JPS6121434B2 - - Google Patents

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JPS6121434B2
JPS6121434B2 JP56107876A JP10787681A JPS6121434B2 JP S6121434 B2 JPS6121434 B2 JP S6121434B2 JP 56107876 A JP56107876 A JP 56107876A JP 10787681 A JP10787681 A JP 10787681A JP S6121434 B2 JPS6121434 B2 JP S6121434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoelectric detection
coupling
coupling ring
light
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP56107876A
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JPS5810081A (ja
Inventor
Kazuya Soyama
Takashi Nakamura
Yutaka Yamaura
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Mitsubishi Electric Corp
Nagano Nihon Musen KK
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Nagano Nihon Musen KK
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Nagano Nihon Musen KK filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP56107876A priority Critical patent/JPS5810081A/ja
Priority to US06/474,642 priority patent/US4584954A/en
Priority to PCT/JP1982/000261 priority patent/WO1987000875A1/ja
Publication of JPS5810081A publication Critical patent/JPS5810081A/ja
Publication of JPS6121434B2 publication Critical patent/JPS6121434B2/ja
Priority to US07/396,182 priority patent/US4920905A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシン用検出器、特にミシンの上軸に
設けられたミシン用検出器に関するものである。
ミシン、特に工業用ミシンのごとき種々の縫製
制御を自動的に行うことのできるミシンにおいて
は、速度制御をするためのパルスジエネレータす
なわちミシンの上軸の回転速度を検出するための
パルスジエネレータ、針の上位置検知、針の下位
置検知、及び針の糸切タイミング検知等の検知を
行う必要がある。そして、従来、前記検知のため
に通常の場合着磁されたリング磁石とホール素子
とから成る検出器が用いられ、前記リング磁石を
ミシンの上軸に固定した構成を有する。
しかし、従来の検出器は、確実な検知作用を行
うために比較的大型特に厚みの大きなリング磁石
を必要とし、検出器自体が大型となるという欠点
があり、また慣性モーメントが大きいために特に
近年の高速ミシンにおいては回転部あるいは磁石
が破損するという欠点があつた。また、従来の検
出器においては、検出器に糸を巻き込むおそれが
あるという欠点があつた。
本発明は前記従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、小型、軽量であり高精度の検
知作用が行われ、かつ糸の巻き込みを防止するこ
とができるミシン用検出器を提供することにあ
る。
前記目的を達成するために、本発明は、カツプ
リングの軸にスリツプ回転可能に嵌入され、前記
軸と同心円状に遮光部を有した第一光電検出板
と、カツプリングの軸にスリツプ回転可能に嵌入
され、前記第一光電検出板の遮光部と同心円状に
且重ならない位置に遮光部を有した第二光電検出
板と、前記両検出板に挾持された位置でカツプリ
ングの軸に任意角度で嵌入・固定され、前記各光
電検出板の遮光部と同心円状に且重ならない位置
に遮光部を有した第三光電検出板と、前記カツプ
リングに固定され、前記第一及び第二の光電検出
板を圧着挾持する挾持機構と、前記ベースに固定
され、光電検出板組の両側方にそれぞれ配置され
た発光器及び受光器と、を備え、カツプリングと
ベースとの対向近接部においてカツプリング又は
ベースの一方に突出リング部を設け、カツプリン
グ又はベースの他方にリング状の溝部を設け、対
向近接部への糸のまきこみを防止すると共に、前
記各光電検出板は前記カツプリングに対してそれ
ぞれ所定の角度位置に調整できることを特徴とす
る。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を
説明する。
第1図には、本発明に係るミシン用検出器の断
面が示されている。
第1図において、ミシン用検出器は、ミシン上
軸(図示せず)に一端10aが固定されるカツプ
リング10とカツプリング10に支持され一端1
2aがミシン本体(図示せず)に係合して所定の
静止位置に保持されるベース12とを含む。カツ
プリング10とベース12との接合部にはベアリ
ング14,16が設けられ、該ベアリング14、
16によりカツプリング10はベース12内を回
転自在である。
