JPS61214295A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS61214295A
JPS61214295A JP60054545A JP5454585A JPS61214295A JP S61214295 A JPS61214295 A JP S61214295A JP 60054545 A JP60054545 A JP 60054545A JP 5454585 A JP5454585 A JP 5454585A JP S61214295 A JPS61214295 A JP S61214295A
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JP
Japan
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circuit
voltage
level
signal
ecl
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Pending
Application number
JP60054545A
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English (en)
Inventor
Shuichi Miyaoka
修一 宮岡
Masanori Odaka
小高 雅則
Katsumi Ogiue
荻上 勝己
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、例えば、
周辺回路がECL回路を含み、メモリアレイがCMO3
回路によって構成されたスタティック型RAM (ラン
ダム・アクセス・メモリ)に利用して有効な技術に関す
るものである。
〔背景技術〕
CM OSスタティック型RAM (ランダム アクセ
ス メモリ)をECL (エミッタ カップルド ロジ
ック)回路により直接アクセスするようにしたCMO3
ECLコンパチブルRAMが、アイニスニスシー ダイ
ジェスト オブ テクニカル ペーパーズ(ISSCD
IGES1’ OF TECJINICALPAII!
R5)誌の1982年、2月号、 pp248〜249
によって公知である。また、CMOSスタティック型R
AMの高速化のために、バイポーラ型トランジスタを用
いたものが特開昭56−58193号公報、日経マグロ
ウヒル社1984年5月21日付「日経エレクトロニス
クコ頁198等により提案されている。
本願出願人においては、CMOSスタティック型RAM
の高速化のために、アドレスバッファ及びデータ入出力
回路の一部にバイポーラ型トランジスタにより構成され
たECL回路を組み込んだRAMを既に開発した。この
ようなECL回路とCMO3回路とを組み合わせたRA
Mおいて、ECL回路側は、その動作電流が定電流源に
よって規定されるため、電源電圧の変動に対して消費電
流と動作速度がはソ′一定になる。これに対して、CM
OS回路側は、電源電圧の上昇とともに動作電流が増大
し、動作速度も速くなる。したがって、RAM全体とし
ての性能である消費電流は上限電源電圧による比較的大
きな消費電流により決定されるのに対して、動作速度は
下限電源電圧による比較的遅い動作速度により決定され
てしまうという不都合が生じる。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、動作速度と消費電力の電源依存性を
減少させた半導体記憶装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、ECL側回路の動作電流を電源電圧の上昇に
伴って減少させることにより、CMOS回路側の動作電
流の増大を補償するとともに、上記電源電圧の上昇によ
るCMOS回路側の動作速度の高速化によりECL側回
路の動作速度の低下を補償して、RAM全体として消費
電力と動作速度の電源依存性を減少させるものである。
(実施例〕 第1図には、この発明の一実施例の回路図が示されてい
る。特に制限されないが、同図のRAMは、公知の集積
回路技術によって1個の単結晶シリコンのような半導体
基板上に形成される。なお、同図において、Pチャンネ
ルMO3FETは、そのソース・ドレイン間に直線を付
加することによってNチャンネル型と区別している。
メモリセルMCは、その1つの具体的回路が代表として
示されており、Nチャンネル型の記憶用MO5FETQ
I、Q2のゲートとドレインは、互いに交差結線される
。特に制限されないが、上記MOSFETQ1.Q2の
ドレインと電源電圧Vccとの間には、情報保持用のポ
