JPS61208686A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光デイスクカートリッジ、磁気ディスクカー
トリッジ、磁気−光デイスクカートリッジ等のディスク
カートリッジに関するものである。

〔従来の技術〕

光ディスク等のディスク状に形成した記録媒体としての
ディスクは、通常ディスクカートリッジに収納させた、
所謂ディスクカートリッジの状態で取扱われるようにな
っている。そして、前述のディスクカートリッジとして
は、カートリッジからディスクを取り出さず、そのまま
記録再生装！に装着する方式のものと、記録再生装置へ
の、、装着時にディスク、をカートリッジから取り出、
す、内式のものが、従来から使用されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

４ところが、前述した従来技術のディスクカートリッジ
のうち、ディスクをカートリッジに収納９・たままの状
態で記録再生装置に装着するものにあっては、該カート
リッジに再生や記録黒のヘッドを挿入するためる開口部
や、回転軸を挿通させるための六環記録再生装置へのア
クセス閉開口部を開設する必要があり、この開口部を介
して塵埃等が侵入してディスクに付着することにより、
その記録再生特性を低下させる欠点がある。そして、こ
の塵埃等の侵入を防ぐために前述の開口部を開閉するシ
ャッタを設ける構成としたものも知られているが、シャ
ッタの隙間等を介して外部塵埃が侵入するのを完全に防
止することができなかった。

一方、カートリッジからディスクを取り出して記録再生
装置に装着するようにしたものとして、該記録再生装置
外でディスクを取り出すようにしたものがあるが、かか
る方式ではディスク取出し時に塵埃等が付着するおそれ
があるだけでなく、その出入れを行なう際や記録再生装
置への装着時等において記録面等の損傷を生じさせる不
都合があった。また、記録再生装置内で取り出す方式も
あるが、この場合もディスクの出入れ時に他の物体と衝
突する等によって損傷を発生させるおそれがあった。

本発明は畝上の点に鑑みてなされたもので、収納時にお
いてはディスクを密閉状態に保持し、また記録再生装置
への装着時には、そのアクセス用に必要な部分だけを開
口することにより、ディスクに塵埃が付着したり、損傷
したりするのを実質的に防止し得るようにしたディスク
カートリッジを提供することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段〕 前述の目的を達成するために、本発明に係るディスクカ
ートリッジは、記録媒体用ディスクを収納する収納ケー
スを、中央部において分離可能な一対のケース部材を印
籠嵌合させて形成することによって、該収納ケースを前
記両ケース部材が嵌合してめの内部が密閉された収納位
置と、該各ケース部材が相互に離間して前記ディスクへ
の記録再生装置による記録再生ヘッドの挿入部及び回転
軸挿通孔を開放したアクセス位置との間に変位可能に構
成すると共に、前記収納ケース内に前記ディスクを設置
するディスク受け台を収納し、該ディスク受け台と前記
各ケース部材との間に前記収納ケースを前記収納位置と
アクセス位置との間に変位可能に係合する保合部材によ
り連係する構成としたことをその特徴とするものである
。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述する。

まず、第１図ないし第３図は本発明の第１の実施例を示
すもので、記録媒体用ディスク１を収納する収納ケース
２は一対のケース部片２ａ、２ｂからなり、これらケー
ス部片２ａ、２ｂはそれぞれ収納ケース２の左右の各半
分を構成している。そして、ケース部片２ａ、２ｂはそ
れぞれ上蓋部分と下蓋部分とを接着することにより構成
され、これらを印籠嵌合させることによって、収納ケー
ス２の内部にはディスク１を収納する収納部３が形成さ
れるようになっている。

