JPS61210172A - タ−ビン翼の製造方法 - Google Patents

タ−ビン翼の製造方法

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Publication number
JPS61210172A
JPS61210172A JP4990385A JP4990385A JPS61210172A JP S61210172 A JPS61210172 A JP S61210172A JP 4990385 A JP4990385 A JP 4990385A JP 4990385 A JP4990385 A JP 4990385A JP S61210172 A JPS61210172 A JP S61210172A
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JP
Japan
Prior art keywords
core
base material
hollow part
turbine
cooling air
Prior art date
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Pending
Application number
JP4990385A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kamimura
上村 隆夫
Takaharu Okamoto
岡本 隆治
Hisafumi Akigawa
秋川 尚史
Takeshi Yamada
猛 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP4990385A priority Critical patent/JPS61210172A/ja
Publication of JPS61210172A publication Critical patent/JPS61210172A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ガスタービンエンジンにおけるタービンの
動翼および静翼のように、冷却空気の通路を形成する中
空部が設けられたタービン翼を、耐熱性のような特性に
優れた材料で形成することを可能にしたタービン翼の製
造方法に関するものである。
[従来の技術] ガスタービンエンジンの出力および熱効率を向上させる
ために、タービンに入る燃焼ガスの温度を高くすると、
タービンが高温にさらされて、その強度が低下する。そ
こで従来、タービン翼、すなわち、タービンの動翼また
は静翼を中空にして、この中空部に冷却空気の通路を形
成し、タービン翼を冷却空気により冷却して、耐熱性を
向上させることが広く行われている(たとえば、JT9
Dエンジンにおける空冷タービン翼の変遷、日本ガスタ
ービン学会誌(GTSJ)8−29号。
1980年参照)。
C発明が解決しようとする問題点] 上記中空部を備えたタービン翼は、形状が複雑になるの
で、一般に精密鋳造法で製造され、その際に上記中空部
は鋳抜きで形成される。この精密鋳造によれば、中空部
を備えたタービン翼を比較的安価に製造できる利点はあ
るが、タービン翼の材料が、鋳造用の合金(たとえばl
NC0社製のInc。
7!3(商品名、成分: 73Ni −13Cr −4
,5No −0,75・  Ti−8AI −2,3C
b ) )に限定されてしまうので。
耐熱性のような特性に優れていながら、鋳造に適さない
他の材料を使用できない欠点がある。
この発明は、上記従来の欠点を解消するためになされた
もので、中空部を備えた複雑な形状のタービン翼を、鋳
造に適さないものも含めてほぼ全ての材料で形成するの
を可能にし、従来よりも耐熱性のような特性に優れたタ
ービン翼を容易に得ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明は、タービン翼の
中空部の形状に合致した中子を型成形により形成してお
き、この中子の表面に耐熱性および耐食性を備えた基材
を溶射してタービン翼の素材を形成し、ついで、上記基
材を溶解しない溶剤により上記素材の中子を溶解除去し
たうえで、上記素材の表面を加工して、所定の形状のタ
ービン翼を得るようにしている。
[作用] 鋳造に適さないものも含めてほぼ全ての材料は溶射可能
であるから、この発明によれば、たとえば、セラミック
、特殊合金、またはセラミックと金属とを組み合わせた
サーメットのような耐熱性に優れた材料でタービン翼を
形成できる。
[実施例] 以下、この発明をガスタービンエンジンのタービン翼に
実施した例を、図面にしたがって説明する。
第1図において、11は中子で、鋳造のような型成形に
より、タービン翼の中空部に合致した形状に形成されて
いる。ここで、タービン翼とは。
タービンの静翼または動翼をいう、上記中子11の材料
としては、たとえば、鉄、m、セラミック(A j20
.−5 iOユ)などがある。
つぎに、第2図に示すように、上記中子11の表面に、
耐熱性に優れるとともに、耐食性、つまり、後工程で用
