JPS61213273A - インクジエツトまたはスプレ−染色用インク組成物 - Google Patents
インクジエツトまたはスプレ−染色用インク組成物Info
- Publication number
- JPS61213273A JPS61213273A JP60053364A JP5336485A JPS61213273A JP S61213273 A JPS61213273 A JP S61213273A JP 60053364 A JP60053364 A JP 60053364A JP 5336485 A JP5336485 A JP 5336485A JP S61213273 A JPS61213273 A JP S61213273A
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- Japan
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- water
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- dispersant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はインクジェットまたはスプレー染色用インク組
成物に関し、特にノズル吐出性および分散安定性にすぐ
れ、さらにすぐれたにじみ防止効果を付与できるインク
ジェットまたはスプレー染色(以下インクジェットと略
記する場合がある)用インク組成物に関するものである
。
成物に関し、特にノズル吐出性および分散安定性にすぐ
れ、さらにすぐれたにじみ防止効果を付与できるインク
ジェットまたはスプレー染色(以下インクジェットと略
記する場合がある)用インク組成物に関するものである
。
近年カラーインクジェットプリントの技術の進展にとも
ない、例えば特開昭54−18975などに示されるよ
うに、これを布帛の捺染に利用しようとすることが試み
られている。
ない、例えば特開昭54−18975などに示されるよ
うに、これを布帛の捺染に利用しようとすることが試み
られている。
布帛に利用しようとすると、紙に印字する場合にくらべ
、色が薄く見えたり、Kじみが大きいという問題が生ず
る。
、色が薄く見えたり、Kじみが大きいという問題が生ず
る。
また、染色対象となる布帛の種類は紙にくらべ多糧多様
である。これらが原因し効果の大きい共通したにじみ防
止手段および布帛用のインクジ勺ト用インクは未だ開発
されているとは云い難い状況にある。
である。これらが原因し効果の大きい共通したにじみ防
止手段および布帛用のインクジ勺ト用インクは未だ開発
されているとは云い難い状況にある。
水不溶性染顔料の分散剤の例としては、特開昭56−1
28370.56−128371などに非イオン系の分
散剤が、また特開昭51−49982には水不溶性染料
、分散剤および水浴性樹脂によ不水浴性樹脂系染料組成
物が開示されている。これらは一般の捺染および連続染
色への適用を意図したものであるが、これらの染料組成
物をそのままインクジェット用インクとして用いた場合
は種々の問題が生ずる。たとえば水溶性樹脂が含有され
たインクは一般に粘度が上り、吐出性が著しく阻害され
る。また逆に低粘度にすると分散染料の分散安定性が悪
くなり、連続吐出が難しく、均一性に欠け、また当然に
じみがさらに大きくなる。
28370.56−128371などに非イオン系の分
散剤が、また特開昭51−49982には水不溶性染料
、分散剤および水浴性樹脂によ不水浴性樹脂系染料組成
物が開示されている。これらは一般の捺染および連続染
色への適用を意図したものであるが、これらの染料組成
物をそのままインクジェット用インクとして用いた場合
は種々の問題が生ずる。たとえば水溶性樹脂が含有され
たインクは一般に粘度が上り、吐出性が著しく阻害され
る。また逆に低粘度にすると分散染料の分散安定性が悪
くなり、連続吐出が難しく、均一性に欠け、また当然に
じみがさらに大きくなる。
本発明者らの検討によれば、水不溶性染顔料を用いたイ
ンクジェット用のインク組成物として具備すべき主な性
質としては、 ω 低粘度であること(好ましくは3 Q cps以下
)■ 低粘度で分散安定性が良好であること、G) 粒
度が1μ以下であること、 (4)表面張力が40〜70 dyn/cmの範囲にあ
ること、(5) Kじみ防止性が加味されたインク組
