JPS61209243A - 耐傷付き性改良ポリオレフインエラストマ−組成物 - Google Patents
耐傷付き性改良ポリオレフインエラストマ−組成物Info
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- JPS61209243A JPS61209243A JP5137185A JP5137185A JPS61209243A JP S61209243 A JPS61209243 A JP S61209243A JP 5137185 A JP5137185 A JP 5137185A JP 5137185 A JP5137185 A JP 5137185A JP S61209243 A JPS61209243 A JP S61209243A
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- Japan
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- ethylene
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- parts
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- propylene
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
CI]産業上の利用分野
本発明は、射出成形や押出成形等により、成形品および
シート等として利用できる新規な耐傷付き性改良ポリオ
レフィンエラストマー組成物に関する。更に詳しくは、
エチレン−プロピレン共重合ゴムおよび/またはエチレ
ン−ブテン共1合体およびポリオレフィン樹脂からなる
組成物にポリオルガノシロキサンを添加することを特徴
とする、耐傷付き性改良ポリオレフィンエラストマー組
成物ニjllするものである。
シート等として利用できる新規な耐傷付き性改良ポリオ
レフィンエラストマー組成物に関する。更に詳しくは、
エチレン−プロピレン共重合ゴムおよび/またはエチレ
ン−ブテン共1合体およびポリオレフィン樹脂からなる
組成物にポリオルガノシロキサンを添加することを特徴
とする、耐傷付き性改良ポリオレフィンエラストマー組
成物ニjllするものである。
CI[]従来の技術
ポリオレフィン樹脂にエラストマーを配合してなるポリ
オレフィンエラストマー組成物は、加硫工程を必要とせ
ず、熱可塑性樹脂と同様な成形加工性を有し、かつその
成形品は衝撃強度が優れていることから自動車部品、家
電部品、電線被覆、履物、雑貨等の分野で今日広く利用
されている。しかし、ポリオレフィンエラストマー組成
物は、低剛性であるがために、耐傷付き性に劣り、使用
時は勿論成形品の梱包、輸送時等に成形品表面に傷が付
きやすく、商品価値を著しく低下させてしまうという欠
点を有している。そのため従来耐傷付き性を改良するた
めに種々の検討がなされできた。例えば、特定有機金属
化合物を無機フィラーと共Cζポリオレフィンに配合す
る方法(特開昭54−48250号公報)、硝子繊維と
雲母とを併用する方法(特開昭55−45715号公報
)、特定のタルクと特定の炭酸カルシニウムを併用する
方法(特公昭59−87015号公報)等が提案されて
いる。しかし、該方法は組成物の剛性が著しく増し、組
成物が本来有する柔軟性が損なわれ好ましくない。また
成形品表面にハードコート剤としてシラン系あるいは紫
外線硬化型塗料をコートする方法や成形品表面に金属を
真空蒸着する方法もあるが、これらの方法[1[)発明
が解決しようとする問題点かかる観点より、本発明者ら
はポリオレフィンエラストマー組成物に特殊な耐傷付き
性改良剤を配合し、ポリオレフィンエラストマー組成物
が本来有する物性を損なうことなく耐傷付き性が改良さ
れた組成物を得る方法について鋭意検討を行なった。
オレフィンエラストマー組成物は、加硫工程を必要とせ
ず、熱可塑性樹脂と同様な成形加工性を有し、かつその
成形品は衝撃強度が優れていることから自動車部品、家
電部品、電線被覆、履物、雑貨等の分野で今日広く利用
されている。しかし、ポリオレフィンエラストマー組成
物は、低剛性であるがために、耐傷付き性に劣り、使用
時は勿論成形品の梱包、輸送時等に成形品表面に傷が付
