JPS6120848A - 潤滑油の劣化度判定装置 - Google Patents
潤滑油の劣化度判定装置Info
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- JPS6120848A JPS6120848A JP14317084A JP14317084A JPS6120848A JP S6120848 A JPS6120848 A JP S6120848A JP 14317084 A JP14317084 A JP 14317084A JP 14317084 A JP14317084 A JP 14317084A JP S6120848 A JPS6120848 A JP S6120848A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/06—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a liquid
-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば自動車エンジン等１こ用いられる潤滑
油の劣化度を判定する装置に関する。
油の劣化度を判定する装置に関する。
自動車エンジンに使用される潤滑油は品質、寿命の点で
著しい進歩が見られ、オイルの交換周期は大きく延長さ
れるようになつ１こ。しかしながら、オイルの交換周期
の実態はバラツキが大きく、交換周期の決定根拠は永年
の経験又は一部性状分析結果ニよって決める場合が大半
を占めている。
著しい進歩が見られ、オイルの交換周期は大きく延長さ
れるようになつ１こ。しかしながら、オイルの交換周期
の実態はバラツキが大きく、交換周期の決定根拠は永年
の経験又は一部性状分析結果ニよって決める場合が大半
を占めている。
ところで、エンジンオイルは原油から精製されたベース
オイル（基油）に各種の添加剤、例えば酸化防止剤、極
圧剤、清浄分散剤等を配合して然るべき性能のものに作
り上げられている。このエンジンオイルの劣化の度合を
定量的に判定するため従来より種々の方法が試みられて
いる。その代表的なものとして（１）電気抵抗測定法、
（２）比誘電率測定法、（３）全酸価測定法、（４）赤
外線吸収測定法等がある。
オイル（基油）に各種の添加剤、例えば酸化防止剤、極
圧剤、清浄分散剤等を配合して然るべき性能のものに作
り上げられている。このエンジンオイルの劣化の度合を
定量的に判定するため従来より種々の方法が試みられて
いる。その代表的なものとして（１）電気抵抗測定法、
（２）比誘電率測定法、（３）全酸価測定法、（４）赤
外線吸収測定法等がある。
しかし、上記＋１１の方法は、劣化と電気抵抗との間に
直接的な相関関係がなく、必らずしも適当ではない。又
（２１の方法はエンジンオイル中の水分の影響が大きく
、正確度に欠ける。そして、（３）の方法は滴定試薬が
必要であるほか、連続測定が行なえない。更に、（４）
の方法は気泡による影響が大きいほか、測定装置が大が
かりとなる。
直接的な相関関係がなく、必らずしも適当ではない。又
（２１の方法はエンジンオイル中の水分の影響が大きく
、正確度に欠ける。そして、（３）の方法は滴定試薬が
必要であるほか、連続測定が行なえない。更に、（４）
の方法は気泡による影響が大きいほか、測定装置が大が
かりとなる。
［発明の目的］
本発明は、上記従来技術の欠点を解消せんとするもので
、水分や気泡の影響を受けない、しかも試薬等の不要な
メンテナンス性に優れた正確度の高いエンジンオイル等
潤滑油の劣化度判定装置を提供することを目的とする。
、水分や気泡の影響を受けない、しかも試薬等の不要な
メンテナンス性に優れた正確度の高いエンジンオイル等
潤滑油の劣化度判定装置を提供することを目的とする。
［発明の構成］
本発明は、潤滑油を組成するベースオイルや添加剤の種
類及びその濃度によって潤滑油に交番電圧を印加したと
きの時間（使用時間）の経過に対する出力電流の特性が
異なることに着目してなされたもので、潤滑油の時間−
電流特性を予め把握（例えはＪＩＳ で定める試験方法
により）しておき、電流の経時的変化を連続的に観察し
、電流が一定値に達し１こときをその潤滑油に劣化が生
じ１こものとして判定するものである。
類及びその濃度によって潤滑油に交番電圧を印加したと
きの時間（使用時間）の経過に対する出力電流の特性が
異なることに着目してなされたもので、潤滑油の時間−
電流特性を予め把握（例えはＪＩＳ で定める試験方法
により）しておき、電流の経時的変化を連続的に観察し
、電流が一定値に達し１こときをその潤滑油に劣化が生
じ１こものとして判定するものである。
本発明に係る潤滑油の劣化度判定装置は潤滑油と接触す
る一対の電極と、前記電極に対して交番電圧を印加する
ことができる電圧源と、前記電圧を印加した原流れる電
流を測定する電流計とを備え、前記電流の変化に基づい
て前記潤滑油の劣化度を判定するようにしたことを特徴
としている。
る一対の電極と、前記電極に対して交番電圧を印加する
ことができる電圧源と、前記電圧を印加した原流れる電
流を測定する電流計とを備え、前記電流の変化に基づい
て前記潤滑油の劣化度を判定するようにしたことを特徴
としている。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図において、ｆｉ＋は測定の対象物である潤滑油（２
）を収容した油槽である。（３）は測定ブロックで、例
えば第２図に示すように、一端面（３ａ）にテフロン等
の絶縁スペーサ（４）を介して対向配置された１対の平
板状電極ｆｅ＋、 ｔｅｌと温度測定素子（７）とが設
