JPS6121194A - 低級アルコ−ルを基礎とした自動車用燃料 - Google Patents

低級アルコ−ルを基礎とした自動車用燃料

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JPS6121194A
JPS6121194A JP14153884A JP14153884A JPS6121194A JP S6121194 A JPS6121194 A JP S6121194A JP 14153884 A JP14153884 A JP 14153884A JP 14153884 A JP14153884 A JP 14153884A JP S6121194 A JPS6121194 A JP S6121194A
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weight
fuel
hydrocarbons
methanol
ethanol
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JP14153884A
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English (en)
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ハインリツヒ・ミユーレル
カルル―ハインツ・カイム
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Union Rheinische Braunkohlen Kraftstoff AG
Original Assignee
Union Rheinische Braunkohlen Kraftstoff AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 物および/またはガソリンおよび飽和C4一炭化水素の
混合物を添加剤として含有する、低級アルコールを基礎
とした燃料に関する。
蒸留メタノール(いわゆる純メタノール)は、代替燃料
として近年強力に研究されてきた(Chem i sc
heTechnologie,Winnacker−に
μchler, Vol. 5,、 Organisc
heTechnologie I, 4. Ed. 1
981, p. 517参照)。メタノールに対する配
合成分としてのより高級なアルコール= 6 = および水ならびに燃料としブのこれらの配合物の使用も
また知られている(N、 Iwai、 Thecomb
ustion of methanol m1xed 
with water、 5econd Nato−8
ymposium : 4−8. NOv、 1974
. Dusseldorf参照)。
米国特許第2.365.009号明細書には、1ないし
5個のC−原子を有する°rルコールと8ないし5個の
C−原子を有する飽和および不飽和の炭化水素との混合
物が記載されている。更に、同じ出願人による米国特許
第2,404.094号(米国特許第2.865.00
9号の一部継続出願)において、無水の純メタノールか
または市販の水を含まない蒸留メタノールからなh(第
6欄第8〜11行参照)そして脂肪族03−05炭化水
素を含有する燃料が記載されている。この特許は、また
脂肪族C4−またはC5−炭化水素2〜20%を含有す
るメタノール燃料もまた対象としている。同特許明細書
の第5欄第22〜27行によれば、高純度の炭化水素が
好ましい。更に、使用される炭化水素は、部分的に不飽
和であるかまたは不飽和の炭化水素からなるものでよい
(同第5欄第28〜34行参照)。その実施例には(第
1表)、添加成分としてn−ペンタン、イソペンタンお
よび20%までのブテンを含有するC4−留分が記載さ
れている。クレーム5および6によれば、飽和C5−炭
化水素の混合物は、航空エンジン用の特別々場合の燃料
として使用することもできる。米国特許第2.865.
009号明細書には、エタノールと脂肪族C3−C5炭
化水素との混合物もまた記載されており、その際脂肪族
炭化水素は、飽和のものでも不飽和のものでもよく、そ
して好ましくはインペンタンが(クレーム8および第1
表参照)炭化水素として混合される。
