JPS61212287A - 担体―固定化蛋白質複合体及びその製造方法 - Google Patents

担体―固定化蛋白質複合体及びその製造方法

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JPS61212287A
JPS61212287A JP5277686A JP5277686A JPS61212287A JP S61212287 A JPS61212287 A JP S61212287A JP 5277686 A JP5277686 A JP 5277686A JP 5277686 A JP5277686 A JP 5277686A JP S61212287 A JPS61212287 A JP S61212287A
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリアミド類又はセルロース水和物に固定され
た蛋白質類及びそれらの担体−固定化蛋白質類の製造方
法に関する。担体−固定化蛋白質は1例えば、生体触媒
、クロマトグラフィ材料又は試験片の製造に用いること
ができる。試験片の製造のためには、担体は特にフィル
ム又は膜の形であることが適切である。
知られているように、試験片は、半一定量的に又は定量
的にある種の化合物、例えば、グルコース、アルブミン
、ビリルビン、ウロビリノーゲン、亜硝酸、ケトン体等
を液体中で簡便かつ迅速な方法で測定するために用いら
れることが多い。一般に前記液体としては生物学的液体
、例えば、尿、血液、血清、プラズマもしくはアルコー
ル飲料だけでなく又飲料もしくは汚水がある。
試験片の製造に用いられる多数の担体材料が知られてい
る。
例えば、酵素及び他の試薬は含浸により吸収紙に導入さ
れるし、又膨潤しうる、天然のもしくは特に調製された
ポリマーもしくはラテックスが用いられ、複雑な多層状
アセンブリが、影響を受けやすい酵素を層に存在する他
の化学物質の有害な影響から保護するために用いられる
こともある。
それ自身多孔性であるか又は充填材、例えば、石膏、多
孔質珪藻土、シリカゲル等を添加することにより“開孔
”状に製造されている、種々のポリマー、例えば、ポリ
エチレン、ポリ塩化ビニルもしくは高分子化合物又はそ
れらの混合物で構成される微細孔膜も又酵素類のための
吸収材として挙げられる。
試験液を反応面上にできる限り最も均一に分配すること
を目的とするいわゆる分配層もあるいくつかの使用例と
して書き加えられる。これらの分配層は通常、前処理さ
れた特定の大きさのガラス粒子又はポリマー粒子からな
り、それらを次に結合剤で表面に接着する。試験液の吸
収及び分配のだめに必要なキャビティはこのようにして
形成される。不溶性繊維又は不織布からなり従って同一
の目的を達成する分配層も又、粒子からなるものの代り
に挙げることができる。
親水性になっておりしかもその表面に官能基、例えば、
カルボキシル基又はアミ7基を有するポリアミド(ナイ
ロン66)で構成される特定の膜がヨーロッパ特許出願
第83300517.8号に記載されている。
先に化学的修正を行ってからこれらの膜を酵素の固定化
に使用することも又この文献に述べられている。チバク
ロムブルの(登録商標。
Cibachrom Blue)を膜に固定することも
その修正の1つである0文献から判るように、この色素
はNADに依存する酵素類と極めて特異な方法で結合し
うることが知られている。この出願の実施例5において
はこの固定が単にこの色素により起ることがラクテート
デヒドロゲナーゼを用いて立証されている。
この出願において述べられた第二の方法はアルカリ性ホ
スファターゼを膜へゲルタールアルデヒドを用いること
により共有結合で固定することである。
驚くべきことに、ポリアミド類及び又セルロース水和物
は、先に化学的修正を施すことなしに蛋白質と結合でき
ることが今や判明している。結合は直接担体に対してお
こる。親木性担体が好ましいが、それらはより容易に湿
潤し、それにより蛋白質を導入することが容易になるた
めである。
多孔性担体はその表面が大きく、例えば、基質の拡散を
