JPS6121001A

JPS6121001A - 反転式デイスクプラウ装置

Info

Publication number: JPS6121001A
Application number: JP14310284A
Authority: JP
Inventors: 正勝荒木
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-07-09
Filing date: 1984-07-09
Publication date: 1986-01-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は上坂を連続的に切断反転キエ起するディスク
プラウ装置に関する。

（ロ）従来技術土壌を反転耕起するディスクプラウ装置として一般的な
ものは、内外周面とも一側に彎曲する皿状のディヌクを
ｖｉ、数個回転軸に取り付けるとともに、この軸を牽引
車体側の動力によって強制的に正転駆動させている。こ
の形態の回転軸は平面から見ると一側が牽引車体側に接
近し、他側は車体から遠のく方向に傾斜して設けられて
いるのが普通である。

（ハ）発明が解決しようとする問題点かくして上記の従来装置では次のような欠点を有する。

即ち、前記回転軸はその傾斜方向を逆向きに変更するこ
とができず、常に耕起した土を一側へ放テキスるように
ディスクロータを回転駆動せしめているのでこの装置を
用いて往復耕を行なうと第５図のように各行程毎に溝（
イ）ができ、後の整地作業に問題がある。

また、この溝の発生を防止すべく回り耕を行なうと作業
能率が低下するばかシでなく、圃場全体か第６図に示す
ように中高となる欠点がある。

に）問題を解決するだめの手段この発明は上記欠点を解消するために提案するものであ
って、機体の進行方向に対して左右どちら側にでも反転
耕起できて往復耕を可能とするディスクプラウ装置を得
ることを目的としている。

このため、この発明は次のような技術的手段を講じた。

即ち、トラクター（１）の機体（２）後部に３点リンク
機構（６）を介して連結されたディスクプラウ（７）の
フレームα０下部に、トラクター（１）側から回転動力
を得て駆動され、かつ軸長手方向には複数個のディスク
ロータＱつ・・・分備なえた回転軸（１］）を回転自在
に支持して設け、この回転軸（１０））を正逆転可能に
構成するとともに、回転軸α◇を縦方向の軸芯廻わりに
回動調節可能に構成したことを特徴とする反転式ディス
クプラウ装置の構成とする。

（ホ）実施例および作用以下、図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。

（１）はトラクター、（２）はこのトラクター（１）の
ミッションケースで後部にヒツチ（３）を取υ付け、そ
の後方にはトノプリンク（４）およびロワーリンク（５
）　（５）からなる３点リンク機構（６）を介して後述
するディスクプラウ装置（７）を連結し、機体後部に枢
着したリフトアーム（８）　（８）を回動させることに
よってこのディスクプラウ装置（７）を昇降動する。デ
ィスクプラウ装置（７）は伝動ギヤケース（９）とフレ
ーム００ト回転軸０◇およびディスクロータαつ・等か
らなり、伝動ギヤケース（９）には前方に向けて入力軸
０３が軸架され、トラクター（１）のＰＴｏ軸αａから
回転動力を得てこの入力軸θ■が駆動される形態となす
。第３図はこのギヤケース（９）の内部構造を示すもの
であるが、入力軸０騰の後端に設けた小径のベベルギヤ
０句には上下に対向させて大径ベベルギヤＯＱａ力を噛
み合わせている。この２つの大径ベベルギヤａｎ　（１
７）は縦軸α８）にニードルベアリンクを介して回転自
在に遊嵌支持され、この軸（至）上にスプライン嵌合さ
れたクラッチ係合体０つを大径ベベルギヤα０Ｑカの内
側に設けた昭１］）に択一的に噛み合わせることによっ
てこの縦軸０８）の回転方向を正逆に変更するととがで
きる。（イ）はこのクラッチ係合体Ｏ［有］を操作する
レバーである。

縦軸α８）の下端にはベベルギヤ翰が設けられ、このベ
ベルギヤ（ハ）には別のベベルギヤ■が噛み合わ・され
ている。（ハ）はこのベベルギヤ（ハ）と一体的に回動
する伝動シャフトで、シャフト（ハ）端部にはスプロケ
ノ１−（ハ）を固着して設け、前記伝動シャフト（ハ）
に対して下位であって、かつ平行に軸架された回転軸（
１１）端部にもスプロケット（ハ）を固着して設け、両
ヌデロケノト（ハ）弼間にチェーン（イ）を巻き囲わし
てトラクター（１）側から得た回転動力をこの回転軸（
ＩＩ）に伝達している。回転軸（１１）上に適当間隔お
きに取り＋Ｊけられたディスクロータ０→は、第１　図
Ｋ　示すように内外周面とも進行方向後側に彎曲突出す
る皿状に形成されている。ｃ３］）はチェノケース、０
ツは伝動シャフト（ハ）の外周を覆う筒状のケース、（
ハ）は前記伝動ギヤケース（９）に対して首振り回動自
在に支持された伝動ケースでこの伝動ケース（ハ）の下
部は前記フレーム００の水平板（ロ）に支持されている
。