更に、エタノール/炭化水素混合物の例は、ドイツ特許
出願公開第2,806.678号および同第3.211
.775号に記載されている。特に、エタノールを豊富
に入手しうる国、例えばブラジルにおいては、エタノー
ルを純粋り形で、ならびに炭化水素(ガソリン)との混
合物の形で燃料として使用することが当業者間において
よく知られている(例えば、Chemical Eng
ineering Progress、 1979年4
月号第11頁参照)。
他方、低級アルコールは、また燃料としてのそれらの用
途に関する重要な特定の欠点を有すること、例えば劣悪
な低温始動特性、低い外部温度における劣悪な駆動特性
、特に低温度における炭化水素との不満足な混合性およ
び炭化水素との混合物における広い爆発範囲を有するこ
とが知られている。低温始動の問題は、アルコールたる
メタノールおよびエタノールの低い鯖火性に求められる
。点火性に対する測定の方法は、自動車燃料の蒸気圧で
あり、これは37.7℃におけるいわ(2)るリード(
Reid)試験によって決定される。例えば、ガソリン
は、リード試験において700ミリバールの蒸気圧を有
し、他方メタノールは、350ミリバールの蒸気圧を有
する。15℃以下の戸外温度においては、メタノールお
よびエタノールの蒸気圧は、非常に低いので、ガス状の
発火可能の混合物はもはやできない。空気中における純
メタノールの爆発限界は、6.75ないし36.7容量
%であり、従って自動車燃料タンク内に+15℃ないし
+25℃において爆発性の燃料−空気の混合物が生ずる
。インペンタン6〜9重量%を添加することによって、
爆発限界の上限は、夏期の運転において一7℃まで、そ
して冬期においては一20℃まで低下するので、従って
安全の問題は、実質的に回避される。
更に、イソペンタンは、メタノールならびにエタノール
に対して特に低温度においてもすぐれた溶解性を示すの
で卓越している。純メタノールの蒸気圧の最も有利な調
整データとして、ドイツ燃料規格DIN51600の蒸
気圧の上限値は、夏期の燃料について700ミl+バー
ルであり、そして冬期燃料について900ミリバールで
あることが判明した(リード試験)。
上記の問題および従来技術々らびに最近の研究の結果と
して、インペンタン(2−メチルブタン)カ従来最適の
混合成分として選択されていた。
蒸留メタノールおよびイソペンタンからなり、M−10
0燃料として知られている燃料は、多くの車輛試験にお
いて試験され、そして数年来特に西ドイツにおいて市町
村の車輛試験に使用されて−10= いる( DGMI(第27回会議(1982年10月6
〜8日開催)議事録のミュラー (H,Mijller
)による和文参照)。インペンタンを含有するメタノー
ルは、有用な自動車燃料への期待にある程度壕で応え得
るけれども、この燃料には依然として々おかなりの欠点
が残っていることが意外にも上記の試験によって示され
た。
特に、夏期における運転中に純メタノールを使用した場
合の蒸気圧は、イソペンタン含量が5ないし6重量%に
低下したにもかかわらず、あまりにも高く、その際その
結果としてイソペンタンの望ましくないガス発生を伴な
い、他方冬期の運転においては、9重量%までのイソペ
ンタン含量にもかかわらず低温度において蒸気圧の低下
が現われ、その結果、−io℃以下の冬期の寒冷時にお
いては、冷時始動特性が極めて不満足なものと々る。
従って、本発明の解決すべき課題は、実際の自動車運転
に際して必要とされるような、特に比較的高いそして比
較的低い戸外温度におけ礪改善された冷時始動特性、改
善された運転特性をもたらし、そして冬期の運転におい
ても申し分のない溶解性々らびに夏期運転における比較
的低す気化性と同時に燃料タンク内における爆発性混合
物の発生を避けることによって安全運転を保証するよう
な、メタノールおよびエタノールを基礎とした燃料を開
発することであった。
上記の課題は、本発明によれば、燃料中に場合によって
は水15重量%までを溶解して含有する、メタノールを
基礎とした燃料において、メタノ一ルが04−炭化水素
の混合物およびC5/C6−およびまだはC5−C7−
炭化水素の混合物ならびにガソリンを含有しており、 a)燃料中のC4−、C5/C6−およびまたはC5−
07−炭化水素および/またはガソリンの全量が0.1
〜15重量、およびまたは0.1〜IBM量%、および