容易にするのでそれらは好ましい。
本発明による担体のために用いられる出発ポリマーとし
てはアルコールに不溶でありしかもCH2のNHCO基
に対する比が5:lから7:lの範囲内のポリアミド類
である0分子量30.000以上のポリへキサメチレン
セバシン酸アミド(す−イロン610)、ポリ−ε−カ
プロラクタム(ナイロン6)及びポリへキサメチレンア
ジピン酸アミド(ナイロン66)が好ましい。
親水性にする方法及び官能基の導入は、ポリアミドと官
能基を含むポリマー(MW>io、ooo)のギ酸混合
溶液に非溶媒(例えば、水)を制御しながら添加して先
ず核を形成しながら前記混合溶液を凝集させることによ
り行う。
次に、この溶液を基板に塗布した後、基板を一定量の溶
媒及び非溶媒からなる沈澱浴に浸漬することにより最終
的沈澱を行う。このようにして調製された膜を水洗しつ
いで乾燥する。
官能基、例えば、カルボキシル基2アミノ基、スルホン
酸基、イミノ基、チオ基、ヒドロキシル基、ピリジル基
もしくはホスホリル基又はそれらの誘導体は蛋白質の固
定に影響を与えることもある。このことによりある蛋白
質類を選択的に固定する方法を提供することが可能とな
る。
官能基はまた“活性化型で存在することもできる。゛°
活性化”基とは、化学的意味で、置換基、例えば、ハロ
ゲン、フェニル、カルボキシル又はスルホニルの導入に
より“活性化”される2(を意味するものと理解される
べきであり、換言すれば、置換基は分子をより積極的に
する効果を有し、これは中心原子に関してα−位に位置
するメチレン又はカルボキシルのH原子の酸性度が増加
することからも分る。置換基のα−位への導入は有機化
学において公知の方法により行うことができる。
官能基の“活性化”は担体の固定特性、特に固定の選択
性に影響を与えることも又判明している。試験片の調製
のためには担体はフィルム又は膜状で用いられるのが好
ましい、担体上に固定される蛋白質は普通生物学的に活
性な蛋白質、例えば、酵素類、受容体類、抗原類又は抗
体類である。蛋白質は好ましくは担体に溶液の状態で施
される。含浸方法、例えば、担体を蛋白質溶液中に浸漬
する方法又は担体に蛋白質溶液を塗布する方法が特に好
ましい。塗布は、フィルム又は膜状の担体を機械的に処
理するのに特に適切である。蛋白質はそれ自身堅固に担
体に固着しもはや洗浄により除去されることはない、蛋
白質が強固に固定されていると、担体Eに位置する蛋白
質を洗い流してしまうことなしに複数回の塗布を行うこ
とができるようになる。更に、蛋白質が担体に強固に固
定しているとこれらの蛋白質を生体触媒として用いるこ
とができるようになる。多層アセンブリも又特に試験片
に使用可能である。実施例から判るように、特定の反応
に合った種々の条件が、様々な層において効果をあげる
ような試験片を調製することが可能である。従って、こ
の方法で。
米国特許明細書部4,231,754号に記載されてい
るような、別々の層及び/又は層のPHを所望のものに
変化させる物質を含む複雑かつ高価な多層系を用いるこ
となしに、ルミノールを用いてグルコースの測定用試験
片を調製することが可能である。
試験片を調製するのに担体、特にフィルム又は膜として
の担体の有する重要な利点は引張り強度である。更に、
担体はほとんど膨潤せず、実質的に均一な表面を有する
ので、評価、特に反射光度計を用いる場合の評価を容易
にする。
実」1例 実施例1ないし4では酵素の担体への固定を説明する。
このために、各々5X5cm(第1表参照)寸法の膜片
を蛋白質溶液に30分間浸漬して含浸せしめた。次に膜
をそれぞれ3回水500−で20分間洗浄して未固定酵
素を除去した。固定酵素をそれらの触媒活性により検出
した。検出は、活性を検出するのに必要な試薬を含有す
る試験溶液を調製しついで酵素をその中に含ませたI 
X l cm寸法の膜片をインキュベーションすること
により行った。30分模試験溶液の吸光度を分光光度計
(ベックマンの(登録商標、Beckwann)DU−
6)で測定した。
対照として、未反応膜をそれぞれ用いて、相当する試験
溶液の吸光度を空試験値として算出する際取り入れた。