カツプリング10の先端周囲部10bには、カ
ツプリング10の軸方向に2分割されスリツプ回
転自在なカラー18、20が貫入され、カラー1
8、20はカラー固定ネジ22によつてカツプリ
ング10に締付固定される。そして、カラー18
には、3枚の光電検出板24、26、28がカツ
プリング10の軸方向に沿つて同軸に着脱自在に
積層固定され、光電検出板24、26、28は、
カラー20によつてその一端が係止されている挾
持機構としての光電検出板押圧バネ30により押
圧され、両側の光電検出板24、28はスリツプ
回転自在であり、中間の光電検出板26は後述す
るようにカラー18に回転不能に位置決めされて
いる。したがつて、光電検出板24、28は、そ
れぞれ別個に回転できるとともに、カラー固定ネ
ジ22をゆるめてカラー18を回転させることに
より全光電検出板24、26、28をカツプリン
グ10に対して同時に回転できる。また、光電検
出板26は回転不能に位置決めされ、光電検出板
24、28は該光電検出板26に押圧バネ30に
よつて押圧されているので、前記光電検出板2
4、28が回転開始又は停止時の慣性力程度で回
転してしまうことはない。なお、カラー20は、
光電検出板押圧バネ30の一端を係止するととも
に、カツプリング10のベアリング14、16か
らの抜けを防止している。
第2図、第3図、第4図には、それぞれ光電検
出板24、26、28が示されている。
第2、3、4図において、光電検出板24は針
の下位置検知用、光電検出板26はミシン上軸の
回転速度検出のためのパルスジエネレータ用及び
針の上位置検知用、光電検出板28は針の糸切タ
イミング検知用であり、光電検出板24、26、
28は光を透通する透明材質から成る。そして、
光電検出板24、26、28には、それぞれ例え
ば印刷により形成された遮光部24a、26a、
26b、28aが同心円状に重ならない位置で配
置され、該遮光部24a、26a、26b、28
aによつて、それぞれ針の下位置検知、ミシン上
軸の回転速度検出、針の上位置検知、糸切タイミ
ング検知がなされる。また、第3図の光電検出板
26には回転止め26cが設けられ、光電検出板
26は、該回転止め26cによりカラー18に対
して所定位置で固定されている。なお、カラー1
8、20を用いずに、中間に配置される光電検出
板26の嵌合径をカツプリング10に対して摩擦
係合するように設定し、両端に配置される光電検
出板24、28の嵌合径をカツプリング10に対
して遊合するように設定すれば、両端の光電検出
板24、28をそれぞれ別個に回転できるととも
に、カラー固定ネジ22をゆるめることなく全光
電検出板24、26、28をカツプリング10に
対して同時に回転できる。
また、第1図において、光電検出板24、2
6、28の光電検出板組の両側方にはそれぞれセ
ンサーブロツク32、34が設けられ、センサー
ブロツク32はボス36によつてセンサーブロツ
ク34に位置決めされセンサーブロツク34はボ
ス38によつてベース12に位置決めされ、セン
サーブロツク32、34は固定ネジ48によりベ
ース12に固定されている。そして、センサーブ
ロツク32の光電検出板に対する面には、発光器
40a、42a、44a、46aが設けられ、セ
ンサーブロツク34の光電検出板に対する面に
は、前記発光器40a、42a、44a、46a
と対応する位置に受光器40b、42b、44
b、46bが設けられている。なお、センサーブ
ロツク32には、発光器40a、42a、44
a、46aの所望の回路が構成されたプリント基
板47aが設けられ、センサーブロツク34に
は、同様のプリント基板47bが設けられてい
る。
本発明は、前記の光電検出板24、26、28
と、4組の発光器40a、42a、44a、46
a、受光器40b、42b、44b、46bによ
り、ミシンの所望の検知を行うものである。
本発明において特徴的なことは、第1図のカツ
プリング10とベース12との対向近接部におい
て、カツプリング10には突出リング部10cが
設けられ、ベース12にはリング状の溝部12b
が設けられているので対向近接部への糸の巻き込
みを防止できる。すなわち、前記対向近接部が露
出している場合には、縫製糸がカツプリング10
近傍にたれ下がつたとき、そのたれ下がり端がき
わめて容易にカツプリング10とベアリング16
との間に巻き込まれ、上軸の停止等の事故が発生
し、またこのような巻き込み時には、ミシン用検
出器を分解して巻き込まれた糸を取り出さなけれ
ばならず、きわめて面倒な作業が必要とされると
いう問題があつた。これに対して、本実施例のよ
うに、リング状の溝部12bと突出リング部10
cとによつて二重の迷路を形成することにより、
糸はこの迷路を通り抜けることができず、前記巻
き込み事故をほぼ完全に防止することが可能とな
る。なお、本実施例によれば、前記迷路を形成す
るために、突出リング部10cがリング状の溝部
12b内に入り込んでいるため、このような迷路
を形成した場合においても、軸方向に対する全体
の厚さを増加させることがないという利点を有す
る。また、カツプリング10にリング状の溝部を
設け、ベース12に突出リング部を設けても同様
の効果を得ることができる。さらに、従来のリン
グ磁石とホール素子とから成る検出器において
も、カツプリング、ベースの対向近接部に突出リ
ング部、リング状の溝部を設けることにより同様
の効果を得ることができる。
本発明に係るミシン用検出器は以上の構成から
成り、以下その作用を説明する。
第1図において、ミシンの機種あるいは使用態
様に応じて選択された光電検出板24、26、2
8をカラー18に積層固定する。そしてミシン上
軸に固定されるカツプリング10の回転により光
電検出板24、26、28が回転し、発光器40
a、42a、44a、46aからの光が、光電検
出板24、26、28の遮光部24a、26a、
26b、28aによつて間欠的に遮られて受光器
40b、42b、44b、46bに受光され、所
望の検知作用が行われる。