/または0.1〜25重量%であり、そしてb)  C
4:C5/C6およびまたはC3−C7炭化水素および
/またはガソリンの比が1:500重量部な−し3:1
重量部である、 ことを特徴とする上記メタノールを基礎とじた燃料、々
らびに 燃料中に場合によっては水25重量%1でを含有する、
エタノールを基礎とした燃料にかvで、エタノールがC
じ炭化水素の混合物およびC5/C6−および7寸たは
C3−C7−炭化水素の混合物々らびにガソリンを含有
しており、 a) 燃料中ノC4−1c5/C6−オヨび/′または
C5−C7−炭化水素および/またはガソリンの全量が
0.1〜15重量%、および/または0.1〜18重量
%、および/または0.1〜25重量%であり、そして
b)  C4: C5/C6および/′=!たはC3−
C7−炭化水素卦ヨび/またはガソリンの比が1: 5
00重量部外いし3:1重量部である、 ことを特徴とする上記エタノールを基礎とした燃料、な
らびに メタノール−およびエタノールを基礎とした本辣明によ
る燃料の混合物により、ならびにC4−およびC5炭化
水素の添加物を含有する、メタノール−およびエタノー
ルを基礎とした燃料と本発明による燃料との混合物によ
って解決された。
一方の04−炭化水素と他方のCs/C6−炭化水素お
よび/またはC5−C7−炭化水素および/またはガソ
リンと純メタノールとの、々らびに蒸留されていない工
業用メタノール、いわのる粗メタノールとの、同様にエ
タノールとの、ならびに工業用の含水のエタノールとの
混合物が、意趣した、従来達成され々かったような仕方
で、申し分のない冷時始動特性およびよりすぐれた運転
特性、特に自動車の実際の運転に際して必要とされるよ
うな、比較的高いそして比較的低い戸外温度におけるそ
れ、すなわち冬期の運転においても申し分の々い溶解性
ならびに夏期の運転における比較的低い気化性と同時に
、燃料タンク内における爆発性混合物の生成を避けるこ
とによって安全運転を保証するような、燃料が提供され
ることは、この技術分野の専門家にとって驚異的なこと
であった。特に、所望の諸性質特性および比較的低沸点
の04−留分の添加にもかかわらず安全な爆発限界が達
成され、その際、比較的高い含水量においてさえ、す々
わち非常に湿度の高い気候においてさえ、燃料混合物中
における相分離が生じないと込うととは、殊に驚くべき
ことであった。特に、石油精製および一次化学品製造部
門、例えばエチレン−およびベンゼン/トルエン(BT
)プラントにおりて得られるもののよう々C4−炭化水
素を一方に、そしてC5/C6−および/またはC5−
C7−炭化水素の工業用留分は、個々の炭化水素に関し
ては種々の組成を有するけれども、極めてすぐれている
ことは驚くべきことである。
C4−炭化水素およびC5/C6−および/またはC5
−C7−炭化水素および/またはガソリンの全量は0.
1ないし25重量%とすることができる。C4−炭化水
素対C5/C6−およびまたはC5−C7−炭化水素お
よび/またはガソリンの比は、1:500ないし3:1
とすることができる。好ましくは、Cじ炭化水素対C5
/C6−および/またはC5−C7−炭化水素および/
またはガソリンの比は、l:1ないし1:20である。
工業用の留分において不可避的に含有されているように
、非−C4−C7−炭化水素の少量が本発明による燃料
に含有されていてもよく、非芳香族飽和および/または
不飽和炭化水素であるかまたは芳香族炭化水素であるか
とbうことは重要なことではない。
Cじ、C5、C6−およびC7−混合物の適当な留分は
、例えば次の分析値を示す: =q[j重分−C5−留分 C32,4重量%   C’ 40.52重量%C4不
飽和   0.5  //     C5不飽和   
1.88  ttイソブタン   84.9  // 
     インペンタン   28.15  ttn−
ブタン   62.Ott     n−ペンタン  
80.81  //>C40,2tt      )C
512,a   ttn−ブタン     1.0重量
% n−へブタン     2.2重量%シクロペンタ
ン    1.6〃    メチルシクロヘキサン 1
5.8 1/2−メチルペンタン  2.5//1−メ
チルヘキセン−/   1,2  tt3−メチルペン
タン 8.0 7/   メチルヘキサン   10.