リ (多結晶)シリコン層で形成された高抵抗R1,R
2が設けられる。上記MO3FETQ1.Q2の共通接
続点と相補データ線DO,DOとの間にNチャンネル型
伝送ゲートMO3FETQ3.Q4が設けられる。他の
メモリセルMCも相互において同様な回路構成にされて
いる。これらのメモリセルは、マトリックス状に配置さ
れている。同じ行に配置されたメモリセルの伝送ゲート
MO3FETQ3゜Q4等のゲートは、それぞれ例示的
に示された対応するワード線W O+ W n等に共通
に接続され、同じ列に配置されたメモリセルの入出力端
子は、それぞれ例示的に示された対応する一対の相補デ
ータ(又はビット)線DO,丁0及びDi、DI等に接
続される。
上記メモリセルMCにおいて、それを低消費電力にさせ
るため、その抵抗R1は、MOS F ETQlがオフ
状態にされているときのMO3FETQ2のゲート電圧
をしきい値電圧以上に維持させることができる程度の高
抵抗値にされる。同様に抵抗R2も高抵抗値にされる。
言い換えると、上記抵抗R1は、MOS F ETQ 
1のドレインリーク電流によってMO3FETQ2のゲ
ート容M(図示しない)に蓄積されている情報電荷が放
電させられてしまうのを防ぐ程度の電流供給能力を持つ
ようにされる。なお、上記抵抗R1,R2に代え、Pチ
ャンネルMO5FETを用いるものであってもよい。
上記メモリアレイM−ARYにおける代表として示され
た一対の相補データ線DO,Doと電源電圧Vccとの
間には、特に制限されないが、Nチャンネル負荷MO3
FETQ5.Q6が設けられる。他の代表として示され
た相補データ線DI。
″51にも同様なMOSFETQ7.G8が設けられる
同図において、ワード線WOは、XアドレスデコーダX
DCRを構成するノア(NOR)ゲート回路G1で形成
された出力信号によって選択される。このことは、池の
ワード線Wnについても同様である。
上記XアドレスデコーダX [’+ CRは、相互にお
いて類似のノアゲート回路Gl、02等により構成され
る。これらのノアゲート回路G1.G2等の入力端子に
は、後述するように複数ビットからなる外部゛?ドレス
信号AO〜At(図示しない適当な回路装置から出力さ
れたアドレス信号)を受けるXアドレスバッファXAD
Bで形成された内部相補アドレス信号が所定の組合せに
より印加される。なお、上記XアドレスデコーダXDC
Hの単位回路は、それぞれ1つのノアゲート回路CI。
02等によって示しているが、アドレスデコーダ全体の
ゲート数を減少させること、及び寄生入力容量を減らす
こと等のため、プレデコーダを配置する等のように複数
段に分割して構成することが望ましい。
上記メモリアレイにおける一対の相補データ線DO,D
o及びDi、丁1は、それぞれデータ線選択のための伝
送ゲートMO3FETQ9.QIO及びQll、G12
から構成されたカラムスイッチ回路を介してコモン相補
データ線CD、CDに接続される。
上記カラムスイッチ回路を構成するMOS F ETQ
9.QIO及びQll、G12のゲートには、それぞれ
YアドレスデコーダYDCRによって形成さた選択信号
が供給される。このYアト【ノスデコーダYDCRは、
上記同様な相互において類似のノアゲート回路G3,0
4等により構成される。
これらのノアゲート回路G3.04等には、複数ビット
からなる外部アドレス信号AO−Aj(図示しない適当
な回路装置から出力されたアドレス信号)を受けるYア
ドレスバッファY−ADBで形成された内部相補アドレ
ス信号が所定の組合せにより印加される。
上記コモン相補データ線CD、CDは、読み出し回路R
Aの入力端子と、書込み回路WAの出力端子に接続され
る。上記読み出し回路RAは、共通相補データ線CD、
C万の読み出し信号を増幅するセンスアンプと、ECL
出力回路とを含みECLレベルの読み出し信号を出力端
子Doutへ送出する。書込み回路WAは、入力端子D
inから入力されるECLレベルの書込みデータ信号を
増幅して、CMOS L・ベルの書き込み信号を形成し
て上記共通相補データ線CD、CD″に送出する。
タイミング制御回路TCは、外部端子WE、C5・らの
制御信号を受けて、上記読み出し回路RA、書込み回路
WAの動作制御信号等を形成する。
上記XアドレスデコーダXDCRは、その1つの回路(
単44回路)が代表として示されている。
すなわち、外部端子AOからのアドレス信号は、バイポ
ーラ型トランジスタT1、レベルシフトダイオードDI
と、その動作電流を形成する電流源としてのMOSFE
TQI3からなるエミッタフォロワ回路を介して、次の
ECL回路に供給される。ECL回路は、差動トランジ
スタT 2 r 73と、その共通エミッタに設けられ
