JPS6121630Y2 - - Google Patents

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JPS6121630Y2
JPS6121630Y2 JP1980120766U JP12076680U JPS6121630Y2 JP S6121630 Y2 JPS6121630 Y2 JP S6121630Y2 JP 1980120766 U JP1980120766 U JP 1980120766U JP 12076680 U JP12076680 U JP 12076680U JP S6121630 Y2 JPS6121630 Y2 JP S6121630Y2
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JP
Japan
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link plate
link
chain
connecting pin
concave portion
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JP1980120766U
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JPS5744243U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内側リンクプレートと外側リンクプ
レートとを連結するリンクチエンの連結装置に関
するものである。
従来、脱穀機に装備されるフイードチエン等の
リンクチエンは、第4図に示すように、平板状の
対向した一対の内側リンクプレートaの両端部外
側に平板状の外側リンクプレートbの端部を重合
し、該重合部に連結ピンcを挿通して連鎖状に枢
結するようにしていたから、隣接する両リンクプ
レートa,bは一本の連結ピンcによつて支持さ
れているだけであつた。このため、リンクチエン
に加わる負荷は、リンクプレートa,bと連結ピ
ンcとのわずかな接触面で受けるため面圧が高く
なつてリンクプレートa,bと連結ピンcの摩耗
が早くなつて、殊に、負荷の変動が激しい脱穀機
におけるフイードチエン等ではリンクチエンが延
びて蛇行の原因となり使用寿命が短くなるという
欠点があつた。そこで、連結ピンcを大径にする
ことも提案されるが、この場合、内側プレートa
間に位置して連結ピンcが挿通するブツシユdも
大径にしなければならず、このためブツシユd間
の間隔が狭くなつてスプロケツトとの噛合が円滑
にいかなくなり、これを避けるためにはリンクチ
エン自体を大型化しなければならないという不都
合がある。さらに、リンクプレートの両側から突
出した連結ピンの端部に、往々にして藁屑等が引
掛かり、この藁屑がスプロケツトにつまつて、搬
送作業を妨げる等の問題があつた。
本考案は、上記の如き実状に鑑み創案されたも
のであつて、殊に内側リンクプレートの端部に形
成した円筒状の凹状部に、外側リンクプレートの
端部に形成した凹状部を嵌入して両リンクプレー
トを重合させて連結し、該重合部に連結ピンを挿
通してリンクチエンを形成することによつて、リ
ンクチエンに負荷が加わつたとき、該負荷を嵌入
連結した両リンクプレートの凹状部の周部による
大きな接触面積で支持することができ、もつて面
圧を小さくして耐摩耗性を向上することができ、
負荷の変動が激しい部分のチエンであつても、リ
ンクチエンが延びて蛇行を生ずることはなく、し
かも連結ピンの両端がリンクプレートから突出し
ないので藁屑等が引掛るようなこともなく円滑に
搬送作業を行うことができるリンクチエンの連結
装置を提供せんとするものである。
本考案の構成を、図面に示された一実施例によ
つて説明すれば、1は脱穀機であつて、該脱穀機
1の扱室2には扱胴3が軸架されている。一方、
扱室2の扱口には挾扼レール4とフイードチエン
5とが上下に対設されている。上記フイードチエ
ン5は第2図、第3図に示すように、内側リンク
プレート6、外側リンクプレート7、連結ピン8
並びにプツシユ9とによつて構成されているが、
内側リンクプレート6の両端部には、該内側リン
クプレート6に平行な底部10aと垂直な周部1
0bとを有して内側に向う円筒状の凹状部10が
形成されている。一方、外側リンクプレート7に
は上記凹状部10に嵌入する円筒状の凹状部11
が、外側リンクプレート7と平行な底部11aと
垂直な周部11bとを有して形成されている。そ
して、上記各凹状部10,11の底部10a,1
1aの中心には連結ピン8の挿通孔10c,11
cが穿設されているが、内側リンクプレート6の
挿通孔10cは外側リンクプレート7の挿通孔1
1cより大径となつていて、両凹状部10,11
の周部10b,11bが接当しても、内側リンク
プレート6の底部10aが連結ピン8に接当しな
いようになつている。一方、連結ピン8の両端部
は外側リンクプレート7の凹状部11内に位置し
て、挿通孔11cから抜けないように係止されて
いる。連結ピン8の中間部には、内側リンクプレ
ート6の内側に位置して前記ブツシユ9が嵌挿さ
れている。尚、図中12はチエンカバー、Sは穀
稈である。
次に、叙述の如く構成された本考案の作用につ
いて説明する。穀稈Sを脱穀するには第1図に示
すような株元部を挾扼レール4とフイードチエン
5で挾持し、穂先部を扱口から扱室2内に臨ませ
れば、扱胴3の回転によつて脱穀される。このと
き、上記フイードチエン5には、図示しない駆動
スプロケツトや挾持搬送される穀稈S等から種々
変化する負荷を受けて伸びようとする。すると、
隣接する内側リンクプレート6と外側リンクプレ
ート7とは凹状部10,11の垂直な各周部10
b,11b同志が当接支持することになつて連結
ピン8は内側リンクプレート6には当接しない。
このため、従来のように連結ピン8と各リンクプ
レート6,7とが当接していたものに比し接触面
積が著しく大きくなつて負荷の分散を図れて面圧