本実施例においては、光電検出板24、28は
カラー18に対してそれぞれ別個にスリツプ回転
できるので、光電検出板24、28の遮光部24
a、28aをカツプリング10に対してそれぞれ
所定の角度位置に調整できる。また、光電検出板
26はカラー18に回転不能に位置決め固定され
ているが、カラー固定ネジ22をゆるめることに
よりカラー18を回転できるので、光電検出板2
4、26、28をカツプリング10に対して同時
に回転させ、光電検出板24、26、28の遮光
部24a、26a、26b、28aをカツプリン
グ10に対して同時に所定の角度位置に調整でき
る。さらに、カラー固定ネジ22をゆるめること
によつてカラー18を取りはずすことができるの
で、ミシンの種類あるいは使用態様に応じて光電
検出板24、26、28を交換でき、したがつ
て、所望の遮光部を有する光電検出板をミシン用
検出器に取り付けることができる。
以上のように、本発明によれば、検知位置の調
整が容易なミシン用検出器を得ることができる。
さらに、本発明においては、カツプリング10
とベース12との対向近接部において、カツプリ
ング10には突出リング10cが設けられ、ベー
ス12にはリング状の溝部12bが設けられてい
るので、対向近接部への糸の巻き込みを防止する
ことができる。
以上説明したように、本発明に係るミシン用検
出器によれば、小型、軽量かつ簡易な構成であり
高精度の検知作用が行われかつ検知位置の調整が
容易なミシン用検出器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るミシン用検出器の断面
図、第2図、第3図、第4図はそれぞれ光電検出
板24、26、28の説明図である。 各図中同一部材には同一符号を付し、10はカ
ツプリング、10aはカツプリング10の一端、
10cはカツプリング10の突出リング部、12
はベース、12aはベース12の一端、12bは
ベース12のリング状の溝部、24、26、28
は光電検出板、24aは光電検出板24の遮光
部、26a、bは光電検出板26の遮光部、28
aは光電検出板28の遮光部、40a、42a、
44a、46aは発光器、40b、42b、44
b、46bは受光器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミシン上軸に固定されたカツプリングと、カ
    ツプリングに支持された一端がミシン本体に係合
    して所定の静止位置に保持されるベースと、 を含み、前記カツプリングとベースとの相対回
    転位置を検出することで上軸の回転速度、針の
    上・下位置、糸切タイミングの検知を行うミシン
    用検出器において、 カツプリングの軸にスリツプ回転可能に嵌入さ
    れ、前記軸と同心円状に遮光部を有した第一光電
    検出板と、 カツプリングの軸にスリツプ回転可能に嵌入さ
    れ、前記第一光電検出板の遮光部と同心円状に且
    重ならない位置に遮光部を有した第二光電検出板
    と、 前記両検出板に挾持された位置でカツプリング
    の軸に任意角度で嵌入・固定され、前記各光電検
    出板の遮光部と同心円状に且重ならない位置に遮
    光部を有した第三光電検出板と、 前記カツプリングに固定され、前記第一及び第
    二の光電検出板を圧着挾持する挾持機構と、 前記ベースに固定され、光電検出板組の両側方
    にそれぞれ配置された発光器及び受光器と、を備
    え、 カツプリングとベースとの対向近接部において
    カツプリング又は、ベースの一方に突出リング部
    を設け、カツプリング又はベースの他方にリング
    状の溝部を設け、対向近接部への糸のまきこみを
    防止すると共に、前記各光電検出板は前記カツプ
    リングに対してそれぞれ所定の角度位置に調整で
    きることを特徴とするミシン用検出器。
JP56107876A 1981-07-10 1981-07-10 ミシン用検出器 Granted JPS5810081A (ja)

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JP56107876A JPS5810081A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 ミシン用検出器
US06/474,642 US4584954A (en) 1981-07-10 1982-07-10 Detector for use on sewing machines
PCT/JP1982/000261 WO1987000875A1 (fr) 1981-07-10 1982-07-10 Detecteur pour machine a coudre
US07/396,182 US4920905A (en) 1981-07-10 1989-08-21 Detector for use on sewing machines

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JPS5810081A JPS5810081A (ja) 1983-01-20
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DE3600938C1 (de) * 1986-01-15 1987-08-06 Pfaff Haushaltmasch Impulsgeber fuer einen Naehmaschinenantrieb
JP2003062374A (ja) * 2001-08-30 2003-03-04 Juki Corp ミシン

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JPS5810081A (ja) 1983-01-20

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