次に、収納部３内にはディスク受け台４が取付けられて
おり、該ディスク受け台４にはディスク１の厚みより深
くなったディスク１の載置用の凹部５が形成されている
。該凹部５はその外周側に段部５ａとなっており、該凹
部５内にディスク１が設置されたときに、該ディスク１
の外周縁部のみが段部５ａに当接せしめられるようにな
っている。また、ディスク受け台４には記録再生装置の
ディスク１へのアクセス、即ち、該ディスク１への回転
軸の挿入や再生あるいは／および記録ヘッドの挿入を可
能とするアクセス用の開口部６が切設されており、゛該
開口部６は凹部５に切込むようになっている。

このようにして、ケース部片２ａ、２ｂを嵌合させた状
態に保持すると、第１図に示した如（、収納部３は密閉
状態となった収納位置となり、またケース部片２ａ、２
ｂを相互に離間する方向に変位すると、第３図に示した
ように、ディスク受け台４の開口部６が開放されて、記
録再生装置のディスクｌへのアクセスが可能となったア
クセス位置となる。そして、ケース部片２ａ、２ｂによ
る収納ケース２の収納位置とアクセス位置との間におけ
る変位が可能で、しかもケース部片２ａ、２ｂが相互に
分離することがないように係合させる係合部材がケース
部片２ａ、２ｂとディスク受け台４との間に設けられて
いる。即ち、ディスク受け台４にはその各角隅部にケー
ス部片２ａ、２ｂの変位方向に長い摺動溝７が穿設され
ており、またケース部片２ａ、２ｂ内壁には該各摺動溝
７に嵌合する係合ピン８が形設されており、ケース部片
２ａ、２ｂが収納位置とアクセス位置との間に変位する
ときに、係合ビン８は摺動溝７の一側端部から他側端部
にまで摺動上しめられることになる。

なお、図中９は各ケース部片２ａ、２ｂの内端壁に取付
けたディスク受け台４をその収納位置において位置決め
するばね部材、ｌＯは収納位置においてディスク１の外
周面を段部５ａに押圧させるためにケース部片２ａ、２
ｂに突設した突起である。

本実施例は前述の構成を有するもので、常時に第１図に
示したように、ケース部片２ａ、２ｂ間を嵌合状態に保
持することによって、その収納部３を密閉して塵埃等が
侵入しないようにして、ディスク１の保護が図られる。

そして、ケース部片２ａ。

２ｂの嵌合は可能嵌合によるものであるから、収納ケー
ス２の内面及び外面は全体として平坦になっている。

次に、ディスクカートリッジを記録再生装置に装着する
に際しては、ケース部片２ａ、２ｂを相互に離間する方
向に引張り力を加えることによりそれらを第３図に示し
たアクセス位置に変位させる。

そして、このケース部片２ａ、２ｂの変位はそれらの内
壁に形設した係合ビン８が摺動溝７に沿って案内される
から、それらを円滑かつ確実にアクセス位置に変位する
。このとき、当該アクセス位置においてはディスク受け
台４に切設した開口部６がケース部片２ａ、２ｂ間の部
位において開放されることになるから、記録再生装置に
よるディスク１へのアクセス、即ち再生や記録ヘッドの
挿入や回転軸の挿通が可能となる。ここで収納ケース２
　　゛のアクセス位置への変位は、マニュアル操作によ
り記録再生装置への装着前に行なうこともできるが、記
録再生装置内に装着した後にこの装置の内部で自動的に
行なうようにすることが、ディスク１の保護の観点から
好ましい。このために、例えばケース部片２ａ、２ｂの
外面に記録再生装置に内装したケース部片２ａ、２ｂを
変位させるためのアクチュエータと係合する突片１１．
１１　（第３図参照）を設ければよい、そして、このよ
うにしてディスクカートリッジが記録再生装置に装着さ
れると、突起１０によるディスク１の押圧が解除される
ことになるから、ディスクｌはディスク受け台４及びケ
ース部片２ａ、２ｂとは非接触状態とすることができる
ようになり、回転軸により自由に回転させることができ
るようになる。

さらに、ディスクカートリッジを記録再生装置から脱着
させたときには、自動的またはマニュアル操作により、
その収納ケース２が収納位置に変位せしめられるように
するのは勿論である。