を小さくすることができるから、リンクプレート
の耐摩耗性が向上し、負荷の変動が激しくてもフ
イードチエン5が延びて蛇行するようなことはな
く、使用寿命も長くすることができる。しかも、
連結ピン8にはフイードチエン5に加わつた負荷
とは無関係となるから、従来のものに比し強度が
弱くてもよい。
また、連結ピン8の両端部は外側リンクプレー
ト7の凹状部11内に位置していて、外側リンク
プレート7の外方には突出していないため、藁屑
等が連結ピン8の両端部に引掛かることもない。
従つて、フイードチエン5のスプロケツトに連
結ピン8の両端部に引掛かつた藁屑等がつまつて
しまうこともなく、円滑な挾持搬送作用をするこ
とができる。しかも、連結ピン8の両端部が突出
していないから、チエンカバー12をフイードチ
エン5に可及的接近することができる。
以上、要するに、本考案は、内側リンクプレー
トの端部と外側リンクプレートの端部との重合部
に、対向する外側リンクプレート間を連結する連
結ピンを挿通して連鎖状に枢結したリンクチエン
において、上記重合部には、内側リンクプレート
に形成した内側に向う円筒状の凹状部と、該凹状
部に嵌入する外側リンクプレートに形成した凹状
部とを設けて、上記内側凹状部の周部で外側凹状
部の周部を当接支持するように連結したことか
ら、リンクチエンに負荷が加わつた場合、連結ピ
ンに無関係に両リンクプレートの凹状部同志が直
接当接して負荷を支持することとなるため、従来
の連結ピンとリンクプレートとで負荷を受けるも
のに比し、接触面積が大となつて面圧が少なくな
り、もつてリンクチエンの耐摩耗性が著しく向上
して、負荷の変動が激しい部分のチエン等であつ
ても、蛇行の原因となるリンクチエンの延びを防
止し得て、使用寿命を長くすることができる。し
かも、連結ピンには直接負荷が加わらないので、
従来のものに比し連結ピンの強度が弱くてもよ
く、凹状部を設けた外側リンクプレート間を連結
する連結ピンは、外側リンクプレートの外方には
突出しないので、外側リンクプレートの外方には
突出しないので、連結ピンの両端部に藁屑等が引
掛かることはなく、円滑に搬送作業を行うことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るリンクチエンの連結装置
の一実施例を示すものであつて、第1図は脱穀機
の側面図、第2図はフイードチエンの拡大正面
図、第3図は同上断面図、第4図は従来例を示す
断面図である。 図中、5はフイードチエン、6は内側リンクプ
レート、7は外側リンクプレート、8は連結ピ
ン、10,11は凹状部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側リンクプレートの端部と外側リンクプレー
    トの端部との重合部に、対向する外側リンクプレ
    ート間を連結する連結ピンを挿通して連鎖状に枢
    結したリンクチエンにおいて、上記重合部には、
    内側リンクプレートに形成した内側に向う円筒状
    の凹状部と、該凹状部に嵌入する外側リンクプレ
    ートに形成した凹状部とを設けて、上記内側凹状
    部の周部で外側凹状部の周部を当接支持するよう
    に連結したことを特徴とするリンクチエンの連結
    装置。
JP1980120766U 1980-08-26 1980-08-26 Expired JPS6121630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980120766U JPS6121630Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980120766U JPS6121630Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5744243U JPS5744243U (ja) 1982-03-11
JPS6121630Y2 true JPS6121630Y2 (ja) 1986-06-28

Family

ID=29481437

Family Applications (1)

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JP1980120766U Expired JPS6121630Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26

Country Status (1)

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JP (1) JPS6121630Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513206A (ja) * 1998-11-20 2003-04-08 ヴィーケーアール・ホールディング・アー・エス チェーンおよびこのチェーンの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54919U (ja) * 1977-06-06 1979-01-06

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54919U (ja) * 1977-06-06 1979-01-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513206A (ja) * 1998-11-20 2003-04-08 ヴィーケーアール・ホールディング・アー・エス チェーンおよびこのチェーンの製造方法

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JPS5744243U (ja) 1982-03-11

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