成であること、等がある。これらは従来の捺染用および
連続染色用組成物に要求される特性とは大きく異なるも
のといえ、従来上記ω〜(9項目を全て満足するインク
ジェット用組成物は見出されていないのが現状である。
ンクジェット用のインク組成物として具備すべき主な性
質としては、 ω 低粘度であること(好ましくは3 Q cps以下
)■ 低粘度で分散安定性が良好であること、G) 粒
度が1μ以下であること、 (4)表面張力が40〜70 dyn/cmの範囲にあ
ること、(5) Kじみ防止性が加味されたインク組
成であること、等がある。これらは従来の捺染用および
連続染色用組成物に要求される特性とは大きく異なるも
のといえ、従来上記ω〜(9項目を全て満足するインク
ジェット用組成物は見出されていないのが現状である。
本発明の目的は、低粘度で分散安定性くすぐれ、同時に
Kじみ防止性を付与できるインクジェット用又はスプレ
ー染色用インク組成物を提供することにある。
Kじみ防止性を付与できるインクジェット用又はスプレ
ー染色用インク組成物を提供することにある。
本発明は、疎水基として芳香環を有し親水基としてスル
ホン酸塩基または硫酸エステル塩基を有すると共に該芳
香環の数が該親水基1個当プ3個以上である分散剤と水
不溶性染顔料とを必須成分として含有することを特徴と
するインクジェットまたはスプレー染色用インク組成物
である。
ホン酸塩基または硫酸エステル塩基を有すると共に該芳
香環の数が該親水基1個当プ3個以上である分散剤と水
不溶性染顔料とを必須成分として含有することを特徴と
するインクジェットまたはスプレー染色用インク組成物
である。
本発明のインクジェット用インクは、低粘度で分散安定
性が良好であり、吐出性に著しくすぐれ、しかも、布帛
、特にカチオン系化合物または/および金属塩で前処理
された布帛に対し、凝集作用を示し、顕著なインクのに
じみ防止効果を付与できるのである。
性が良好であり、吐出性に著しくすぐれ、しかも、布帛
、特にカチオン系化合物または/および金属塩で前処理
された布帛に対し、凝集作用を示し、顕著なインクのに
じみ防止効果を付与できるのである。
従来から、水溶性の染料インクを用い、紙に対して金属
塩やカチオン性物質を前処理することは知られているが
、驚くべきことに本発明者らの検討によれば本発明の水
不溶性染顔料インクを用いて得られるにじみ防止レベル
は水溶性染料を用いて得られるレベルよりさらに高いの
である。
塩やカチオン性物質を前処理することは知られているが
、驚くべきことに本発明者らの検討によれば本発明の水
不溶性染顔料インクを用いて得られるにじみ防止レベル
は水溶性染料を用いて得られるレベルよりさらに高いの
である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の水不溶性染顔料の分散剤は、染料、顔料を包含
し易い分散剤である。本発明のインクは前処理された布
帛上で分散していた染顔料が凝集して水と染顔料に分離
し、染顔料を含まない水は布帛上に拡散しても染顔料は
ほとんど拡散しないためにじみが防止できるものである
。本発明はこのような性質を明確に7Ff%定の分散剤
を見出した点に%徴を有する。
し易い分散剤である。本発明のインクは前処理された布
帛上で分散していた染顔料が凝集して水と染顔料に分離
し、染顔料を含まない水は布帛上に拡散しても染顔料は
ほとんど拡散しないためにじみが防止できるものである
。本発明はこのような性質を明確に7Ff%定の分散剤
を見出した点に%徴を有する。
すなわち、本発明の分散剤は、疎水基として芳香環を有
し親水基としてスルホン酸塩基(−805M )または
硫酸エステル塩基(−0−8O,M )を有し、かつ親
水性基1個当り芳香環が3個以上存在するアニオン系分
散剤であることを本質とする。上記においてMdアンモ
ニア、アミン、1価の金属(アルカリ金属)等でア)、
特にアンモニア、アミンが好ましい。芳香環としては単
環状芳香環すなわちベンゼン核が好ましいがナフタリン
環等でもよい。上記アニオン性基からなる親水基1個@
プ少なくとも3個の芳香環が存在すれば親水基の数には
49に制限はないが、親水基が1個のものが好結果をも
たらす。この場合芳香環の数は3〜10個が一般的であ
る。本発明の分散剤はカチオン系化合物または/および
金属塩で前処理された布帛と結合し、インクを凝集させ
、にじみ防止性を付与する。