きやすく、商品価値を著しく低下させてしまうという欠
点を有している。そのため従来耐傷付き性を改良するた
めに種々の検討がなされできた。例えば、特定有機金属
化合物を無機フィラーと共Cζポリオレフィンに配合す
る方法(特開昭54−48250号公報)、硝子繊維と
雲母とを併用する方法(特開昭55−45715号公報
)、特定のタルクと特定の炭酸カルシニウムを併用する
方法(特公昭59−87015号公報)等が提案されて
いる。しかし、該方法は組成物の剛性が著しく増し、組
成物が本来有する柔軟性が損なわれ好ましくない。また
成形品表面にハードコート剤としてシラン系あるいは紫
外線硬化型塗料をコートする方法や成形品表面に金属を
真空蒸着する方法もあるが、これらの方法[1[)発明
が解決しようとする問題点かかる観点より、本発明者ら
はポリオレフィンエラストマー組成物に特殊な耐傷付き
性改良剤を配合し、ポリオレフィンエラストマー組成物
が本来有する物性を損なうことなく耐傷付き性が改良さ
れた組成物を得る方法について鋭意検討を行なった。
これにより、自動車部品、家電部品、電線被覆、履物、
雑貨等の分野において、巾広く使用できる画期的な材料
を得ることができる。
雑貨等の分野において、巾広く使用できる画期的な材料
を得ることができる。
(ff)発明の目的
本発明は上記従来の問題点を解消するものであり、ポリ
オレフィンエラストマー組成物単独の場合と同等の機械
的特性、耐熱性、耐寒性、耐油性、耐薬品性、耐水性、
成形加工性を維持し、耐傷付き性の優れた新規なポリオ
レフィンエラストマー組成物を得ることを目的とする。
オレフィンエラストマー組成物単独の場合と同等の機械
的特性、耐熱性、耐寒性、耐油性、耐薬品性、耐水性、
成形加工性を維持し、耐傷付き性の優れた新規なポリオ
レフィンエラストマー組成物を得ることを目的とする。
〔v〕発明の構成
本発明者らはエラストマー配合ポリオレフィン組成物の
物性を保持しながらしかも経済的にも有利な耐傷付き性
改良方法を見出すべく鋭意検討を行なった結果、ポリオ
レフィンエラストマー組成物100重食部に対し、28
℃で3〜80のウォーレス可塑度を有すポリオルガノシ
ロキサンを0.1〜5重量部添加することにより組成物
の物性を損なうことなく耐傷付き性の極めて良好なポリ
オレフィンエラストマー組成物を得ることを見出した。
物性を保持しながらしかも経済的にも有利な耐傷付き性
改良方法を見出すべく鋭意検討を行なった結果、ポリオ
レフィンエラストマー組成物100重食部に対し、28
℃で3〜80のウォーレス可塑度を有すポリオルガノシ
ロキサンを0.1〜5重量部添加することにより組成物
の物性を損なうことなく耐傷付き性の極めて良好なポリ
オレフィンエラストマー組成物を得ることを見出した。
即ち、本発明はエチレン−プロピレン共重合ゴムおよび
/またはエチレン−ブテン共重合オルガノシロキサン0
.1〜5重量部添加することを特徴とするポリオレフィ
ンエラストマー組成物に関する。本発明の最大の特徴は
、ポリオレフィンエラストマー組成物単独の場合と同等
の機械的特性、耐熱性、耐寒性等を維持しながら、耐傷
付き性を著しく改良した点であり、さらに傷付き性以外
に、加工性、表面平滑性および汚れ落ち性などの特性向
上もみられる画期的な耐傷付き性改良組成物であるとい
える。
/またはエチレン−ブテン共重合オルガノシロキサン0
.1〜5重量部添加することを特徴とするポリオレフィ
ンエラストマー組成物に関する。本発明の最大の特徴は
、ポリオレフィンエラストマー組成物単独の場合と同等
の機械的特性、耐熱性、耐寒性等を維持しながら、耐傷
付き性を著しく改良した点であり、さらに傷付き性以外
に、加工性、表面平滑性および汚れ落ち性などの特性向
上もみられる画期的な耐傷付き性改良組成物であるとい
える。
本発明に使用されるエチレン−プロピレン共重合ゴムは
、エチレン−プロピレンの二元共重合体およびエチレン
−プロピレン−非共役ジエン三元共重合体であり非共役
ジエンとしては、エチリデンノルボルネン、ジシクロペ
ンタジェンおよびその他からなり、ヨウ素価値としては
、0〜30の範囲のものが用いラレ、プロピレン含量が
20〜60重量%で100℃でのムーニー粘度が20〜
150好ましくは80〜100のものが用いられている
。また、エチレン−ブテン共重合体は、ブテン含量が5
