JPS61212601A - 回転機の羽根車の取付構造 - Google Patents
回転機の羽根車の取付構造Info
- Publication number
- JPS61212601A JPS61212601A JP5249285A JP5249285A JPS61212601A JP S61212601 A JPS61212601 A JP S61212601A JP 5249285 A JP5249285 A JP 5249285A JP 5249285 A JP5249285 A JP 5249285A JP S61212601 A JPS61212601 A JP S61212601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- impeller
- vane wheel
- annular member
- thin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、遠心式圧縮機や送風機等をはじめとする各種
回転機に係り、殊にその車軸に羽根車を取付けるための
構造に関する。
回転機に係り、殊にその車軸に羽根車を取付けるための
構造に関する。
従来の技術
広く利用されている遠心式圧縮機や送風機等では、車軸
按遠心式羽根を取付けたものを高速で回転させる仁とに
よシ、気体の圧縮や送風を行なっている。
按遠心式羽根を取付けたものを高速で回転させる仁とに
よシ、気体の圧縮や送風を行なっている。
第5図は従来の遠心式圧縮機の要部の軸方向に沿った断
面を示したもので、1は車軸、2は車軸1のまわりに取
付けられた羽根車である。羽根車2は主板3、羽根4、
側板5から構成されておシ、これらは溶接等により一体
構造となっている。
面を示したもので、1は車軸、2は車軸1のまわりに取
付けられた羽根車である。羽根車2は主板3、羽根4、
側板5から構成されておシ、これらは溶接等により一体
構造となっている。
なお、6は羽i車2側へ空気を供給する通路7を有する
静止部であり、車軸1や羽根車2に接近してこれらを囲
むように位置し、シール部材8によって間隙からの空気
もれを防止している。また、羽根車2や静止部6は車軸
1を囲むように設けられているが図ではその一部のみを
示しである。同様に、羽根車2は車軸1に沿って複数段
設けられるが、ここでは、1段のみ図示しである。更に
、車軸lの両端は図示しない軸受に支持されていて、高
速回転するようになっている。
静止部であり、車軸1や羽根車2に接近してこれらを囲
むように位置し、シール部材8によって間隙からの空気
もれを防止している。また、羽根車2や静止部6は車軸
1を囲むように設けられているが図ではその一部のみを
示しである。同様に、羽根車2は車軸1に沿って複数段
設けられるが、ここでは、1段のみ図示しである。更に
、車軸lの両端は図示しない軸受に支持されていて、高
速回転するようになっている。
しかして、車軸1へ羽根車2を取付けるには、−次のよ
うな方法がとられていた。すなわち、羽根車2の内径は
車軸1の外径よりも若干小さく加工しておき、組立時に
羽根車2を加熱膨張させて車軸lに嵌込み、その後羽根
車2を冷却することKよシ羽根車2は収縮し、従って、
車軸1に嵌合される。
うな方法がとられていた。すなわち、羽根車2の内径は
車軸1の外径よりも若干小さく加工しておき、組立時に
羽根車2を加熱膨張させて車軸lに嵌込み、その後羽根
車2を冷却することKよシ羽根車2は収縮し、従って、
車軸1に嵌合される。
発明が解決しようとする問題点
遠心式圧縮機の高性能化のため、車軸1を高速回転させ
ると、羽根車2は遠心力のために膨張、変形し、車軸1
に焼滅されている内径が膨張し、ついには第6図に示す
ように、羽根車2の1部又は全部が車軸1の表面から離
れてしまうことになる。
ると、羽根車2は遠心力のために膨張、変形し、車軸1
に焼滅されている内径が膨張し、ついには第6図に示す
ように、羽根車2の1部又は全部が車軸1の表面から離
れてしまうことになる。
このようKなると、羽根車2の中心は、車軸1の中心に
対し偏心するために、大きなアンバランスを生じ、車軸
1の過大振動発生の原因となるとともに、運転を不能に
する恐れもある。また、羽根車2が完全に浮き上らなく
ても、高速運転によって焼嵌代が少なくなると、羽根車
2の内面と車軸1の表面との間の面圧が微少となシ、車
軸1にたわみ変形が発生した場合には、両者間に微少な
す 大ペリが生じ、摩擦力を発生することになる。そのため
、車軸1の振動は不安定となり、急速にこの不安定運動
が成長し、機械の破損や運転不能を来たすこととなる。
対し偏心するために、大きなアンバランスを生じ、車軸
1の過大振動発生の原因となるとともに、運転を不能に
する恐れもある。また、羽根車2が完全に浮き上らなく
ても、高速運転によって焼嵌代が少なくなると、羽根車
2の内面と車軸1の表面との間の面圧が微少となシ、車
軸1にたわみ変形が発生した場合には、両者間に微少な
す 大ペリが生じ、摩擦力を発生することになる。そのため
、車軸1の振動は不安定となり、急速にこの不安定運動
が成長し、機械の破損や運転不能を来たすこととなる。
このような現象を防止するために、羽根車2と車軸1と
の焼嵌代を大きくする方法が考えられるが、このように
すると組立時の作業が困難になったり、修理時に車軸1
から羽根車2を取シ外すことが困難になる等の難点があ
る。
の焼嵌代を大きくする方法が考えられるが、このように
すると組立時の作業が困難になったり、修理時に車軸1
から羽根車2を取シ外すことが困難になる等の難点があ
る。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためにな
されたものである。
されたものである。
問題点を解決するための手段
そこで、本発明では、羽根車と車軸との嵌込み部に、一
方が羽根車内径端部において羽根車と接合し、他方が車
軸に焼滅される円環部材を設け、その間を薄板部材によ
り連結することによシ従来の問題点を解決している。
方が羽根車内径端部において羽根車と接合し、他方が車
軸に焼滅される円環部材を設け、その間を薄板部材によ
り連結することによシ従来の問題点を解決している。
作用
上記の手段によれば、遠心力の影響の少ない円環部材に