、その動作電流を形成する電流源としてのMOSFET
QI 4と、上記差動トランジスタT2.T3のコレク
タに設けられた負荷抵抗R3,R4とにより構成される
上記電流源としてのM OS F F、 T Q 13
 、  Q 14は、そのゲートに後述する電圧発生回
路からの制御電圧VBが供給されることによって可変電
流を形成する。上記一方の差動トランジスタT2のベー
スには、上記エミッタフォロワ回路の出力信号が供給さ
れ、他方の差動トランジスタT3のペースには、ロジッ
クスレッショルド電圧としての基準電圧vhbが供給さ
れる。以上の各回路素子により、入力回路IBが構成さ
れる。
上記入力回路TBO差動増幅トランジスタT2゜T3の
コレクタから送出され、外部端子AOから供給されたア
ドレス信号と同相のアドレス信号と逆相のアドレス信号
とからなるECLレベルの相補信号は、次のレベル変換
回路LVCによってCMOSレベルに変換される。すな
わち、上記相補信号は、PチャンネルMO3FETQ1
5.Ql6のゲートに供給される。これらのMOS F
 ETQ15.Ql6のドレインには、電流ミラー形態
にされたNチャンネルMO5FETQ1?、Ql8が設
けられる。このようなMO3増幅回路は、上記Pチャン
ネルMO3FETQI 5とQl6のゲートに互いに逆
相の相補信号が供給されるので、MO5FETQI 5
.Ql 6のドレイン電流が差動的に流れる。例えば、
MO3FETQI 5の電流が相対的大きくされると、
MO5FETQ16の電流は相対的に小さくされる。こ
の場合には上記MO3FETQI 5を通して大きな電
流が電流ミラー形態のMO3FETQI 7に供給され
るので、これに従ってMO3FETQI 8の電流も大
きくされる。したがって、相補的にPチャンネルMO3
FETQI 6とNチャンネルMOS F ETQlB
が動作させられるので、その出力N1からははゾ回路の
接地電位のようなロウレベルの出力信号が得られる。ま
た、逆の入力信号によってMO5FETQ16の電流が
相対的に太き(されると、MO5FETG)、15の電
流が相対的に小さくされる結果、上記電流ミラー形態の
MO3FETQ1?、Ql8の動作電流が小さくなり、
出力N1からははゾ電源電圧Vccのようなハイレベル
の出力信号が得られる。
以上のレベル変換回路によって形成された内部アドレス
信号と逆相のアドレス信号(N2)を形成するため、上
記類イ以のMO5FETQI 9〜Q22により構成さ
れたレベル変換回路が設けりれる。このレベル変換回路
の入力であるM OS F ETQ19.Q10のゲー
トには、上記の場合と逆相のECLレベルの相補信号が
供給される。
この実施例では、上記アドレスデコーダを構成する多数
のゲート回路の入力容量からなる比較的大きな容量値の
負荷容量を高速で駆動するため、次の出力回路OBが設
けられる。すなわち、上記レベル変換回路LVCによっ
て形成された相補信号のうちの一方の出力信号N1は、
バイポーラ型NPN出力トランジスタT4のベースに供
給される。この出力トランジスタT4は、容量性負荷の
充電を行う、上記出力トランジスタT4とカスケード接
続された上記同様な出力トランジスタT5は、上記容量
性負荷の放電を行う。この出力トランジスタT5を上記
出力トランジスタT4に対して相補的に動作させるため
、トランジスタT5のベースとコレクタとの間にMO3
FETQ23が設けられる。このMO3FETQ23の
ゲートには、上記レベル変換回路LVCによって形成さ
れた相補信号のうちの他方の出力信号N2が供給される
。上記出力トランジスタT5のベースと負の電源電圧−
Veeとの間には、その出力信号aOを受けるMOSF
ETQ24が設けられる。
上記出力信号aQと逆相の出力信号aOを形成する出力
回路も上記類似のトランジスタT6.T7及びMO3F
ETQ25.Q26から構成される。ただし、容量性負
荷の充電を行う出力トランジスタT6のベースには、上
記他方のレベル変換出力信号N2が供給され、容量性負
荷の放電を行う出力トランジスタT7のベースとコレク
タの間に設けられたMO3FETQ25のゲートには、
上記一方のレベル変換出力信号Nlが供給される。
この出力回路OBの動作は、次の通りである。
上記一方のレベル変換出力信号N1がハイレベル(回路
の接地電位)なら、出力トランジスタT4はオン状態に
されて、出力信号aOをハイレベルにする。この時、他
方のレベル変換出力信号N2はロウレベル(負の電源電
圧−Vie)であるため、MO3FETQ23がオフ状
態にされ、上記出力(fr号aOのハ・fレベルによっ
てMO3FETQ24はオン状態にされる。上記MO3
FE′rQ24のオン状態によって出力トランジスタT