し親水基としてスルホン酸塩基(−805M )または
硫酸エステル塩基(−0−8O,M )を有し、かつ親
水性基1個当り芳香環が3個以上存在するアニオン系分
散剤であることを本質とする。上記においてMdアンモ
ニア、アミン、1価の金属(アルカリ金属)等でア)、
特にアンモニア、アミンが好ましい。芳香環としては単
環状芳香環すなわちベンゼン核が好ましいがナフタリン
環等でもよい。上記アニオン性基からなる親水基1個@
プ少なくとも3個の芳香環が存在すれば親水基の数には
49に制限はないが、親水基が1個のものが好結果をも
たらす。この場合芳香環の数は3〜10個が一般的であ
る。本発明の分散剤はカチオン系化合物または/および
金属塩で前処理された布帛と結合し、インクを凝集させ
、にじみ防止性を付与する。
本発明の分散剤の代表例としては次のような一般式で示
嘔れる分散剤があけられる。
嘔れる分散剤があけられる。
Qはベンゼン核またはす7タレン核、
R1はベンゼン核またはナフタレン核を含有する基、m
は2〜5、 R3は低級アルキル、ノ・ロゲンなどの非芳香族の基、
n#i0〜3. 2は2価の置換基、 Mはアンモニア、アミン、1価の金属を示す。
は2〜5、 R3は低級アルキル、ノ・ロゲンなどの非芳香族の基、
n#i0〜3. 2は2価の置換基、 Mはアンモニア、アミン、1価の金属を示す。
上記一般式で示される分散剤の具体例としては次のもの
が挙げられる。
が挙げられる。
これら分散剤は少なくとも一種を含めばよい。
本発明においては補助的に本発明以外の分散剤を少量用
いることができるが、本発明の効果を得るためには本発
明の分散剤を主成分とする必要がある。
いることができるが、本発明の効果を得るためには本発
明の分散剤を主成分とする必要がある。
本発明の分散剤の中で%にアンモニウムまたはアミン塩
は乾熱や湿熱等の固着工程で変化を受けあるいは受は易
く、不溶性の分散剤に近づく。従って、洗浄無しでも比
較的染色堅牢度の低下が少なく、また、水を滴下した時
に水の跡が残るいわゆる“キラツキ1現象が著しく軽減
されるため、特に好ましい分散剤である。
は乾熱や湿熱等の固着工程で変化を受けあるいは受は易
く、不溶性の分散剤に近づく。従って、洗浄無しでも比
較的染色堅牢度の低下が少なく、また、水を滴下した時
に水の跡が残るいわゆる“キラツキ1現象が著しく軽減
されるため、特に好ましい分散剤である。
本発明分散剤の使用量は水不溶性染顔料に対して、5〜
100重量(*)、好ましくは10〜5011m(チ)
である。
100重量(*)、好ましくは10〜5011m(チ)
である。
分散化処理方法は公知のボールミル、コロイドミルおよ
びサンドグラインダー等を用いる方法で行なわれうる。
びサンドグラインダー等を用いる方法で行なわれうる。
本発明でいう水不溶性染顔料としては分散染料、油溶性
染料、顔料などが挙げられる。水不溶性染顔料の濃度は
通常0.01〜20%である゛。水不溶性染顔料の平均
粒度は1μ以下、好ましくは0.5μ以下であり、粒度
が小さくなるほど、染料の吸尽性あるいは分散安定性が
向上する。
染料、顔料などが挙げられる。水不溶性染顔料の濃度は
通常0.01〜20%である゛。水不溶性染顔料の平均
粒度は1μ以下、好ましくは0.5μ以下であり、粒度
が小さくなるほど、染料の吸尽性あるいは分散安定性が
向上する。
インクの粘度はインクジェット染色法では非常に重要で
ある。すなわち、吐出性はインク粘度が低下するほど向
上し、従って、3 Q cps以下、特に10 Cps
以下がよい。また、表面張力は40〜70 dyne/
e!Rのものがよく、4O−dyne/−以下になると
にじみが大きく、また吐出ムラが生じ易い。
ある。すなわち、吐出性はインク粘度が低下するほど向
上し、従って、3 Q cps以下、特に10 Cps
以下がよい。また、表面張力は40〜70 dyne/
e!Rのものがよく、4O−dyne/−以下になると
にじみが大きく、また吐出ムラが生じ易い。
本発明においては水不溶性染顔料含有インクジェット用
インクの組成は、インク成分として前記の水不溶性染顔
料、該分散剤、水のほか、グリセリン、プロピレングリ
コール、エチレングリコールなどの水溶性溶剤、物性調
整剤C粘度、PH1表面張力、電導度)、防腐剤、殺菌
剤、キレート化剤、バインダー等を含有することができ
る。更にKじみ防止を計ることを目的に粘度アップが少
なく、インクの分散安定性を阻害しないにじみ防止剤、
