成形時の高圧力で凹凸19がつぶされること
がなく、明瞭なかげ全部22や孔開部24の表現が可能
となる。使用する着色接着剤20は成形に使用する接着
剤と同質のものを使用するのが好寸しく、これにより成
形時の接着不良やスライス時の欠は不良が発生しにくく
なる。捷た、ホットエンボスを使用せず、コールドエン
ボスでよいので、単板18の含水率調節も1回でよく、
生産性が向上する。
例1:アガチスの0.6 mm厚単板を脱色後、染料(
スミノールミーリングブラウン3GおよびPM−Yel
low )  で染色し、乾燥して含水率を20〜30
%に調節した。次に、かげ全表現用エンボスロールでコ
ールドエンボス加工し、ついでその凹凸面に着色接着剤
を70y/−でコートし、3に9’/crIで圧締し硬
化させた。着色接着剤はウレタン樹脂(XA−442)
の100部(重量部、以下同様)にDicton Br
own 0.2部およびDicton White 5
部を加えたものである。
一方、かげ杢表現とは別に、染色した単板を孔開部表現
用エンボスロールでエンボス加工した(ロールクリアラ
ンス0.2 mm )。これを前記と同様に着色接着剤
でコートした。使用した着色接着剤はウレタン樹脂(X
A−442)の100部にDictonBrownlO
部を加えたものである。
しかるのち、これらを組合せてウレタン接着剤(XA−
442)を介して積層しく塗布量75f//n?)、圧
力14 Ky/c−で圧締接着し集成フリッチを作成し
た。これをスライスすると、天然感に富むケヤキ調の化
粧単板が得られた。
例2:エンボス加工後に塗布したコート用着色接着剤と
成形用の無色の接着剤とを入れ換えたほかは例1と同様
にしてケヤキ調の化粧単板を得た。
さらに他の化粧単板の製造方法を説明する。すなわち、
第7図に示すよう罠、スプレー装置25で孝板26に水
打ちするにあたり、スプレー装置25と単板26との間
に水を通すスリット27を形成した板体28を介在させ
、単板26に含水率のばらつきを生じさせる。この単板
26に着色剤液29(顔料等)を塗布すると(第8図)
、高含水率部分では裏面近く捷で浸透し、低含水率部分
では浸透性が悪く表面近くにとど捷っているので、単板
26に着色むらを表現することができる。この着色むら
のある単板を用いて化粧単板を得ると、第9図に示すよ
うに着色むらがケヤキのかげ全部30となって表現され
た化粧単板31が得られる。
このかげ全部30は通常のエンボス加工で表現されたか
げ杢にはない目のトビがあられれ、天然感に富んだもの
となる。
捷だ、この方法によれば、エンボス加工がないので、工
/ボス時の単板の割れやエンボスによる厚み減りを少な
くすることができる。
例3:アガチスの0.6 mm厚単板を染料(スミノー
ルミーリングブラウン3GおよびPM −Yellow
)で染色した後、含水率7〜15チ捷で乾燥した。
ついで、第7図に示すように水を45y/pt?で塗布
し、さらに第8図に示すように着色剤液29を45y/
−で塗布した。着色剤液29は住化カラーPM−BR1
部、同M−A5部および水loo都ノ都合配合なる顔料
液である。
顔料塗布後、単板の複数枚を成形型に積層・接着しスラ
イスしたところ、第9図に示すよりなかげ杢表現のある
化粧単板31が得られた。
例4ニスプレー装置に代えて第10図に示すような凹凸
のある吸水性のスポンジロール32を使用し、第11図
に示すようにして単板33に水34を塗布し含水率のば
らつきを生じさせたほかは例3と同様にしてかげ杢表現
のある化粧単板を得だ。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明におけるスライス単板の平面図、第2
図は化粧単板の平面図、第3図はスライス単板の製造工
程を示す説明図、第4図は従来の化粧単板の製造方法に
おける孔間部表現用単板の製造工程を示す説明図、第5
図は従来の化粧単板の製造方法を示す説明図、第6図は
他の化粧単板の製造方法を示す説明図、第7図はさらに
他の化粧単板の製造方法における水塗布工程の説明図、
第8図は着色剤液塗布工程の説明図、第9図は得られた
化粧単板の平面図、第10図はスポンジロールの正面図
、第11図は他の水塗布工程の説明図である。 1・・・スライス単板、2a・・・濃色部、2b・・・
淡色部、3・・・孔開部、4・・・かげ全部、5・・化
粧導板、7・・・1次フリッチ、8・・・1次スライス
単板、9用2次フリッチ 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)濃淡2色からなる矢羽模様を形成したスライス単
    板の片面に孔圏部表現用のエンボス加工し、ついでその
    複数枚を接着剤を介して積層し圧締接着して集成フリッ
    チを得、この集成フリッチをスライスすることを特徴と
    する化粧単板の製造方法。
  2. (2)前記スライス単板が、色の濃淡が異なる2種の染
    色単板を接着剤を介して交互に積層し圧締接着して1次
    フリッチを形成し、この1次フリッチをスライスして厚
    み方向に対し接着剤層が傾斜した1次スライス単板を得
    、この1次スライス単板を前記1次フリッチのスライス
    方向と交差する方向からスライスして得られる特許請求
    の範囲第(1)項記載の化粧単板の製造方法。
  3. (3)前記エンボス加工がホットエンボスである特許請
    求の範囲第(1)項記載の化粧単板の製造方法。
JP5907685A 1985-03-23 1985-03-23 化粧単板の製造方法 Pending JPS61217203A (ja)

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