いられる溶剤に侵されない性質を備えた基材12を溶射
して、タービン翼の素材13を形成する。この溶射は、
たとえば第6図に示すような低圧プラズマ溶射装置を用
いてなされる。
第6図において、チャンバ15内の回転テーブル16上
に、中子11をその翼スパン方向14(第1図参照)を
上下にして載置し、チャンバ15内を真空ポンプ17に
より真空に引いて、0.1mra Hg以下に保つ、こ
の状態で、外部からプラズマトーチ18に対して基材1
2を供給するとともに、このプラズマトーチ18に電s
19から給電し、上記回転テーブル16をモータ20で
回転させながら、中子11に対してプラズマ溶射を行な
う、この低圧溶射によれば、溶射された基材の粒子が酸
化されないので3酸化による材質の劣化が防止される利
点がある。
上記基材12は、上述のように、耐熱性と耐食性を備え
ていることが必要である。この基材12としては、たと
えば (1)ニッケル(Ni)またはコバル) (Go)基合
金であって、アルミニウム(AI) 、クロム(Cr)
チタニウム(Ti)  、モリブデン(に0)1タンタ
ル(Ta) 、コロンビウム(Cb) 、ハフニウム(
HF)。
タングステン(W)、イツトリウム(Y)のうち、1つ
以上を含む合金、 (2)上記(1)の合金に、酸化イツトリウム(Yユ0
3)、酸化アルミニウム(ALz(h )  、または
炭化けい素(SiC)などの醸化物を1粒または短繊維
の状態で添加した複合材料であるサーメット。
(3)セラミック(ZrOx、Al2O3,5iah)
などがある、ただし、上記(3)のセラミックを基材と
して用いる場合には、低圧プラズマ溶射が困難なので、
大気溶射を行なう、上記(1)〜(3)の材料から、従
来の鋳造用合金よりも耐熱 、性に優れているものを選
ぶことができる。
つぎに、第3図に示すように、上記素材13を溶剤21
の中に浸漬し、中子11のみを溶解して除去する。溶剤
21としては、鉄または銅の中子11に対しては硝酸、
セラミックの中子11に対しては熱アルカリを用いる。
ただし、中子11をセラミックで形成した場合には、溶
剤との関係で、基材12としてセラミックを使用できな
いので、基材12は上記(1)または(2)の材料を用
いる。
こうして、基材12に損傷を与えることなく中子11が
溶解され、第4図に示すように、中空部22が形成され
る。中空部22が形成された素材13の表面をカッタ2
3により機械加工し、第5図に示す所定の形状のタービ
ン:1I24を得る。
なお、第4図の機械加工の前に、HIP処理(熱間静水
圧処理)して、溶射層中の気孔のような欠陥を除去し、
I!全性を改善するようにしてもよい。
また、タービン翼24は、ガスタービンエンジンに組み
込まれたときには、冷却空気が流れるので、この冷却空
気に含まれた塩分により上記中空部22の壁面が腐食す
る問題がある。この問題に対しても、この発明は有効な
解決手段を提供し得る。つまり、第2図の工程で、中子
11の表面に基材12を溶射するまえに、耐腐食性材料
、たとえばコバルト−クロム−アルミニウムーイツトリ
ウム合金を溶射しておく。こうすると、中子11を溶解
除去した後は、第7図に示すように、中空部22の壁面
に耐腐食性材料の層25が形成される。したがって、中
空部22の腐食を簡単な方法で有効に防止できる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、中空部を備え
た複雑な形状のタービン翼を、鋳造に適さないものも含
めてほぼ全ての材料で形成するのが可能になる。したが
って、たとえば、セラミック、特殊合金、またはセラミ
ックと金属とを組み合わせたサーメットのような材料を
選択することにより、耐熱性のような特性に優れたター
ビン翼を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明の一実施例を示す製造工
程図、第6図は低圧プラズマ溶射装置を示す側面図、第
7図は他の実施例により得られるタービン翼を示す断面
図である。 11・・・中子、12・・・基材、13・・・素材、2
1・・・溶剤、22・・・中空部、24・・・タービン
翼。 第1図        第2図 基材 第3m 溶剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷却空気の通路を形成する中空部が設けられたタ
    ービン翼を製造する方法であつて、上記中空部の形状に
    合致した中子を型成形により形成する工程と、上記中子
    の表面に耐熱性および耐食性を備えた基材を溶射してタ
    ービン翼の素材を形成する工程と、上記基材を溶解しな
    い溶剤により上記素材の中子を溶解除去する工程と、上
    記素材の表面を加工して所定の形状のタービン翼を得る
    工程とからなることを特徴とするタービン翼の製造方法
JP4990385A 1985-03-13 1985-03-13 タ−ビン翼の製造方法 Pending JPS61210172A (ja)

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