たとえば水分散性の高分子樹脂(例えば水分散性ポリエ
ステル樹脂)を含有してもよい。
インクの組成は、インク成分として前記の水不溶性染顔
料、該分散剤、水のほか、グリセリン、プロピレングリ
コール、エチレングリコールなどの水溶性溶剤、物性調
整剤C粘度、PH1表面張力、電導度)、防腐剤、殺菌
剤、キレート化剤、バインダー等を含有することができ
る。更にKじみ防止を計ることを目的に粘度アップが少
なく、インクの分散安定性を阻害しないにじみ防止剤、
たとえば水分散性の高分子樹脂(例えば水分散性ポリエ
ステル樹脂)を含有してもよい。
本発明のインク組成物を用いた着色方法は液滴による染
色法、すなわちインクジェットあるいはスプレー法であ
る。
色法、すなわちインクジェットあるいはスプレー法であ
る。
インクジェット方式としてはいずれの方法であってもよ
く、例えばω加圧振動型■圧カパルス型■静電加速型等
従来知られた適宜の方式を用いうる。
く、例えばω加圧振動型■圧カパルス型■静電加速型等
従来知られた適宜の方式を用いうる。
インクジェット液滴としては通常直径20〜150μ、
解像度としては2〜16本/闘程度が好ましく用いられ
る。
解像度としては2〜16本/闘程度が好ましく用いられ
る。
スプレ一方式も1流体型、2流体型あるいは静電スプレ
ー法など従来知られたいずれの方式でもよい。インクジ
ェット、スプレー法ともプリントまたは無地染めの両者
に使用できる。
ー法など従来知られたいずれの方式でもよい。インクジ
ェット、スプレー法ともプリントまたは無地染めの両者
に使用できる。
染色後は通常の固着方法や必要に応じ洗浄工程を組み入
れてもよい。
れてもよい。
以下、実施例にて本発明を具体的に例示する。
〔実施例1〕
ポリエステル繊維からサテン織物を用い、下記に示すカ
チオン系化合物および金属塩で前処理した。
チオン系化合物および金属塩で前処理した。
ω 塩化カルシウム 59 t/l
■ ネオフィックスR8(ポリアミン系)(日華化学社
製)59P/、! をパッド(絞プ率40%)、乾燥(100℃)し喪。
製)59P/、! をパッド(絞プ率40%)、乾燥(100℃)し喪。
次に分散染料としてCI Disperse Red
92の原体10%を、表1tIc示した分散剤を染料に
対して50 %、イオン交換水を加え、全量2000C
とし、次いで200CCのガラスピーズ(1藺φ)を加
え、サンドグラインダーで30時間分散化処理した。次
に、この液を用いて下記組成の分散染料インクを調整し
た。
92の原体10%を、表1tIc示した分散剤を染料に
対して50 %、イオン交換水を加え、全量2000C
とし、次いで200CCのガラスピーズ(1藺φ)を加
え、サンドグラインダーで30時間分散化処理した。次
に、この液を用いて下記組成の分散染料インクを調整し
た。
CI Dlsperse Red 92(10%)
50%プロピレングリコール
20チイオン交換水 30
チこのインクは5μのフィルターで濾過後、減圧下で脱
気して用いた。
50%プロピレングリコール
20チイオン交換水 30
チこのインクは5μのフィルターで濾過後、減圧下で脱
気して用いた。
このインクを用いて下記インクジェット条件で印捺した
。
。
方式:オンデマンド
ノズル径二60μ
印加電圧:50v
ノズルと織物間の距111e:1m
解像度=8本/U
インクジェットでインクを付与したものは、次いで湿熱
180℃で10分間固着処理し、発色させた。染色品の
ドツト径について評価した。結果を表1に示す。合わせ
て、分散性、インクの平均粒度、インク粘度についても
測定した。結果を表IK示す。
180℃で10分間固着処理し、発色させた。染色品の
ドツト径について評価した。結果を表1に示す。合わせ
て、分散性、インクの平均粒度、インク粘度についても
測定した。結果を表IK示す。
分散性については分散化処理後5μカツトのフィルター
を用い、濾過しその残渣より分散性(チ)を求めた。イ
ンク粘度はE型粘度形(100rl)m、35℃)、平
均粒度は遠心分離法で各々求めた。
を用い、濾過しその残渣より分散性(チ)を求めた。イ
ンク粘度はE型粘度形(100rl)m、35℃)、平
均粒度は遠心分離法で各々求めた。
比較として前処理無しの布帛を用意した(比較例1)。
また本発明以外の分散剤として比較例2はリン酸エステ
ル、比較例3は最も一般的なタモール素の分散剤を示し