実施例5ないし9では試験片の調製について述べる。
第1表 酵素溶液:水2〇−中にペルオキシダーゼ(47U7’
n+g、マイルス、アメリカ合衆国(Miles。
USA) 15 mg 試験溶液: H2O2(13%強度)        2.2.a/
4−7ミノアンチピ1リン      6.2mgジク
ロロベンゼン スルホン酸ナトリウム     115.0mg水  
                       90
.aJロリン塩緩衝液 (0、5mou /L、、  pH7、0)     
10ttJ結果: 505nmに ′(るp 1       +0.063 2       +0.088 3       +0.117 4       +0.048 5       +0.728 6       +O,140 7+0.043 8       +0.025 9       +0.032 支上刻」 酵素溶液二本2〇−中にグルコースオキシダーゼ(25
0U/mg、ビューリンゲル、マンハイム(Boehr
inger、 Mannheim)) 5mg試験溶液
ニ ゲルコース            540mgペルオ
キシダーゼ(47I U/mg)   l 0mg4−
アミノアンチピリン      6.2+agジクロロ
ベンゼン スルホン酸ナトリウム     115.2mg水  
                      9〇−
結果: ’、      505 ntaに け pl    
   +0.013 2      −0.071 3      −0.016 4      −0.084 5       +O,18 6+0.221 7       +0.063 8       +0.594 9       +0.574 裏嵐遣」 上記膜から選択されたものが以後の試験に用いられた。
酵素溶液二本2〇−中にジアホラーゼ(53U/mg、
ビューリンゲJlz、’77ハイム(Baehring
er。
Mannhe im) 5 mg 試験溶液二 2−p−ヨードフェニル−3−p−ニトロフェニル−5
−フェニルテトラゾリウムクロリド×820 (INT
)0.05gを加熱して20%強度のポリビニルピロリ
ドン水溶液(PVP)5gに溶解した。
NAD”              0.05gグル
コース             180+ag水  
                        6
〇−結果: 500nmに ける[ 9       +0.195 5       +0.333 6       +0.32 支施遣」 酵素溶液:水2〇−中にグルコースデヒ10ゲナーゼ(
61、5U/lng)      100+g試験溶液
:加熱することによりINT  O,05gを20%強
度のPVP溶液5.0g中に溶解した。
グルコース            180I1gNA
D”              0 、05 gジア
ホラーゼ(53U/mg)    0 、01 g水 
                        6
0m/結果: 500n■に ける 9       +0.23 5       +0.061 6       +0.163 実施例工ないし4はポリアミド又はセルロース水和物で
構成される担体は蛋白質の直接固定に適切であることを
示している。この点に関連して。
表面特性が異なる膜は、酵素との固定においである選択
性を示す。
実」1江j 実施例5及び6では公知法により調製された多層グルコ
ース試験片について説明する。
単一層写真材料及び多層写真材料の製造に用いられるよ
うな適切な塗布具及び乾燥具の助けを借りて次の塗布液
をポリエステルフィルム製の担体に塗布した: 水254中に0.1Mエチレンジアミノ四酢酸四ナトリ
ウム(トリロンBO(登録商標、TrilonB)) 
と共にルミノール(メルク(Merck)製)0.25
gを溶解し、 水35〇−中の20%強度ゼラチンゲル125gを40
 ’C!で融解しついで得られた溶液のpH値を、適量
(約20−)の50%強度のトリロンB@溶液を用いて
9.7にした。湿温時の塗布厚は170gMであったが
、これは約7.0g/m”のゼラチン量及び約0.07