次に、第４図及び第５図は本発明の第２の実施例を示す
もので、前述した第１の実施例においては片面のみに記
録面を有するディスクｌに代えて両面に記録面を有する
ディスク２１を収納するディスクカートリッジが示され
ている。

而して、収納ケース２２を構成するケース部片２２ａ。

２２ｂには嵌合状態においてその内部に収納部２３が形
成されると共に、その側壁部近傍が挟挿となって挟持部
２３ａが形成される。そして、収納部２３内にはディス
ク２１と共に、その両側面にディスク受け台２４．２４
が重量せしめられている。該各ディスク受け台２４は図
示はしないが、前述した第１の実施例におけるとディス
ク受け台４と同様にアクセス用の開口部及びケース部片
２２ａ、２２ｂの内壁に形設した保合ピンを挿嵌させる
摺動溝が設けられている。さらに、ディスク受け台２４
．２４間にはこれらを相互に離間した状態に保持するば
ね部材２５が介装されて、該ばね２５の作用により、第
５図に示したアクセス位置にあるときには、ディスク２
１の自由回転が可能となり、第４図に示した収納位置に
おいては、ディスク受け台２４．２４の周縁部が挾持部
２３ａにより挾持されて、その位置決めが行なわれるよ
うになっている。

前述のように構成すれば、ディスクカートリッジを記録
再生装置に装着することにより、ディスク２１のいずれ
の記録面もアクセスできるようになる。

〔発明の効果〕

以上詳述した如く、本発明に係るディスクカートリッジ
は、ディスク収納用の収納ケースを収納位置とアクセス
位置との間に変位可能な一対のケース部材で構成したか
ら、その不使用時においては収納ケースを収納位置に保
持することによってそのディスク収納部を密閉状態に保
持して、塵埃等の侵入や損傷の発生を確実に防止し、記
録再生装置への装置時にはアクセス位置に変位させるこ
と←より必要最小限度のみの開口を行なわせることがで
き、その操作時におけるディスクの損傷を確実に防止す
ることができる。

第１図は上蓋部分を除き、ディスクを一点鎖線で示した
ディスクカートリッジの構成説明図、第２図は第１図の
■−■の位置におけるディスクカートリッジの断面図、
第３図は異なる作動状態を示す第１図と同様の説明図、
第４図及び第５図は本発明の第２の実施例を示すそれぞ
れ異なる作動状態における断面図である。

１．２１−・・ディスク、２．２２・・・収納ケース、
２ａ＋２　ｂ、　２２ａ、　２２ｂ−・・ケース部片、
３．２３・・・収納部、４゜２４・・・ディスク受け台
、７・・・摺動溝、８・・・係合ピン。

し量、・；、　” 第１図 １：ディスク ２：ｑ５！納ケース ２ｏ、２ｂ：　ケース＃ｐ汚 Ｊ：１ｌＳＩ納卸 ４　：　ｆ＜２７１１７！ ？：慴動溝 θ　：孫＆Ｉ：’＞ 第２図 第３図 ２ｂ　　　５　　　４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体ディスクを収納する収納ケースを、中央部にお
   いて分離可能な一対のケース部材を印籠嵌合させること
   により形成し、該収納ケースを、前記両ケース部材が嵌
   合することにより前記収納ケース内部が密閉した収納位
   置と、該各ケース部材が相互に離間して前記ディスクへ
   の記録再生装置における再生あるいは／および記録ヘッ
   ドの挿入部及び回転軸挿通孔を開放したアクセス位置と
   の間に変位可能に構成すると共に、前記収納ケース内に
   前記ディスクを設置するディスク受け台を収納し、該デ
   ィスク受け台と前記各ケース部材との間に前記収納ケー
   スを前記収納位置とアクセス位置との間に変位可能に係
   合する係合部によつて連係する構成としたことを特徴と
   するディスクカートリッジ。