た。実施例1と同様な方法で処理した。結果を表1に示
す。
ル、比較例3は最も一般的なタモール素の分散剤を示し
た。実施例1と同様な方法で処理した。結果を表1に示
す。
表1に示した通り、本発明の分散剤は平均粒度が小さく
なる。またカチオン系化合物や金属塩で前処理された布
帛に対し、インクが凝集し、ドツト径が著しく小さくな
り、繊細な図柄を呈した。一方、比較例1は布帛の前処
理無し、比較例2のリン酸エステル、比較例3の親水基
当シの芳香環砂ρ少ない分散剤はいずれも、ドツト径が
大きく、にじみのある図柄を示した。
なる。またカチオン系化合物や金属塩で前処理された布
帛に対し、インクが凝集し、ドツト径が著しく小さくな
り、繊細な図柄を呈した。一方、比較例1は布帛の前処
理無し、比較例2のリン酸エステル、比較例3の親水基
当シの芳香環砂ρ少ない分散剤はいずれも、ドツト径が
大きく、にじみのある図柄を示した。
すなわち、本発明法の芳香環を3個以上有し、1個の硫
酸エステル塩を有する分散剤で分散化されたインクのみ
良好なにじみ防止性を付与できた。
酸エステル塩を有する分散剤で分散化されたインクのみ
良好なにじみ防止性を付与できた。
〔実施例2〕
ポリエステル繊維から成るパレス織物および和装用チリ
メン織物を用い、分散染料としてCI Dispers
e Blue79、分散剤ζして CkbCHCkhCl 0S03拳NH(CzH40H)s インク組成中にゲル化樹脂として水溶性ポリエステル樹
脂(プラスコー)z3308(互応化学社製))を12
チ含有させた以外は実施例1と同様な方法で処理した。
メン織物を用い、分散染料としてCI Dispers
e Blue79、分散剤ζして CkbCHCkhCl 0S03拳NH(CzH40H)s インク組成中にゲル化樹脂として水溶性ポリエステル樹
脂(プラスコー)z3308(互応化学社製))を12
チ含有させた以外は実施例1と同様な方法で処理した。
ドツト径(μ)を測定した結果を表2に示す。
表2
帝、秦II:実施例1と同様
表2に示した通り、インク中にゲル化剤を添加すると実
施例1のドツト径に比較し、更にドツト径が小さく、非
常に高級感のある繊細かつ鮮明な図柄を呈した。
施例1のドツト径に比較し、更にドツト径が小さく、非
常に高級感のある繊細かつ鮮明な図柄を呈した。
〔実施例3〕
ポリエステル繊維から成るパレス織物を用い、分散染料
として、実施例2と同様な染料10%に、下記の分散剤
5チを加えた。
として、実施例2と同様な染料10%に、下記の分散剤
5チを加えた。
実施例1と同様なサンドグラインダーを用い、5,30
.50時間分散化処理し、下記のインクを調整した。
.50時間分散化処理し、下記のインクを調整した。
CI Disperse Blue 79(10%)
50%プロピレングリコール 20
チイオン交換水 30%次い
で実施例1と同様な方法でインクジェット、固着処理を
行ない、インクの分散性、インク粘度および発色性を測
定した。結果を表3に示す。
50%プロピレングリコール 20
チイオン交換水 30%次い
で実施例1と同様な方法でインクジェット、固着処理を
行ない、インクの分散性、インク粘度および発色性を測
定した。結果を表3に示す。
分散安定性については、調整したインク30CCを直径
20mの試験管に入れて一週間放置し、その後、上部1
0Uの所の液、および均一に攪拌した液を採取し、アセ
トンと水(1:)の液で染料を溶解せしめ、吸光度を求
め、次の式より分散安定性を求めた。
20mの試験管に入れて一週間放置し、その後、上部1
0Uの所の液、および均一に攪拌した液を採取し、アセ
トンと水(1:)の液で染料を溶解せしめ、吸光度を求
め、次の式より分散安定性を求めた。
分散安定性(%)
インク粘度はE型粘度計10 Orpm (3s℃)、
また発色性(K/S)は反射率を測定し求めたものであ
るが、インクジェットを連続運転し、1時間後と6時間
後をサンプリングした。
また発色性(K/S)は反射率を測定し求めたものであ
るが、インクジェットを連続運転し、1時間後と6時間
後をサンプリングした。
表3
表3の結果より、平均粒度が細かくなるにつれ、分散安
定性および発色性が向上する。特に分散染料は放置する
と徐々に染料粒子が沈降し、インクの濃度が変化し、布
帛においても均一染色に欠ける。平均粒度が0.5μ以
下であればかなシ均−化し、肉眼的に見ても繊細な図柄
が得られた。
定性および発色性が向上する。特に分散染料は放置する