g/rn”のルミノール量に相当する。
乾燥後、第二層を第一層の上に塗布した;次の塗布液を
用いて塗布した。
75%強度のドデシルベンゼンスルホネート(DBSペ
ースト)0.3gをクロロホルム3−及びクロロホルム
を含有する7、5%強度のポリカーボネート(マクロ口
y(Makrolon))溶液に溶解し;グルコースオ
キシダーゼ(25I U/mg)0゜123g及びペル
オキシダーゼ(47U/mg)0.616gを水3.6
−に溶解し激しく攪拌しながら先に調製した溶液に分散
させた。
クロロホルム中のポリアクリルアミド水溶液の13.2
%強度の分散物23IIhtを7.5%強度のマクロロ
ンのクロロホルム溶液と合せ、ついで酵素含有分散物と
混合した。
この溶液を厚さ70−でルミノール含有ゼラチン層に塗
布しついで室温で乾燥した。グルコース250mgの水
(100az)溶液30マイクロリツトルの試料を完成
した層アセンブリに施すと公知反応に従って化学ルミネ
ッセンスが現れる。
層アセンブリを約14日間室温で貯蔵した後には、グル
コースオキシダーゼは、少量のグルコースオキシダーゼ
溶液をグルコース溶液を添加する前に試験片に塗布した
時にのみ現われる化学ルミネッセンスの程度まで崩壊し
ている。
この試験系においてはグルコースオキシダーゼは第二層
に強固に固定されていない。
更に化学ルミネッセンスをおこす反応は塗布試料がろ紙
又は同様の吸収材を用いることにより分配された場合の
みにおこる。
支施1」 操作は実施例5と同様であったが、次の塗布液を第二酵
素含有層として用いた: 20%強度のゼラチンゲル125gを水100atに4
0℃で溶解した。グルコースオキシダーゼ(100OI
U/aZ)水溶液12.5−及びペルオキシダーゼ1.
2gの水(10aJ)溶液を上記ゼラチン溶液に添加し
ついで4%強度の湿潤剤溶液1.5−を添加した。
この溶液を湿潤時の塗布厚70fitIMでルミノール
を含有する乾燥ゼラチン層に塗布しついで2〇−25℃
で乾燥した。
この試験においてはグルコース溶液で湿潤させてもルミ
ネッセンスは全く観察されなかった。
ここではグルコースオキシダーゼは直ちに不活性化され
る。実施例5及び6に述べた方法は従ってこのタイプの
試験片を製造するのには不適当である。
実施例7ないし9では試験片を製造するために本発明に
よる担体が適切であることを説明する。
実」1殊l 巾16cmのウェブ4.5mの膜9に7〇−厚さで次の
溶液を塗布しついで室温で乾燥した:ルミノール0.1
6gを50%強度のトリロンBO溶液11.3−を用い
て溶解し、この混合物を水242−中に注ぎ、次にグル
コースオキシダーゼ2.347g及びペルオキシダーゼ
1.246gの水(23,5sJ)溶液を添加した。こ
の溶液のpH値を50%強度のトリロンB0溶液で9.
7に調整した。
グルコース水溶液10−20マイクロリツトルを施すと
、強い化学ルミネッセンスが観察され、これは適当に感
度のよい光度計により測定することができた。
グルコース溶液の代りに、グルコースを含有する血液試
料も又調製された膜に施したが、この際にも又ルミネッ
センスは現われたがしかし強度は落ちていた。
支施1J 実施例7において述べたようなウェブ片に2つの溶液を
塗布した:第1に70戸厚で次の溶液を塗布したニ ゲルコースオキシダーゼ2.347g及びペルオキシダ
ーゼ1.246gを水296.4wJに溶解した。
室温で乾燥を行った後に、第二の塗布をこれも又70−
厚に次の溶液を用いて行った:ルミノール0.16gを
50%強度のトリロンB・の水(20、6aJ)溶液1
1.3−を用いて溶解し、ついでこの混合物を20%ゼ
ラチンゲル150gの水(l17.5g)溶液に添加し
た。
この溶液のpH値をトリロンB0溶液で9.7に調整し
た。
乾燥後、このようにして製造した膜をグルコース溶液又
はグルコース含有血液で実施例7において述べたように
処理し、ついで得られた化学ルミネッセンスを測定した
。実施例7と比較してずつと強い化学ルミネッセンスが
グルコース溶液及びグルコース含有血液の両者について
現れ、実施例7の場合も又同様であるが、このルミネッ