〜60重量%で190℃、2.16に荷重でのメルトフ
ローインデックスが0.05〜5(1−710分のもの
が用いられる。
、エチレン−プロピレンの二元共重合体およびエチレン
−プロピレン−非共役ジエン三元共重合体であり非共役
ジエンとしては、エチリデンノルボルネン、ジシクロペ
ンタジェンおよびその他からなり、ヨウ素価値としては
、0〜30の範囲のものが用いラレ、プロピレン含量が
20〜60重量%で100℃でのムーニー粘度が20〜
150好ましくは80〜100のものが用いられている
。また、エチレン−ブテン共重合体は、ブテン含量が5
〜60重量%で190℃、2.16に荷重でのメルトフ
ローインデックスが0.05〜5(1−710分のもの
が用いられる。
本発明に用いられるポリオレフィン樹脂としては、ポリ
プロピレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン
、およびそれらの共重合体力用いられる。ここでポリプ
ロピレンとは結晶性のポリプロピレンでありプロピレン
のホモポリマーのほかに、プロピレンとエチレン又はプ
ロピレンと炭素数04〜Cxzのα−オレフィンとのブ
ロックまたはランダム共重合体等が挙げられる。好まし
くは、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピ
レン−エチレンブロック共重合体が用いられる。
プロピレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン
、およびそれらの共重合体力用いられる。ここでポリプ
ロピレンとは結晶性のポリプロピレンでありプロピレン
のホモポリマーのほかに、プロピレンとエチレン又はプ
ロピレンと炭素数04〜Cxzのα−オレフィンとのブ
ロックまたはランダム共重合体等が挙げられる。好まし
くは、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピ
レン−エチレンブロック共重合体が用いられる。
本発明におけるポリオレフィンエラストマー組成物は、
エチレン−プロピレン共重合ゴムおよび/またはエチレ
ン−ブテン共重合体80〜40重量部配合し、ポリオレ
フィン樹脂は20〜60重量部配合する。エチレン−プ
ロピレン共重合ゴムとエチレン−ブテン共重合体の配合
比は特に規定せず目的の物性に応じて適当な配分比率を
選択することが出来る。
エチレン−プロピレン共重合ゴムおよび/またはエチレ
ン−ブテン共重合体80〜40重量部配合し、ポリオレ
フィン樹脂は20〜60重量部配合する。エチレン−プ
ロピレン共重合ゴムとエチレン−ブテン共重合体の配合
比は特に規定せず目的の物性に応じて適当な配分比率を
選択することが出来る。
本発明に用いられるポリオルガノシロキサンとし又は、
28℃で3〜80のウォーレス可塑度を有し好ましく5
〜70の可塑度を有するガム状の形態を有するものであ
る。これらのガムは本質的にジオルガノシロキサン単位
からなり、約2の有機基/硅素原子の比を有する。有機
基は、例えばジメチルシロキサン単位、メチルフェニル
シロキサン単位、ジフェニルシロキサン単位、メチルビ
ニルシロキサン単位、メチルアリルシロキサン単位およ
(1フ工ニルビニルシロキサン単位の如キシオルガノシ
aキサン単位として存在するメチル、フェニル、ビニル
およびアリルから遍ハれろ。存在する他のシロキサン単
位のいずれもがジオルガノシロキサン単位と同じ有機単
位を含有する。本発明のためのこのポリオルオルガノシ
ロキサン単位を有する。上記限界ノシロキサンのウォー
レス可塑度が8以下のものは成形品表面にブリード現象
がみられ劣った性能を与える。また、可塑度80以上の
ものは分散不良を生じ、衝撃強度が低下し好ましくない
。ポリオルガノシロキサンの配合量は、エチレン−プロ
ピレン共重合ゴムおよび/またはエチレン−ブテン共重
合体およびポリオレフィン樹脂100重量部に対して0
.1〜5重量部、好ましくは0.5〜8重量部である。
28℃で3〜80のウォーレス可塑度を有し好ましく5
〜70の可塑度を有するガム状の形態を有するものであ
る。これらのガムは本質的にジオルガノシロキサン単位
からなり、約2の有機基/硅素原子の比を有する。有機
基は、例えばジメチルシロキサン単位、メチルフェニル
シロキサン単位、ジフェニルシロキサン単位、メチルビ