と徐々に染料粒子が沈降し、インクの濃度が変化し、布
帛においても均一染色に欠ける。平均粒度が0.5μ以
下であればかなシ均−化し、肉眼的に見ても繊細な図柄
が得られた。
〔実施例4〕
ポリエステル繊維および綿からなるブロード織物(ポリ
エステル65/綿35)を塩化バリウム29t/lでバ
ット、乾燥した前処理布を得た。顔料としてCI Pi
gmentBlue15:3を10%、分散剤として実
施例3を同量用いた。下記のインク組成を調整した。
エステル65/綿35)を塩化バリウム29t/lでバ
ット、乾燥した前処理布を得た。顔料としてCI Pi
gmentBlue15:3を10%、分散剤として実
施例3を同量用いた。下記のインク組成を調整した。
CI Pigtnent Blue 15:3(101
) 30%プロピレングリコール
20%Primal E−3220% 以外は実施例1と同様な方法で分散化処理、インクジェ
ットおよび固着処理した。結果は顔料インクにおいても
、分散染料インク同様、にじみはなく繊細な図柄を呈し
た。
) 30%プロピレングリコール
20%Primal E−3220% 以外は実施例1と同様な方法で分散化処理、インクジェ
ットおよび固着処理した。結果は顔料インクにおいても
、分散染料インク同様、にじみはなく繊細な図柄を呈し
た。
本発明のインクジェット用インクはインクの分散安定性
と吐出性にすぐれかつにじみ防止性を付与できるもので
あシ、これにより高級感のある繊細な捺染柄や無地染め
が得られ、実用的な価値は非常に大きいものである。
と吐出性にすぐれかつにじみ防止性を付与できるもので
あシ、これにより高級感のある繊細な捺染柄や無地染め
が得られ、実用的な価値は非常に大きいものである。
Claims (1)
- 疎水基として芳香環を有し親水基としてスルホン酸塩基
または硫酸エステル塩基を有すると共に該芳香環の数が
該親水基1個当り3個以上である分散剤と水不溶性染顔
料とを必須成分として含有することを特徴とするインク
ジェットまたはスプレー染色用インク組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60053364A JPS61213273A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | インクジエツトまたはスプレ−染色用インク組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60053364A JPS61213273A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | インクジエツトまたはスプレ−染色用インク組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61213273A true JPS61213273A (ja) | 1986-09-22 |
JPH0123507B2 JPH0123507B2 (ja) | 1989-05-02 |
Family
ID=12940751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60053364A Granted JPS61213273A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | インクジエツトまたはスプレ−染色用インク組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS61213273A (ja) |
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1985
- 1985-03-19 JP JP60053364A patent/JPS61213273A/ja active Granted
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Also Published As
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JPH0123507B2 (ja) | 1989-05-02 |
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