7  tt2−エチルブテン  11.0  /I  
  エチルシクロペンタン 18.2  /1ベンゼン
     29.Q、  I/   トルエン    
 80.1  //シクロヘキサン    7.4  
//    2.4−ジメチルヘキサン4.5〃2−メ
チルヘキサン  1.5〃   その他       
9.63−メチルヘキサン  1.1〃 その他      9.5〃 ガソリンとしては、通常のレギュラーおよびプレミアム
等級のものが使用されうる。
本発明による燃料の場合には、多数の公知の択一的な燃
料と同様に、例えば、C3−1c4−およびより高級々
アルコール、エーテル、例えばメチル−第三ブチルエー
テルおよびその他の容易に入手しうるエーテル、更に、
アセトンのようなケトン、ならびにベンゼン、トルエン
およびキシレンのような芳香族成分、のような他の通常
の成分の適当量を混合することができる。
メタノールを基礎とした燃料に従来使用されたメタノー
ルの品質は、蒸留によって精製されたメタノール、いわ
ゆる純メタノール(無水まだは精製メタノール)である
。後者のメタノールの純度に関しては、対応する高い運
転費が特に蒸留範囲にお込ては必要とされるような高じ
要求事項が存在することが当業者に知られている。特に
メタノール燃料の場合には、例えば、配管、タンクのラ
イニング、エンジン部品およびエンジンの構成材料のよ
う々自動車の部材に対するメタノールの腐食的および溶
解的作用ならびにそのE更に環境汚染に関して完全燃焼
に関する高い要求事項が課され、そして更に特に気化器
およびエンジンにおける沈着物を避けなければならない
というような、一定の技術的問題が生ずるので、低圧、
中圧または高圧の合成装置において得られたもののよう
な非蒸留処理メタノール(いわゆる粗メタノール(非精
製メタノール))は、自動車用燃料として使用するには
不適当であると考えられていた。
粗メタノールは、周知の如く、約5重量%までの水のほ
かに、例えばホルムアルデヒド、ギ酸メチル、ギ酸、ジ
メチルサルファイド、ホルムアルデヒドジメチルア士タ
ール、鉄ペンタカルボニル々らびに他のカルボン酸およ
びそれらのエステルを含有する。
本発明者は、研究の結果、意外にも従来技術に基づく先
入観に反して、未蒸留のメタノールは、同様に、特に燃
料に接触する自動車の部材に関して、またガス発生(e
mission)に関して、本発明による燃料にとって
極めて適していることを見出した。驚くべきことには、
CO,NOxおよび炭化水素の発生は、純メタノールを
使用した場合に比較してより低いことが判った。このこ
とは、次の表に個々に示されている: 本発明によれば、未蒸留ではあるがトッピングされた粗
メタノールもまた、不揮発性の不純物を除去した上で使
用されうる。
本発明によるメタノールを基礎とした燃料の屯越1.た
性質を、第1図〜第10図の参照の下に更に詳細に説明
する。
第1図において、燃料の蒸気圧は、それぞれ冬期および
夏期に対応する一80°ないし+30℃の温度範囲に対
して燃料たる純メタノールまたは粗メタノールおよびC
4−/C5−/C6−炭化水素の蒸気がミI]バールで
示されている。
第2表には、それ重量%で表わされた組成が示されてい
る。
リード蒸気圧は、夏期燃料については700ミリバール
そして冬期燃料については900ミリバールである。
C5−およびC6−炭化水素の量は、すべての混合物に
ついて一定に保たれていた。
メタノールと炭化水素の添加物との混合物のリード蒸気
圧を炭化水素添加物の次第に増加する量に対して一定の
温度に結び付けるならば、蒸気圧は、まず炭化水素添加
物の増大する量と共に−L昇する。一定の量の炭化水素
を添加した場合、蒸気圧の増加が急激に低下する領域に
達し、そして更に添加した場合はとんど水平に更に経過
する。
この一般的な単動は、第7図に記載されている。個々の
曲線は、エタノール95.6重量%およびC5/C6−
炭化水素添加物からなる混合物について第8図に示され
ている。例えば、C57C6−炭化水素の全量を一定に
保った場合には、しかしながら、C5一対C6−炭化水
素の割合が変動し、従つ工同様に経過する曲線群が得ら
れる。
個々の燃料の安定性に関して、すなわち一方ではガス発
生を最少限度に保ちながら他方では冬期および夏期にお
ける本発明による燃料の所望の蒸気圧を保つだめに、第
7図に示されて因るように曲線の上昇部からtlとんど
水平な部分へと移行する蒸気圧範囲内にあるようにC5
/C6−1および/またはC5−C7−炭化水素および
/まだはガソリンの添加量を選択することが有利である
ことが立証された。