ニルシロキサン単位、メチルアリルシロキサン単位およ
(1フ工ニルビニルシロキサン単位の如キシオルガノシ
aキサン単位として存在するメチル、フェニル、ビニル
およびアリルから遍ハれろ。存在する他のシロキサン単
位のいずれもがジオルガノシロキサン単位と同じ有機単
位を含有する。本発明のためのこのポリオルオルガノシ
ロキサン単位を有する。上記限界ノシロキサンのウォー
レス可塑度が8以下のものは成形品表面にブリード現象
がみられ劣った性能を与える。また、可塑度80以上の
ものは分散不良を生じ、衝撃強度が低下し好ましくない
。ポリオルガノシロキサンの配合量は、エチレン−プロ
ピレン共重合ゴムおよび/またはエチレン−ブテン共重
合体およびポリオレフィン樹脂100重量部に対して0
.1〜5重量部、好ましくは0.5〜8重量部である。
0.1重量部以下では耐傷付き性改良効巣はみられず、
5重量部以上ではコスト高になる許りでな(効果は頭打
ちとなり、逆に組成物の物性、特に耐衝撃性の低下がみ
られることから好ましくない。なお、本発明の組成物に
対しては、紫外線吸収剤、酸化防止剤、銅害防止剤、帯
電防止剤、着色剤、可塑剤、分散剤、架橋剤、架橋助剤
、発泡剤などを適宜添加することができる。
5重量部以上ではコスト高になる許りでな(効果は頭打
ちとなり、逆に組成物の物性、特に耐衝撃性の低下がみ
られることから好ましくない。なお、本発明の組成物に
対しては、紫外線吸収剤、酸化防止剤、銅害防止剤、帯
電防止剤、着色剤、可塑剤、分散剤、架橋剤、架橋助剤
、発泡剤などを適宜添加することができる。
本発明のポリオレフィンエラストマー組成物は、以上述
べた各成分を一般にゴム用に使用されているバンバリー
ミキサ−、ニーダ−、インターミキサー、二本ロールな
どの混合機を使用して混練することにより容易に得られ
る。
べた各成分を一般にゴム用に使用されているバンバリー
ミキサ−、ニーダ−、インターミキサー、二本ロールな
どの混合機を使用して混練することにより容易に得られ
る。
上記のようにして製造されたポリオレフィンエラストマ
ー組成物は加圧成形、押出成形、射出成形、カレンダー
成形など通常の方法によって成形され、製品とすること
ができる。
ー組成物は加圧成形、押出成形、射出成形、カレンダー
成形など通常の方法によって成形され、製品とすること
ができる。
(VI〕実施例
以下に本発明を実施例によって説明するが、これらは単
なる例示であり本発明はこれによって限定されるもので
はない。なお実施例中のテーパー摩耗試験はム8TM
D1044、曲げ試験はA8TM D79G、アイゾツ
トインパクトはJI8 K711Gに従って実施した
。
なる例示であり本発明はこれによって限定されるもので
はない。なお実施例中のテーパー摩耗試験はム8TM
D1044、曲げ試験はA8TM D79G、アイゾツ
トインパクトはJI8 K711Gに従って実施した
。
コイン傷付き試験は、100円硬貨に1000(7)の
荷重をかけ、成形品表面を擦り傷の付き具合を目視で次
のように判定した。
荷重をかけ、成形品表面を擦り傷の付き具合を目視で次
のように判定した。
判定 目視結果
ム 傷跡が全く認められない
B 傷跡が殆んど認められない
C傷跡が若干認められる
D 傷跡が認められる
E 傷跡が強く認められる
尚、ウオーレンス可塑度は、ウォーレンス可塑度計(ウ
オーレンス高速可塑度計、■平泉洋行製)を使用し、次
の方法により測定した。
オーレンス高速可塑度計、■平泉洋行製)を使用し、次
の方法により測定した。
即ち、ウオーレンス高速可塑度計を用い、圧縮板14腸
φを使用し28℃で測定した。
φを使用し28℃で測定した。
先ず、試料約0.6F−(15X 15X8m1B)を
圧縮板間に挾み、15秒間で正確に1slB厚みになる
ように強制圧縮し、その後測定荷重10Kfを15秒間
加え、その15秒後の試験片の最終厚みをダイヤルゲー
ジより読み取って可塑度とした。
圧縮板間に挾み、15秒間で正確に1slB厚みになる
ように強制圧縮し、その後測定荷重10Kfを15秒間
加え、その15秒後の試験片の最終厚みをダイヤルゲー
ジより読み取って可塑度とした。
実施例1
190℃でのメルトフローインデックス4、 O?/1
0分、ブテン含j125重量%のエチレン−ブテン共重
合体(EBR−1とする)60.1量部、メルトフロー
インデックス25PlLO分 、エチレン含IIk8.