けられている。前記電極（５１，（６１はチタン或いは
ステンレス等の金属より成る。そして、これら電極ｔｂ
１． ｉｅ１間の極間距離が小さいほど抵抗の影響を小
さくでき好都合である。
１図において、ｆｉ＋は測定の対象物である潤滑油（２
）を収容した油槽である。（３）は測定ブロックで、例
えば第２図に示すように、一端面（３ａ）にテフロン等
の絶縁スペーサ（４）を介して対向配置された１対の平
板状電極ｆｅ＋、 ｔｅｌと温度測定素子（７）とが設
けられている。前記電極（５１，（６１はチタン或いは
ステンレス等の金属より成る。そして、これら電極ｔｂ
１． ｉｅ１間の極間距離が小さいほど抵抗の影響を小
さくでき好都合である。
（８）は前記電極（５１，＋６１間に交番電圧を印加す
るための電圧源で、その周波数は０．０１ Ｈｚ〜１８
服で、好ましくは０．１〜１０庵である。（９）はスイ
ッチである。（ｌＯ）は電流計で、例えば電流増巾器よ
り成り、前記電圧源（８）にぼり電８ｉｉ（５１，＋６
１間に電圧を印加したとき流れる電流を検出し増巾する
ものである。
るための電圧源で、その周波数は０．０１ Ｈｚ〜１８
服で、好ましくは０．１〜１０庵である。（９）はスイ
ッチである。（ｌＯ）は電流計で、例えば電流増巾器よ
り成り、前記電圧源（８）にぼり電８ｉｉ（５１，＋６
１間に電圧を印加したとき流れる電流を検出し増巾する
ものである。
（川は前記電極＋５１． ＋６１付近の潤滑油（２）の
温度を測定する温度測定素子（７）からの信号を電気信
号に変換し、必要により増巾して出力する温度−電気信
号変換器である。（１匂は前記電流計（１０）及び温度
−電気信号変換器（１１）からの出力信号が入力される
演算処理部で： （＋３１は演算結果等を表示する表示
部である。
温度を測定する温度測定素子（７）からの信号を電気信
号に変換し、必要により増巾して出力する温度−電気信
号変換器である。（１匂は前記電流計（１０）及び温度
−電気信号変換器（１１）からの出力信号が入力される
演算処理部で： （＋３１は演算結果等を表示する表示
部である。
第３図は測定ブロック（３）の他の実施例を示すもを形
成する如く形成され、外筒（５）の表面には潤滑油の流
通する孔（６ａ）が設けられている。
成する如く形成され、外筒（５）の表面には潤滑油の流
通する孔（６ａ）が設けられている。
第４図は本発明者らが実験に用いｔコ潤滑油の時間−電
流特性の一例を示している。使用開始時（第４図中イ点
）から徐々に出力電流が低下しているが、これは潤滑油
中に含まれる酸化防止剤、極圧剤等の添加剤が消耗され
ているためと考えられる。電流極小点（同図口点）経過
後、出力電流は再び増加しているが、これは潤滑油中番
こカルボン酸基を含む物質が増加したためと考えられる
。
流特性の一例を示している。使用開始時（第４図中イ点
）から徐々に出力電流が低下しているが、これは潤滑油
中に含まれる酸化防止剤、極圧剤等の添加剤が消耗され
ているためと考えられる。電流極小点（同図口点）経過
後、出力電流は再び増加しているが、これは潤滑油中番
こカルボン酸基を含む物質が増加したためと考えられる
。
演算処理部側では前記電流極小点を検出させ、この極小
点からの上昇率又は使用開始時の値に対する相対値を設
定して右くことにより、潤滑油の点検、交換時期を知る
ことができる。
点からの上昇率又は使用開始時の値に対する相対値を設
定して右くことにより、潤滑油の点検、交換時期を知る
ことができる。
出力電流の測定に際し、電極（５）、（６）間に印加す
る電圧は交番電圧であるから一前記電極（５）、（６）
の極性が周期的に変わり、その結果各電極表面において
酸化反応、還元反応が交互に行なわれることになり、一
方向のみの反応が進行しないため、電極（５）、（６）
表面には電流検出の妨げとなる反応生成物が付着するこ
ともすく、従って長期間に亘って安定した検出感度を維
持できる。
る電圧は交番電圧であるから一前記電極（５）、（６）
の極性が周期的に変わり、その結果各電極表面において
酸化反応、還元反応が交互に行なわれることになり、一
方向のみの反応が進行しないため、電極（５）、（６）
表面には電流検出の妨げとなる反応生成物が付着するこ
ともすく、従って長期間に亘って安定した検出感度を維
持できる。
ま１コ、温度測定素子（７）によって電極（５＋、 ＋
６１付近の潤滑油の温度を測定して、その結果を演算処
理部θ匂に入力し、電流計（１０）からの出力電流に補
正を加えるようにすればより信頼性の高い測定を行うこ
とができる。
６１付近の潤滑油の温度を測定して、その結果を演算処
理部θ匂に入力し、電流計（１０）からの出力電流に補
正を加えるようにすればより信頼性の高い測定を行うこ
とができる。
なお、電圧源（８）による交番電圧は正弦波、三角波、
パルス波形等いずれであってもよい。
パルス波形等いずれであってもよい。
以上詳述したように、本発明によれば潤滑油中の水分や
気泡の影響を受け１こすすることなく正準に潤滑油の劣
化度を把握できる。しかも試薬を必要とせス、メンテナ
ンス性に優れているほか、潤滑油に対し一対の電極を接
触させ両電極間に交番電圧を印加したときの出力電流を
測定し、これに基づいて劣化度を判定するものであるか
ら、連続測定が可能であるととも番こ装置が小型である
から、特に自動車等に実装することが可能であるという
優れた効果を奏する。
気泡の影響を受け１こすすることなく正準に潤滑油の劣
化度を把握できる。しかも試薬を必要とせス、メンテナ
ンス性に優れているほか、潤滑油に対し一対の電極を接
触させ両電極間に交番電圧を印加したときの出力電流を
測定し、これに基づいて劣化度を判定するものであるか
ら、連続測定が可能であるととも番こ装置が小型である