（ハ）はフレームθ１の前部に設けた側断面形状がコ字
型のガイド体で、このガイド体（７）は平面から見ると
第２図に示すように前記縦軸（１８）の軸芯を中心とし
て同志円弧状に設けられ、前記伝動ケース（ト）と一体
で水平方向に突出する円筒ケース０りの一端がとのコ字
状ガイド体（至）に受けられて、伝動ケース（ト）が縦
軸０８）の軸芯廻わりに回動するとケース０りの前端部
がガイド体（至）の中を左右に移動する。またケース０
２の前側下部には縦枠（至）が垂設され、との縦枠（至
）の下部には前記回転軸（１１）の一端が軸支されてい
る。フレーム００に回動する筒状ケース０功を固定する
場合には、ガイド停缶とケーヌＧ功の前端部に設けた通
孔（イ）にピンを上方から差し込んでロックする。なお
、この実施例においては、ガイド体（ハ）の中央部と左
右両端部の３箇所に通孔（ロ）が穿設されている。作業
を行なわないとぎには、第２図の（ハ）で示すように回
転軸αυを機体進行方向に沿わせた状態で固定する。（
ト）（ハ）はロワーリンク（５）　（５）と連結される
フレームＯＱの取付部、（至）はフレームα０と一体の
マストである。

上側において、このディスクプラウ装置（７）を用いて
往復耕を行なうときには、まず回転軸（１１）を第２図
の仮想線で示す（ロ）の状態にセットし、ディスクロー
タα功・・を、正転させて土を片側へ反転耕起する。

そして、圃場の端に至って機体の向きを変更すると伝動
ケース（至）を縦軸α些の軸芯廻わりに回動させ、回転
軸０υが第２図のに）の状態になるようにセ、ｌ−し直
し、ガイド体（至）左端の通孔（ロ）にピンを差し込ん
でロックする。

ついで、レバー（イ）を操作して伝動シャフト（ハ）の
回転方向を変更し、回転軸０υには常に機体の進行方向
に対して正回転が与えられるようにギヤの噛合わせを切
換える。

このような操作を繰シ返えして往復反転耕起作業を行な
うのであるが、この装置を用いて土壌を反転させた仕上
シ状態を第７図に簡略に示す。

なお、第４図は前述した縦軸α８）が上方に至る程後傾
するように構成されたものである。この軸α８）の傾き
は前記トノプリンク（４）の長さを長く伸ばすことによ
って調節しても良いが、この軸α印自体が予め後傾する
ように伝動ギヤケース（９）に軸支されていても良い。

このような状態で回転軸（１０））の向きを変更すると
進行方向前側のディスクロータ＠が後側のディスクロー
タ（２）より前止がシ気味となる。

反転式ディスクプラウを用いて往復耕を行なわせるとき
、通常トラクター（１）の−側の後輪を既耕した溝内に
落とし、片側の後輪は未耕地側を走らせるため機体が往
路と復路で逆向きに傾斜する。

従って、前記縦軸α８）を後傾させないでディスクロー
タα功αつ・を回転駆動させると耕巾の右側と左側とで
は耕起深さに差が生じ耕深が安定しない。

ところが、この縦軸を上方程後傾するように支持して設
けると、例えば右側後車軸を溝に落とし、左側後車輪を
未耕地に乗り上げらせて耕起作業を行なう場合、前側の
ディスクロータ（２）は後側より高く設定されることに
なるが、トラクター（１）の右後車輪が彼に落ちている
分だけその高さが低くなり、全体としてディスクロータ
α功・・・は地面に略平行となる。復路の場合は逆に左
側後車輪を溝に落とし、右側後車軸を未耕地に乗シ上げ
らせ、さらに前記回転軸０υの向きを第２図の（ロ）の
状態から（イ）の状態に変更して機体を前進させる。

このようにして往復反転耕起作業を行なうと耕深は安定
し、仕上り面も略平らになる。

（へ）発明の効果この発明は前記の如く構成したので次の技術的効果を奏
する。

即ち、片返えし形態のディスクプラウ装置（７）の回転
軸０◇を圃場の端で縦方向の軸芯廻わりに回動してディ
スクロータ（２）・・・の作用する向きを変更するとと
もに、さらに伝動ギヤケース（９）内のクラッチを切換
えて土壌の耕起反転方向を変更するだけで往復耕が可能
となるから従来装置に比し作業時間が短縮されるととも
に、起こしていった後に溝ができたり、あるいは中高と
なるというような問題が発生することがなく圃場全面に
亘って略均平な仕上り面が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示し、第１図は側面図、第２図
は平面図、第３図は要部の側断面図、第４図は側面図、
第５図乃至第７図は作用説明図である。符号の説明（１）トラクター（２）　　ミッションケース（６）３点リンク機構（７）　　ディスクプラウ装置（９）　　伝動ギヤケース００　　フレーム０υ　回転軸０ｚ（２）　ディヌクロータ００　　クラッチ係合体（イ）　レバー（至）　伝動ケース（至）　ガイド体

Claims

【特許請求の範囲】１）トラクター（１）の機体（２）後部に３点リンク機
構（６）を介して連結されたディスクプラウ（７）のフ
レーム（１０）下部に、トラクター（１）側から回転動
力を得て駆動され、かつ軸長手方向には複数個のディス
クロータ（１２）・・・を備なえた回転軸（１１）を回
転自在に支持して設け、この回転軸（１１）を正逆転可
能に構成するとともに、回転軸（１１）を縦方向の軸芯
廻わりに回動調節可能に構成したことを特徴とする反転
式ディスクプラウ装置。２）前記縦方向の軸芯が上端程後側へ位置する如く傾斜
している特許請求の範囲第１項記載の反転式ディスクプ
ラウ装置。