炭化水素の好ましいないし特に好ましい範囲は、第7図
のaおよびbに記載されている。
第2図は、C4−/C5−C7−炭化水素を添加した純
メタノールならびに粗メタノールからなる燃料のミ11
バールで表わした蒸気圧を冬期および夏期に対応する一
80℃ないし+30℃の温度範囲についてプロットした
ものである。
第3表にはこれらの混合物の組成が重量%で示されてい
る。     − この場合においても、リード蒸気圧は、夏期操作につい
ては700ミリバールであり、そして冬期操作について
は900ミリバールである。
C5’i’i−いしC7−炭化水素の量は、すべての燃
料について一定に保たれた。
それぞれ冬期および夏期に対応する一30℃〜+30℃
の温度範囲についてプロットしたものである。
第4表には、それぞれ重量%で表わされた組成が示され
ている。
第4表 リード蒸気圧は、夏期燃料について700ミ11バール
であり、そして冬期燃料について900ミリパ−ルであ
る。
オy )−(Otto)燃料(レギュラー燃料)は、夏
期仕様および冬期仕様について組成が異なっているので
、添加量は一定に保たれず、通常の夏期および冬期燃料
は、第7図において示された好ましい量の範囲内で変動
する量で添加された。
第1〜3図はこの技術分野の専門家にとって驚くべき結
果を示している。
従来技術に対応するイソペンタンの添加に関しては、夏
期の運転に対してはより低い蒸気圧が必要でありそして
冬期の運転に対してはより高い蒸気圧が必要であること
が知られている。
第1〜3図の曲線で表わされた本発明による燃料の一3
0℃および/まだは+30℃における蒸気圧が第5表に
要約されている。これらのデータは、本発明による燃料
が卓越しだ蒸気圧特性を有することを示す。
第5表  (リード蒸気圧基準) 37.7℃において測定して夏期700ミリバール、純
メタノールについて考察すると、本発明によるインペン
タン添加物においては、夏期燃料については550ミl
バールの蒸気圧が測定されそして冬期燃料については7
0ミリバールの蒸気圧が測定されたことが判明する。
純メタノールを基礎とした夏期燃料の場合には、C5/
C6、C3−C7およびガソリンを添加した場合には、
+30℃において僅かガ上昇しか認められ々い。
冬期燃料について考察すると、本発明によるC5/C6
、C3−C7およびガソリンの添加の場合、実際の運転
に当ってイソペンタンに比較して蒸気圧の実質的々上昇
があることが立証される。この予想外の結果は、代替燃
料としてのメタノール系燃料の使用に決定的な寄与をな
すものである。
粗メタノールの場合には、本発明による利点は、更に際
立っている。冬期の運転においては、インペンタンの添
加の場合、110ミリバールの蒸気圧が得られる。C5
/C6−1C5−C7−およびガソリン添加の場合、8
0.50および40ミリバールの蒸気圧の上昇が得られ
る。
これらの結果は、従来技術に比較して実質的に予想外の
改善が得られ、それはメタノール系燃料の実際上の使用
を極端々気候条件の下においても初めて可能にすること
を明らかに示している。第6表に示されている爆発限界
を考慮するならば、本発明による燃料を用いたこれらの
パラメーターについても、従来技術、すなわちイソペン
タン添加に比較して明らかな改善が得られたことが立証
された。
30℃(夏期曲線)および−30℃(冬期曲線)におけ
る第4゜5および6図の蒸気圧を対応するイソペンタン
/純メタノールの蒸気圧と比較すると、エタノール(E
loo)およびC4/C5/C6、C4/C3−C7お
よびC4/ガソリンを添加したリード条件下において卓
越した蒸気圧特性が特に冬期の運転について得られるこ
とが立証される。
上記の蒸気圧は、第7表に要約されてbる。
第7表  (リード蒸気圧基準) 37.7℃において測定、夏期700ミリバール、第8
表には、本発明によるエタノールを基礎とした燃料の組
成が要約されている。
第8表 第9表から明らか々ように、本発明によるエタノールを
基礎とした燃料を用いることによって爆発限界に関して
極めてすぐれた結果が得られる。
第8図には、第7図の一般的曲線に基いてエタノールへ
のC5/C6の添加が例示的に示されており、その濃度
範囲から好ましい範囲および特に好ましい範囲のaおよ
びbが選択される。
C5:06の比は、この例においては1:1である。
濃度曲線7まだは8に従ってC5/C6、および/また
はC3−C7および/またはOKの濃度が測定された場
合には、所望のリード蒸気圧が得られるようh量で自が
添加される。
本発明による燃料に対する比較の基礎として700ミリ