から、特に自動車等に実装することが可能であるという
優れた効果を奏する。
第１図は本発明の潤滑油の劣化度判定装置の構成例を示
すブロック図、第２図、第３図は測定ブロックを示す斜
視図、第４図は潤滑油の時間−電流特性を表わす特性図
である。 （２）・・・潤滑油、＋５１． ＋６１・・・電極、（
８）・・・電圧源、（１０）・・・電流計。 ５．６ 電 ル ８ ・ 電〜圧源 第４図 イ史用峙開−
すブロック図、第２図、第３図は測定ブロックを示す斜
視図、第４図は潤滑油の時間−電流特性を表わす特性図
である。 （２）・・・潤滑油、＋５１． ＋６１・・・電極、（
８）・・・電圧源、（１０）・・・電流計。 ５．６ 電 ル ８ ・ 電〜圧源 第４図 イ史用峙開−
Claims (1)
- 潤滑油と接触する一対の電極と、前記電極に対して交番
電圧を印加することができる電圧源と、前記電圧を印加
した際流れる電流を測定する電流計とを備え、前記電流
の変化に基づいて前記潤滑油の劣化度を判定するように
してなる潤滑油の劣化度判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14317084A JPS6120848A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 潤滑油の劣化度判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14317084A JPS6120848A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 潤滑油の劣化度判定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6120848A true JPS6120848A (ja) | 1986-01-29 |
Family
ID=15332540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14317084A Pending JPS6120848A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 潤滑油の劣化度判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6120848A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5680242A (en) * | 1991-07-15 | 1997-10-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Scanning optical apparatus |
| GB2528376A (en) * | 2014-06-04 | 2016-01-20 | Infineum Int Ltd | Lubricant test method |
| JP2017219420A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | 株式会社豊田中央研究所 | オイル劣化検出装置 |
| JP6395243B1 (ja) * | 2018-04-20 | 2018-09-26 | 株式会社アタゴ | 油劣化検出装置及び油劣化検出装置のセンサカバー |
| WO2019151295A1 (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | センスプロ株式会社 | オイル状態判定システム、オイル状態判定方法、及び、オイル状態判定プログラム |
| WO2024095582A1 (ja) * | 2022-11-04 | 2024-05-10 | 出光興産株式会社 | 潤滑油異常検知システム、潤滑油異常検知装置、潤滑油異常検知方法、潤滑油異常検知プログラム、及び記録媒体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58144734A (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-29 | Nissan Motor Co Ltd | オイル劣化検知装置 |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP14317084A patent/JPS6120848A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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| US11802863B2 (en) | 2018-01-31 | 2023-10-31 | Nippon Pillar Packing Co., Ltd. | Oil condition determination system, oil condition determination method, and oil condition determination program |
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| WO2024095582A1 (ja) * | 2022-11-04 | 2024-05-10 | 出光興産株式会社 | 潤滑油異常検知システム、潤滑油異常検知装置、潤滑油異常検知方法、潤滑油異常検知プログラム、及び記録媒体 |
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