5のベースには、はりロウレベルが供給される。これに
より、出力トランジスタT5はオフ状態にされる。
したがって、容量性負荷が高速に充電され、出力信号a
Oは高速にハイレベルに充電される。
上記状態から、上記一方のレベル変換出力信号がN10
ウレベルに、他方のレベル変換出力信号N2がハイレベ
ルに変化すると、上記一方のレベル変換出力N1のロウ
レベルによって出力トランジスタT4は、オフ状態にさ
れる。上記他方のしベル変換出力信号N2のハイレベル
によって、MOSFETQ23はオン状態にされる。こ
のMOSFETQ23のオン状態によって、出力信号a
Oのハイレベルは、出力トランジスタT5のベースに供
給されることによって、この出力トランジスタT5をオ
ン状態にさせる。言い換えれば、MOSFETQ23の
オン状態によって出力トランジスタT5は、そのベース
とコレクタが接続されることによって、ダイオード形態
にされ、ハイレベルの出力信号aOを高速に放電させる
。この時、出力信号aOのハイレベルによってMOS 
F ETQ24は、オン状態にされているものであるが
、MO3FETQ23に比べてそのコンダクタンスが小
さく設定されていることによって、上記出力トランジス
タT5のオン動作を阻害しないようにされる。
上記出力信号aOと逆相の出力信号TOを形成する出力
回路の動作は、上記レベル変換出力信号が逆相で供給さ
れることによって、上記の場合とは出力トランジスタT
6.T7が逆にオン/オフ制御される。
なお、出力トランジスタT5が飽和領域で駆動されるこ
とを防止するため、MO3FETQ23のドレインが回
路の接地電位ではなくトランジスタT5のコレクタに接
続され、同様にトランジスタT7が飽和領域で駆動され
ることを防止するため、MOSFETQ25のドレイン
が回路の接地電位ではなく、トランジスタT7のコレク
タに接続されている。これによって、スイッチング動作
の高速化を図っている。
この実施例では、アドレスバッファの出力部に電流駆動
能力の大きなバイポーラ型トランジスタを用いることに
よって、その負荷としてのアドレスデコーダを構成する
多数のMOSFETのゲートに付加されるゲート容量等
の比較的大きな容量値にされた寄生容量の充電/放電を
高速に行うことができる。このような出力回路OBは、
図示しないが上記第1図におけるアドレスデコーダXD
CR,YDCRの出力部、あるいはプレデコーダの出力
部にも設けることによって、メモリアレイの選択動作の
高速化を図ることができる。
この実施例では、上記アドレスバッファにおける入力回
路INの動作電流を制御するため、次の電圧発生回路が
設けられる。
電圧発注回路は、ECLレベルの信号を扱う論理回路の
動作電流を制御する電流源制御回路を構成し、電源電圧
−Veeの絶対値的な変動に対して逆比例的に変化する
制御電圧VBを形成する。すなわち、回路の接地電位点
と電源電圧−Veeとの間には、分圧抵抗R5,R6が
設けられる。この分圧抵抗R5,R6によって形成され
た分圧電圧は、NPNトランジスタT8のベースに供給
される。このトランジスタT8のコレクタとエミッタの
それぞれには、反転増幅回路としての利得設定を行う抵
抗R7,R8が設けられる。上記抵抗R7とR8の比を
適当に設定することによって、上記トランジスタT8の
コレクタから上記分圧電圧(電源電圧−Vee)の変動
に対して逆比例的に変化する電圧信号が形成される。こ
の電圧信号は、エミッタフォロワトランジスタT9のベ
ースに供給される。このトランジスタT9のエミッタに
はレベルシフト用ダイオードD2.D3と負荷抵抗RI
Oが直列形態に設けられる。上記トランジスタT9のコ
レクタは、特に制限されないが、抵抗R9を介して回路
の接地電位点に接続される。これによって、上記電圧信
号は、トランジスタT9のベース、エミッタ及びダイオ
ードD2.D3を通してレベルシフトされ、上記電流源
としてのMO白FETQ13.Q14のゲート等に供給
される制御電圧VBとして送出される。すなわち、この
制御電圧VBは、上記代表として示された単位のアドレ
スバッファにおける入力回路rBの他、同様なアドレス
バッファXADB及びYADBの入力回路、書き込み回
路WA、読み出し回路RA及び制御回路TCにおけるE
CL回路の動作電流を形成する各MOS F ETの制
御電圧として用いられる。
上記電圧発生回路は、電源電圧−veeの絶対値的な変
動に対して逆比例的に変化する制御電圧VBを形成して
、各ECL回路の動作電流を制御するものである。例え
ば、電源電圧−Veeのレベルが絶対値的に太き(され
ると、上記制御電圧VBは、これと逆比例的に絶対値的
に小さくされる。
このような制御電圧VBがそのゲートに供給される電流