バール(夏期)および900ミリバール(冬期)のリー
ド蒸気圧が好ましいが、本発明に従って他の夏期または
冬期蒸気圧もまた基礎として選択することもできること
がこの技術分野の技術者に知られている。
本発明による燃料の場合の添加剤の使用は、アルコール
を基礎とした燃料の場合に通例であるように行々われる
。適当な腐食防止剤は、例えばトリアゾール−、イミダ
ゾールまたはベンゾエート誘導体である。点火調節剤と
しては、例えばトリクレジルホスフェートならびに他の
通常のものが使用される。
場合によっては、グリコールまたはそれらのモノ−また
はジエーテルその他のような乳化剤が使用されうる。
他の添加剤の添加も本発明によれば同様に可能である。
純メタノールおよび粗メタノールおよびエタノールを基
礎とした本発明による燃料をもたらす組合せ成分の相乗
効果は、従来達成でき力かった諸性質を有する燃料に導
くことは疑いもなく、鉱油からのみならずまだ石炭およ
びバイオアルコールからも同様に製造されうるこれらの
燃料は、極めて重要な経済的重要性を有する。
本発明者らの広範な多年に亘るそして多大の出費の下に
実施された実験特にその使用が従来技術に基いて殊に適
当であると考えられたインペンタンを添加する実験から
明らかにされたように、本発明による燃料が実際上燃料
に対して課されるすべての要求事項を、従来達成されな
かったような極めて卓越して満足せしめていることは、
本発明の予想外の結果である。
=32=
【図面の簡単な説明】
第1図は、C4−/C5−/C6−炭化水素を含有する
本発明による燃料の蒸気圧(絶対圧)と純メタノールお
よび粗メタノールについての夏期仕様および冬期仕様向
けの温度との相関関係を示す図表である。 第2図は、C4−05−C7−炭化水素を添加した場合
の第1図と同様な依存関係を示す図表である。 第3図は、C4−炭化水素およびガソリンを添加した場
合の同様な依存関係を示す図表である。 第4図は、エタノール/水(エタノール95.6重量%
およびH2O4゜4重量%)およびC4ダC5ン′C6
−炭化水素が添加された場合の同様な依存関係を示す図
表である。 第5図は、CじおよびC5−C7−炭化水素が添加され
た場合の第4図と同様な依存関係を示す図表である。 第6図は、C4−炭化水素およびガソリンを添加した場
合の第4図および第5図と同様々依存間開を示す図表で
ある。 第7図は、蒸気圧の炭化水素濃度に多する依存関係を一
般的に示す図表である。 第8図は、例示的にエタノール(95,6%)に05/
C6−炭化水素を添加した場合の、第7図の曲線に対応
する曲線を示す図表である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、場合によっては水15重量%までを含有する、メタ
    ノールを基礎とした燃料において、メタノールがC_4
    −炭化水素の混合物およびC_5/C_6−炭化水素の
    混合物を含有し、 a)燃料中のC_4−およびC_5/C_6−炭化水素
    の全量が0.1ないし15重量%であり、そして b)C_4:C_5/C_6の比が1:500重量部な
    いし3:1重量部である、 ことを特徴とする上記メタノールを基礎とした燃料。 2、場合によっては水15重量%までを含有する、メタ
    ノールを基礎とした燃料において、メタノールがC_4
    −炭化水素の混合物およびC_5−C_7−炭化水素の
    混合物を含有し、 a)燃料中のC_4−およびC_5−C_7−炭化水素
    の全量が0.1ないし18重量%であり、そして b)C_4:C_5−C_7の比が1:500重量部な
    いし3:1重量部である、 ことを特徴とする上記メタノールを基礎とした燃料。 3、場合によっては水15重量%までを含有する、メタ
    ノールを基礎とした燃料において、メタノールがC_4
    −炭化水素の混合物およびガソリンを含有し、 a)燃料中のC_4−炭化水素およびガソリンの全量が
    0.1ないし25重量%であり、そしてb)C_4:ガ
    ソリンの比が1:500重量部ないし3:1重量部であ
    る、 ことを特徴とする上記メタノールを基礎とした燃料。 4、使用されたメタノールが蒸留されていない工業用メ
    タノールである特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれ
    かに記載の燃料。 5、場合によっては水25重量%までを含有する、エタ
    ノールを基礎とした燃料において、エタノールがC_4
    −炭化水素の混合物およびC_5/C_6−炭化水素の