センスは、膜を数ケ月室温で貯蔵した後でさえその強さ
がほとんど減少しなかった。
支流1」 実施例7において用いた塗布液3−をドクターブレード
を用いて長さ約20c腸の膜9の試験片の各々に塗布し
た。それぞれの試験において、ペルオキシダーゼの量を
実施例7において用いた量の134だけ増加させまた%
、掻及び%まで減少させた。
グルコース溶液により生じた化学ルミネッセンスを評価
すると化学ルミネッセンスの強度が、実施例7における
量よりペルオキシダーゼの量が高いところ及び低いとこ
ろの両方で大幅に減少したことが判明した。
グルコースオキシダーゼの量も又同じように変化させた
。ペルオキシダーゼとは対照的に、使用量の範囲内では
酵素量と化学ルミネッセンスの強度との間に直線関係が
グルコースオキシダーゼについては観察された。
支凰■ユ」 次に、担体への固定の特性及び強度についての情報を得
るために次の実験が行われた。
5 X 5 cm寸法の膜片(膜No、9)を30分間
グルコースオキシダーゼ5I1gの水(20aJ)溶液
に浸漬しついでそれを含浸せしめた0次に過剰の酵素を
除去するために膜片を20分間3回木本00−で洗浄し
た。
I X 1 cm寸法の含浸膜片のそれぞれを15分間
それぞれ種々の濃度(0,1M、0.25M、0.5M
、1.0M及び3.0M)の塩化ナトリウム溶液10m
1で洗浄した。
活性を測定するために実施例2において述べた試験溶液
を用い、膜片を除去してから塩化ナトリウム溶液及び膜
片をそれぞれに試験した。
この評価によれば、種々の塩化ナトリウム溶液では酵素
活性は全く検出されなかったが、一方適切な膜片におい
て観察しうる色強度は膜の酵素活性の有意の減少を示さ
なかった。この試験は酵素の固定がイオンの相互反応に
基づくものではないことを明らかに示している。
ここに述べた発明の多くの他の修正及び変更が、本発明
の精神及び範囲を逸脱することなく行われることは明ら
かである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリアミド担体又はセルロース水和物担体上の担体
    −固定化蛋白質であって、上記蛋白質が直接上記担体に
    結合していることを特徴とする担体−固定化蛋白質。 2、上記担体が官能基を有する特許請求の範囲第1項記
    載の担体−固定化蛋白質。 3、上記官能基がカルボキシル基、アミノ基、スルホン
    酸基、イミノ基、チオ基、ヒドロキシル基、ピリジル基
    もしくはホスホリル基又はそれらの誘導体である特許請
    求の範囲第2項記載の担体−固定化蛋白質。 4、上記担体が膜である特許請求の範囲第1項記載の担
    体−固定化蛋白質。 5、上記担体が親水性である特許請求の範囲第4項記載
    の担体−固定化蛋白質。 6、上記担体が多孔性である特許請求の範囲第1項記載
    の担体−固定化蛋白質。 7、上記担体−固定化蛋白質が酵素である特許請求の範
    囲第1項記載の担体−固定化蛋白質。 8、上記担体−固定化蛋白質がペルオキシダーゼ、グル
    コースオキシダーゼ、ジアホラーゼ又はグルコースデヒ
    ドロゲナーゼである特許請求の範囲第7項記載の担体−
    固定化蛋白質。 9、ポリアミド担体又はセルロース水和物担体上の担体
    −固定化蛋白質であって、上記蛋白質が直接上記担体に
    結合している担体−固定化蛋白質の製造方法において、
    上記蛋白質の上記担体への結合が蛋白質溶液に含浸させ
    ることにより行われることを特徴とする製造方法。 10、ポリアミド担体又はセルロース水和物担体上の担
    体−固定化蛋白質であって、上記蛋白質が直接上記担体
    に結合している担体−固定化蛋白質の生体触媒としての
    使用方法。 11、ポリアミド担体又はセルロース水和物担体上の担
    体−固定化蛋白質であって、上記蛋白質が直接上記担体
    に結合している担体−固定化蛋白質の試験片調製のため
    の使用方法。
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