よシ車軸と羽根車との焼滅がなされるとともに、薄板部
材との連結によって羽根車が車軸の中心から偏心するこ
ともなくなる。
よシ車軸と羽根車との焼滅がなされるとともに、薄板部
材との連結によって羽根車が車軸の中心から偏心するこ
ともなくなる。
実施例
以下本発明の実施例を第1図ないし第4図を参照して詳
細に説明する。なお、これらの図において、第5図、第
6図と同一部分には同一符号を附して示しである。また
、静止部の図示は省略した。
細に説明する。なお、これらの図において、第5図、第
6図と同一部分には同一符号を附して示しである。また
、静止部の図示は省略した。
第1図は本発明に係る回転機の羽根車の取付構造の一実
施例を示したもので、車軸1と羽根車2との間に円環状
部材11を設けている。この円環状部材11は、肉厚の
円環部12と肉薄の薄板円筒13とから成り、薄板円筒
13の根部は円環部12に一体的に結合されて、先端部
は図示のように若干肉厚を厚くしである。
施例を示したもので、車軸1と羽根車2との間に円環状
部材11を設けている。この円環状部材11は、肉厚の
円環部12と肉薄の薄板円筒13とから成り、薄板円筒
13の根部は円環部12に一体的に結合されて、先端部
は図示のように若干肉厚を厚くしである。
この円環状部材11は、車軸lに焼滅される。
加工してあり、通常の焼滅法によって、円環状部材11
を車軸1に取付ける。次に、羽根車2を円環状部材11
に嵌合させて、図示A部を周状に溶接等によって固着す
る。すなわち、薄板円筒13の先端部と羽根車2との接
合部を固着する。
を車軸1に取付ける。次に、羽根車2を円環状部材11
に嵌合させて、図示A部を周状に溶接等によって固着す
る。すなわち、薄板円筒13の先端部と羽根車2との接
合部を固着する。
次に、作用を説明する。
車軸lが高速回転されると、羽根車2は第2図に示すよ
うに自身の遠心力によって膨張する。これにつれて、薄
板円筒13も変形するが、円環部12は羽根車2に比べ
て周速が低いので、膨張の度合は少なく、初期の焼嵌代
は維持している。従って、車軸1に対して羽根車2を結
合させる作用は失われることはない。ま、た、薄板円筒
13の先端が羽根車2に結合されているため、羽根車2
の膨張により薄板円筒13の先端も膨張するが、円筒1
3は肉薄のため根元の円環部工2まで直径方向に膨張さ
せる作用力は伝達されない。
うに自身の遠心力によって膨張する。これにつれて、薄
板円筒13も変形するが、円環部12は羽根車2に比べ
て周速が低いので、膨張の度合は少なく、初期の焼嵌代
は維持している。従って、車軸1に対して羽根車2を結
合させる作用は失われることはない。ま、た、薄板円筒
13の先端が羽根車2に結合されているため、羽根車2
の膨張により薄板円筒13の先端も膨張するが、円筒1
3は肉薄のため根元の円環部工2まで直径方向に膨張さ
せる作用力は伝達されない。
第3図は本発明の他の実施例を示したもので、第1図の
実施例に対し、円環状部材11の向きを逆にしたもので
ある。すなわち、円環部12を羽根車2の前方すなわち
空気人口側に位置させ、薄板円筒13の先端を羽根車2
の後端部に溶接等によシ固着したものである。
実施例に対し、円環状部材11の向きを逆にしたもので
ある。すなわち、円環部12を羽根車2の前方すなわち
空気人口側に位置させ、薄板円筒13の先端を羽根車2
の後端部に溶接等によシ固着したものである。
また、第4図は本発明の更に他の実施例を示したもので
、1対の円環状部材15を車軸1に焼滅させ、各円環状
部材15を羽根車2の前方と後方とによシ形成されてい
る。
、1対の円環状部材15を車軸1に焼滅させ、各円環状
部材15を羽根車2の前方と後方とによシ形成されてい
る。
発明の効果
以上詳述したように、本発明によれば、車軸に円環状部
材を焼滅し、これを介して羽根車を固着しておシ、肉厚
の円環部で焼嵌代が維持されるとともに肉薄の円筒で膨
張に対し追従させることができる。よって、回転機を高
速回転させても、羽根車を車軸から偏心させる恐れはな
く、回転機の高効率化が可能となる。また、組立、修理
等の作業を困難にさせる恐れもない。
材を焼滅し、これを介して羽根車を固着しておシ、肉厚
の円環部で焼嵌代が維持されるとともに肉薄の円筒で膨
張に対し追従させることができる。よって、回転機を高
速回転させても、羽根車を車軸から偏心させる恐れはな
く、回転機の高効率化が可能となる。また、組立、修理
等の作業を困難にさせる恐れもない。
第1図は本発明に係る回転機の羽根車の取付構造の一実
施例を示す要部断面図、第2図は第1図の作用を説明す
るための説明図、第3図および第4図は夫々本発明の他
の実施例の要部断面図、第5図は従来の回転機の羽根車
の取付構造を示す要部断面図、第6図は第5図の作用を
説明するための説明図である。 1・・車軸、2・・羽根車、11・・円環状部材、12
・・円環部、13・・薄板円筒。 第5図 116図 1ト\
施例を示す要部断面図、第2図は第1図の作用を説明す
るための説明図、第3図および第4図は夫々本発明の他
の実施例の要部断面図、第5図は従来の回転機の羽根車
の取付構造を示す要部断面図、第6図は第5図の作用を
説明するための説明図である。 1・・車軸、2・・羽根車、11・・円環状部材、12
・・円環部、13・・薄板円筒。 第5図 116図 1ト\
Claims (1)
- 羽根車と車軸との嵌込み部に、一方が羽根車内径端部に
おいて羽根車と接合し、他方が車軸に焼嵌される円環部
材を設け、その間を薄板部材により連結して成る回転機
の羽根車の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5249285A JPS61212601A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 回転機の羽根車の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5249285A JPS61212601A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 回転機の羽根車の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61212601A true JPS61212601A (ja) | 1986-09-20 |
