JPS61216448A - 集積回路装置 - Google Patents
集積回路装置Info
- Publication number
- JPS61216448A JPS61216448A JP5926685A JP5926685A JPS61216448A JP S61216448 A JPS61216448 A JP S61216448A JP 5926685 A JP5926685 A JP 5926685A JP 5926685 A JP5926685 A JP 5926685A JP S61216448 A JPS61216448 A JP S61216448A
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- JP
- Japan
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- dielectric
- integrated circuit
- conductor
- wiring
- microwave
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- Pending
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高周波信号を扱う集積回路装置に関する。
従来の技術
一般に半導体を用いた集積回路は、トランジスタやFE
Tなどの能動素子、抵抗やコンデンサなどの受動素子を
、ひとつの半導体基本上に作り込み、それらを金属導体
によって接続配線することにより成り立っている。モノ
リシック集積回路は、その集積数の増大により設計ルー
ルは数μmからサブミクロンの長さとなっている。一方
、半導体装置は集轡度の向上により高速化の一途をたど
りており、ディジタルICにおいても、高速のECLI
CやGaAS[Ct’u、数GH2t’動作すφ素子が
試作されている。このような高周波領域、□1 ざらにドマイクロ波領域では、集積回路内の信号伝達、
路である配シ金属に対して伝送線路(トランスミツシ平
ン、ライン)の考え方が必要となる。例えば10Q l
−I Zの電磁波は真空中での線路波長は、5−であり
、もはや集中定数では扱いきれない領域とな?てくる。
Tなどの能動素子、抵抗やコンデンサなどの受動素子を
、ひとつの半導体基本上に作り込み、それらを金属導体
によって接続配線することにより成り立っている。モノ
リシック集積回路は、その集積数の増大により設計ルー
ルは数μmからサブミクロンの長さとなっている。一方
、半導体装置は集轡度の向上により高速化の一途をたど
りており、ディジタルICにおいても、高速のECLI
CやGaAS[Ct’u、数GH2t’動作すφ素子が
試作されている。このような高周波領域、□1 ざらにドマイクロ波領域では、集積回路内の信号伝達、
路である配シ金属に対して伝送線路(トランスミツシ平
ン、ライン)の考え方が必要となる。例えば10Q l
−I Zの電磁波は真空中での線路波長は、5−であり
、もはや集中定数では扱いきれない領域とな?てくる。
通常のモノリシックICでは、半導体基本のI(1を接
地導体とし、主面に畔りめりらされた導体金属配線をス
トリップ導体と考えれば、マイクロストリップライン構
造を成す線路 、−と考えることができる。第6
図はその様子を模式 ′的に表したものである
。信号電磁波は、絶縁膜1雫上に形成されたストリップ
導体2と接地導体4間の半導体基板3内を伝搬している
と考えられる。
地導体とし、主面に畔りめりらされた導体金属配線をス
トリップ導体と考えれば、マイクロストリップライン構
造を成す線路 、−と考えることができる。第6
図はその様子を模式 ′的に表したものである
。信号電磁波は、絶縁膜1雫上に形成されたストリップ
導体2と接地導体4間の半導体基板3内を伝搬している
と考えられる。
5はその時の電界分布線を示している。
通常のICにおいては、線路幅が数μmで、線路から基
板までの距離は故山μmである。ところが、IC上には
数μm間隔で何本もの配線が平行して施しであるのが酋
通である。このような状況下で、高周波信号が導体配線
上を伝送されると、隣りの線路との間にカップリングを
おこし、もはや独立の信号線路とは言えなくなる。
板までの距離は故山μmである。ところが、IC上には
数μm間隔で何本もの配線が平行して施しであるのが酋
通である。このような状況下で、高周波信号が導体配線
上を伝送されると、隣りの線路との間にカップリングを
おこし、もはや独立の信号線路とは言えなくなる。
一般にMIC(マイクロ波ハイブリッド集積回路)と呼
ばれる高周波ハイブリッドICにおいては、アルミナ等
の誘電体基板上に第5図のようなマイクロストリップ線
路を形成して用いるが、MICにおいては2つのストリ
ップ導体を数十〜数百μmに近接させることによって方
向性結合器を構成する方法がとられることを考えれば、
モノリシックICにおいて、数μmの間隔で平行した配
線を高周波信号の独立な伝送路として用いることが無理
であることが容易に推察できる。マイクロ波帯域でのモ
ノリシック集積回路としてはMICをモノリシック化し
たMMIC(マイクロ波モノリシック集積回路)がある
が、一般にMM I Cは1個ないし数個の素子と幅数
十μmのストリップラインから成るアノログICであり
、各ストリップライン間は干渉を避けるため極力遠ざけ
るよう努力がなされている。MMIGにおいても集v4
瓜が向上し複雑な配線が要求されてくれば、線路間の干
渉という問題が生じるであろう。
ばれる高周波ハイブリッドICにおいては、アルミナ等
の誘電体基板上に第5図のようなマイクロストリップ線
路を形成して用いるが、MICにおいては2つのストリ
ップ導体を数十〜数百μmに近接させることによって方
向性結合器を構成する方法がとられることを考えれば、
モノリシックICにおいて、数μmの間隔で平行した配
線を高周波信号の独立な伝送路として用いることが無理
であることが容易に推察できる。マイクロ波帯域でのモ
ノリシック集積回路としてはMICをモノリシック化し
たMMIC(マイクロ波モノリシック集積回路)がある