    混合物を含有し、 a)燃料中のC_4−およびC_5/C_6−炭化水素
    の全量が0.1ないし15重量%であり、そして b)C_4:C_5/C_6の比が1:500重量部な
    いし3:1重量部である、 ことを特徴とする上記エタノールを基礎とした燃料。 6、場合によっては水25重量%までを含有する、エタ
    ノールを基礎とした燃料において、エタノールがC_4
    −炭化水素の混合物およびC_5−C_7−炭化水素の
    混合物を含有し、 a)燃料中のC_4−およびC_5−C_7−炭化水素
    の全量が0.1ないし18重量%であり、そして b)C_4:C_5−C_7の比が1:500重量部な
    いし3:1重量部である、 ことを特徴とする上記エタノールを基礎とした燃料。 7、場合によっては水25重量%までを含有する、エタ
    ノールを基礎とした燃料において、エタノールがC_4
    −炭化水素の混合物およびガソリンを含有し、 a)燃料中のC_4−炭化水素およびガソリンの全量が
    0.1ないし25重量%であり、そしてb)C_4:ガ
    ソリンの比が1:500重量部ないし3:1重量部であ
    る、 ことを特徴とする上記エタノールを基礎とした燃料。 8、使用されたエタノールが水を含まない工業用エタノ
    ールである特許請求の範囲第5項〜第7項のいずれかに
    記載の燃料。 9、燃料が特許請求の範囲第1項〜第8項に記載された
    燃料のうちの少くとも2種の混合物からなる特許請求の
    範囲第1項〜第8項のいずれかに記載の燃料。 10、燃料が特許請求の範囲第1項〜第9項に記載され
    た燃料のうちの少くとも1種と場合によっては水15重
    量%までを含有するメタノールを基礎とした燃料であっ
    て、メタノールがC_4−炭化水素の混合物およびC_
    5−炭化水素の混合物を含有し、 a)燃料中のC_4−およびC_5−炭化水素の全量が
    0.1ないし15重量%であり、そして b)C_4:C_5−炭化水素の比が1:500重量部
    ないし3:1重量部である、上記メタノールを基礎とし
    た燃料との混合物からなることを特徴とする、第1項〜
    第9項のいずれかに記載の燃料。 11、使用されたメタノールが蒸留されていない工業用
    メタノールである特許請求の範囲第1項に記載の燃料。 12、燃料が特許請求の範囲第1項〜第11項に記載さ
    れた燃料のうちの少くとも1種と場合によっては水25
    重量%までを含有するエタノールを基礎とした燃料であ
    って、エタノールがC_4−炭化水素の混合物およびC
    _5−炭化水素の混合物を含有し、 a)燃料中のC_4−およびC_5−炭化水素の全量が
    0.1ないし15重量%であり、そして b)C_4:C_5−炭化水素の比が1:500重量部
    ないし3:1重量部である、上記エタノールを基準とし
    た燃料との混合物からなることを特徴とする、第1項〜
    第11項のいずれかに記載の燃料。 13、使用されたエタノールが水不含の工業用エタノー
    ルである特許請求の範囲第1項〜第12項のいずれかに
    記載の燃料。 14、燃料が特許請求の範囲第1項〜第13項に記載さ
    れた燃料のうちの少くとも2種の混合物からなるもので
    ある特許請求の範囲第1項〜第13項のいずれかに記載
    の燃料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178594A (ja) * 1987-12-30 1989-07-14 Hiroo Kosaka 化学合成液体燃料とその製造方法
JP2007191579A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関用燃料
JP2013510940A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 燃料配合物

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JP2007191579A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関用燃料
JP2013510940A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 燃料配合物

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