Family
ID=12916207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5249285A Pending JPS61212601A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 回転機の羽根車の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61212601A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19736333C1 (de) * | 1997-08-21 | 1999-03-04 | Man B & W Diesel Ag | Befestigung eines Laufrades einer Strömungsmaschine an einer Welle |
WO2013099846A1 (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-04 | 三菱重工業株式会社 | インペラ及びこれを備えた回転機械 |
WO2013122000A1 (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | インペラ及びこれを備えた回転機械 |
US20130272895A1 (en) * | 2011-02-24 | 2013-10-17 | Akihiro Nakaniwa | Impeller, rotor comprising same, and impeller manufacturing method |
US9903385B2 (en) | 2011-08-29 | 2018-02-27 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Impeller, rotary machine including the same, and method for manufacturing impeller |
-
1985
- 1985-03-18 JP JP5249285A patent/JPS61212601A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19736333C1 (de) * | 1997-08-21 | 1999-03-04 | Man B & W Diesel Ag | Befestigung eines Laufrades einer Strömungsmaschine an einer Welle |
EP2679826A4 (en) * | 2011-02-24 | 2018-01-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Impeller, rotor comprising same, and impeller manufacturing method |
US20130272895A1 (en) * | 2011-02-24 | 2013-10-17 | Akihiro Nakaniwa | Impeller, rotor comprising same, and impeller manufacturing method |
US9611742B2 (en) * | 2011-02-24 | 2017-04-04 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Impeller, rotor comprising same, and impeller manufacturing method |
US9903385B2 (en) | 2011-08-29 | 2018-02-27 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Impeller, rotary machine including the same, and method for manufacturing impeller |
WO2013099846A1 (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-04 | 三菱重工業株式会社 | インペラ及びこれを備えた回転機械 |
JP2013133735A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | インペラ及びこれを備えた回転機械 |
CN103492725A (zh) * | 2011-12-26 | 2014-01-01 | 三菱重工业株式会社 | 叶轮及具备该叶轮的回转机械 |
US9664055B2 (en) | 2011-12-26 | 2017-05-30 | Mitsubishi Industries, Ltd. | Impeller and rotary machine provided with the same |
WO2013122000A1 (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | インペラ及びこれを備えた回転機械 |
CN103958899A (zh) * | 2012-02-13 | 2014-07-30 | 三菱重工压缩机有限公司 | 叶轮及具备该叶轮的旋转机械 |
US9951627B2 (en) | 2012-02-13 | 2018-04-24 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Impeller and rotating machine provided with same |
US11073020B2 (en) | 2012-02-13 | 2021-07-27 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Impeller and rotating machine provided with same |
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