が、一般にMM I Cは1個ないし数個の素子と幅数
十μmのストリップラインから成るアノログICであり
、各ストリップライン間は干渉を避けるため極力遠ざけ
るよう努力がなされている。MMIGにおいても集v4
瓜が向上し複雑な配線が要求されてくれば、線路間の干
渉という問題が生じるであろう。
発明が解決しようとする問題点
以上述べたように、従来のモノリシック集積回路におい
ては、マイクロ波領域の高周波領域では、マイ′りOス
トップライン構成をとる配線金属導体間のカップリング
が無視できなくなり、高周波での動作に限界があるとい
う問題があった。
ては、マイクロ波領域の高周波領域では、マイ′りOス
トップライン構成をとる配線金属導体間のカップリング
が無視できなくなり、高周波での動作に限界があるとい
う問題があった。
本発明は、このようなモノリシック集積回路の伝送線路
の問題点を解決しようとなるものである。
の問題点を解決しようとなるものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、−1二記従来技術の問題点を解決するために
、モノリシック集積回路の信号伝達線路となる配m導体
の周りを誘電体で覆い、さらにはその外側に第2の導体
を設けた同軸線路とし、誘電体 一部に高周波
電磁波を伝搬させるものである。
、モノリシック集積回路の信号伝達線路となる配m導体
の周りを誘電体で覆い、さらにはその外側に第2の導体
を設けた同軸線路とし、誘電体 一部に高周波
電磁波を伝搬させるものである。
作用
本発明は、上記の構成により、2導体間の閉空間に電磁
波を閏じ込めることができ、隣接した信号伝送線路間に
干渉を生ずることはなく、高周波動作を実現することが
できるものである。
波を閏じ込めることができ、隣接した信号伝送線路間に
干渉を生ずることはなく、高周波動作を実現することが
できるものである。
実施例
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明の基本的考え方を示す断面図である。通常は
第6図のように、配線金属であるストリップ導体2は絶
縁膜1上に配設されるのに対し、本発明では、第1図の
ように配線導体6は誘電体7で囲まれたうえ、さらに接
地導体8によって覆われて、絶縁ll11上に配設され
ている。このような同軸構造により、マイクロ波信号は
誘電体7内に閉じ込められることになる。従って、通常
のICにおける配線では、第6図に示すように電磁波は
半導体基本体3内を伝搬するのに対し、本発明ではマイ
クロ波信号は誘電体7より外に漏れ出すことはなく、他
の信号線路との干渉をおこすことはないので、マイクロ
波帯域での集積回路の安定な動作を実現することができ
る。
図は本発明の基本的考え方を示す断面図である。通常は
第6図のように、配線金属であるストリップ導体2は絶
縁膜1上に配設されるのに対し、本発明では、第1図の
ように配線導体6は誘電体7で囲まれたうえ、さらに接
地導体8によって覆われて、絶縁ll11上に配設され
ている。このような同軸構造により、マイクロ波信号は
誘電体7内に閉じ込められることになる。従って、通常
のICにおける配線では、第6図に示すように電磁波は
半導体基本体3内を伝搬するのに対し、本発明ではマイ
クロ波信号は誘電体7より外に漏れ出すことはなく、他
の信号線路との干渉をおこすことはないので、マイクロ
波帯域での集積回路の安定な動作を実現することができ
る。
このように、本発明の主旨は、信号を誘電体7内を伝搬
させることによって他信号との干渉を防ぐことであり、
配線導体6や接地導体8の形状について制限を加えるも
のではない。従って第2図の如く接地導体8は各信号線
に共通であってもよく、配線導体6の立体交叉を妨げる
ものでもない。
させることによって他信号との干渉を防ぐことであり、
配線導体6や接地導体8の形状について制限を加えるも
のではない。従って第2図の如く接地導体8は各信号線
に共通であってもよく、配線導体6の立体交叉を妨げる
ものでもない。
また、第3図の如く、誘電体7又は接地導体8が完全に
は配線導体を覆わなくても、誘電体7内を信号が伝搬す
ることによって他の信号線路との干渉を防ぐ効果があれ
ば、本発明の意図を妨げるものでない。
は配線導体を覆わなくても、誘電体7内を信号が伝搬す
ることによって他の信号線路との干渉を防ぐ効果があれ
ば、本発明の意図を妨げるものでない。
第4図、第5図は本発明の第1図の集積回路装置を具体
的に実現する一方法を示した図である。
的に実現する一方法を示した図である。
第4図(a)〜(e)は伝送線路に平行な断面図、第5
図<8)〜(e)は第4図(a)〜(e)に対応した伝
送線路に垂直な断面図である。またAはコンタクト部を
示している。半導体基本3にはすでに必要な素子が形成
されており、配線を施せばよい状態とする。まず第4図
(a)、第5図(a )のように、接地導体11を絶縁
膜1上で伝送線路にそって、ソフトオフ法、メッキ法な
どの方法で形成する。このときコンタクト部Aは接地さ
れないように切断しておく。次に第4図(b)。
図<8)〜(e)は第4図(a)〜(e)に対応した伝
送線路に垂直な断面図である。またAはコンタクト部を
示している。半導体基本3にはすでに必要な素子が形成
されており、配線を施せばよい状態とする。まず第4図
(a)、第5図(a )のように、接地導体11を絶縁
膜1上で伝送線路にそって、ソフトオフ法、メッキ法な
どの方法で形成する。このときコンタクト部Aは接地さ
れないように切断しておく。次に第4図(b)。
第5図(b)のように、ポリイミド樹脂12を全面に形
成した後、通常のフォトリングラフイーによりパターン
出しする。感光性のポリイミド樹脂を用いれば加工が簡
単である。次に第4図(C)。
成した後、通常のフォトリングラフイーによりパターン
出しする。感光性のポリイミド樹脂を用いれば加工が簡
単である。次に第4図(C)。
第5図(C)のように、ポリイミド樹脂12の上に配線
導体13を線路にそって形成する。さらに第4図(d)
、第5図(d)のようにポリイミド樹脂14を配線導体
13を覆うように形成し、最後に第4図(e)、第5図
(e)のように、接地導体15でポリイミド樹脂14.