源としてのMOSFET、TQI 3.Ql 4等は、
その動作電流が小さくされる。
このような可変電流源によりECL回路側の動作電流を
設定することにより、例えば上述のように電源電圧−V
eeの変動に対して、ECLレベルの信号を扱う各論理
回路の動作電流が減少させられることによって、消費電
流が減少させられるとともにその動作速度が比較的遅(
される。しかしながら、0M05回路側においては、そ
の動作電流が増加するとともにその動作速度が速くされ
る。
したがって、RAM全体の動作速度と消費電流は、上記
ECL回路側とCMOS回路側の動作速度と消費電流の
変動が互いに補償しあうようにされる。
この結果、RAM全体としては、その動作速度と消費電
流の電源電圧依存性が減少させられる。
第2図には、上記入力回路IBの他の一実施例の回路図
が示されている。この実施例では、第1図に示した上記
MO3FETQI 3.Ql 4に代え、NPN l−
ランジスタTIO,Tllと、そのエミッタ抵抗R11
,R12が用いられる。上記トランジスタTIO,Tl
lは、そのベースに上記制御電圧VBが供給されること
によって、上記同様な可変電流源としての動作を行う。
ただし、MOSFETとバイポーラ型トランジスタとで
は、その動作特性が異なることにより、制御電圧VBは
、それぞれの素子特性に従った電圧に設定されるもので
ある。
〔効 果〕
(1) E CL回路の動作電流を電源電圧の変動に対
して逆比例的に変化させることにより、ECL回路とC
MO3回路における動作速度と消費電流とを互いに打ち
消すように作用させることができる。
これによって、RAM全体の動作速度と消費電流の電源
電圧依存性が減少されるから、動作の高速化及び/又は
低消費電力化を図ることができるという効果が得られる
。すなわち、動作速度や消費電流が電源依存性を持つと
、前述のようにそのワーストケースによってそれぞれが
決定されてしまうからである。
(2)上記(11により、動作速度の電源依存性が減少
させられることにより、常にはり一定の動作サイクルで
書き込み/読み出しを行うことができるという効果が得
られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、ECLレベル
の信号をCMOSレベルに変換するレベル変換回路は、
複数段のCMOSインバータ回路等を利用するもの等種
々の実施形態を採ることができる。また、その出力回路
は、CMOSインバータ回路により構成するものであっ
てもよい。さらに、電源電圧の変動に対して逆比例的に
変化する制御電圧を形成する回路は、何であってもよい
〔利用分野〕
この発明は、ECL回路とCMO5回路との組み合わせ
で構成された半導体記憶装置に広(利用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図、第2図は
、その入力回路の他の一実施例を示す回路図である。 XADB・・Xアドレスバッファ、YADB・・Yアド
レスバッファ、XDCR・・Xアドレスデコーダ、YD
CR・・Yアドレスデコーダ、MC・・メモリセル、W
A・・書込み回路、RA・・読み出し回路、TC・・タ
イミング制御回路、1B・入力回路、LVC・・レベル
変換回路、OB・・出力回路 VC

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ECLレベルの外部信号を受ける入力回路と、この
    入力回路の出力信号を受けてCMOSレベルに変換する
    レベル変換回路と、このレベル変換回路の出力を受けて
    CMOSレベルの選択信号を形成するアドレスデコーダ
    回路と、このアドレスデコーダ回路によって選択される
    CMOS構成のメモリアレイと、このメモリアレイから
    の読み出し信号を受けて、外部端子へECLレベルの読
    み出し信号を送出する出力回路と、上記ECLレベルの
    信号を扱う論理回路の動作電流を電源電圧の変動に対し
    て逆比例的に制御する電流源制御回路とを含むことを特
    徴とする半導体記憶装置。 2、上記電流源制御回路は、電源電圧の分圧出力を受け
    て、電源電圧の変動に対して逆比例的な電圧信号を形成
    する反転増幅回路を含むものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
JP60054545A 1985-03-20 1985-03-20 半導体記憶装置 Pending JPS61214295A (ja)

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