0重量%のプロピレン−エチレンランダム共fi合体(
PP−1とする)40重量部及び上記組成物100重量
部に対しジメチルシロキサン単位98モル%およびメチ
ルビニルシロキサン単位2モル%を含有し、ウォーレス
可塑度12を有するポリメチルビニルシロキサン(P8
i−1とする)8.0重量部、更に酸化防止剤イルガノ
ックス101G (チバガイギー社製)0,1重量部、
紫外線吸収剤0.1重量部をバンバリーミキサ−で19
0℃で10分間溶融混練した。混線後単軸押出し機にて
ペレット化した。
0分、ブテン含j125重量%のエチレン−ブテン共重
合体(EBR−1とする)60.1量部、メルトフロー
インデックス25PlLO分 、エチレン含IIk8.
0重量%のプロピレン−エチレンランダム共fi合体(
PP−1とする)40重量部及び上記組成物100重量
部に対しジメチルシロキサン単位98モル%およびメチ
ルビニルシロキサン単位2モル%を含有し、ウォーレス
可塑度12を有するポリメチルビニルシロキサン(P8
i−1とする)8.0重量部、更に酸化防止剤イルガノ
ックス101G (チバガイギー社製)0,1重量部、
紫外線吸収剤0.1重量部をバンバリーミキサ−で19
0℃で10分間溶融混練した。混線後単軸押出し機にて
ペレット化した。
得られた組成物の成形は射出成形機(ネスクール、住友
重機製18オンス)を使用して、樹脂温度220℃、ス
クリュー回転数85rpm、射出圧力600 K4/a
m2、背圧50 Vcm”、射出サイクル(射出/冷却
)=15780秒、フローコントロールバルブ114度
x o o96、金型温度50℃なる条件で100X4
00X8tの平板を成形した。
重機製18オンス)を使用して、樹脂温度220℃、ス
クリュー回転数85rpm、射出圧力600 K4/a
m2、背圧50 Vcm”、射出サイクル(射出/冷却
)=15780秒、フローコントロールバルブ114度
x o o96、金型温度50℃なる条件で100X4
00X8tの平板を成形した。
そして該成形品につきコイン傷付き試験、テーパー摩耗
試験、曲げ試験およびアイゾツト衝撃試験を行なった。
試験、曲げ試験およびアイゾツト衝撃試験を行なった。
物性試験結果を第1表に示す。
実施例2
実m例iにおいてポリメチルビニルシロキサン P8i
−1の配合量を1−0!ffi部とじた以外は実施例1
の操作を繰り返した。配合処方および物性試験結果を第
1表に示す。
−1の配合量を1−0!ffi部とじた以外は実施例1
の操作を繰り返した。配合処方および物性試験結果を第
1表に示す。
実施例8
実施例1においてポリメチルビニルシロキサン F8i
−1の配合量を0.5重量部とした以外は実施例の操作
を繰り返した。配合処方および物性試験結果を第1表に
示す。
−1の配合量を0.5重量部とした以外は実施例の操作
を繰り返した。配合処方および物性試験結果を第1表に
示す。
実施例4
実施例1においてポリプロピレンPP−1の代わりにメ
ルトフローインデックスが25PlLO分、エチレン含
量が8.0重量%、プロピレンとエチレン共重合部のエ
チレン含量が45重量%で該共重合部の185℃テトラ
リン溶液での極限粘度が5.5 (dll? ) で
あるプロピレン−エチレンブロック共重合体(PP−2
とする)を用いた以外は実施例1の操作を繰り返した。
ルトフローインデックスが25PlLO分、エチレン含
量が8.0重量%、プロピレンとエチレン共重合部のエ
チレン含量が45重量%で該共重合部の185℃テトラ
リン溶液での極限粘度が5.5 (dll? ) で
あるプロピレン−エチレンブロック共重合体(PP−2
とする)を用いた以外は実施例1の操作を繰り返した。
配合処方および物性試験結果を第1表に示す。
実施例5
実施例1においてエチレン−ブテン共重合体EBB−1
の代わりにプロピレン含量25重量%、121℃でのム
ーニー粘度が14のエチレン−プロピレン共重合ゴム(
EPR−1とする)を用いた以外は実施例1の操作を繰
り返した。配合処方および物性試験結果を第1表に示す
。
の代わりにプロピレン含量25重量%、121℃でのム
ーニー粘度が14のエチレン−プロピレン共重合ゴム(
EPR−1とする)を用いた以外は実施例1の操作を繰