12を覆い、下部の接地導体11と接続されるように形
成する。このようにして、第5図(e)に示すようにな
断面構造の同軸型伝送線路を形成することができる。
導体13を線路にそって形成する。さらに第4図(d)
、第5図(d)のようにポリイミド樹脂14を配線導体
13を覆うように形成し、最後に第4図(e)、第5図
(e)のように、接地導体15でポリイミド樹脂14.
12を覆い、下部の接地導体11と接続されるように形
成する。このようにして、第5図(e)に示すようにな
断面構造の同軸型伝送線路を形成することができる。
なお、誘電体材料はポリイミドに限定されるものではな
く、また配線、接地金属もAI、An等、特に限定され
るものではない。
く、また配線、接地金属もAI、An等、特に限定され
るものではない。
発明の効果
以上述べてきたように、本発明によれば、集積回路上の
配線間の信号干渉を防ぎ、マイクロ波帯域での集積回路
動作を確実に実現することができるものである。
配線間の信号干渉を防ぎ、マイクロ波帯域での集積回路
動作を確実に実現することができるものである。
第1図は本発明の一実施例の集積回路装置の断面図、第
2図及び第3図はそれぞれ本発明の他の実施例の集積回
路装置の断面図、第4図、第5図は第1図に示す装置の
製造工程を説明するための図、第6図は従来装置の断面
図である。 1・・・絶縁膜、3・・・半導体基板、6.13・・・
配線導体、7.12.14・・・誘電体、8,1、15
・・・接地導体代理人 森 本 義 弘第 1図 第4図 第2図 Lk■ J/ 第S図 dl−二!′
2図及び第3図はそれぞれ本発明の他の実施例の集積回
路装置の断面図、第4図、第5図は第1図に示す装置の
製造工程を説明するための図、第6図は従来装置の断面
図である。 1・・・絶縁膜、3・・・半導体基板、6.13・・・
配線導体、7.12.14・・・誘電体、8,1、15
・・・接地導体代理人 森 本 義 弘第 1図 第4図 第2図 Lk■ J/ 第S図 dl−二!′
Claims (1)
- 1、信号伝送路となる配線導体と、上記配線導体を覆う
誘電体と、上記誘導体を覆い上記配線導体とは絶縁され
た接地導体を持ち、上記誘電体内に高周波信号を伝搬さ
せるようにした集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5926685A JPS61216448A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5926685A JPS61216448A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61216448A true JPS61216448A (ja) | 1986-09-26 |
Family
ID=13108395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5926685A Pending JPS61216448A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61216448A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63172447A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マイクロ波集積回路 |
JPH01290238A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-22 | Matsushita Electron Corp | 半導体装置 |
JPH05160280A (ja) * | 1991-12-05 | 1993-06-25 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路装置 |
US5502335A (en) * | 1991-10-18 | 1996-03-26 | Nec Corporation | Semiconductor device with wiring layer |
US5652557A (en) * | 1994-10-19 | 1997-07-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Transmission lines and fabricating method thereof |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP5926685A patent/JPS61216448A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63172447A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マイクロ波集積回路 |
JPH01290238A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-22 | Matsushita Electron Corp | 半導体装置 |
US5502335A (en) * | 1991-10-18 | 1996-03-26 | Nec Corporation | Semiconductor device with wiring layer |
JPH05160280A (ja) * | 1991-12-05 | 1993-06-25 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路装置 |
US5652557A (en) * | 1994-10-19 | 1997-07-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Transmission lines and fabricating method thereof |
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