り返した。配合処方および物性試験結果を第1表に示す
。
実施例6
実施例1においてEBB−150重量部、EPR−11
0重量部とした以外は実施例゛1の操作を繰り返した。
0重量部とした以外は実施例゛1の操作を繰り返した。
配合処方および物性試験結果を第1表薔ζ示す。
比較例1
実施例1において、 rsi−1を無添加とした以外は
実施例1の操作を繰り返した。配合処方および物性試験
結果を第1表に示す。
実施例1の操作を繰り返した。配合処方および物性試験
結果を第1表に示す。
比較例2及び8
実施例1において P8i−1を0.05および10重
量部配合した以外は実施例1の操作を繰り返した。配合
処方および物性試験結果を第1表に示す。
量部配合した以外は実施例1の操作を繰り返した。配合
処方および物性試験結果を第1表に示す。
比較例4
実施例1においてポリメチルビニルシロキサン P8i
−1の代わり一ζウォーレス可塑度2を有するポリメチ
ルビニルシロキサンP8i−2を用いた以外は実施例1
の操作を繰り返した。配合処方および物性試験結果を第
1表に示す。
−1の代わり一ζウォーレス可塑度2を有するポリメチ
ルビニルシロキサンP8i−2を用いた以外は実施例1
の操作を繰り返した。配合処方および物性試験結果を第
1表に示す。
比較例5
実施例1においてポリメチルビニルシロキサン P8i
−1の代わりに、ウォーレス可塑度85fir有するポ
リメチルビニルシロキサンP8i−8を用いた以外は実
施例1の操作を繰り返した。
−1の代わりに、ウォーレス可塑度85fir有するポ
リメチルビニルシロキサンP8i−8を用いた以外は実
施例1の操作を繰り返した。
配合処方および物性試験結果を第1表に示す。
〔■〕発明の効果
本発明により得られる耐傷付き性改良ポリオレフィンエ
ラストマー組成物はベースポリマー組成物の機械的特性
、耐熱性、耐寒性、耐油性、耐薬品性、耐水性、成形加
工性を維持しながら、耐傷付き性および耐摩耗性を著し
く改良した画期的な組成物である。
ラストマー組成物はベースポリマー組成物の機械的特性
、耐熱性、耐寒性、耐油性、耐薬品性、耐水性、成形加
工性を維持しながら、耐傷付き性および耐摩耗性を著し
く改良した画期的な組成物である。
そして、本発明により提供される新規なポリオレフィン
エラストマー組成物は通常熱可塑性樹脂に用いられてい
る成形加工法、たとえば射出成形、押出し成形等の成形
加工法により容易に成形品、シートなどに加工され、そ
の成形品は極めて優れた耐傷付き性を有する。
エラストマー組成物は通常熱可塑性樹脂に用いられてい
る成形加工法、たとえば射出成形、押出し成形等の成形
加工法により容易に成形品、シートなどに加工され、そ
の成形品は極めて優れた耐傷付き性を有する。
Claims (1)
- エチレン−プロピレン共重合ゴムおよび/またはエチレ
ン−ブテン共重合体80〜40重量部、ポリオレフィン
樹脂20〜60重量部からなる組成物に、該組成物10
0重量部に対し23℃で3〜80のウォーレス可塑度を
有すポリオルガノシロキサンを0.1〜5重量部添加し
てなることを特徴とする耐傷付き性改良ポリオレフィン
エラストマー組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051371A JPH0643532B2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 耐傷付き性改良ポリオレフインエラストマ−組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051371A JPH0643532B2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 耐傷付き性改良ポリオレフインエラストマ−組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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-
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